JPH05208219A - 油圧作動プレスブレーキ - Google Patents

油圧作動プレスブレーキ

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JPH05208219A
JPH05208219A JP4312425A JP31242592A JPH05208219A JP H05208219 A JPH05208219 A JP H05208219A JP 4312425 A JP4312425 A JP 4312425A JP 31242592 A JP31242592 A JP 31242592A JP H05208219 A JPH05208219 A JP H05208219A
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pressure ram
press brake
stationary
pressure
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Waldemar Krumholz
バルデマール・クルムホルツ
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M&S Brugg AG
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/02Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on press brakes without making use of clamping means
    • B21D5/0272Deflection compensating means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/007Means for maintaining the press table, the press platen or the press ram against tilting or deflection

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 垂直方向に移動可能な上部圧力ラム部材を有
する油圧作動プレスブレーキを提供する。 【構成】 そのプレス力は、その圧力ラム部材の2つの
側方端部領域内で引き起こされる。協働する定置ラム部
材は、可動ラム部材に対向して配置され、且つその2つ
の側方端部領域内で自由に吊り下げられている。上部可
動ラム部材は2つの部分に副次的に分割され、それによ
ってその2つの部分が中央に位置した接触区域において
互いに重なり合う。この接触区域から2つの間隙が概ね
水平方向に延び、これらの2つの間隙の両方は、中央接
触区域から圧力ラム部材の側方端部へと増大する幅を有
する。プレス力は上部ラム部材部分の中に導かれる。従
って、上部ラム部材と下部ラム部材とが荷重を受けて同
一方向に撓ませられ、その結果としてこれらの部材の撓
み線が、実質的に互いに平行に延びることが実現でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレーム構造と、垂直
方向に移動可能であるように前記フレーム構造内に装着
された圧力ラム部材と、前記フレーム構造内に装着され
た定置ラム部材と、前記定置ラム部材に対し押圧するよ
うに前記圧力ラム部材を駆動するための且つ前記圧力ラ
ム部材を前記定置ラム部材から垂直方向に引き戻すため
の、前記フレーム構造内に装着され、前記圧力ラム部材
の2つの側方端部領域内で前記圧力ラム部材に作用可能
な形で結合された少なくとも2つの作動シリンダとを有
する油圧作動のプレスブレーキに係わる。
【0002】特に本発明は、前記圧力ラム部材と前記定
置ラム部材が互いに支承され、その圧力が前記圧力ラム
部材の2つの側方端部の領域内で前記圧力ラム部材に伝
えられ、且つ前記定置ラム部材がその2つの側方端部の
領域内で自由支持される上記のタイプのプレスブレーキ
に係わる。
【0003】
【従来の技術】当業者には公知であるように、そうした
プレスブレーキは、荷重を受けて可動圧力ラム部材と定
置ラム部材が互いに反対方向に撓ませられる結果とし
て、可動圧力ラム部材と定置ラム部材との間に不均一な
作用間隙が生じるという欠点を有する。この欠点は、そ
の幅が数メートルである作業区域を有する大型のプレス
ブレーキにおいて顕著であり、更に、その最大作用幅よ
りも著しく小さい幅を持つ加工物が曲げられなければな
らない場合に特に顕著である。
【0004】従来の技術では様々な方策が提案されてき
た。これらの対策は、その少なくとも1つのラム部材の
撓み線を修正することと、上部ラム部材と下部ラム部材
の平行関係に関する限り、これらのラム部材の撓み線の
偏りを各々に補正することによって、そのプレスブレー
キの作用幅の全体に亙って均一な作用間隙を確保するこ
ととを目的とする。従来技術で公知のこれらの方策全て
に共通の基本的着想は、荷重に応じて決まる対抗力を上
部圧力ラム部材内に生じさせることによって、上部ラム
部材(即ち、可動圧力ラム部材)の撓み線の推移を、下
部ラム部材(即ち定置ラム部材)の撓み線の推移に適合
させることである。
【0005】この種のプレスブレーキに係わる当業で公
知の解決策では、上部可動圧力ラム部材の下部部分が、
個々の作動シリンダと各々が協働する複数のラム部材要
素に水平方向に副次分割されており、そうした個々のラ
ム部材要素によって及ぼされるプレス力は、当該のラム
部材要素が受ける荷重に応じて調節可能である。更に、
個々のラム部材要素に荷重分布を適合させるために使用
可能な所謂「油圧緩衝設計(hydro cushion design)」
が、この目的のために当業で使用されてきた。
【0006】これらの既知の解決策は全て共通の欠点、
即ち必要とされる対抗力を与える手段と、絶えず変化す
る荷重分布条件に応じて前記対抗力を調節するための手
段とが非常に無駄が多く複雑で高コストであり、従って
そうしたプレスブレーキの製造と使用を非常に高価なも
のにする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】既知のプレスブレーキ
の欠点を回避し、且つそのプレスブレーキの作用幅の全
体に亙って作用間隙が均一のままであることを確実なも
のにする、上記で述べられた種類のプレスブレーキを提
供することが本発明の目的である。
【0008】荷重を受けたラム部材の不可避的な撓み
が、上部可動圧力ラム部材の撓み線と下部定置ラム部材
の撓み線とがプレスブレーキの全幅に沿って互いに平行
であるように補正されることを確実なものにする、上記
で述べられた種類のプレスブレーキを提供することが本
発明の別の目的である。
【0009】そのプレスブレーキの全幅に沿って均一な
幅を有する上部可動圧力ラム部材と下部定置ラム部材と
の間の作用間隙を単純で安価な手段を用いて与える、上
記で述べられた種類のプレスブレーキを提供することが
本発明の更に別の目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】これらの目的とその他の
目的を実現するために、本発明はその第1の態様におい
て、フレーム構造と、垂直方向に移動可能であるように
前記フレーム構造内に装着された圧力ラム部材と、前記
フレーム構造内に装着された定置ラム部材とを有する油
圧作動のプレスブレーキを提供する。圧力ラム部材は、
その圧力ラム部材の移動方向に対して実質的に垂直に延
びる平面に沿って、上部の第1の部分と下部の第2の部
分とに分割される。
【0011】この圧力ラム部材の上部部分と下部部分の
両方は、これらの部分が互いに当接する中央に位置した
接触区域を有する。この上部部分と下部部分は、前記接
触区域から圧力ラム部材の側方端部に延び且つその間隙
幅が連続的に増大する2つの間隙によって互いから隔て
られる。このプレスブレーキは、更に圧力ラム部材を駆
動して定置ラム部材に対し押圧するための、且つ定置ラ
ム部材から圧力ラム部材を垂直方向に引き戻すための少
なくとも2つの作動シリンダを有し、これらの作動シリ
ンダは、フレーム構造内に装着され、圧力ラム部材の2
つの側方端部領域内で圧力ラム部材の上部部分に作用可
能な形で結合されている。
【0012】本発明の第2の態様によって、上記と実質
的に同じ目的を実現するために、本発明はフレーム構造
と、垂直方向に移動可能であるように前記フレーム構造
内に装着された圧力ラム部材と、前記フレーム構造内に
装着された定置ラム部材と、圧力ラム部材を駆動して定
置ラム部材に対し押圧するための且つ定置ラム部材から
圧力ラム部材を垂直方向に引き戻すための、フレーム構
造内に装着され、圧力ラム部材の2つの側方端部領域内
で圧力ラム部材に作用可能な形で結合された少なくとも
2つの作動シリンダとを有する油圧作動のプレスブレー
キを提供する。
【0013】定置ラム部材は、圧力ラム部材の移動方向
へ実質的に垂直に延びる平面に沿って、上部の第1の部
分と下部の第2の部分とに分割される。
【0014】定置ラム部材の上部部分及び下部部分の両
方は、これらの部分がその区域内で互いに当接する中央
に位置した接触区域を各々に有する。上部部分と下部部
分は、前記接触区域から定置ラム部材部分の側方端部に
両側に延び且つその間隙幅が連続的に増大する2つの間
隙によって互いから隔てられる。定置ラム部材の下部部
分は、その定置ラム部材の2つの側方端部の領域内にお
いてプレスブレーキのフレーム構造物内に自由に吊り下
げられている。
【0015】こうすることによってラム部材が、作用区
域に面し且つ互いに対向した位置にあるラム部材縁部に
おいて、荷重を受けて同一方向に均一に撓ませられるこ
とが確実にされる。これは同一の条件下で常に凹形にな
る一体形のラム部材とは反対に、その関連のラム部材部
分が荷重を受けて不可避的に凸形になるように、曲げら
れるべき加工物に面するラム部材部分の撓み性がその側
方端部に向かって増大することを可能にすることによ
る。
【0016】作用区域に面するラム部材部分の幅に沿っ
た横断面積の推移の適切な選択によって、これらの部分
の断面係数が、どんな荷重条件下でも2つのラム部材の
撓み線が互いに実質的に平行に延びるように調節される
ことが可能である。
【0017】本発明によって提案される方策、即ち2つ
の部分に分かれた構造としてのラム部材の設計は、上部
の可動圧力ラム部材において、又は下部の定置ラム部材
において、又はそれらの両方において実現可能である。
可動圧力ラム部材と定置ラム部材との両方において2つ
の部分に分かれた構造が用いられる場合には、これらの
ラム部材の幅に沿った撓み線の推移を直線化することさ
え可能である。
【0018】更に本発明による方策の効果は、可動圧力
ラム部材の移動平面が垂直方向に延びるか、水平方向に
延びるか、又は斜め方向に延びるかに実質的に無関係で
ある。大半のプレスブレーキでは、この移動平面が水平
方向に延びるのが一般的である。更に殆どの場合に上部
圧力ラム部材は移動可能であり、一方、下部ラム部材は
定置される。従ってそうした配置では、プレス力に加え
てこれらのラム部材とラム部材部分の重量が、ラム部材
の望ましい撓み特性の計算又は選択において各々に考慮
に入れられなければならない。
【0019】曲げられるべき加工物に面するラム部材部
分が荷重の増大につれて次第に大きく撓むことから、前
記間隙の幅が荷重の増大につれて減少する。それで2つ
の部分に分かれたラム部材の側方端部における無荷重条
件下での間隙幅は、同一条件(即ち最大荷重)下におい
て一体形ラム部材の場合に予測される最大撓みに前記間
隙幅が近似的に一致するように選択されなければならな
い。そのラム部材の側方端部における間隙幅が、副次的
に分割されたラム部材と協働する一体形ラム部材の最大
荷重条件下の最大撓み量と少なくとも同じであることが
好ましい。しかし、互いに協働する両方のラム部材が2
つの部分に分かれた設計である場合には、これらのラム
部材の側方端部における間隙幅が、同一条件下の一体形
ラム部材の最大撓みよりも大きくないことが更に好まし
い。
【0020】幾つかの実施例では、副次分割されたラム
部材の2つの部分をハンガ部材によって結合することが
有利であり得る。2つの部分に分かれた上部圧力ラム部
材を有するプレスブレーキの場合には、これらのハンガ
部材は、上部圧力ラム部材の2つの部分の接触区域にお
いて前記2つの部分を一体的に保持し且つ上部圧力ラム
部材の下部部分の重量を吸収するように働くことが可能
である。好ましくは、これらのハンガ部材が上部ラム部
材の側方端部領域内に配置される。この側方端部領域内
では、これらのハンガ部材が、上部ラム部材の上部部分
に関して上部ラム部材の下部部分を位置合せし安定化す
るための手段としても機能し、例えば、特に非対称的な
荷重の場合に、上部ラム部材の下部部分が共通の接触区
域の周囲で傾動することを防止する。
【0021】これらのハンガ部材が、圧力ラム部材の上
部部分と下部部分にピボット旋回可能な形に結合され、
押圧動作の途上で有効になるスプラグクラッチ手段を有
することが好ましい。ハンガ部材内のスプラグクラッチ
手段は、プレスブレーキの無荷重条件下において圧力ラ
ム部材の下部部分を圧力ラム部材の上部部分に対して僅
かに押圧するような大きさにされたばね手段を有するこ
とができる。
【0022】圧力ラム部材の2つの部分が例えばねじに
よって堅固に結合される場合には、上記のハンガ部材が
省略されてもよい。しかしこの場合にさえ、圧力ラム部
材の上部部分に対して圧力ラム部材の下部部分の位置を
位置合せするために、好ましくは圧力ラム部材の側方端
部領域内に配置された位置合せ/案内手段を備えること
が有利だろう。
【0023】前記間隙は、圧力ラム部材の中央接触区域
から側方端部へと傾斜直線に沿って延びることが好まし
い。それによってその傾斜直線の傾斜角度は、圧力ラム
部材の長さの関数として圧力ラム部材の断面係数に基づ
いて選択され、この関数の平均勾配の1/2に実質的に
一致する。第1の解決策では、これらの必要条件は、圧
力ラム部材の下部部分の下部縁部が直線であって水平方
向に延び、且つ圧力ラム部材全体がその中央から側方端
部へと減少する全高を有し、それによって前記間隙の傾
斜角度が圧力ラム部材の上部部分の上部縁部の傾斜の平
均角度の1/2に実質的に一致する設計をもたらす。
【0024】以下では本発明の実施例が、添付図面を参
照して更に詳細に説明されよう。
【0025】
【実施例】図1と図2から見てとれるように、このプレ
スブレーキはフレーム構造を有する。このフレーム構造
は、2つの垂直方向に延びる側方支持部材1と、水平方
向に延び且つ前記2つの垂直方向の側方支持部材1の上
部端部と交差する横はり2とを主として有する。横はり
2は箱形の形状を有し、2つの垂直方向に延びる縦の板
部材3,4を備え、これらの縦板部材の2つの端部は、
垂直方向に延びる横板交差部材5によって相互接続され
る。側方支持部材1の各々は、2つの直立板部材6,7
を有し、これらの直立板部材6,7は、それらの間に自
由空間8を形成するように互いに一定の距離を置いて配
置されている。板部材6,7の頂部は横はり2によって
相互結合され、また板部材6,7の底部は結合部材9に
よって相互結合されている。
【0026】このプレスブレーキの能動要素は、主とし
て定置ラム部材11と、垂直方向に移動可能な圧力ラム部
材10とによって構成される。定置ラム部材11と圧力ラム
部材10の両方は、そのプレスブレーキのフレーム構造の
2つの側方支持部材1の間を水平方向に延び、且つ2つ
の板部材6と7との間の自由空間8の中に延伸する。図
面には示されていない曲げ工具が、定置ラム部材11と圧
力ラム部材10に装着されていることが理解されよう。
【0027】定置ラム部材11は、一般的に自由支持され
た交差部材として設計される。このために2つの結合部
材9の各々が、対応する結合部材9上に互いに一定の距
離を置いて装着された2つの支持部材12を有し、これら
の支持部材12の各々には、凹形の円筒形表面を有する軸
受胴13が備えられている。定置ラム部材11の2つの側方
端部は、支持部材12の間の空間の中に突き出す側方端部
部分を有する。これらの側方端部部分の各々には、支持
部材12の軸受胴13内に載る2つの突出端部を有する円筒
形ピストンピン14が備えられている。
【0028】プレスブレーキのフレーム構造は2つの油
圧シリンダ23を有する。これらの油圧シリンダ23の各々
は、ピストン(図示されていない)と、圧力ラム部材10
を動かして定置ラム部材11に対して前進/後退させるた
めのピストン棒22とを有する。これらの作動シリンダ23
は、プレスブレーキのフレーム構造の2つの側方端部の
領域内に配置される。圧力ラム部材10は、側方に突き出
す2つの端部部分を有する。圧力ラム部材10は、2つの
ハンガ部材21によって作動シリンダ23の2つのピストン
棒22に吊り下げられている。ハンガ部材21の各々は、そ
の関連した作動シリンダ23のピストン棒22にピボット旋
回可能な形で結合された上部端部と、圧力ラム部材10の
突出端部部分にピボット旋回可能な形で結合された下部
端部とを有する。ハンガ部材21の下部端部を圧力ラム部
材10に結合するピボット軸が、照合番号24で表され、一
方で作動シリンダ23のピストン棒22にハンガ部材21の上
部端部を結合するピボット軸が、参照番号25で表され
る。
【0029】作動シリンダ23のピストン棒22によって及
ぼされる圧力を圧力ラム部材10に伝えるために、二重関
節アセンブリ26の形の圧力伝動継手が備えられる。この
二重関節アセンブリ26の設計と構造に関する詳細は、こ
こでは説明されない。
【0030】圧力ラム部材10は、圧力誘導方向で見た場
合に2つの部分に分けられる。特に圧力ラム部材10は、
上部部分15及び下部部分17を有する。上部部分15及び下
部部分17の両方が、これらの部分がその区域内で互いに
支承し合う中央に位置した接触区域18を各々に有する。
この接触区域18の両側に、上部部分15と下部部分17の間
の間隙19が備えられている。両方の間隙19の幅は、接触
区域18の直ぐ近くにおけるゼロから、圧力ラム部材10の
側方端部20における一定の値へと連続的に増加する。間
隙19の固有の設計と、更に特に間隙幅とがより詳細に後
述されるだろう。
【0031】前述のように、圧力ラム部材10の上部部分
15が、ハンガ部材21によって作動シリンダ23の2つのピ
ストン棒22に吊り下げられている。同様の仕方で、圧力
ラム部材10の下部部分17が、2つのハンガ部材27によっ
て上部部分15に吊り下げられている。各々のハンガ部材
27は、圧力ラム部材10の上部部分15にピボット旋回可能
な形で結合された上部端部と、圧力ラム部材10の下部部
分17にピボット旋回可能な形で結合された下部端部とを
有する。ハンガ部材27の下部端部を圧力ラム部材10の下
部部分17に結合するピボット軸は参照番号30で表され
る。一方でハンガ部材27の上部端部を圧力ラム部材10の
上部部分15に結合するピボット軸は参照番号29で表され
る。従って上部部分15と下部部分17の各々は、緩く一体
的に保持され、中央接触区域18において互いに重なり合
う。これに加えて、上部部分15と下部部分17の相互的位
置は、各々に、中央接触区域18内において上部部分15と
下部部分17の両方に各々に備えられた凹所内に受け取ら
れる位置合せピン28によって決められる。
【0032】上部部分15に圧力ラム部材10の下部部分17
を懸架るために使用されるハンガ部材27の好ましい実施
例が、図3に示されている。作動シリンダ23のピストン
棒22に圧力ラム部材10を吊り下げ、且つそれによって二
重関節継手アセンブリ26によって構成される圧力伝動継
手を懸架するために使用されるハンガ部材21に対して
も、ハンガ部材27と同一の設計が使用され得る。
【0033】図3から見てとれるように、ハンガ部材27
は動力伝動方向において2つの部分に分けられ、即ち圧
力ラム部材10(図1参照)の上部部分15上に備えられた
ピボット軸29にピボット旋回可能な形で結合された上部
部分31と、圧力ラム部材10の下部部分17上に備えられた
ピボット軸30にピボット旋回可能な形で結合された下部
部分32とに分けられる。上部部分31及び下部部分32はね
じボルト33によって互いに緩く結合され、このねじボル
ト33は、上部部分31の側方に向けられた脚35を自由に貫
通し、且つ下部部分32の中にねじ込まれる。ねじボルト
33の頭部34と上部部分31の脚35との間には、例えば円板
ばねのようなばね部材36が挿入される。これらのばね部
材36は、下部部分32が上部部分31に向けて引っ張られる
ように、頭部34とねじボルト33とを介してハンガ部材21
の下部部分32上に力を及ぼす。ハンガ部材27の場合に
は、圧力ラム部材10の下部部分17が圧力ラム部材10の上
部部分15に対して僅かに押し付けられるようにばね力が
選択される。一方でハンガ部材21の場合には、例えば圧
力ラム部材10が迅速に前進又は後退する途上のように圧
力ラム部材10が無荷重状態にある場合に、動力伝動関節
継手アセンブリ26の諸要素が僅かに押し付け合わされる
ように、ばね力が選択される。
【0034】ハンガ部材27の2つの部分31、32の緩い相
互結合がスプラグクラッチ(spragclutch)を形成す
る。その結果として、圧力ラム部材10の作用行程の途上
では、作動シリンダ23のピストン棒22によって及ぼされ
る圧力が、動力伝動関節継手アセンブリ26だけによって
圧力ラム部材10に伝動されることになる。それによっ
て、ハンガ部材21,27と、これらのハンガ部材に関連し
た関節継手は、圧力による大きな歪みを全く被らない。
更に、圧力ラム部材10の下部部分17が安定した位置を保
つこと、即ち圧力ラム部材10の押圧行程の途上で、下部
部分17が曲げ力を被ることが確保されることが可能であ
る。一方で圧力ラム部材10の下部部分17が、圧力ラム部
材10の上部部分15に対して傾斜衝突することが回避され
得る。
【0035】図4には、上部部分15及び下部部分17の各
々を有する圧力ラム部材10と、定置ラム部材11とが別々
に示されている。圧力ラム部材10と定置ラム部材11が、
これら2つの部材10,11の全長に亙って各々に均一に荷
重をかけられる場合を想定すると、その定置ラム部材11
が図4の撓み線46に沿って撓ませられるだろうことが予
想され得る。本発明によって提案された通りの圧力ラム
部材10の設計の故に、即ち圧力ラム部材10が2つの間隙
19によって2つの部分15,17の各々に分割されるが故
に、圧力ラム部材10の下部部分17は、撓み線45に沿って
撓ませられるだろう。この撓みは非常に誇張されて図示
されていることを理解されたい。実際上は最大撓みは、
1/10ミリメートル台かそれよりも小さい。
【0036】図4に示されるように、圧力ラム部材10及
び定置ラム部材11は、押し付け力Fp と、支持反作用力
a と、圧力ラム部材10の重量Go と、定置ラム部材11
の重量Gu とを受けて同じ方向に撓み、従って撓み線4
5,46は実質的に平行である。
【0037】前述のように、中央接触区域18から圧力ラ
ム部材10の側方端部へ延びる2つの間隙19は、連続的に
増大する幅を有し、この幅は、中央接触区域18の付近に
おけるゼロから前記側方端部における所定値へと増加す
る。この所定値は、その寸法と設計と材料とが同一であ
る一体形の圧力ラム部材を使用する場合に生じる最大荷
重撓み値に近似的に一致するが、この最大荷重撓み値よ
りも大きくてはならない。この所定値は、試験用の一体
形圧力ラム部材を装着して最大荷重撓みを測定すること
によって、実験的に計算又は見出されることが可能であ
る。その後で実際に使用される圧力ラム部材が、その側
方端部における間隙の幅が事前測定された撓み値に近似
的に一致するように設計されることが可能である。いず
れにしても、側方端部における間隙19の幅は、最大圧力
負荷条件下での非分割定置ラム部材11の撓み値に少なく
とも一致する値を持たなければならない。
【0038】2つの間隙19の各々が、中央接触区域18か
ら圧力ラム部材10の両側方端部へと、下向きに傾斜した
直線に沿って延びることが好ましい。言い換えれば、圧
力ラム部材10の下部部分17の横断面が、中央接触区域18
から側方端部に向かって連続的に縮小する。前記傾斜し
た直線の傾斜角度は、圧力ラム部材10の長さの関数とし
て圧力ラム部材10の断面係数(section modulus )に依
存して選択され、この関数の平均勾配の1/2に実質的
に一致する。図から分かるように、圧力ラム部材10の下
部部分17の下部縁部、即ちプレスブレーキの作業区域16
に面する縁部は直線であって水平に延びる。一方、圧力
ラム部材10の上部端部は上部縁部を有し、この上部縁部
は、中央水平部分10bと、その中央部分10bに隣接した
2つの下向きの傾斜部分10aとを有する。従って圧力ラ
ム部材10の全体が、その中央部分からその側方端部へと
減少する全高さを有し、それによって、間隙19の傾斜角
度は、圧力ラム部材10の上部縁部部分10aの平均傾斜角
度の1/2に実質的に一致する。
【0039】図5に示されるプレスブレーキは、主とし
て、圧力ラム部材10の上部部分15と下部部分17を一体に
保つための手段のために、図1と図2に示されるプレス
ブレーキとは異なっている。図5に示される実施例で
は、その2つのハンガ部材27(図1参照)が省略され、
圧力ラム部材の上部部分15と下部部分17の各々が、中央
接触区域18の領域内で互いに堅固に固定されている。こ
のために上部部分15と下部部分17の各々が、圧力ラム部
材10の上部部分15及び下部部分17の各々の下方側と上方
側に各々に固定させられたフランジ部材38,39を有す
る。隣り合う2つのフランジ部材38,39の各々は、ねじ
37によって互いに固着させられている。ただしこの代わ
りにフランジ部材38,39は省略されてもよく、2つの部
分15,17は各々にねじによって互いに固定させられるこ
とが可能である。この場合には、例えば上部部分15に適
切な受取り凹所(図示されていない)が備えられなけれ
ばならないことが理解される。
【0040】図5に示される実施例では、上部部分15と
下部部分17の各々を互いに関して位置合せ/案内するた
めに、手段40が備えられている。図6から分かるよう
に、これらの位置合せ/案内手段40は、圧力ラム部材10
の上部部分15上にねじ42によって装着された2つの板部
材41を有し、これらの板部材41は各々に上部部分15と下
部部分17との間の間隙19を橋かけする。圧力ラム部材10
の下部部分17の上に重なる板部材41の下部端部には、止
めねじ44によって軸方向に調節可能な位置合せ/案内ピ
ン43が備えられている。これらの止めねじ44は、位置合
せ/案内ピン43が圧力ラム部材10の下部部分17の前部表
面と後部表面に緩く接触するように調節されている。
【0041】図7には、本発明によるプレスブレーキの
別の実施例が示される。このプレスブレーキはフレーム
構造を有し、このフレーム構造は、主として2つの垂直
方向に延びる側方支持部材101 と、これらの2つの垂直
方向に延びる側方支持部材101 の上部端部を相互結合す
る水平方向に延びる横はり102 とを含む。横はり102は
箱形の形状を持ち、且つ2つの垂直方向に延びる縦板部
材103 ,104 を有し、これらの縦板部材の2つの端部
は、垂直方向に延びる横板部材105 によって相互結合さ
れている。側方支持部材101 は各々に2つの直立板部材
106 ,107 を有し、これらの直立板部材は、それらの間
に自由空間108 を残すために互いから一定の距離を置い
て配置されている。直立板部材106 ,107 は、横はり10
2 によって頂部において相互結合され、且つ結合部材10
9 によって底部において相互結合されている。
【0042】このプレスブレーキの能動要素は、主とし
て定置ラム部材111 と、垂直方向に移動可能な圧力ラム
部材110 によって構成される。定置ラム部材111 と圧力
ラム部材110 の両方が、そのプレスブレーキのフレーム
構造の2つの側方支持部材101 の間を水平方向に延び、
2つの板部材106 ,107 の間の自由空間108 の中を貫通
する。図示されていない曲げ工具が、定置ラム部材111
と圧力ラム部材110 に備えられ得ることが理解される。
【0043】定置ラム部材111 は一般的に、上部部分11
7 と下部部分115 を有する自由支持された横部材として
設計される。この目的のために、2つの結合部材109 の
各々が、対応する結合部材109 上に互いに所定の距離を
置いて装着された2つの支持部材112 を有し、これらの
支持部材112 の各々には、凹形の円筒形表面を有する軸
受胴113 が備えられる。定置ラム部材111 の下部部分11
5 の2つの側方端部は、支持部材112 の間の空間の中に
突き出す側方端部部分を有する。これらの側方端部部分
には、支持部材112 の軸受胴113 内に載る2つの突出端
部を有する円筒形ピストンピン114 が備えられている。
【0044】そのプレスブレーキのフレーム構造には2
つの油圧シリンダ123 が備えられる。これらの油圧シリ
ンダ123 の各々は、ピストン(図示されていない)と、
圧力ラム部材110 を作動させて定置ラム部材111 に対し
て前進/後退させるためのピストン棒122 とが備えられ
ている。これらの作動シリンダ123 は、プレスブレーキ
のフレーム構造の2つのの側方端部の領域内に配置され
ている。圧力ラム部材110 は、2つの側方に突き出す端
部部分を有する。圧力ラム部材110 は、2つのハンガ部
材121 によって、作動シリンダ123 の2つのピストン棒
122 に吊り下げられる。各々のハンガ部材121 は、関連
の作動シリンダ123 のピストン棒122 にピボット旋回可
能な形で結合された上部端部と、圧力ラム部材110 の突
出端部部分にピボット旋回可能な形で結合された下部端
部とを有する。ハンガ部材121 の下部端部を圧力ラム部
材110 に結合するピボット軸が、参照番号124 で表さ
れ、一方で、ハンガ部材121 の上部端部を作動シリンダ
123 のピストン棒122 に結合するピボット軸が、参照番
号125 で表される。
【0045】作動シリンダ123 のピストン棒122 によっ
て及ぼされる圧力を圧力ラム部材110 に伝えるために、
二重関節アセンブリ126 の形の圧力伝動継手が備えられ
ている。この二重関節アセンブリ126 の設計と構造に関
する詳細は、ここで説明される必要はない。
【0046】定置ラム部材111 は、圧力誘導方向で見た
場合に2つの部分に分けられる。特に定置ラム部材111
は、上部部分117 と下部部分115 を有する。上部部分11
7 と下部部分115 の両方が、これらの部分がその区域内
で互いに重なり合う中央に位置した接触区域118 を各々
に有する。この接触区域118 の両側に、上部部分117と
下部部分115 との間の間隙119 が備えられる。両方の間
隙119 の幅は、接触区域118 の直ぐ近くにおけるゼロか
ら、定置ラム部材111 の側方端部120 における一定の値
へと連続的に増大する。間隙119 の固有の設計や、更に
特に間隙幅は、上記において既に更に詳細に説明されて
おり、従ってこれと同じ説明が図7による実施例に当て
はまる。
【0047】定置ラム部材111 の上部部分117 と下部部
分115 の各々は、中央接触区域118において互いに緩く
当接し合う。これに加えて、上部部分117 と下部部分11
5 の相互的位置は、各々に中央接触区域118 内において
上部部分117 と下部部分115の両方に備えられた凹所の
中に受け入れられる位置合せピン128 によって決められ
る。これに加えて、定置ラム部材111 の上部部分117 と
下部部分115 の各々を更に位置合せ/案内するために、
その左右に2つの位置合せ/案内部材40が備えられてい
る。これらは、図6に関して上記で説明されたものと同
じ設計と構造であり得る。
【0048】その他の点については、前述された見解と
説明が、特に撓みと間隙幅に関する限り図7の実施例に
も同様に当てはまる。
【0049】最後に、例えば図1又は図5の実施例に類
似した2部分に分けられた圧力ラム部材と、例えば図7
の実施例に類似した2部分に分けられた定置ラム部材と
を有するプレスブレーキの設計が可能であることが指摘
されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプレスブレーキの実施例の概略正
面図である。
【図2】本発明によるプレスブレーキの実施例の概略側
面図である。
【図3】ハンガ部材の実施例の拡大正面図である。
【図4】荷重による撓み線が表示された本発明のプレス
ブレーキの可動ラムと定置ラムの概略図である。
【図5】本発明によるプレスブレーキの第2の実施例の
概略正面図である。
【図6】位置合せ手段の横断面図である。
【図7】本発明によるプレスブレーキの第3の実施例の
概略正面図である。
【符号の説明】
1、101 側方支持部材 2、102 横はり 3、4、103 、104 縦板部材 5、105 横板部材 6、7、106 、107 直立板部材 8、108 自由空間 9、109 結合部材 10、110 可動圧力ラム部材 11、111 定置ラム部材 12、112 支持部材 13、113 軸受胴 14、114 ピストンピン 15、31 圧力ラム部材上部部分 17、32 圧力ラム部材下部部分 18、118 中央接触区域 19、119 間隙 21、27、121 ハンガ部材 22、122 ピストン棒 23、123 油圧シリンダ 24、25、29、30、124 、125 ピボット軸 26、126 二重関節アセンブリ 28 位置合せピン 33 ねじボルト 36 ばね部材 38、39 フランジ部材 40 位置合せ/案内部材 115 定置ラム部材下部部分 117 定置ラム部材上部部分

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム構造と、垂直方向に移動可能で
    あるように前記フレーム構造内に装着された圧力ラム部
    材と、前記フレーム構造内に装着された定置ラム部材
    と、前記圧力ラム部材を駆動して前記定置ラム部材に対
    し押圧するための且つ前記定置ラム部材から前記圧力ラ
    ム部材を垂直方向に引き戻すための、前記フレーム構造
    内に装着され、前記圧力ラム部材の2つの側方端部の領
    域内で前記圧力ラム部材に作用可能な形で結合された少
    なくとも2つの作動シリンダとを有する油圧作動のプレ
    スブレーキであって、更に前記圧力ラム部材が、前記圧
    力ラム部材の移動方向に対して実質的に垂直に延びる平
    面に沿って上部の第1の部分と下部の第2の部分とに分
    割され、前記圧力ラム部材の前記上部部分及び前記下部
    部分の両方が、これらの部分が互いに当接する中央に位
    置した接触区域を有し、前記上部部分と前記下部部分
    が、前記圧力ラム部材の前記接触区域からその側方端部
    に両側に延び且つその幅が連続的に増大する2つの間隙
    によって互いから隔てられ、それによって前記作動シリ
    ンダが、前記圧力ラム部材の前記上部部分に作用可能な
    形で結合されていることを特徴とするプレスブレーキ。
  2. 【請求項2】 前記圧力ラム部材が前記定置ラム部材に
    対して押圧される時に、前記圧力ラム部材の撓み線が前
    記定置ラム部材の撓み線に一致するように、前記圧力ラ
    ム部材の下部部分の横断面が、その圧力ラム部材の下部
    部分の幅に沿って変化することを特徴とする請求項1に
    記載のプレスブレーキ。
  3. 【請求項3】 無荷重条件下における前記圧力ラム部材
    の側方端部領域内の前記間隙の幅が、荷重下の一体形圧
    力ラム部材に認められる最大撓み量に実質的に一致する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプレスブレーキ。
  4. 【請求項4】 無荷重条件下における前記圧力ラム部材
    の側方端部領域内の前記間隙の幅が、2つの部分に分か
    れた前記圧力ラム部材と協働する一体形定置ラム部材の
    最大荷重下の最大撓みと少なくとも同じ大きさであるこ
    とを特徴とする請求項3に記載のプレスブレーキ。
  5. 【請求項5】 無荷重条件下における前記圧力ラム部材
    の側方端部領域内の前記間隙の幅が、荷重下の一体形圧
    力ラム部材に認められる最大撓み量と多くとも同じ大き
    さであることを特徴とする請求項1に記載のプレスブレ
    ーキ。
  6. 【請求項6】 前記圧力ラム部材の前記上部部分と前記
    下部部分が、ハンガ部材によって互いに結合されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のプレスブレーキ。
  7. 【請求項7】 前記ハンガ部材が、前記圧力ラム部材の
    前記上部部分と前記下部部分の側方端部領域内に配置さ
    れていることを特徴とする請求項6に記載のプレスブレ
    ーキ。
  8. 【請求項8】 前記ハンガ部材が、前記圧力ラム部材の
    前記上部部分と前記下部部分にピボット旋回可能な形で
    結合されている請求項6に記載のプレスブレーキ。
  9. 【請求項9】 前記ハンガ部材が、押圧動作の途上で有
    効になるスプラグクラッチ手段を有することを特徴とす
    る請求項6に記載のプレスブレーキ。
  10. 【請求項10】 前記ハンガ部材内の前記スプラグクラ
    ッチ手段が、ばね手段を含む請求項9に記載のプレスブ
    レーキ。
  11. 【請求項11】 前記ばね手段は、そのプレスブレーキ
    の無荷重条件下において前記ばね手段が前記圧力ラム部
    材の前記上部部分に対して前記圧力ラム部材の前記下部
    部分を僅かに押し付けるような寸法にされていることを
    特徴とする請求項10に記載のプレスブレーキ。
  12. 【請求項12】 前記圧力ラム部材の前記上部部分及び
    前記下部部分が、それらの中央に位置した接触区域の領
    域内で互いに堅固に結合されていることを特徴とする請
    求項1に記載のプレスブレーキ。
  13. 【請求項13】 更に、前記圧力ラム部材の前記上部部
    分と前記下部部分とを互いに対して位置合せするための
    手段も有し、前記位置合せ手段が、前記2つの部分に分
    かれた圧力ラム部材の側方端部領域内に配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のプレスブレーキ。
  14. 【請求項14】 前記間隙が、傾斜直線に沿って前記中
    央接触区域から前記圧力ラム部材の側方端部に延びるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のプレスブレーキ。
  15. 【請求項15】 前記傾斜直線の傾斜角度が、前記圧力
    ラム部材の長さの関数として前記圧力ラム部材の断面係
    数に基づいて選択され、且つ前記関数の平均勾配の1/
    2に実質的に一致することを特徴とする請求項14に記載
    のプレスブレーキ。
  16. 【請求項16】 前記圧力ラム部材の前記下部部分の下
    部縁部が直線で水平方向に延び、前記圧力ラム部材全体
    が、その中央からその側方端部へと減少する全高を有
    し、それによって前記間隙の傾斜角度が前記圧力ラム部
    材の前記上部部分の上部縁部の傾斜の平均角度の1/2
    に実質的に一致することを特徴とする請求項15に記載の
    プレスブレーキ。
  17. 【請求項17】 フレーム構造と、垂直方向に移動可能
    であるように前記フレーム構造内に装着された圧力ラム
    部材と、前記フレーム構造内に装着された定置ラム部材
    と、前記圧力ラム部材を駆動して前記定置ラム部材に対
    し押圧するための且つ前記定置ラム部材から前記圧力ラ
    ム部材を垂直方向に引き戻すための、前記フレーム構造
    内に装着され、前記圧力ラム部材の2つの側方端部領域
    内で前記圧力ラム部材に作用可能な形で結合された少な
    くとも2つの作動シリンダとを有する油圧作動のプレス
    ブレーキであって、更に前記定置ラム部材が、前記圧力
    ラム部材の移動方向に対して実質的に垂直に延びる平面
    に沿って上部の第1の部分と下部の第2の部分に分割さ
    れ、前記定置ラム部材の前記上部部分と前記下部部分の
    両方が、これらの部分が互いに当接する中央に位置した
    接触区域を有し、前記上部部分と前記下部部分が、前記
    定置ラム部材の前記接触区域からその側方端部に両側に
    延び且つその幅が連続的に増大する2つの間隙によって
    互いから隔てられ、前記定置ラム部材の前記下部部分
    が、その2つの側方端部領域内において前記プレスブレ
    ーキの前記フレーム構造内に自由に吊り下げられている
    ことを特徴とするプレスブレーキ。
JP4312425A 1991-11-21 1992-11-20 油圧作動プレスブレーキ Expired - Lifetime JPH07100178B2 (ja)

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