JPH05226454A - 縦型基板熱処理装置のクリーンエアユニットの取付構造 - Google Patents

縦型基板熱処理装置のクリーンエアユニットの取付構造

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JPH05226454A
JPH05226454A JP5742592A JP5742592A JPH05226454A JP H05226454 A JPH05226454 A JP H05226454A JP 5742592 A JP5742592 A JP 5742592A JP 5742592 A JP5742592 A JP 5742592A JP H05226454 A JPH05226454 A JP H05226454A
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JP
Japan
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clean air
air unit
casing
heat treatment
storage box
Prior art date
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Pending
Application number
JP5742592A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Kuroiwa
徹 黒岩
Yusuke Muraoka
祐介 村岡
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP5742592A priority Critical patent/JPH05226454A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャリア収納ボックスと熱処理炉との間に設
けられるクリーンエアユニットに対する保守点検や交換
などのメンテナンス作業を容易に行えるようにする。 【構成】 前面に開閉扉1を設けたケーシング2内の上
方側に、制御ボックス7およびキャリア収納ボックス4
それぞれを開閉扉1よりも外方位置まで移動可能に、か
つ、その外方位置からケーシング2の横側方の退避位置
にわたって回転変位可能にケーシング2に設け、そし
て、それらの奥に設けられるクリーンエアユニット6
を、開閉扉1の近傍の取り出し位置とにわたって移動可
能にケーシング2に設け、クリーンエアユニット6をク
リーンルーム側に取り出してメンテナンス作業を行える
ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基板やセラミッ
クス基板といった各種の基板に対して、酸化、アニーリ
ング、CVD(化学気相成長)、あるいは、拡散などの
各種の熱処理を行うために、前面に開閉扉を設けたケー
シング内の上方側に、基板用キャリアを多段に収容可能
なキャリア収納ボックスを設けるとともに、そのキャリ
ア収納ボックスの奥側に熱処理炉を設け、開閉扉とキャ
リア収納ボックスとの間に制御ボックスを設けるととも
に、キャリア収納ボックスと熱処理炉との間にクリーン
エアユニットを設けた縦型基板熱処理装置のクリーンエ
アユニットの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の縦型基板熱処理装置において、
クリーンエアユニットに対する保守点検やフィルターの
交換といったメンテナンス作業を行う場合、従来では、
ケーシングの奥側の着脱可能な仕切り壁を外して熱処理
炉を取り外してから、クリーンルーム側とは反対のメン
テナンスルーム側にクリーンエアユニットを取り出すと
か、あるいは、コンピュータを収容している制御ボック
スおよびキャリア収納ボックスそれぞれを取り外してか
らクリーンエアユニットをクリーンルーム側に取り出す
とかしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メンテ
ナンスルーム側に取り出す場合、熱処理炉をケーシング
外に取り外すために、その取り外し作業に多大な手間を
要するばかりか、メンテナンスルームの空気によって、
仕切り壁よりクリーンルーム側にあるべきクリーンエア
ユニット、キャリア収納ボックス、制御ボックスが汚染
されやすくなる欠点があった。
【0004】一方、クリーンルーム側に取り出す場合、
制御ボックスおよびキャリア収納ボックスそれぞれをケ
ーシング外に取り出すために、その取り外し作業に多大
な手間を要する欠点があった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、キャリア収納ボックスと熱処理炉との
間に設けられるクリーンエアユニットに対する保守点検
や交換などのメンテナンス作業を容易に行うことができ
るようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述のような
目的を達成するために、前面に開閉扉を設けたケーシン
グ内の上方側に、基板用キャリアを多段に収容可能なキ
ャリア収納ボックスを設けるとともに、そのキャリア収
納ボックスの奥側に熱処理炉を設け、開閉扉とキャリア
収納ボックスとの間に制御ボックスを設けるとともに、
キャリア収納ボックスと熱処理炉との間にクリーンエア
ユニットを設けた縦型基板熱処理装置のクリーンエアユ
ニットの取付構造において、制御ボックスおよびキャリ
ア収納ボックスそれぞれを開閉扉よりも外方位置まで移
動可能に、かつ、その外方位置からケーシングの横側方
の退避位置にわたって回転変位可能にケーシングに設
け、クリーンエアユニットを、キャリア収納ボックスと
熱処理炉との間から開閉扉の近傍の取り出し位置とにわ
たって移動可能にケーシングに設けて構成する。
【0007】
【作用】本発明の縦型基板熱処理装置のクリーンエアユ
ニットの取付構造の構成によれば、開閉扉を開き、制御
ボックスを開閉扉よりも外方位置まで移動してから退避
位置に回転変位し、更に、キャリア収納ボックスを開閉
扉よりも外方位置まで移動してから退避位置に回転変位
し、その状態で、制御ボックスおよびキャリア収納ボッ
クスそれぞれに邪魔されることなく、クリーンエアユニ
ットを開閉扉の近傍の取り出し位置まで移動して引き出
し、フィルターを交換したり、あるいは、クリーンエア
ユニット全体を交換するなど、適宜、保守点検や交換な
どのメンテナンス作業を行うことができる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0009】図1は、本発明に係る縦型基板熱処理装置
のクリーンエアユニットの取付構造の実施例を示す全体
縦断側面図、図2は全体正面図であり、前面に観音開き
式の開閉扉1,1を設けたケーシング2内の上方側に、
基板用キャリア3を多段に収容可能なキャリア収納ボッ
クス4が設けられるとともに、そのキャリア収納ボック
ス4の奥側に熱処理炉5が設けられ、かつ、キャリア収
納ボックス4と熱処理炉5との間に、フィルター6aを
収容したクリーンエアユニット6が設けられ、仕切り壁
30によって熱処理炉5と仕切られている。一方、キャ
リア収納ボックス4よりも前面側にコンピュータを収容
した制御ボックス7が設けられている。
【0010】キャリア収納ボックス4の下方に、基板用
キャリア3を昇降するハンドリングステージ8が設けら
れるとともに、熱処理炉5の下方に、基板ボート9を昇
降するボートハンドラー10が設けられている。
【0011】ハンドリングステージ8よりも前方側にカ
セットハンドラー11が設けられるとともに、ハンドリ
ングステージ8とボートハンドラー10との間にウエハ
ハンドラー12が設けられている。
【0012】ケーシング2の左右の内周壁面の内の、カ
セットハンドラー11の支柱13を取り付けた側に、図
3の一部を省略した斜視図に示すように、支柱13より
も前方において上下一対の第1の固定ガイド14,14
が取り付けられ、その第1の固定ガイド14,14それ
ぞれに第1の可動ガイド15が摺動移動可能に取り付け
られるとともに、第1の可動ガイド15,15それぞれ
の先端側に、制御ボックス7の横側面に取り付けた第1
の支持ブラケット16が鉛直方向の軸芯P1[図4
(b)参照]周りで回転可能に取り付けられている。
【0013】また、ケーシング2の左右の内周壁面の内
の他方側に、上下一対の第2の固定ガイド17,17が
取り付けられ、その第2の固定ガイド17,17それぞ
れに第2の可動ガイド18が摺動移動可能に取り付けら
れるとともに、第2の可動ガイド18,18それぞれの
先端側に、キャリア収納ボックス4の横側面に取り付け
た第2の支持ブラケット19が鉛直方向の軸芯P2[図
4(b)参照]周りで回転可能に取り付けられている。
【0014】また、ケーシング2の天板の下面に、左右
一対の第3の固定ガイド20,20が取り付けられ、そ
の第3の固定ガイド20,20それぞれに、クリーンエ
アユニット6の上面に取り付けた係合部材21が摺動移
動可能に取り付けられている。
【0015】以上の構成により、図4の(a)および
(b)それぞれの要部の横断面図に示すように、通常時
には、クリーンエアユニット6を左右の当て板22,2
2に当接する箇所で位置決め固定し、そして、キャリア
収納ボックス4を、その第2の支持ブラケット19より
も遠い側に付設された位置決めピン23をケーシング2
の内周壁面に取り付けたブラケット24の位置決め穴
(図示せず)に嵌入することにより位置決め固定し、ま
た、制御ボックス7を、その第1の支持ブラケット16
よりも遠い側に付設された位置決めピン25をケーシン
グ2の内周壁面に取り付けたブラケット26の位置決め
穴(図示せず)に嵌入することにより位置決め固定でき
るようになっている。
【0016】そして、クリーンエアユニット6に対する
メンテナンス作業時には、開閉扉1,1それぞれを揺動
して開き、先ず、制御ボックス7を開閉扉1,1よりも
ケーシング2の外方まで摺動移動し、更に、鉛直軸芯P
1周りで回転してケーシング2の横外側方の退避位置に
変位し、次いで、キャリア収納ボックス4を開閉扉1,
1よりもケーシング2の外方まで摺動移動し、更に、鉛
直軸芯P2周りで回転してケーシング2の横外側方の退
避位置に変位し、しかる後に、クリーンエアユニット6
を摺動移動してケーシング2の外方に取り出すことがで
きるようになっている。
【0017】図示していないが、制御ボックス7に対す
る電気配線類はケーブルベアなどに収納され、ケーシン
グ2の内外への移動に支障をきたさないように構成され
ている。上記実施例では、クリーンエアユニット6のケ
ーシング2の内外への移動を手動でもって行うように構
成しているが、例えば、第3の固定ガイド20,20の
一方をネジ軸で構成し、そのネジ軸に螺合する内ネジ部
材をクリーンエアユニット6に取り付けるとともに、ネ
ジ軸に電動モータを連動連結し、電動モータの駆動によ
ってクリーンエアユニット6をケーシング2の内外に移
動するように構成しても良い。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の縦型基板
熱処理装置のクリーンエアユニットの取付構造によれ
ば、制御ボックスおよびキャリア収納ボックスそれぞれ
を開閉扉よりも外方位置まで移動してから退避位置に回
転変位して、クリーンエアユニットを開閉扉の近傍位置
まで移動できるから、フィルターを交換したり、あるい
は、クリーンエアユニット全体を交換するなど、適宜、
保守点検や交換などのメンテナンス作業を行うときに、
制御ボックスおよびキャリア収納ボックスそれぞれをク
リーンエアユニットの取り出しに邪魔にならない位置に
容易に移動でき、クリーンエアユニットに対する保守点
検や交換などのメンテナンス作業を、手間少なく容易に
行うことができるようになった。
【0019】しかも、クリーンエアユニットに対するメ
ンテナンス作業を、クリーンルーム側に位置する開閉扉
側において行うから、従来のように、クリーンエアユニ
ットをメンテナンスルーム側に取り出す場合のようなキ
ャリア収納ボックス等に対する汚染を良好に回避でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る縦型基板熱処理装置のクリーンエ
アユニットの取付構造の実施例を示す全体縦断側面図で
ある。
【図2】全体正面図である。
【図3】一部を省略した要部の斜視図である。
【図4】要部の横断面図である。
【符号の説明】
1…開閉扉 2…ケーシング 3…基板用キャリア 4…キャリア収納ボックス 5…熱処理炉 6…クリーンエアユニット 7…制御ボックス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に開閉扉を設けたケーシング内の上
    方側に、基板用キャリアを多段に収容可能なキャリア収
    納ボックスを設けるとともに、そのキャリア収納ボック
    スの奥側に熱処理炉を設け、前記開閉扉と前記キャリア
    収納ボックスとの間に制御ボックスを設けるとともに、
    前記キャリア収納ボックスと前記熱処理炉との間にクリ
    ーンエアユニットを設けた縦型基板熱処理装置のクリー
    ンエアユニットの取付構造において、 前記制御ボックスおよび前記キャリア収納ボックスそれ
    ぞれを前記開閉扉よりも外方位置まで移動可能に、か
    つ、その外方位置から前記ケーシングの横側方の退避位
    置にわたって回転変位可能に前記ケーシングに設け、前
    記クリーンエアユニットを、前記キャリア収納ボックス
    と前記熱処理炉との間から前記開閉扉の近傍の取り出し
    位置とにわたって移動可能に前記ケーシングに設けたこ
    とを特徴とする縦型基板熱処理装置のクリーンエアユニ
    ットの取付構造。
JP5742592A 1992-02-10 1992-02-10 縦型基板熱処理装置のクリーンエアユニットの取付構造 Pending JPH05226454A (ja)

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JP5742592A JPH05226454A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 縦型基板熱処理装置のクリーンエアユニットの取付構造

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JP5742592A JPH05226454A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 縦型基板熱処理装置のクリーンエアユニットの取付構造

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JPH05226454A true JPH05226454A (ja) 1993-09-03

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ID=13055306

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JP5742592A Pending JPH05226454A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 縦型基板熱処理装置のクリーンエアユニットの取付構造

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JP (1) JPH05226454A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016141565A (ja) * 2015-02-05 2016-08-08 村田機械株式会社 パージ機能を備えた装置前自動倉庫とパージ方法
EP3264450A4 (en) * 2015-02-27 2018-10-24 Sinfonia Technology Co., Ltd. Transfer chamber

Cited By (5)

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US11424145B2 (en) 2015-02-27 2022-08-23 Sinfonia Technology Co., Ltd. Transfer chamber
US11823923B2 (en) 2015-02-27 2023-11-21 Sinfonia Technology Co., Ltd. Transfer chamber

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