JPH05205094A - バーコード読取り装置用小型光学走査パターン発生装置 - Google Patents
バーコード読取り装置用小型光学走査パターン発生装置Info
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- JPH05205094A JPH05205094A JP4266887A JP26688792A JPH05205094A JP H05205094 A JPH05205094 A JP H05205094A JP 4266887 A JP4266887 A JP 4266887A JP 26688792 A JP26688792 A JP 26688792A JP H05205094 A JPH05205094 A JP H05205094A
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- G06K7/10—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
- G06K7/10544—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum
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- G06K7/10861—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum further details of bar or optical code scanning devices sensing of data fields affixed to objects or articles, e.g. coded labels
- G06K7/10871—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum further details of bar or optical code scanning devices sensing of data fields affixed to objects or articles, e.g. coded labels randomly oriented data-fields, code-marks therefore, e.g. concentric circles-code
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 バーコードラベルの寸法や方向に関係なくコ
ード情報を正確に読取ることができる走査パターン発生
装置を提供する。 【構成】 複数の湾曲ミラー部４２と複数のミラーファ
セット４６とを有する回転ポリゴン４４と、一対の反射
面３８，４０を有する集光ミラー３４と、この集光ミラ
ーの１つの反射面３８に走査光ビーム３２を投射する光
源３０とを具備したコンパクト光学走査装置。走査光ビ
ーム３２を、前記湾曲ミラー部４２、ミラーファセット
４６および一対の反射面４０で偏向させることにより、
それぞれ異なる焦点面に形成される複数の走査ラインか
らなる１本のラインの走査パターンを発生し、これによ
りバーコードラベル５４を走査する。ミラーファセット
の方向および湾曲ミラー部の曲率半径を変えることによ
り、それぞれ異なる焦点面にフォーカスする複数の走査
ラインからなる中心位置が一定の蝶ネクタイ形の走査パ
ターンを発生する。
ード情報を正確に読取ることができる走査パターン発生
装置を提供する。 【構成】 複数の湾曲ミラー部４２と複数のミラーファ
セット４６とを有する回転ポリゴン４４と、一対の反射
面３８，４０を有する集光ミラー３４と、この集光ミラ
ーの１つの反射面３８に走査光ビーム３２を投射する光
源３０とを具備したコンパクト光学走査装置。走査光ビ
ーム３２を、前記湾曲ミラー部４２、ミラーファセット
４６および一対の反射面４０で偏向させることにより、
それぞれ異なる焦点面に形成される複数の走査ラインか
らなる１本のラインの走査パターンを発生し、これによ
りバーコードラベル５４を走査する。ミラーファセット
の方向および湾曲ミラー部の曲率半径を変えることによ
り、それぞれ異なる焦点面にフォーカスする複数の走査
ラインからなる中心位置が一定の蝶ネクタイ形の走査パ
ターンを発生する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はバーコード走査装置に関
し、特に異なる形式の走査パターンを作成することがで
きるバーコード走査装置に関するものである。
し、特に異なる形式の走査パターンを作成することがで
きるバーコード走査装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】今日の市場でのＰＯＳシステムにおいて
は、購買商品に関するデータは、その商品に印刷されあ
るいは取付けられたバーコードラベル等のコード化マー
クを読取ることによって得られる。このようなバーコー
ドラベルを読取るための走査装置は、ラベル上を動かす
手持ち式の棒状等のバーコードスキャナと、通常レジ等
の清算カウンタ内に固定配置される光学走査装置とから
なり、買物カート内の商品はこのカウンタ表面の走査窓
を横切って動かされその商品のデータが読み出され光学
走査装置にロードされる。
は、購買商品に関するデータは、その商品に印刷されあ
るいは取付けられたバーコードラベル等のコード化マー
クを読取ることによって得られる。このようなバーコー
ドラベルを読取るための走査装置は、ラベル上を動かす
手持ち式の棒状等のバーコードスキャナと、通常レジ等
の清算カウンタ内に固定配置される光学走査装置とから
なり、買物カート内の商品はこのカウンタ表面の走査窓
を横切って動かされその商品のデータが読み出され光学
走査装置にロードされる。
【０００３】各種の異なるＰＯＳシステムで用いられる
バーコードを規格化するため、食品業界ではバーコード
形式の統一製品コード（ＵＰＣ：Uniform Product Cod
e）を採用している。
バーコードを規格化するため、食品業界ではバーコード
形式の統一製品コード（ＵＰＣ：Uniform Product Cod
e）を採用している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の走査装置は、平
坦面に貼付された標準サイズのＵＰＣラベルを走査する
場合には問題ないが、ＵＰＣラベルをガム等の小さな商
品に対し用いるために切断した場合あるいは湾曲した表
面にラベルが貼付された場合には、正確にラベルのデー
タを読取ることができなかった。
坦面に貼付された標準サイズのＵＰＣラベルを走査する
場合には問題ないが、ＵＰＣラベルをガム等の小さな商
品に対し用いるために切断した場合あるいは湾曲した表
面にラベルが貼付された場合には、正確にラベルのデー
タを読取ることができなかった。
【０００５】本発明は上記従来技術の欠点に鑑みなされ
たものであって、読取り部分の焦点深度を大きくしてラ
ベルの寸法や方向に関係なくラベルを正確に読取ること
ができる走査パターンを投射する新規な走査装置の提供
を目的とする。
たものであって、読取り部分の焦点深度を大きくしてラ
ベルの寸法や方向に関係なくラベルを正確に読取ること
ができる走査パターンを投射する新規な走査装置の提供
を目的とする。
【０００６】本発明の別の目的は、切断されたＵＰＣバ
ーコードラベルを効率的に読むための多数ラインパター
ンを投射する走査装置を提供することである。本発明の
さらに別の目的は、読取り効率を高めコストを低下させ
た走査装置を提供することである。
ーコードラベルを効率的に読むための多数ラインパター
ンを投射する走査装置を提供することである。本発明の
さらに別の目的は、読取り効率を高めコストを低下させ
た走査装置を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る走査装置は、多焦点の走査パターンを
発生するための光学スキャナにおいて：第１の光路に沿
って投射される走査光ビームの光源と；前記第１の光路
内に設けられた前記走査光ビームを第２の光路に沿って
偏向させるための第１の偏向手段と；前記第２の光路内
に設けられ、前記走査光ビームを受光してこれを第３の
光路に沿って偏向させるための該第２の光路内に設けら
れた湾曲ミラー部を有する回転ポリゴン手段と；前記第
３の光路内に設けられた前記走査光ビームを第４の光路
に沿って偏向させるための第２の偏向手段とを具備し；
前記ポリゴン手段は、さらに前記第４の光路内に配置し
た複数のファセット部材を有し、該ファセット部材は、
受光ビームを偏向してこの偏向方向に位置するバーコー
ドラベルを走査するように構成されている。
め、本発明に係る走査装置は、多焦点の走査パターンを
発生するための光学スキャナにおいて：第１の光路に沿
って投射される走査光ビームの光源と；前記第１の光路
内に設けられた前記走査光ビームを第２の光路に沿って
偏向させるための第１の偏向手段と；前記第２の光路内
に設けられ、前記走査光ビームを受光してこれを第３の
光路に沿って偏向させるための該第２の光路内に設けら
れた湾曲ミラー部を有する回転ポリゴン手段と；前記第
３の光路内に設けられた前記走査光ビームを第４の光路
に沿って偏向させるための第２の偏向手段とを具備し；
前記ポリゴン手段は、さらに前記第４の光路内に配置し
た複数のファセット部材を有し、該ファセット部材は、
受光ビームを偏向してこの偏向方向に位置するバーコー
ドラベルを走査するように構成されている。
【０００８】
【作用】前記本発明に係る走査装置は、静止集光ミラー
に向けて走査光ビームを投射する光源を有し、該集光ミ
ラーは、複数の湾曲ミラー部に向けて光ビームを反射す
る平坦ミラー部を有し、該湾曲ミラー部は、回転ポリゴ
ン手段の一部であって、該ポリゴン手段はさらに複数の
ファセットミラーを有している。
に向けて走査光ビームを投射する光源を有し、該集光ミ
ラーは、複数の湾曲ミラー部に向けて光ビームを反射す
る平坦ミラー部を有し、該湾曲ミラー部は、回転ポリゴ
ン手段の一部であって、該ポリゴン手段はさらに複数の
ファセットミラーを有している。
【０００９】光ビームは湾曲ミラーにより反射され、集
光ミラー方向に戻る。この集光ミラーはさらに円筒ミラ
ー部を有し、この円筒ミラー部が受光した光ビームをフ
ァセットミラーに向けて偏向させる。ファセットミラー
は光ビームを走査パターンの形にして偏向させ、これに
よりこの走査装置に近接配置したＵＰＣバーコードラベ
ルを走査する。
光ミラー方向に戻る。この集光ミラーはさらに円筒ミラ
ー部を有し、この円筒ミラー部が受光した光ビームをフ
ァセットミラーに向けて偏向させる。ファセットミラー
は光ビームを走査パターンの形にして偏向させ、これに
よりこの走査装置に近接配置したＵＰＣバーコードラベ
ルを走査する。
【００１０】バーコードラベルからの反射光は、ファセ
ットミラー方向に戻り、このファセットミラーは、受光
した反射光を集光ミラーに向けて偏向させる。集光ミラ
ーは続いて、この反射光を回転ポリゴンミラーに近接し
た設けた検知器に向けて集光させ検知器上にフォーカス
させる。
ットミラー方向に戻り、このファセットミラーは、受光
した反射光を集光ミラーに向けて偏向させる。集光ミラ
ーは続いて、この反射光を回転ポリゴンミラーに近接し
た設けた検知器に向けて集光させ検知器上にフォーカス
させる。
【００１１】好ましい実施例において、走査装置はそれ
ぞれ異なる焦点面に投射される複数の走査ラインからな
る１本のラインの走査パターンを発生する。別の実施例
において、走査装置は各走査ラインがそれぞれ異なる焦
点面に対し投射される複数の走査ラインにより蝶ネクタ
イ形状を形成する走査パターンを発生する。
ぞれ異なる焦点面に投射される複数の走査ラインからな
る１本のラインの走査パターンを発生する。別の実施例
において、走査装置は各走査ラインがそれぞれ異なる焦
点面に対し投射される複数の走査ラインにより蝶ネクタ
イ形状を形成する走査パターンを発生する。
【００１２】
【実施例】図１は本発明の実施例に係るコンパクトバー
コードスキャナ２０の斜視図である。このスキャナ２０
はカバー２４を有する箱型のハウジング２２を具備す
る。このカバー２４の中間部にはガラスが装着された窓
２６が設けられる。このハウジング２２は通常カバー２
４をレジ等の清算カウンタの商品支持台面に合せてその
カウンタ内に設置される。カウンタでの品物の清算時
に、オペレータ（店員）は、購買された商品をカウンタ
の商品支持台から取り上げ窓２６上を通過させてその商
品のバーコードラベルを窓から投射される走査光ビーム
により読取り走査する。
コードスキャナ２０の斜視図である。このスキャナ２０
はカバー２４を有する箱型のハウジング２２を具備す
る。このカバー２４の中間部にはガラスが装着された窓
２６が設けられる。このハウジング２２は通常カバー２
４をレジ等の清算カウンタの商品支持台面に合せてその
カウンタ内に設置される。カウンタでの品物の清算時
に、オペレータ（店員）は、購買された商品をカウンタ
の商品支持台から取り上げ窓２６上を通過させてその商
品のバーコードラベルを窓から投射される走査光ビーム
により読取り走査する。
【００１３】図示した実施例は清算カウンタ内に設置す
る形式の走査装置であるが、光学部品を小型化すること
により、複数の走査パターンを発生するポータブル手持
ちスキャナ内に設置可能なコンパクトなバーコード走査
装置を構成することができる。
る形式の走査装置であるが、光学部品を小型化すること
により、複数の走査パターンを発生するポータブル手持
ちスキャナ内に設置可能なコンパクトなバーコード走査
装置を構成することができる。
【００１４】図２はハウジング２２の部分縦断面図であ
り、各種の多焦点走査パターンを発生する光学系の配置
構成を示す。図示したように、ハウジング２２内にレー
ザ３０が備り、コヒーレントな光ビーム３２を楕円形の
集光ミラー３４に向けて投射する。この集光ミラー３４
は、楕円形の集光面部３６と、平坦ミラー部３８と、円
筒ミラー部４０とを有し、各部は集光ミラー３４の一部
としてモールド成形される。光ビーム３２は平坦ミラー
部３８を照射し、ここで回転ポリゴン部材４４の頂部に
搭載された５枚の湾曲ミラーファセット４２に向けてほ
ぼ水平方向に偏向される。ポリゴン部材４４はこのポリ
ゴン部材の回転軸に対し４５度の角度で装着された５枚
のミラーファセット４６を具備する。各ミラーファセッ
ト４６の中心からポリゴン部材４４の回転軸までの距離
は全て等しく、この実施例においては、１インチ（２．
５４ｃｍ）である。ポリゴン部材４４は、ハウジング２
２の床板に取付けられたモータ５０の出力軸４８上に装
着される。
り、各種の多焦点走査パターンを発生する光学系の配置
構成を示す。図示したように、ハウジング２２内にレー
ザ３０が備り、コヒーレントな光ビーム３２を楕円形の
集光ミラー３４に向けて投射する。この集光ミラー３４
は、楕円形の集光面部３６と、平坦ミラー部３８と、円
筒ミラー部４０とを有し、各部は集光ミラー３４の一部
としてモールド成形される。光ビーム３２は平坦ミラー
部３８を照射し、ここで回転ポリゴン部材４４の頂部に
搭載された５枚の湾曲ミラーファセット４２に向けてほ
ぼ水平方向に偏向される。ポリゴン部材４４はこのポリ
ゴン部材の回転軸に対し４５度の角度で装着された５枚
のミラーファセット４６を具備する。各ミラーファセッ
ト４６の中心からポリゴン部材４４の回転軸までの距離
は全て等しく、この実施例においては、１インチ（２．
５４ｃｍ）である。ポリゴン部材４４は、ハウジング２
２の床板に取付けられたモータ５０の出力軸４８上に装
着される。
【００１５】図３および図４に示すように、各湾曲ミラ
ーファセット４２は、ポリゴン部材４４（図３）の中心
に関しそれぞれ異なる曲率半径を有している。これによ
り、各ファセットから投射される走査ラインはそれぞれ
の曲率半径に応じて定まる深度の焦点面に形成される。
ーファセット４２は、ポリゴン部材４４（図３）の中心
に関しそれぞれ異なる曲率半径を有している。これによ
り、各ファセットから投射される走査ラインはそれぞれ
の曲率半径に応じて定まる深度の焦点面に形成される。
【００１６】回転する湾曲ミラーファセット４２で反射
された走査ラインを形成するレーザ光ビーム３２は、集
光ミラー３４の円筒ミラー部４０を照射し、ここで走査
ラインが１軸内に焦点位置合せされ、さらにこの走査ラ
インは回転するポリゴン部材４４のミラーファセット４
６に向けて投射される。各ミラーファセット４６は、ポ
リゴン部材４４の回転軸に対し同じ角度で傾斜して装着
されているため、これらのミラーファセット４６は湾曲
ミラーファセット４２から発生した各走査ラインを１本
の走査ラインパターン６０（図５）の形状でガラス窓２
６の方向に偏向させ、この走査パターン６０がガラス窓
２６の上方のバーコードラベル５４を走査する。
された走査ラインを形成するレーザ光ビーム３２は、集
光ミラー３４の円筒ミラー部４０を照射し、ここで走査
ラインが１軸内に焦点位置合せされ、さらにこの走査ラ
インは回転するポリゴン部材４４のミラーファセット４
６に向けて投射される。各ミラーファセット４６は、ポ
リゴン部材４４の回転軸に対し同じ角度で傾斜して装着
されているため、これらのミラーファセット４６は湾曲
ミラーファセット４２から発生した各走査ラインを１本
の走査ラインパターン６０（図５）の形状でガラス窓２
６の方向に偏向させ、この走査パターン６０がガラス窓
２６の上方のバーコードラベル５４を走査する。
【００１７】走査されたバーコードラベル５４からの反
射ビームは、図２の点線５６に沿ってポリゴン部材４４
のミラーファセット４６方向に戻り、ここで反射されて
集光ミラー３４の集光面３６を照射する。集光ミラー３
４は、反射ビームを集光してハウジング２２内に装着さ
れた検知器５８上にフォーカスさせる。共役な平坦ミラ
ーファセット４６に対する湾曲ミラーファセット４２の
位置および各湾曲ミラーファセットの曲率により、発生
する各走査ラインの焦点距離が定まる。各走査ラインの
焦点深度を変える場合には、各湾曲ミラーファセット４
２の曲率半径を変える。この実施例においては、一番長
い湾曲ミラーファセット４２は半インチの曲率半径を有
し、続いて順番に３２分の１づつ小さい曲率半径を有す
るように各ファセットが構成される。
射ビームは、図２の点線５６に沿ってポリゴン部材４４
のミラーファセット４６方向に戻り、ここで反射されて
集光ミラー３４の集光面３６を照射する。集光ミラー３
４は、反射ビームを集光してハウジング２２内に装着さ
れた検知器５８上にフォーカスさせる。共役な平坦ミラ
ーファセット４６に対する湾曲ミラーファセット４２の
位置および各湾曲ミラーファセットの曲率により、発生
する各走査ラインの焦点距離が定まる。各走査ラインの
焦点深度を変える場合には、各湾曲ミラーファセット４
２の曲率半径を変える。この実施例においては、一番長
い湾曲ミラーファセット４２は半インチの曲率半径を有
し、続いて順番に３２分の１づつ小さい曲率半径を有す
るように各ファセットが構成される。
【００１８】図２および図３に示したような湾曲ミラー
ファセット４２およびポリゴン４４のミラーファセット
４６の構成により、図５に示すように１本の走査ライン
パターン６０が発生する。この１本の走査パターン６０
は、各湾曲ミラーファセット４２から発生したそれぞれ
焦点面の異なる複数の走査ラインからなるものである。
ファセット４２およびポリゴン４４のミラーファセット
４６の構成により、図５に示すように１本の走査ライン
パターン６０が発生する。この１本の走査パターン６０
は、各湾曲ミラーファセット４２から発生したそれぞれ
焦点面の異なる複数の走査ラインからなるものである。
【００１９】図４は、本発明に係るバーコードスキャナ
の湾曲ミラーファセット４２とポリゴンミラーファセッ
ト４６の別の構成例を示す。この例では、５枚のポリゴ
ンミラーファセット４６Ａ〜４６Ｅの内いくつかは、フ
ァセット中心を通る垂直軸に関し斜めに配置され、これ
により走査パターン内の走査ラインの方向を変えてい
る。各湾曲ミラーファセット４２の曲率半径は図３の例
と同じであってもよいし、あるいは走査ラインの焦点深
度を変えるために変えてもよい。このような構成によ
り、図６に示すように、蝶ネクタイ形状の走査パターン
６２が発生する。この走査パターン６２において、各走
査ライン４６は異なる焦点面上に形成される。図４およ
び図６に示すように、ミラーファセット４６Ａ（図４）
は水平な走査ライン４６Ａ（図６）を発生する。同様
に、垂直軸廻りに５度傾いたミラーファセット４６Ｃ，
４６Ｄはそれぞれ走査ライン４６Ｃ，４６Ｄを発生す
る。垂直軸廻りに１０度傾いたミラーファセット４６
Ｂ，４６Ｅはそれぞれ走査ライン４６Ｂ，４６Ｅを発生
する。この走査パターン６２を構成する走査ライン６４
の本数は、使用する湾曲ミラーファセット４２およびポ
リゴンミラーファセット４６の数により定まる。
の湾曲ミラーファセット４２とポリゴンミラーファセッ
ト４６の別の構成例を示す。この例では、５枚のポリゴ
ンミラーファセット４６Ａ〜４６Ｅの内いくつかは、フ
ァセット中心を通る垂直軸に関し斜めに配置され、これ
により走査パターン内の走査ラインの方向を変えてい
る。各湾曲ミラーファセット４２の曲率半径は図３の例
と同じであってもよいし、あるいは走査ラインの焦点深
度を変えるために変えてもよい。このような構成によ
り、図６に示すように、蝶ネクタイ形状の走査パターン
６２が発生する。この走査パターン６２において、各走
査ライン４６は異なる焦点面上に形成される。図４およ
び図６に示すように、ミラーファセット４６Ａ（図４）
は水平な走査ライン４６Ａ（図６）を発生する。同様
に、垂直軸廻りに５度傾いたミラーファセット４６Ｃ，
４６Ｄはそれぞれ走査ライン４６Ｃ，４６Ｄを発生す
る。垂直軸廻りに１０度傾いたミラーファセット４６
Ｂ，４６Ｅはそれぞれ走査ライン４６Ｂ，４６Ｅを発生
する。この走査パターン６２を構成する走査ライン６４
の本数は、使用する湾曲ミラーファセット４２およびポ
リゴンミラーファセット４６の数により定まる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるこの
ような構成により、異なる形状の多焦点走査パターンが
得られ、異なる寸法のバーコードラベルを正確に読むこ
とができる。また、ポリゴン部材４４が３つの作用を行
うように、即ち走査ラインの焦点を変え、走査パターン
を発生し、走査したバーコードラベルからの反射光を集
光するように構成したため、光学系の部品点数を減らし
て構成を簡素化することができる。
ような構成により、異なる形状の多焦点走査パターンが
得られ、異なる寸法のバーコードラベルを正確に読むこ
とができる。また、ポリゴン部材４４が３つの作用を行
うように、即ち走査ラインの焦点を変え、走査パターン
を発生し、走査したバーコードラベルからの反射光を集
光するように構成したため、光学系の部品点数を減らし
て構成を簡素化することができる。
【図１】 本発明に係るコンパクトバーコードスキャナ
の斜視図である。
の斜視図である。
【図２】 図１の矢印Ａ方向からみた本発明に係るバー
コードスキャナの部分縦断面図であり、バーコードラベ
ルを走査する走査パターン形成用光学系を通る走査ビー
ムの光路を示す。
コードスキャナの部分縦断面図であり、バーコードラベ
ルを走査する走査パターン形成用光学系を通る走査ビー
ムの光路を示す。
【図３】 図２のバーコードスキャナの上面図であり、
単ライン多焦点走査パターンを発生する回転ポリゴン手
段の湾曲ミラー部およびファセットミラー部の構成を示
す。
単ライン多焦点走査パターンを発生する回転ポリゴン手
段の湾曲ミラー部およびファセットミラー部の構成を示
す。
【図４】 本発明に係る回転ポリゴン手段の別の例の上
面図であり、蝶ネクタイ型の走査パターンを発生するポ
リゴン手段の湾曲ミラー部およびファセットミラー部の
構成を示す。
面図であり、蝶ネクタイ型の走査パターンを発生するポ
リゴン手段の湾曲ミラー部およびファセットミラー部の
構成を示す。
【図５】 図３のポリゴン手段により発生した単ライン
走査パターンを示す説明図である。
走査パターンを示す説明図である。
【図６】 図４のポリゴン手段により発生した蝶ネクタ
イ型の走査パターンを示す説明図であり、ポリゴン手段
のファセットミラーとスキャンパターンの各走査ライン
との対応を表している。
イ型の走査パターンを示す説明図であり、ポリゴン手段
のファセットミラーとスキャンパターンの各走査ライン
との対応を表している。
２０；バーコードスキャナ、２２；ハウジング、２４；
カバー、２６；窓、３０；レーザ、３２；光ビーム、３
４；集光ミラー、３６；楕円集光面、３８；平坦ミラー
部、４０；円筒ミラー部、４２；湾曲ミラーファセッ
ト、４４；ポリゴン部材、４６；ポリゴンミラーファセ
ット、５０；モータ、５４；バーコードラベル、５６；
反射ビーム、５８；検知器。
カバー、２６；窓、３０；レーザ、３２；光ビーム、３
４；集光ミラー、３６；楕円集光面、３８；平坦ミラー
部、４０；円筒ミラー部、４２；湾曲ミラーファセッ
ト、４４；ポリゴン部材、４６；ポリゴンミラーファセ
ット、５０；モータ、５４；バーコードラベル、５６；
反射ビーム、５８；検知器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャールズ ケニス ワイク，ジュニア アメリカ合衆国 30518 ジョージア、シ ュガー ヒル、シークレット コウブ ド ライブ 1030
Claims (1)
- 【請求項１】 多焦点の走査パターンを発生するための
光学スキャナにおいて：第１の光路に沿って投射される
走査光ビームの光源と；前記第１の光路内に設けられた
前記走査光ビームを第２の光路に沿って偏向させるため
の第１の偏向手段と；前記第２の光路内に設けられ、前
記走査光ビームを受光してこれを第３の光路に沿って偏
向させるための該第２の光路内に設けられた湾曲ミラー
部を有する回転ポリゴン手段と；前記第３の光路内に設
けられた前記走査光ビームを第４の光路に沿って偏向さ
せるための第２の偏向手段とを具備し；前記ポリゴン手
段は、さらに前記第４の光路内に配置した複数のファセ
ット部材を有し、該ファセット部材は、受光ビームを偏
向してこの偏向方向に位置するバーコードラベルを走査
するように構成されたことを特徴とする多焦点走査パタ
ーン発生用光学スキャナ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US762703 | 1991-09-19 | ||
| US07/762,703 US5179271A (en) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | Compact optical scan pattern generator for bar code reading systems |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05205094A true JPH05205094A (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=25065824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4266887A Pending JPH05205094A (ja) | 1991-09-19 | 1992-09-10 | バーコード読取り装置用小型光学走査パターン発生装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JPH05205094A (ja) |
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-
1992
- 1992-09-10 JP JP4266887A patent/JPH05205094A/ja active Pending
Also Published As
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