JPH05227110A - Ｓｎｇ用サイドトーン抑圧装置 - Google Patents
Ｓｎｇ用サイドトーン抑圧装置Info
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- JPH05227110A JPH05227110A JP4027858A JP2785892A JPH05227110A JP H05227110 A JPH05227110 A JP H05227110A JP 4027858 A JP4027858 A JP 4027858A JP 2785892 A JP2785892 A JP 2785892A JP H05227110 A JPH05227110 A JP H05227110A
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- Japan
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- line
- communication
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- H04H60/04—Studio equipment; Interconnection of studios
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- H04B7/18517—Transmission equipment in earth stations
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- H04H20/00—Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
- H04H20/02—Arrangements for relaying broadcast information
- H04H20/04—Arrangements for relaying broadcast information from field pickup units [FPU]
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- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R3/00—Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
- H04R3/007—Protection circuits for transducers
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、通信衛星回線とＴＶ放送回線を併用
して本局と中継先間で通信し合う通信方式において、特
にオンエアされたテレビ音声から中継先の音声を遅延さ
せたものを差し引くことによりオンエア音声中から中継
先レポータの音声を抑圧し、中継先レポータが話し易い
モニター音声を作るＳＮＧ用サイドトーン抑圧装置を提
供する。 【構成】そのために、通信衛星回線とＴＶ放送回線を併
用して本局と中継先間で通信し合う通信方式において、
中継先から通信衛星回線を通じて本局に送信される信号
を再びＴＶ放送回線を介して中継先に送信し、中継先で
モニター受信する場合、受信ＴＶ信号に混在する中継先
の遅延信号に、中継先の送信機とモニター受信機間に設
けた固定遅延回路及び適応等化器を介して出力する通信
衛星回線により本局に送信する信号と同じ信号を重畳、
つまり固定遅延回路の出力を適応等化器に入力し、誤差
信号ｅが最小となるように適応等化器のフィルタ係数を
適応的に修正してレベル差や回線歪みを補償するように
構成する。
して本局と中継先間で通信し合う通信方式において、特
にオンエアされたテレビ音声から中継先の音声を遅延さ
せたものを差し引くことによりオンエア音声中から中継
先レポータの音声を抑圧し、中継先レポータが話し易い
モニター音声を作るＳＮＧ用サイドトーン抑圧装置を提
供する。 【構成】そのために、通信衛星回線とＴＶ放送回線を併
用して本局と中継先間で通信し合う通信方式において、
中継先から通信衛星回線を通じて本局に送信される信号
を再びＴＶ放送回線を介して中継先に送信し、中継先で
モニター受信する場合、受信ＴＶ信号に混在する中継先
の遅延信号に、中継先の送信機とモニター受信機間に設
けた固定遅延回路及び適応等化器を介して出力する通信
衛星回線により本局に送信する信号と同じ信号を重畳、
つまり固定遅延回路の出力を適応等化器に入力し、誤差
信号ｅが最小となるように適応等化器のフィルタ係数を
適応的に修正してレベル差や回線歪みを補償するように
構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、通信衛星回線とＴＶ放
送回線を併用して本局と中継先間で通信し合う通信方式
において、特にオンエアされたテレビ音声から中継先の
音声を遅延させたものを差し引くことによりオンエア音
声中から中継先レポータの音声を抑圧し、中継先レポー
タが話し易いモニター音声を作るＳＮＧ用サイドトーン
抑圧装置に関するものである。
送回線を併用して本局と中継先間で通信し合う通信方式
において、特にオンエアされたテレビ音声から中継先の
音声を遅延させたものを差し引くことによりオンエア音
声中から中継先レポータの音声を抑圧し、中継先レポー
タが話し易いモニター音声を作るＳＮＧ用サイドトーン
抑圧装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】現在のテレビ放送技術は、図１でその概
要を示す如く、通信衛星を利用した放送技術が実用化さ
れたことにより、各局ともこの通信衛星を利用して種々
の放送を積極的に行っている。このＳＮＧ（Ｓatellite
Ｎews Ｇathering・以下ＳＮＧと略称する）を利用し
た放送には、色々の運用方法があるが、その一例に、×
×テレビ放送網株式会社（×××）系が実施している朝
番組の「××××××」、即ち、同図に示す、本局Ａ側
と中継の中継先Ｂ側との間をＳＮＧ回線で継なぎ、本局
Ａ側のキャスタが色々の質問をし、この質問に中継先Ｂ
側のレポータが応答すると言った、所謂掛け合い方式の
放送番組を好例として掲げることができる。
要を示す如く、通信衛星を利用した放送技術が実用化さ
れたことにより、各局ともこの通信衛星を利用して種々
の放送を積極的に行っている。このＳＮＧ（Ｓatellite
Ｎews Ｇathering・以下ＳＮＧと略称する）を利用し
た放送には、色々の運用方法があるが、その一例に、×
×テレビ放送網株式会社（×××）系が実施している朝
番組の「××××××」、即ち、同図に示す、本局Ａ側
と中継の中継先Ｂ側との間をＳＮＧ回線で継なぎ、本局
Ａ側のキャスタが色々の質問をし、この質問に中継先Ｂ
側のレポータが応答すると言った、所謂掛け合い方式の
放送番組を好例として掲げることができる。
【０００３】しかし、上記の通信方式は、中継先から通
信衛星回線を通じて本局に送信される信号を再びＴＶ放
送回線を介して中継先に送信し、中継先でモニター受信
する場合は、中継先のレポータの音が本局Ａ側のスタジ
オまで届くのに約２５０ｍｓのディレイが生じ、このデ
ィレイ信号が放送プログラム音声信号に混在するためレ
ポータの耳には遅延された自分の声がエコーのように聞
こえるから、レポータは非常に話し辛くなってしまう。
信衛星回線を通じて本局に送信される信号を再びＴＶ放
送回線を介して中継先に送信し、中継先でモニター受信
する場合は、中継先のレポータの音が本局Ａ側のスタジ
オまで届くのに約２５０ｍｓのディレイが生じ、このデ
ィレイ信号が放送プログラム音声信号に混在するためレ
ポータの耳には遅延された自分の声がエコーのように聞
こえるから、レポータは非常に話し辛くなってしまう。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そのため、従来におい
て、中継先Ｂ側のレポータがモニターする音声として
は、所謂「Ｎ−１」、つまり本局Ａ側で中継先Ｂ側のレ
ポータからの音声をミクシングプログラム音声から除い
た音を電話回線あるいはその他の特設の音声回線で送り
返す等の手段を講じているが、斯かる手段はコスト的に
もマイナスであり、通信方式もその分複雑化する等の問
題を有していた。
て、中継先Ｂ側のレポータがモニターする音声として
は、所謂「Ｎ−１」、つまり本局Ａ側で中継先Ｂ側のレ
ポータからの音声をミクシングプログラム音声から除い
た音を電話回線あるいはその他の特設の音声回線で送り
返す等の手段を講じているが、斯かる手段はコスト的に
もマイナスであり、通信方式もその分複雑化する等の問
題を有していた。
【０００５】そこで、上記の問題を解決するため、中継
先音声を衛星中継により発生する遅延時間２５０ｍｓだ
け遅らせオンエア音声から差し引くことも考えられる
が、斯かる方式では中継による音声信号レベル差や回線
歪みのために十分な抑圧特性が得られないと言った問題
を有している。
先音声を衛星中継により発生する遅延時間２５０ｍｓだ
け遅らせオンエア音声から差し引くことも考えられる
が、斯かる方式では中継による音声信号レベル差や回線
歪みのために十分な抑圧特性が得られないと言った問題
を有している。
【０００６】
【課題を達成するための手段】本発明は以上の事情を考
慮してなされたものであり、本発明は、通信衛星回線と
ＴＶ放送回線を併用して本局と中継先間で通信し合う通
信方式において、特にオンエアされたテレビ音声から中
継先の音声を遅延させたものを差し引くことによりオン
エア音声中から中継先レポータの音声を抑圧し、中継先
レポータが話し易いモニター音声を作るＳＮＧ用サイド
トーン抑圧装置を提供することにある。
慮してなされたものであり、本発明は、通信衛星回線と
ＴＶ放送回線を併用して本局と中継先間で通信し合う通
信方式において、特にオンエアされたテレビ音声から中
継先の音声を遅延させたものを差し引くことによりオン
エア音声中から中継先レポータの音声を抑圧し、中継先
レポータが話し易いモニター音声を作るＳＮＧ用サイド
トーン抑圧装置を提供することにある。
【０００７】本発明では以上の目的を達成するために、
通信衛星回線とＴＶ放送回線を併用して本局と中継先間
で通信し合う通信方式において、中継先から通信衛星回
線を通じて本局に送信される信号を再びＴＶ放送回線を
介して中継先に送信し、中継先でモニター受信する場
合、受信ＴＶ信号に混在する中継先の遅延信号に、中継
先の送信機とモニター受信機間に設けた固定遅延回路及
び適応等化器を介して出力する通信衛星回線により本局
に送信する信号と同じ信号を重畳、つまり固定遅延回路
の出力を適応等化器に入力し、誤差信号ｅが最小となる
ように適応等化器のフィルタ係数を適応的に修正するこ
とにより前述のレベル差や回線歪みを補償する。
通信衛星回線とＴＶ放送回線を併用して本局と中継先間
で通信し合う通信方式において、中継先から通信衛星回
線を通じて本局に送信される信号を再びＴＶ放送回線を
介して中継先に送信し、中継先でモニター受信する場
合、受信ＴＶ信号に混在する中継先の遅延信号に、中継
先の送信機とモニター受信機間に設けた固定遅延回路及
び適応等化器を介して出力する通信衛星回線により本局
に送信する信号と同じ信号を重畳、つまり固定遅延回路
の出力を適応等化器に入力し、誤差信号ｅが最小となる
ように適応等化器のフィルタ係数を適応的に修正するこ
とにより前述のレベル差や回線歪みを補償する。
【０００８】
【実施例】以下、本発明に係るＳＮＧ用サイドトーン抑
圧装置の実施例について図面を参照して説明する。図２
は本発明に係るＳＮＧ用サイドトーン抑圧装置の第１の
実施例を示すものである。
圧装置の実施例について図面を参照して説明する。図２
は本発明に係るＳＮＧ用サイドトーン抑圧装置の第１の
実施例を示すものである。
【０００９】本発明に於ける通信方式は、通信衛星回線
とＴＶ放送回線を併用して図１に開示した本局Ａ側と中
継先Ｂ側間で通信し合う方式を採用したものであり、中
継先Ｂ側から通信衛星回線を通じて本局Ａ側にマイクロ
ホン（送信機）１でもって送信される信号（本実施例で
は音声信号）を再び本局Ａ側より、ＴＶ放送回線を介し
て中継先Ｂ側に送信し、中継先Ｂ側でモニター受信機
（ＴＶチューナのイヤホン等）２でモニター受信するも
のである。
とＴＶ放送回線を併用して図１に開示した本局Ａ側と中
継先Ｂ側間で通信し合う方式を採用したものであり、中
継先Ｂ側から通信衛星回線を通じて本局Ａ側にマイクロ
ホン（送信機）１でもって送信される信号（本実施例で
は音声信号）を再び本局Ａ側より、ＴＶ放送回線を介し
て中継先Ｂ側に送信し、中継先Ｂ側でモニター受信機
（ＴＶチューナのイヤホン等）２でモニター受信するも
のである。
【００１０】図２のブロックで示した如く、前記中継先
Ｂ側のマイクロホン１のマイク出力は、固定遅延回路３
に入力され、該固定遅延回路３で所定のディレイを受け
た出力は、次段に設けた適応等化器４に入力される。と
ころで、前記適応等化器４は、本実施例では、例えば周
知のトランスバーサル型のフィルタを用いることがで
き、フィルタの係数修正には、例えばＬＭＳ（Ｌeast
Ｍean Ｓquare ）アルゴリズムや学習同定法等を用い
ている。
Ｂ側のマイクロホン１のマイク出力は、固定遅延回路３
に入力され、該固定遅延回路３で所定のディレイを受け
た出力は、次段に設けた適応等化器４に入力される。と
ころで、前記適応等化器４は、本実施例では、例えば周
知のトランスバーサル型のフィルタを用いることがで
き、フィルタの係数修正には、例えばＬＭＳ（Ｌeast
Ｍean Ｓquare ）アルゴリズムや学習同定法等を用い
ている。
【００１１】即ち、上記のＬＭＳアルゴリズムを用いる
と適応等化器４の第ｉ番目のタップ係数Ｃは、
と適応等化器４の第ｉ番目のタップ係数Ｃは、
【００１２】
【数１】
【００１３】により修正される。ここで、（）内の数値
は各データのサンプリング時刻を示しており、μはタッ
プゲインであり、通常１０-9〜１０-12 程度の値を用い
ればよい。上記の適応等化器４で固定遅延回路３からの
ディレイ信号と、本局Ａ側で放送プログラムＴＶ信号と
同時にミクシングされてオンエアされ、かつ中継先Ｂ側
のモニター受信機２で受信される遅延信号との適応化処
理が行われ両者間の誤差信号ｅが最小となるように抑圧
修正されモニター受信機２でモニター受信されるから、
モニター信号はレベル差や回線歪みの無い自然な音声と
して出力される。図３は、本発明に係るＳＮＧ用サイド
トーン抑圧装置の第２の実施例を示すものであり、この
実施例では、図２で開示した固定遅延回路３と適応等化
器４との間に音声検出器５を設け、前記適応等化器４に
おける係数修正を中継先Ｂ側でレポータが話していると
きだけに実行、即ち中継先Ｂ側のモニター受信機２で受
信される遅延信号との適応化処理が行われ両者間の誤差
信号ｅが最小となるように抑圧修正されモニター受信機
２でモニター受信される。この場合はレポータの音声信
号以外の信号は抑圧されず、モニター受信されるから自
然な音声で会話を行うことが可能である。
は各データのサンプリング時刻を示しており、μはタッ
プゲインであり、通常１０-9〜１０-12 程度の値を用い
ればよい。上記の適応等化器４で固定遅延回路３からの
ディレイ信号と、本局Ａ側で放送プログラムＴＶ信号と
同時にミクシングされてオンエアされ、かつ中継先Ｂ側
のモニター受信機２で受信される遅延信号との適応化処
理が行われ両者間の誤差信号ｅが最小となるように抑圧
修正されモニター受信機２でモニター受信されるから、
モニター信号はレベル差や回線歪みの無い自然な音声と
して出力される。図３は、本発明に係るＳＮＧ用サイド
トーン抑圧装置の第２の実施例を示すものであり、この
実施例では、図２で開示した固定遅延回路３と適応等化
器４との間に音声検出器５を設け、前記適応等化器４に
おける係数修正を中継先Ｂ側でレポータが話していると
きだけに実行、即ち中継先Ｂ側のモニター受信機２で受
信される遅延信号との適応化処理が行われ両者間の誤差
信号ｅが最小となるように抑圧修正されモニター受信機
２でモニター受信される。この場合はレポータの音声信
号以外の信号は抑圧されず、モニター受信されるから自
然な音声で会話を行うことが可能である。
【００１４】図４は、本発明に係るＳＮＧ用サイドトー
ン抑圧装置の第３の実施例を示すものであり、この実施
例では中継先Ｂ側で複数箇所にマイクロホンを点在させ
た中継であって、中継先Ｂ側のレポータ相互間の通信は
固定遅延回路３及び適応等化器４を介在すること無く中
継先Ｂ側のマイクロホン１とモニター受信機２間に直接
回線６を設けてモニター受信するように構成する。
ン抑圧装置の第３の実施例を示すものであり、この実施
例では中継先Ｂ側で複数箇所にマイクロホンを点在させ
た中継であって、中継先Ｂ側のレポータ相互間の通信は
固定遅延回路３及び適応等化器４を介在すること無く中
継先Ｂ側のマイクロホン１とモニター受信機２間に直接
回線６を設けてモニター受信するように構成する。
【００１５】こうした構成を採用するならば中継先Ｂ側
において、複数のマイクロホン１を用いて本局Ａ側と中
継先Ｂ側と掛け合いを行う場合、中継先Ｂ側での複数の
マイクロホン１とモニター受信機２間は直接回線６によ
りモニター受信できるから、レポータ同志間の会話は通
信衛星回線による遅延なしでモニター受信されたものと
なり、従って中継先Ｂ側の複数のレポータの声は、実際
にオンエアされているモニター信号と同様に出力される
から自然な会話として受信することが可能である。
において、複数のマイクロホン１を用いて本局Ａ側と中
継先Ｂ側と掛け合いを行う場合、中継先Ｂ側での複数の
マイクロホン１とモニター受信機２間は直接回線６によ
りモニター受信できるから、レポータ同志間の会話は通
信衛星回線による遅延なしでモニター受信されたものと
なり、従って中継先Ｂ側の複数のレポータの声は、実際
にオンエアされているモニター信号と同様に出力される
から自然な会話として受信することが可能である。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
通信衛星回線とＴＶ放送回線を併用して本局と中継先間
で通信し合う通信方式において、中継先から通信衛星回
線を通じて本局に送信される信号を再びＴＶ放送回線を
介して中継先に送信し、中継先でモニター受信する場
合、受信ＴＶ信号に混在する中継先の遅延信号に、中継
先の送信機とモニター受信機間に設けた固定遅延回路及
び適応等化器を介して出力する通信衛星回線により本局
に送信する信号と同じ信号を重畳、つまり固定遅延回路
の出力を適応等化器に入力し、誤差信号ｅが最小となる
ように適応等化器のフィルタ係数を適応的に修正してレ
ベル差や回線歪みを補償するものであるから、中継先レ
ポータはオンエア音声中からスタジオの音声のみを聞く
ことができるようになり、従来に比べて「Ｎ−１」回線
が不要となり、コスト的にもメリットがあり、通信方式
も簡素化でき、衛星中継を行った場合でもオンエア音声
から直接モニター音声を得ることができるようになる。
通信衛星回線とＴＶ放送回線を併用して本局と中継先間
で通信し合う通信方式において、中継先から通信衛星回
線を通じて本局に送信される信号を再びＴＶ放送回線を
介して中継先に送信し、中継先でモニター受信する場
合、受信ＴＶ信号に混在する中継先の遅延信号に、中継
先の送信機とモニター受信機間に設けた固定遅延回路及
び適応等化器を介して出力する通信衛星回線により本局
に送信する信号と同じ信号を重畳、つまり固定遅延回路
の出力を適応等化器に入力し、誤差信号ｅが最小となる
ように適応等化器のフィルタ係数を適応的に修正してレ
ベル差や回線歪みを補償するものであるから、中継先レ
ポータはオンエア音声中からスタジオの音声のみを聞く
ことができるようになり、従来に比べて「Ｎ−１」回線
が不要となり、コスト的にもメリットがあり、通信方式
も簡素化でき、衛星中継を行った場合でもオンエア音声
から直接モニター音声を得ることができるようになる。
【００１７】また、前記固定遅延回路と適応等化器との
間に音声検出器を設け、該音声検出器により通信衛星回
線を介して本局に送信される信号が音声信号である場合
にのみ適応等化器が作動するように構成することによ
り、レポータの音声信号以外の信号は抑圧されず、自然
な音声で会話を行うことが可能である。また、中継先が
複数のマイク構成であるような場合は、マイク相互間の
通信は固定遅延回路及び適応等化器を介在すること無く
本局に送信する信号の全てがモニター受信できるように
構成することにより本局側と出先側と掛け合いを行う場
合に中継先の複数の人がお互いの会話を各人がモニター
しながら話しをすることが可能であり、殊にオンエア音
声中に中継先のレポータの声が衛星中継による遅延なし
で挿入されるので中継先の各レポータの声が実際にオン
エアされている状況をつくることができるから自然な音
声で会話を行うことが可能である等種々の優れた効果を
有する。
間に音声検出器を設け、該音声検出器により通信衛星回
線を介して本局に送信される信号が音声信号である場合
にのみ適応等化器が作動するように構成することによ
り、レポータの音声信号以外の信号は抑圧されず、自然
な音声で会話を行うことが可能である。また、中継先が
複数のマイク構成であるような場合は、マイク相互間の
通信は固定遅延回路及び適応等化器を介在すること無く
本局に送信する信号の全てがモニター受信できるように
構成することにより本局側と出先側と掛け合いを行う場
合に中継先の複数の人がお互いの会話を各人がモニター
しながら話しをすることが可能であり、殊にオンエア音
声中に中継先のレポータの声が衛星中継による遅延なし
で挿入されるので中継先の各レポータの声が実際にオン
エアされている状況をつくることができるから自然な音
声で会話を行うことが可能である等種々の優れた効果を
有する。
【図１】本発明に係るＳＮＧ用サイドトーン抑圧装置の
概要を示す説明図第１の実施例のブロック図
概要を示す説明図第１の実施例のブロック図
【図２】本発明に係るＳＮＧ用サイドトーン抑圧装置の
第１の実施例のブロック図
第１の実施例のブロック図
【図３】本発明に係るＳＮＧ用サイドトーン抑圧装置の
第２の実施例のブロック図
第２の実施例のブロック図
【図４】本発明に係るＳＮＧ用サイドトーン抑圧装置の
第３の実施例のブロック図
第３の実施例のブロック図
【符合の説明】 １ マイクロホン（送信機） ２ モニター受信機（ＴＶチューナのイヤホ
ン等） ３ 固定遅延回路 ４ 適応等化器 ５ 音声検出器 ６ 直接回線 Ａ 本局 Ｂ 中継先
ン等） ３ 固定遅延回路 ４ 適応等化器 ５ 音声検出器 ６ 直接回線 Ａ 本局 Ｂ 中継先
Claims (3)
- 【請求項１】 通信衛星回線とＴＶ放送回線を併用して
本局と中継先間で通信し合う通信方式において、中継先
から通信衛星回線を通じて本局に送信される信号を再び
ＴＶ放送回線を介して中継先に送信し、中継先でモニタ
ー受信する場合、受信ＴＶ信号に混在する中継先の遅延
信号に、中継先の送信機とモニター受信機間に設けた固
定遅延回路及び適応等化器を介して出力する通信衛星回
線により本局に送信する信号と同じ信号を重畳させ、受
信ＴＶ信号に混在する前記遅延信号を抑圧するように構
成したことを特徴とするＳＮＧ用サイドトーン抑圧装
置。 - 【請求項２】 前記固定遅延回路と適応等化器との間に
音声検出器を設け、該音声検出器により通信衛星回線を
介して本局に送信される信号が音声信号である場合にの
み適応等化器が作動するように構成したことを特徴とす
る請求項１記載のＳＮＧ用サイドトーン抑圧装置。 - 【請求項３】 通信衛星回線とＴＶ放送回線を併用して
本局と中継先間で通信し合う通信方式において、中継先
が複数箇所に点在する場合の中継先相互間の通信を固定
遅延回路及び適応等化器を介在すること無く直接回線を
介して本局に送信する信号の全てがモニター受信できる
ように構成したことを特徴とする請求項１及び請求項２
記載のＳＮＧ用サイドトーン抑圧装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4027858A JPH05227110A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | Ｓｎｇ用サイドトーン抑圧装置 |
| CA002095911A CA2095911A1 (en) | 1992-02-14 | 1993-05-10 | Monitor receiving system and a monitor receiving device |
| EP93107827A EP0624963A1 (en) | 1992-02-14 | 1993-05-13 | Sound echo cancelling system for satellite news gathering systems |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4027858A JPH05227110A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | Ｓｎｇ用サイドトーン抑圧装置 |
| CA002095911A CA2095911A1 (en) | 1992-02-14 | 1993-05-10 | Monitor receiving system and a monitor receiving device |
| EP93107827A EP0624963A1 (en) | 1992-02-14 | 1993-05-13 | Sound echo cancelling system for satellite news gathering systems |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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