JPH0521875U - ミシン糸の乱れ防止装置 - Google Patents

ミシン糸の乱れ防止装置

Info

Publication number
JPH0521875U
JPH0521875U JP8007291U JP8007291U JPH0521875U JP H0521875 U JPH0521875 U JP H0521875U JP 8007291 U JP8007291 U JP 8007291U JP 8007291 U JP8007291 U JP 8007291U JP H0521875 U JPH0521875 U JP H0521875U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thread
bobbin
windshield cover
sewing
sewing thread
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8007291U
Other languages
English (en)
Inventor
勇 品田
Original Assignee
株式会社品田ミシン商会
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社品田ミシン商会 filed Critical 株式会社品田ミシン商会
Priority to JP8007291U priority Critical patent/JPH0521875U/ja
Publication of JPH0521875U publication Critical patent/JPH0521875U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ボビンと上記ガイド体との間にミシン糸を包
囲可能な風防カバー体を配設して構成される。 【効果】 扇風機やクーラーファンからの風が直接ミシ
ン糸に掛かることを防ぐことができ、風の影響による糸
調子、目調子の狂いを防ぐことができ、ミシン機体や周
囲の部材に絡み付いて糸切れを生じさせる事故を防ぐこ
とができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は例えば工業用ミシン等に用いられるミシン糸の乱れ防止装置に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の工業用ミシンには例えば図5の如く、ボビンaより引き出したミシン 糸bをガイド体を介してミシン機体側へと導出案内可能な糸ガイド機構cを備え て構成されたものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来構造の場合、一般にミシン作業場は扇風機やクーラーが 設置され、作業環境を良好なものとしており、このためボビンaより引き出した ミシン糸bは扇風機やクーラーファンの風の影響を受け、ミシン糸bはボビンa から弛んで遊び、糸調子、目調子が狂ったり、時にはミシン機体や周囲の部材に 絡み付いて糸切れを生じさせ、作業を中断せざるを得ない状態になることがある という不都合を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案はこれらの課題を解決することを目的とするもので、その要旨は、ボビ ンより引き出したミシン糸をガイド体を介してミシン機体側へと導出案内可能な 糸ガイド機構を備えてなり、上記ボビンと上記ガイド体との間に上記ミシン糸を 包囲可能な風防カバー体を配設し、該風防カバー体の上部に上記ミシン糸の導出 部を設けて構成したことを特徴とするミシン糸の乱れ防止装置にある。
【0005】 また風防カバー体は透明材から形成されていることが望ましく、かつ風防カバ ー体にボビン挿通開口部を形成するとともに該風防カバー体を回動可能に設ける ことが望ましい。
【0006】
【作用】
ボビンより引き出したミシン糸は風防カバー体により包囲され、ミシン糸への 風による影響を防ぐことになる。
【0007】
【実施例】
図1乃至図5は本考案の実施例を示し、1はミシン機体であって、作業テ−ブ ル2に取り付けられている。
【0008】 3は糸ガイド機構であって、この場合上記作業テ−ブル2上にスタンド軸4を 立設し、スタンド軸4の下部寄りに支持ブラケット5を水平突出状態で取付け、 この支持ブラケット5上に支持軸6をこの場合二個並列状態で直立し、支持軸6 にボビンホルダ7を圧入し、このボビンホルダ7にミシン糸8を巻回したボビン 9を取着し、一方スタンド軸4の上部にガイド体10を水平突出状態で取付け、 ガイド体10にガイド穴11を形成し、ボビン9から引き出したミシン糸8をガ イド穴11に挿通し、ガイド体10のガイド穴11を介してミシン機体1側へと 導出案内するように構成している。
【0009】 12は風防カバー体であって、上記ボビン9と上記ガイド体10との間にして ミシン糸8を包囲し得る状態に設けられ、この場合透明合成樹脂材からなる筒状 の周囲壁部材12aと、上蓋部材12bと、下蓋部材12cとから一体に構成さ れ、この周囲壁部材12aにはボビン挿通開口部13を開口形成し、上蓋部材1 2bにはミシン糸8の導出部14を開口形成し、下蓋部材12cにはボス部12 dを形成し、このボス部12dに上記支持軸6が圧入挿通固定され、かつ風防カ バー体12の軸回り回動を許容する穴形状の装着穴12eを形成して構成してい る。
【0010】 15は座部材であって、スポンジ材からなり、支持軸6に挿通された状態で下 蓋部材12cの上面に載置される。
【0011】 この実施例は上記構成であるから、先ず下蓋部材12cのボス部12dに形成 した装着穴12eにより風防カバー体12を支持軸6に圧入して取付け、風防カ バー体12の下蓋部材12cの上面に座部材15を載置し、次いでボビン挿通開 口部13を介して支持軸6に上記ボビンホルダ7を圧入し、このボビンホルダ7 にボビン挿通開口部13を介してボビン9を取着し、ボビン9よりミシン糸8を ほどいて上蓋部材12b導出部14を挿通し、そのミシン糸8をガイド体10の ガイド穴11に挿通してミシン機体1側へと導出することになる。
【0012】 しかして風防カバー体12の存在により扇風機やクーラーファンからの風が直 接ミシン糸8に掛かることを防ぐことができ、風の影響による糸調子、目調子の 狂いを防ぐことができ、ミシン機体や周囲の部材に絡み付いて糸切れを生じさせ る事故を防ぐことができ、作業能率を向上することができる。
【0013】 また風防カバー体12は透明材から形成されているため風防カバー体12内部 を外部から見ることができ、風防カバー体12を外さなくともミシン糸8やボビ ン9の状態を外部から見ることができる。
【0014】 また上記風防カバー体12にボビン挿通開口部13を形成してあるので、支持 軸6に対するボビン9の着脱が容易となり、かつ風防カバー体12は支持軸6に 対して回動可能に設けられているため、風の吹いて来ない側にボビン挿通開口部 13を位置させることができ、風向に応じて風防カバー体12のボビン挿通開口 部13を変えることができる。
【0015】 尚、本考案の糸ガイド機構、ガイド体、風防カバー体の構造や形状は上記実施 例に限られるものではなく、適宜変更して設計される。
【0016】
【考案の効果】
本考案は上述の如く、風防カバー体の存在により扇風機やクーラーファンから の風が直接ミシン糸に掛かることを防ぐことができ、風の影響による糸調子、目 調子の狂いを防ぐことができ、ミシン機体や周囲の部材に絡み付いて糸切れを生 じさせる事故を防ぐことができ、作業能率を向上することができ、また風防カバ ー体は透明材から形成されているため風防カバー体を外さなくともミシン糸やボ ビンの状態を外部から見ることができ、さらに上記風防カバー体のボビン挿通開 口部によりボビンの着脱が容易となり、かつ風向に応じて風防カバー体のボビン 挿通開口部の位置を変えることができる。
【0017】 以上、所期の目的を充分達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の全体斜視図である。
【図2】本考案の実施例の部分拡大斜視図である。
【図3】本考案の実施例の部分縦断面図である。
【図4】本考案の実施例の部分平断面図である。
【図5】従来構造の部分縦断面図である。
【符号の説明】
3 糸ガイド機構 8 ミシン糸 9 ボビン 10 ガイド体 12 風防カバー体 13 ボビン挿通開口部 14 導出部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボビンより引き出したミシン糸をガイド
    体を介してミシン機体側へと導出案内可能な糸ガイド機
    構を備えてなり、上記ボビンと上記ガイド体との間に上
    記ミシン糸を包囲可能な風防カバー体を配設し、該風防
    カバー体の上部に上記ミシン糸の導出部を設けて構成し
    たことを特徴とするミシン糸の乱れ防止装置。
  2. 【請求項2】 上記風防カバー体が透明材から形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載のミシン糸の乱れ
    防止装置。
  3. 【請求項3】 上記風防カバー体にボビン挿通開口部を
    形成するとともに該風防カバー体を回動可能に設けて構
    成したことを特徴とする請求項1又は2記載のミシン糸
    の乱れ防止装置。
JP8007291U 1991-09-05 1991-09-05 ミシン糸の乱れ防止装置 Pending JPH0521875U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8007291U JPH0521875U (ja) 1991-09-05 1991-09-05 ミシン糸の乱れ防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8007291U JPH0521875U (ja) 1991-09-05 1991-09-05 ミシン糸の乱れ防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0521875U true JPH0521875U (ja) 1993-03-23

Family

ID=13708019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8007291U Pending JPH0521875U (ja) 1991-09-05 1991-09-05 ミシン糸の乱れ防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0521875U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5835371B2 (ja) * 1980-01-18 1983-08-02 松下電器産業株式会社 半導体記憶装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5835371B2 (ja) * 1980-01-18 1983-08-02 松下電器産業株式会社 半導体記憶装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0521875U (ja) ミシン糸の乱れ防止装置
JPS5941804Y2 (ja) ミシンの糸立装置
JPS5810546Y2 (ja) ミシンア−ム上のオ−バ−ラン防止装置
JP2531617Y2 (ja) ボビンキャッチ
JPH0412060Y2 (ja)
JPS61102424A (ja) 紡機のセパレ−タ
JPS6236867Y2 (ja)
JPS6328213Y2 (ja)
JPS60864Y2 (ja) 二重環縫ミシン
JP2597766Y2 (ja) オーバーロックミシンの糸案内具
JP2944637B1 (ja) 糸立棒装置
JPH0755898Y2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JPS6114371Y2 (ja)
JPH022280Y2 (ja)
JPH0616611Y2 (ja) ミシンの下糸巻装置
JPS646784Y2 (ja)
JPS63154587A (ja) ワイヤ引き出し方法
JPS5961157U (ja) オ−プンエンド精紡機のヤ−ンガイド
JPS5920229Y2 (ja) 水平釜ミシンの滑り板
JPH063279U (ja) ミシン
JPS6328205Y2 (ja)
JPH0630178U (ja) 給糸クリ―ル用ペグ
JPH01157184U (ja)
JPS6241980Y2 (ja)
JPH0530173U (ja) 粗紡機のフライヤプレツサ