JPH05223571A - 測量機の水平軸構造 - Google Patents
測量機の水平軸構造Info
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- JPH05223571A JPH05223571A JP4023019A JP2301992A JPH05223571A JP H05223571 A JPH05223571 A JP H05223571A JP 4023019 A JP4023019 A JP 4023019A JP 2301992 A JP2301992 A JP 2301992A JP H05223571 A JPH05223571 A JP H05223571A
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- JP
- Japan
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- horizontal axis
- bearing
- horizontal shaft
- horizontal
- face
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- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 測量機の水平軸のスラスト方向及びラジアル
方向のガタを抑制し、高度角測定精度を高める。 【構成】 高度目盛盤10が固着された水平軸2の端部
につば部8を設け、その水平軸2を支持する軸受6の内
周面をテーパにし、このテーパ面6aとつば部8との間
に複数のベアリングボール11を配置し、水平軸2の端
面2aに常時軸方向の荷重をかける押圧機構12を、支
柱4内に取り付けた。前記押圧機構12として、水平軸
2の端面2aと対向するばねホルダ3を支柱4内に固定
し、このばねホルダ13内に巻きばね14を収容すると
ともに、球支持体15を摺動自在に収容し、この球支持
体15の先端面に円錐状のくぼみ15aを設け、このく
ぼみ15aと水平軸2の端面2aとの間に鋼球16を配
置し、この鋼球16を介して水平軸2の端面2aに巻き
ばね14の荷重をかける機構を採用した。
方向のガタを抑制し、高度角測定精度を高める。 【構成】 高度目盛盤10が固着された水平軸2の端部
につば部8を設け、その水平軸2を支持する軸受6の内
周面をテーパにし、このテーパ面6aとつば部8との間
に複数のベアリングボール11を配置し、水平軸2の端
面2aに常時軸方向の荷重をかける押圧機構12を、支
柱4内に取り付けた。前記押圧機構12として、水平軸
2の端面2aと対向するばねホルダ3を支柱4内に固定
し、このばねホルダ13内に巻きばね14を収容すると
ともに、球支持体15を摺動自在に収容し、この球支持
体15の先端面に円錐状のくぼみ15aを設け、このく
ぼみ15aと水平軸2の端面2aとの間に鋼球16を配
置し、この鋼球16を介して水平軸2の端面2aに巻き
ばね14の荷重をかける機構を採用した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は測量機の水平軸構造に
関し、特にセオドライトやトータルステーション等の測
量機の水平軸構造に関する。
関し、特にセオドライトやトータルステーション等の測
量機の水平軸構造に関する。
【0002】
【従来の技術】セオドライトやトータルステーション等
の測量機においては、図3及び図5に示すように、望遠
鏡101の両側に水平軸102,103が設けられ、中
空の支柱104の内壁にねじ107で軸受105が固定
され、この軸受105により水平軸102が回動自在に
支持されている。水平軸103も支柱105内に固定さ
れた軸受(図示せず)によって支持されている。また、
水平軸102の端面には高度目盛盤110が接着されて
いる。
の測量機においては、図3及び図5に示すように、望遠
鏡101の両側に水平軸102,103が設けられ、中
空の支柱104の内壁にねじ107で軸受105が固定
され、この軸受105により水平軸102が回動自在に
支持されている。水平軸103も支柱105内に固定さ
れた軸受(図示せず)によって支持されている。また、
水平軸102の端面には高度目盛盤110が接着されて
いる。
【0003】軸受105の内周面には、図4に示すよう
に、逃げ105aが設けられ、望遠鏡101の自重によ
り水平軸102が逃げ105aに落ち、水平軸102を
安定させる構造になっている。
に、逃げ105aが設けられ、望遠鏡101の自重によ
り水平軸102が逃げ105aに落ち、水平軸102を
安定させる構造になっている。
【0004】また、水平軸102の中央部につば部10
9を設けるとともに、水平軸102の端部につば部10
8を設け、両つば部108,109で軸受105を挟持
し、水平軸102のスラスト方向のガタを抑えるように
している。
9を設けるとともに、水平軸102の端部につば部10
8を設け、両つば部108,109で軸受105を挟持
し、水平軸102のスラスト方向のガタを抑えるように
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、軸受105
の逃げ105aに潤滑油が回り込むと、水平軸102が
浮き上がってしまい、高度目盛盤110が偏心する。
の逃げ105aに潤滑油が回り込むと、水平軸102が
浮き上がってしまい、高度目盛盤110が偏心する。
【0006】また、水平軸102,103のスラスト方
向のガタは精密加工により0.0数mmにまで抑えられて
いるものの、光学式読取り装置におけるピント差、ある
いは電子式読取り装置におけるエンコーダ信号の不安定
を少なくして、より高精度な角度測定を実現するために
は、未だスラスト方向ガタの抑制が不十分だった。
向のガタは精密加工により0.0数mmにまで抑えられて
いるものの、光学式読取り装置におけるピント差、ある
いは電子式読取り装置におけるエンコーダ信号の不安定
を少なくして、より高精度な角度測定を実現するために
は、未だスラスト方向ガタの抑制が不十分だった。
【0007】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は水平軸のラジアル方向及びスラス
ト方向のガタを抑制し、より高精度な角度測定を行なう
ことができる測量機の水平軸構造を提供することであ
る。
たもので、その課題は水平軸のラジアル方向及びスラス
ト方向のガタを抑制し、より高精度な角度測定を行なう
ことができる測量機の水平軸構造を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めこの発明の測量機の水平軸構造は、望遠鏡の水平軸を
回動自在に支持する軸受を支柱内に固定し、前記水平軸
に高度目盛盤を固着した測量機の水平軸構造において、
前記水平軸の端部にスラスト受面を設け、前記水平軸を
支持する前記軸受の内周面をテーパにし、このテーパ面
と前記スラスト受面との間に複数のベアリングボールを
配置し、前記水平軸に常時所定の軸方向の荷重をかける
ことにより前記スラスト受面を前記テーパ面に向けて押
圧する押圧機構を、前記支柱内に取り付けた。
めこの発明の測量機の水平軸構造は、望遠鏡の水平軸を
回動自在に支持する軸受を支柱内に固定し、前記水平軸
に高度目盛盤を固着した測量機の水平軸構造において、
前記水平軸の端部にスラスト受面を設け、前記水平軸を
支持する前記軸受の内周面をテーパにし、このテーパ面
と前記スラスト受面との間に複数のベアリングボールを
配置し、前記水平軸に常時所定の軸方向の荷重をかける
ことにより前記スラスト受面を前記テーパ面に向けて押
圧する押圧機構を、前記支柱内に取り付けた。
【0009】
【作用】上述のように、水平軸に常時所定の軸方向の荷
重をかけることにより前記スラスト受面を前記テーパ面
に向けて押圧する押圧機構を支柱内に取り付けたので、
水平軸のスラスト方向のガタは抑制され、また水平軸の
端部にスラスト受面を設け、その水平軸を支持する軸受
の内周面をテーパにし、このテーパ面と前記スラスト受
面との間に複数のベアリングボールを配置したので、押
圧機構により水平軸が軸方向へ押圧されることによって
自動求心機能が働き、軸受の中心と水平軸の中心とが一
致し、水平軸のラジアル方向ガタが抑制され、高度目盛
盤が偏心しない。
重をかけることにより前記スラスト受面を前記テーパ面
に向けて押圧する押圧機構を支柱内に取り付けたので、
水平軸のスラスト方向のガタは抑制され、また水平軸の
端部にスラスト受面を設け、その水平軸を支持する軸受
の内周面をテーパにし、このテーパ面と前記スラスト受
面との間に複数のベアリングボールを配置したので、押
圧機構により水平軸が軸方向へ押圧されることによって
自動求心機能が働き、軸受の中心と水平軸の中心とが一
致し、水平軸のラジアル方向ガタが抑制され、高度目盛
盤が偏心しない。
【0010】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0011】図1は、この発明の一実施例に係る測量機
の水平軸構造を示す破断面図である。望遠鏡1の両側に
は水平軸2,3が設けられ、水平軸2,3は支柱4,5
に支持される。支柱4の内壁には軸受6がねじ7で固定
され、この軸受6により水平軸2が回動自在に支持され
ている。同様に、水平軸3は支柱5の内壁に固定された
軸受(図示せず)によって支持されている。前記水平軸
2の端面2aには高度角を測定するためのドーナツ盤状
の高度目盛盤10が接着され、この高度目盛盤10は水
平軸2とともに回動する。水平軸2の端部にはつば部8
が、水平軸2の中央部にはつば部9がそれぞれ設けられ
ている。軸受6は両つば部8,9にはさまれている。
の水平軸構造を示す破断面図である。望遠鏡1の両側に
は水平軸2,3が設けられ、水平軸2,3は支柱4,5
に支持される。支柱4の内壁には軸受6がねじ7で固定
され、この軸受6により水平軸2が回動自在に支持され
ている。同様に、水平軸3は支柱5の内壁に固定された
軸受(図示せず)によって支持されている。前記水平軸
2の端面2aには高度角を測定するためのドーナツ盤状
の高度目盛盤10が接着され、この高度目盛盤10は水
平軸2とともに回動する。水平軸2の端部にはつば部8
が、水平軸2の中央部にはつば部9がそれぞれ設けられ
ている。軸受6は両つば部8,9にはさまれている。
【0012】軸受6の内周面はテーパ状に形成され、こ
のテーパ面6a上には複数のベアリングボール11が配
置され、これらのベアリングボール11を介して水平軸
2のスラスト受面8aが支持されている。
のテーパ面6a上には複数のベアリングボール11が配
置され、これらのベアリングボール11を介して水平軸
2のスラスト受面8aが支持されている。
【0013】支柱4内には、高度目盛盤10を光学的又
は電子的に読み取るための目盛読取り装置(図示せず)
と、水平軸2を軸方向に押圧するための押圧機構12と
がそれぞれ取り付けられている。
は電子的に読み取るための目盛読取り装置(図示せず)
と、水平軸2を軸方向に押圧するための押圧機構12と
がそれぞれ取り付けられている。
【0014】前記目盛読取り装置は、支柱4内の所定個
所に固定されている。
所に固定されている。
【0015】前記押圧機構12は、水平軸2の端面2a
の中心部と対向するように、円筒状のばねホルダ13を
支柱4の内壁に固定し、このばねホルダ13内に巻きば
ね(ばね)14を収容するとともに、円柱状の球支持体
15を摺動自在に収容し、この球支持体15の先端面に
円錐状のくぼみ15aを設け、このくぼみ15aと水平
軸2の端面2aとの間に鋼球16を配置してなる機構で
ある。
の中心部と対向するように、円筒状のばねホルダ13を
支柱4の内壁に固定し、このばねホルダ13内に巻きば
ね(ばね)14を収容するとともに、円柱状の球支持体
15を摺動自在に収容し、この球支持体15の先端面に
円錐状のくぼみ15aを設け、このくぼみ15aと水平
軸2の端面2aとの間に鋼球16を配置してなる機構で
ある。
【0016】押圧機構12の巻きばね14の荷重は球支
持体15及びこの球支持体15によって支持された鋼球
16を介して水平軸2の端面2aに加わり、水平軸2は
常時図1の右方向に付勢される。その結果、水平軸2,
3のスラスト方向ガタは抑制され、外心誤差は変化する
ことなく、一度調整した外心は狂わない。なお、上述の
ように鋼球16は球支持体15の円錐状のくぼみ15a
によって支持され、この鋼球16を介して水平軸2の端
面2aに巻きばね14の荷重を加えるようにしたので、
仮に軸方向以外の力が鋼球 16に作用したとしても、
くぼみ15a内で鋼球16が転動するため、水平軸2の
ラジアル方向のガタは発生せず、水平軸2の端面2aに
は常に軸方向の力だけが伝わることになる。
持体15及びこの球支持体15によって支持された鋼球
16を介して水平軸2の端面2aに加わり、水平軸2は
常時図1の右方向に付勢される。その結果、水平軸2,
3のスラスト方向ガタは抑制され、外心誤差は変化する
ことなく、一度調整した外心は狂わない。なお、上述の
ように鋼球16は球支持体15の円錐状のくぼみ15a
によって支持され、この鋼球16を介して水平軸2の端
面2aに巻きばね14の荷重を加えるようにしたので、
仮に軸方向以外の力が鋼球 16に作用したとしても、
くぼみ15a内で鋼球16が転動するため、水平軸2の
ラジアル方向のガタは発生せず、水平軸2の端面2aに
は常に軸方向の力だけが伝わることになる。
【0017】一方、上述のように軸受6のテーパ面6a
と水平軸2のつば部8との間には複数のベアリングボー
ル11が配置されているので、水平軸2が軸方向へ押圧
されると、自動求心機能が働き、軸受6の中心と水平軸
2の中心とが一致し、水平軸2のラジアル方向ガタが抑
制され、高度目盛盤10は偏心しない。なお、ベアリン
グボール11を介在させたことにより、水平軸2の端面
2aに加わる巻きばね14の荷重による摩擦力の増加を
防ぐことができ、水平軸2の円滑な回動を確保すること
ができる。
と水平軸2のつば部8との間には複数のベアリングボー
ル11が配置されているので、水平軸2が軸方向へ押圧
されると、自動求心機能が働き、軸受6の中心と水平軸
2の中心とが一致し、水平軸2のラジアル方向ガタが抑
制され、高度目盛盤10は偏心しない。なお、ベアリン
グボール11を介在させたことにより、水平軸2の端面
2aに加わる巻きばね14の荷重による摩擦力の増加を
防ぐことができ、水平軸2の円滑な回動を確保すること
ができる。
【0018】この実施例の水平軸構造によれば、水平軸
2のラジアル方向のガタ及びスラスト方向のガタを大幅
に抑制できるので、水平軸2が安定し、光学式読取り装
置における目盛読取りの誤差が解消され、あるいは電子
式読取り装置におけるエンコーダ信号が安定し、その結
果測量機の高度角測定精度が向上する。
2のラジアル方向のガタ及びスラスト方向のガタを大幅
に抑制できるので、水平軸2が安定し、光学式読取り装
置における目盛読取りの誤差が解消され、あるいは電子
式読取り装置におけるエンコーダ信号が安定し、その結
果測量機の高度角測定精度が向上する。
【0019】図2は、この発明の他の実施例に係る水平
軸構造を示す破断面図である。 上述の実施例は一方の
水平軸2の支持構造に関するものであるが、この実施例
は両方の水平軸2,3の支持構造に関する。ただ、この
実施例における一方の水平軸2の支持構造は上述の実施
例と同じであるので、共通する部分の説明は省略する。
軸構造を示す破断面図である。 上述の実施例は一方の
水平軸2の支持構造に関するものであるが、この実施例
は両方の水平軸2,3の支持構造に関する。ただ、この
実施例における一方の水平軸2の支持構造は上述の実施
例と同じであるので、共通する部分の説明は省略する。
【0020】図2に示すように、支柱5内の軸受16の
内周面がテーパ状に形成され、このテーパ面16a上に
複数のベアリングボール21を配置し、これらのベアリ
ングボール21を介して水平軸3のつば部19のスラス
ト受面が支持されている。
内周面がテーパ状に形成され、このテーパ面16a上に
複数のベアリングボール21を配置し、これらのベアリ
ングボール21を介して水平軸3のつば部19のスラス
ト受面が支持されている。
【0021】この実施例の水平軸構造によれば、水平軸
2,3がより安定し、水平軸2,3と鉛直軸(図5の鉛
直時111に対応)との直交度の狂いが生じにくく、測
量機の精度が一層向上する。
2,3がより安定し、水平軸2,3と鉛直軸(図5の鉛
直時111に対応)との直交度の狂いが生じにくく、測
量機の精度が一層向上する。
【0022】また、測量機の調整において水平軸2,3
と鉛直軸の直交度をだすことが必要であるが、多くの場
合、水平軸2,3の軸受6,16を上下に動かして調整
する。本発明はその点も考慮しており、テーパ、ベアリ
ングの構造では求心作用はあるが軸の傾きに対しては比
較的自由度を持っているので、前述のように軸受6,1
6を少々動かすことは可能である。
と鉛直軸の直交度をだすことが必要であるが、多くの場
合、水平軸2,3の軸受6,16を上下に動かして調整
する。本発明はその点も考慮しており、テーパ、ベアリ
ングの構造では求心作用はあるが軸の傾きに対しては比
較的自由度を持っているので、前述のように軸受6,1
6を少々動かすことは可能である。
【0023】なお、図2に示した実施例においては、テ
ーパ面16aを軸受16に形成した場合について述べた
が、変形例として、テーパ面を水平軸3のつば部18に
形成するようにしても、図2の実施例と同様の効果が得
られる。
ーパ面16aを軸受16に形成した場合について述べた
が、変形例として、テーパ面を水平軸3のつば部18に
形成するようにしても、図2の実施例と同様の効果が得
られる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の測量機の
水平軸構造によれば、水平軸のスラスト方向ガタ及びラ
ジアル方向ガタが大幅に抑制されて水平軸が安定し、目
盛読取り装置における読取りの誤差が解消され、その結
果測量機の高度角測定精度が向上する。
水平軸構造によれば、水平軸のスラスト方向ガタ及びラ
ジアル方向ガタが大幅に抑制されて水平軸が安定し、目
盛読取り装置における読取りの誤差が解消され、その結
果測量機の高度角測定精度が向上する。
【図1】図1はこの発明の一実施例に係る測量機の水平
軸構造を示す破断面図である。
軸構造を示す破断面図である。
【図2】図2はこの発明の他の実施例に係る測量機の水
平軸構造を示す破断面図である。
平軸構造を示す破断面図である。
【図3】図3は従来の水平軸構造を示す破断面図であ
る。
る。
【図4】図4は図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図5は図3の水平軸構造を備えた測量機の破断
面図である。
面図である。
1…望遠鏡 2,3…水平軸 2a…水平軸の端面 4,5…支柱 6…軸受 6a…軸受のテーパ面 8…つば部 10…高度目盛盤 11…ベアリングボール 12…押圧機構 13…ばねホルダ 14…巻きばね 15…球支持体 15a…球支持体のくぼみ 16…鋼球
Claims (2)
- 【請求項1】 望遠鏡の水平軸を回動自在に支持する軸
受を支柱内に固定し、前記水平軸に高度目盛盤を固着し
た測量機の水平軸構造において、 前記水平軸の端部にスラスト受面を設け、 前記水平軸を支持する前記軸受の内周面をテーパにし、 このテーパ面と前記スラスト受面との間に複数のベアリ
ングボールを配置し、 前記水平軸に常時所定の軸方向の荷重をかけることによ
り前記スラスト受面を前記テーパ面に向けて押圧する押
圧機構を、前記支柱内に取り付けたことを特徴とする測
量機の水平軸構造。 - 【請求項2】 前記押圧機構として、前記水平軸の端面
に対向するホルダを前記支柱内に固定し、このホルダ内
に弾性体を収容するとともに、球支持体を摺動自在に収
容し、この球支持体の先端部にくぼみを設け、このくぼ
みと前記水平軸の端面との間に鋼球を配置し、この鋼球
を介して前記水平軸の端面に前記弾性体の荷重をかける
機構を採用したことを特徴とする請求項1記載の測量機
の水平軸構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2301992A JP2946912B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 測量機の水平軸構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2301992A JP2946912B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 測量機の水平軸構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05223571A true JPH05223571A (ja) | 1993-08-31 |
JP2946912B2 JP2946912B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=12098779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2301992A Expired - Lifetime JP2946912B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 測量機の水平軸構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2946912B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015506460A (ja) * | 2011-12-20 | 2015-03-02 | ライカ ジオシステムズ アクチエンゲゼルシャフトLeica Geosystems AG | 固定側・自由側軸受装置を備えたレーザに基づく座標測定装置 |
JP2017129372A (ja) * | 2016-01-18 | 2017-07-27 | 株式会社トプコン | 測量装置 |
CN111811464A (zh) * | 2019-04-10 | 2020-10-23 | 中冶天工集团有限公司 | 一种可旋转式沉降观测点埋设方法 |
-
1992
- 1992-02-10 JP JP2301992A patent/JP2946912B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015506460A (ja) * | 2011-12-20 | 2015-03-02 | ライカ ジオシステムズ アクチエンゲゼルシャフトLeica Geosystems AG | 固定側・自由側軸受装置を備えたレーザに基づく座標測定装置 |
US9377296B2 (en) | 2011-12-20 | 2016-06-28 | Leica Geosystems Ag | Laser-based coordinate measuring device having a fixed/loose bearing apparatus |
JP2017129372A (ja) * | 2016-01-18 | 2017-07-27 | 株式会社トプコン | 測量装置 |
CN111811464A (zh) * | 2019-04-10 | 2020-10-23 | 中冶天工集团有限公司 | 一种可旋转式沉降观测点埋设方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2946912B2 (ja) | 1999-09-13 |
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