JPH05226014A - 電子回路ユニット - Google Patents

電子回路ユニット

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Publication number
JPH05226014A
JPH05226014A JP4030331A JP3033192A JPH05226014A JP H05226014 A JPH05226014 A JP H05226014A JP 4030331 A JP4030331 A JP 4030331A JP 3033192 A JP3033192 A JP 3033192A JP H05226014 A JPH05226014 A JP H05226014A
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JP
Japan
Prior art keywords
electronic circuit
connector
tip
wiring board
circuit unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4030331A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Matsui
博 松井
Shinji Kiguchi
真次 木口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4030331A priority Critical patent/JPH05226014A/ja
Publication of JPH05226014A publication Critical patent/JPH05226014A/ja
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に自動車の電子制御等に使用されるコネク
タプラグ部を一体に備えた電子回路ユニットに関するも
のであり、コネクタハウジング部にプラグピンを圧入
後、プラグピン先端を曲げ加工しないで上記電子回路ユ
ニット内のプリント配線基板と自動接続できる自動化可
能な電子回路ユニットを提供するものである。 【構成】 コネクタハウジング部21Bに圧入装着され
た直線状プラグピン25の先端を、位置決め用凹み部3
1を有する保持台32を介してプリント配線基板23上
に保持し、プラグピン先端部27とプリント配線基板2
3の導体箔33との間をワイヤボンディング接続するこ
とによりプラグピン25の曲げ加工を廃止し、上記ワイ
ヤボンディングの自動化を図るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主に自動車の各種電子制
御に使用される電子回路ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種電子回路ユニットを図5〜
図8(C)により説明する。
【0003】同図において、1は成形樹脂製のユニット
ハウジングで、上・下面が開放された四辺形枠部1A
と、この四辺形枠の一辺を底辺とする箱形コネクタハウ
ジング部1Bから成っている。そして、四辺形枠部1A
の上下開口面の中間の所定位置には、表面に電子部品2
を装着したプリント配線基板3が平行に取付けられ、コ
ネクタハウジング部1Bの底面4には、外側から垂直に
複数個のコネクタプラグピン5が圧入植設されており、
このコネクタプラグピン5の四辺形枠部1A内に突出し
た先端部6は、図6(A)のごとくL形に曲げられるか
または、図6(B)のごとくクランク状に曲げられて上
記プリント配線基板3にはんだ付け固定されている。
【0004】このコネクタプラグピン5は、図8(A)
に示すように、コネクタハウジング部1Bの底面4に外
側から、直線状のプラグピン5′を所定の位置まで圧入
した後、図8(B)に示すように、その先端部6をL形
またはクランク状に曲げ加工したものである。
【0005】また、7および8は四辺形枠部1Aの上下
開口面を塞ぐための蓋板であり、ねじまたは接着剤によ
りその周囲を固定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、自動車に使用
される電子回路ユニットにおいて、コネクタハウジング
部1Bの結合部形状・寸法およびコネクタプラグピン5
の位置・ピン数等は標準規格で決められており、プリン
ト配線基板3の取付け位置は、プリント基板3の上に装
着される電子部品2の大きさ(高さ)に合わせて、ユニ
ット全体の高さが小さくなるように決められるため、四
辺形枠部1Aの下方に片寄って取付けられることが多
い。
【0007】従って、コネクタプラグピン先端6とプリ
ント配線基板3のはんだ付け面を合わせるため、前述の
ように、コネクタハウジング部1Bに圧入された複数個
の直線状プラグピン5を、所定の寸法にL曲げまたはク
ランク曲げをするのであるが、四辺形枠形ハウジング1
A内の狭い部分で加工するため充分な曲げ工具が使用で
きず、また、コネクタプラグピンは一般に硬質の金属材
料を使用するので弾力性があるため、曲げ寸法にバラツ
キを生じるという課題があった。
【0008】特に、図9に示すように、コネクタプラグ
ピン5A,5Bが二段に配列され、上段のプラグピン5
Aがユニット上・下面の中間位置のプリント配線基板3
に、下段のプラグピン5Bが、ユニット下面の蓋板を兼
ねたプリント配線基板8′の内側の面にはんだ付けされ
るという場合のプラグピン5A,5Bの曲げ加工は特に
困難であった。
【0009】このため、コネクタプラグピン5A,5B
とプリント配線基板3,8′との接続は、熟練工による
手はんだ付けで、しかもプラグピン5A,5Bの曲げ寸
法を修正しながら作業しなければならなかった。
【0010】更に、近年、自動車に装着される各種の電
子回路ユニットにおいては、これら電子回路ユニット相
互間の信号の漏洩・妨害が問題となりつつあり、各ユニ
ットメーカは、その接続用コネクタのプラグピン部にフ
ィルタを内蔵しようとしている。
【0011】このフィルタの装着方法は、図10に示す
ように、コネクタハウジング部1B底面4に植設された
コネクタプラグピン5の四辺形枠部1A内に突出した根
元部に、円筒状貫通コンデンサ9をはめ込み、プラグピ
ン5とアース回路(図示せず)に接続された金属板10
との間でその内・外形部11,12をはんだ付け接続す
る方式がとられている。
【0012】しかし、上記従来のユニットハウジング1
と一体のコネクタ部1Bであれば、コネクタプラグピン
5と貫通コンデンサ9を装着するのは図8(A)の状態
に直線状コネクタプラグピン5を圧入後、図8(C)に
示すようにプラグピン細径部6の先端から円筒状コンデ
ンサ9を挿入してはんだ付け後に、L曲げまたはクラン
ク曲げをするのであるが、この曲げ加工の際の衝撃で、
コンデンサのはんだ付け部11,12や貫通コンデンサ
9自体にクラック等の損傷を生じ易いという課題があっ
た。
【0013】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、コネクタプラグピンをコネクタハウジン
グ部底面に圧入装着後に、その先端を曲げ加工しないで
プリント配線基板と接続できるコネクタプラグ部付電子
回路ユニットを提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、コネクタハウジング部底面に圧入装着さ
れたコネクタプラグピンの先端を、直線状態のままプリ
ント配線基板で支持をして、プラグピン先端とプリント
基板の間をワイヤボンディング法で接続しようとするも
のである。
【0015】
【作用】したがって、本発明によれば、コネクタプラグ
ピンをコネクタハウジング部底面に圧入後、プラグピン
の先端を曲げ加工しないので先端接続部の位置が安定し
ており、自動接続が可能となる。
【0016】また、このプラグピンにフィルタとしての
コンデンサをはんだ付けしても、その後のユニット組立
て作業中にそのはんだ付け部が損傷を受ける危険性もな
くなるものである。
【0017】
【実施例】本発明の一実施例の電子回路ユニットを、図
1〜図3により説明する。
【0018】同図において、21は絶縁樹脂製のユニッ
トハウジングで、従来例と同様に、四辺形枠部21Aと
箱形コネクタハウジング部21Bから成り、四辺形枠部
21Aの上・下開口面の中間の所定位置に、電子部品2
2を装着したプリント配線基板23が取付けられている
ことも従来例と同様である。
【0019】そして、コネクタハウジング部21Bの底
面24に、外側から複数個の直線状コネクタプラグピン
25が圧入植設されているが、四辺形枠部21Aの内側
に突出した各プラグピン25の根元部には、フィルタと
しての円筒状貫通コンデンサが装着されている。
【0020】この円筒状貫通コンデンサ26は、各プラ
グピンの細径先端部27から挿入されて、各プラグピン
25の根元部とアース回路(図示せず)に接続された金
属板28との間で、その内・外径部29,30を各々は
んだ付け固定されている。
【0021】また、各プラグピンの細径先端部27は、
プリント配線基板23上に固着されたプラグピン位置決
め用の複数個の凹み部を有する絶縁材料製の保持台32
により位置決めされている。
【0022】更に、この保持台32上のプラグピン先端
部27と、プリント配線基板23上の所定の導体箔33
との間はボンディングワイヤ34により接続されてい
る。
【0023】なお、四辺形枠部21Aの上・下面開口部
は蓋板35,36により塞がれている。
【0024】ここで、保持台32は、図3に示すよう
に、絶縁樹脂製の細長いブロックの上面に、コネクタプ
ラグピン25の配列ピッチに合わせてテーパの付いた複
数個の凹み31が設けられたもので、各凹み部31の底
部はプラグピンの細径先端部27が圧入保持されるよう
に寸法設定されている。そして、その下面の脚部37を
プリント配線基板23の孔38に挿入し、下面を接着す
ることによって所定の位置に固定されているがこの保持
台32は、ロボット等により自動装着することも可能で
ある。
【0025】図4は、本発明の第二の実施例を示す側断
面図であり、直線状コネクタプラグピン25A,25B
が二段に配列され、上段のプラグピンの細径先端部39
は、四辺形枠部上・下面の中間の位置に保持された上段
のプリント配線基板40に、保持台41を介して保持さ
れ、ワイヤボンディング接続されると共に、下段のプラ
グピンの細径先端部42は、四辺形枠部下面の蓋板を兼
ねて内側面表面に電子部品を装着した下段のプリント配
線基板43上に保持台44を介して保持され、ワイヤボ
ンディング接続されている。
【0026】この場合、下段のプリント配線基板43側
を先に接続し、次に、上段のプリント配線基板40側を
接続することにより容易にボンディング接続することが
できる。
【0027】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、直線状コネクタプラグピンをコネクタハウジング部
の底面部に圧入後、プラグピン先端を曲げ加工しないで
プリント配線基板で支持するので、プラグピンはんだ付
け部の位置が安定し、プラグピン先端とプリント配線基
板とのワイヤボンディング作業が容易になるとともに自
動化が可能となる。
【0028】また、コネクタハウジング部に装着された
プラグピンの先端を保持する保持台も、ロボット等を使
用してプリント配線基板上に自動装着することが可能
で、ボンディング作業の自動化と合わせて、電子回路ユ
ニットの組立て作業工程を大巾に自動化することができ
て、組立て工程の合理化を図ることができるものであ
る。
【0029】更に、コネクタプラグピンの根元に、フィ
ルタとしての円筒状貫通コンデンサをはんだ付け装着し
た後に、コネクタプラグピンの先端を曲げ加工しないの
で、はんだ付け部やコンデンサ自体が損傷を受ける危険
性がないなどの効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子回路ユニットの実施例の側断面図
【図2】同コネクタプラグピンとプリント配線基板の接
続状態を示す斜視図
【図3】本発明の要部である保持台の外観斜視図
【図4】同他の実施例の側断面図
【図5】同従来の電子回路ユニットの外観斜視図
【図6】(A)同側断面図 (B)同他の従来の電子回路ユニットの側断面図
【図7】図6(A)の電子回路ユニットのコネクタプラ
グピンとプリント配線基板の接続状態を示す斜視図
【図8】(A)〜(C)同要部であるコネクタプラグピ
ンの装着方法の説明図
【図9】同他の電子回路ユニットの側断面図
【図10】フィルタ内蔵式の従来の電子回路ユニットの
コネクタプラグピンにフィルターを装着する部分の側断
面図
【符号の説明】 21 ユニットハウジング 21A 四辺形枠部 21B コネクタハウジング部 22 電子部品 23 プリント配線基板 24 コネクタハウジング部底面 25 直線状コネクタプラグピン 26 円筒状貫通コンデンサ 27 プラグピン先端細径部 31 凹み部 32 保持台 34 ボンディングワイヤ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも上・下面が開放された四辺形枠
    部およびその一辺を底面とする箱形コネクタハウジング
    部を一体に形成した成形樹脂製のユニットハウジング
    と、上記四辺形枠部の上・下面の中間の所定位置に保持
    され、表面に電子部品を装着したプリント配線基板と、
    上記コネクタハウジング部底面に対して外側から垂直に
    植設された複数の直線状コネクタピンと、この直線状の
    コネクタピンの細径部先端を、凹み部で保持するプリン
    ト基板上に保持された保持台と、このコネクタピンの細
    径部上面とプリント基板配線面との間を連結するボンデ
    ィングワイヤにより構成される電子回路ユニット。
  2. 【請求項2】内側表面に電子部品を装着すると共に、コ
    ネクタピン先端を保持台を介して保持し、このコネクタ
    ピン先端とボンディングワイヤにより接続されたプリン
    ト配線基板を兼ねたユニットハウジングの四辺形枠部に
    装着された蓋板とで構成される請求項1記載の電子回路
    ユニット。
  3. 【請求項3】ユニットハウジングの四辺形枠部内に突出
    した直線状コネクタピンの根元部と、アース回路に接続
    された金属板との間にノイズフィルタを装着する請求項
    1または2記載の電子回路ユニット。
JP4030331A 1992-02-18 1992-02-18 電子回路ユニット Pending JPH05226014A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4030331A JPH05226014A (ja) 1992-02-18 1992-02-18 電子回路ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4030331A JPH05226014A (ja) 1992-02-18 1992-02-18 電子回路ユニット

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Publication Number Publication Date
JPH05226014A true JPH05226014A (ja) 1993-09-03

Family

ID=12300833

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4030331A Pending JPH05226014A (ja) 1992-02-18 1992-02-18 電子回路ユニット

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JP (1) JPH05226014A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100404238B1 (ko) * 1995-03-31 2004-01-24 지멘스 악티엔게젤샤프트 자동차용제어장치

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