JPH05221535A - 読取記録装置 - Google Patents

読取記録装置

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Publication number
JPH05221535A
JPH05221535A JP4025010A JP2501092A JPH05221535A JP H05221535 A JPH05221535 A JP H05221535A JP 4025010 A JP4025010 A JP 4025010A JP 2501092 A JP2501092 A JP 2501092A JP H05221535 A JPH05221535 A JP H05221535A
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JP
Japan
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reading
recording
recording paper
paper
unit
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Pending
Application number
JP4025010A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Kikuchi
菊地  聡
Masayuki Komatsu
政幸 小松
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4025010A priority Critical patent/JPH05221535A/ja
Publication of JPH05221535A publication Critical patent/JPH05221535A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】原稿台1上の用紙を自動的に1枚ずつ取り出す
給紙制御部と、取り出した用紙を記録紙として記録紙カ
セット2へ搬送する補給搬送部21と、取り出した用紙
を原稿として読取部へ搬送する読取搬送部19と、補給
搬送部21と読取搬送部19とを切り換える搬送路選択
部を備え、記録紙を原稿台1上から記録紙カセット2へ
補給する。 【効果】原稿台を利用して記録紙の補給を行うため、記
録紙カセット着脱または引き出しのためのスペースが必
要ない。また、記録紙カセットの着脱または引き出し機
構が不要なので装置の原価を低減でき、さらに記録紙カ
セットを装置内部に固定することで、記録紙カセットの
着脱または引き出しによる破損を防ぐことが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置等の
原稿読取機能を備えたカット紙を使用する読取記録装置
に関し、特にカット紙の補給方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置の記録紙として
低価格でメンテナンスが容易な感熱紙が用いられてき
た。しかし、感熱ロール紙は丸まったり変色・退色する
ため、保存には不向きである。そこで、熱転写方式やレ
ーザビームプリンタ方式を用いて通常のカット紙に記録
する普通紙記録ファクシミリ装置に対する需要が大きく
なっている。
【0003】図5は従来の普通紙記録ファクシミリ装置
の構成図である。
【0004】図5において、27は装置全体を制御する
制御部、1は送信する原稿を載せる原稿台、15は原稿
台1上の原稿を1枚ずつ取り出す搬送ローラ、16は原
稿を読み取るセンサ、17は原稿を支える読取ガイド
板、14は原稿を排出する原稿トレイ、18は原稿トレ
イ14に原稿を搬送する搬送ローラ、19は原稿台1か
らセンサ16を経由して原稿トレイ14へ原稿を導く読
取搬送路である。
【0005】また、2は記録紙を収納する記録紙カセッ
ト、3は記録紙カセット2内の記録紙を1枚ずつ取り出
すピックアップローラ、4は記録紙を搬送する搬送ロー
ラ、10は光信号を照射して画像情報を書き込むレーザ
書込光学ユニット、5は照射された光信号によって静電
潜像を形成する感光ドラム、9は感光ドラム5上の静電
潜像をトナー現像し顕像化する現像器、7は感光ドラム
5の表面を一様に帯電させる帯電チャージャ、6は感光
ドラム5上の顕像を記録紙に転写する転写チャージャ、
11は転写されたトナー像を定着させる定着器、8は転
写後に感光ドラム5の表面上に残留するトナーを除去す
るクリーナ、13は記録紙を排出する記録紙トレイ、1
2は印刷した記録紙を記録紙トレイ13に搬送する搬送
ローラ、20は記録紙カセット2から感光ドラム5を経
由して記録紙トレイ13へ記録紙を導く記録搬送路であ
る。
【0006】以上説明した従来のファクシミリ装置にお
いて、記録紙カセット2は本体からの着脱機構を備えて
おり、ユーザは側面から記録紙カセット2を引き抜いて
記録紙を補給する。
【0007】また、特開平2−264557号公報に記
載のように、記録部全体を前面に引き出す装置や、記録
紙カセットだけを前面で着脱または引き出す装置もあ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した側面着脱型の
記録紙カセットを備えるファクシミリ装置は、記録紙カ
セットを着脱するため、装置側面にスペースを確保して
おかなければならず、また、上記した前面着脱または引
き出し型の記録紙カセットを備えるファクシミリ装置
は、装置前面にスペースを確保する必要があった。
【0009】現在、普通紙ファクシミリ装置は小型化が
著しく、従来の床設置型ファクシミリ装置に加え、机上
に設置するデスクトップ型の装置も現れている。このよ
うな装置を導入するユーザにとって、設置スペースの問
題は深刻である。
【0010】また記録紙カセットの着脱または引き出し
機構は、乱暴に扱うと破損することがあり、強度の高い
部材を用いなければならないため、装置が高価となる。
【0011】本発明の目的は、記録紙カセットの着脱も
しくは引き出しを不要とすることで、狭いスペースでも
設置可能な読取記録装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の読取記録装置は、原稿を載せる原稿台と、
前記原稿を読み取る読取部と、記録紙を収納する記録紙
カセットと、記録紙に画像を印刷する記録部と、表示装
置やキーボードを制御する操作部を備えた読取記録装置
において、記録紙を前記原稿台上から前記記録紙カセッ
トに補納する記録紙補給手段を設けたものである。記録
紙補給手段としては、例えば、前記原稿台上の用紙を自
動的に1枚ずつ取り出す給紙制御手段と、前記給紙制御
手段が取り出した用紙を記録紙として前記記録紙カセッ
トへ搬送する補給搬送手段と、前記給紙制御手段が取り
出した用紙を原稿として前記読取部へ搬送する読取搬送
手段と、前記補給搬送手段と前記読取搬送手段とを切り
換える搬送路選択手段を備えて構成される。
【0013】
【作用】本発明に係る上記構成の読取記録装置によれ
ば、ユーザが原稿台に送信原稿を積載した場合、搬送路
選択手段は、読取搬送手段に切り換え、原稿台上の用紙
を原稿として読み取った後、排出する。また、ユーザが
原稿台に記録紙を積載した場合、搬送路選択手段は、補
給搬送手段に切り換え、原稿台上の用紙を記録紙として
記録紙カセットへ搬送し収納する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0015】図1は本発明の第1の実施例のファクシミ
リ装置の構成図であり、以下の図中、同一の部分には同
一の符号を付加する。
【0016】図1において、原稿台1上の用紙を搬送す
る搬送路は、読取搬送路19と補給搬送路21に分流す
る。22は前記2つの搬送路を切り換える切換爪であ
る。補給搬送路21は原稿台1上の用紙を記録紙カセッ
ト2へ導く。また補給搬送路21は記録搬送路20と合
流するため、前記2つの搬送路を切り換える切換爪23
を備える。
【0017】図2は、制御部27の機能ブロック図であ
り、28はシステムを管理する主制御部、29はセンサ
16を制御するスキャナ制御部、30は感光ドラム5、
転写チャージャ6、帯電チャージャ7、クリーナ8、現
像器9、レーザ書込光学ユニット10、定着器11等を
制御するプリンタ制御部、31は読取、記録、記録紙補
給の各動作モードに応じて切換爪22および23を切り
換える搬送路選択部、32は原稿台1上の用紙を自動的
に1枚ずつ取り出す給紙制御部、33は相手ファクシミ
リと通信手順を行い、画像情報を伝送する通信制御部、
34は表示装置やキーボードによりユーザオペレーショ
ンを制御する操作部である。
【0018】まず、読取モードについて説明する。
【0019】ユーザが原稿台1に原稿を載せ、キーボー
ドにより読取を指示した場合、操作部34は主制御部2
8へ読取モードの開始を要求する。要求を受けた主制御
部28は、搬送路選択部31へ読取モードの搬送路に切
り換えるよう指示する。搬送路選択部31は、切換爪2
2をB側に倒し、原稿台1と読取搬送路19を連結した
後、搬送路の準備が完了したことを主制御部28へ通知
する。次に主制御部28は、給紙制御部32へ原稿の自
動給紙を指示し、さらにスキャナ制御部29へ原稿の読
取を指示する。指示を受けた給紙制御部32は、原稿台
1上の用紙を1枚ずつ取り出し、原稿として搬送ローラ
15により読取搬送路19へ搬送する。スキャナ制御部
29は、搬送された原稿をセンサ16により読み取り、
搬送ローラ18により原稿トレイ14へ排出する。通信
制御部33は、スキャナ制御部29が読み取った画像情
報を圧縮して相手ファクシミリ装置へ送出する。
【0020】次に、記録モードについて説明する。
【0021】通信制御部33は、相手ファクシミリ装置
から着呼した場合、主制御部28へ記録モードの開始を
要求する。要求を受けた主制御部28は、搬送路選択部
31へ記録モードの搬送路に切り換えるよう指示する。
搬送路選択部31は、切換爪23をD側に倒し、記録紙
カセット2と記録搬送路20を連結した後、搬送路の準
備が完了したことを主制御部28へ通知する。次に主制
御部28が、プリンタ制御部30へ受信文書の記録を指
示すると、プリンタ制御部30は、記録紙カセット2内
に収納されている記録紙をピックアップローラ3により
1枚ずつ取り出し、搬送ローラ4により感光ドラム5下
部に記録紙を搬送する。通信制御部33は、相手ファク
シミリ装置から受信した画像情報を伸長し、プリンタ制
御部30へ受け渡す。プリンタ制御部30は、帯電チャ
ージャ7により感光ドラム5の表面を帯電させ、レーザ
書込光学ユニット10によりレーザ光を照射して、伸長
された画像情報に対応する静電潜像を形成する。次にプ
リンタ制御部30は、感光ドラム5に形成された静電潜
像を現像器9によりトナー現像し、転写チャージャ6を
用いて、搬送された記録紙へトナー像を転写した後、定
着器11で記録紙表面にトナー像を定着させ、搬送ロー
ラ12により記録紙トレイ13へ排出する。
【0022】次に、記録紙補給モードについて説明す
る。
【0023】ユーザが原稿台1に記録紙を載せ、キーボ
ードにより記録紙の補給を指示した場合、操作部34は
主制御部28へ記録紙補給モードの開始を要求する。要
求を受けた主制御部28は、搬送路選択部31へ記録紙
補給モードの搬送路に切り換えるよう指示する。搬送路
選択部31は、切換爪22をA側に倒し、原稿台1と補
給搬送路21を連結し、さらに切換爪23をC側に倒
し、補給搬送路21と記録紙カセット2を連結した後、
搬送路の準備が完了したことを主制御部28へ通知す
る。次に主制御部28は、給紙制御部32へ記録紙の自
動給紙を指示すると、給紙制御部32は原稿台1上の用
紙を1枚ずつ取り出し、記録紙として搬送ローラ15に
より補給搬送路21へ搬送し、記録紙カセット2へ収納
する。このとき、ピックアップローラ3は記録モード時
と逆方向に回転することで、記録紙の収納を容易にす
る。
【0024】このように、本実施例のファクシミリ装置
は、原稿台に積載した記録紙を記録紙カセット2に収納
することが可能であるため、記録紙カセットの着脱また
は引出機構を不要とすることができる。また、本実施例
では、ユーザが読取モードを指示した場合、読取搬送路
に切り換え、記録紙補給モードを指示した場合、補給搬
送路へ切り換えるが、ユーザが記録紙補給モードを指示
した場合に限り記録紙補給モードに切り換え、補給完了
後、再び読取搬送路へ戻すことで、通常は読取搬送路に
設定されるよう制御してもよい。
【0025】しかし、第1の実施例によると、例えばA
4の記録紙カセットを用意した場合、B4原稿を受信す
るとA4サイズに縮小して印刷しなければならず、精細
な原稿等は見づらくなる。
【0026】そこで、本発明の第2の実施例として、図
3に示す複数の記録紙カセットを備える装置を説明す
る。
【0027】本実施例の装置は、2種の記録紙カセット
2a、2bを備え、記録紙カセットを切り換えるために
切換爪24を設けている。本実施例では、記録紙カセッ
ト2aをA4、2bをB4とするが、前記以外の記録紙
カセットを備えてもよいし、また3種以上の記録紙カセ
ットを備えてもよい。
【0028】ユーザが原稿台1に記録紙を載せ、キーボ
ードにより記録紙の補給を指示した場合、操作部34は
主制御部28へ記録紙補給モードの開始を要求する。要
求を受けた主制御部28は、まず給紙制御部32に記録
紙サイズを判定させる。原稿台1には、原稿サイズに応
じて幅を変えられる原稿ガイド(図示せず)を設け、給
紙制御部32はこの原稿ガイドの幅を検知して、原稿台
1上の記録紙サイズを判定する。主制御部28は、搬送
路選択部31へ判定された記録紙サイズに応じた記録紙
補給モードの搬送路に切り換えるよう指示する。給紙制
御部32の記録紙サイズ判定結果がA4の場合、搬送路
選択部31は、切換爪22をA側、切換爪23をC側、
切換爪24をF側に倒し、原稿台1上に積載されたA4
記録紙を記録紙カセット2aへ搬送する。また給紙制御
部32の記録紙サイズ判定結果がB4の場合、搬送路選
択部31は、切換爪22をA側、切換爪23をC側、切
換爪24をE側に倒し、原稿台1上に積載されたB4記
録紙を記録紙カセット2bへ搬送する。
【0029】また通信制御部33は、相手ファクシミリ
装置から着呼した場合、主制御部28へ受信する原稿サ
イズでの記録モードの開始を要求する。要求を受けた主
制御部28は、搬送路選択部31へ記録モードの搬送路
に切り換えるよう指示する。受信する原稿サイズがA4
の場合、搬送路選択部31は、切換爪23をD側、切換
爪24をF側に倒し、記録紙カセット2aに収納された
A4記録紙を記録搬送路20へ搬送する。また受信する
原稿サイズがB4の場合、搬送路選択部31は、切換爪
23をD側、切換爪24をE側に倒し、記録紙カセット
2bに収納されたB4記録紙を記録搬送路20へ搬送す
る。
【0030】このように、本実施例のファクシミリ装置
は、複数の記録紙カセットを備え、原稿台に積載した記
録紙をサイズに応じた記録紙カセットに収納可能であ
る。また、本実施例のファクシミリ装置は、原稿台に積
載した記録紙のサイズを自動的に検知し、収納する記録
紙カセットを切り換えているが、補給する記録紙のサイ
ズをユーザに入力させ、記録紙カセットを切り換えるよ
うにしてもよい。
【0031】さらに、上記第1または第2の実施例で
は、原稿台から記録紙カセットへ記録紙を直接搬送する
経路を持つ装置について説明しているが、読取搬送路を
用いて記録紙を搬送した後、記録紙カセットへ搬送する
ことも可能である。
【0032】図4は、読取搬送路を経由して、記録紙カ
セットへ記録紙を収納するファクシミリ装置の構成図で
あり、読取搬送路19から分岐する補給搬送路26と切
換爪25を備える。
【0033】原稿の読取モードの場合、搬送路選択部3
1は、切換爪25をH側に倒し、原稿台1上の原稿を読
み取った後、原稿トレイ14へ排出する。また記録紙の
補給モードの場合、搬送路選択部31は、切換爪25を
G側に倒し、原稿台1上の記録紙を記録紙カセット2へ
搬送する。
【0034】本実施例のファクシミリ装置において、記
録紙を補給する場合、センサ16により記録紙を読み取
らなくてもよい。しかし、読取搬送路19を通過する用
紙を全て読み取り、読み取った画像情報が白紙であれば
記録紙として記録紙カセット2へ搬送し、白紙でなけれ
ば送信原稿として原稿トレイ14へ排出するように制御
すれば、ユーザに読取モードと記録紙補給モードを指定
させる必要がなくなる。
【0035】また、本発明によると、ユーザが原稿台1
に積載した記録紙を連続的に搬送している際、記録紙カ
セット2が満杯になると、補給搬送路に搬送途中の記録
紙が残留することがある。そこで、記録紙カセット2毎
に残量カウンタを設け、記録紙を1枚補給する毎に1加
算し、1枚印刷する毎に1減算すれば、記録紙を補給す
る際、このカウンタが記録紙カセット収納可能枚数に達
した時点で、給紙制御部32が原稿台から記録紙を取り
出す動作を中止することができる。さらに、給紙制御部
32は、前記残量カウンタ値が記録紙カセット収納可能
枚数の近傍になるまでの間は高速で原稿台上の記録紙を
搬送し、収容可能枚数の近傍に達してからは低速で搬送
するよう制御してもよい。
【0036】また、記録紙カセット2に積載された記録
紙の高さを検出する機構を設け、検出した高さが収容可
能な高さに達した時点で、給紙制御部32が原稿台から
記録紙を取り出す動作を中止してもよい。さらに、給紙
制御部32は、検出した高さが収容可能な高さの近傍に
なるまでの間は高速で原稿台上の記録紙を搬送し、収容
可能な高さの近傍に達してからは低速で搬送するよう制
御してもよい。
【0037】さらに、本発明において、補給搬送路の末
端近傍に記録紙の積載位置を調整する機構を設ければ、
原稿台から搬送された記録紙を確実に記録紙カセットへ
収納させることが可能となる。
【0038】また、夜間や休日等に、ファクシミリ装置
を無人運転させた場合、自動受信により記録紙カセット
に収納した記録紙を全て出力すると、装置は記録紙切れ
のため以降の受信を受け付けない。
【0039】そこで、本発明の他の実施例として、記録
紙カセット2に収納した記録紙を全て出力した場合、自
動的に記録紙を補給するファクシミリ装置について、図
1を用いて説明する。
【0040】本実施例のファクシミリ装置を利用するユ
ーザは、装置を無人運転させる場合、原稿台に記録紙を
積載しておく。本実施例のファクシミリ装置は、記録紙
カセット2に収納された記録紙の残量を検出する手段を
備え、前記記録紙残量検出手段が記録紙切れを検出した
場合、主制御部28は、搬送路選択部31へ記録紙補給
モードの搬送路に切り換えるよう指示する。搬送路選択
部31は、切換爪22をA側に倒し、原稿台1と補給搬
送路21を連結し、さらに切換爪23をC側に倒し、補
給搬送路21と記録紙カセット2を連結した後、搬送路
の準備が完了したことを主制御部28へ通知する。次に
主制御部28は、給紙制御部32へ記録紙の自動給紙を
指示すると、給紙制御部32は原稿台1上の用紙を1枚
ずつ取り出し、記録紙として搬送ローラ15により補給
搬送路21へ搬送し、記録紙カセット2へ収納した後、
主制御部28は以降の受信に備える。
【0041】このように、本実施例のファクシミリ装置
は、自動受信により記録紙カセットに収納した記録紙を
全て使用した場合、原稿台に積載した記録紙を記録紙カ
セットに収納し、再び自動受信を続けるため、記録紙カ
セットに収納可能な記録紙枚数以上の受信原稿を出力す
ることが可能である。また、本実施例によると、記録紙
カセットの記録紙が切れた後、原稿台上の記録紙を補給
するが、記録紙カセットの記録紙残量が少なくなった時
点で、原稿台上の記録紙を補給してもよい。
【0042】また、上記した実施例では、記録紙を補給
するために原稿読み取り用の原稿台を利用したが、記録
紙を補給するための台および給紙機構と、原稿を読み取
るための台および給紙機構を、個別に設けても同様の効
果が得られる。
【0043】なお、上記した実施例はファクシミリ装置
に限って説明したが、本発明は読取機能付きの普通紙記
録プリンタにも適用可能である。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、原稿台を利用して記録
紙の補給を行うため、記録紙カセット着脱または引き出
しのためのスペースが必要なく、狭いスペースでも設置
できる。
【0045】また、記録紙カセットの着脱または引き出
し機構を不要とすることで、装置の原価を低減でき、さ
らに記録紙カセットを装置内部に固定することで、記録
紙カセットの着脱または引き出しによる破損を防ぐこと
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による読取記録装置の第1の実施例の構
成図である。
【図2】該実施例の制御部の機能を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明による読取記録装置の第2の実施例の構
成図である。
【図4】本発明による読取記録装置の第3の実施例の構
成図である。
【図5】従来のカット紙を使用する読取記録装置の構成
図である。
【符号の説明】
1…原稿台、2…記録紙カセット、19…読取搬送路、
20…記録搬送路、21…補給搬送路、31…搬送路選
択部、32…給紙制御部、34…操作部。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を載せる原稿台と、前記原稿を読み取
    る読取部と、記録紙を収納する記録紙カセットと、記録
    紙に画像を印刷する記録部と、表示装置やキーボードを
    制御する操作部とを備えた読取記録装置において、記録
    紙を前記原稿台上から前記記録紙カセットに補給する記
    録紙補給手段を設けたことを特徴とする読取記録装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の読取記録装置において、
    記録紙補給手段が、前記原稿台上の用紙を自動的に1枚
    ずつ取り出す給紙制御部と、前記給紙制御部が取り出し
    た用紙を原稿として前記読取部へ搬送する読取搬送部
    と、前記給紙制御部が取り出した用紙を記録紙として前
    記記録紙カセットへ搬送する補給搬送部と、前記補給搬
    送部と前記読取搬送部とを切り換える搬送路選択部を備
    えてなることを特徴とする読取記録装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の読取記録装置において、
    原稿を載せる原稿台を複数台有するとともに、前記原稿
    台上の用紙を自動的に1枚ずつ取り出す複数の給紙制御
    部を備えてなることを特徴とする読取記録装置。
  4. 【請求項4】請求項2または3に記載の読取記録装置に
    おいて、複数サイズの記録紙カセットおよび記録紙カセ
    ットに対応した複数の補給搬送部を備え、前記給紙制御
    部が原稿台上に積載された用紙のサイズを検知し、前記
    搬送路選択部は前記複数の補給搬送部と前記読取搬送部
    のいずれか1つを切換制御することを特徴とする読取記
    録装置。
  5. 【請求項5】請求項2または3に記載の読取記録装置に
    おいて、複数サイズの記録紙カセットおよび記録紙カセ
    ットに対応した複数の補給搬送部を備え、前記操作部は
    原稿台上に積載された用紙のサイズをユーザに入力さ
    せ、前記搬送路選択部は前記複数の補給搬送部と前記読
    取搬送部のいずれか1つを切換制御することを特徴とす
    る読取記録装置。
  6. 【請求項6】請求項1に記載の読取記録装置において、
    記録紙補給手段が、前記原稿台上の用紙を自動的に1枚
    ずつ取り出す給紙制御部と、前記給紙制御部が取り出し
    た用紙を前記読取部へ搬送する読取搬送部と、前記読取
    搬送部が搬送する用紙を記録紙として前記記録紙カセッ
    トへ搬送する補給搬送部と、前記読取搬送部が搬送する
    用紙を原稿として排出するか記録紙として前記補給搬送
    部へ搬送するかを切り換える搬送路選択部を備えてなる
    ことを特徴とする読取記録装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の読取記録装置において、
    原稿を載せる原稿台を複数台有するとともに、前記原稿
    台上の用紙を自動的に1枚ずつ取り出す複数の給紙制御
    部とを備えてなることを特徴とする読取記録装置。
  8. 【請求項8】請求項6または7に記載の読取記録装置に
    おいて、複数サイズの記録紙カセットおよび記録紙カセ
    ットに対応した複数の補給搬送部を備え、前記給紙制御
    部が原稿台上に積載された用紙のサイズを検知し、前記
    搬送路選択部は前記複数の補給搬送部と原稿排出のいず
    れか1つを切換制御することを特徴とする読取記録装
    置。
  9. 【請求項9】請求項6または7に記載の読取記録装置に
    おいて、複数サイズの記録紙カセットおよび記録紙カセ
    ットに対応した複数の補給搬送部を備え、前記操作部は
    原稿台上に積載された用紙のサイズをユーザに入力さ
    せ、前記搬送路選択部は前記複数の補給搬送部と原稿排
    出のいずれか1つを切換制御することを特徴とする読取
    記録装置。
  10. 【請求項10】請求項6または7に記載の読取記録装置
    において、記録紙補給モードの場合、前記読取部は前記
    読取搬送部が搬送する用紙を読み取らないよう制御する
    ことを特徴とする読取記録装置。
  11. 【請求項11】請求項6または7に記載の読取記録装置
    において、前記読取部は前記読取搬送部が搬送する用紙
    を読取り白紙か否かを検出する機能を具備し、前記搬送
    路選択部は、白紙の場合は記録紙として前記補給搬送部
    を選択し、白紙ではない場合は原稿排出を選択するよ
    う、自動的に切換制御することを特徴とする読取記録装
    置。
  12. 【請求項12】請求項2ないし11のいずれか1項に記
    載の読取記録装置において、前記記録紙カセット内に積
    載した記録紙の枚数をカウントする手段を備え、前記カ
    ウンタ値が記録紙カセットの収納可能枚数に達した場
    合、前記給紙制御部は原稿台上の用紙を取り出す動作を
    中止するよう制御することを特徴とする読取記録装置。
  13. 【請求項13】請求項12に記載の読取記録装置におい
    て、前記給紙制御部は、前記カウンタ値が記録紙カセッ
    ト収容可能枚数の近傍になるまでの間は高速で原稿台上
    の用紙を搬送し、収容可能枚数の近傍に達してからは低
    速で搬送するよう制御することを特徴とする読取記録装
    置。
  14. 【請求項14】請求項2ないし11のいずれか1項に記
    載の読取記録装置において、前記記録紙カセット内に積
    載した記録紙の高さを検知する手段を備え、前記検知し
    た高さが記録紙カセットの収容可能高に達した場合、前
    記給紙制御部は原稿台上の用紙を取り出す動作を中止す
    るよう制御することを特徴とする読取記録装置。
  15. 【請求項15】請求項14に記載の読取記録装置におい
    て、前記給紙制御部は、検知した記録紙の高さが収容可
    能高の近傍になるまでの間は高速で原稿台上の用紙を搬
    送し、収容可能高の近傍に達してからは低速で搬送する
    よう制御することを特徴とする読取記録装置。
  16. 【請求項16】請求項2ないし11のいずれか1項に記
    載の読取記録装置において、記録紙カセットに収納され
    た記録紙の残量を検出する手段を備え、前記搬送路選択
    部は、前記記録紙残量検出手段が記録紙切れを検出した
    場合、前記補給搬送部に切り換え、前記原稿台上の用紙
    を記録紙として前記記録紙カセットへ自動的に搬送する
    ことを特徴とする読取記録装置。
  17. 【請求項17】請求項2ないし11のいずれか1項に記
    載の読取記録装置において、記録紙カセットに収納され
    た記録紙の残量を検出する手段を備え、前記搬送路選択
    部は、前記記録紙残量検出手段が記録紙切れ近傍を検出
    した場合、前記補給搬送部に切り換え、前記原稿台上の
    用紙を記録紙として前記記録紙カセットへ自動的に搬送
    することを特徴とする読取記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019163126A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 株式会社リコー 原稿搬送補助装置、自動原稿搬送装置、原稿読取装置、及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019163126A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 株式会社リコー 原稿搬送補助装置、自動原稿搬送装置、原稿読取装置、及び画像形成装置

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