JPH05208731A - コンテナ内の荷役装置 - Google Patents
コンテナ内の荷役装置Info
- Publication number
- JPH05208731A JPH05208731A JP1612892A JP1612892A JPH05208731A JP H05208731 A JPH05208731 A JP H05208731A JP 1612892 A JP1612892 A JP 1612892A JP 1612892 A JP1612892 A JP 1612892A JP H05208731 A JPH05208731 A JP H05208731A
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- Japan
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- conveyor
- slide table
- container
- load
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンテナ内の荷降ろしを人手を最小にして自
動化したものである。 【構成】 上下スライドテーブル５ａ、左右スライドテ
ーブル７、前後スライドテーブル９、掴み部１０、コン
ベア上下スライドテーブル５ｂ、搬送部１１をそれぞれ
有する移動支持フレームをコンテナ３内にて走行可能と
し、搬送部１１につながるコンベア部に延長コンベア１
３を更に備え、荷１６を各スライドテーブルの位置合せ
と真空吸着パッド１０ａの操作によって搬送部１１に引
き出し、コンベア上を移動させたものである。
動化したものである。 【構成】 上下スライドテーブル５ａ、左右スライドテ
ーブル７、前後スライドテーブル９、掴み部１０、コン
ベア上下スライドテーブル５ｂ、搬送部１１をそれぞれ
有する移動支持フレームをコンテナ３内にて走行可能と
し、搬送部１１につながるコンベア部に延長コンベア１
３を更に備え、荷１６を各スライドテーブルの位置合せ
と真空吸着パッド１０ａの操作によって搬送部１１に引
き出し、コンベア上を移動させたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンテナ内の荷役装
置、特に荷おろし装置に関する。
置、特に荷おろし装置に関する。
【０００２】
【従来の技術とその課題】近年、輸送費や包装費の低
減、輸送期間の短縮、荷痛みの防止等の点からコンテナ
輸送が増加している。しかし、コンテナは箱型で、ほと
んどのコンテナは、出入口が後端１ケ所であるため、ク
レーン等が使用できない。しかも積載効率を高くしたり
荷崩れ防止のため、荷はパレットに乗っていないバラ積
み状態で、隙間なく積んである。このため、荷の移送運
搬には、コンベヤやフォークリフト等が使用できるが、
荷の取り崩しは手作業に頼っている。
減、輸送期間の短縮、荷痛みの防止等の点からコンテナ
輸送が増加している。しかし、コンテナは箱型で、ほと
んどのコンテナは、出入口が後端１ケ所であるため、ク
レーン等が使用できない。しかも積載効率を高くしたり
荷崩れ防止のため、荷はパレットに乗っていないバラ積
み状態で、隙間なく積んである。このため、荷の移送運
搬には、コンベヤやフォークリフト等が使用できるが、
荷の取り崩しは手作業に頼っている。
【０００３】コンテナの荷降ろし作業は（１）コンテナ
内の荷を取り崩す（２）荷をコンテナ外へ移送運搬する
（３）パレットへ積み付ける、という動作が必要とな
る。従来の荷役装置においては、このすべての作業をこ
なせるものはなく、コンテナ外への移送やパレットへの
積み付けは可能であるとしても、取り崩しなど必ずどこ
かで人手に頼る作業が存在する。しかも、この人手作業
は荷を持つという重作業であり、作業安全上好ましくな
い。特に近年の作業者の高齢化にともない、腰痛対策か
ら腰を痛める作業、つまり荷を持つという動作をなくし
た荷役装置が必要である。従来この条件に会うものとし
てクレーンがあるが、コンテナには取付困難また作業ス
ピードが遅いといった欠点がありコンテナには使用され
ていない。
内の荷を取り崩す（２）荷をコンテナ外へ移送運搬する
（３）パレットへ積み付ける、という動作が必要とな
る。従来の荷役装置においては、このすべての作業をこ
なせるものはなく、コンテナ外への移送やパレットへの
積み付けは可能であるとしても、取り崩しなど必ずどこ
かで人手に頼る作業が存在する。しかも、この人手作業
は荷を持つという重作業であり、作業安全上好ましくな
い。特に近年の作業者の高齢化にともない、腰痛対策か
ら腰を痛める作業、つまり荷を持つという動作をなくし
た荷役装置が必要である。従来この条件に会うものとし
てクレーンがあるが、コンテナには取付困難また作業ス
ピードが遅いといった欠点がありコンテナには使用され
ていない。
【０００４】本発明は、荷を持つ作業をなくししかも迅
速な作業が可能であり、コンテナの改造なしにパレット
なしで隙間なく積み込まれた荷の荷降ろしが可能なコン
テナ内の荷役装置の提供を目的とする。
速な作業が可能であり、コンテナの改造なしにパレット
なしで隙間なく積み込まれた荷の荷降ろしが可能なコン
テナ内の荷役装置の提供を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明は、複数の走行車輪を有する移動支持フレームと、
この移動支持フレームの前端にあって上下ガイドレール
に対して、上下にスライド移動するアーム用スライドテ
ーブル、左右にスライド移動する左右スライドテーブ
ル、及び前後スライド移動する前後スライドテーブル
と、この前後スライドテーブルに取付けられた掴み部
と、上記アーム用スライドテーブルの下方にあって上下
ガイドレールに対して上下にスライド移動するコンベア
スライドテーブルと、このコンベアスライドテーブルに
対して左右方向に取付けた搬送部と、上記各スライドテ
ーブル及び走行車輪を駆動し保持する制御手段と、上記
搬送部につながるコンベア部として構成される、上記搬
送部に取付けられる先端部と、上記移動支持フレーム後
端に取付けた後端部と、上記先端部に先端が上記後端部
に後端が回動可能かつ伸縮可能に連結された中間部と、
上記移動支持フレームに連結され上記コンベア部につな
げられた車輪を有し継ぎ足し可能な延長コンベアと、を
有することを特徴とする。
発明は、複数の走行車輪を有する移動支持フレームと、
この移動支持フレームの前端にあって上下ガイドレール
に対して、上下にスライド移動するアーム用スライドテ
ーブル、左右にスライド移動する左右スライドテーブ
ル、及び前後スライド移動する前後スライドテーブル
と、この前後スライドテーブルに取付けられた掴み部
と、上記アーム用スライドテーブルの下方にあって上下
ガイドレールに対して上下にスライド移動するコンベア
スライドテーブルと、このコンベアスライドテーブルに
対して左右方向に取付けた搬送部と、上記各スライドテ
ーブル及び走行車輪を駆動し保持する制御手段と、上記
搬送部につながるコンベア部として構成される、上記搬
送部に取付けられる先端部と、上記移動支持フレーム後
端に取付けた後端部と、上記先端部に先端が上記後端部
に後端が回動可能かつ伸縮可能に連結された中間部と、
上記移動支持フレームに連結され上記コンベア部につな
げられた車輪を有し継ぎ足し可能な延長コンベアと、を
有することを特徴とする。
【０００６】
【作用】制御手段による移動支持フレームの走行、各ス
ライドテーブルの駆動、ならびにコンベアのつぎ足しに
より、パレットなしで隙間なく積み込まれた荷に対し、
荷出し作業を機械化できる。
ライドテーブルの駆動、ならびにコンベアのつぎ足しに
より、パレットなしで隙間なく積み込まれた荷に対し、
荷出し作業を機械化できる。
【０００７】
【実施例】ここで、図１ないし図７を参照して本発明の
実施例を説明する。図１は本実施例の荷役装置の全体側
面である。荷役装置の中心部分は、コンテナ１内に入り
込む移動支持フレーム３であり、走行用及び荷重支持用
の複数の車輪２を有して走行可能となっている。このた
め、移動支持フレーム３はコンテナ１の後端開口部から
コンテナ１の最奥部までの移動ができる。この移動支持
フレーム３の前部には、上下方向に長くコンテナ１の扉
開口部の高さよりわずかに低い上下ガイドレール４が植
立される。
実施例を説明する。図１は本実施例の荷役装置の全体側
面である。荷役装置の中心部分は、コンテナ１内に入り
込む移動支持フレーム３であり、走行用及び荷重支持用
の複数の車輪２を有して走行可能となっている。このた
め、移動支持フレーム３はコンテナ１の後端開口部から
コンテナ１の最奥部までの移動ができる。この移動支持
フレーム３の前部には、上下方向に長くコンテナ１の扉
開口部の高さよりわずかに低い上下ガイドレール４が植
立される。
【０００８】この上下ガイドレール４には、このガイド
レール上をボールネジ式モータの駆動にてスライド移動
するアーム用スライドテーブル５ａと、コンベア用上下
スライドテーブル５ｂとが取付けられる。アーム用スラ
イドテーブル５ａには、図１を平面から見た図２にても
示す如く、コンテナ１の扉開口部幅よりわずかに短い左
右方向に長い左右ガイドレール６が取付けられ、この左
右ガイドレール６上には左右スライドテーブル７がボー
ルネジ式モータの駆動にてスライド移動できるように設
置される。更に、左右スライドテーブル７には、前後方
向に長く前後ガイドレール８が取り付けられ、このガイ
ドレール８上には前後スライドテーブル９がボールネジ
式モータの駆動にてスライド移動できるように取付けら
れる。また、前後スライドテーブル９には荷１６を把持
する掴み部１０が取付けられる。この結果掴み部１０
は、上下、左右、前後に移動可能である。この掴み部１
０は、荷１６を真空吸着によって把握する装置で、荷１
６を吸着する真空吸着パッド１０ａと、真空状態をＯＮ
・ＯＦＦする電磁弁１０ｂからなる（図１、２、３参
照）。真空吸着の真空源は、移動支持フレーム３の後端
に取り付けられた真空ポンプ１０ｃで、配管１０ｄ（図
３）により真空吸着パッド１０ａとつながっており、真
空吸着パッド１０ａ内に真空状態を作り出す。
レール上をボールネジ式モータの駆動にてスライド移動
するアーム用スライドテーブル５ａと、コンベア用上下
スライドテーブル５ｂとが取付けられる。アーム用スラ
イドテーブル５ａには、図１を平面から見た図２にても
示す如く、コンテナ１の扉開口部幅よりわずかに短い左
右方向に長い左右ガイドレール６が取付けられ、この左
右ガイドレール６上には左右スライドテーブル７がボー
ルネジ式モータの駆動にてスライド移動できるように設
置される。更に、左右スライドテーブル７には、前後方
向に長く前後ガイドレール８が取り付けられ、このガイ
ドレール８上には前後スライドテーブル９がボールネジ
式モータの駆動にてスライド移動できるように取付けら
れる。また、前後スライドテーブル９には荷１６を把持
する掴み部１０が取付けられる。この結果掴み部１０
は、上下、左右、前後に移動可能である。この掴み部１
０は、荷１６を真空吸着によって把握する装置で、荷１
６を吸着する真空吸着パッド１０ａと、真空状態をＯＮ
・ＯＦＦする電磁弁１０ｂからなる（図１、２、３参
照）。真空吸着の真空源は、移動支持フレーム３の後端
に取り付けられた真空ポンプ１０ｃで、配管１０ｄ（図
３）により真空吸着パッド１０ａとつながっており、真
空吸着パッド１０ａ内に真空状態を作り出す。
【０００９】一方、上下ガイドレール４上をスライド移
動するようにアーム用上下スライドテーブル５ａの下方
にはコンベア用上下スライドテーブル５ｂが設置され
る。このコンベア用上下スライドテーブル５ｂには、左
右方向に（図２参照）荷１６を搬送する搬送部１１が取
付けられている。この搬送部はローラコンベア１１ａ
（図５参照）からなり、左右方向に荷１６を搬送する。
動するようにアーム用上下スライドテーブル５ａの下方
にはコンベア用上下スライドテーブル５ｂが設置され
る。このコンベア用上下スライドテーブル５ｂには、左
右方向に（図２参照）荷１６を搬送する搬送部１１が取
付けられている。この搬送部はローラコンベア１１ａ
（図５参照）からなり、左右方向に荷１６を搬送する。
【００１０】搬送部１１の荷流れ先には、コンベア部１
２が設置されている。このコンベア部１２には、コンベ
ア先端部１２ａ、コンベア中間部１２ｂ、コンベア後端
部１２ｃからなる。コンベア先端部１２ａは、前述の搬
送部１１に取付けられ、コンベア後端部１２ｃは移動支
持フレーム３に取付けられている。また、コンベア中間
部１２ｂは、先端がコンベア先端部１２ａと後端がコン
ベア後端部１２ｃにピンジョイント１２ｄ（図３参照）
によって連絡され、ピンジョイント１２ｄを中心に上下
に回動可能となっており、更に前後方向に伸縮が可能と
なっている。このため、図３、図６に示す如くコンベア
中間部１２ｂの回転、伸縮動作により、コンベア後端部
１２ｃが定位置固定のままコンベア先端部１２ａが搬送
部１１と連動して上昇下降する。
２が設置されている。このコンベア部１２には、コンベ
ア先端部１２ａ、コンベア中間部１２ｂ、コンベア後端
部１２ｃからなる。コンベア先端部１２ａは、前述の搬
送部１１に取付けられ、コンベア後端部１２ｃは移動支
持フレーム３に取付けられている。また、コンベア中間
部１２ｂは、先端がコンベア先端部１２ａと後端がコン
ベア後端部１２ｃにピンジョイント１２ｄ（図３参照）
によって連絡され、ピンジョイント１２ｄを中心に上下
に回動可能となっており、更に前後方向に伸縮が可能と
なっている。このため、図３、図６に示す如くコンベア
中間部１２ｂの回転、伸縮動作により、コンベア後端部
１２ｃが定位置固定のままコンベア先端部１２ａが搬送
部１１と連動して上昇下降する。
【００１１】コンベア部１２の荷流れ先には、図５にも
示すように移動支持フレーム３と連結された延長コンベ
ア１３が設置され、コンベア部１２を流れてきた荷１６
は延長コンベア１３上に乗り移りコンテナ１外へ搬送さ
れる。延長コンベア１３には図４に示すように移動用の
車輪１３ａが付いており、移動支持フレーム３の動きと
連動して前後に移動するようになっている。また、延長
コンベア１３の先端と後端には、連結機１３ｂが備えら
れ、延長コンベア１３を継ぎ足せるようになっている。
コンテナ１外の延長コンベア１３の終端には、パレタイ
ジング手段１４が設置されており、延長コンベア１３上
の荷１６をパレット１５上に積み上げる。移動支持フレ
ーム３上には図７にも示す操作部１７が備えられ、移動
支持フレーム３の走行、各スライドテーブルの位置合せ
真空吸着パッド１０ａの位置合せと制御が行われる。
示すように移動支持フレーム３と連結された延長コンベ
ア１３が設置され、コンベア部１２を流れてきた荷１６
は延長コンベア１３上に乗り移りコンテナ１外へ搬送さ
れる。延長コンベア１３には図４に示すように移動用の
車輪１３ａが付いており、移動支持フレーム３の動きと
連動して前後に移動するようになっている。また、延長
コンベア１３の先端と後端には、連結機１３ｂが備えら
れ、延長コンベア１３を継ぎ足せるようになっている。
コンテナ１外の延長コンベア１３の終端には、パレタイ
ジング手段１４が設置されており、延長コンベア１３上
の荷１６をパレット１５上に積み上げる。移動支持フレ
ーム３上には図７にも示す操作部１７が備えられ、移動
支持フレーム３の走行、各スライドテーブルの位置合せ
真空吸着パッド１０ａの位置合せと制御が行われる。
【００１２】ここで、図５〜図７にて荷降ろし、コンテ
ナ１外への搬送、パレット１５への積み付けの動作フロ
ーを説明する。 （１）図７にて操作部１７の走行スイッチ１７ａを操作
し、荷取り位置まで移動支持フレーム３を走行移動させ
る。このとき、連結された延長コンベア１３も移動され
る。 （２）操作部１７のハンド操作レバー１７ｂを操作し、
荷取りを行う面の最上段の荷１６へ真空吸着パッド１０
ａを位置合わせする。 （３）操作部１７の搬送部操作レバー１７ｃを操作し、
搬送部１１上面が、取り出す荷１６の下面に合うように
搬送部１１の位置合わせを行う。 （４）荷１６の大きさ等によって、使用する真空吸着パ
ッド１０ａを、操作部１７のパッド選択スイッチ１７ｅ
によって選択する。 （５）真空吸着パッド１０ａを前方にスライド移動さ
せ、荷１６の側面に押しつける。 （６）荷１６の側面を真空吸着により吸着把握する。 （７）吸着把握した荷１６を、前後にスライド移動さ
せ、搬送部１１上に引き出す。 （８）吸着を解放する。
ナ１外への搬送、パレット１５への積み付けの動作フロ
ーを説明する。 （１）図７にて操作部１７の走行スイッチ１７ａを操作
し、荷取り位置まで移動支持フレーム３を走行移動させ
る。このとき、連結された延長コンベア１３も移動され
る。 （２）操作部１７のハンド操作レバー１７ｂを操作し、
荷取りを行う面の最上段の荷１６へ真空吸着パッド１０
ａを位置合わせする。 （３）操作部１７の搬送部操作レバー１７ｃを操作し、
搬送部１１上面が、取り出す荷１６の下面に合うように
搬送部１１の位置合わせを行う。 （４）荷１６の大きさ等によって、使用する真空吸着パ
ッド１０ａを、操作部１７のパッド選択スイッチ１７ｅ
によって選択する。 （５）真空吸着パッド１０ａを前方にスライド移動さ
せ、荷１６の側面に押しつける。 （６）荷１６の側面を真空吸着により吸着把握する。 （７）吸着把握した荷１６を、前後にスライド移動さ
せ、搬送部１１上に引き出す。 （８）吸着を解放する。
【００１３】（９）真空吸着パッド１０ａを左右にスラ
イド移動させ、次に取り出す荷１６へ位置合わせをし、
押しつけ（５）、吸着（６）、引き出し（７）、解放
（８）、の動作を行い、これを横１列分繰り返す。この
押しつけ、吸着、引き出し、解放、位置合わせの動作
は、荷１６の大きさと、横１列分の荷１６の個数を、あ
らかじめ操作部１７の設定ボタン１７ｇにより入力して
おき、ハンド自動ボタン１７ｆを押す事で自動的に行う
ことができる。 （１０）横１列分の荷取りが終了したら、搬送部操作レ
バー１７ｃと、ハンド操作レバー１７ｂを操作し、掴み
部１０と搬送部１１を１段分（荷１６の高さ分）下げ
る。このとき、コントロール装置上の同調ボタン１７ｄ
が押されていると、ハンド操作レバー１７ｂか、搬送部
操作レバー１７ｃのどちらかを操作するだけで、掴み部
１０と搬送部１１は一定間隔（同調ボタン１７ｄが押さ
れる直前の間隔）で上昇下降し、掴み部１０と搬送部１
１の位置決めが楽になる。 （１１）（２）〜（１０）の動作を、１面の荷取りが終
了するまで繰り返す。上記のように全ての面の荷取りが
終了するまで、（１）〜（１１）の動作を繰り返す。
イド移動させ、次に取り出す荷１６へ位置合わせをし、
押しつけ（５）、吸着（６）、引き出し（７）、解放
（８）、の動作を行い、これを横１列分繰り返す。この
押しつけ、吸着、引き出し、解放、位置合わせの動作
は、荷１６の大きさと、横１列分の荷１６の個数を、あ
らかじめ操作部１７の設定ボタン１７ｇにより入力して
おき、ハンド自動ボタン１７ｆを押す事で自動的に行う
ことができる。 （１０）横１列分の荷取りが終了したら、搬送部操作レ
バー１７ｃと、ハンド操作レバー１７ｂを操作し、掴み
部１０と搬送部１１を１段分（荷１６の高さ分）下げ
る。このとき、コントロール装置上の同調ボタン１７ｄ
が押されていると、ハンド操作レバー１７ｂか、搬送部
操作レバー１７ｃのどちらかを操作するだけで、掴み部
１０と搬送部１１は一定間隔（同調ボタン１７ｄが押さ
れる直前の間隔）で上昇下降し、掴み部１０と搬送部１
１の位置決めが楽になる。 （１１）（２）〜（１０）の動作を、１面の荷取りが終
了するまで繰り返す。上記のように全ての面の荷取りが
終了するまで、（１）〜（１１）の動作を繰り返す。
【００１４】コンテナ１外への搬送 （１２）（８）の動作で、搬送部１１上に取りだした荷
１６は、搬送部１１のローラコンベア１１ａ上を流れ、
コンベア部１２上に搬送される。 （１３）コンベア部１２により荷１６は延長コンベア１
３上へ搬送される。 （１４）延長コンベア１３により、荷１６はコンテナ外
へ搬送される。荷１６をコンテナ１外へ搬送するのに、
延長コンベア１３の長さが足りない場合は、連結機１３
ｂによって延長コンベア１３を継ぎ足す。
１６は、搬送部１１のローラコンベア１１ａ上を流れ、
コンベア部１２上に搬送される。 （１３）コンベア部１２により荷１６は延長コンベア１
３上へ搬送される。 （１４）延長コンベア１３により、荷１６はコンテナ外
へ搬送される。荷１６をコンテナ１外へ搬送するのに、
延長コンベア１３の長さが足りない場合は、連結機１３
ｂによって延長コンベア１３を継ぎ足す。
【００１５】パレット１５への積み付け （１５）コンテナ１外へ搬送された荷１６は、パレタイ
ジング手段１４によりパレット１５に積み付けられる。
ここでは、パレタイジング手段１４に乗せたパレット１
５の上面を、延長コンベア１３の搬送面より少し低い高
さに設定し、荷１６をその上に人手で積み付ける。１段
分積み付けたら、パレタイジング手段１４の高さを荷１
６の高さ分下げ、同様に積み付けてゆく。この時、作業
者は作業しやすい所定の高さで、上から下へ荷１６を降
ろし積み付けるという作業なので、あまり力を出さずに
すむ。また、パレタイジング手段１４として、パレタイ
ジングロボット等を使用する事も当然可能であり、この
場合は前述の作業者は不要となる。
ジング手段１４によりパレット１５に積み付けられる。
ここでは、パレタイジング手段１４に乗せたパレット１
５の上面を、延長コンベア１３の搬送面より少し低い高
さに設定し、荷１６をその上に人手で積み付ける。１段
分積み付けたら、パレタイジング手段１４の高さを荷１
６の高さ分下げ、同様に積み付けてゆく。この時、作業
者は作業しやすい所定の高さで、上から下へ荷１６を降
ろし積み付けるという作業なので、あまり力を出さずに
すむ。また、パレタイジング手段１４として、パレタイ
ジングロボット等を使用する事も当然可能であり、この
場合は前述の作業者は不要となる。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、コンテナ１内にパレッ
ト１５なしで隙間なく積まれた荷１６の荷降ろし作業を
機械化することができ、人手で荷１６を持つという重作
業をなくすことができる。これにより、コンテナ１の荷
降ろし作業の高齢化、及び作業効率の向上にも対応でき
る。
ト１５なしで隙間なく積まれた荷１６の荷降ろし作業を
機械化することができ、人手で荷１６を持つという重作
業をなくすことができる。これにより、コンテナ１の荷
降ろし作業の高齢化、及び作業効率の向上にも対応でき
る。
【図１】本発明の実施例の構成図。
【図２】図１の平面図。
【図３】コンベア中間部の回動状態図。
【図４】延長コンベアの部分拡大図。
【図５】搬送部、コンベア部、延長コンベアの荷の流れ
状態図。
状態図。
【図６】コンベア中間の場合の荷の流れ状態図。
【図７】操作部の構成図。
【符号の説明】 １ コンテナ ２ 走行車輪 ３ 移動支持フレーム ４ 上下ガイドレール ５ａ アーム用上下スライドテーブル ５ｂ コンベア用上下スライドテーブル ６ 左右ガイドレール ７ 左右スライドテーブル ８ 前後ガイドレール ９ 前後スライドテーブル １０ 掴み部 １０ａ 真空吸着パッド １０ｂ 電磁弁 １０ｃ 真空ポンプ １０ｄ 配管 １１ 搬送部 １２ コンベア部 １２ａ コンベア先端部 １２ｂ コンベア中間部 １２ｃ コンベア後端部 １２ｄ ピンジョイント １３ 延長コンベア １４ パレタイジング手段 １５ パレット １６ 荷 １７ 操作部 １７ａ 走行スイッチ １７ｂ ハンド操作レバー １７ｃ 搬送部操作レバー １７ｄ 同調ボタン １７ｅ パッド選択スイッチ １７ｆ ハンド自動ボタン １７ｇ 設定ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 聖一 神奈川県相模原市田名3000番地 三菱重工 業株式会社相模原製作所内
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の走行車輪を有する移動支持フレー
ムと、この移動支持フレームの前端にあって上下ガイド
レールに対して、上下にスライド移動するアーム用スラ
イドテーブル、左右にスライド移動する左右スライドテ
ーブル、及び前後スライド移動する前後スライドテーブ
ルと、 この前後スライドテーブルに取付けられた掴み部と、 上記アーム用スライドテーブルの下方にあって上下ガイ
ドレールに対して上下にスライド移動するコンベアスラ
イドテーブルと、 このコンベアスライドテーブルに対して左右方向に取付
けた搬送部と、 上記各スライドテーブル及び走行車輪を駆動し保持する
制御手段と、 上記搬送部につながるコンベア部として構成される、上
記搬送部に取付けられる先端部と、上記移動支持フレー
ム後端に取付けた後端部と、上記先端部に先端が上記後
端部に後端が回動可能かつ伸縮可能に連結された中間部
と、 上記移動支持フレームに連結され上記コンベア部につな
げられた車輪を有し継ぎ足し可能な延長コンベアと、 を有するコンテナ内の荷役装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1612892A JPH05208731A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | コンテナ内の荷役装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1612892A JPH05208731A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | コンテナ内の荷役装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05208731A true JPH05208731A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=11907863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1612892A Withdrawn JPH05208731A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | コンテナ内の荷役装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05208731A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09290926A (ja) * | 1996-04-26 | 1997-11-11 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 袋物貨物搬出装置 |
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