JPH05223313A - 空気調和機のデマンド制御装置 - Google Patents

空気調和機のデマンド制御装置

Info

Publication number
JPH05223313A
JPH05223313A JP4025345A JP2534592A JPH05223313A JP H05223313 A JPH05223313 A JP H05223313A JP 4025345 A JP4025345 A JP 4025345A JP 2534592 A JP2534592 A JP 2534592A JP H05223313 A JPH05223313 A JP H05223313A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air conditioner
capacity
demand
control
electric compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4025345A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3086523B2 (ja
Inventor
Akio Morichi
昭夫 森地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP04025345A priority Critical patent/JP3086523B2/ja
Priority to TW081107151A priority patent/TW198092B/zh
Priority to CN93101371A priority patent/CN1070604C/zh
Priority to KR1019930001767A priority patent/KR0155395B1/ko
Publication of JPH05223313A publication Critical patent/JPH05223313A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3086523B2 publication Critical patent/JP3086523B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/02Compressor control
    • F25B2600/021Inverters therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 能力可変型の電動圧縮機を有し負荷の大きさ
に基づいて電動圧縮機の能力を変える制御を行なうと共
に、デマンド信号に応答して電動圧縮機の能力を下げる
制御を行ない、予め設定された日時に自動的にデマンド
信号を生成する。 【効果】 自動的にデマンド制御が行なわれることによ
って、主ブレーカに余裕ができ、他の電気機器の使用が
可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デマンド制御時に空気
調和機の消費電力を減らす空気調和機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のデマンド制御としては特公昭62
−48457号公報に記載されているようなものがあっ
た。この公報に記載されたものは消費電力が契約電力量
を越えた際に警報を出力して、運転員に対して何らかの
操作をするように警告するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来の技術では、消費電力が契約電力を越えた場合に警
報が出力されるので、警報に合わせて利用者がデマンド
制御を行なう必要があった。
【0004】従用者がその場に居ない時や他の仕事で手
が離せない時などでは操作が遅れる問題点があった。
【0005】このような問題点に対して、本発明は必要
に応じて警報が出力される前に自動的にデマンド制御が
行なえるデマンド制御装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は能力可変型の電
動圧縮機を有し負荷の大きさに基づいて電動圧縮機の能
力を変える制御を行なうと共に、デマンド信号に応答し
て電動圧縮機の能力を下げる制御を行なう空気調和機に
おいて、この空気調和機は予め設定された日時に自動的
にデマンド信号を生成する制御装置を備えたものであ
る。
【0007】また、公衆電話回線を介して得られる信号
に基づいてデマンド信号を生成する制御装置を備えたも
のである。
【0008】また、交流電源から供給される電力に重畳
された信号に基づいてデマンド信号を生成する制御装置
を備えたものである。
【0009】また、能力可変型の電動圧縮機を有し負荷
の大きさに基づいて電動圧縮機の能力を変える制御を行
なうと共に、電流値を検出しこの電流値が一定値を越え
ないように電動圧縮機の能力を減らす制御を行なう空気
調和機において、この空気調和機は予め設定された日時
に自動的に前記一定値を下げる動作を行なう制御装置を
備えたものである。
【0010】
【作用】以上のように構成された空気調和機のデマンド
制御装置は、消費電力が契約電力を越える前に消費電力
を減らして他の電気機器の使用を可能にするものであ
る。
【0011】また、公衆電話回線や電力線を介して得ら
れる信号に基づいてデマンド信号を生成することによっ
て、外部からの信号でデマンド制御が行なえるものであ
る。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は屋内配線図であり、図中1は電力会社から交
流電力(例えば100〔V〕の単相交流)が供給される
電力線、2は主ブレーカであり、このブレーカを流れる
電流が例えば50Aに至ると回路を遮断するものであ
る。3〜6は子ブレーカであり、夫々子ブレーカを流れ
る電流が20Aに至ると回路を遮断するものである。
【0013】7は電気炊飯器(最大消費電力1000
〔W〕)、8は電子レンジ(最大消費電力1300
〔W〕)、9は照明A(最大消費電力60〔W〕)であ
り、子ブレーカ3から電力を得ている。
【0014】10は電気カーペット(最大消費電力50
0〔W〕)、11はテレビ(最大消費電力200
〔W〕)、12〜14は夫々照明B,C,D(最大消費
電力60〔W〕)であり、子ブレーカ4から電力を得て
いる。
【0015】15は空気調和機A(最大消費電力200
0〔W〕)であり、室外ユニット16を有している。こ
の空気調和機Aは子ブレーカ5から電力を得ている。
【0016】17は空気調和機B(最大消費電力200
0〔W〕)であり、室外ユニット18を有している。こ
の空気調和機Bは子ブレーカ6から電力を得ている。
【0017】図2,図3は図1に示した空気調和機A
(空気調和機Bも同じ構成)の概略電気回路図である。
図2,図3の回路図は端子板22,23を介して電気的
に接続されている。まず図2において、24は電力線、
25は通信線である。
【0018】この電気回路図はプラグ26(図1に示す
子ブレーカ5に接続されている)から供給される交流1
00Vを整流する整流回路27と、室内へ冷温風を送風
するDCファンモータ(ブラシレスモータ)(M1)3
0に印加する直流電力の電圧をマイコン31からの信号
に応じて10〜36(V)に変えるモータ用電源回路2
8と、マイコン31用の5Vの直流電力を発生する制御
用電源回路29と、マイコン31がDCファンモータの
回転位置情報を基に演算して求めた信号に応答してDC
ファンモータ30の固定子巻線への通電タイミングを制
御するモータ駆動回路32と、ON/OFFスイッチ、
試運転スイッチなどが設けられたスイッチ基板33と、
ワイヤレスリモコン34からの遠隔操作信号(ON/O
FF信号、冷暖房の切換信号、室温設定値信号など)を
受信する受信部35と、空気調和機の運転状態を表示す
る表示板36と、冷温風の吹出し方向を可変するために
フラップを動かすフラップモータ(M2)37が設けら
れている。
【0019】さらに、室温を検出する室温センサ38
と、利用側熱交換器の温度を検出する熱交換器温度セン
サ39と、室内の照度を検出する照度センサ40とが設
けられ、これらのセンサの検出値はマイコン31がA/
D変換して取込む。一方、マイコン31から室外ユニッ
トへの制御信号はシリアル回路41,42および端子板
22の3を介して伝送される。尚、43は種々のデータ
を格納した補助ROMである。
【0020】尚20は外部からデマンド信号を得るイン
ターフェース回路であり、デマンド信号をマイコン31
に与えるものである。
【0021】このように構成された周辺回路を有するマ
イコン31は、室温を検出しワイヤレスリモコン34で
設定された空調状態が得られるのに必要な空調能力(負
荷に見合った能力)を算出する。この空調能力は搭載す
る圧縮機に対応する周波数の値に変換されて図3に示す
室外ユニットへ送信される。
【0022】さらにデマンド信号を入力した際、又は予
め設定したデマンド日時(又は時刻)になった際には、
室外ユニットへ最大電流を規制する信号を出力する。デ
マンド日時又はデマンド時刻はワイヤレスリモコン30
で設定される。
【0023】図5は室外ユニット16の概略電気回路図
である。この電気回路図において、23は端子板であり
室内ユニットの端子板22の端子1〜3とそれぞれ結線
される端子1〜3が設けられている。43は端子板23
の端子1と2に並列に接続されたバリスタ、44はノイ
ズフィルタ、45はリアクタ、46は倍電圧回路、47
はノイズフィルタ、48は倍電圧回路46により発生さ
れた倍電圧を平滑する平滑コンデンサであり、100
(V)の交流から約280Vの直流電圧を得ている。
【0024】49は端子板23の端子3から入力される
室内ユニットからの制御信号(周波数値など)をマイコ
ン50に伝達するために信号変換をするシリアル回路、
51は室外ユニットに供給される電流を変流器(CT)
52で検出し直流電圧に平滑した後マイコン50に供給
する電流検出回路、53はマイコン50用の電源電圧及
びDCファンモータ54用の電源電圧を発生するスイッ
チング電源回路である。55はマイコン50からの制御
信号に基づいて後述するコンプレッサ1への通電をPW
M制御するモータ駆動回路であり、6個のパワートラン
ジスタが三相ブリッジ状に接続されて、いわゆるインバ
ータ装置を構成している。56はコンプレッサ吐出側の
冷媒温度を検出する吐出温度センサである。
【0025】58はDCファンモータ54に印加する直
流の電圧をコントロールする電圧コントローラであり、
マイコン50からの信号に応じてDCファンモータ54
に印加する電圧を変える。59は電圧コントローラ58
から与えられた直流電圧をDCファンモータ54の固定
子巻線に順番に通電させる通電制御回路であり、DCフ
ァンモータ54の回転角度を回転角センサ60が検出
し、この回転角度に基づいてマイコン50から出力され
る通電切換信号に応じて固定子巻線の通電切換えを行な
う。
【0026】従って、電圧コントローラ58に与える信
号を変えることによってDCファンモータ54の回転数
を変えることができる。尚、このDCファンモータ54
は熱源側熱交換器4へ送風を行なうものである。
【0027】61,62は電子スイッチ(トライアック
等)であり、夫々マイコン50からの信号に応じて四方
弁及び電磁弁への通電を制御する。
【0028】さらに、室外ユニットには吸気口近傍に外
気温を検出するための外気センサ63が設けられ、さら
に熱源側熱交換器の温度を検出するための熱交換器温度
センサ64が設けられていて、これらのセンサ63,6
4の検出値はマイコン50がA/D変換して取り込む。
【0029】65は室内ユニットにおける外付けROM
43と同じ機能を有する外付けROMで、これには外付
けROM43について説明したと同じような室外ユニッ
トに対する固有データが記憶されている。
【0030】以上のように構成された室外ユニットは主
に室内ユニットから得られる周波数値の三相交流を圧縮
機に供給するように動作する。所定の周波数値の三相交
流を得る方法としては一般に用いられているPWM(パ
ルス幅変調)方式を用いることができるので詳細は省略
する。
【0031】従って、室内ユニット15から送られて来
る周波数値に応じて圧縮機の運転能力が変化し、負荷に
見合った能力による空調運転が行なわれるものである。
【0032】一般に圧縮機が高負荷運転になるに連れ、
また圧縮機の運転能力を増加させるに連れて圧縮機の消
費電力が増加することが知られている。言い換えると軽
負荷の時又は運転能力が小さい時は圧縮機の消費電力が
小さくなるものである。
【0033】ここで空気調和機A15は子ブレーカ5か
ら電力を得ており、この子ブレーカ5は20〔A〕以上
の電流が流れると回路を遮断するので、空気調和機A1
5が20〔A〕(2000〔W〕)以上の電力を消費す
ると回路が遮断して空調運転が中断する問題点を有して
いる。従って、本実施例では圧縮機に流れる電流を変流
器52で検出し、マイコン50が電流検出回路51を介
して入力し、この電流が20〔A〕を越えないように圧
縮機の能力(圧縮機に供給する交流電力の周波数)を下
げる制御を行なう。
【0034】図4は電流検出器52の検出値に基づいて
周波数値を補正する際の説明図である。図4において
“NORMAL”は周波数値の補正を行なわない領域、
“DOWN”は周波数値を1Hz/secで減らす補正
を行なう領域、“TRIP”は圧縮機を停止(周波数値
を0Hz)させる領域である。設定電流値Itは子ブレ
ーカ5の動作電流に合わせ、It=19.5〔A〕(フ
ァンモータ等の他の機器の消費電力を考慮)に設定さ
れ、設定電流値IsはIs=19.0〔A〕に設定され
ている。この設定電流値Isは室内ユニットからの信号
に応答してIs=15.0〔A〕、Is=12.0
〔A〕に変更される。
【0035】また図4において、電流が上昇方向に変化
している時と下降方向に変化している時とで“DOW
N”の領域と“NORMAL”の領域とではディファレ
ンシャルが設定されている。
【0036】従って、電流が“DOWN”の領域にある
間は周波数値を減少補正して、圧縮機の消費電流がIs
の値を越えないようにマイコン50が制御するものであ
る。
【0037】図5は空気調和機A15の室内ユニットの
主な動作を示すフローチャートである。この図におい
て、マイコン31の動作が開始すると、まずステップS
1でマイコン31のイニシャライズが行なわれる。次い
でステップS2でリモコン34から受信したデータがあ
るか否かの判断を行ない受信データがある際はステップ
S3で、夫々のデータの値を更新するものである。この
データとしては空気調和機のON/OFFデータ、室温
設定値のデータ、室温データ、室内ファンの送風量を決
めるデータ、タイマー運転時の時間データ、オートデマ
ンド(予め設定した日時に自動的にデマンドを行なう機
能)のON/OFFデータ、オートデマンド時のデマン
ド開始時刻を示すデータ、このデマンド開始時刻を示す
データは図6に示すようにA〜Lの12種類設定されて
いる。
【0038】データAはオートデマンド時に常に参照さ
れるデータであり一実施例として5:00〜7:00ま
での間(朝、炊飯器の動作する時間)に設定されてい
る。データBは日曜日に参照されるデータ、データCは
月曜日に参照されるデータ、以下データDは火曜日、デ
ータEは水曜日、データFは木曜日、データGは金曜
日、データHは土曜日に夫々参照されるデータである。
データBとデータHは設定なし、データC〜データGは
17:00〜19:00までの間(夕飯の準備の時間
帯)が設定されている。データI〜データLは指定月日
に参照されるデータであり、例えばデータIは13:0
0〜15:00までの間が設定されており、その指定月
日は8月1日〜8月31日である(この期間は夏の電力
消費がピークになる期間)。
【0039】従って、現在の月日時に基づいてデマンド
制御が行なわれる時間帯が判断される。例えば1月31
日(金)であればデータAとデータGとを合わせた時間
帯、すなわち5:00〜7:00と17:00〜19:
00との2回デマンド制御が行なわれる。また8月1日
(日)ならばデータA,データB,データIを合わせた
時間帯、すなわち現在の時刻が5:00〜7:00、1
3:00〜15:00ならばデマンド制御が行なわれ
る。このデマンド制御を行なうか否かの判断は後記する
ステップS6,ステップS7で判断される。
【0040】図5において、ステップS4で外部からデ
マンド信号がインターフェース回路20を介して与えら
れたか否かを判断し、デマンド信号が与えられた時はス
テップS8へ進む。ステップS5でオートデマンドがO
Nのデータがリモコンから与えられているか否かの判断
を行ないステップS6、ステップS7にてデマンド制御
が必要か否かの判断が行なわれる。デマンド制御を行な
う時はステップS8へ進む。
【0041】ステップS8ではリモコンから与えられた
電流制御の値IDがID=19か否かの判断を行ない、
ID=19の際はステップS9でIS=15に設定し、
ID≠19の際はIS=12に設定する。尚、デマンド
制御を行なわない時はステップS11でID=ISに設
定される。
【0042】従って、デマンド制御を行なう時は電流設
定値が小さく変更されるものである。
【0043】ステップS12は室温データと室温設定値
データとから負荷に見合う必要な圧縮機能力、すなわち
周波数値Fを算出する。この算出方法としてはPID制
御やファジイ制御などがある。
【0044】ステップS13ではISの値、周波数値F
等のデータを室外ユニットに送信する。ステップS14
で他の制御(ファンの回転数やタイマ運転など)を行な
った後再びステップS1へ戻る。
【0045】図7は図3に示したマイコン50の主な動
作を示すフローチャートである。この図において、まず
ステップS21でマイコン50のイニシャライズが行な
われ、次いでステップS22で室内ユニットからのデー
タを受信しているか否かの判断を行なう。データを受信
している時はステップS23へ進み受信したデータで各
々の設定値を変更するものである。この時電流設定値I
sの値も変更があれば変えられる。すなわち、室内ユニ
ットでデマンド制御を判断した時は室外ユニットにおけ
る電流設定値が通常の設定値より低く設定される。
【0046】次にステップS24で変流器52の検出し
た電流が電流制御を必要とする領域にあるか否か(図4
に示すTRIP又はDOWNの領域にあるか否か)の判
断を行ない、電流制御を必要とする場合はステップS2
5へ進み電流制御を必要とする条件が解除されるまで実
出力周波数F0の値を1Hz毎下げる。電流制御を必要
としない場合はステップS26へ進み室内ユニットから
送信された周波数値Fを実出力周波数F0に設定する。
【0047】次にステップS27でF0の周波数の三相
交流電力をPWM理論に基づいて生成し圧縮機へ供給す
る。次いでステップS28でその他の制御(室外ファン
の回転数や、電動膨張弁の開度や、除霜などの制御)を
行なった後再びステップS22へ戻る。
【0048】以上のように構成された空気調和機A(及
び空気調和機B)を用いると、リモコンでオートデマン
ドがONに設定されていると、例えば前記した1月31
日(金)では朝5:00〜7:00までの間はデマンド
制御が行なわれ空気調和機A,Bの電流制御値Isが1
5〔A〕に規制される。従って、朝の空調開始時には空
気調和機A,Bの両方で消費される電流の合計が30
〔A〕を越えることはない。従って、主ブレーカ2に対
して20〔A〕の余裕が生じるので、この20〔A〕で
電気炊飯器を使うことが可能になり、空気調和機A,
B、炊飯器等をタイマー運転してこの5:00〜7:0
0までの間に同時に起動しても主ブレーカ2が動作する
ことがない。
【0049】同様に夕17:00〜19:00の夕飯準
備時間も空気調和機A,Bの消費電流が30〔A〕を越
えないように制御されるので、炊飯器や電子レンジ等を
用いても主ブレーカ2が作動することがなくなる。
【0050】すなわち、他の電気機器を利用する時間帯
に自動的に空気調和機の消費電力を減らして、その分他
の電気機器へ電力を割り当てることが可能になるもので
ある。従って、主ブレーカ2の容量を増やすことなく空
気調和機と他の電気機器との併用が可能になるものであ
る。
【0051】図8は本発明の他の実施例を示す屋内配線
図である。図1に示した屋内配線図にモデム81、電話
器82、デマンド信号線83,84、公衆電話回線85
を追加したものである。モデム81は公衆電話回線85
を介して所定の制御信号を得た際に、デマンド信号線8
3,84、及び空気調和機A15,B17のインターフ
ェース回路20を介してデマンド信号をマイコンに与え
る。空気調和機A,Bはデマンド信号を入力すると前記
したデマンド制御(電流設定値Isを小さくする)を行
なうものである。
【0052】従って、公衆電話回線85を介して得られ
る外部からのデマンド信号に応答して空気調和機の運転
能力が小さくなるものである。例えば電力会社に対する
電力の需要が急増した際には、電力会社が公衆電話回線
を介してデマンド信号を供給することによって、空気調
和機の運転電流が小さく制御されるので電力会社に対す
る電力需要の総量を減らすことができる。
【0053】図9は本発明の他の実施例を示す屋内配線
図である。図1に示した屋内配線図にフィルター回路9
1、信号検出器92、信号線93,94を追加したもの
である。フィルター回路91はハイパスフィルターであ
り電力線に重畳された高周波信号を分離する。信号検出
器92はこの高周波信号が所定の信号と判断した時に信
号線93,94及び空気調和機A15,B17の夫々の
マイコンにインターフェース回路を介してデマンド信号
を供給するものである。両空気調和機はこのデマンド信
号に応答して電流設定値Isの値を下げる。すなわち空
気調和機の運転能力を下げるものである。
【0054】尚、高周波信号は電力会社に対する電力の
需要が急増した際に例えば電力会社から電力線に重畳さ
れるものである。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明の空気調和機のデマ
ンド制御は、能力可変型の電動圧縮機を有し負荷の大き
さに基づいて電動圧縮機の能力を変える制御を行なう空
気調和機において、予め設定された日時に自動的にデマ
ンド信号を出力するので、この日時に自動的に電動圧縮
機の消費電力が減り、この間に他の電気機器を使用する
ことが可能になる。すなわち、電力会社との契約容量を
増やすことなく、同時使用可能な電気機器の数を増やす
ことが可能になる。
【0056】また、デマンド信号を公衆電話回線や電力
線を介して得ることができるので、外部からの信号に応
答して空気調和機の使用電流を減らすことができ、一年
のうちに電力需要が最大となる夏(7〜8月)の昼(1
2:00〜14:00)にデマンド信号が外部から与え
られることによって、この時間帯の電力需要緩和が行な
えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す屋内配線図である。
【図2】図1に示した空気調和機の室内ユニットの概略
電気回路図である。
【図3】図1に示した空気調和機の室外ユニットの概略
電気回路図である。
【図4】消費電流に基づいて周波数を補正する際の説明
図である。
【図5】室内ユニットの主な動作を示すフローチャート
である。
【図6】デマンド開始時刻を示すデータ図である。
【図7】室外ユニットの主な動作を示すフローチャート
である。
【図8】本発明の他の実施例を示す屋内配線図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す屋内配線図である。
【符号の説明】
2 主ブレーカ 3〜6 子ブレーカ 15,17 空気調和機の室内ユニット 16,18 空気調和機の室外ユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 能力可変型の電動圧縮機を有し負荷の大
    きさに基づいて電動圧縮機の能力を変える制御を行なう
    と共に、デマンド信号に応答して電動圧縮機の能力を下
    げる制御を行なう空気調和機において、この空気調和機
    は予め設定された日時に自動的にデマンド信号を生成す
    る制御装置を備えたことを特徴とする空気調和機のデマ
    ンド制御装置。
  2. 【請求項2】 能力可変型の電動圧縮機を有し負荷の大
    きさに基づいて電動圧縮機の能力を変える制御を行なう
    と共に、電流値を検出しこの電流値が一定値を越えない
    ように電動圧縮機の能力を減らす制御を行なう空気調和
    機において、この空気調和機は予め設定された日時に自
    動的に前記一定値を下げる動作を行なう制御装置を備え
    たことを特徴とする空気調和機のデマンド制御装置。
  3. 【請求項3】 能力可変型の電動圧縮機を有し負荷の大
    きさに基づいて電動圧縮機の能力を変える制御を行なう
    と共に、デマンド信号に応答して電動圧縮機の消費電力
    の上限を下げる制御を行なう空気調和機において、この
    空気調和機は公衆電話回線を介して得られる信号に基づ
    いてデマンド信号を生成する制御装置を備えたことを特
    徴とする空気調和機のデマンド制御装置。
  4. 【請求項4】 交流電源から供給される電力で駆動され
    る電動圧縮機の運転能力を負荷の大きさに基づいて制御
    すると共に、デマンド信号に応答して電動圧縮機の消費
    電力の上限を下げる制御を行なう空気調和機において、
    交流電源から供給される電力に重畳された信号に基づい
    てデマンド信号を生成する制御装置を備えたことを特徴
    とする空気調和機のデマンド制御装置。
JP04025345A 1992-02-12 1992-02-12 空気調和機のデマンド制御装置 Expired - Fee Related JP3086523B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04025345A JP3086523B2 (ja) 1992-02-12 1992-02-12 空気調和機のデマンド制御装置
TW081107151A TW198092B (en) 1992-02-12 1992-09-10 Nucleosides
CN93101371A CN1070604C (zh) 1992-02-12 1993-02-09 空调机的需求式控制装置
KR1019930001767A KR0155395B1 (ko) 1992-02-12 1993-02-10 공기조화기의 제어장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04025345A JP3086523B2 (ja) 1992-02-12 1992-02-12 空気調和機のデマンド制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05223313A true JPH05223313A (ja) 1993-08-31
JP3086523B2 JP3086523B2 (ja) 2000-09-11

Family

ID=12163297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04025345A Expired - Fee Related JP3086523B2 (ja) 1992-02-12 1992-02-12 空気調和機のデマンド制御装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP3086523B2 (ja)
KR (1) KR0155395B1 (ja)
CN (1) CN1070604C (ja)
TW (1) TW198092B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010175098A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機のデマンド制御システム
JP2012247118A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Mitsubishi Electric Corp 空冷ヒートポンプチラー
JP2014517247A (ja) * 2011-06-15 2014-07-17 ヴォルタリ ターゲット電源管理を備えた暖房、換気および/または空調装置
JP2017198432A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 ダイキン工業株式会社 ヒートポンプシステム及びこれを備えた電力制限システム

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101286596B1 (ko) * 2007-10-24 2013-07-22 엘지전자 주식회사 전기기기 시스템의 디맨드 제어장치
CN102538144B (zh) * 2012-02-14 2014-04-16 美的集团股份有限公司 多联式空调机组的控制方法
CN106996617A (zh) * 2017-03-21 2017-08-01 广东美的制冷设备有限公司 空调器及其运行控制方法
CN107289591A (zh) * 2017-06-30 2017-10-24 广东美的制冷设备有限公司 空调器的控制方法、控制***、空调器及计算机装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010175098A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機のデマンド制御システム
JP2012247118A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Mitsubishi Electric Corp 空冷ヒートポンプチラー
JP2014517247A (ja) * 2011-06-15 2014-07-17 ヴォルタリ ターゲット電源管理を備えた暖房、換気および/または空調装置
JP2017198432A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 ダイキン工業株式会社 ヒートポンプシステム及びこれを備えた電力制限システム

Also Published As

Publication number Publication date
CN1075541A (zh) 1993-08-25
JP3086523B2 (ja) 2000-09-11
KR0155395B1 (ko) 1999-01-15
TW198092B (en) 1993-01-11
KR930018233A (ko) 1993-09-21
CN1070604C (zh) 2001-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0576280B1 (en) Method and apparatus for controlling an air conditioner with a solar cell
KR100259129B1 (ko) 계통연계발전기
JPH1114124A (ja) 空気調和機
JP3123783B2 (ja) 空気調和機の運転モード設定装置
JP3442203B2 (ja) 室外送風機の駆動装置
KR100259128B1 (ko) 계통연계발전기
JP3086523B2 (ja) 空気調和機のデマンド制御装置
JP2000193325A (ja) 空気調和機
JP2000333365A (ja) 待機時電力供給システムとこれを用いた空気調和機,冷蔵庫
JPH0861247A (ja) 空気調和機の運転制御装置およびその方法
JP3066294B2 (ja) 商用電源供給機能付空気調和システム
JP3152560B2 (ja) 空気調和機
JPH01240781A (ja) 空気調和装置の制御方法
JP2000121135A (ja) 空気調和機の制御装置
JP3101380B2 (ja) 空気調和機の電源装置
JPH01150732A (ja) ブラッシュレス直流モータにより駆動される冷却コンプレッサ
KR100239532B1 (ko) 공기조화기의 압축기제어장치 및 그 방법
JPH04198648A (ja) 2電源駆動型の空気調和機
JPH03218296A (ja) インバータ装置
KR100540924B1 (ko) 공기조화기의제어장치
JP2604258B2 (ja) インバータエアコン
JPH05256490A (ja) 空気調和機
KR19990010062A (ko) 공기조화기의 역률보상제어장치 및 그 방법
JPH07293979A (ja) 空気調和機
JP2001141287A (ja) 空気調和機の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080707

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080707

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090707

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees