JPH0523205A - シートベルト装置のバツクル - Google Patents
シートベルト装置のバツクルInfo
- Publication number
- JPH0523205A JPH0523205A JP3179372A JP17937291A JPH0523205A JP H0523205 A JPH0523205 A JP H0523205A JP 3179372 A JP3179372 A JP 3179372A JP 17937291 A JP17937291 A JP 17937291A JP H0523205 A JPH0523205 A JP H0523205A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- buckle
- tongue
- seat belt
- electromagnet
- belt device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B11/00—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts
- A44B11/25—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts
- A44B11/2503—Safety buckles
- A44B11/2507—Safety buckles actuated by a push-button
- A44B11/2511—Safety buckles actuated by a push-button acting perpendicularly to the main plane of the buckle, e.g. placed on the front face of the buckle
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44D—INDEXING SCHEME RELATING TO BUTTONS, PINS, BUCKLES OR SLIDE FASTENERS, AND TO JEWELLERY, BRACELETS OR OTHER PERSONAL ADORNMENTS
- A44D2203/00—Fastening by use of magnets
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/32—Buckles, buttons, clasps, etc. having magnetic fastener
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/45—Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock]
- Y10T24/45225—Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock] including member having distinct formations and mating member selectively interlocking therewith
- Y10T24/45602—Receiving member includes either movable connection between interlocking components or variable configuration cavity
- Y10T24/45623—Receiving member includes either movable connection between interlocking components or variable configuration cavity and operator therefor
Landscapes
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Buckles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トングをバックルに容易に装着できるように
する。 【構成】 バックル１０内のベース２６に電磁石１８、
２０を取り付ける。さらに、ラッチ爪４４を有するラッ
チ装置２４を枢着する。差込口４０の近傍に第１のセン
サ４１を設け、奥に第２のセンサ４２を設ける。 【効果】 トングの挿入部１６を差込口４０に差し込む
と、センサ４１がこれを検知し、電磁石１８、２０が励
磁される。これにより、トング挿入部１６が磁性力を受
けてバックル１０の内部に引き込まれ、ラッチ爪４４で
ラッチされる。電磁石１８、２０は、第２のセンサ４２
がトングを検知した段階で消磁される。
する。 【構成】 バックル１０内のベース２６に電磁石１８、
２０を取り付ける。さらに、ラッチ爪４４を有するラッ
チ装置２４を枢着する。差込口４０の近傍に第１のセン
サ４１を設け、奥に第２のセンサ４２を設ける。 【効果】 トングの挿入部１６を差込口４０に差し込む
と、センサ４１がこれを検知し、電磁石１８、２０が励
磁される。これにより、トング挿入部１６が磁性力を受
けてバックル１０の内部に引き込まれ、ラッチ爪４４で
ラッチされる。電磁石１８、２０は、第２のセンサ４２
がトングを検知した段階で消磁される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に設けられ、乗員
の保護を行なうためのシートベルト装置のバックルに係
り、特にトングを内部に引き込むための機構が設けられ
たシートベルト装置のバックルに関する。
の保護を行なうためのシートベルト装置のバックルに係
り、特にトングを内部に引き込むための機構が設けられ
たシートベルト装置のバックルに関する。
【０００２】
【従来の技術】シートベルト装置にあっては、車両のシ
ートの側方に設けられたバックルにトングを挿入し、ラ
ッチ装置でラッチすることにより、シートに座った乗員
をシートベルトで拘束するよう構成されている。
ートの側方に設けられたバックルにトングを挿入し、ラ
ッチ装置でラッチすることにより、シートに座った乗員
をシートベルトで拘束するよう構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のシートベルト装
置においては、乗員が手でトングを把み、バックルに深
く押し込む必要がある。ところが、この操作を行なうに
は、シートに座った乗員が側方へ上半身をよじった状態
でバックルを押し込むようにしており、上半身の姿勢が
苦しく、操作性に劣るという問題があった。
置においては、乗員が手でトングを把み、バックルに深
く押し込む必要がある。ところが、この操作を行なうに
は、シートに座った乗員が側方へ上半身をよじった状態
でバックルを押し込むようにしており、上半身の姿勢が
苦しく、操作性に劣るという問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１のシートベルト
装置のバックルは、シートベルト装置のトングを係止す
るためのバックルであって、該トングが挿入される挿入
路と、該挿入路に設けられた、トングの抜出阻止用ラッ
チ装置とを備えてなるシートベルト装置のバックルにお
いて、前記挿入路に、トングを磁気力により挿入方向に
付勢する磁気付勢手段を設けたことを特徴とするもので
ある。
装置のバックルは、シートベルト装置のトングを係止す
るためのバックルであって、該トングが挿入される挿入
路と、該挿入路に設けられた、トングの抜出阻止用ラッ
チ装置とを備えてなるシートベルト装置のバックルにお
いて、前記挿入路に、トングを磁気力により挿入方向に
付勢する磁気付勢手段を設けたことを特徴とするもので
ある。
【０００５】請求項２のシートベルト装置のバックル
は、請求項１のシートベルト装置のバックルにおいて、
前記磁気付勢手段は電磁石であるものである。
は、請求項１のシートベルト装置のバックルにおいて、
前記磁気付勢手段は電磁石であるものである。
【０００６】請求項３のシートベルト装置のバックル
は、請求項２のシートベルト装置のバックルにおいて、
前記電磁石は、内部が前記挿入路となった筒状のコア
と、該コアに巻回されたコイルとを備え、励磁時にトン
グを該コアの内部に引き込むようにしたものである。
は、請求項２のシートベルト装置のバックルにおいて、
前記電磁石は、内部が前記挿入路となった筒状のコア
と、該コアに巻回されたコイルとを備え、励磁時にトン
グを該コアの内部に引き込むようにしたものである。
【０００７】請求項４のシートベルト装置のバックル
は、請求項２のシートベルト装置のバックルにおいて、
前記電磁石は、前記挿入路の最奥部に配置され、励磁時
にトングを吸引するようにしたものである。
は、請求項２のシートベルト装置のバックルにおいて、
前記電磁石は、前記挿入路の最奥部に配置され、励磁時
にトングを吸引するようにしたものである。
【０００８】請求項５のシートベルト装置のバックル
は、請求項２ないし４のいずれか１項のシートベルト装
置のバックルにおいて、前記挿入路の入口部分と奥部に
それぞれトング検知センサが設けられており、該入口部
のセンサがトングを検知すると電磁石を励磁させ、奥部
の該センサがトングを検知すると電磁石を消磁するよう
にしたものである。
は、請求項２ないし４のいずれか１項のシートベルト装
置のバックルにおいて、前記挿入路の入口部分と奥部に
それぞれトング検知センサが設けられており、該入口部
のセンサがトングを検知すると電磁石を励磁させ、奥部
の該センサがトングを検知すると電磁石を消磁するよう
にしたものである。
【０００９】
【作用】請求項１のシートベルト装置のバックルにおい
ては、トングの先端をバックルのトング受入口に少し差
し込むと、トングが磁気的に付勢され、トングがバック
ルに引き込まれ、ラッチ装置でラッチされる。このた
め、乗員がトングをバックルの奥まで押し込むことな
く、トングをバックルに挿入できる。
ては、トングの先端をバックルのトング受入口に少し差
し込むと、トングが磁気的に付勢され、トングがバック
ルに引き込まれ、ラッチ装置でラッチされる。このた
め、乗員がトングをバックルの奥まで押し込むことな
く、トングをバックルに挿入できる。
【００１０】請求項２では、トングは電磁石により付勢
される。
される。
【００１１】請求項３では、トングは筒状のコアの内部
に吸い込まれるように付勢される。
に吸い込まれるように付勢される。
【００１２】請求項４では、トングは奥部の電磁石によ
って吸引されるように付勢される。
って吸引されるように付勢される。
【００１３】請求項５では、トングをバックルの差込口
に係合させると、電磁石が励磁され、トングが挿入方向
に付勢される。トングが奥部まで挿入されると、電磁石
が消磁される。このように、トングを付勢するときだけ
電磁石に通電するから、消費電力が少ない。
に係合させると、電磁石が励磁され、トングが挿入方向
に付勢される。トングが奥部まで挿入されると、電磁石
が消磁される。このように、トングを付勢するときだけ
電磁石に通電するから、消費電力が少ない。
【００１４】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第１図は本発明の実施例に係るシートベルト装置の
バックルを示す内部透視斜視図、第２図は該バックルの
縦断面図、第３図は第２図の−線に沿う断面図、第
４図は第２図の−線に沿う断面図、第５図は別の実
施例に係るシートベルト装置のバックルを示す要部縦断
面図、第６図はトングの斜視図、第７図は制御系統図で
ある。
る。第１図は本発明の実施例に係るシートベルト装置の
バックルを示す内部透視斜視図、第２図は該バックルの
縦断面図、第３図は第２図の−線に沿う断面図、第
４図は第２図の−線に沿う断面図、第５図は別の実
施例に係るシートベルト装置のバックルを示す要部縦断
面図、第６図はトングの斜視図、第７図は制御系統図で
ある。
【００１５】このシートベルト装置のバックル１０は、
合成樹脂製のカバー１１内に内部機構１２が設置されて
いる。この内部機構１２は、トング１４の先端の円柱形
の挿入部１６が挿入される円筒形の第１の電磁石１８
と、該挿入部１６を吸引する第２の電磁石２０とを備え
ている。また、挿入されたトング挿入部１６のラッチ溝
２２に係合してこれをラッチするラッチ装置２４が設け
られている。
合成樹脂製のカバー１１内に内部機構１２が設置されて
いる。この内部機構１２は、トング１４の先端の円柱形
の挿入部１６が挿入される円筒形の第１の電磁石１８
と、該挿入部１６を吸引する第２の電磁石２０とを備え
ている。また、挿入されたトング挿入部１６のラッチ溝
２２に係合してこれをラッチするラッチ装置２４が設け
られている。
【００１６】２６は内部機構のベースであって、１対の
側板部２８と、これら側板部２８同志をつなぐ主板部３
０とを備えている。該ベース２６の前端側に前記第１の
電磁石１８が配置され、後端側に第２の電磁石２０が配
置されている。第１の電磁石１８は円筒形のコア１８ａ
と、該コア１８ａに巻回されたコイル１８ｂとを備えて
いる。第２の電磁石２０は、同様に円筒形のコア２０ａ
と、該コア２０ａに巻回されたコイル２０ｂとを備えて
いる。３２は第２の電磁石２０をベース２６に固定する
ための取付座、３４はコア２０ａの後端面に固着された
バックプレートである。
側板部２８と、これら側板部２８同志をつなぐ主板部３
０とを備えている。該ベース２６の前端側に前記第１の
電磁石１８が配置され、後端側に第２の電磁石２０が配
置されている。第１の電磁石１８は円筒形のコア１８ａ
と、該コア１８ａに巻回されたコイル１８ｂとを備えて
いる。第２の電磁石２０は、同様に円筒形のコア２０ａ
と、該コア２０ａに巻回されたコイル２０ｂとを備えて
いる。３２は第２の電磁石２０をベース２６に固定する
ための取付座、３４はコア２０ａの後端面に固着された
バックプレートである。
【００１７】このコア２０ａ内にはエジェクタ３６が摺
動自在に挿入されると共に、該エジェクタ３６を前方に
付勢するエジェクタスプリング３８が設けられている。
動自在に挿入されると共に、該エジェクタ３６を前方に
付勢するエジェクタスプリング３８が設けられている。
【００１８】ケース１１の前端側には、トング１４の挿
入部１６を受け入れる差込口４０が開口されている。こ
の差込口４０に臨むようにして、前記ベース２６にトン
グ検知用の第１のセンサ４１が設けられ、また、前記第
２の電磁石２０に近接して第２のセンサ４２が設けられ
ている。
入部１６を受け入れる差込口４０が開口されている。こ
の差込口４０に臨むようにして、前記ベース２６にトン
グ検知用の第１のセンサ４１が設けられ、また、前記第
２の電磁石２０に近接して第２のセンサ４２が設けられ
ている。
【００１９】前記ラッチ装置２４は、先端側が前記トン
グ挿入部１６のラッチ溝２２に係合するラッチ爪４４と
されたラッチ本体４６と、該ラッチ本体４６の後部側を
ベース２６に枢支するピン４８と、ラッチ本体４６の前
部側にピン５０で枢着されたレバー５２と、該レバー５
２の長手方向中間部分をベース２６に枢支するピン５４
と、レバー５２に装着された押しボタン５６と、前記ラ
ッチ本体４６を付勢するスプリング５８とを備えてい
る。
グ挿入部１６のラッチ溝２２に係合するラッチ爪４４と
されたラッチ本体４６と、該ラッチ本体４６の後部側を
ベース２６に枢支するピン４８と、ラッチ本体４６の前
部側にピン５０で枢着されたレバー５２と、該レバー５
２の長手方向中間部分をベース２６に枢支するピン５４
と、レバー５２に装着された押しボタン５６と、前記ラ
ッチ本体４６を付勢するスプリング５８とを備えてい
る。
【００２０】第７図に示す如く、前記センサ４１、４２
の検出信号はコントローラ６０に入力されており、この
コントローラ６０は、車両のバッテリ６２の電力を前記
電磁石１８、２０に供給するよう通電制御している。
の検出信号はコントローラ６０に入力されており、この
コントローラ６０は、車両のバッテリ６２の電力を前記
電磁石１８、２０に供給するよう通電制御している。
【００２１】第６図の６４はシートベルト６６の挿入孔
である。なお、本実施例において、このトング１４は、
少なくともその挿入部１６が鉄製とされており、電磁石
により吸引可能となっている。
である。なお、本実施例において、このトング１４は、
少なくともその挿入部１６が鉄製とされており、電磁石
により吸引可能となっている。
【００２２】上記説明から明らかな通り、本実施例で
は、電磁石１８のコア１８ａの内部から電磁石２０の前
端面に到るスペースがトング挿入路６８となっている。
は、電磁石１８のコア１８ａの内部から電磁石２０の前
端面に到るスペースがトング挿入路６８となっている。
【００２３】このように構成されたシートベルト装置の
バックル１０において、該トング１４の挿入部１６を差
込口４０に挿入すると、第１のセンサ４１によりトング
１４が検知される。これにより、電磁石１８、２０に通
電が行なわれ、これら電磁石１８、２０が励磁される。
そうすると、差込口４０に差し込まれた挿入部１６は、
第１の電磁石１８により吸引力を受け、バックル１０内
に引き込まれる。トング挿入部１６の先端が第１の電磁
石１８のコア１８ａを通り抜けると、該第１の電磁石１
８による引込力は殆どなくなるが、代わりに第２の電磁
石２０による吸引力が急激に増大し、トング挿入部１６
はさらに奥深くバックル１０内に挿入され、遂にはその
先端面が第２の電磁石２０に当接される。そして、この
前進限まで到達したトング挿入部１６のラッチ溝２２に
対し、ラッチ装置２４のラッチ本体４６のラッチ爪４４
が係合し、該トング１４の抜け出しが阻止される。
バックル１０において、該トング１４の挿入部１６を差
込口４０に挿入すると、第１のセンサ４１によりトング
１４が検知される。これにより、電磁石１８、２０に通
電が行なわれ、これら電磁石１８、２０が励磁される。
そうすると、差込口４０に差し込まれた挿入部１６は、
第１の電磁石１８により吸引力を受け、バックル１０内
に引き込まれる。トング挿入部１６の先端が第１の電磁
石１８のコア１８ａを通り抜けると、該第１の電磁石１
８による引込力は殆どなくなるが、代わりに第２の電磁
石２０による吸引力が急激に増大し、トング挿入部１６
はさらに奥深くバックル１０内に挿入され、遂にはその
先端面が第２の電磁石２０に当接される。そして、この
前進限まで到達したトング挿入部１６のラッチ溝２２に
対し、ラッチ装置２４のラッチ本体４６のラッチ爪４４
が係合し、該トング１４の抜け出しが阻止される。
【００２４】なお、トング挿入部１６が電磁石２０に当
接するまで前進すると、第２のセンサ４２がトング１４
を検知し、これにより電磁石１８、２０への通電が停止
される。
接するまで前進すると、第２のセンサ４２がトング１４
を検知し、これにより電磁石１８、２０への通電が停止
される。
【００２５】以上のように、トング１４の挿入部１６の
先端を差込口４０に差し込むと、後は自動的に磁気力に
よって吸引され、トング挿入部１６がバックル１０内の
奥深くまで挿入され、ラッチされる。
先端を差込口４０に差し込むと、後は自動的に磁気力に
よって吸引され、トング挿入部１６がバックル１０内の
奥深くまで挿入され、ラッチされる。
【００２６】このラッチ状態を解除するには、押しボタ
ン５６を押し、ラッチ本体４６のラッチ爪４４を第２図
の上方に引き上げる。そうすると、エジェクタスプリン
グ３８によって付勢されたエジェクタ３６がトング１４
を押し、トング挿入部１６がバックル１０外に向かって
移動される。
ン５６を押し、ラッチ本体４６のラッチ爪４４を第２図
の上方に引き上げる。そうすると、エジェクタスプリン
グ３８によって付勢されたエジェクタ３６がトング１４
を押し、トング挿入部１６がバックル１０外に向かって
移動される。
【００２７】上記実施例では、２つの電磁石１８、２０
によりトング１４をバックル１０内に引き込むようにし
ているが、本発明にあっては、いずれか一方の電磁石の
みでトングをバックルに引き込むようにしても良い。
によりトング１４をバックル１０内に引き込むようにし
ているが、本発明にあっては、いずれか一方の電磁石の
みでトングをバックルに引き込むようにしても良い。
【００２８】第５図は、上記実施例において第１の電磁
石１８を省略し、第２の電磁石２０のみによってトング
を引き込むように構成した実施例に係るバックル１０Ａ
の内部機構１２Ａを示す縦断面図である。
石１８を省略し、第２の電磁石２０のみによってトング
を引き込むように構成した実施例に係るバックル１０Ａ
の内部機構１２Ａを示す縦断面図である。
【００２９】本実施例にあっては、第１の電磁石１８の
代わりに磁性材料よりなるシリンダ７０がベース２６に
固着されている。本実施例において、トング挿入部１６
をバックル１０Ａの差込口４０に挿入すると、電磁石２
０が励磁される。そうすると、この電磁石２０の磁束が
シリンダ７０に流れ、トング挿入部１６に対し引込方向
の磁力が作用する。これにより、トング挿入部１６がバ
ックル１０Ａ内に引き込まれる。このトング挿入部１６
は、バックル１０Ａ内に引き込まれるほど電磁石２０か
ら強い吸引力を受け、その先端面が電磁石２０に当接す
るまで奥深くバックル１０Ａ内に引き込まれ、遂にはラ
ッチ装置２４によりラッチされる。
代わりに磁性材料よりなるシリンダ７０がベース２６に
固着されている。本実施例において、トング挿入部１６
をバックル１０Ａの差込口４０に挿入すると、電磁石２
０が励磁される。そうすると、この電磁石２０の磁束が
シリンダ７０に流れ、トング挿入部１６に対し引込方向
の磁力が作用する。これにより、トング挿入部１６がバ
ックル１０Ａ内に引き込まれる。このトング挿入部１６
は、バックル１０Ａ内に引き込まれるほど電磁石２０か
ら強い吸引力を受け、その先端面が電磁石２０に当接す
るまで奥深くバックル１０Ａ内に引き込まれ、遂にはラ
ッチ装置２４によりラッチされる。
【００３０】第５図のバックル１０Ａのその他の構成及
び作動は第２図と同様であり、同一部分に同一符号を付
してその説明を省略する。
び作動は第２図と同様であり、同一部分に同一符号を付
してその説明を省略する。
【００３１】
【発明の効果】以上の通り、本発明のシートベルト装置
のバックルによると、差込口にトングの先端が差し込ま
れると、磁気力によりトング挿入部がバックル内部に引
き込まれ、ラッチ装置によりラッチされる。従って、ト
ングをバックルに係合させる操作をきわめて容易に行な
えるようになる。
のバックルによると、差込口にトングの先端が差し込ま
れると、磁気力によりトング挿入部がバックル内部に引
き込まれ、ラッチ装置によりラッチされる。従って、ト
ングをバックルに係合させる操作をきわめて容易に行な
えるようになる。
【００３２】請求項２のバックルにあっては、電磁石に
より、トングを強力に付勢することができる。
より、トングを強力に付勢することができる。
【００３３】請求項３のシートベルト装置のバックルに
あっては、挿入路の入口部分に配置された電磁石により
トングが引き込まれるため、引込初期におけるトングの
引込力が強力である。
あっては、挿入路の入口部分に配置された電磁石により
トングが引き込まれるため、引込初期におけるトングの
引込力が強力である。
【００３４】請求項４のシートベルト装置のバックルに
よると、電磁石がバックル内の奥深い位置に設けられて
おり、トングがバックル内の奥深く引き込まれるほどよ
り強力に吸引されるようになり、トングをバックルの奥
深くまで確実に引き込むことができる。
よると、電磁石がバックル内の奥深い位置に設けられて
おり、トングがバックル内の奥深く引き込まれるほどよ
り強力に吸引されるようになり、トングをバックルの奥
深くまで確実に引き込むことができる。
【００３５】請求項５のバックルによると、トングをバ
ックルの差込口に差し込むと、そのの後は自動的にトン
グがバックルに引き込まれるため、トングをバックルに
対しきわめて容易に装着することが可能である。
ックルの差込口に差し込むと、そのの後は自動的にトン
グがバックルに引き込まれるため、トングをバックルに
対しきわめて容易に装着することが可能である。
【図１】本発明の実施例に係るバックルの内部透視斜視
図である。
図である。
【図２】実施例に係るバックルの縦断面図である。
【図３】第２図の−線に沿う内部機構の断面図であ
る。
る。
【図４】第２図の−線に沿う内部機構の断面図であ
る。
る。
【図５】別の実施例に係るバックルの内部機構の縦断面
図である。
図である。
【図６】トングの斜視図である。
【図７】バックルの制御系統図である。
１０、１０Ａ バックル
１２、１２Ａ 内部機構
１４ トング
１６ 挿入部
１８ 第１の電磁石
２０ 第２の電磁石
２４ ラッチ装置
２６ ベース
３６ エジェクタ
３８ エジェクタスプリング
４１ 第１のセンサ
４２ 第２のセンサ
４４ ラッチ爪
４６ ラッチ本体
５２ レバー
６０ コントローラ
６２ バッテリ
６６ シートベルト
６８ 挿入路
７０ シリンダ
Claims (5)
- 【請求項１】 シートベルト装置のトングを係止するた
めのバックルであって、該トングが挿入される挿入路
と、 該挿入路に設けられた、トングの抜出阻止用ラッチ装置
とを備えてなるシートベルト装置のバックルにおいて、 前記挿入路に、トングを磁気力により挿入方向に付勢す
る磁気付勢手段を設けたことを特徴とするシートベルト
装置のバックル。 - 【請求項２】 請求項１のシートベルト装置のバックル
において、前記磁気付勢手段は電磁石であるシートベル
ト装置のバックル。 - 【請求項３】 請求項２のシートベルト装置のバックル
において、前記電磁石は、内部が前記挿入路となった筒
状のコアと、該コアに巻回されたコイルとを備え、励磁
時にトングを該コアの内部に引き込むようにしたもので
あるシートベルト装置のバックル。 - 【請求項４】 請求項２のシートベルト装置のバックル
において、前記電磁石は、前記挿入路の最奥部に配置さ
れ、励磁時にトングを吸引するようにしたものであるシ
ートベルト装置のバックル。 - 【請求項５】 請求項２ないし４のいずれか１項のシー
トベルト装置のバックルにおいて、前記挿入路の入口部
分と奥部にそれぞれトング検知センサが設けられてお
り、該入口部のセンサがトングを検知すると電磁石を励
磁させ、奥部の該センサがトングを検知すると電磁石を
消磁するようにしたシートベルト装置のバックル。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3179372A JPH0523205A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | シートベルト装置のバツクル |
| US07/912,187 US5233732A (en) | 1991-07-19 | 1992-07-13 | Seat belt buckle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3179372A JPH0523205A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | シートベルト装置のバツクル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0523205A true JPH0523205A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16064704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3179372A Pending JPH0523205A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | シートベルト装置のバツクル |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5233732A (ja) |
| JP (1) | JPH0523205A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040049387A (ko) * | 2002-12-05 | 2004-06-12 | 현대자동차주식회사 | 텅과 버클의 자동 체결이 이루어지는 자동차 시트벨트장치와 그 제어방법 |
| JP7073572B1 (ja) * | 2021-12-15 | 2022-05-23 | 幸一 鈴木 | 自動脱着式シートベルト |
Families Citing this family (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5752299A (en) * | 1996-05-06 | 1998-05-19 | Alliedsignal Inc. | Seat belt buckle with usage indicator |
| US5944135A (en) * | 1996-11-14 | 1999-08-31 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Seat belt buckle with field effect locking indicator and method of use |
| US5742986A (en) * | 1997-02-13 | 1998-04-28 | Trw Inc. | Seat belt buckle with hall effect locking indicator and method of use |
| US5839174A (en) * | 1997-06-13 | 1998-11-24 | Breed Automotive Technology, Inc. | Seat belt buckle |
| US5898366A (en) * | 1997-09-23 | 1999-04-27 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Seat belt buckle with Hall effect locking indicator |
| ES2183604T3 (es) * | 1998-07-07 | 2003-03-16 | Trw Automotive Electron & Comp | Dispositivo para vigilar la posicion de bloqueo de un mecanismo de union para la fijacion de un asiento para niños. |
| US5960523A (en) * | 1998-08-25 | 1999-10-05 | Breed Automotive Technology, Inc. | Seat belt buckle sensor |
| JP3869247B2 (ja) * | 2001-10-29 | 2007-01-17 | 株式会社東海理化電機製作所 | バックル装置 |
| US20060231317A1 (en) * | 2004-03-18 | 2006-10-19 | Takata Corporation | Seat belt buckle |
| US7407193B2 (en) * | 2004-03-18 | 2008-08-05 | Takata Corporation | Seat belt buckle |
| JP4929185B2 (ja) * | 2004-12-07 | 2012-05-09 | センサーマティック・エレクトロニクス・コーポレーション | セキュリティ装置 |
| US7408567B2 (en) * | 2005-03-29 | 2008-08-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Light beam scanning apparatus and image forming apparatus |
| EP2061353B1 (de) * | 2006-07-12 | 2019-08-21 | Fidlock GmbH | Magnetverschluss |
| WO2008006357A2 (de) * | 2006-07-12 | 2008-01-17 | Fidlock Gmbh | Mechanisch-magnetische verbindungskonstruktion |
| US8444222B2 (en) * | 2009-04-07 | 2013-05-21 | Amsafe Commercial Products, Inc. | Child safety seat attachment belt retractor system |
| US8720019B2 (en) * | 2009-11-10 | 2014-05-13 | Amsafe Commercial Products, Inc. | Buckle assemblies for personal restraint systems and associated methods of use and manufacture |
| DE102014002771A1 (de) * | 2014-02-25 | 2015-08-27 | Daimler Ag | Sicherheitsgurt für ein Fahrzeug und Fahrzeug |
| US9781977B2 (en) | 2015-08-11 | 2017-10-10 | Shield Restraint Systems, Inc. | Interlocking web connectors for occupant restraint systems and associated methods of use and manufacture |
| US10357083B2 (en) | 2016-09-16 | 2019-07-23 | Shield Restraint Systems, Inc. | Buckle assemblies and associated systems and methods for use with child seats and other restraint systems |
| US11124152B2 (en) | 2018-11-20 | 2021-09-21 | Shield Restraint Systems, Inc. | Buckle assemblies for use with child seats and other personal restraint systems |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3027617A (en) * | 1960-11-18 | 1962-04-03 | Norman T Gray | Quick-release magnetic buckle |
| US3376616A (en) * | 1966-06-06 | 1968-04-09 | Kaczorowski John | In-line buckle |
| US3589341A (en) * | 1969-09-24 | 1971-06-29 | Jacob Krebs | Animal collar with magnetic fastener |
| US4036322A (en) * | 1973-04-25 | 1977-07-19 | Takada Takezo | Automatic locking safety belt retractor reel |
| JPS56128247A (en) * | 1980-03-08 | 1981-10-07 | Fuji Kiko Co Ltd | Seat belt retractor |
| JPH0226961U (ja) * | 1988-04-25 | 1990-02-21 | ||
| JPH02227348A (ja) * | 1989-03-01 | 1990-09-10 | Nippon Seiko Kk | 車両乗員保護装置用マグネット組込部品 |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP3179372A patent/JPH0523205A/ja active Pending
-
1992
- 1992-07-13 US US07/912,187 patent/US5233732A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040049387A (ko) * | 2002-12-05 | 2004-06-12 | 현대자동차주식회사 | 텅과 버클의 자동 체결이 이루어지는 자동차 시트벨트장치와 그 제어방법 |
| JP7073572B1 (ja) * | 2021-12-15 | 2022-05-23 | 幸一 鈴木 | 自動脱着式シートベルト |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5233732A (en) | 1993-08-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0523205A (ja) | シートベルト装置のバツクル | |
| US5359756A (en) | Automatic buckling device | |
| US7178208B2 (en) | Seat belt with magnetically seated buckle and automatic release | |
| US7797803B2 (en) | Seat belt buckle | |
| US9416805B2 (en) | Solenoid coupling with electrical pulse release | |
| US9850688B2 (en) | Dynamic magnetic detacher | |
| US20060167356A1 (en) | Method and apparatus for automatic self-aligning docking of a couch with a magnetic resonance imaging scanner | |
| EP0878811A2 (en) | Magnetic coupling device for charging electric car | |
| JP3424568B2 (ja) | 電池ケース保持機構およびそれを搭載した電動車両 | |
| US20060080812A1 (en) | Remotely lockable seat belt arrangement | |
| CN111064046A (zh) | 连接器装置 | |
| JPH05185902A (ja) | シートベルトのトング係止装置 | |
| JPH08156791A (ja) | 牽引型無人搬送車 | |
| KR890016493A (ko) | 카아드커넥터 | |
| US4358878A (en) | Plug-in fastener for motor vehicle safety belts | |
| JP5652345B2 (ja) | 車両の車椅子固定装置 | |
| EP1025774A3 (en) | Seat belt buckle | |
| CN208847847U (zh) | 一种锁止到位检测结构、移动电源充电模组及移动电源 | |
| JP2006024821A (ja) | 機器の着脱装置 | |
| JPH0229005Y2 (ja) | ||
| JPH06284913A (ja) | 自動バックル装置 | |
| CN217329072U (zh) | 一种磁吸式智能结构装置 | |
| WO2000051194A1 (en) | Battery extraction preventing device | |
| CN220500647U (zh) | 一种汽车安全带的快速锁止机构 | |
| JP4163371B2 (ja) | ロック式の扉を有する食器洗浄機 |