JPH05231327A - ダイヤフラムポンプ - Google Patents

ダイヤフラムポンプ

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Publication number
JPH05231327A
JPH05231327A JP3685992A JP3685992A JPH05231327A JP H05231327 A JPH05231327 A JP H05231327A JP 3685992 A JP3685992 A JP 3685992A JP 3685992 A JP3685992 A JP 3685992A JP H05231327 A JPH05231327 A JP H05231327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
casing
magnetic
port
magnetic substances
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3685992A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Maruyama
俊夫 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP3685992A priority Critical patent/JPH05231327A/ja
Publication of JPH05231327A publication Critical patent/JPH05231327A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】構成を簡素化し、防音対策を容易にし、ダイヤ
フラムの劣化も軽減させる。 【構成】吸入口1と吐出口2とを形成したケーシング3
内に磁性体4を左右に備えたダイヤフラム5の周部を支
持して内蔵する。磁性体4に対向する磁極6をケーシン
グ3の両外側部に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイヤフラムポンプに
関し、詳しくは構成を簡素化し、防音対策を容易にし、
ダイヤフラムの劣化も軽減させようとする技術に係るも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイヤフラムポンプにおいては、
図8に示すように、ケーシング3a内に二枚のダイヤフ
ラム5,5をその周部を支持して設け、これらダイヤフ
ラム5,5間に移動体aを架設し、移動体aに永久磁石
bを付設し、そして、ケーシング3a内に磁極6を永久
磁石bに対向させて配設するものである。しかして、コ
イルを巻いた磁極6,6に交流を通電させて、交流電流
の半波毎に磁極6に発生する磁界(N,S極)を反転さ
せて永久磁石bを吸引及び反発して移動体aを左右に振
動させ、ダイヤフラム5の往復運動にてケーシング3に
形成した吸入口1から外気を導入し、これを圧縮して吐
出口2から吐出する形態になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成のものにおいては、ケーシング3a内に二枚のダイ
ヤフラム5、移動体a、複数個の永久磁石b、そしてコ
イルを巻いた磁極6を内蔵する形態故、その構成が複雑
になり、ケーシング3の吸入口1における吸入弁7の開
閉音、吐出口2における吐出弁8の開閉音がケーシング
3外に漏れやすく、騒音の原因になり、しかもケーシン
グ3内にダイヤフラム5とともにコイルを巻いた磁極6
を内蔵して、磁極6の温度上昇に伴ってダイヤフラム5
が昇温され、高温度中の雰囲気内において振動状態に振
幅されて、ダイヤフラム5の寿命を低下させるなどとい
う問題があった。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、構成を簡素化
し、防音対策を容易にし、ダイヤフラムの劣化も軽減さ
せることができるダイヤフラムポンプを提供しようとす
るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、吸入口1と吐
出口2とを形成したケーシング3内に磁性体4を左右に
備えたダイヤフラム5の周部を支持して内蔵し、磁性体
4に対向する磁極6をケーシング3の両外側部に設けて
成ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】このように、吸入口1と吐出口2とを形成した
ケーシング3内に磁性体4を左右に備えたダイヤフラム
5の周部を支持して内蔵し、磁性体4に対向する磁極6
をケーシング3の両外側部に設けることによって、ケー
シング3内には磁性体4を左右に備えた一枚のダイヤフ
ラム5を内蔵し、ケーシング3の外部に磁極6を配設す
る構成となり、従来の構成に比べて構成を簡素化し、そ
して、ケーシング3の両側に磁極6があり、これらを外
殻ケースにて覆う場合には、ケーシング3における吸入
口1及び吐出口2を装置の中央部に存在させ得て、吸入
口1の吸入弁7及び吐出口2の吐出弁8の発音を外部に
漏らさないようになす措置も容易におこなえ、騒音対策
も容易になり、加えて、コイルを巻く磁極6はケーシン
グ3の外部にあり、ケーシング3の内部になるダイヤフ
ラム5とは隔絶し、ダイヤフラム5を高温度の雰囲気に
晒すのを回避し、ダイヤフラム5を劣化させるのを回避
し、ダイヤフラム5の長寿命化を図るようにしたもので
ある。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。図1に示すように、ケーシング3には吸入口1と吐
出口2とが形成されている。ケーシング3の内部には一
対の支持片9,9が環状に対向して延出され、これら支
持片9,9にてダイヤフラム5の周部を挟持してケーシ
ング3内にダイヤフラム5を内蔵させてある。そして、
各々の支持片9の吸入口1に近い箇所に導入口10が形
成され、この導入口10に吸入弁7が付設され、また、
各々の支持片9の吐出口2に近い箇所に導出口11が形
成され、この導出口11に吐出弁8が付設されている。
しかして、ダイヤフラム5の往動運動にて吸入口1から
の外気を導入口10の吸入弁7を介してケーシング3内
に導入し、そしてダイヤフラム5の復動運動にてケーシ
ング3内に導入した外気を圧縮して導出口11の吐出弁
8を介して導出し、吐出口2から吐出することができる
ようにしてある。
【0008】ダイヤフラム5の中央部の両側には鉄片の
ような磁性体4としての永久磁石bが突出させて取付け
られている。かかる場合、ケーシング3には膨出部12
が形成され、この膨出部12内に磁性体4がスライド移
動できるように支持しておくとよい。そして、膨出部1
2の外部に磁極6が配設されている。具体的にはコイル
13を巻いた鉄芯14が対向して配設されている。しか
して、左右のコイル13,13に交流電流を通電するこ
とで、磁極6の磁界を反転させて、永久磁石bの磁性体
4を吸引及び反発作用をおこなって、ダイヤフラム5を
往復運動させることができるようにしてある。そして、
ケーシング3と一体になる外殻ケース15にて磁極6を
覆ってある。そして、磁極6としての電磁石の極性は図
1の左右で反対の極性になるようにしてある。
【0009】このように、吸入口1と吐出口2とを形成
したケーシング3内に磁性体4を左右に備えたダイヤフ
ラム5の周部を支持して内蔵し、磁性体4に対向する磁
極6をケーシング3の両外側部に設けることで、ケーシ
ング3内には磁性体4を左右に備えた一枚のダイヤフラ
ム5を内蔵し、ケーシング3の外部に磁極6を配設する
構成となり、従来の構成に比べて構成を簡素化するので
ある。そして、ケーシング3の両側に磁極6があり、こ
れらを外殻ケース15にて覆っていて、ケーシング3に
おける吸入口1及び吐出口2を装置の中央部に存在させ
得て、吸入口1の吸入弁7及び吐出口2の吐出弁8の発
音を外部に漏らさないようになす措置も容易におこなえ
るのである。しかも、コイルを巻く磁極6はケーシング
3の外部にあり、ケーシング3の内部になるダイヤフラ
ム5とは隔絶し、ダイヤフラム5を高温度の雰囲気に晒
すのを回避し、ダイヤフラム5を劣化させるのを回避
し、ダイヤフラム5の長寿命化を図るのである。
【0010】図2は他の実施例を示していて、磁性体4
に鉄片を用い、そして二個のダイオード16を介装した
ものである。かかる実施例においては、図2(b)に示
すように、左右のコイル13に交互に半波づつが流れ、
左右の磁極6,6が交互に磁化され、磁化された側に磁
極6に鉄片の磁性体4が吸引作動され、つまり、図3に
おける右側のコイル13に通電されて右側のコイル13
に半波イが流れ、かかる半波の電流にて右側のコイル1
3が磁化され、この側に鉄芯の磁性体4を吸引し、ダイ
ヤフラム5を右側に移動させるのである。かかる場合、
左側のコイル13への通電はダイオード16にて断たれ
ている。そして、次の半波ロでは図4に示すように、図
4(a)の左側のコイル13に半波電流が流れて、左側
のコイル13を磁化し、右側のコイル13への通電はダ
イオード16にて断たれ、鉄片の磁性体4を左側に吸引
し、ダイヤフラム5を左側に動作させるのである。
【0011】図5及び図6は膨出部12内に磁極6の鉄
芯14を臨ませて、磁極6と磁性体4とのギャップcを
できるだけ少なくして、吸引力を増大するようにしたも
のである。つまり、図5(a)においては、膨出部12
の内面と鉄芯14の先端面とを略面一にしたものであ
り、図5(b)においては、鉄芯14を膨出部12内に
突入するようにしたものである。かかる場合、膨出部1
2の通孔と鉄芯14間はシール剤17にてシールされ
て、気密性を確保している。
【0012】図6は更に他の実施例を示していて、永久
磁石bの磁性体4に鉄片18を付設したものである。図
7は更に他の実施例を示していて、ケーシング3に膨出
部12を形成することなくフラットになし、ケーシング
3の内部の磁性体4を永久磁石bにし、この永久磁石b
を複数個組み合わせて、磁力を強くするようにしたもの
である。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述のように、吸入口と吐出口
とを形成したケーシング内に磁性体を左右に備えたダイ
ヤフラムの周部を支持して内蔵し、磁性体に対向する磁
極をケーシングの両外側部に設けるから、ケーシング内
には磁性体を左右に備えた一枚のダイヤフラムを内蔵
し、ケーシングの外部に磁極を配設する構成となり、従
来の構成に比べて構成を簡素化し、そして、ケーシング
の両側に磁極があり、これらを外殻ケースにて覆う場合
には、ケーシングにおける吸入口及び吐出口を装置の中
央部に存在させ得て、吸入口の吸入弁及び吐出口の吐出
弁の発音を外部に漏らさないようになす措置も容易にお
こなえ、騒音対策も容易になり、加えて、コイルを巻く
磁極はケーシングの外部にあり、ケーシングの内部にな
るダイヤフラムとは隔絶し、ダイヤフラムを高温度の雰
囲気に晒すのを回避し、ダイヤフラムを劣化させるのを
回避し、ダイヤフラムの長寿命化を図ることができると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略断面図である。
【図2】同上の他の実施例を示し、(a)は概略断面
図、(b)はダイオードで制御された電流を示す説明図
である。
【図3】同上の動作を示し、(a)は概略断面図、
(b)は電流を示す説明図である。
【図4】同上の動作を示し、(a)は概略断面図、
(b)は電流を示す説明図である。
【図5】同上の更に他の実施例を示し、(a)(b)は
要部の拡大断面図である。
【図6】同上の更に他の実施例の概略断面図である。
【図7】同上の更に他の実施例の概略断面図である。
【図8】従来例の概略断面図である。
【符号の説明】
1 吸入口 2 吐出口 3 ケーシング 4 磁性体 5 ダイヤフラム 6 磁極 7 吸入弁 8 吐出弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸入口と吐出口とを形成したケーシング
    内に磁性体を左右に備えたダイヤフラムの周部を支持し
    て内蔵し、磁性体に対向する磁極をケーシングの両外側
    部に設けて成ることを特徴とするダイヤフラムポンプ。
JP3685992A 1992-02-25 1992-02-25 ダイヤフラムポンプ Withdrawn JPH05231327A (ja)

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JP3685992A JPH05231327A (ja) 1992-02-25 1992-02-25 ダイヤフラムポンプ

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JPH05231327A true JPH05231327A (ja) 1993-09-07

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JP (1) JPH05231327A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07279850A (ja) * 1994-04-08 1995-10-27 Sadao Osaka リニアエアーポンプ
US20110274566A1 (en) * 2009-02-12 2011-11-10 The Board Of Trustees Of The University Of Illinois Magnetically driven micropump

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Date Code Title Description
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Effective date: 19990518