JPH05229418A - 制動力制御装置 - Google Patents

制動力制御装置

Info

Publication number
JPH05229418A
JPH05229418A JP3374092A JP3374092A JPH05229418A JP H05229418 A JPH05229418 A JP H05229418A JP 3374092 A JP3374092 A JP 3374092A JP 3374092 A JP3374092 A JP 3374092A JP H05229418 A JPH05229418 A JP H05229418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
master cylinder
chamber
valve
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3374092A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Takeuchi
内 裕 明 竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP3374092A priority Critical patent/JPH05229418A/ja
Publication of JPH05229418A publication Critical patent/JPH05229418A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Systems And Boosters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シミュレーション制御手段を備える制動力制
御装置において、ブレーキのコントロール性を確保す
る。 【構成】 シミュレーション制御手段46とマスタシリ
ンダ1間に、マスタシリンダからシミュレーション制御
手段への連通のみ許容するチェック弁43と、このチェ
ック弁に並列に配され、両端の圧力差が所定値以上とな
ったときシミュレーション制御手段側からマスタシリン
ダ側への連通を許容するリリーフ弁44を備えた制動力
制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車等の制動力を制御
し、自動車等を制動させる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両のブレーキ操作に応じて
車両の制動性能を向上させるべく制動力を調整する装置
が開発されている。例えば、特公平2−21982号公
報や特公平2−46426号公報には、ブレーキ操作時
に車両の減速度をブレーキ操作力に対応させる技術が開
示されている。これらの技術は、ブレーキペダルとマス
タシリンダ間に配設されブレーキ操作力を助勢するブー
スタの作動を制御するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術に
おいては、ブースタの作動を制御すると、その反動がブ
レーキペダルに伝達されるため、ユーザーのブレーキ操
作フィーリングが損なわれるという問題があった。
【0004】そこで、ホイールシリンダの圧力を調整時
にブレーキペダルにおけるブレーキ操作フィーリングを
損なわない装置として、マスタシリンダとホイールシリ
ンダ間を分断し、ブレーキ操作時にマスタシリンダ側を
マスタシリンダの出力圧に応じて容積変化させると共に
ホイールシリンダ側をブレーキ操作力に応じて圧力調整
するシミュレーション制御手段を備えることが考えられ
る。このシミュレーション制御手段はブレーキ操作がな
されたときブレーキ操作力に応じてホイールシリンダ圧
を制御する。マスタシリンダとホイールシリンダはこの
時点で分断されており、ホイールシリンダは単にブレー
キ操作力に応じた制御が行えるとともに、車輪の回転数
に応じてスリップ防止の制御等を追加することもでき
る。また、マスタシリンダの圧が高まるとマスタシリン
ダに接続される室の容積が増大し違和感のないブレーキ
ペダルフィーリングが得られる。
【0005】シミュレーション制御手段を備えるにあた
っては、マスタシリンダ圧とシミュレーション制御手段
により確保される容積が1義的になるため、ブレーキの
コントロール性を確保することが重要になってくる。
【0006】そこで、本発明においては、このシミュレ
ーション制御手段を備える制動力制御装置において、ブ
レーキのコントロール性を確保することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明において用いた手段は、シミュレーション制御
手段とマスタシリンダ間に、マスタシリンダからシミュ
レーション制御手段への連通のみ許容するチェック弁
と、このチェック弁に並列に配され、両端の圧力差が所
定値以上となったときシミュレーション制御手段側から
マスタシリンダ側への連通を許容するリリーフ弁を備え
たことである。
【0008】
【作用】上記手段によれば、ブレーキペダルを踏み込む
場合にはチェック弁を通してマスタシリンダからシミュ
レーション制御手段へ流体を流すことができるので、上
記シミュレーション制御手段が作用してホイールシリン
ダの圧力調整が行える。
【0009】ここで、ブレーキペダルを少し戻したと
き、リリーフ弁の両端の圧力差は所定値以下であり、リ
リーフ弁は開かない。また、チェック弁もシミュレーシ
ョン制御手段からマスタシリンダへは流体を流さないた
め、シミュレータ制御手段側の圧力は保持される。更に
ブレーキペダルを戻すと、リリーフ弁の両端の圧力差が
所定値を越え、リリーフ弁が開くため、シミュレーショ
ン制御手段からマスタシリンダへ流体が流れシミュレー
ション制御手段によりホイールシリンダの制動力が低下
する。したがって、ブレーキペダルを踏み込む側と離す
側でヒステリシスを設けることができる。こうしてヒス
テリシスを設けることでブレーキのコントロール性を確
保することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0011】図1において、ブレーキペダル16を踏む
とマスタシリンダ1の圧力が高まり、マスタシリンダ側
配管17内にブレーキ圧が印加される。ブレーキ操作力
を検出する操作力検出手段である踏力センサ3がブレー
キペダル16に近接して設けられる。圧力センサ2はマ
スタシリンダ1内の圧力を検出する。
【0012】シミュレーション制御手段であるシミュレ
ーション制御装置46はホイールシリンダ側配管19を
介してホイールシリンダ8に接続されている。シミュレ
ーション制御装置46のマスタシリンダ側配管45とマ
スタシリンダ1に接続されたマスタシリダ側配管17の
間にはチェック弁43とリリーフ弁44が並列に介装さ
れている。チェック弁43はマスタシリンダ側配管17
からマスタシリンダ側配管45への連通のみ許容する逆
止弁である。リリーフ弁はマスタシリンダ側配管17か
らマスタシリンダ側配管45への連通を阻止するととも
に、マスタシリンダ側配管45の圧力がマスタシリンダ
側配管17の圧力に対し所定値以上高くなったとき開
き、マスタシリンダ側配管45からマスタシリンダ側配
管17への連通を許容するものである。
【0013】シミュレータ手段であるシミュレータバル
ブ4がマスタシリンダ側配管45と中間配管18間に介
装される。マスタシリンダカット弁5がホイールシリン
ダ8に連結されたホイールシリンダ側配管19と中間配
管18との間に介装されている。マスタシリンダカット
弁5は常時開の電磁弁であり、制御手段である電子制御
装置15からの信号により切り換えられ閉となる。ホイ
ールシリンダ側配管19にはホイールシリンダ側配管1
9の圧力即ちホイールシリンダ圧を測定するためのホイ
ールシリンダ圧力検出手段である圧力センサ41が設け
られている。
【0014】ポンプ12はモータ13により駆動されリ
ザーバ14から流体をくみ上げ流体圧を発生する。モー
タ13は電子制御装置15からの信号に応じて回転す
る。ポンプ12の発生流体圧力は逆止弁10を経てアキ
ュームレータ9に蓄圧される。
【0015】アキュームレータ圧は圧力センサ11にて
検出される。圧力調整手段である圧力制御弁7は、電子
制御装置15からの信号に応じて、管路20に対して、
アキュームレータ9に接続される管路21またはリザー
バに接続される管路22のいずれか一方を連結させる。
圧力制御弁7が切り換えられることにより管路20の圧
力が調整される。管路20は圧力制御用カット弁6を介
してホイールシリンダ側配管19に接続されている。圧
力制御用カット弁6は常時閉の電磁弁であり、制御手段
である電子制御装置15からの信号により切り換えられ
開となる。
【0016】シミュレータバルブ4およびその周辺の回
路は図2のように構成されている。
【0017】図2において、リリーフ弁44はバネ44
bによりホイールシリンダ側に付勢されている。リリー
フ弁44はその弁座部分にスリット44aを有する。し
たがって、リリーフ弁44はその両端が完全に遮断され
ない。
【0018】シュミレータバルブ4は、中空のシリンダ
26、シリンダ26内を摺動する中空のピストン27、
ピストン27内を摺動するシミュレータピストン28を
備える。シリンダ26の内部空間はピストン27によ
り、ピストン27の図示右側の第1室34(図3,4参
照)、および図示左側の第2室35に区分けされる。ピ
ストン27は第2室35に設けられた付勢手段であるス
プリング33により第1室側に向けて付勢されている。
シリンダ26とピストン27間の摺動面にはシール3
8,39が設けられ、第1室と第2室間の流体の漏れを
防止している。ピストン27の内部空間はシミュレータ
ピストン28の図示右側の第3室36、および図示左側
の第4室37に区分けされる。第4室37内には弾性変
形可能なシミュレータ29が配置されている。シミュレ
ータ29としてはゴム等を使用すればよい。第3室36
は連通路27aにより第1室34に連通している。第3
室内にはステム30が配置されている。ステム30は、
連通路27a内を第1室内まで伸びる突出部30aと、
第3室と連通路27a間を遮断可能な弾性体からなる弁
体31、およびステム30本体を図示右方向に付勢する
バネ32から構成されている。シリンダ26には3つの
ポートが設けられている。第1ポート26aは第1室に
面して設けられ、マスタシリンダ側配管45に接続され
いてる。第2ポート26cは第2室に面して設けられ、
中間配管18に接続されている。第3ポート26bは第
1ポート26aと第2ポート26c間に設けられてい
る。第3ポート26bはオリフィス25を介してマスタ
シリンダ側配管45に接続されいてる。またオリフィス
25と並列に逆止弁24が設けられている。逆止弁24
はマスタシリンダ側配管45から第3ポート26bへの
流体の流れを阻止する。ピストン27には第2図の状態
で第2室35と第3ポート26bを連通する切欠き27
bが設けられている。
【0019】図1において、電子制御装置15は踏力セ
ンサ3、圧力センサ2,41,11の信号を受ける。他
に車輪の回転速度を検出する車輪速センサ42や車両の
加速度を検出する加速度センサ40が設けられている。
電子制御装置15はマイクロコンピュータを備え、図5
のフローチャートにしたがって作動する。電子制御装置
15は電源オンにてスタートし、最初にイニシャライズ
ステップ100を実行する。ここでは、マイクロコンピ
ュータの入出力端子の設定やメモリーの初期化を行う。
次に、入力処理ステップ102にて踏力センサ3、圧力
センサ2,41,11、車輪速センサ42、加速度セン
サ40等のセンサの入力を受け、データ処理する。ステ
ップ103において、踏力センサ3の出力データから判
断したブレーキ操作力と所定値F1とを比較する。F1
はブレーキ操作力がゼロに相当する値で、誤動作を防止
するためゼロより少し高い値を設定している。ブレーキ
操作力が所定値F1以下の場合には、ステップ104に
て制御中フラグをオフとし、ステップ105にてタイマ
ーTにゼロを代入し、ステップ106にてモータ13を
停止させ、マスタシリンダカット弁5を開き、圧力制御
用カット弁6を閉じるように設定する。その後、ステッ
プ108にて、設定にしたがって、モータ13、マスタ
シリンダカット弁5及び圧力制御用カット弁6に出力を
行う。ステップ103において、ブレーキ操作力が所定
値F1を越えると、ステップ109以下を実行する。ス
テップ109では制御中フラグの状態を判定する。最初
にブレーキ操作力が所定値F1を越えたとき、その時点
で制御中フラグはオフであるので、ステップ110にて
制御中フラグがオンに更新され、ステップ111にてタ
イマーTに整数値T0を代入し、ステップ112にてモ
ータ13を回転させ、マスタシリンダカット弁5を閉
じ、圧力制御用カット弁6を開くように設定する。
【0020】この後、ステップ114にてブレーキ操作
力や加速度等に応じて圧力制御弁の制御値の設定を行
う。ステップ108にて圧力制御弁7を制御し、圧力制
御弁7に設定された制御値を出力させる。ブレーキ操作
力が所定値F1を越えた状態が継続すると、制御中フラ
グがオンとなるので、ステップ113が実行され、タイ
マーTの値が1だけ減算される。この制御中フラグがオ
ンの状態がT0回数分継続すると、タイマーTの値は0
となる。このとき、ステップ107および115の判断
ルーチンによりステップ116へ分岐され、タイマーT
の値が再びT0に設定される。このとき、ステップ11
7にてホイールシリンダ圧力が指示した制御値よりも所
定量α以上に減少していると、モータ13、ポンプ12
またはその周辺の油圧回路の故障が考えられる。この場
合には、ステップ118にてモータ13を停止させ、マ
スタシリンダカット弁5を開き、圧力制御用カット弁6
を閉じるように設定する。次にステップ119にて出力
処理を継続する。
【0021】上記構成の装置において、ブレーキペダル
16が踏まれていないとき、マスタシリンダ側配管1
7,45の圧力は低下しているので、シミュレータバル
ブ4のピストン27はスプリング33により付勢され
て、図2に示す位置(第1位置)に移動する。電子制御
装置15はブレーキ操作力がゼロであるので、マスタシ
リンダカット弁5を開ける。この状態でホイールシリン
ダ8内の流体は、ホイールシリンダ側配管19−中間配
管18−第2ポート26c−第2室35−切欠き27b
−第3ポート26b−オリフィス25および逆止弁24
−マスタシリンダ側配管45−スリット44a−マスタ
シリンダ側配管17を介してマスタシリンダ1へ流れ、
ホイールシリンダ8は制動力を働かせない。
【0022】ブレーキペダル16が踏まれると、マスタ
シリンダ側配管17の圧力が高まる。この圧力はチェッ
ク弁43を介して第1室34および第2室35に導入さ
れるが、第2室35へはオリフィス25を介して圧力が
導入されるため、一時的に第1室34の圧力が第2室3
5の圧力より高まる。このため、ピストン27がスプリ
ング33の付勢に抗して移動する。一方、電子制御手段
15はブレーキ操作力を検出し、マスタシリンダカット
弁5を閉じる。したがって、ピストン27が図3に示す
位置(第2位置)までくると、ピストン27により第3
ポート26bが閉じられ、また、マスタシリンダカット
弁5も閉じられているので、第2室35が密閉され、ピ
ストン27は図3に示す位置(第2位置)に固定され
る。この状態でステム30の弁体31は閉じておらず、
第3室36と第1室34は連通されている。したがっ
て、マスタシリンダ側配管17−チェック弁43−マス
タシリンダ側配管45−第1ポート26a−第1室34
−連通路27aを介してマスタシリンダ圧が第3室36
に導入される。第3室36内の圧力が高まるとシミュレ
ータピストン28が図示左方向の圧力を受け、シミュレ
ータ29を押圧する。シミュレータ29は押圧力に応じ
て弾性変形するので、第3室36内の容積はマスタシリ
ンダ圧に応じて可変する。このため、ブレーキペダル1
6の踏込みに要する力は踏み込むにつれ増加し、よいブ
レーキ踏込みフィーリングが得られる。一方、電子制御
装置15は圧力制御用カット弁6を開け、圧力制御弁7
を制御するので、ホイールシリンダ側配管19を介して
ホイールシリンダ内圧が電子制御装置15が出力する値
に調整される。
【0023】電子制御装置15とモータ13間の断線、
モータ13の故障、ポンプ12の故障、逆止弁10のス
ティック、アキュームレータ9の故障、圧力制御弁7の
故障、配管20、21の破裂等の故障が発生すると、電
子制御装置15の制御にも係わらずホイールシリンダ8
内の圧力が高まらず、車輪に制動がかからないので危険
である。そこで、電子制御装置15は、前述したよう
に、ホイールシリンダ内圧が出力値に対して上昇しない
とき、マスタシリンダカット弁5を開き、圧力制御用カ
ット弁6を閉じる。シュミレータバルブ4の第2室35
はホイールシリンダ8と連通するので第2室35の圧力
が下がる。このため、ピストン27はマスタシリンダ1
の圧力とホイールシリンダ8とが釣り合うまで移動し、
図4の状態(第3位置)となる。この状態においては、
ステム30の突出部30aが第1室の壁面から離れるの
で、弁体31が第3室36の壁面に当たり、第3室36
と連通路27aを遮断する。第3ポート26bは閉じた
ままである。したがって、この状態においては第3室は
密閉され、マスタシリンダ側にシミュレータ効果を与え
ない。ピストン27は第1室と第2室の圧力差に応じて
摺動するようになるので、ブレーキペダルをより踏み込
めばピストン27が図示左側へ移動し、ホイールシリン
ダ圧力を上昇させる。これにより、仮にポンプ12や圧
力制御弁7の辺りで故障が発生しても、従来通りのマス
タシリンダ圧に応じたホイールシリンダ圧が得られ、高
い制動性能は得られないものの通常ブレーキは可能とな
る。
【0024】マスタシリンダ側配管17からシミュレー
ション制御装置46への流体の流れはチェック弁43に
より許容される。しかし、逆方向の流れについては、チ
ェック弁43は閉じ、リリーフ弁44は所定以上の圧力
差がないと開かないため、ヒステリシスが生じる。この
ヒステリシス効果によりブレーキペダルを若干緩めても
制動力は殆ど変わらず、コントロール性がよい。尚、リ
リーフ弁44のスリット44aは特に設けなくてもよい
がリリーフ弁44にスリット44aを設けることによ
り、ゆるやかなブレーキペダル操作についても遅れて追
従することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、ブレーキのコントロール性を確保することができる
ので、良好なブレーキ操作フィーリングが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の制御装置の構成図
【図2】図1の制御装置のシミュレータバルブの断面図
【図3】図2のシミュレータバルブの制動中の作動を示
す断面図
【図4】図2のシミュレータバルブの異常時における作
動を示す断面図
【図5】図1の電子制御装置のフローチャート
【符号の説明】
1 マスタシリンダ 2 圧力センサ 3 踏力センサ(ブレーキ操作力検出手段) 4 シミュレータバルブ(シミュレータ手段) 5 マスタシリンダカット弁 6 圧力制御用カット弁 7 圧力制御弁(圧力調整手段) 8 ホイールシリンダ 9 アキュームレータ 10 逆止弁 11 圧力センサ 12 ポンプ 13 モータ 14 リザーバ 15 電子制御装置(制御手段) 16 ブレーキペダル 17 マスタシリンダ側配管 18 中間配管 19 ホイールシリンダ側配管 20,21,22 管路 24 逆止弁 25 オリフィス 26 シリンダ 26a 第1ポート 26b 第3ポート 26c 第2ポート 27 ピストン 27a 連通路 27b 切欠き 28 シミュレータピストン 29 シミュレータ 30 ステム(弁手段) 30a 突出部 31 弁体 32 バネ 33 スプリング(付勢手段) 34 第1室 35 第2室 36 第3室 37 第4室 38,39 シール 40 加速度センサ 41 圧力センサ(ホイールシリンダ圧力検出手段) 42 車輪速センサ 43 チェック弁 44 リリーフ弁 44a スリット 44b スプリング 45 マスタシリンダ側配管 46 シミュレーション制御装置(シミュレーション制
御手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタシリンダとホイールシリンダ間を
    分断し、ブレーキ操作時にマスタシリンダ側をマスタシ
    リンダの出力圧に応じて容積変化させると共にホイール
    シリンダ側をブレーキ操作力に応じて圧力調整するシミ
    ュレーション制御手段を備える制動力制御装置におい
    て、更に、 前記シミュレーション制御手段とマスタシリンダ間に、
    マスタシリンダからシミュレーション制御手段への連通
    のみ許容するチェック弁と、 該チェック弁に並列に配され、シミュレーション制御手
    段側圧力が所定値以上となったときシミュレーション制
    御手段側からマスタシリンダ側への連通を許容するリリ
    ーフ弁と、を備えたことを特徴とする制動力制御装置。
  2. 【請求項2】 前記シミュレーション制御手段は、 マスタシリンダとホイールシリンダ間をマスタシリンダ
    側配管とホイルシリンダ側配管に分断し、両配管の間の
    連通を開閉可能なマスタシリンダカット弁、 前記マスタシリンダ側配管に介装されたシミュレータ手
    段、 指示に応じて圧力値を調整する圧力調整手段、 前記圧力調整手段と前記ホイールシリンダ側配管に接続
    され、前記圧力制御弁と前記ホイールシリンダ側配管の
    間の連通を開閉可能な圧力制御用カット弁、 ブレーキ操作力を検出するブレーキ操作力検出手段、 ホイールシリンダへの供給圧力値を検出するホイールシ
    リンダ圧力検出手段、および前記マスタシリンダカット
    弁、圧力調整手段、圧力制御用カット弁、ブレーキ操作
    力検出手段、ホイールシリンダ圧力検出手段に接続さ
    れ、前記マスタシリンダカット弁および圧力制御用カッ
    ト弁の開閉を制御可能であり、前記圧力調整手段へ所定
    圧力の出力指示が可能な制御手段、を備え、 前記制御手段は、ブレーキ操作力の非検出時には前記マ
    スタシリンダカット弁を連通し、ブレーキ操作力の検出
    時には、前記マスタシリンダカット弁を遮断し、前記圧
    力制御用カット弁を連通し、前記圧力調整手段の出力圧
    力をブレーキ操作力に応じて調整し、更に、前記ブレー
    キ操作力の検出時に圧力調整手段への圧力指示に対して
    ホイールシリンダ圧力が低下したことをホイールシリン
    ダ圧力検出手段が検出した際には、前記マスタシリンダ
    カット弁を開とすることを特徴とし、 前記シミュレータ手段は、 中空のシリンダと、 前記シリンダ内を摺動可能に配置され、前記シリンダ内
    を第1室および第2室に区画するピストンと、 前記シリンダに前記第1室に面して設けらるとともに、
    マスタシリンダに接続された第1ポートと、 前記シリンダに前記第2室に面して設けらるとともに、
    マスタシリンダカット弁に接続された第2ポートと、 前記ピストンを前記第1室側へ付勢する付勢手段と、 前記第1室と連通し、前記第1室内の圧力に応じて容積
    変化するシミュレータ室と、 前記第1室とシミュレータ室間の連通を前記ピストンの
    移動に応じて開閉し、前記ピストンが前記第1室側へ付
    勢されたとき開状態となる弁手段と、を備えることを特
    徴とする請求項1記載の制動力制御装置。
JP3374092A 1992-02-20 1992-02-20 制動力制御装置 Pending JPH05229418A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3374092A JPH05229418A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 制動力制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3374092A JPH05229418A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 制動力制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05229418A true JPH05229418A (ja) 1993-09-07

Family

ID=12394811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3374092A Pending JPH05229418A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 制動力制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05229418A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998013244A1 (fr) * 1996-09-26 1998-04-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Dispositif de freinage

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998013244A1 (fr) * 1996-09-26 1998-04-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Dispositif de freinage
US6322164B1 (en) 1996-09-26 2001-11-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Braking device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3191245B2 (ja) 制動力制御装置
CA2588206C (en) Vehicle-use brake device
JPH03292250A (ja) 自動乗物のブレーキ装置
US6109703A (en) Vehicle brake control system with intelligent braking functions
JP2013517982A (ja) 制御可能な空圧式ブレーキブースタおよびその作動方法
JPH0431156A (ja) 車両用スリップ制御装置
US3972192A (en) Tandem master cylinder
WO2018047902A1 (ja) 車両用制動装置
JPH03136964A (ja) ブレーキシステム
JPH05201328A (ja) 制動力制御装置
JPH05229418A (ja) 制動力制御装置
JPH0241960A (ja) エアオーバ・ハイドロリックブレーキ装置用アンチロック制御装置
US5248189A (en) Slip control system for vehicle
US4142612A (en) Servo motor with differential pressure controlled and actuated release valve
US4063785A (en) Fail safe bypass for a skid control system
JP2001328515A (ja) 車両用液圧ブレーキシステムの制御方法
JP2539758Y2 (ja) ブレーキ液圧制御装置
KR20000048508A (ko) 미끄럼방지 제어장치를 구비한 자동차용 유압 제동 시스템
JP3605459B2 (ja) 車両用アンチロックブレーキ制御装置
JPH0632212A (ja) 制動力制御装置
JPS60135357A (ja) スリップ制御付ブレーキ装置
JP3561357B2 (ja) 車両用アンチロックブレーキ制御装置
JP2022155868A (ja) 車両用制動装置
JPS5967150A (ja) ブレ−キ液圧制御装置
JPH02220960A (ja) タンデムマスターシリンダ