JPH05210303A - 容器装置 - Google Patents

容器装置

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JPH05210303A
JPH05210303A JP4015855A JP1585592A JPH05210303A JP H05210303 A JPH05210303 A JP H05210303A JP 4015855 A JP4015855 A JP 4015855A JP 1585592 A JP1585592 A JP 1585592A JP H05210303 A JPH05210303 A JP H05210303A
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toner cartridge
toner
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opening
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JP4015855A
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Takashi Ishikawa
隆 石川
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はシ−ル部材を容器から剥がす時にシ−
ル部材に付着した容器内の被収容物による汚損を防止で
きる容器装置を提供することを目的とする。 【構成】被収容物を収容し被収容物を放出する開口部を
有するトナ−カ−トリッジ11と、一部分がトナ−カ−
トリッジの開口部を覆って貼り付けられた第一の無端帯
部材14と、第一の無端帯部材の外側に重ねて設けられ
た第二の無端帯部材18と、トナ−カ−トリッジの開口
部を覆っていない第一の無端帯部材の部分と第二の無端
帯部材の部分とを重ねて移動可能に挿通したカバ−部材
22と、カバ−部材の内部に位置する第一の無端帯部材
の部分とカバ−部材の内部に位置する第二の無端帯部材
の部分と間に挟まれてこれら両方の無端帯に共通に接続
された引き剥し部材20とを具備してなることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば電子写真記録装置
の現像装置に設けるトナ−カ−トリッジとして用いる容
器装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ装置、レ−ザプリ
ンタなどに使用される電子写真記録装置は、感光ドラム
の周囲にその回転方向に沿い帯電装置、露光装置、現像
装置、転写装置および定着装置を配設し、感光ドラムを
回転して帯電装置によりドラム表面を帯電し、次いで露
光装置によりドラム表面を露光して潜像を形成し、次い
で現像装置によりドラム表面にトナ−を供給して現像を
行なってトナ−像を形成し、次いで転写装置によりドラ
ム表面のトナ−像を記録紙に転写し、さらに定着装置に
より記録紙のトナ−像を定着して記録を行なうものであ
る。
【0003】この電子写真記録装置における現像装置
は、トナ−を溜めて感光ドラムの表面に供給する装置本
体を供え、トナ−の使用に伴い装置本体内のトナ−が減
少した場合には装置本体の内部にトナ−を補給してい
る。
【0004】現像装置の装置本体にトナ−を補給するた
めの方式として、トナ−を収容したトナ−カ−トリッジ
を装置本体に装填し、トナ−カ−トリッジからトナ−を
装置本体に補給して、装置本体の内部が空になった時に
は、トナ−カ−トリッジを装置本体から取り外して新し
いトナ−カ−トリッジを装置本体に装填するトナ−カ−
トリッジ交換方式がある。この方式によれば、トナ−カ
−トリッジからトナ−を装置本体の内部に直接補給する
ために、トナ−が外部に飛散することなくトナ−補給作
業を行なうことができ、トナ−飛散による汚損を防止で
きる利点がある。このトナ−カ−トリッジ交換方式に使
用する従来のトナ−カ−トリッジ装置について図8ない
し図10を参照して説明する。
【0005】図8および図10において1はトナ−カ−
トリッジで、このトナ−カ−トリッジ1は横長形のケ−
スをなすもので、その底面部に開口部2を形成してい
る。トナ−カ−トリッジ1を開口部2を上に向けた状態
にしてトナ−Tを開口部2からトナ−カ−トリッジ1の
内部に充填し、その後トナ−カ−トリッジ1の開口部2
にシ−ル部材3を配置してシ−ル部材3の周縁を開口部
の周縁に熱溶着などの方法により貼り付けて開口部2を
封止している。
【0006】シ−ル部材3はトナ−カ−トリッジ1の開
口部2の長さの2倍以上の長さを有するもので、開口部
2に貼り付けていない部分は開口部2の長さ方向に沿っ
て外側に折り返して重ねてある。
【0007】そして、トナ−カ−トリッジ1を現像装置
の装置本体4の上面部に設けた開口部に装填する。この
装填状態でシ−ル部材3の末端がトナ−カ−トリッジ1
と装置本体4との間から外部に出す。
【0008】トナ−カ−トリッジ1から装置本体4にト
ナ−Tを補給する場合には、図10(a)に示すように操
作者がトナ−カ−トリッジ1の外部に出ているシ−ル部
材3の末端を引いて、図10(b) 、(c) に示すようにト
ナ−カ−トリッジ1の開口部2に貼り付けられているシ
−ル部材3を順次剥がして開封して行く。
【0009】図10(d)に示すように開口部2の全体に
わたりシ−ル部材3を剥がし終えると、トナ−カ−トリ
ッジ1の内部に収容してあるトナ−Tが、トナ−カ−ト
リッジ1の開口部2から現像装置本体4の内部に落下す
る。トナ−カ−トリッジ1は現像装置本体4の開放部の
蓋として使用され、現像装置本体4の内部のトナ−Tが
不足して補給が必要となった時に古いトナ−カ−トリッ
ジ1を現像装置本体4から取り外して新しいトナ−カ−
トリッジ1と交換するしかし、この構成のトナ−カ−ト
リッジ装置には次ぎに述べる問題がある。
【0010】すなわち、トナ−カ−トリッジ1の開口部
2に貼り付けたシ−ル部材4の部分の内面は、トナ−カ
−トリッジ1の内部に面しているために、トナ−カ−ト
リッジ1に収容したトナ−Tが付着する。
【0011】このため、トナ−カ−トリッジ1の外部に
出ているシ−ル部材3の末端を引いて、トナ−カ−トリ
ッジ1の開口部2に貼り付けられてシ−ル部材3の部分
を順次剥がして開封して行く時に、トナ−カ−トリッジ
1の開口部を覆っていたシ−ル部材3の部分の内面はト
ナ−Tが付着した状態で下側を向いてトナ−カ−トリッ
ジ1から剥がれトナ−カ−トリッジ1と現像装置本体4
との間隙を移動してこの間隙から外部に引き出される。
【0012】このため、シ−ル部材3を引き剥がす時に
現像装置を設けた電子写真記録装置の内部にトナ−カ−
トリッジ1の開口部を覆っていたシ−ル部材3の部分に
付着していたトナ−Tが飛散落下して内部を汚損するこ
とがあり、また電子写真記録装置の外部で引き剥がした
シ−ル部材を処理する時にシ−ル部材3に付着したトナ
−Tが飛散落下して電子写真記録録装置の周囲を汚損
し、さらには作業者の衣服を汚すという問題がある、
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のトナ
−カ−トリッジ装置では、トナ−カ−トリッジを交換す
る場合にトナ−カ−トリッジを封止するシ−ル部材を剥
がす時および剥がしたシ−ル部材を処理する時に、シ−
ル部材に付着してきたトナ−が飛散落下して電子写真記
録録装置の内外部や作業者の衣服を汚損する問題があ
る。
【0014】本発明は前記事情に基づいてなされたもの
で、シ−ル部材を容器から剥がす時にシ−ル部材に付着
した容器内の被収容物による汚損を防止できる容器装置
を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の容器装置は、被収容物を収容し収容した被収
容物を放出する開口部を有する容器と、一部分が前記容
器の開口部を覆って該容器に貼り付けられた第一の無端
帯部材と、この第一の無端帯部材の外側に重ねて設けら
れた第二の無端帯部材と、前記容器の開口部より大なる
長さを有し且つ前記開口部を覆っていない前記第一の無
端帯部材の部分および前記第一の無端帯部材に重なった
前記第二の無端帯の部分とを重ねて移動可能に挿通した
筒形をなすカバ−部材と、この筒形カバ−部材の内部に
位置する前記第一の無端帯部材の部分と前記筒形カバ−
部材の内部に位置する前記第二の無端帯部材の部分と間
に挟まれてこれら両方の無端帯に共通に接続された引き
剥し部材とを具備してなることを特徴とするものであ
る。
【0016】
【作用】容器の開口部を開放するために、引き剥し部材
を引いて容器の開口部に貼り付けらている第一の無端帯
の部分を容器の開口部から引き剥がす。この引き剥し部
材の引き動作により第一の無端帯が回転しながら移動し
て、容器から引き剥がされた第一の無端帯部材の部分は
順次筒形カバ−部材の中に入って行き、代りにカバ−部
材の中にあった第一の無端帯部材の部分が順次筒形カバ
−部材の外に出て行く。
【0017】このように第一の無端帯部材が回転移動す
るときに、容器から剥がされて筒形カバ−部材の中に入
って行く第一の無端帯部材の部分が筒形カバ−部材の一
端を押して前進させ、筒形カバ−部材から外部へ出て行
く第一の無端帯部材の部分がカバ−部材の他端を押えて
前進を規制する。
【0018】従って、第一の無端帯部材を容器から引き
剥がす時に、第一の無端帯部材の引き剥がし速度と同じ
速度で移動させて筒形カバ−部材の飛び出しを押え、容
器から引き剥がし終えた第一の無端帯部材の部分を全て
筒形カバ−部材の中に入れることができ、第一の無端帯
部材に付着しているトナ−が外に飛散することがない。
【0019】そして、筒形カバ−部材の下面を筒形カバ
−部材が第二の無端帯を覆うので、第一の無端帯を引き
剥がして容器を開放し、容器からトナ−を放出する時
に、放出されたトナ−が筒形カバ−部材の下面に付着す
ることを防止できる。
【0020】すなわち、放出されたトナ−が第二の無端
帯の下面に付着する。引き剥し部材を筒形カバ−部材に
沿って引いて第一の無端帯部材を容器から引き剥がす
と、第二の無端帯も同様に回転して筒形カバ−部材の外
側に位置する部分が筒形カバ−部材の内部に入り、容器
内部に落ちて飛散したトナ−が付着した第二の無端帯の
部分を筒形カバ−部材に収容できる。これにより放出さ
れたトナ−が筒形カバ−部材の下面に付着して容器の内
外部や作業者を汚損することを防止できる。
【0021】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。本発明の容器装置を電子写真記録装置における現像
装置に使用するトナ−カ−トリッジに適用した一実施例
を図1ないし図4について説明する。トナ−カ−トリッ
ジ装置の構成を図1について説明する。
【0022】図中11はトナ−カ−トリッジで、図4お
よび図5にも示すようにこのトナ−カ−トリッジ11は
横長の四角い箱形をなすもので、下面部に長手方向に沿
った開口部12が形成され、この開口部12の周囲に鍔
13が形成されている。このトナ−カ−トリッジ11の
内部には現像装置に供給するトナ−Tが収容される。
【0023】14は第一の無端帯部材で、図1ないし図
3図に示すようにこの実施例では貼り付けシ−ト15と
シ−ト16とを組み合わせて構成してある。貼り付けシ
−ト15は、トナ−カ−トリッジ11の開口部12の長
さにトナ−カ−トリッジ1への貼り付け代を加えた長さ
と、開口部12の幅に貼り付け代を加えた幅を有する横
長のもので、合成樹脂のシ−トで形成されている。
【0024】シ−ル16は、トナ−カ−トリッジ11の
開口部12の長さに貼り付けシ−ト15への貼り付け代
を加えた長さと、貼り付けシ−ト15と同じ幅を有する
横長のもので、合成樹脂のシ−トで形成されている。貼
り付けシ−ト15とシ−ト16とは互いに重ねられ、シ
−ト16の両端が接着剤17により貼り付けシ−ト15
の一方の面に貼り付けられていて、貼り付けシ−ト15
とシ−ト16とが無端帯状に連結されて第一の無端帯部
材14が形成されている。
【0025】この第一の無端帯部材14の貼り付けシ−
ト15はトナ−カ−トリッジ11の下面部において開口
部12全体を覆って配置され、周縁がトナ−カ−トリッ
ジ11の鍔13に熱溶着などの方法により貼り付けられ
ている。
【0026】これにより貼り付けシ−ト15すなわち第
一の無端帯部材14の一部がトナ−カ−トリッジ11の
開口部12を封止して、トナ−カ−トリッジ11の内部
に収容したトナ−Tを封入している。第一の無端帯部材
14のシ−ト16はトナ−カ−トリッジ11に貼り付け
ずに、トナ−カ−トリッジ11に貼り付けた貼り付けシ
−ト15の外側に折り畳むようにして重ね合わせてい
る。
【0027】18は第二の無端帯部材で、図1ないし図
3図に示すように第一の無端帯部材14の貼り付けシ−
ト15およびシ−ト16を組合せた長さおよびこれらシ
−ト15,16の幅と同じ幅を有する合成樹脂の帯状シ
−トを、そのの中間を境界にして二つ折りして両端を組
合せて接着剤19で接着して無端帯として形成されてい
る。ここで、第二の無端帯部材18は第一の外側に同じ
向きで重ねて配置されている。
【0028】20は引き剥し部材で、図1ないし図3図
に示すようにトナ−カ−トリッジ11の長さに使用者が
手で摘むための末端の長さを加えた長さと、第一の無端
帯部材14のシ−ト16と同じ幅を有する横長のもの
で、合成樹脂のシ−トで形成されている。
【0029】引き剥し部材20は第一の無端帯部材14
のシ−ト16と、このシ−ト16に向き合う第二の無端
帯部材18の部分との間に位置してこれらシ−トと同じ
向きで配置されている。そして、引き剥し部材20は一
端が例えば第一の無端帯部材14の貼り付けシ−ト15
の一端に一体に連結して形成され、他端は第一の無端帯
部材14と第二の無端帯部材18の間から摘み片として
外側に延出している。これにより引き剥し部材20は第
一の無端帯部材14および第二の無端帯18に共通に接
続されている。
【0030】22は筒形カバ−部材で、図1ないし図3
図に示すようにこの筒形カバ−部材22は両端を開放し
た封筒形をなすもので合成樹脂で形成されている。すな
わち、この筒形カバ−部材22は筒形をなすものであ
り、トナ−カ−トリッジ11の開口部12の長さに第一
の無端帯部材14の貼り付け代を加えた長さと第一の無
端帯部材14の幅より大なる幅を有している。
【0031】筒形カバ−部材22はトナ−カ−トリッジ
11の下側に長手方向に沿って配置され、トナ−カ−ト
リッジ11に貼り付けていない第一の無端帯部材14の
シ−ト15、このシ−ト15に対面する第二の無端帯部
材18の部分および引き剥し部材20が夫々重なった状
態で移動自在に挿通してある。これにより筒形カバ−部
材2の両方の側面部は第一の無端帯部材14および第二
の無端帯18に寄り覆われる。
【0032】そして、第一の無端帯部材14の両方の端
部、第二の無端帯部材18の両方の端部および引き剥し
部材20の両方の端部は、筒形カバ−部材22の両方の
開放端から外側に突出している。引き剥し部材20の他
端は摘み片として筒形カバ−部材22の他端から外側に
突出している。
【0033】この実施例では無端帯状シ−ル部材14、
第二の無端帯部材18および引き剥し部材20とを前述
した構成で形成しているが、これは一体の材料で無端帯
状シ−ル部材を形成すること、および引き剥し部材20
を無端帯部材に連結することが機械を用いて自動的に製
造することが困難であることから、その製造を容易にす
るために採用している。
【0034】このように構成したトナ−カ−トリッジ装
置を現像装置の装置本体に装填し、トナ−カ−トリッジ
装置から現像装置本体にトナ−Tを補給する場合を図
2、図6および図7について説明する。
【0035】図2および図6に示すように現像装置の現
像装置本体23はトナ−Tを溜めるタンク形をなすもの
で、上面部にトナ−カ−トリッジ11の開口部12に対
応した大きさの横長の開口部24が形成され、この開口
部24の両側には長手方向に沿いレ−ル25、25が形
成されている。
【0036】図6に示すようにトナ−カ−トリッジ11
を開口部12を下側にした状態にして鍔13を現像装置
本体23の開口部に形成したレ−ル25、25に係合
し、トナ−カ−トリッジ11を現像装置本体23の開口
部24上に載せてその一端から他端に向けて移動させ、
トナ−カ−トリッジ11の開口部12と現像装置本体2
3の開口部24とを一致させてトナ−カ−トリッジ11
を現像装置本体23に装填する。
【0037】図2はトナ−カ−トリッジ11を現像装置
本体23に装填した状態を示している。この装填状態
で、トナ−カ−トリッジ11に収容したトナ−Tはトナ
−カ−トリッジ11の開口部12に貼り付けた第一の無
端帯部材14の貼り付けシ−ト15に阻止されて開口部
12から放出されることがない。
【0038】トナ−カ−トリッジ11に貼り付けていな
い第一の無端帯部材14のシ−ト16、第二の無端帯部
材18、引き剥し部材20および筒形カバ−部材22は
トナ−カ−トリッジ11の鍔13と現像装置本体20の
開口部21の周縁に形成された鍔26との間に挟まれて
水平に保持される。
【0039】筒形カバ−部材22の外部に位置する第二
の無端帯部材18の部分は現像装置本体23の開口部2
4からその内部に面している。筒形カバ−部材22から
突出した引き剥し部材20の端末はトナ−カ−トリッジ
11の鍔13の一端と現像装置本体23の鍔26一端と
の間に形成される隙間から外部に突出する。次に、トナ
−カ−トリッジ装置から第一の無端帯部材14を剥がし
てトナ−Tを現像装置本体23に補給する場合について
図7を参照して説明する。
【0040】まず、図2に示すようにトナ−カ−トリッ
ジ11に貼り付けていない第一の無端帯部材14のシ−
ト16、第二の無端帯部材18、引き剥し部材20およ
び筒形カバ−部材22がトナ−カ−トリッジ11の鍔1
3と現像装置本体23の鍔26との間に挟まれて水平に
保持されている。
【0041】図7(a)に示すように操作者がトナ−カ−
トリッジ11の鍔13と現像装置本体23の鍔26との
間の隙間から外部に突出する引き剥し部材20の末端を
手で摘んで外側に向けて引く。
【0042】図7(b)に示すように筒形カバ−部材22
の内部にあった第一の無端帯部材14のシ−ト16が現
像装置本体23の外部に向けて筒形カバ−部材22の内
部を通って引き剥し方向(引き剥し部材19の引き出し
方向)に向けて順次移動する。筒形カバ−部材22の内
部を通過したシ−ト16は筒形カバ−部材22の引き剥
し方向に対して前側の開口端から外部に出て筒形カバ−
部材22の上側に移動する。
【0043】また、トナ−カ−トリッジ11の鍔13に
貼り付けられていた貼り付けシ−ト15が鍔13から順
次剥がれて筒形カバ−部材22における引き剥し方向に
対して後側の開口端から内部に侵入して引き剥がし方向
に移動して行く。トナ−カ−トリッジ11に貼り付けら
れていたシ−ル部材14の部分はトナ−カ−トリッジ1
1の内部に収容してあるトナ−Tが付着しているが、こ
のトナ−Tが付着した第一の無端帯部材14の部分がカ
バ−部材15に内部に収容される。
【0044】また、筒形カバ−部材22の内部にあった
第二の無端帯部材18の部分が現像装置本体23の外部
に向けて筒形カバ−部材22の内部を通って引き剥し方
向(引き剥し部材20の引き出し方向)に向けて順次移
動する。筒形カバ−部材22の内部を通過した第二の無
端帯部材18の部分は筒形カバ−部材22の引き剥し方
向に対して前側の開口端から外部に出て筒形カバ−部材
22の下側に移動する。
【0045】また、筒形カバ−部材22の外部に位置し
て現像装置本体23の内部に面していた第二の無端帯部
材18の部分は順次移動して剥がれて筒形カバ−部材2
2における引き剥し方向に対して後側の開口端から内部
に侵入して引き剥がし方向に移動して行く。
【0046】この第一の無端帯部材14および第二の無
端帯部材18が回転移動する過程で、筒形カバ−部材2
2の引き剥し方向後側の開口端の外側に位置する第一の
無端帯部材14および第二の無端帯部材18の端部(引
き剥し方向後側端)が、筒形カバ−部材22の引き剥し
方向後側の開口縁に当って押しながら引き剥し方向に移
動する。
【0047】これにより筒形カバ−部材22は第一の無
端帯部材14および第二の無端帯部材18により後側か
ら押されて引き剥し方向前側に向けて移動し、現像装置
本体23の鍔26とトナ−カ−トリッジ11の鍔13と
の間の隙間から現像装置本体23の外部に引き出されて
いく。
【0048】また、第一の無端帯部材14および第二の
無端帯部材18が回転移動する過程で、筒形カバ−部材
22の引き剥し方向前側の開口縁が、この筒形カバ−部
材22の前側開口端の外側に位置する第一の無端帯部材
14および第二の無端帯部材18の端部(引き剥し方向
前側端)に当り、これにより第一の無端帯部材14およ
び第二の無端帯部材18の引き剥し方向前側端が筒形カ
バ−部材22の引き剥し方向前側端を押えながら引き剥
し方向に移動する。
【0049】これにより筒形カバ−部材22は第一の無
端帯部材14および第二の無端帯部材18により移動を
規制するように前側から押さえられて引き剥し方向前側
に向けて移動しトナ−カ−トリッジ11の外側に出て行
く。
【0050】このようにして引き剥し部材20で第一の
無端帯部材14および第二の無端帯部材18をトナ−カ
−トリッジの開口部12から引き剥がす時に筒形カバ−
部材22が第一の無端帯部材14および第二の無端帯部
材18に押えらながら移動するので、筒形カバ−部材2
2が無端帯部材19につられて先に出ることがなく第一
の無端帯部材14および第二の無端帯部材18と同じ速
度で引き剥がし方向に移動する。
【0051】このように引き剥し部材20を引くと、第
一の無端帯部材14および第二の無端帯部材18が回転
しながら引き剥し方向前側に向けてトナ−カ−トリッジ
11の外側に向けて移動し、第一の無端帯部材14の貼
り付けシ−ト15がトナ−カ−トリッジ11の開口部1
2から順次剥がれて開口部12を開放して行く。
【0052】シ−ル部材15がトナ−カ−トリッジ11
から剥されていくにつれてトナ−カ−トリッジ11の開
口部12が長さ方向に沿って順次開放されていき、トナ
−カ−トリッジ11の内部に収容してあるトナ−Tが放
出されて現像装置本体23の内部に落下する。
【0053】そして、図7(b)に示すように第一の無端
帯部材14、第二の無端帯部材18および筒形カバ−部
材22がトナ−カ−トリッジ11の長さに相当する距離
を引き剥し方向に移動すると、第一の無端帯部材14の
貼り付けシ−ト15全体はトナ−カ−トリッジ11から
剥がれてカバ−部材22の内部に収容される。
【0054】また、第二の無端帯部材18の現像装置本
体23に面していた部分全体は現像装置本体23から外
れてカバ−部材22の内部に収容される。この動作と同
時に、第一の無端帯部材14の他端と第二の無端帯部材
18の他端と筒形カバ−部材22の他端とが揃って筒形
カバ−部材22全体が現像装置本体23の鍔26とトナ
−カ−トリッジ11の鍔13との間から外部に引き出さ
れる。
【0055】このように筒形カバ−部材22がトナ−カ
−トリッジ11の外部に引き出された時に、第一の無端
帯部材14においてトナ−Tが付着した貼り付けシ−ト
15の全体が筒形カバ−部材22の内部に収容されて隠
され、貼り付けシ−ト15に付着したトナ−Tが第一の
無端帯部材14から飛散落下することがない。
【0056】このため、シ−ル部材14をトナ−カ−ト
リッジ11から引き剥がす時に、第一の無端帯部材14
に付着したトナ−Tが現像装置を設けた電子写真記録装
置の内部に落下して装置内部を汚損することがない。
【0057】すなわち、筒形カバ−部材22がトナ−カ
−トリッジ11の外部に引き出された時に、第一の無端
帯部材14においてトナ−Tが付着した貼り付けシ−ト
15の全体が筒形カバ−部材22の内部に収容されて隠
されない場合には、筒形カバ−部材22から出ている貼
り付けシ−ト15に付着しているトナ−Tが現像装置を
設けた電子写真記録装置の内部に落下して装置内部を汚
損することがある。
【0058】一方、第一の無端帯部材14がトナ−カ−
トリッジ11から剥がれてトナ−カ−トリッジ11から
トナ−Tが現像装置本体23の内部に放出されると、図
7(a) に示すように放出されたトナ−Tが飛散して、筒
形カバ−部材22の下面を覆っている第二の無端帯部材
18の下面が付着する。すなわち、第二の無端帯部材1
8の下面は筒形カバ−部材22の下面を覆って、飛散し
たトナ−Tが付着しないようにしている。
【0059】そして、引き剥し部材20により第一の無
端帯部材14をトナ−カ−トリッジ11から引き剥がす
時に、筒形カバ−部材22の下面を覆っている第二の無
端帯部材18の部分が第一の無端帯部材14とともに回
転移動して筒形カバ−部材22の内部に侵入する。
【0060】すなわち、トナ−Tが付着した第二の無端
帯部材18の部分が回転移動して筒形カバ−部材22の
内部に侵入する。筒形カバ−部材22が現像装置本体2
3から離れ、第二の無端帯部材18の前記部分の全体が
筒形カバ−部材22の内部に納まることにより、トナ−
Tが付着した第二の無端帯部材18の部分を筒形カバ−
部材22で隠すことができる。また、筒形カバ−部材2
2の下面にトナ−Tが付着することを防止できる。
【0061】これにより放出されたトナ−Tが筒形カバ
−部材22の下面に付着してトナ−カ−トリッジ11の
内外や作業者を汚損することを防止できる。これにより
放出されたトナ−が筒形カバ−部材の下面に付着して容
器の内外や作業者を汚損することを防止できる。
【0062】なお、第一の無端帯部材14、第二の無端
帯部18、筒形カバ−部材22および引き剥し部材20
は前述した実施例の構成に限定されず、種々変形して実
施することができる。
【0063】例えば、第一の無端帯部材14を一体の部
材で無端帯に形成しても良い。引き剥し部材20は第一
の無端帯部材14に適宜な手段で接続しても良く、ある
いは第二の無端帯部材18に一体に形成または適宜な手
段で接続連結するようにしても良い。
【0064】本発明は電子写真記録装置の現像装置に設
けるトナ−カ−トリッジ装置を対象することに限定され
ず、容器内部に粉体や粘液状物を収容してシ−ル部材で
容器の開口部を封止する容器装置に広く適用することが
でき、容器に収容した物による汚損を防止する上で効果
がある。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明の容器装置に
よれば、容器の開口部を封止している第一の無端帯部材
を容器から剥がして被収容物を放出する時に、第一の無
端帯部材が容器から順次引き剥されながら回転移動して
筒形カバ−部材の内部に進入して行くことにより第一の
無端帯部材カバ−部材の内部に収容して隠すことがで
き、さらに第一の無端帯部材および第二の無端帯部材が
回転移動しながら筒形カバ−部材の飛び出しを押さえつ
つ第一の無端帯部材および第二の無端帯部材の移動速度
と同じ速度で移動移動させるために、筒形カバ−部材を
容器から外部に引き出した時に、被収容物が付着した第
一の無端帯部材の部分が全てカバ−部材の内部に収容さ
れてカバ−部材の外部に残ることがなく、第一の無端帯
部材に付着した被収容物が飛散落下することを防止でき
る。
【0066】また、第一の無端帯を引き剥がして容器を
開放し、容器から被収容物を放出する時に、放出された
被収容物が筒形カバ−部材を覆っている第二の無端帯部
材に付着し、放出された被収容物が付着している第二の
無端帯部材の部分が回転移動して筒形カバ−部材の内部
に進入して行き隠すことができる。これにより放出され
た被収容物が筒形カバ−部材の下面に付着して容器の内
外や作業者を汚損することを防止できる。
【0067】従って、無端帯状シ−ル部材を剥がす時お
よび剥がした無端帯状シ−ル部材を処理する時に、被収
容物がシ−ル部材から飛散落下することによる汚損事故
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の容器装置を現像装置用トナ−カ−トリ
ッジ装置に適用した一実施例におけるトナ−カ−トリッ
ジ装置を示す斜視図。
【図2】同実施例のトナ−カ−トリッジ装置を現像装置
本体に装填した状態を示す断面図。
【図3】同実施例の無端帯状部材および引き剥し部材を
示す図。
【図4】同実施例のトナ−カ−トリッジを示す斜視図。
【図5】同実施例のトナ−カ−トリッジを示す斜視図。
【図6】同実施例のトナ−カ−トリッジ装置を現像装置
本体に装填する動作を示す図。
【図7】同実施例のトナ−カ−トリッジ装置のシ−ル部
材を剥がす動作の過程を示す説明図。
【図8】従来例におけるトナ−カ−トリッジ装置を示す
斜視図。
【図9】従来例におけるトナ−カ−トリッジ装置を現像
装置本体に装填した状態を示す断面図。
【図10】従来例におけるトナ−カ−トリッジ装置のシ
−ル部材を剥がす動作の過程を示す説明図。
【符号の説明】 11…トナ−カ−トリッジ、14…第一の無端帯部材、
18…第二の無端帯部材、20…引き剥し部材、22…
筒形カバ−部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被収容物を収容し収容した被収容物を放
    出する開口部を有する容器と、一部分が前記容器の開口
    部を覆って該容器に貼り付けられた第一の無端帯部材
    と、この第一の無端帯部材の外側に重ねて設けられた第
    二の無端帯部材と、前記容器の開口部より大なる長さを
    有し且つ前記開口部を覆っていない前記第一の無端帯部
    材の部分および前記第一の無端帯部材に重なった前記第
    二の無端帯部材の部分とを重ねて移動可能に挿通した筒
    形をなすカバ−部材と、この筒形カバ−部材の内部に位
    置する前記第一の無端帯部材の部分と前記筒形カバ−部
    材の内部に位置する前記第二の無端帯部材の部分と間に
    挟まれてこれら両方の無端帯に共通に接続された引き剥
    し部材とを具備してなることを特徴とする容器装置。
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