JPH05217356A - 光学式情報記録再生装置 - Google Patents

光学式情報記録再生装置

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JPH05217356A
JPH05217356A JP1772792A JP1772792A JPH05217356A JP H05217356 A JPH05217356 A JP H05217356A JP 1772792 A JP1772792 A JP 1772792A JP 1772792 A JP1772792 A JP 1772792A JP H05217356 A JPH05217356 A JP H05217356A
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JP
Japan
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housing
power supply
spindle motor
connector
information recording
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Application number
JP1772792A
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English (en)
Inventor
Shuichi Honda
修一 本多
Susumu Katagiri
片桐  進
Hideaki Kibune
英明 木船
Takehide Ono
武英 大野
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スピンドルモータユニットへの給電を、小型
化及び防塵が図れ、しかもモータ回転に影響を与えない
構成によって行う。 【構成】 ハウジング12内に設けられたスピンドルモー
タユニット8に外部から給電するために、給電用プリン
ト基板46と給電用パターンと線材48とソケット49とから
なるスピンドルモータ駆動用給電部材と、プリント基板
17に設けられたコネクタ24とを連結するために、ハウジ
ング12にコネクタ24が挿入される貫通孔73を形成して、
プリント基板17をハウジング12の底面を閉鎖するように
固定すると共にコネクタ24を貫通孔73内に位置させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク,光磁気デ
ィスク等の光学的情報記録媒体に対して記録,再生,消
去を行う光学式情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭63−13139号公報に示された光学
式情報記録再生装置のように、ディスクの記録面に光ス
ポットを照射させるための光学部材である全反射プリズ
ムと対物レンズを保持し、かつディスクの記録面に沿っ
て移動するピックアップボディ、あるいはディスクを回
転駆動するためのターンテーブルが設けられたスピンド
ルモータに対して外部から給電するために、線材又はフ
レキシブルケーブルが使用される構成(スピンドルモー
タの給電構成は前記公報には開示されていない)のもの
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
て、ピックアップボディ及びスピンドルモータを保持す
るハウジング内に外部から線材又はフレキシブルケーブ
ルを導き入れるため、ハウジング一部に導入通路を形成
しなくてはならない。このため線材又はフレキシブルケ
ーブルと導入通路との隙間から塵埃がハウジング内に侵
入し易くなり、内部の光学部品に塵埃が付着することに
よる光学特性の低下が問題となる。
【0004】またスピンドルモータとして通常使用され
る3相モータでは、回転部の位置検出手段(例えば、ホ
ール素子)のための給電部と合せて11個の給電部が必要
であって、この給電部をスピンドルモータの外周部のプ
リント基板に設けると、給電部から出た線材とスピンド
ルモータの回転部分とが接触し易くなり、接触によって
回転精度を低下させたり、部品を損傷させるおそれがあ
る。
【0005】本発明の目的は、スピンドルモータユニッ
トへの給電が、小型化及び防塵が図れ、しかもモータ回
転に影響を与えない構成によって行える光学式情報記録
再生装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の第1の手段は、光学的情報記録媒体を回転
駆動させるスピンドルモータユニットと、このスピンド
ルモータを支持するハウジングと、スピンドルモータ駆
動用給電部材とを備えた光学式情報記録再生装置におい
て、プリント基板に前記スピンドルモータ駆動用給電部
材が連結されるコネクタを設け、このコネクタに対応す
る前記ハウジングに貫通窓を形成し、プリント基板をハ
ウジングの底面に固定すると共に前記貫通孔にコネクタ
を挿入させて、前記スピンドルモータ駆動用給電部材と
コネクタとを連結したことを特徴とする。
【0007】また第2の手段は、上記の第1の手段にお
いて、スピンドルモータユニットの駆動回路をハウジン
グ外のプリント基板に設けたことを特徴とする。
【0008】また第3の手段は、光学的情報記録媒体を
回転駆動させるスピンドルモータユニットが、回転駆動
部と給電用プリント基板と保持基台とで構成される光学
式情報記録再生装置において、前記給電用プリント基板
にコネクタと連結する回転駆動部給電用パターンを設
け、この回転駆動部給電用パターンをスピンドルモータ
の回転軸に対して垂直平面内で、かつコネクタの設置方
向に配設したことを特徴とする。
【0009】また第4の手段は、上記の第3の手段にお
いて、保持基板をハウジングに固定するための複数のネ
ジ間に回転駆動部給電用パターンを配置したことを特徴
とする。
【0010】
【作用】上記の第1の手段によれば、ハウジングの底面
がプリント基板で閉鎖され、この閉鎖された状態のハウ
ジングの貫通窓部分でスピンドルモータ駆動用給電部材
とコネクタとが連結されるため、給電部分においてハウ
ジング内に塵埃が侵入することがなくなる。
【0011】また第2の手段によれば、動作時に発熱し
易い駆動回路をハウジング外に設置することで、ハウジ
ング内での温度上昇を抑制でき、温度上昇が原因する各
種特性の低下を防ぐことができる。
【0012】また第3の手段によれば、スピンドルモー
タのプリント基板上に設けられる給電用パターンを、コ
ネクタ設置方向で、かつスピンドルモータの回転軸に対
して垂直平面内に配設することにより、給電用パターン
とコネクタとをつなぐ線材等が前記回転軸方向に出ない
ので、スピンドルモータの回転部分との接触をなくせ、
部品損傷の発生や回転精度の低下を防げる。
【0013】また第4の手段によれば、前記給電用パタ
ーンをスピンドルモータ固定用の複数のネジの間に配置
することで、給電用パターン配置のための空間を減少で
き、装置の小型化,省スペース化が図れる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0015】図1は本発明の一実施例の概略構成を示す
分解斜視図であり、装置の外装部は、図示しないディス
クカートリッジが挿入されるフロントベゼル1と、左右
の側面フレーム2,3と、背面フレーム4とで形成さ
れ、また前記外装部内には、ディスクカートリッジ内に
収納されている光学的情報記録媒体である光磁気ディス
ク(以下、ディスクという)を後述するスピンドルモータ
に設置するためのローディングユニット6と、ディスク
へ後述するように光束を出射するための光学部材が設置
された出射系及びディスクからの反射光によって情報検
出するための光学部材が設置された検出系を備えた光ピ
ックアップユニット7と、ディスクを回転駆動させるス
ピンドルモータユニット8と、前記光ピックアップユニ
ット7から出射された光束を絞って光スポットとしてデ
ィスクを照射させるための対物レンズLが搭載されたレ
ンズアクチュエータユニット9と、このレンズアクチュ
エータユニット9をディスク半径方向に移動させるリニ
アモータからなる一対のシークユニット10と、前記ロー
ディングユニット6上に載置されてディスクに磁界を印
加する磁気ヘッドユニット11とが設けられており、上記
の各ユニット6〜11は同一のハウジング12に支持あるい
は固定されている。
【0016】前記ハウジング12は、防振ゴム13を介して
前記側面フレーム2,3にネジ止めされており、さらに
ユニット各部を駆動させるために回路部が設けられてい
る。回路部には、電源供給とホスト側コンピュータに対
して信号の受け渡しをするためのコネクタ14が設置さ
れ、かつ側面フレーム2,3に固定される第1基板15
と、光ピックアップユニット7のハウジング12部分に固
定される第2基板16と、ハウジング12下部に固定される
第3基板17とからなる。
【0017】前記第1〜第3基板15〜17はプリント基板
であって、第1基板15は各部のコントローラ系回路を搭
載し、第2基板16は光ピックアップユニット7の出射
系,検出系の回路を搭載し、第3基板17はホームポジシ
ョンセンサ19,発光素子20,カートリッジ有無センサ2
1,ローディングスイッチ22,エジェクトスイッチ23,
モータ駆動回路コネクタ24,シークユニット駆動回路コ
ネクタ25,磁気ヘッド駆動回路コネクタ26等を搭載して
おり、第1基板15の第1ケーブル27は第2基板16に接続
(→)され、第2,第3ケーブル28,29は第3基板17
に接続(→,→)されている。
【0018】尚、図1中の30は前記フロントベゼル1の
カートリッジ挿入口1aを開閉するドアユニット、31は
フロントベゼル1に設けられたエジェクトボタン、32は
前記ローディングユニット6とハウジング12の一側に設
置されるシールド板である。
【0019】前記ハウジング12の略中央部は、移動光学
系保持部34であって前記レンズアクチュエータ9と図示
しない偏向プリズムを有する移動光学系であるキャリッ
ジ35と、キャリッジ35の移動のガイドをする一対のガイ
ド軸36と、キャリッジ35を電磁作用によって移動させる
一対の前記シークユニット10とが設置されている。
【0020】また前記移動光学系保持部34の隣りのハウ
ジング12側部はスピンドルモータユニット8を保持する
モータ保持部37であって、図2のハウジングとスピンド
ルモータユニットの関連を示す斜視図のように、スピン
ドルモータユニット8は、ターンテーブル40と、スピン
ドルモータを内蔵した回転駆動部41と、小径部42a及び
大径部42bとからなり、かつネジ挿入孔42cが形成された
保持基板である円形平面部42とを有している。一方、ハ
ウジング12のモータ保持部37には、前記回転駆動部41の
下部突起42dと嵌合する孔部43が形成され、さらに前記
円形平面部42に形成された3個の前記ネジ挿入孔42cに
対応する位置にメネジが形成された位置決め用の突出部
44が突設されている。
【0021】前記スピンドルモータユニット8は、円形
平面部42が突出部44に載置されて位置決めされた後、ネ
ジ45をネジ挿入孔42cへ挿入して突出部44のメネジに螺
入することでハウジング12に固定される。前記円形平面
部42の一部を小径部42aとしたのは、スピンドルモータ
ユニット8方向の前記キャリッジ35の移動を妨げること
なく、ハウジング12の小型化を図るためである。
【0022】さらに前記回転駆動部41の下部と円形平面
部42の上面とによって給電用プリント基板46が挟持され
るように固定されており、回転駆動部41に外部から給電
している。すなわち給電用プリント基板46の表面には回
転駆動部給電用パターン47が形成されており、この回転
駆動部給電用パターン47は、回転駆動部41のスピンドル
モータ回転軸41aに対して垂直平面内で、かつ図1に示
したモータ駆動回路コネクタ24が設置された第3基板17
と同方向にあるように設けられている。回転駆動部給電
用パターン47の複数の給電部にそれぞれ線材48(あるい
はフレキシブルケーブル)の一端が固着されており、各
線材48が他端がソケット49に設けられている。前記回転
駆動部給電用パターン47を給電用プリント基板46におけ
る前記ネジ45間に設けたため、省スペース化が図れ、さ
らにスピンドルモータユニット8近傍の構成部材をユニ
ット側部に近づけられるので小型化が図れる。本実施例
では前記給電用プリント基板46と回転駆動部給電用パタ
ーン47と線材48とソケット49とによってスピンドルモー
タ駆動用給電部材が構成されている。
【0023】図3は図1の光ピックアップユニット7の
光学系を示す斜視図であり、半導体レーザ(LD)50から
出射した光束Bを、カップリングレンズ(CL)51で平行
光にして、第1偏光プリズム(BS)52へ入射させる。こ
の第1BS52の第1面52aで反射された光束Bを、第1
BS52の第2面52bを通過させて、前記キャリッジ35に
入射し、キャリッジ35内の偏向プリズム(DP)53で反射
して対物レンズLに導く。対物レンズLにより光束を集
束させて、ディスクの記録面上に約1μmの光スポット
として照射させる。ディスクの記録面で反射された反射
光Rを、再び対物レンズLを通過させてDP53で反射し
て第1BS52に入射させる。この第1BS52の第2面52
bにおいて、検出系を構成する各種フォトダイオード方
向に反射光Rを集束光として反射する。
【0024】前記LD50近傍には、前記第1BS52の第
2面52bで反射された光束Bの一部を受光する半導体レ
ーザフォトダイオード(LD−PD)54を設け、LD50か
ら出射する光束Bを安定化させる制御信号を検出するよ
うにしている。前記LD50,CL51,第1BS52,LD
−PD54等により出射系が構成されている。
【0025】また第1BS52の第2面52bで反射された
反射光Rは、ナイフエッジプリズム(KEP)55で一部を
第2BS56側に反射させ、またKEP55で反射されない
反射光Rをフォーカシング信号検出用のフォトダイオー
ド(FO−PD)57に入射させる。このFO−PD57は、
受光面57aが分割(本実施例では4分割)されており、図
3のX方向の差信号を取ることによって対物レンズLと
ディスク間の距離信号(光スポットのフォーカシング信
号)が検出できる。前記KEP55で反射された反射光R
は、第2BS56で一部がさらに反射され、反射された反
射光Rを情報信号検出用のフォトダイオード(MO−P
D)58に入射させ、また第2BS56を透過した反射光R
をトラッキング信号検出用のフォトダイオード(TR−
PD)59に入射させる。TR−PD59も受光面が分割さ
れており、図3のZ方向の差信号を取ることによって対
物レンズLとディスク上の情報トラックとの位置誤差信
号(光スポットのトラッキング信号)が検出できる。
【0026】図4は前記LD50の固定構成を説明するた
めの斜視図であり、LD50はLDホルダ60に固定され、
このLDホルダ60にはXZ平面上に相対的に移動可能に
CLセルホルダ61が設けられ、CLセルホルダ61に前記
CL51が固定されている。前記LDホルダ60とCLセル
ホルダ61との位置調整によってCL51の光軸に対するL
D50から出射する前記光束Bの出射角を設定する。この
調整終了後にLDホルダ60とCLセルホルダ61とをネジ
止めする。CLセルホルダ61内でCL51は、光軸方向に
移動可能であって、CL51通過後の光束Bを平行光にす
るように調整され、調整後にネジ止めされる。
【0027】前記CLセルホルダ61は、図1,図2のハ
ウジング12の移動光学系保持部34の隣りに一体に形成さ
れた出射・検出系保持部62の取付側部62aに、LDホル
ダ60と同様にXZ平面上を相対的に移動可能に設けら
れ、対物レンズLへの光束Bの光軸と対物レンズLの光
軸とを一致させるように調整し、調整後にネジ止めされ
る。
【0028】また前記第1BS52と第2BS56は出射・
検出系保持部62の底部に装着され、KEP55は出射・検
出系保持部62内に配設された図5に示したようなKEP
ホルダ63に接着されている。このKEPホルダ63は、ハ
ウジング12に対してX方向(図3)に移動可能であって、
KEP55によって各フォトダイオード(PD)57,58,59
ヘ導かれる反射光Rの光量調整をし、調整後にハウジン
グ12下面からネジ止めされる。
【0029】さらに前記FO−PD57とTR−PD59と
は、図6のFO−PD57の固定構成を説明するための斜
視図のように、ハウジング12の出射・検出系保持部62の
側部62bにプリント基板64を介して位置調整後にネジ止
めされる。またMO−PD58も同様に出射・検出系保持
部62の側部に位置調整後に固定される。
【0030】前記ハウジング12の出射・検出系保持部62
には上述したように多数の光学部材が設置されており、
隣接する移動光学系保持部34内で発生する塵埃が流入し
てきて前記光学部材に付着すると光学部材の光学特性を
低下させて信号検出に影響を与えてしまう。そこで本実
施例では、図2に示したように、ハウジング12の移動光
学系保持部34と出射・検出系保持部62との間に隔壁65を
立設して前記塵埃の出射・検出系保持部62への流入を防
いでいる。隔壁65には、出射・検出系保持部62内に設け
られた光ピックアップユニット7の第1BS52と、移動
光学系保持部34内に設けられたキャリッジ35のDP53間
における光束の入出射を可能にするように通孔66を形成
する。
【0031】前記通孔66は、図2に示したように、ハウ
ジング12の出射・検出系保持部62の側壁に加工用孔67を
形成して加工手段を内部に挿入して穿設することが考え
られるが、通孔66を形成した後には、不要になった加工
用孔67を防塵のために充填材あるいは板材によって閉鎖
する必要がある。
【0032】次に第2基板16と第3基板17について説明
する。第2基板16は、前記光ピックアップユニット7の
出射系と検出系との回路の一部が構成されており、ハウ
ジング12の出射・検出系保持部62上に固定されて、光ピ
ックアップユニット7の各部と電気的に接続される。ま
た第3基板17は、図1及び図7の第3基板とハウジング
との関連を示す側面図に示したように、ハウジング12の
下面に設置されている。
【0033】図8はハウジングの底面図であり、図2に
も示したように、ハウジング12にはキャリッジ35を設置
するためのキャリッジ用窓部70が形成され、さらに図1
に示したシークユニット10のフレキシブルケーブル71へ
第3基板17のシークユニット駆動回路コネクタ25を介し
て外部より給電するためのフレキシブルケーブル給電窓
部72、及び第3基板17のモータ駆動回路コネクタ24部分
のスピンドルモータ給電窓部73と、磁気ヘッド駆動回路
コネクタ26部分の磁気ヘッド給電窓部74とが底部に形成
され、貫通窓であるフレキシブルケーブル給電窓部72に
は、シークユニット駆動回路コネクタ25がハウジング12
の底面側から入り込み、またスピンドルモータ給電窓部
73にはモータ駆動回路コネクタ24が入り込み、磁気ヘッ
ド給電窓部74には磁気ヘッド駆動回路コネクタ26が入り
込むようになっている。上記の各窓部70,72,73,74
は、ハウジング12の下面にネジ止めされる第3基板17に
よって塵埃がハウジング12内へ侵入しないように閉鎖さ
れる。ハウジング12の下面には複数(図では3箇所を示
した)の凸部75が突設され、各凸部75にメネジ75aが形成
されており、第3基板17に形成された孔部76に凸部75を
挿入した後に、図7に示したように凸部75をネジ止めし
ている。
【0034】ところで光ピックアップユニット7には上
述したように複数の調整箇所があり、μm単位の調整を
行う。この調整のため、あるいは調整後の組付けのため
に光ピックアップユニット7に基準を設けておく必要が
ある。本実施例では、ハウジング12の下面で光ピックア
ップユニット7の基準面をとっている。すなわちハウジ
ング12の3箇所の前記凸部75をZ方向(図2)の基準と
し、しかも凸部75にメネジ75aを形成して精度よくネジ
止めがなされるようにしている。
【0035】さらにハウジング12の下面に複数(図8で
は2箇所を示した)の貫通孔からなる位置決め用の凹部7
6を形成し、この部分に組付けられる部材に例えば円柱
ピンを凹部76に嵌合することにより、精度の高い調整,
組付けができる。ハウジング12の下面は、他部材に比較
的影響を与えない部分であるので、長い間隔で前記凸部
75及び凹部76が設けられるので、短い間隔のものより調
整,組付の精度を上げられる。
【0036】特に前記凸部75は、ハウジング12の下面に
設けられることで移動光学系保持部34及び出射・検出系
保持部62の加工上の基準面として使用できる。さらに凸
部75で組付基準と加工基準とを同一にすることができる
ので組付精度をより上げられる。
【0037】図9は第3基板17とハウジング12とを組付
けた状態のスピンドルモータユニット8部分の平面図で
あり、第3基板17がハウジング12にネジ止めされると、
貫通孔であるスピンドルモータ給電窓部73に図1に示し
たモータ駆動回路コネクタ24が位置し、このモータ駆動
回路コネクタ24にソケット49を嵌着することによって、
回転駆動部給電用パターン47に線材48を介して外部から
の給電が可能な状態になる。この状態で前記線材48は、
スピンドルモータ回転軸41aに対して垂直方向に延出す
ることになり、回転駆動部41に接触することがない。
【0038】また第3基板17のハウジング12の外側部に
スピンドルモータユニット8の駆動回路Cを設けてお
り、動作時の駆動回路Cの発熱によってハウジング12内
が昇温しないようにして、温度上昇による各部の特性低
下を防ぎ、検出信号のひずみ,オフセット等の発生を抑
制できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の手
段によれば、プリント基板のコネクタがハウジングの貫
通窓に挿入され、かつハウジングの底面がプリント基板
により閉鎖されるので、給電部分においてハウジング内
に塵埃が侵入することがなくなり、ハウジング内の光学
部品等に塵埃が付着して光学特性を低下させることがな
くなり、また第2の手段によれば、スピンドルモータの
駆動回路が発熱してもハウジング内の構成部材に影響せ
ず、温度上昇が原因する各種特性の低下を防げ、また第
3の手段によれば、給電用パターンとコネクタをつなぐ
線材等がスピンドルモータの回転軸方向に出ないように
できるので、線材等のスピンドルモータの回転部分との
接触をなくせ、部品損傷の発生や回転精度の低下を防
げ、また第4の手段によれば、前記給電用パターンをス
ピンドルモータ固定用ネジの間に配置することにより、
パターン配置のための空間を減少でき、また他部材をス
ピンドルモータに近接させることができて、小型化,省
スペース化が図れるため、スピンドルモータユニットへ
の給電が、小型化及び防塵が図れ、しかもモータ回転に
影響に与えない構成によって行える光学式情報記録再生
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学式情報記録再生装置の一実施例の
概略構成を示す分解斜視図である。
【図2】ハウジングとスピンドルモータユニットの関連
を示す斜視図である。
【図3】光ピックアップユニットの光学系を示す斜視図
である。
【図4】LDの固定構成を説明するための斜視図であ
る。
【図5】KEP部分の斜視図である。
【図6】FO−PDの固定構成を説明するための斜視図
である。
【図7】第3基板とハウジングとの関連を示す側面図で
ある。
【図8】ハウジングの底面図である。
【図9】第3基板とハウジングとを組付けた状態のスピ
ンドルモータユニット部分の平面図である。
【符号の説明】
8…スピンドルモータユニット、 12…ハウジング、
17…プリント基板、 24…モータ駆動回路コネクタ、
41…回転駆動部、 42…円形平面部(保持基板)、45…ネ
ジ、 46…給電用プリント基板、 47…回転駆動部給電
用パターン、 48…線材、 49…ソケット、 73…スピ
ンドルモータ給電窓部(貫通窓)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 武英 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的情報記録媒体を回転駆動させるス
    ピンドルモータユニットと、このスピンドルモータを支
    持するハウジングと、スピンドルモータ駆動用給電部材
    とを備えた光学式情報記録再生装置において、プリント
    基板に前記スピンドルモータ駆動用給電部材が連結され
    るコネクタを設け、このコネクタに対応する前記ハウジ
    ングに貫通窓を形成し、プリント基板をハウジングの底
    面に固定すると共に前記貫通孔にコネクタを挿入させ
    て、前記スピンドルモータ駆動用給電部材とコネクタと
    を連結したことを特徴とする光学式情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記スピンドルモータユニットの駆動回
    路を前記ハウジング外の前記プリント基板に設けたこと
    を特徴とする請求項1の光学式情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 光学的情報記録媒体を回転駆動させるス
    ピンドルモータユニットが、回転駆動部と給電用プリン
    ト基板と保持基台とで構成される光学式情報記録再生装
    置において、前記給電用プリント基板にコネクタと連結
    する回転駆動部給電用パターンを設け、この回転駆動部
    給電用パターンをスピンドルモータの回転軸に対して垂
    直平面内で、かつコネクタの設置方向に配設したことを
    特徴とする光学式情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記保持基板をハウジングに固定するた
    めの複数のネジ間に、前記回転駆動部給電用パターンを
    配置したことを特徴とする請求項3の光学式情報記録再
    生装置。
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