JPH0522134U - キヤブバツクの吸排気構造 - Google Patents

キヤブバツクの吸排気構造

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Publication number
JPH0522134U
JPH0522134U JP8108691U JP8108691U JPH0522134U JP H0522134 U JPH0522134 U JP H0522134U JP 8108691 U JP8108691 U JP 8108691U JP 8108691 U JP8108691 U JP 8108691U JP H0522134 U JPH0522134 U JP H0522134U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
intake
chamber
port
outside
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8108691U
Other languages
English (en)
Inventor
哲三 古市
隆夫 秦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0522134U publication Critical patent/JPH0522134U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大型車のキャビンと荷台との間に設けられる
吸気構造及び排気構造を一体化し、しかも排気ガスが歩
行者にかからないようにする。 【構成】 キャビンと荷台との間に縦方向に長い箱体5
を設ける。箱体5内を内外の3室13,15,17に分
割し、外側を吸気室13として吸気口19を設け、エア
クリーナへ連通する。内側を排気室15とし、エンジン
からの排気ガスを導いて排気口23から排出する。中央
は断熱室17とし、排気ガスの熱がエアクリーナへ導か
れる空気に伝わらないようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、大型車のキャビンと荷台との間に設けられるエンジンの吸排気構造 に関する。
【0002】
【従来の技術】
大型トラックなどのキャビンと荷台との間には、外部の空気をエアクリーナへ 取込むための吸気口、及びエンジンからの排気ガスを排気する排気口が設けられ る場合がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来構造においては吸気口と排気口とを別々に有し、別々とす ることで車体への取付け作業が面倒になることがあった。特に、例えば左右両側 に吸気口を設けた場合には排気口を設けるスペースがなくなってしまいがちであ った。このため、排気口は車体の低い部分に設けることとなり、しかも車体外側 に向かって排気すると、排気ガスが歩行者などにかかってしまう恐れがあり、歩 行者保護の観点からすれば望ましいものとは言えなかった。
【0004】 本考案は、以上の問題点を解決するために成されたもので、吸気口と排気口を 一体化でき、しかも歩行者等に排気ガスがかからないキャブバックの吸排気構造 を提供することを目的とする
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するために、本考案は、大型車のキャビンと荷台との間に縦 方向に長い箱体を設け、該箱体内は縦方向の2つの仕切りで内外に3室に分割さ れ、これら3室のうち外側は吸気口を有しエアクリーナへ連通する吸気室とし、 内側は上方に排気口を有しエンジンからの排気ガスが導かれてマフラの働きをす る排気室とし、中央は排気室の熱を吸気室へ伝えない断熱室としたことを特徴と する。
【0005】
【作用】
エンジンからの排気ガスは、内側の排気室を通りマフラ効果によって消音され 、上方の排気口から外部に排気される。また、新鮮な外部の空気は、外側の吸気 室の吸気口を通りエアクリーナへ導かれる。中央の断熱室は、排気ガスの熱がエ アクリーナへ導かれる空気へ伝わるのを防止する。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図3に基づいて説明する。この大型車は大型 トレーナであり、キャビン1と荷台3との間に吸排気構造を有する箱体5が設け られている。この箱体5は縦方向に長く、水平断面は略三角形を成し、キャビン 1と荷台3との間に存在する略三角のスペース7にすっぽり納まるように成って いる。また、箱体5内は、縦方向に設けられている内部の2つの仕切9,11で 内外の3室13,15,17に分割されている。外側は吸気室13とし、上方の 外面に吸気口19を有している。この吸気口19には雨などの侵入を除けるため のフィンが設けられている。内側は排気室15とし、上方には排気パイプ21が 設けられ先端に排気口23を有している。この排気室15の内部はマフラの働き をし、場合によっては図示しない隔壁や、穴の開けられたパイプなどを設け、マ フラ効果を高めてもよい。この排気室15にはエンジンからエグゾーストパイプ 24を介して、排気ガスが導かれる。中央は断熱室17とし、排気室15を通る 排気ガスの熱が吸気室13の新鮮な空気へ伝わらないようにしている。しかも、 この断熱室17と吸気室13との間の仕切9には、開口部25が形成され、吸気 騒音を小さくする吸気レゾネータを形成している。この吸気レゾネータ及び前記 排気室15のマフラ効果により、吸排気に伴う騒音を小さくできる。
【0007】 以上の実施例によれば、箱体5は水平断面が三角形と成っており、キャビン1 と荷台3との間の左右、すなわちコーナー部に存在する三角形状のスペース7に すっぽり納まることができる。また、1つの箱体5を3室に分割し、外側を吸気 室13、内側を排気室15とすることで、吸気構造と排気構造を一体化すること ができる。これにより車体への取付が容易と成る。また、左右のコーナー部へそ れぞれ本実施例に係る吸排気構造を備えることも可能と成る。吸気は外側の吸気 室13の外面の吸気口19から行われ、車体から遠い位置で吸気を行うのでクリ ーンで比較的低い温度の空気を吸気できる。また、排気は排気室15の上方に設 けられた排気パイプ21の先端の排気口23から行われるので、従来のように低 い位置で側方に排気が行われ排気ガスが歩行者等にかかるなどの不都合を防止で きる。
【0008】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のキャブバックの吸排気構造によれば、1つの箱 体の中に吸気室と排気室を設けることで、吸気口の構造と排気口の構造とを一体 化できる。さらに、排気ガスは上方の排気口から排気されるので歩行者等にかか ることがなく、歩行者等の保護を行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るキャブバックの吸排気
構造を示す斜視図である。
【図2】図1のキャブバックの吸排気構造を備えた大型
車の一部側面図である。
【図3】図2の上方から見た概略平面図である。
【符号の説明】
1 キャビン 3 荷台 5 箱体 9,11 仕切 13 吸気室 15 排気室 17 断熱室 19 吸気口 21 排気パイプ 23 排気口 25 開口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】大型車のキャビンと荷台との間に縦方向に
    長い箱体を設け、該箱体内は縦方向の2つの仕切りで内
    外に3室に分割され、これら3室のうち外側は吸気口を
    有しエアクリーナへ連通する吸気室とし、内側は上方に
    排気口を有しエンジンからの排気ガスが導かれてマフラ
    の働きをする排気室とし、中央は排気室の熱を吸気室へ
    伝えない断熱室としたことを特徴とするキャブバックの
    吸排気構造。
JP8108691U 1991-09-10 1991-09-10 キヤブバツクの吸排気構造 Withdrawn JPH0522134U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002256869A (ja) * 2001-03-01 2002-09-11 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 建設機械のエンジン吸排気装置
JP2017112993A (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 株式会社クボタ 収穫機

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JP4595214B2 (ja) * 2001-03-01 2010-12-08 コベルコ建機株式会社 建設機械のエンジン吸排気装置
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