JP2638371B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2638371B2
JP2638371B2 JP4005198A JP519892A JP2638371B2 JP 2638371 B2 JP2638371 B2 JP 2638371B2 JP 4005198 A JP4005198 A JP 4005198A JP 519892 A JP519892 A JP 519892A JP 2638371 B2 JP2638371 B2 JP 2638371B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の用紙カセットを
備えたファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ装置には1つの用
紙カセットが装着されており、受信時に、この用紙カセ
ット内の記録紙がピックアップされて、その記録紙上に
受信画データの印刷が行われるようになっている。又、
近年、それぞれ異なったサイズの記録紙を収容する複数
の用紙カセットを装着して、受信画データの大きさ等に
応じて何れか1つの用紙カセットを選択し、最適な大き
さの記録紙上に印刷を行うことができるようなファクシ
ミリ装置が要求されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、用紙カセッ
トを複数装着できるタイプの装置を新たに開発して製作
するより、従来のシングルカセットタイプの装置を変更
する形で、複数カセットタイプの装置を開発した方が、
製作コストを低減できてよいのであるが、受信画データ
の大きさ等に応じて何れの用紙カセットを選択するのが
最適かを決定するためのプログラムが新たに必要とな
る。即ち、シングルカセットタイプの装置に設けられて
いるCPUの制御プログラムでは 複数カセットタイプ
の装置に対応することができないので、その制御プログ
ラムを大幅に変更しなければならず、その開発に手間が
かかるという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、シングルカセットタイ
プの装置をベースにして複数カセットタイプの装置を開
発する場合に、制御プログラムの変更を極力少なくする
ことができて、その開発に要する手間を軽減することが
できるファクシミリ装置を提供することにある。それに
加えて、複数の用紙カセットに収納された記録紙の中か
ら最適な記録紙を選択することができるとともに、受信
画データを選択された記録紙上に見づらくない様に印刷
することを可能にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの発明では、装置本体に複数の用紙カセットを備
えたファクシミリ装置において、外部との間の送受信動
作を制御するメインCPUにサブCPUを接続し、サブ
CPUは少なくとも受信画データの大きさと縮小モード
を含む印刷条件とに応じて用紙カセットに収容された記
録紙の中から最適なサイズの記録紙を選択し、選択され
た記録紙上に受信画データを記録するとともに、その受
信画データの副走査方向の長さが記録紙より大きい場合
には、記録に際して同データに上記縮小モードに応じた
縮小率で縮小を施して記録するように構成したものであ
る。
【0006】
【作用】従って、本発明によれば、受信画データの大き
さである主走査方向の幅及び副走査方向の長さと印刷条
件とに関する情報を得ると、サブCPUはそれらの情報
に応じて、用紙カセットに収納された記録紙の中で最適
なサイズの記録紙を選択する。そして、サブCPUは受
信画データの副走査方向の長さが、選択した記録紙の副
走査方向の長さより大きい場合には、受信画データに縮
小を施した後、縮小した受信画データを選択した記録紙
上に記録する。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
基づいて説明する。図2及び図3に示すように、装置本
体としての装置ケース1の内部には、原稿G上の画像を
読み取るための読取部2、受信された画像のデータに基
づいて記録紙Y上に印刷を行うための記録部3が配置さ
れるとともに、同装置ケース1内の下部には記録紙Yを
収容するための2つの用紙カセット4,5が上下に着脱
可能に装着されている。又、装置ケース1の前部上面に
はコントロールパネル部6が形成され、そのコントロー
ルパネル部6の上面にはファックス番号等を入力するた
めのキー入力部7、及び各種情報を表示するための液晶
ディスプレイ8が配置されている。
【0008】ここで、前記読取部2について説明する
と、図3に示すように、原稿供給トレイ9は装置ケース
1の上面に配置され、同トレイ9上に積層支持された原
稿Gが送り補助ローラ10の回転により送りを付与され
るとともに、給紙ローラ11と分離パッド12との協働
により1枚ずつ分離されて、装置ケース1内の一対の用
紙ガイド13間に送られる。用紙ガイド13の一部には
読取窓14が形成され、その読取窓14を通して、用紙
ガイド13間を移送される原稿G上に光源15より光が
照射されるとともに、その反射光が複数のミラー16及
びレンズ17を介してイメージセンサ18に導かれて、
原稿G上の画像が読み取られる。用紙ガイド13の下流
側には複数のガイドローラ19が配置され、これらのガ
イドローラ19の回転により、画像読み取り後の原稿G
が装置ケース1の外部に排出されて、原稿排出トレイ2
0上に載置される。
【0009】次に、前記記録部3及び用紙カセット4,
5について説明すると、各用紙カセット4,5の内部に
は多数の記録紙Yが積層状態で収容されている。押し上
げ板21は用紙カセット4,5の内底部に傾動可能に配
設され、この押し上げ板21と用紙カセット4,5の内
底部との間にはバネ22が介装されている。そして、こ
のバネ22により押し上げ板21が上方へ傾動付勢さ
れ、その傾動によって記録紙Yの送り出し側部分が押し
上げられる。スライド板23は用紙カセット4,5の内
底部に図3の左右方向へスライド可能に支持され、各用
紙カセット4,5内の記録紙Yのサイズに応じて、この
スライド板23をスライドさせることにより、記録紙Y
の後端位置が規制される。これらの用紙カセット4,5
には、B4サイズ、リーガルサイズ、レターサイズ、A
4サイズの記録紙Yが縦向きに収容可能であり、A5サ
イズ、B5サイズの記録紙Yが横向きに収容可能であ
る。尚、この実施例では、上段の用紙カセット4内にA
4サイズの記録紙Yが収容され、下段の用紙カセット5
内にB4サイズの記録紙Yが収容されている。
【0010】半月状の給紙ローラ24は装置ケース1内
において各用紙カセット4,5の上方位置に積極回転可
能に配設され、各給紙ローラ24の回転により、各用紙
カセット4,5内から記録紙Yが1枚ずつ送り出され
る。そして、上段の用紙カセット4内から送り出された
記録紙Yは、用紙ガイド25,26及び各一対の送りロ
ーラ27,28を介して、一対の用紙ガイド29間に送
られる。又、下段の用紙カセット5内から送り出された
記録紙Yは用紙ガイド30,31,25,26及び各一
対の送りローラ32,27,28を介して、前記用紙ガ
イド29間に送られる。
【0011】プラテンローラ33は前記用紙ガイド29
の下流側に積極回転可能に配置され、このプラテンロー
ラ33と対向するようにサーマルヘッド34が配置され
ている。インクドナーフィルム35の供給ロール36及
び巻取ロール37は、装置ケース1内に積極回転可能に
配設され、供給ロール36から引き出されたインクドナ
ーフィルム35が、前記プラテンローラ33とサーマル
ヘッド34との間を介して巻取ロール37に巻き取られ
るようになっている。そして、前記用紙ガイド29間を
通過した記録紙Yが、プラテンローラ33の回転により
送りを付与されるとともに、同プラテンローラ33上に
支持された状態で、サーマルヘッド34により記録紙Y
上に受信された画像のデータが印刷される。サイズ検出
センサ50は、セットされたインクドナーフィルム35
の主走査方向のサイズを検出する。尚、この実施例のサ
ーマルヘッド34はラインプリント型であり、その主走
査方向の印刷可能幅は、サーマルヘッド34の装置ケー
ス1内への組付け時に図示しないスイッチ等により設定
される。スタッカ38は装置ケース1の上面に形成さ
れ、印刷を終了した記録紙Yが、一対のガイドローラ3
9を介して、このスタッカ38上に排出される。
【0012】図3及び図4に示すように、前記各用紙カ
セット4,5の内側面には記録紙Yのサイズ表示部40
が形成されるとともに、そのサイズ表示部40の箇所に
は記録紙Yのサイズ検知片41がスライド可能に取り付
けられている。又、各用紙カセット4,5のサイズ表示
部40と対応するように、装置ケース1内には記録紙Y
のサイズ検出センサ42が配置され、同センサ42には
3つの突起状のスイッチ42aが設けられている。これ
らのスイッチ42aは前記サイズ表示部40の表示番号
「1・2・3」の位置に対応するように配置されてい
る。そして、サイズ検知片41を用紙カセット4,5内
の記録紙Yのサイズに対応する表示番号の箇所にスライ
ド位置させておくと、用紙カセット4,5の装着時に、
その検知片41により同検知片41と対向するスイッチ
42aが押圧されて、サイズ検出センサ42からサイズ
検出信号が出力される。
【0013】例えば、この実施例では、下段の用紙カセ
ット5内にB4サイズの記録紙Yが収容されおり、この
場合は図4に示すように、サイズ検知片41がサイズ表
示部40の表示番号「2・3」の箇所にセット操作され
る。そして、用紙カセット5を装置ケース1内に装着す
ると、サイズ検知片41により表示番号「2・3」に対
応する位置の2つのスイッチ42aが押圧されて、サイ
ズ検出センサ42から記録紙YがB4サイズである旨を
示す検出信号が出力される。尚、このサイズ検出センサ
42からのサイズ検出信号は、用紙カセット4,5の装
着の有無を示す検出信号も兼ねる。又、図2に示すよう
に、装置ケース1の前面には、各給紙カセット4,5の
内部に収容されている記録紙Yのサイズを表示するため
の複数のLED43が配置されている。
【0014】図3及び図4に示すように、前記各用紙カ
セット4,5の押し上げ板21の上面にはシート状の永
久磁石44が取り付けられ、この永久磁石44と対向す
るように、装置ケース1内には各用紙カセット4,5の
上方位置においてリードスイッチよりなる記録紙Yの残
量検出センサ45が配置されている。そして、用紙カセ
ット4,5内の記録紙Yの減少に伴い、記録紙Y全体の
厚さが薄くなるとともに、押し上げ板21が上方へ傾動
されて、永久磁石44から残量検出センサ45へ到る磁
力の大きさが変化すると、同センサ45はその磁力の大
きさが予め設定された値以上に達したときに検出信号を
出力する。
【0015】記録紙Yの有無検出センサ46は装置ケー
ス1内において各用紙カセット4,5の上方位置に配置
され、下方に突出して上下動及び回動可能な湾曲状突起
47を備えている。又、その突起47と対応する位置に
おいて、各用紙カセット4,5の押し上げ板21にはス
リット48が透設されている。そして、用紙カセット
4,5内に記録紙Yが収容されている状態では、有無検
出センサ46の突起47の下端が記録紙Yの上面に当接
して、突起47の下動が阻止されている。そして、記録
紙Yが無くなったとき、突起47が自重によりスリット
48内を挿通して下動されると、有無検出センサ46か
ら検出信号が出力される。
【0016】次に、この実施例のファクシミリ装置の回
路構成について説明する。図1に示すように、メインC
PU(中央処理装置)51には、装置全体の動作を制御
するためのプログラムを記憶したROM(リードオンリ
メモリ)52、及び各種情報を一時的に記憶するRAM
(ランダムアクセスメモリ)53が接続されている。N
CU(ネットワークコントロールユニット)54は電話
回線との接続を制御するとともに、相手先のファックス
番号に対応したダイヤルパルスの送出、及びその着信を
検出する機能等を備えている。モデム(変復調器)55
は送受信データの変調、復調を行うとともに、デジタル
命令信号(DCS)及びデジタル識別信号(DIS)等
を発生する。バッファメモリ56は受信された画データ
を一時的に記憶する。又、メインCPU51には、前記
読取部2が接続されるとともに、パネルコントローラ5
7を介して、前記キー入力部7及び前記液晶ディスプレ
イ8が接続されている。尚、このキー入力部7には、自
動縮小モード、固定縮小モードの何れかを選択するため
のモード選択キー49が設けられている。この2つの縮
小モードの詳細については後述する。
【0017】サブCPU58は前記メインCPU51に
接続されている。このサブCPU58には、後述する図
5〜図14のテーブルデータ、図17、図19、図20
のプログラムを格納したROM60、及び前記メインC
PU51から転送されてくる1ページ分の画データを一
時的に記憶するための領域を有するRAM59が接続さ
れている。サブCPU58には、前記各用紙カセット
4,5に対応するサイズ検出センサ42、残量検出セン
サ45、及び有無検出センサ46からそれぞれ検出信号
が入力される。更に、サブCPU58には、前記インク
ドナーフィルム35のサイズ検出センサ50、及びサー
マルヘッド34の図示しないサイズ設定用スイッチから
それぞれサイズ信号が入力される。又、サブCPU58
からは、各用紙カセット4,5に対応するLED43に
対してそれぞれ点灯信号が出力される。又、サブCPU
58には前記記録部3が接続されている。
【0018】前記ROM60は、図5〜図14に示すよ
うな多数のテーブルデータを記憶する。これらの詳細に
ついては後述するが、図5〜図7に示すテーブルデータ
は、サブCPU58が、前記各センサ42,45,46
からの検出信号を入力したとき、それをアドレスとして
検出信号に対応するデータを選択して、メインCPU5
1に送るためのものである。これらのデータは記録紙Y
のサイズ、残量及び有無を示す。又、図8〜図14に示
すテーブルデータは、上段及び下段の用紙カセット4,
5にそれぞれ収容された記録紙Yのサイズをアドレスと
して、上段及び下段の2つの用紙カセット4,5のうち
何れに収容された記録紙Y上に印刷を行うかを判断する
ためのものである。尚、図7〜図14中、「LT」とは
レターサイズを意味し、「LG」とはリーガルサイズを
意味する。これらのレターサイズ、リーガルサイズの記
録紙Yは上下段の用紙カセット4,5の何れか一方のみ
にそれぞれ収容され、テーブルデータ中の「×」部分の
組合せは存在しない。又、テーブルデータ中の「代行」
とは、2つの用紙カセット4,5の何れにも記録紙Yが
無い場合は、受信画データの印刷を行うことができない
ので、用紙カセット4,5に記録紙Yがセットされるま
で、受信画データをバッファメモリ56に記憶保持させ
ておくことである。
【0019】そして、原稿Gを原稿供給トレイ9上にセ
ットするとともに、キー入力部7の所定のキーを操作す
ると、メインCPU51は、読取部2を作動させて原稿
G上の画像を読み取らせるとともに、その読み取られた
画像のデータをモデム55及びNCU54を介して送信
させる。
【0020】又、サブCPU58は、用紙カセット4,
5が装着されているとき、各用紙カセット4,5に対応
するサイズ検出センサ42からのサイズ検出信号の入力
により、そのサイズ検出信号に対応したLED43を点
灯させて、各用紙カセット4,5内に収容された記録紙
Yのサイズをそれぞれ表示させる。
【0021】又、サブCPU58は、前記サイズ検出セ
ンサ42からサイズ検出信号を入力すると、前記ROM
60に記憶された図7に示すテーブルデータに基づい
て、記録紙サイズのデータをメインCPU51に出力す
る。例えば、この実施例では、上段の用紙カセット4内
にはA4サイズの記録紙Y、下段の用紙カセット5内に
はB4サイズの記録紙Yが収容されているので、サブC
PU58はメインCPU51に対して、B4サイズのデ
ータを出力する。即ち、図7に示すテーブルデータにお
いては、2つの用紙カセット4,5に収容された記録紙
Yのうち、主走査方向の幅の大きい方の記録紙Yのサイ
ズのデータが設定される。
【0022】又、サブCPU58は、何れか一方、又は
両方のサイズ検出センサ42から検出信号が入力されな
い場合、即ち2つの用紙カセット4,5のうち何れか一
方でも装着されていない場合は、図7のテーブルデータ
に基づいて、用紙カセットが装着されていない旨を示す
信号をメインCPU51に出力する。このとき、メイン
CPU51は用紙カセットが装着されていないと判断し
て、装置の作動を停止させる。つまり、何れか一方でも
用紙カセット4,5が装着されていないということは、
操作者が用紙カセット4,5内に記録紙Yを補充中で、
その補充後すぐに用紙カセット4,5が装着されると考
えられるので、その場合は装置の作動が停止されてい
る。
【0023】又、サブCPU58は、残量検出センサ4
5から検出信号を入力すると、ROM60に記憶された
図5に示すテーブルデータに基づいて、記録紙Yが少な
い旨を示す信号をメインCPU51に出力する。つま
り、同図に示すように、2つの用紙カセット4,5内に
記録紙Yが多数収容されていて、2つの残量検出センサ
45から検出信号が出力されない場合は、サブCPU5
8はメインCPU51に対して信号を出力せず、メイン
CPU51は用紙カセット内に記録紙Yが充分収容され
ていると判断する。又、2つの用紙カセット4,5内の
記録紙Yのうち何れか一方でも所定量より少なくなっ
て、残量検出センサ45から検出信号が出力されると、
サブCPU58はメインCPU51に対して記録紙Yが
少ないことを知らせる。
【0024】更に、サブCPU58は、有無検出センサ
46から検出信号を入力すると、ROM60に記憶され
た図6に示すテーブルデータに基づいて、記録紙Yが無
くなった旨を示す信号をメインCPU51に出力する。
つまり、同図に示すように、何れか一方、又は両方の用
紙カセット4,5内に記録紙Yが有る場合は、サブCP
U58はメインCPU51に対して信号を出力せず、メ
インCPU51は用紙カセット内に記録紙Yが有ると判
断する。又、両方の用紙カセット4,5内から記録紙Y
が無くなった場合は、サブCPU58はメインCPU5
1に対して記録紙無しを知らせる。
【0025】そして、メインCPU51は、サブCPU
58から入力された前記各信号に基づいて、液晶ディス
プレイ8を作動させて、用紙カセットの装着の有無情
報、記録紙Yの残量情報、記録紙Yの有無情報を表示さ
せる。
【0026】又、サブCPU58は、前記インクドナー
フィルム35のサイズ検出センサ50、及びサーマルヘ
ッド34の図示しないサイズ設定用スイッチからそれぞ
れサイズ信号を入力すると、インクドナーフィルム35
及びサーマルヘッド34の主走査方向の印刷可能幅を認
識する。
【0027】又、NCU54により、送信側装置からの
着信信号が検出されると、メインCPU51はNCU5
4を制御して、送信側装置との間の回線を接続させ、装
置を受信可能状態にさせる。そして、メインCPU51
はモデム55を制御してDIS信号を送出させ、受信側
装置すなわち自機が有する全機能を送信側装置に知らせ
る。又、送信側装置は、そのDIS信号に対応してDC
S信号を送出し、前記受信側装置が有する全機能の中か
ら選択した機能を指定する。
【0028】つまり、例えばこの実施例では、前述した
ように、サブCPU58はメインCPU51に対して、
B4サイズのデータを出力するので、メインCPU51
は装置にセットされている記録紙YがB4サイズである
と判断して、DIS信号により、主走査方向の印刷可能
最大幅としてB4サイズの幅の原稿の受信が可能である
ということを、送信側装置に知らせる。
【0029】そして、送信側装置から原稿の画データが
送信されてくると、メインCPU51は、その画データ
を一旦バッファメモリ56に記憶させるとともに、その
記憶された画データのうち原稿1ページ分の画データを
サブCPU58に転送する。サブCPU58は、転送さ
れてきた1ページ分の画データをRAM59に一旦記憶
させる。
【0030】そして、サブCPU58は、前記キー入力
部7のモード選択キー49により選択された縮小モー
ド、前記RAM59に記憶された画データの主走査方向
の幅、サーマルヘッド34の主走査方向の印刷可能幅、
インクドナーフィルム35の主走査方向の幅、及び前記
画データの副走査方向の長さに基づいて、前記ROM6
0に記憶された図8〜図14に示すテーブルデータの中
から所要のテーブルデータを選択する。そして、サブC
PU58は、選択したテーブルデータに基づいて、2つ
の用紙カセット4,5のうち何れか一方を選択するとと
もに、記録部3を作動させて、前記RAM59に記憶さ
れた画データを、前記選択された縮小モードに従って、
選択した用紙カセット4,5の記録紙Y上に印刷させ
る。
【0031】ここで、前記モード選択キー49により選
択される自動縮小モード及び固定縮小モードについて説
明する。先ず、自動縮小モードにおいては、図15
(a)に示すように、受信した原稿1ページ分の画デー
タの副走査方向の長さが、選択された用紙カセット4,
5内の記録紙Yの印刷可能長さより所定範囲内で長い場
合、前記受信画データが、記録紙Y1枚分に印刷可能な
ように最適な縮小率で自動的に縮小されて、記録紙Y1
枚分に印刷される。又、図15(b)に示すように、受
信画データの長さと記録紙Yの印刷可能長さとの差が前
記所定範囲を越える場合は、受信画データが記録紙Y2
枚分に分割されて、縮小されることなく印刷される。
【0032】次に、固定縮小モードにおいては、前記自
動縮小モードとは異なり、予め複数の固定された縮小率
のうちから縮小率が指定され、図16(a)に示すよう
に、受信画データの長さと記録紙Yの印刷可能長さとの
差が前記所定範囲内の場合は、受信画データが前記指定
された縮小率で縮小されて、記録紙Y1枚分に印刷され
る。尚、図16(b)に示すように、前記差が所定範囲
内であるにも係わらず、受信画データが前記指定縮小率
で縮小されても、記録紙Y1枚分に入らない場合は、そ
の入らない部分は印刷されない。又、図16(c)に示
すように、受信画データの長さと記録紙Yの印刷可能長
さとの差が前記所定範囲を越える場合は、受信画データ
が記録紙Y2枚分に分割されて、しかも前記指定縮小率
で縮小されて印刷される。
【0033】尚、装置は、常に前記自動縮小モード及び
固定縮小モードの何れかの縮小モードに設定されてお
り、又、何れの縮小モードにおいても、原稿1ページ分
の受信画データの副走査方向の長さが記録紙Yの印刷可
能長さより短い場合は、受信画データは当然縮小される
ことなく、記録紙Y1枚分に印刷される。
【0034】次に、前記のように構成されたファクシミ
リ装置の作用を説明する。さて、このファクシミリ装置
ではサブCPU58のもとで、図17のフローチャート
に示すような動作が行われる。即ち、メインCPU51
から、用紙カセット及びその内部に収容された記録紙Y
に関する情報の要求があると、先ず各用紙カセット4,
5に対応する有無検出センサ46からの検出信号が取り
込まれ、ROM60に記憶された図6に示すテーブルデ
ータに基づいて、記録紙Yの有無情報がメインCPU5
1に出力される(ステップS1〜S3)。
【0035】次に、各用紙カセット4,5に対応する残
量検出センサ45からの検出信号が取り込まれ、ROM
60に記憶された図5に示すテーブルデータに基づい
て、記録紙Yの残量情報がメインCPU51に出力され
る(ステップS4〜S5)。更に、各用紙カセット4,
5に対応するサイズ検出センサ42からの検出信号が取
り込まれ、ROM60に記憶された図7に示すテーブル
データに基づいて、記録紙Yのサイズ情報がメインCP
U51に出力される(ステップS6〜S7)。
【0036】従って、これらの入力情報に基づいて、メ
インCPU51は、用紙カセット及びその内部に収容さ
れた記録紙Yの状態を認識する。ここで、メインCPU
51は、各用紙カセット4,5に対応するそれぞれの状
態を認識するのではなく、サブCPU58から入力され
る情報に基づいて、用紙カセット1つ分の状態として認
識する。
【0037】又、このファクシミリ装置の受信時には、
メインCPU51のもとで、図18のフローチャートに
示すような動作が行われる。即ち、着信信号が入力さ
れ、回線が確立されると、モデム55からDIS信号が
送信側装置に送出されるとともに、送信側装置からDC
S信号が入力される(ステップS11〜S13)。
【0038】次に、送信側装置から送信されてきた画デ
ータが受信され、その受信画データがバッファメモリ5
6に一旦記憶される(ステップS14〜S15)。そし
て、その記憶された画データが原稿1ページ分ずつ、サ
ブCPU58に転送され(ステップS16)、画データ
が全て転送されると、メインCPU51の処理が終了さ
れる。
【0039】以上のように、メインCPU51は、受信
動作に関しては、画データを受信してその受信画データ
をサブCPU58に転送するだけで、受信画データの印
刷動作の制御には何ら係わっていない。又、メインCP
U51は前記の受信動作、及び詳述はしないが画像読み
取り動作とその送信動作とを制御する。
【0040】次に、このファクシミリ装置において、受
信画データの印刷時には、サブCPU58のもとで、図
19及び図20のフローチャートに示すような動作が行
われる。即ち、原稿1ページ分の画データがメインCP
U51から転送されてくると、その画データがRAM5
9に一旦記憶される(ステップS21〜S22)。そし
て、装置の縮小モードが固定縮小モードか自動縮小モー
ドかが判断され(ステップS23)、固定縮小モードの
場合は、前記RAM59に記憶された受信画データの主
走査方向の幅がA4サイズまでの幅か、その幅より大き
く且つB4サイズまでの幅かが判断される(ステップS
24)。そして、A4サイズまでの幅の場合は、前記R
OM60に記憶された図8に示すテーブルデータに基づ
いて、2つの用紙カセット4,5のうち何れか一方が選
択される(ステップS25)。例えばこの実施例では、
上段の用紙カセット4内にはA4サイズの記録紙Y、下
段の用紙カセット5内にはB4サイズの記録紙Yが収容
されているので、A4サイズの記録紙Yが収容された上
段の用紙カセット4が選択される。
【0041】又、前記ステップS24において、受信画
データの主走査方向の幅がB4サイズまでであると判断
された場合は、サーマルヘッド34の主走査方向の印刷
可能幅がB4サイズの幅かA4サイズの幅かが判断され
る(ステップS26)。そして、A4サイズの幅の場合
は、ROM60に記憶された図14に示すテーブルデー
タに基づいて、2つの用紙カセット4,5のうち何れか
一方が選択される(ステップS27)。例えばこの実施
例では、A4サイズの記録紙Yが収容された上段の用紙
カセット4が選択される。
【0042】又、前記ステップS26において、サーマ
ルヘッド34の主走査方向の印刷可能幅がB4サイズの
幅の場合は、インクドナーフィルム35の主走査方向の
幅がB4サイズの幅かA4サイズの幅かが判断される
(ステップS28)。そして、A4サイズの幅の場合
は、ROM60に記憶された図14に示すテーブルデー
タに基づいて、2つの用紙カセット4,5のうち何れか
一方が選択される(ステップS27)。又、B4サイズ
の幅の場合は、ROM60に記憶された図9に示すテー
ブルデータに基づいて、2つの用紙カセット4,5のう
ち何れか一方が選択される(ステップS29)。
【0043】そして、前記ステップS25,S27,S
29において、それぞれ2つの用紙カセット4,5のう
ち何れか一方が選択されると、記録部3が作動されて、
RAM59に記憶された原稿1ページ分の画データが、
固定縮小モードに従って、選択された用紙カセット4,
5の記録紙Y上に印刷される(ステップS30)。
【0044】一方、前記ステップS23において、装置
の縮小モードが自動縮小モードの場合は、RAM59に
記憶された受信画データの主走査方向の幅がA4サイズ
までの幅か、その幅より大きく且つB4サイズまでの幅
かが判断される(ステップS31)。そして、A4サイ
ズまでの幅の場合は、受信画データの副走査方向の長さ
Lが、A4サイズの記録紙Yの副走査方向の半分の長さ
に所定のしきい値(本実施例では28mm)を加算した
長さより小さいか否かが判断される(ステップS3
2)。そして、小さい場合はROM60に記憶された図
10に示すテーブルデータに基づいて、大きい場合は図
11に示すテーブルデータに基づいて、それぞれ2つの
用紙カセット4,5のうち何れか一方が選択される(ス
テップS33〜S34)。
【0045】つまり、例えば2つの用紙カセット4,5
にそれぞれ、A4サイズ、A5サイズの記録紙Yが収容
されているとすると、用紙カセットに縦向きに収容され
るA4サイズの記録紙Yの副走査方向の長さは、横向き
に収容されるA5サイズの記録紙Yの副走査方向の長さ
の2倍の長さとなる。従って、受信画データの副走査方
向の長さLが、A4サイズの記録紙Yの副走査方向の半
分の長さに若干の長さを加算したまでの長さの場合に、
A4サイズの記録紙Y上に画データの印刷を行うと、そ
の記録紙Y上にはほぼ半分以上の空白部分が形成され
て、記録紙Yの無駄となる。しかし、図10のテーブル
データに基づいて、A5サイズの記録紙Y上に画データ
の印刷を行った場合には、その記録紙Y上にはあまり空
白部分が形成されることがなく、記録紙Yを有効に利用
できる。仮に、受信画データの副走査方向の長さLが、
A5サイズの記録紙Yの長さより前記しきい値の範囲内
で長くても、後述する自動縮小モードに従って、画デー
タは若干縮小されて印刷されるだけであるので、印刷画
像が見づらくなることはない。又、受信画データの副走
査方向の長さLが、A4サイズの記録紙Yの副走査方向
の半分の長さに若干の長さを加算した長さより長い場合
には、A5サイズの記録紙Y上に印刷を行うと、画デー
タを大きな縮小率で縮小する必要が生じる可能性が高く
なり、印刷画像が見づらくなるおそれがあるので、その
場合には、図11のテーブルデータに基づいて、A4サ
イズの記録紙Y上に画データの印刷を行う。
【0046】又、前記ステップS31において、受信画
データの主走査方向の幅がB4サイズまでの幅の場合
は、前記固定縮小モードの場合の処理と同じく、サーマ
ルヘッド34の主走査方向の印刷可能幅、及びインクド
ナーフィルム35の主走査方向の幅がB4サイズの幅か
A4サイズの幅かが判断される(ステップS35〜S3
6)。そして、サーマルヘッド34の主走査方向の印刷
可能幅、又はインクドナーフィルム35の主走査方向の
幅の何れか一方でもA4サイズの幅の場合は、ROM6
0に記憶された図14に示すテーブルデータに基づい
て、2つの用紙カセット4,5のうち何れか一方が選択
される(ステップS37)。
【0047】又、サーマルヘッド34の主走査方向の印
刷可能幅、及びインクドナーフィルム35の主走査方向
の幅の何れもB4サイズの幅の場合は、受信画データの
副走査方向の長さLが、B4サイズの記録紙Yの副走査
方向の半分の長さに所定のしきい値(本実施例では28
mm)を加算した長さより小さいか否かが判断される
(ステップS38)。そして、小さい場合はROM60
に記憶された図12に示すテーブルデータに基づいて、
大きい場合は図13に示すテーブルデータに基づいて、
それぞれ2つの用紙カセット4,5のうち何れか一方が
選択される(ステップS39〜S40)。
【0048】つまり、例えば2つの用紙カセット4,5
にそれぞれ、B4サイズ、B5サイズの記録紙Yが収容
されているとすると、用紙カセットに縦向きに収容され
るB4サイズの記録紙Yの副走査方向の長さは、横向き
に収容されるB5サイズの記録紙Yの副走査方向の長さ
の2倍の長さとなる。従って、前述したA4サイズ、A
5サイズの記録紙Yの場合と同じく、受信画データの副
走査方向の長さLが、B4サイズの記録紙Yの副走査方
向の半分の長さに若干の長さを加算したまでの長さの場
合に、B4サイズの記録紙Y上に画データの印刷を行う
と、その記録紙Y上にはほぼ半分以上の空白部分が形成
されて、記録紙Yの無駄となる。しかし、図12のテー
ブルデータに基づいて、B5サイズの記録紙Y上に画デ
ータの印刷を行った場合には、その記録紙Y上にはあま
り空白部分が形成されることがなく、記録紙Yを有効に
利用できる。仮に、受信画データの副走査方向の長さL
が、B5サイズの記録紙Yの長さより前記しきい値の範
囲内で長くても、後述する自動縮小モードに従って、画
データは若干縮小されて印刷されるだけであるので、印
刷画像が見づらくなることはない。
【0049】そして、前記ステップS33,S34,S
37,S39,S40において、それぞれ2つの用紙カ
セット4,5のうち何れか一方が選択されると、記録部
3が作動されて、RAM59に記憶された原稿1ページ
分の画データが、自動縮小モードに従って、選択された
用紙カセット4,5の記録紙Y上に印刷される(ステッ
プS41)。そして、次ページの画データがある場合
は、ステップS21に戻って、前記のように処理が行わ
れる(ステップS42)。
【0050】以上のように、サブCPU58は、メイン
CPU51から転送されてきた受信画データの大きさ等
に基づいて、2つの用紙カセット4,5のうち何れか一
方を選択するとともに、選択された用紙カセット4,5
の記録紙Y上への印刷動作を制御する。つまり、メイン
CPU51は、画データを受信してその受信画データを
サブCPU58に転送するだけで、用紙カセットの選択
や受信画データの印刷動作の制御には何ら係わっていな
い。従って、用紙カセットが複数あっても、メインCP
U51から見れば、用紙カセットは1つしか存在しない
のと同様な状態であり、用紙カセットが1つでも複数で
も、メインCPU51の制御プログラムとしてはそれほ
ど変化しない。従って、例えばシングルカセットタイプ
の装置をもとにして複数カセットタイプの装置を開発す
る場合には、受信画データの大きさ等に応じて用紙カセ
ットを選択したり、その選択した用紙カセットの用紙上
への印刷動作を制御したりするためのサブCPU58を
追加することにより、メインCPU51の制御プログラ
ムの変更を極力少なくすることができて、その開発に要
する手間を軽減することができる。さらに、サブCPU
58は、受信画データの大きさとサーマルヘッド34の
幅等の印刷条件とに応じて、用紙カセット4,5に収納
された記録紙Yのサイズに基づいた最適な記録紙Yを選
択する。そのとき、固定縮小モードにおいては、サブC
PU58は受信画データの主走査方向の幅と印刷条件と
に応じて、記録紙Yの選択をする。一方、自動縮小モー
ドにおいては、サブCPU58は受信画データの主走査
方向の幅及び副走査方向の長さと印刷条件とに応じて、
記録紙Yの選択をする。従って、複数の記録紙Yの中で
最適な記録紙Yに受信画データを印刷することができ
る。特に、自動縮小モードにおいては、受信画データの
主走査方向の幅のみならず、副走査方向の長さも記録紙
Yの選択時の情報とされることにより、記録紙Y上に大
幅な空白部分が形成されることはなく、記録紙Yの無駄
余白を極力少なくすることができる。 そして、受信画デ
ータの縮小時においては、固定縮小モード或いは自動縮
小モードのいずれの縮小モードにおいても、サブCPU
58は先ず選択した記録紙Yの副走査方向の長さと受信
画データの副走査方向の長さとの比較をする。そして
受信画データの副走査方向の長さが、選択した記録紙Y
の副走査方向の長さに応じた所定値に比して短い場合に
は、サブCPU58は固定縮小モード或いは自動縮小モ
ードにおいて選択された縮小率に従って受信画データを
縮小した後、記録紙Yに印刷する。従って、縮小された
受信画データは見づらくならない程度に記録紙Y上に印
刷され、余白を少なくして記録紙Yを有効に使用するこ
とができる。
【0051】尚、この発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば用紙カセットを3つ以上設けたり、
印刷の制御及び受信画データの縮小をメインCPU51
で行って、サブCPU58による制御は用紙カセットの
選択動作のみにしたりするなど、この発明の趣旨を逸脱
しない範囲で各部の構成を任意に変更して具体化するこ
とも可能である。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、シ
ングルカセットタイプの装置をベースにして複数カセッ
トタイプの装置を開発する場合に、制御プログラムの変
更を極力少なくすることができて、その開発に要する手
間を低減することができるという優れた効果を発揮す
る。さらに、複数の用紙カセットに収納された記録紙の
中から最適な記録紙を選択することができるとともに、
記録紙の無駄を可能な限り省きつつも、受信画データを
選択された記録紙上に見づらくない様に印刷することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化したファクシミリ装置の一実施
例を示す回路構成図である。
【図2】ファクシミリ装置の外観を示す斜視図である。
【図3】ファクシミリ装置の断面図である。
【図4】用紙カセット及びその周囲に設けられた各セン
サを示す部分斜視図である。
【図5】ROMに記憶されたテーブルデータを示す説明
図である。
【図6】ROMに記憶されたテーブルデータを示す説明
図である。
【図7】ROMに記憶されたテーブルデータを示す説明
図である。
【図8】ROMに記憶されたテーブルデータを示す説明
図である。
【図9】ROMに記憶されたテーブルデータを示す説明
図である。
【図10】ROMに記憶されたテーブルデータを示す説
明図である。
【図11】ROMに記憶されたテーブルデータを示す説
明図である。
【図12】ROMに記憶されたテーブルデータを示す説
明図である。
【図13】ROMに記憶されたテーブルデータを示す説
明図である。
【図14】ROMに記憶されたテーブルデータを示す説
明図である。
【図15】自動縮小モード時における受信画データの印
刷動作を示す説明図である。
【図16】固定縮小モード時における受信画データの印
刷動作を示す説明図である。
【図17】サブCPUによるファクシミリ装置の動作を
示すフローチャートである。
【図18】メインCPUによるファクシミリ装置の受信
時における動作を示すフローチャートである。
【図19】サブCPUによるファクシミリ装置の受信画
データの印刷時における動作を示すフローチャートであ
る。
【図20】サブCPUによるファクシミリ装置の受信画
データの印刷時における動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 装置本体としての装置ケース、4 用紙カセット、
5 用紙カセット、51 メインCPU、58 サブC
PU。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に複数の用紙カセットを備えた
    ファクシミリ装置において、外部との間の送受信動作を
    制御するメインCPUにサブCPUを接続し、サブCP
    Uは少なくとも受信画データの大きさと縮小モードを含
    印刷条件とに応じて用紙カセットに収容された記録紙
    の中から最適なサイズの記録紙を選択し、選択された記
    録紙上に受信画データを記録するとともに、その受信画
    データの副走査方向の長さが記録紙より大きい場合に
    は、記録に際して同データに上記縮小モードに応じた縮
    小率で縮小を施して記録することを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6337763A (ja) * 1986-07-31 1988-02-18 Miyahara Denshi Sangyo Kk フアクシミリ制御方式
JPH02272869A (ja) * 1989-04-13 1990-11-07 Ricoh Co Ltd 給紙台制御方法

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