JPH0522931A - スイツチング電源装置 - Google Patents
スイツチング電源装置Info
- Publication number
- JPH0522931A JPH0522931A JP17236191A JP17236191A JPH0522931A JP H0522931 A JPH0522931 A JP H0522931A JP 17236191 A JP17236191 A JP 17236191A JP 17236191 A JP17236191 A JP 17236191A JP H0522931 A JPH0522931 A JP H0522931A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- power supply
- switching
- output
- control unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】整流部からの出力を断続的に平滑用のコンデン
サへ供給することにより平滑用のコンデンサの長寿命化
を図る。 【構成】ダイオードブリッジ１によって整流された電力
は電源供給回路１２により平滑化され制御回路１１供給
される。このため、制御回路１１によってＰＷＭ制御回
路３の出力がスイッチング回路１０へ供給され、スイッ
チング回路１０はスイッチングを開始する。このスイッ
チングされた電力はコンデンサ２に供給され平滑され
る。
サへ供給することにより平滑用のコンデンサの長寿命化
を図る。 【構成】ダイオードブリッジ１によって整流された電力
は電源供給回路１２により平滑化され制御回路１１供給
される。このため、制御回路１１によってＰＷＭ制御回
路３の出力がスイッチング回路１０へ供給され、スイッ
チング回路１０はスイッチングを開始する。このスイッ
チングされた電力はコンデンサ２に供給され平滑され
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はスイッチング電源装置に
関するものである。
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、商用電源の交流１００Ｖを入
力源とする電子機器は整流回路を必要とし、小型の機器
においては、電源トランスにより数Ｖ〜数十Ｖに降圧
し、整流を行ない、直流電源を得ている。しかし、最近
では、交流１００Ｖの状態で直接整流した後、数百ＫＨ
ｚ以上の高周波スイッチングにより電力変換を行なうス
イッチング電源装置が多く用いられるようになってき
た。これらの多くはダイオードブリッジを用いたコンデ
ンサインプット方式を採用している。
力源とする電子機器は整流回路を必要とし、小型の機器
においては、電源トランスにより数Ｖ〜数十Ｖに降圧
し、整流を行ない、直流電源を得ている。しかし、最近
では、交流１００Ｖの状態で直接整流した後、数百ＫＨ
ｚ以上の高周波スイッチングにより電力変換を行なうス
イッチング電源装置が多く用いられるようになってき
た。これらの多くはダイオードブリッジを用いたコンデ
ンサインプット方式を採用している。
【０００３】以下、図３を参照しながら従来のスイッチ
ング電源装置について説明する。図３において、１はダ
イオードブリッジ、２はダイオードブリッジ１の出力を
平滑するコンデンサ、３はコンデンサ３ａ及び抵抗３ｂ
の時定数によって決定される発振周波数で発振するＰＷ
Ｍ制御部、４はコンデンサ２の出力の分圧を行なう分圧
抵抗で、抵抗４ａ，４ｂを直列接続する事により構成さ
れており、接続部４ｃがＰＷＭ制御部３の電力供給端３
ｄに接続されている。５はＰＷＭ制御部の出力端３ｃに
接続されＰＷＭ制御部の発振に応じてスイッチングを行
なうスイッチングトランジスタである。６はトランスで
一次側６ａはスイッチングトランジスタ５と直列に接続
された状態でコンデンサ２に接続されている。７はトラ
ンス６から電力を抽出すると共に波形成形を行いＰＷＭ
制御部３に供給する電力供給部でトランス６から電力を
抽出する抽出部７ａと抽出された電力の整流を行なうダ
イオード７ｂと、整流された電力を平滑するコンデンサ
７ｃからなる。８はトランス６によって変圧された電力
の整流を行なうダイオード、９はダイオード８によって
整流された電力の平滑を行なうコンデンサであり平滑度
を上げるために容量の大きな電解コンデンサが使用され
る。
ング電源装置について説明する。図３において、１はダ
イオードブリッジ、２はダイオードブリッジ１の出力を
平滑するコンデンサ、３はコンデンサ３ａ及び抵抗３ｂ
の時定数によって決定される発振周波数で発振するＰＷ
Ｍ制御部、４はコンデンサ２の出力の分圧を行なう分圧
抵抗で、抵抗４ａ，４ｂを直列接続する事により構成さ
れており、接続部４ｃがＰＷＭ制御部３の電力供給端３
ｄに接続されている。５はＰＷＭ制御部の出力端３ｃに
接続されＰＷＭ制御部の発振に応じてスイッチングを行
なうスイッチングトランジスタである。６はトランスで
一次側６ａはスイッチングトランジスタ５と直列に接続
された状態でコンデンサ２に接続されている。７はトラ
ンス６から電力を抽出すると共に波形成形を行いＰＷＭ
制御部３に供給する電力供給部でトランス６から電力を
抽出する抽出部７ａと抽出された電力の整流を行なうダ
イオード７ｂと、整流された電力を平滑するコンデンサ
７ｃからなる。８はトランス６によって変圧された電力
の整流を行なうダイオード、９はダイオード８によって
整流された電力の平滑を行なうコンデンサであり平滑度
を上げるために容量の大きな電解コンデンサが使用され
る。
【０００４】以上のように構成されたスイッチング電源
装置について図４のタイムチャートを用いて以下その動
作について説明を行なう。
装置について図４のタイムチャートを用いて以下その動
作について説明を行なう。
【０００５】交流電源よりの電流がダイオードブリッジ
１に入力されると図４（ａ）に示されるように全波整流
され、コンデンサ２によって図４（ｂ）に示されるよう
に平滑され直流に変換される。これにより、分圧抵抗４
に電流が流れるため、接続端４ｃに電圧が生じＰＷＭ制
御部３が起動し、スイッチングトランジスタ５のスイッ
チングが開始される。このスイッチングされた電力がト
ランス６の一次側に供給され、変圧が行なわれる。変圧
された電力は、ダイオード８、コンデンサ９によって直
流に変換される。また、トランス６に電力が供給される
と電力供給部７よりＰＷＭ制御部３へ電力が供給され
る。
１に入力されると図４（ａ）に示されるように全波整流
され、コンデンサ２によって図４（ｂ）に示されるよう
に平滑され直流に変換される。これにより、分圧抵抗４
に電流が流れるため、接続端４ｃに電圧が生じＰＷＭ制
御部３が起動し、スイッチングトランジスタ５のスイッ
チングが開始される。このスイッチングされた電力がト
ランス６の一次側に供給され、変圧が行なわれる。変圧
された電力は、ダイオード８、コンデンサ９によって直
流に変換される。また、トランス６に電力が供給される
と電力供給部７よりＰＷＭ制御部３へ電力が供給され
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、コンデンサ２の容量が大きく、非充電時
の抵抗値が低いために、図４（ｃ）に示されるように整
流部を構成しているダイオードブリッジ１の出力の一周
期毎にコンデンサ２に大電流が流れコンデンサの寿命を
短くしていた。
来の構成では、コンデンサ２の容量が大きく、非充電時
の抵抗値が低いために、図４（ｃ）に示されるように整
流部を構成しているダイオードブリッジ１の出力の一周
期毎にコンデンサ２に大電流が流れコンデンサの寿命を
短くしていた。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するために整流部の出力を断続的にコンデンサへ
供給するスイッチング部を設けた。
を解決するために整流部の出力を断続的にコンデンサへ
供給するスイッチング部を設けた。
【０００８】
【作用】本発明は上記した構成により、平滑用のコンデ
ンサに流れる電流のピーク値が小さくなる。
ンサに流れる電流のピーク値が小さくなる。
【０００９】
【実施例】図１は本発明の一実施例におけるスイッチン
グ電源装置の回路図である。
グ電源装置の回路図である。
【００１０】図１において、１はダイオードブリッジ、
２はコンデンサ、３はＰＷＭ制御部、４は分圧抵抗、５
はスイッチングトランジスタ、６はトランス、７は電力
供給部、８はダイオード、９はコンデンサでありこれら
は従来の技術と変わらないので説明を省略する。
２はコンデンサ、３はＰＷＭ制御部、４は分圧抵抗、５
はスイッチングトランジスタ、６はトランス、７は電力
供給部、８はダイオード、９はコンデンサでありこれら
は従来の技術と変わらないので説明を省略する。
【００１１】１０はコンデンサ２とダイオード１との間
に設けられたスイッチング回路であり、スイッチングト
ランジスタ１０ａと、コンデンサ２からダイオード１へ
の逆流を防止するダイオード１０ｂと、スイッチングト
ランジスタ１０ａがオン状態の時にエネルギーを蓄えオ
フ時に蓄積されたエネルギーをコンデンサ２へ供給する
コイル１０ｃより形成されている。１１はＰＷＭ制御部
３の発振を利用してスイッチング回路１０にスイッチン
グを行わせると共に電力供給部７からの電圧がＰＷＭ制
御部３の供給規定電圧に達していないときはＰＷＭ制御
部３の出力をスイッチングトランジスタ５へ伝えないよ
うにする制御部である。１２はスイッチング回路１０の
前段に設けられた電源供給回路で制御部１１とＰＷＭ制
御部３のそれぞれの電力供給端に接続されている。
に設けられたスイッチング回路であり、スイッチングト
ランジスタ１０ａと、コンデンサ２からダイオード１へ
の逆流を防止するダイオード１０ｂと、スイッチングト
ランジスタ１０ａがオン状態の時にエネルギーを蓄えオ
フ時に蓄積されたエネルギーをコンデンサ２へ供給する
コイル１０ｃより形成されている。１１はＰＷＭ制御部
３の発振を利用してスイッチング回路１０にスイッチン
グを行わせると共に電力供給部７からの電圧がＰＷＭ制
御部３の供給規定電圧に達していないときはＰＷＭ制御
部３の出力をスイッチングトランジスタ５へ伝えないよ
うにする制御部である。１２はスイッチング回路１０の
前段に設けられた電源供給回路で制御部１１とＰＷＭ制
御部３のそれぞれの電力供給端に接続されている。
【００１２】以上のように構成されたスイッチング電源
装置について以下その動作についての説明を行なう。
装置について以下その動作についての説明を行なう。
【００１３】交流電源よりの電流はダイオードブリッジ
１に入力されると全波整流される。ダイオードブリッジ
１からの出力は電源供給回路１２により分圧および平滑
され制御回路１１及びＰＷＭ制御部３へ供給される。こ
のため、ＰＷＭ制御部３は発振を開始させる。このＰＷ
Ｍ制御部３からの出力はまた、制御部１１を介してスイ
ッチング回路１０へ供給され、スイッチング回路１０は
スイッチング動作を開始し、ダイオード１からの電流を
図２（ａ）に示されるように断続的にコンデンサ２へ供
給する。このため、コンデンサ２へは図２（ｂ）に示さ
れるようにピーク値の低い電流が断続的に流れる。
１に入力されると全波整流される。ダイオードブリッジ
１からの出力は電源供給回路１２により分圧および平滑
され制御回路１１及びＰＷＭ制御部３へ供給される。こ
のため、ＰＷＭ制御部３は発振を開始させる。このＰＷ
Ｍ制御部３からの出力はまた、制御部１１を介してスイ
ッチング回路１０へ供給され、スイッチング回路１０は
スイッチング動作を開始し、ダイオード１からの電流を
図２（ａ）に示されるように断続的にコンデンサ２へ供
給する。このため、コンデンサ２へは図２（ｂ）に示さ
れるようにピーク値の低い電流が断続的に流れる。
【００１４】電力供給部７の供給電力がＰＷＭ制御部３
の供給規定電圧に達すると、制御部１１はＰＷＭ制御部
３の出力をスイッチングトランジスタ５へ伝えるように
制御する。
の供給規定電圧に達すると、制御部１１はＰＷＭ制御部
３の出力をスイッチングトランジスタ５へ伝えるように
制御する。
【００１５】コンデンサ２からの出力はスイッチングト
ランジスタ５のスイッチングにより、断続的にトランス
６の一次側へ供給されるためトランス６により変圧が行
なわれ二次側より出力される。トランスの二次側からの
出力はダイオード８、コンデンサ９によって直流に変換
される。
ランジスタ５のスイッチングにより、断続的にトランス
６の一次側へ供給されるためトランス６により変圧が行
なわれ二次側より出力される。トランスの二次側からの
出力はダイオード８、コンデンサ９によって直流に変換
される。
【００１６】また、トランス６に電流が供給されると抽
出部７ａより出力が得られる為、電力供給部７よりＰＷ
Ｍ制御部３への電力供給が開始される。
出部７ａより出力が得られる為、電力供給部７よりＰＷ
Ｍ制御部３への電力供給が開始される。
【００１７】以上のように本実施例によれば、コンデン
サ２には高い周期で断続的に電力が供給されされるた
め、コンデンサに流れる電流のピーク値が小さくなるの
で、平滑用のコンデンサの負担が小さくなり、平滑用の
コンデンサの寿命を長くすることができる。
サ２には高い周期で断続的に電力が供給されされるた
め、コンデンサに流れる電流のピーク値が小さくなるの
で、平滑用のコンデンサの負担が小さくなり、平滑用の
コンデンサの寿命を長くすることができる。
【００１８】
【発明の効果】本発明は整流部の出力を断続的にコンデ
ンサへ供給するスイッチング部を設けたので、コンデン
サに流れる電流のピーク値が小さくなるので、平滑用の
コンデンサの負担が小さくなり平滑用のコンデンサの寿
命を長くすることができる。
ンサへ供給するスイッチング部を設けたので、コンデン
サに流れる電流のピーク値が小さくなるので、平滑用の
コンデンサの負担が小さくなり平滑用のコンデンサの寿
命を長くすることができる。
【図１】本発明の一実施例におけるスイッチング電源装
置の回路図
置の回路図
【図２】同装置のコンデンサ２に供給される電圧の波形
図
図
【図３】従来のスイッチング電源装置の回路図
【図４】同装置のコンデンサ２に供給される電圧の波形
図 １ ダイオードブリッジ ２ コンデンサ ３ ＰＷＭ制御部 ４ 分圧抵抗 ５ ＰＷＭ制御部 ６ トランス ７ 電力供給部 ８ ダイオード ９ コンデンサ １０ スイッチング回路 １１ 制御部 １２ 電源供給回路
図 １ ダイオードブリッジ ２ コンデンサ ３ ＰＷＭ制御部 ４ 分圧抵抗 ５ ＰＷＭ制御部 ６ トランス ７ 電力供給部 ８ ダイオード ９ コンデンサ １０ スイッチング回路 １１ 制御部 １２ 電源供給回路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】整流を行う整流部と、電圧及び電流の平滑
を行うコンデンサと、前記整流部の出力を断続的に前記
コンデンサへ供給する第１のスイッチング部と、電圧の
変換を行うトランスと、前記コンデンサの出力を断続的
にトランスの一次側へ供給する第２のスイッチング部
と、前記トランスの二次側出力を直流に変換する直流変
換部とを備えたスイッチング電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17236191A JPH0522931A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | スイツチング電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17236191A JPH0522931A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | スイツチング電源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0522931A true JPH0522931A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=15940484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17236191A Pending JPH0522931A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | スイツチング電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0522931A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6123163A (en) * | 1997-09-15 | 2000-09-26 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Controlling apparatus for a hybrid car |
| JP2012064430A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-03-29 | Panasonic Corp | 半導体発光素子の点灯装置およびそれを用いた照明器具 |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP17236191A patent/JPH0522931A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6123163A (en) * | 1997-09-15 | 2000-09-26 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Controlling apparatus for a hybrid car |
| JP2012064430A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-03-29 | Panasonic Corp | 半導体発光素子の点灯装置およびそれを用いた照明器具 |
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