JPH05225706A - データ検出装置 - Google Patents

データ検出装置

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JPH05225706A
JPH05225706A JP4024041A JP2404192A JPH05225706A JP H05225706 A JPH05225706 A JP H05225706A JP 4024041 A JP4024041 A JP 4024041A JP 2404192 A JP2404192 A JP 2404192A JP H05225706 A JPH05225706 A JP H05225706A
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JP
Japan
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data
circuit
phase
supplied
recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP4024041A
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English (en)
Inventor
Minoru Hida
実 飛田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】再生時にも記録時と同一位相のクロックを使用
してPR(1,1)を適用したデータ検出を可能とす
る。 【構成】記録データDin をプリエンコーダ4でNRZ
Iデータとして光磁気ディスク100に記録する。ディ
スク100からの再生RF信号をクランプ回路13でセ
グメント毎にクランプし、A/D変換器14でディジタ
ル信号に変換して位相シフト回路15に供給する。スイ
ッチ19をa側としてPR(1,1)の3値検出回路1
7を使用するときは、シフト回路15で180°だけデ
ータの位相をシフトし、イコライザ16を介して検出回
路17に供給し、データ検出をする。スイッチ19をb
側としてNRZ2値検出回路18を使用するときは、シ
フト回路15でデータの位相をシフトせずにデータを検
出回路18に供給し、データ検出をする。記録時および
再生時とも同一クロックDCLKを使用でき、LSIの
設計等に有利となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば光磁気ディス
ク等の再生系に適用して好適なデータ検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光ディスクでの高密度記録化によりデー
タ検出にパーシャルレスポンスを適用する方式が多くな
っている。パーシャルレスポンスは符号間干渉を積極的
に用いるものであり、高密度記録をしても充分な位相マ
ージンでもってデータを検出できる利益がある。その中
でも、光学的なMTFからパーシャルレスポンス クラ
ス1−PR(1,1)を採用することが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】PR(1,1)の場
合、記録時のクロックに対して再生時のクロックが18
0°ずれる。図6、図7は、PR(1,1)の抜取りタ
イミングを示している。図6Aは、記録データが同図C
であるときの再生RF信号の波形を示している。記録時
のクロックRCKが同図Bであるとき、再生時には同図
Dに示すようにクロックRCKと反転関係にあるクロッ
クPCKを使用してデータの抜き取りが行なわれる。な
お、図7Aは再生RF信号のアイパターン、同図Bは記
録時のクロックRCK、同図Cは再生時のクロックPC
Kを示している。
【0004】このように記録時と再生時のクロックが位
相反転関係にあるため、例えば再生時には、反転位相に
PLLをかけ直すか、あるいは再生系に反転回路を挿入
する必要があった。したがって、2系統のクロックが1
つのシステム内で作られるので、LSIの設計において
も、PLL回路においても好ましくなかった。
【0005】また、CAV(角速度一定)ディスクの再
生RF信号よりデータ検出をする際に、符号間干渉を積
極的に用いるパーシャルレスポンスを適用すると、線密
度が下がったときに位相マージンが低下する場合もあ
る。そのため、データ検出をする際、ディスクの内周側
ではPR(1,1)のデータ検出を適用し、その外周側
でNRZ2値検出を適用することが考えられる。
【0006】なお、図 は、PR(1,1)の3値検出
を用いた場合の線密度および位相マージンの関係(破線
図示)と、NRZ2値検出を用いた場合の線密度および
位相マージンの関係(実線図示)を示したものである。
【0007】NRZ2値検出では、PR(1,1)の3
値検出とは異なり、再生時のクロックは記録時のクロッ
クと同一位相でかまわない。したがって、ディスクの内
外周でPR(1,1)のデータ検出とNRZ2値検出を
切換適用するのに対応して、クロック位相を切り換える
必要がある。
【0008】そこで、この発明では、再生時にも記録時
と同一位相のクロックを使用してPR(1,1)を適用
したデータ検出を行い得るようにするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、パーシャル
レスポンスPR(1,1)を適用したデータ検出装置に
おいて、再生データの位相をシフトしてデータを検出す
るものである。
【0010】
【作用】上述構成においては、再生データの位相をシフ
トするものであり、PR(1,1)を適用したデータ検
出を記録時と同一位相のクロックを使用して行なうこと
が可能となる。
【0011】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。本例は光磁気ディスクの記録再
生装置に適用した例である。
【0012】まず、記録系について説明する。
【0013】同図において、1はスピンドルモータであ
り、光磁気ディスク100はモータ1でもって角速度一
定で回転駆動される。詳細説明は省略するが、ディスク
100のサーボ方式としては、周知のサンプルサーボ方
式が採用される。
【0014】また、図示しないホストコンピュータから
の記録データ(NRZデータ)Dinはプリエンコーダ4
に供給されて、NRZI系列のデータに変調される。
【0015】ディスク100のサーボバイトSBにプリ
フォーマットされているクロックピットより光学ヘッド
5によって再生される信号はRFアンプ6およびクラン
プ回路7の直列回路を介してPLL回路8に供給され
る。PLL回路8ではクロックピットからの再生信号に
同期したシステムクロックCLKが供給される。
【0016】PLL回路8より出力されるシステムクロ
ックCLKはデータPLL回路9に供給される。データ
PLL回路9では、システムクロックCLKよりデータ
クロックDCLKが形成される。
【0017】上述したプリエンコーダ4にはデータPL
L回路9より出力されるデータクロックDCLKに同期
して記録データDinが供給され、NRZI系列のデータ
に変調される。
【0018】プリエンコーダ4より出力される変調信号
は磁気ヘッド駆動回路10に供給される。そして、外部
磁界発生用の磁気ヘッド11より変調信号に応じた磁界
が発生され、光学ヘッド5からのレーザビームとの共働
でもってディスク100に変調信号がピットとして記録
される。
【0019】この場合、レーザ駆動回路12にはデータ
PLL回路9より出力されるデータクロックDCLKが
供給される。そして、光学ヘッド5よりディスク100
への光ビームの照射がデータクロックDCLK(図2
A)に同期して間欠的に行なわれる(同図B)。ここ
で、図2Cはプリエンコーダ4より出力される変調信号
を示し、同図Dは磁気ヘッド11で形成される変調磁界
HM、同図Eはディスク100に形成されるピット列を
示している。
【0020】このように、光ビームの照射を間欠的に行
なうことで、連続的に光ビームを照射する場合に比し
て、ピットを形成した周囲の領域の温度変化を低減で
き、その分温度変化によるピット形成位置のずれを未然
に防止できる。
【0021】なお、サーボバイトSBの部分では、光ビ
ームの照射は連続的に行なわれ、クロックピットやウォ
ンブルピットからの再生信号が良好に得られるようにさ
れる。
【0022】次に、再生系について説明する。
【0023】再生時にもディスク100は角速度一定で
回転するように制御される。また、再生時には、光ビー
ムの照射は常に連続的に行なわれる。
【0024】ディスク100より光学ヘッド5で再生さ
れるRF信号はRFアンプ6を介してクランプ回路13
に供給される。クランプ回路13では再生RF信号の全
てのセグメントでクランプ処理が行なわれ、ディスク1
00からの反射光の変動で発生する低周波妨害が除去さ
れる。
【0025】クランプ回路13でクランプ処理された再
生RF信号は、A/D変換器14でディジタル信号に変
換された後、位相シフト回路15に供給される。A/D
変換器14および位相シフト回路15には、データPL
L回路9より出力されるデータクロックDCLKが供給
される。
【0026】位相シフト回路15では、後述するように
PR(1,1)の3値検出回路が使用されるときは18
0°だけデータの位相シフトが行なわれ、一方NRZ2
値検出回路が使用されるときはデータの位相シフトは行
なわれない。位相シフトの動作は、システムコントロー
ラ(図示せず)より供給される切換制御信号SWに基づ
いて行なわれる。
【0027】本例において、位相シフトは、現データと
1つ前のデータとを平均化するフィルタを形成し、サン
プリング周波数でデータ位相が180°ずれることを利
用して実現される。
【0028】ここで、現データと1つ前のデータとを平
均化するフィルタは、数1より求められる。ただし、h
0,h-1=1である。
【0029】
【数1】
【0030】図3A,Bは、数1で示されるフィルタの
ゲインおよび位相を示したものである。同図Bよりサン
プリング周波数1/T(TはデータクロックDCLKの
周期)でπ(180°)だけ位相が遅れることがわか
る。なお、ゲインに関しては、もともと1/2Tまでし
か信号帯域を必要としていないので、何等問題はない。
【0031】図4は、位相シフト回路15の具体構成を
示す図である。同図において、A/D変換器14からの
ディジタルデータとされた再生RF信号は、レジスタ1
51,152の直列回路に供給される。レジスタ15
1,152にはデータクロックDCLKがラッチクロッ
クとして供給される。レジスタ151の出力信号および
レジスタ152の出力信号は加算器153で加算された
後、係数器154で1/2がかけ算されて平均化されて
切換スイッチ155のa側の固定端子に供給される。
【0032】これにより、切換スイッチ155のa側の
固定端子には、現データと1つ前のデータとが加算平均
されて、180°だけ位相シフトされたデータが供給さ
れることになる。
【0033】また、レジスタ152の出力信号は切換ス
イッチ155のb側の固定端子に供給される。これによ
り、切換スイッチ155のb側の固定端子には、位相シ
フトされていないデータが供給されることになる。
【0034】切換スイッチ155は、切換制御信号SW
に基づき、PR(1,1)の3値検出回路が使用される
ときはa側に接続され、一方NRZ2値検出回路が使用
されるときはb側に接続される。
【0035】図1に戻って、位相シフト回路15より出
力される再生RF信号は、ディジタルイコライザ16を
介してPR(1,1)の3値検出回路17に供給される
と共に、NRZ2値検出回路18に供給される。イコラ
イザ16、検出回路17、18には、データPLL回路
9より出力されるデータクロックDCLKが供給され
る。
【0036】イコライザ16の通過周波数特性は、図5
Aに示すようにcos特性となるように設定され、同図
Bに示すように再生RF信号がPR(1,1)にできる
だけ近似するようにされる。
【0037】PR(1,1)の3値検出回路17で検出
されるNRZデータは切換スイッチ19のa側の固定端
子に供給され、そのb側の固定端子にはNRZ2値検出
回路18で検出されるNRZデータが供給される。切換
スイッチ19は、切換制御信号SWに基づき、ディスク
100の内周側ではa側に接続され、外周側ではb側に
接続される。
【0038】これにより、ディスク100の内周側では
PR(1,1)の3値検出回路17が使用され、その外
周側ではNRZ2値検出回路18が使用されることにな
る。そして、切換スイッチ19より出力されるNRZデ
ータは再生データDoutとしてホストコンピュータに供
給される。
【0039】本例においては、NRZ2値検出回路18
が使用されるときは、位相シフト回路15より位相シフ
トされていないデータが出力される。そのため、検出回
路18では記録時と同一位相のデータクロックDCLK
を使用してデータ検出が良好に行なわれる。
【0040】また、PR(1,1)の3値検出回路17
が使用されるときは、位相シフト回路15より180°
だけ位相シフトされたデータが出力される。そのため、
記録時と位相反転関係にあるクロックを作る必要がな
く、記録時と同一位相のデータクロックDCLKを使用
してデータ検出が良好に行なわれる。
【0041】したがって、再生時に記録時と位相反転関
係にあるクロックを作る必要がなく、クロックが1系統
で済み、LSIの設計およびPLL回路の構成において
好ましいものとなる。また、PR(1,1)の3値検出
回路17とNRZ2値検出回路18の使用を切り換えて
も、クロック位相を切り換えなくてもよくなる。
【0042】なお、上述実施例においては、光磁気ディ
スクの記録再生装置に適用したものであるが、この発明
はデータ検出にPR(1,1)を適用するその他のデー
タ検出装置に同様に適用することができる。
【0043】また、上述実施例においては、位相シフト
回路15を現データと1つ前のデータとを平均化するフ
ィルタ(図4参照)で実現したものであるが、これに限
定されるものでなく、その他の方法で位相をシフトさせ
てもよい。
【0044】
【発明の効果】この発明によれば、再生データの位相を
シフトするものであり、PR(1,1)を適用したデー
タ検出を記録時と同一位相のクロックを使用して行なう
ことができ、クロック系が1系統で済み、LSIの設計
等に有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】パルス記録の説明のための図である。
【図3】位相シフト回路を構成するフィルタの特性を示
す図である。
【図4】位相シフト回路の具体構成を示す図である。
【図5】ディジタルイコライザの特性を説明するための
図である。
【図6】PR(1,1)のデータ抜き取りタイミングを
説明するための図である。
【図7】PR(1,1)のデータ抜き取りタイミングを
説明するための図である。
【図8】位相マージンと線密度との関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 スピンドルモータ 4 プリエンコーダ 5 光学ヘッド 9 データPLL回路 10 磁気ヘッド駆動回路 11 磁気ヘッド 12 レーザ駆動回路 14 A/D変換器 15 位相シフト回路 16 ディジタルイコライザ 17 PR(1,1)の3値検出回路 18 NRZ2値検出回路 19 切換スイッチ 100 光磁気ディスク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーシャルレスポンスPR(1,1)を
    適用したデータ検出装置において、 再生データの位相をシフトしてデータを検出することを
    特徴とするデータ検出装置。
  2. 【請求項2】 前後2つのデータの平均化によって再生
    データの位相をシフトすることを特徴とする請求項1記
    載のデータ検出装置。
JP4024041A 1992-02-10 1992-02-10 データ検出装置 Pending JPH05225706A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4024041A JPH05225706A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 データ検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4024041A JPH05225706A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 データ検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05225706A true JPH05225706A (ja) 1993-09-03

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ID=12127409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4024041A Pending JPH05225706A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 データ検出装置

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JP (1) JPH05225706A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5790482A (en) * 1994-07-20 1998-08-04 Hitachi, Ltd. Optical disk apparatus for recording information using a light intensity modulation method with a partial response detector

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5790482A (en) * 1994-07-20 1998-08-04 Hitachi, Ltd. Optical disk apparatus for recording information using a light intensity modulation method with a partial response detector

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