JPH0521501Y2 - - Google Patents

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JPH0521501Y2
JPH0521501Y2 JP6783587U JP6783587U JPH0521501Y2 JP H0521501 Y2 JPH0521501 Y2 JP H0521501Y2 JP 6783587 U JP6783587 U JP 6783587U JP 6783587 U JP6783587 U JP 6783587U JP H0521501 Y2 JPH0521501 Y2 JP H0521501Y2
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hole
pin
buckle
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connecting plate
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JP6783587U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、自動車のドアフレーム上部に定着さ
れたシヨルダベルトの回転式バツクル取付構造に
関するものである。
〈従来の技術〉 自動車の着座者の安全ベルトでシヨルダベルト
端のバツクルをドアフレーム上部に回転可能に取
付けた構造のものがある。
その構造は第4図及び第5図で示すように、ド
アフレーム1の上部にドアガラスGの面と直交す
る方向の取付座面2を設け、この取付座面2にア
ンカプレート3を上下2本のボルト4によつて締
め付け固定し、アンカプレート3に明けられた穴
5にピン8を挿通して、このピン8にシヨルダベ
ルト6端のバツクル7を回転可能に差し込んでピ
ン8端をカシメ止めした構造である。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記従来構造ではバツクル7はアンカープレー
ト3のピン8によつて回転可能な状態でカシメ止
めされているため、シヨルダベルト6の交換等で
バツクル7をアンカープレート3から取り外すと
きには、ピン8を切断する作業と、新規にピン8
をカシメ止めする作業を必要とする。また、バツ
クル7が360°回転するため、シヨルダベルトが捩
じれる不具合がある。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、上記従来の問題点を解決するために
なされたものであり、その特徴とする構成は、ド
アインナフレームの上部に固着したアンカプレー
トと、シヨルダベルト端のバツクルをピンによつ
て回転可能に枢着した連結プレートとからなり、
前記アンカプレートには大径穴の左右に小径穴が
連続しているダルマ穴が開設され、前記ピンは前
記ダルマ穴の小径穴に嵌入可能な径であり、ピン
の先端にはダルマ穴の大径穴への嵌通を許容しピ
ンの径よりも大径のフランジが設けられ、前記連
結プレートにはバツクルの回転範囲を規定するス
トツパと前記ダルマ穴の一方の小径穴と対応する
部位に設けたねじ穴とが備えられ、前記ピンをダ
ルマ穴の他方の小径穴に嵌入し、一方の小径穴よ
りビスを貫通して連結プレートのねじ穴に締め付
けたものである。
〈作用〉 上記の構成により、シヨルダベルト端のバツク
ルをアンカプレートより容易に脱着することがで
きると共に、バツクルの自由回転角を規制し、シ
ヨルダベルトの捩れを防止する。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を第1図乃至第3図に基づ
いて説明する。第1図及び第2図において、1は
ドアフレーム、10は前記ドアフレーム1の上部
に固着されたアンカプレートである。このアンカ
プレート10には中央に大径穴11と、この大径
穴11の左右に小径穴12a,12bが連続して
いるダルマ穴が開設されている。
14はシヨルダベルト(図略)端のバツクルで
ある。このバツクル14は連結プレート13にピ
ン15によつて回転可能に枢支されている。前記
ピン15は、その軸部の径を前記一方の小径穴1
2aに嵌入可能とし、ピン15の先端には前記大
径穴11の嵌通を許容する大径のフランジ16が
設けられている。また、バツクル14の先端には
係合用突起20が突設されている。
さらに、前記連結プレート13にはアンカプレ
ート10の他方の小径穴12bと対応する位置に
ねじ穴17が設けられ、また第3図で示すように
前記バツクル14の係合用突起20が当接してバ
ツクル14の回転角度を規制するストツパ19
a,19bが設けられている。
18はビスであり、アンカプレート10の他方
の小径穴12bを通し連結プレート13のねじ穴
17に螺合して連結プレート13をアンカプレー
ト10に締付け固定するものである。
上記の構成によると本考案は、ピン15のフラ
ンジ16をアンカプレート10の大径穴11より
貫通させ、ピン15の軸部を一方の小径穴12a
側に嵌入する。さらに、他方の小径穴12bより
ビス18を貫通し連結プレート13のねじ穴に螺
合して連結プレート13をアンカプレート10に
締付け固定する。これにより、ピン15の抜け方
向の移動をフランジ16がアンカプレート10の
面に係合して拘束し、連結プレート13はピン1
5とビス18によりアンカプレート10に固着さ
れる。このアンカプレート10に固着された連結
プレート13に対しバツクル14はピン15を中
心にして回転可能とするが、バツクル14の先端
に突設した係合用突起20が連結プレート13に
設けたストツパ19a,19bに当接し、バツク
ル14の回転角度をストツパ19a,19bによ
つて規制する。従つて、バツクル14は360°の回
転は行わない。
前記アンカプレート10に固着した連結プレー
ト13は、ビス18を取り外してピン15を大径
穴11に移動することによりアンカプレート10
から取り外すことができる。すなわち、連結プレ
ート13と一体のバツクル14はアンカプレート
10に対し必要に応じて着脱が容易に得られるの
である。
〈考案の効果〉 以上のように本考案によると、アンカープレー
トにダルマ穴を設け、シヨルダベルト端のバツク
ルを連結プレートにピンによつて回転可能に枢着
し、前記ピンを前記アンカープレートのダルマ穴
に抜け止め状態で結合すると共に、連結プレート
とアンカプレートとを1本のビスでビス止めした
構成であるから、バツクルは連結プレートを介し
てアンカープレートに対し容易に着脱すことがで
き、従来のように、シヨルダベルトの交換等でバ
ツクルをアンカープレートから取り外すときに
は、ピンを切断する作業と、新規にピンをカシメ
止めする作業を不要とする。
また、バツクルは係合用突起とストツパとによ
つて回転範囲が規制されているため従来のように
360°の回転によるシヨルダベルトの捩れを防止す
る等の効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の斜視図、第2図はバツクルを
アンカプレートとに装着する状態の斜視図、第3
図は本考案の構成部品の斜視図、第4図は従来構
造の分解斜視図、第5図は同取付状態の断面図で
ある。 1……ドアフレーム、10……アンカプレー
ト、11……大径穴、12a,12b……小径
穴、13……連結プレート、14……バツクル、
15……ピン、16……フランジ、17……ねじ
穴、18……ビス、19a,19b……ストツ
パ、20……係合用突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアインナフレームの上部に固着したアンカプ
    レートと、シヨルダベルト端のバツクルをピンに
    よつて回転可能に枢着した連結プレートとからな
    り、前記アンカプレートには大径穴の左右に小径
    穴が連続しているダルマ穴が開設され、前記ピン
    は前記ダルマ穴の小径穴に嵌入可能な径であり、
    ピンの先端にはダルマ穴の大径穴への嵌挿を許容
    しピンの径よりも大径のフランジが設けられ、前
    記連結プレートにはバツクルの回転範囲を規定す
    るストツパと前記ダルマ穴の一方の小径穴と対応
    する部位に設けたねじ穴とが備えられ、前記ピン
    をダルマ穴の他方の小径穴に嵌入し、一方の小径
    穴よりビスを貫通して連結プレートのねじ穴に締
    め付けたことを特徴とするシヨルダベルトの回転
    式バツクル取付構造。
JP6783587U 1987-05-08 1987-05-08 Expired - Lifetime JPH0521501Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6783587U JPH0521501Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08

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JP6783587U JPH0521501Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08

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Publication Number Publication Date
JPS63176855U JPS63176855U (ja) 1988-11-16
JPH0521501Y2 true JPH0521501Y2 (ja) 1993-06-02

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