JPH0521917Y2 - - Google Patents

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JPH0521917Y2
JPH0521917Y2 JP11374485U JP11374485U JPH0521917Y2 JP H0521917 Y2 JPH0521917 Y2 JP H0521917Y2 JP 11374485 U JP11374485 U JP 11374485U JP 11374485 U JP11374485 U JP 11374485U JP H0521917 Y2 JPH0521917 Y2 JP H0521917Y2
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JP
Japan
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inclined surface
plate
clamp
plate material
vibration isolator
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JP11374485U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、振動が大きい場所に設置する等のた
めに、振動装置を介して筐体を取付け台上に固定
する技術に関するものである。
〈従来の技術〉 上記の分野における従来の技術としては、例え
ば電子機器の筐体の取付けに関する技術がある。
これを第2図を用いて説明する。第2図は従来の
筐体の取付けを示す断面図である。
同図に示すように、防振装置は、板材1上に複
数個の防振ゴム2を付設して構成されている。電
子機器の筐体3は、この防振ゴム2の頭部にネジ
止めされている。また板材1は取付け台4にボル
ト5で止められている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記の構成例においては、ボルト5が筐体3の
真下に位置するとボルト5を締結しづらく、特に
防振ゴム2の小型化に伴つてさらに困難になつて
いるので、板材1を筐体3より大きく設定し、筐
体3の真下を避けた位置でボルト止めを行つてい
た。またボルト締結のためにスパナ等の工具を使
うためのスペースを考慮する必要もある。
このため一つの取付け台4に複数個の筐体3を
並列して設置する場合は、筐体3同士の間隔が大
きくならざるを得ず、高密度の設置に対する障害
になつていた。
また特に複数個の筐体3を壁面に沿つて並列し
て設置する場合、隣接する筐体側であつて壁面側
のボルト5のように、スパナ等の工具を使用する
スペースを確保できないものは締結不可能となる
ことがあつた。
本考案は、上記の問題点を解決し、筐体同士の
間隔が小さくて済み、且つ、取付け作業を容易に
行える技術を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、上記の問題点を解決し目的を達成す
るために、防振材を板材上に付設してなる防振装
置を介して、筐体を取付け台上に固定する防振装
置付き筐体取付け構造において次の手段を講じた
ものである。
板材の上面の端部に傾斜面を形成する。
取付け台の上面に、板材の傾斜面と係合する
傾斜面を有するクランプを付設する。
〈作用〉 上記の手段によれば、板材の傾斜面が形成され
た端部をクランプにより係止したうえで、該端部
と対向する側の端部をボルト等の固定手段で固定
することにより、板材の取付け台への取付けを行
うことができる。
〈実施例〉 本考案の実施例を、第1図を用いて説明する。
第1図は本考案の一実施例の筐体の取付けを示す
断面図である。
同図に示すように、防振装置は、第一の板材6
上に複数個の防振ゴム7を付設し、防振ゴム7の
上部に第二の板材8をネジ止めして構成されてい
る。第一の板材6の一端部には、傾斜面6aが形
成されている。
電子機器の筐体9は、底面に複数の長孔9aを
有し、第二の板材8に設けられた複数のネジ孔8
aに螺合するネジ10によつて固定される。
また取付け台11の上面には、クランプ12が
突設されている。このクランプ12は、前記の傾
斜面6aと係合して、第一の板材6を係止する傾
斜面12aが形成されている。第一の板材6の傾
斜面6aが形成された端部をクランプ12により
係止したうえで、該端部と逆側の端部をボルト5
で締結することにより、第一の板材6の取付け台
9への取付けを行う。
このとき第一の板材6の傾斜面6a及びクラン
プ12の傾斜面12aの加工上の寸法誤差によ
り、第一の板材12の取付け位置に誤差が生じ、
特に筐体9を複数並列する場合、不揃いになるこ
とが考えられる。第1図においては、上記の誤差
により、第一の板材6が図中右方向に若干ずれた
状態を示している。このような場合、前記のネジ
10を緩めて筐体9を長孔9aに沿つて左方向に
スライドさせ固定し直すことにより位置の調整を
行う。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば、板材の
上面の端部に傾斜面を形成すると共に、取付け台
の上面に、板材の傾斜面と係合する傾斜面を有す
るクランプを付設しているので、板材の傾斜面が
形成された端部をクランプにより係止したうえ
で、該端部と対向する側の端部をボルト等の固定
手段で固定することにより、板材の取付け台への
取付けを行うことができる。
したがつてクランプにより係止する端部では、
ボルト等の固定手段で固定するためのスペース、
及びスパナ等の工具を使うためのスペース等を考
慮する必要が無いので、複数個の筐体を並列して
設置する場合に、筐体同士の間隔を小さくでき、
高密度に設置することができる。
また複数個の筐体を壁面に沿つて並列して設置
する場合に、スパナ等の工具を使用するスペース
を確保できないという事態を回避できる。
また実施例のように、防振材の上部に筐体固定
板材を固設し、この筐体固定板材に筐体をスライ
ド自在に固定する態様を採れば、板材の傾斜面及
びクランプの傾斜面の加工上の誤差を修正して、
筐体を所要の位置に設置できるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の筐体の取付けを示
す断面図、第2図は従来の筐体の取付けを示す断
面図である。 5……ボルト、6……第一の板材、6a……第
一の板材6の傾斜面、7……防振ゴム、8……第
二の板材、8a……ネジ孔、9……筐体、9a…
…長孔、10……ネジ、11……取付け板、12
……クランプ、12a……クランプ12の傾斜
面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 防振材7を板材6上に付設してなる防振装置
    を介して、筐体9を取付け台11上に固定する
    防振装置付き筐体取付け構造において、 前記板材6の上面の端部に傾斜面6aを形成
    し、 前記取付け台11の上面に、前記板材6の傾
    斜面6aと係合する傾斜面12aを有するクラ
    ンプ12を付設したことを特徴とする防振装置
    付き筐体取付け構造。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の防振装
    置付き筐体取付け構造において、 前記防振材7の上部に、筐体9がスライド自
    在に固定される筐体固定板材8を固設したこと
    を特徴とする防振装置付き筐体取付け構造。
JP11374485U 1985-07-26 1985-07-26 Expired - Lifetime JPH0521917Y2 (ja)

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JP11374485U JPH0521917Y2 (ja) 1985-07-26 1985-07-26

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JPS6223483U JPS6223483U (ja) 1987-02-13
JPH0521917Y2 true JPH0521917Y2 (ja) 1993-06-04

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