JPH05232228A - 距離測定装置 - Google Patents

距離測定装置

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JPH05232228A
JPH05232228A JP4072297A JP7229792A JPH05232228A JP H05232228 A JPH05232228 A JP H05232228A JP 4072297 A JP4072297 A JP 4072297A JP 7229792 A JP7229792 A JP 7229792A JP H05232228 A JPH05232228 A JP H05232228A
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JP4072297A
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Inventor
Hayato Kikuchi
隼人 菊池
Ryoichi Tsuchiya
良一 土屋
Masamitsu Sato
真実 佐藤
Yasuhiko Fujita
泰彦 藤田
Hisashi Yoshida
久 吉田
Yasunaga Kayama
泰永 加山
Masashi Miyata
正史 宮田
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Honda Motor Co Ltd
Nikon Corp
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Honda Motor Co Ltd
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つの光パルスを射出するだけで、距離が異
なる複数の測定対象物までの距離を測定できるようにす
る。 【構成】 時間測定回路T1、T2、・・・Tnは、発
光信号発生回路2からの光パルスを発生させるための発
光信号を受けて、それぞれ時間測定を開始する。受光素
子8は、n個の測定対象物によって反射された光パルス
をそれぞれ検出して光パルス検出信号を出力する。ゲー
ト装置12は、光パルス検出信号を、時間測定回路T
1、T2、・・・Tnのうち対応する時間測定回路への
み、時間測定終了信号として供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車載用レーザ測
距装置等の距離測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車載用レーザ測距装置は、パルス
状のレーザ光を測定対象物に向けて射出してから、測定
対象物からの第一の反射光パルスを検出するまでの時間
のみに基づいて最も近い測定対象物までの距離のみを測
定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の車載用レーザ測
距装置は、レーザ光を射出してから、最初に反射して戻
ってきた光しか検出できない。従って、最も近い測定対
象物までの距離しか測定できず、前方に複数の車両が存
在する場合、これらのすべての車両への距離を測定する
ことができなかった。
【0004】例えば、自車の前方に二輪車が存在し、そ
の二輪車の前方に大型バスが存在する場合、自社に対す
る障害物としては、二輪車と大型バスの双方が存在する
が、従来のレーザ測距装置では、二輪車までの距離しか
測定できず、大型バスを障害物として認識できないとい
う問題点があった。
【0005】本発明は、このような問題点を解決すべく
なされたものであり、1つの光パルスを射出するだけ
で、距離が異なる複数の測定対象物までの距離を測定で
きる距離測定装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の距離測定装置
は、n個(nは2以上の正の整数)の測定対象物までの
距離を測定する距離測定装置であって、光源(例えば、
実施例の半導体レーザ6)と、光源から光パルスを発生
させるための発光信号を出力する発光信号発生手段(例
えば、実施例の発光信号発生回路2)と、発光信号を受
けて、それぞれ時間測定を開始するn個の時間測定回路
(例えば、実施例の時間測定回路T1、T2、・・・T
n)と、n個の測定対象物によって反射された光パルス
をそれぞれ検出して光パルス検出信号を出力する光パル
ス検出手段(例えば、実施例の受光素子8)と、この光
パルス検出手段が出力する光パルス検出信号を、n個の
時間測定回路のうち対応する時間測定回路へのみ、時間
測定終了信号として供給するゲート手段(例えば、ゲー
ト装置12)と備えることを特徴とする。
【0007】上記ゲート手段が、n個のゲート回路(例
えば、実施例のゲート回路G1、G2、・・・Gn)を
有し、n個のゲート回路のうち1番目のゲート回路(例
えば、実施例の第1ゲート回路G1)は、発光信号を受
けると、信号通過可能状態となって、1番目の光パルス
検出信号を1番目の時間測定回路に供給し、それと同時
に、信号通過不可能状態となり、n個のゲート回路のう
ちi(iは、2以上n以下の正の整数)番目のゲート回
路(例えば、実施例の第2ゲート回路G2)は、(i−
1)番目の光パルス検出信号を受けると、信号通過可能
状態となって、i番目の光パルス検出信号をi番目の時
間測定回路に供給し、それと同時に、信号通過不可能状
態となることが好ましい。
【0008】
【作用】上記構成の本発明の距離測定装置においては、
n個の時間測定回路が、発光信号を受けて、それぞれ時
間測定を開始し、光パルス検出手段が、n個の測定対象
物によって反射された光パルスをそれぞれ検出して光パ
ルス検出信号を出力し、ゲート手段が、光パルス検出信
号を、n個の時間測定回路のうち対応する時間測定回路
へのみ、時間測定終了信号として供給する。従って、n
個の時間測定回路のそれぞれの時間測定値に基づいてn
個の測定対象物への距離を測定することができる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の距離測定装置すなわちレー
ザ測距装置の一実施例の構成を示す。発光信号発生回路
2は、発光信号100を、レーザダイオード(LD)ド
ライバ4に供給するとともに、第1対象物時間測定回路
T1、第2対象物時間測定回路T2、・・・第n対象物
時間測定回路Tnに供給する。
【0010】LDドライバ4は、発光信号100を受け
て、レーザダイオードからなる半導体レーザ6にドライ
ブ信号を出力し、半導体レーザ6から光パルスを射出さ
せる。この光パルスは、図示しない送光光学系を介し
て、測定対象物へ向けて送光される。一方、時間測定回
路T1、T2、・・・Tnは、発光信号100の立ち上
がりエッジを受けて、時間測定を開始する。
【0011】測定対象物に到達した光パルスは、測定対
象物に反射して、反射光パルスとして、図示しない受光
光学系を介して、受光素子8に到達する。測定対象物が
複数存在するときには、複数の反射光パルスが受光素子
8に到達する。受光素子8は、反射光パルスを電気信号
である光パルス検出信号に変換し、この光パルス検出信
号は、アンプ10によって増幅されて、ゲート装置12
に供給される。
【0012】ゲート装置12は、アンプ10から供給さ
れた光パルス検出信号を、n個の時間測定回路T1、T
2、・・・Tnのうち対応する時間測定回路へのみ、時
間測定終了信号として供給する。ゲート装置12は、n
個のゲート回路G1、G2、・・・Gnを有する。
【0013】1番目のゲート回路G1は、RSフリップ
フロップF1と、コンパレータC1とを含んで構成され
る。RSフリップフロップF1のセット入力端子には、
発光信号が供給される。RSフリップフロップF1のQ
出力端子は、コンパレータC1のイネーブル端子に接続
されている。コンパレータC1の反転入力端子には、ア
ンプ10からの光パルス検出信号が供給され、コンパレ
ータC1の非反転入力端子には、閾値電圧が供給され、
コンパレータC1の出力端子は、RSフリップフロップ
F1のリセット入力端子に接続されている。従って、R
SフリップフロップF1のセット入力端子に供給された
発光信号100の立ち上がりエッジによって、RSフリ
ップフロップF1がセットされ、その「H」レベルのQ
出力が、コンパレータC1のイネーブル端子に供給さ
れ、コンパレータC1が動作可能状態になる。この状態
で、コンパレータC1の反転入力端子に、アンプ10か
らの光パルス検出信号が供給されると、コンパレータC
1は、光パルス検出信号が閾値電圧より大きいときに、
矩形状のパルスを第1対象物時間測定回路T1に出力す
る。第1対象物時間測定回路T1は、このパルスの立ち
上がりエッジに応じて、時間測定を終了する。第1対象
物時間測定回路T1によって測定された時間は、測距値
演算装置20に供給される。測距値演算回路20は、こ
の時間に基づいて第1測定対象物までの距離を算出す
る。
【0014】一方、コンパレータC1から出力されたパ
ルスは、RSフリップフロップF1のリセット入力端子
に供給され、RSフリップフロップF1がリセットさ
れ、その「L」レベルのQ出力が、コンパレータC1の
イネーブル端子に供給され、コンパレータC1が動作不
可能状態になる。
【0015】要するに、1番目のゲート回路G1は、発
光信号発生回路2から発光信号100を受けると、信号
通過可能状態となって、受光素子8からアンプ10を介
して供給される1番目の光パルス検出信号(より正確に
は、光パルス検出信号に対応するコンパレータC1の出
力パルス)を1番目の時間測定回路T1に供給し、それ
と同時に、信号通過不可能状態となる。
【0016】2番目のゲート回路G2は、RSフリップ
フロップF2と、コンパレータC2とを含んで構成され
る。RSフリップフロップF2のセット入力端子には、
1番目のゲート回路G1のコンパレータC1からのパル
スが供給される。RSフリップフロップF2のQ出力端
子は、コンパレータC2のイネーブル端子に接続されて
いる。コンパレータC2の反転入力端子には、アンプ1
0からの光パルス検出信号が供給され、コンパレータC
2の非反転入力端子には、閾値電圧が供給され、コンパ
レータC2の出力端子は、RSフリップフロップF2の
リセット入力端子に接続されている。従って、RSフリ
ップフロップF2のセット入力端子に供給されたコンパ
レータC1からのパルスの立ち下がりエッジによって、
RSフリップフロップF2がセットされ、その「H」レ
ベルのQ出力が、コンパレータC2のイネーブル端子に
供給され、コンパレータC2が動作可能状態になる。こ
の状態で、コンパレータC2の反転入力端子に、アンプ
10からの光パルス検出信号が供給されると、コンパレ
ータC2は、光パルス検出信号が閾値電圧より大きいと
きに、矩形状のパルスを第2対象物時間測定回路T2に
出力する。第2対象物時間測定回路T2は、このパルス
の立ち上がりエッジに応じて、時間測定を終了する。第
2対象物時間測定回路T2によって測定された時間は、
測距値演算装置20に供給される。測距値演算回路20
は、この時間に基づいて第2測定対象物までの距離を算
出する。
【0017】一方、コンパレータC2から出力されたパ
ルスは、RSフリップフロップF2のリセット入力端子
に供給され、RSフリップフロップF2がリセットさ
れ、その「L」レベルのQ出力が、コンパレータC2の
イネーブル端子に供給され、コンパレータC2が動作不
可能状態になる。
【0018】要するに、2番目のゲート回路G2は、1
番目のゲート回路G1からの光パルス検出信号(より正
確には、光パルス検出信号に対応するコンパレータC1
の出力パルス)を受けると、信号通過可能状態となっ
て、受光素子8からアンプ10を介して供給される2番
目の光パルス検出信号(より正確には、光パルス検出信
号に対応するコンパレータC2の出力パルス)を2番目
の時間測定回路T2に供給し、それと同時に、信号通過
不可能状態となる。
【0019】一般に、i番目(iは、2以上n以下の正
の整数)のゲート回路Giは、RSフリップフロップF
iと、コンパレータCiとを含んで構成される。RSフ
リップフロップFiのセット入力端子には、(i−1)
番目のゲート回路G(i−1)のコンパレータC(i−
1)からのパルスが供給され、RSフリップフロップF
iのQ出力は、コンパレータCiのイネーブル端子に供
給され、コンパレータCiの反転入力端子には、アンプ
10からの光パルス検出信号が供給され、コンパレータ
Ciの非反転入力端子には、閾値電圧が供給され、コン
パレータCiの出力は、RSフリップフロップFiのリ
セット入力端子に供給される。従って、RSフリップフ
ロップFiのセット入力端子に供給されるコンパレータ
C(i−1)からのパルスの立ち下がりエッジに応じ
て、RSフリップフロップFiがセットされ、その
「H」レベルのQ出力が、コンパレータCiのイネーブ
ル端子に供給され、コンパレータCiが動作可能状態に
なる。この状態で、コンパレータCiの反転入力端子
に、アンプ10からの光パルス検出信号が供給される
と、コンパレータCiは、光パルス検出信号が閾値電圧
より大きいときに、矩形状のパルスを第i対象物時間測
定回路Tiに出力する。第i対象物時間測定回路Ti
は、このパルスの立ち上がりエッジに応じて、時間測定
を終了する。第i対象物時間測定回路Tiによって測定
された時間は、測距値演算装置20に供給される。測距
値演算回路20は、この時間に基づいて第i測定対象物
までの距離を算出する。
【0020】一方、コンパレータCiから出力されたパ
ルスは、RSフリップフロップFiのリセット入力端子
に供給され、RSフリップフロップFiがリセットさ
れ、その「L」レベルのQ出力が、コンパレータCiの
イネーブル端子に供給され、コンパレータCiが動作不
可能状態になる。
【0021】要するに、i番目のゲート回路Giは、
(i−1)番目のゲート回路G(i−1)からの光パル
ス検出信号(より正確には、光パルス検出信号に対応す
るコンパレータC(i−1)の出力パルス)を受ける
と、信号通過可能状態となって、受光素子8からアンプ
10を介して供給されるi番目の光パルス検出信号(よ
り正確には、光パルス検出信号に対応するコンパレータ
Ciの出力パルス)をi番目の時間測定回路Tiに供給
し、それと同時に、信号通過不可能状態となる。
【0022】図2は、図1の実施例の動作を示すタイミ
イングチャートである。以下、図2を参照して、図1の
実施例の動作を説明する。まず、 発光信号発生回路2
は、発光信号を、LDドライバ4に供給するとともに、
第1対象物時間測定回路T1、第2対象物時間測定回路
T3、・・・第n対象物時間測定回路Tnに供給する。
LDドライバ4は、発光信号100を受けて、半導体レ
ーザ6から光パルスを射出させる。この光パルスは、測
定対象物へ向けて送光される。一方、時間測定回路T
1、T2、・・・Tnは、発光信号100の立ち上がり
エッジに応じて、時間測定を開始する。
【0023】複数の測定対象物に到達した光パルスは、
これらの測定対象物に反射して、反射光パルスとして、
順次、受光素子8に到達する。受光素子8は、これらの
反射光パルスを電気信号である光パルス検出信号に変換
し、この光パルス検出信号は、アンプ10によって増幅
されて、ゲート装置12に供給される。
【0024】一方、1番目のゲート回路G1のRSフリ
ップフロップF1のセット入力端子に供給された発光信
号100の立ち上がりエッジによって、RSフリップフ
ロップF1がセットされ、その「H」レベルのQ出力
が、コンパレータC1のイネーブル端子に供給され、コ
ンパレータC1が動作可能状態になる。この状態で、コ
ンパレータC1の反転入力端子に、アンプ10からの1
番目の光パルス検出信号が供給されると、矩形状のパル
スを第1対象物時間測定回路T1に出力する。第1対象
物時間測定回路T1は、このパルスの立ち上がりエッジ
に応じて、時間測定を終了する。第1対象物時間測定回
路T1によって測定された時間は、測距値演算装置20
に供給され、測距値演算回路20は、この時間に基づい
て第1測定対象物までの距離を算出する。他方、コンパ
レータC1から出力されたパルスは、RSフリップフロ
ップF1のリセット入力端子に供給され、RSフリップ
フロップF1がリセットされ、その「L」レベルのQ出
力が、コンパレータC1のイネーブル端子に供給され、
コンパレータC1が動作不可能状態になる。
【0025】また、コンパレータC1から出力されたパ
ルスは、2番目のゲート回路G2のRSフリップフロッ
プF2のセット入力端子に供給され、このパルスの立ち
下がりエッジによって、RSフリップフロップF2がセ
ットされ、その「H」レベルのQ出力が、コンパレータ
C2のイネーブル端子に供給され、コンパレータC2が
動作可能状態になる。この状態で、コンパレータC2の
反転入力端子に、アンプ10からの2番目の光パルス検
出信号が供給されると、矩形状のパルスを第2対象物時
間測定回路T2に出力する。第2対象物時間測定回路T
2は、このパルスの立ち上がりエッジに応じて、時間測
定を終了する。第2対象物時間測定回路T2によって測
定された時間は、測距値演算装置20に供給され、測距
値演算回路20は、この時間に基づいて第2測定対象物
までの距離を算出する。他方、コンパレータC2から出
力されたパルスは、RSフリップフロップF2のリセッ
ト入力端子に供給され、RSフリップフロップF2がリ
セットされ、その「L」レベルのQ出力が、コンパレー
タC2のイネーブル端子に供給され、コンパレータC2
が動作不可能状態になる。
【0026】以下、(n−1)番目のゲート回路Gn−
1まで同様に動作し、n番目のゲート回路GnのRSフ
リップフロップFnのセット入力端子に供給されるコン
パレータC(n−1)からのパルスの立ち下がりエッジ
に応じて、RSフリップフロップFnがセットされ、そ
の「H」レベルのQ出力が、コンパレータCnのイネー
ブル端子に供給され、コンパレータCnが動作可能状態
になる。この状態で、コンパレータCiの反転入力端子
に、アンプ10からn番目の光パルス検出信号が供給さ
れると、コンパレータCnは、矩形状のパルスを第n対
象物時間測定回路Tnに出力する。第n対象物時間測定
回路Tnは、このパルスの立ち上がりエッジに応じて、
時間測定を終了する。第n対象物時間測定回路Tnによ
って測定された時間は、測距値演算装置20に供給され
る。測距値演算回路20は、この時間に基づいて第n測
定対象物までの距離を算出する。他方、コンパレータC
nから出力されたパルスは、RSフリップフロップFn
のリセット入力端子に供給され、RSフリップフロップ
Fnがリセットされ、その「L」レベルのQ出力が、コ
ンパレータCnのイネーブル端子に供給され、コンパレ
ータCnが動作不可能状態になる。
【0027】このように、図1の実施例によれば、1つ
の光パルスを射出するだけで、距離が異なるn個の測定
対象物までの距離を、求めることができる。
【0028】なお、上記実施例においては、ゲート装置
をRSフリップフロップとコンパレータの組み合わせに
より構成したが、本発明は、これに限定されず、種々の
変形を行うことができる。要するに、n個の測定対象物
によって反射された光パルス検出により発生される光パ
ルス検出信号を、n個の時間測定回路のうち対応する時
間測定回路へのみ、時間測定終了信号として供給できれ
ば、どのような構成でもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明の距離測定装置によれば、n個の
時間測定回路が、光源から光パルスを発生させるための
発光信号を受けて、それぞれ時間測定を開始し、ゲート
手段が、n個の測定対象物によって反射された光パルス
検出により発生される光パルス検出信号を、n個の時間
測定回路のうち対応する時間測定回路へのみ、時間測定
終了信号として供給するようにしたので、1つの光パル
スを射出するだけで、距離が異なるn個の測定対象物ま
での距離を、n個の時間測定回路のそれぞれの時間測定
値に基づいて求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の距離測定装置すなわちレーザ測距装置
の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例の動作を示すタイミイングチャー
トである。
【符号の説明】
2 発光信号発生回路 6 半導体レーザ 8 受光素子 12 ゲート装置 G1、G2、Gn ゲート回路 C1、C2、Cn コンパレータ F1、F2、Fn RSフリップフロップ T1、T2、Tn 時間測定装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 真実 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 藤田 泰彦 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 吉田 久 神奈川県横浜市栄区長尾台町471番地 株 式会社ニコン横浜製作所内 (72)発明者 加山 泰永 神奈川県横浜市栄区長尾台町471番地 株 式会社ニコン横浜製作所内 (72)発明者 宮田 正史 神奈川県横浜市栄区長尾台町471番地 株 式会社ニコン横浜製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n個(nは2以上の正の整数)の測定対
    象物までの距離を測定する距離測定装置であって、 光源と、 前記光源から光パルスを発生させるための発光信号を出
    力する発光信号発生手段と、 前記発光信号を受けて、それぞれ時間測定を開始するn
    個の時間測定回路と、 前記n個の測定対象物によって反射された光パルスをそ
    れぞれ検出して光パルス検出信号を出力する光パルス検
    出手段と、 前記光パルス検出手段が出力する光パルス検出信号を、
    前記n個の時間測定回路のうち対応する時間測定回路へ
    のみ、時間測定終了信号として供給するゲート手段とを
    備えることを特徴とする距離測定装置。
  2. 【請求項2】 前記ゲート手段が、n個のゲート回路を
    有し、 前記n個のゲート回路のうち1番目のゲート回路は、前
    記発光信号を受けると、信号通過可能状態となって、1
    番目の光パルス検出信号を1番目の時間測定回路に供給
    し、それと同時に、信号通過不可能状態となり、 前記n個のゲート回路のうちi(iは、2以上n以下の
    正の整数)番目のゲート回路は、(i−1)番目の光パ
    ルス検出信号を受けると、信号通過可能状態となって、
    i番目の光パルス検出信号をi番目の時間測定回路に供
    給し、それと同時に、信号通過不可能状態となることを
    特徴とする請求項1記載の距離測定装置。
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