JPH05204416A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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JPH05204416A
JPH05204416A JP1043892A JP1043892A JPH05204416A JP H05204416 A JPH05204416 A JP H05204416A JP 1043892 A JP1043892 A JP 1043892A JP 1043892 A JP1043892 A JP 1043892A JP H05204416 A JPH05204416 A JP H05204416A
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JP
Japan
Prior art keywords
address
data
register
sequence program
mpu
Prior art date
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Pending
Application number
JP1043892A
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English (en)
Inventor
Makoto Tofuru
誠 登古
Hiroyuki Kusakabe
宏之 日下部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シーケンスプログラム実行時にシステム管理
や数値演算を含むファンクション処理を行うマイクロコ
ンピュータ25と、シーケンスプログラムのビット演算処
理を行うカスタムLSI33と、シーケンスプログラムを
格納するプログラムメモリ43と、データを格納するデー
タメモリ45とを備えたプログラマブルコントローラにお
いて、カスタムLSIを複雑にするることなくファンク
ション処理時間を短縮すること。 【構成】 マイクロコンピュータ25がファンクション処
理によりデータのリード/ライトを行うとき、特定アド
レスに対してリード/ライトのアクセスを行うことによ
りシーケンスプログラムで指定されるレジスタ論理アド
レスを物理アドレスに変換してデータメモリ45にアクセ
スし、前記特定アドレスのデータとしてリード/ライト
する手段(47〜57)を前記カスタムLSI33に設けたも
の。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カスタムLSI(ゲー
トアレイ)の使用により演算処理能力(速度)を向上さ
せたプログラマブルコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】プログラマブルコントローラ(以下PC
と呼ぶ)が実行するシーケンスプログラムのデータは一
般に論理アドレスを用いて作成される。従って、PCが
データをアクセスする場合には、論理アドレスから物理
アドレスへ変換する必要がある。従来、この変換処理は
PC内のマイクロプロセッサユニット(MPU)で行っ
ている。シーケンスプログラムにおいてデータを指定す
る場合、そのデータが格納されているレジスタを命令中
で指定する場合と、データそのものを直接命令中で指定
する場合がある。従って、MPUはデータ指定がレジス
タなのか、それとも定数なのかを判断する必要がある。
このため、MPUの負荷が重くなり、処理速度の向上を
妨げている。
【0003】この問題を解決するために、従来図4に示
すようなPCが開発されている。図4において、MPU
1はコントロールバス3、データバス5、およびアドレ
スバス7を介してカスタムLSI(Large Scale Integr
ation )2と接続されるとともに、データバス5および
アドレスバス7を介して、MPU1のシステムプログラ
ムを格納するリードオンリイメモリ(ROM)11と、シ
ステムデータのワークエリアとなるランダムアクセスメ
モリ(RAM)12と、シーケンスプログラムを格納する
RAM13とシーケンスデータを格納するRAM14と接続
されている。カスタムLSI2はゲートアレイで構成さ
れ、MPU1と調整を取りながらビット演算処理を専用
に行う。ビット演算処理とは、たとえばリレーシーケン
ス処理である。MPU1はファンクション処理を実行す
る。ファンクション処理とは、たとえば、算術論理演
算、データ転送、関数処理などである。すなわち、MP
U1はシーケンスプログラムRAM13からシーケンスプ
ログラムコードを読みだし、そのシーケンスプログラム
コードをデコードして、データ指定がレジスタにより指
定されているかあるいは定数により指定されているか判
断する。シーケンスプログラムコードとは、コンバイラ
言語で書かれたアプリケーション(ユーザ)プログラム
のオプジェクトコードである。レジスタにより指定され
ている場合には、レジスタの論理アドレスを物理アドレ
スに変換して、シーケンスデータRAM14にアクセス
し、シーケンス処理を実行する。
【0004】しかしながら、図4に示すPCでは、カス
タムLSI2の構成は簡単になるが、MPU1は上述し
たように、データの指定がレジスタにより指定されてい
るかあるいは定数により指定されているかの判断、およ
びレジスタの論理アドレスを物理アドレスに変換せねば
ならず、PCの演算処理速度が遅くなるという欠点を有
している。
【0005】この欠点を克服するために図5に示すよう
なPCが開発されている。図5に示すPCでは、カスタ
ムLSI21がビット演算処理とファンクション処理を実
行する。この例ではカスタムLSI21がシーケンスプロ
グラムRAM13からシーケンスプログラムコードを読み
出す。さらに、LSI21は読みだしたプログラムコード
をデコードし、レジスタ論理アドレスを物理アドレスに
変換し、対応するデータをシーケンスデータRAM14か
ら読み出す。さらに、LSI21はファンクション処理を
実行する際、前記デコードしたプログラムシーケンスコ
ードに対応するファンクション処理実行データをROM
23からアクセスし、実行する。ファンクション処理実行
データコードとは、例えばアセンブラ言語で書かれ、上
述した算術論理演算、データ転送、フラッグ処理を行う
ためのオブジェクトコードである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図4の例では、MPU
1がレジスタ・定数判断やアドレス変換を行わなければ
ならず、ファンクション処理時間全体に占めるアドレス
変換時間が大きいため、PCとしての演算処理速度が遅
くなってしまう。今、MPU1が図6のシーケンスプロ
グラム(加算)処理を行うものとする。
【0007】まず、カスタムLSI2はシーケンスプロ
グラムRAM13のアドレスnから”FNC”(ファンク
ション)を読み出す。カスタムLSI2はファンクショ
ン処理を実行できないので、MPU1に処理を依頼す
る。MPU1は再度アドレスnの”FNC”とアドレス
n+1の”No.”を読みだして加算処理と判断する。
さらに、MPU1は被加数(WOPR+A)、加数(C
L+B)および加算結果(WOPR+C)についてそれ
ぞれが、レジスタか定数かを判定し、レジスタと定数の
それぞれの処理を実行する。レジスタの場合、演算に使
用するのはレジスタアドレスの内容であり、そのために
は物理的なレジスタアドレスを求めた後にその内容をM
PU1はアクセスする必要がある。また、定数の場合は
シーケンスプログラムの読み込み値をそのまま使用す
る。図6の例ではAとCがレジスタ論理アドレスでBが
定数である。すなわち、図6はシーケンスプログラムの
プログラムコードの構造を示す。図6の例では、アドレ
スnにファンクション(FNC)が格納され、アドレス
n+1にファンクション番号が格納され、アドレスn+
2にはオペランドがレジスタにより指定されることを示
すワードオペランド(WOPR)が格納されている。従
って、アドレスn+3に格納されているアドレスAは物
理アドレスA′に変換される。また、アドレスn+4に
は、次のオペランドが定数であることを示すコンスタン
ト(Constant Low)が格納されている。従って、アドレ
スn+5に格納されている定数Bは変換されない。さら
にアドレスn+6には、オペランドがレジスタにより指
定されることを示すワードオペランド(WOPR)が格
納されているので、次にアドレスn+7に格納されてい
るアドレスCは物理アドレスC′に変換される。これら
の処理で、MPU1は、レジスタ論理アドレスから物理
アドレスを求めるのに次の処理が必要となる。 1.レジスタか定数かの判定 2.レジスタ種別の判定 3.レジスタ種別毎の指定固定オフセット加算 4.プログラム付属の指定不定オフセット種別判定 5.プログラム付属の指定不定オフセット量読み込み 6.プログラム付属の指定不定オフセット量加算 7.その他不定オフセット量の判定、読み込み、加算
【0008】なお、上述2.のレジスタ種別の判定は、
レジスタの種類によりオフセット値が異なるので、レジ
スタの種別を判定し、それによりオフセット値を決定す
る必要がある。プログラム付属の指定不定オフセットと
は、ユーザがアプリケーションプログラムにおいて指定
されたインデックスレジスタの内容である。
【0009】この場合、図7に示すように、MPUはス
テップST1においてファンクションの種類を判別す
る。ファンクションの種類が加算であれば、ステップS
T3において被加数はレジスタによる指定かそれとも定
数かを判別する。ステップST3において、レジスタに
よる指定であると判別すると、MPUはステップST5
において、レジスタ種別を判定する。次に、ステップS
T7においてレジスタ種別毎のオフセット量を被加数の
レジスタNoに加算する。さらに、ステップST9にお
いて、MPUはプログラム付属の指定不定オフセット種
別を判別する。すなわちアプリケーションプログラムの
中で、インデックス修飾がなされているかどうか判別す
る。
【0010】ステップST9において、インデックス修
飾がなされていると判断すると、MPUは、インデック
スレジスタにより指定された不定オフセット量を被加数
のレジスタNoに加算する。さらに、ステップST13に
おいて、その他の不定オフセット量の判定、読み込み、
および加算を行う。このようにして、求めたアドレス値
が、そのレジスタが割り付けられているメモリアドレス
空間の規定の範囲内にあるかどうか判断する。ステップ
ST15において、規定の範囲内にあると判断すると、M
PUはステップST17において、計算により求めたアド
レスを用い、レジスタの内容を読み込む。さらに、図8
のステップST21において加数データの読み込み処理を
行い、ステップST23において、加数と被加数との加算
処理を行う。そして、ステップST25において、加算結
果をメモリに格納する。
【0011】上述のように、MPU1によりレジスタ論
理アドレスを物理アドレスに変換するには多くの処理を
行わなければならず、しかも上述の処理はFNC処理の
時に必要となる。
【0012】また、図5に示すPCでは、PCの演算処
理速度は向上するが、カスタムLSI21のゲート数の増
大と周辺素子(ROM23等)が増加し、PC全体として
回路が複雑になるとともに、コスト面から経済的でな
い。
【0013】この発明の目的は、PCのシステム構成を
抑えてコストの上昇を抑えるとともに、ユーザが要求す
るPCのシーケンス処理実行時間を満足するプログラマ
ブルコントローラを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するため
に、本発明は、シーケンスプログラム実行時にシステム
管理や数値演算を含むファンクション処理を行うマイク
ロコンピュータと、シーケンスプログラムのビット演算
処理を行うカスタムLSIと、シーケンスプログラムを
格納するプログラムメモリと、データを格納するデータ
メモリとを備えたプログラマブルコントローラにおい
て、前記マイクロコンピュータがファンクション処理に
よりデータのリード/ライトを行うとき、特定アドレス
に対してリード/ライトのアクセスを行うことによりシ
ーケンスプログラムで指定されるレジスタ論理アドレス
を物理アドレスに変換して前記データメモリにアクセス
し、前記特定アドレスのデータとしてリード/ライトす
る手段を前記カスタムLSIに設ける。
【0015】
【作用】上記構成により、マイクロコンピュータがファ
ンクション処理によりデータのリード/ライトを行うと
き、特定アドレスに対してアクセスすれば、カスタムL
SIに設けられた前記手段により、シーケンスプログラ
ムで指定されるレジスタ論理アドレスを物理アドレスに
変換して前記データメモリにアクセスすることが可能と
なり、カスタムLSIを複雑にすることなくマイクロコ
ンピュータの負担を軽減してシーケンスプログラムの処
理速度の向上したプログラマブルコントローラが得られ
る。
【0016】
【実施例】本発明のプログラマブルコントローラの一実
施例を図1に示し、その要部詳細を図2に示す。
【0017】図1において、マイクロプロセッサユニッ
ト(以下MPUと呼ぶ)25はコントロールバス(リード
/ライトラインを含む)27、アドレスバス29、データバ
ス31を介してカスタムLSI33と接続されている。さら
にMPU25はアドレスバス29およびデータバス31を介し
てシステムROM35およびシステムRAM37と接続され
ている。システムROM35には、MPU25のオペレーテ
ィングシステムが格納されている。システムRAM37は
MPU25のワークエリアや演算エリアとして使用され
る。また、カスタムLSI33は、アドレスバス39および
データバス41を介してシーケンスプログラムRAM43お
よびシーケンスデータRAM45と接続されている。
【0018】シーケンスプログラムRAM43には、ユー
ザアプリケーションプログラムが格納されている。シー
ケンスデータRAM45には被演算データ、演算結果、ス
テータス情報、シーケンスプログラムにより指定された
レジスタの内容等が格納されている。
【0019】カスタムLSI33はたとえばゲートアレイ
で構成される。カスタムLSI33はシーケスプログラム
RAM43からシーケンスプログラムをフェッチし、自身
で処理可能か否かを判断する。フェッチしたシーケンス
プログラムがビット演算処理のように自身で処理可能な
場合、カスタムLSI33は、プログラムコードをデコー
ドし、論理アドレスから物理アドレスへの変換を行い、
対応するデータをシーケンスデータRAM45から読みだ
し、ビット演算処理を行う。
【0020】一方、ファンクション演算などのようにカ
スタムLSI33で処理できないシーケンスプログラムを
フェッチした場合は、カスタムLSI33はファンクショ
ン処理内容に応じたベクタを内部レジスタ用意してMP
U25に処理を依頼する。MPU25はファンクション処理
を要求されると上記ベクタから処理すべき内容を把握し
て特定アドレスに対してリード/ライトを行う。これに
よりカスタムLSIはシーケンスプログラムで指定され
たアドレスのシーケンスデータRAM45にアクセスしM
PU25との間でデータの授受が行われる。ファンクショ
ン処理が終了するとMPU25は処理終了情報を出力し、
これによりカスタムLSIはシーケンス処理を再開す
る。
【0021】これらの動作を行うカスタムLSI33は、
図2に示すように、データバス制御部47、ゲートコント
ロール部49、インストラクションポインタ発生回路51、
アドレスバス制御部53、アドレスラッチ部54、アドレス
変換部55、アドレス修飾部57を有している。
【0022】データバス制御部47は、ゲートコントロー
ル部49からの指令で制御されるバスドライバ47a,47b
を有しデータバス31と41間で双方向にデータ伝送すると
共に、多数の内部レジスタ47cを有し、ゲートコントロ
ール部49からの指令によりデータバス31,41からアクセ
スすることができる。
【0023】ゲートコントロール部49は、アドレスバス
29のアドレスデータを判別するアドレスデコーダ49a
と、リード/ライト指令線を含むコントロールバス27に
接続されるCPUインタフェース49bと、アドレスデコ
ーダ49a、CPUインタフェース49b、アドレス変換部
55からの指令により各種制御指令を発生するタイミング
回路49cを有している。インストラクションポインタ発
生回路51は、カスタムLSI33がRAM43のシーケンス
プログラムをアクセスするときにそのアドレスを生成す
る。
【0024】アドレスバス制御部53は、バスドライバ53
a〜53cを有しアドレスバス39に送出するアドレスを、
アドレスバス29かアドレスラッチ部54のいずれか1つの
アドレスを選択する。
【0025】アドレス変換部55は、RAM43から読み出
されたシーケンスプログラムのオペコードによりオペラ
ンドのデータが定数であるのかレジスタ論理アドレスな
のかを判別すると共に、レジスタ論理アドレスのときレ
ジスタの種別判定を行いレジスタ別に定めたオフセット
を加算して物理アドレスに変換する。また、レジスタ論
理アドレスの場合、インデックスの種別判定を行いアド
レス修飾部57のインデックスレジスタの内容を一緒に加
算して物理アドレスとする。また、オペコードによりデ
ータ種別判定を行いファンクション処理が必要と判定し
たとき、処理要求の信号を出しゲートコントロール部49
を介してMPU25にファンクション処理を要求する。上
記構成において、図6に示すファンクション処理のシー
ケンスプログラムの実行について以下に説明する。
【0026】カスタムLSI33はインストラクションポ
インタ発生回路51で生成されたアドレスをアドレスラッ
チ部54、アドレスバス制御部53を介してアドレスバス39
に出力しRAM43に格納されたシーケンスプログラムを
データバス41に読み出して図示しないビット演算処理部
により次々とビット演算処理を行い、今、アドレスnの
プログラムコード”FNC”がデータバス41に読み出さ
れたとする。アドレス変換部55のデータ種別判定部55a
はこのプログラムコード”FNC”によりファンクショ
ン処理であることを認識し、アドレスn+1のプログラ
ムコード”No”を読み出しファンクション処理内容に
応じたベクタとしてデータバス制御部47の所定の内部レ
ジスタ47cに格納すると共にゲートコントロール部49、
コントロールバス27を介してMPU25にファンクション
処理を要求する。
【0027】MPU25はファンクション処理の要求を受
け付けると上記所定の内部レジスタ47cのベクタを読み
出しファンクション処理の内容を把握する。(図6の例
では2つの数値AとBを加算してCとして求めるファン
クション処理であることを認識する。)
【0028】MPU25はファンクション処理の内容に基
づいてアドレスバス29およびコントロールバス27を介し
特定アドレスのデータをリードアクセスするとゲートコ
ントロール部49のアドレスデコーダ49aとCPUインタ
フェース49bを介してタイミング回路49cが作用しイン
ストラクションポインタのアドレスn+2がアドレスバ
ス39に出力されプログラムコード”WOPR”がカスタ
ムLSI33に取り込まれる。アドレス変換部55はこのプ
ログラムコード(オペコード)”WOPR”から次のプ
ログラムコード(オペランドデータ)”A”がレジスタ
論理アドレスであると判定すると共にインデックス種別
判定を行いレジスタ別オフセットとインデックス修飾の
インデックスレジスタを決定する。
【0029】次にインストラクションポインタをインク
リメントしてRAM43からプログラムコード”A”をア
ドレス変換部55に取り込みこのレジスタ論理アドレスに
上記レジスタ別オフセットとインデックスレジスタの内
容を加算してレジスタ物理アドレスを生成しRAM45の
シーケンスデータからレジスタデータをデータバス41上
に読み出すと共にバスドライバ47aをエネーブルとして
レジスタデータをデータバス31上に伝達する。MPU25
はこのデータバス31上のレジスタデータを特定アドレス
のデータとして読み込む。その後、MPU25は再び特定
アドレスに対してリードアクセスを行うと、RAM43か
らプログラムコード(オペコード)”CL”がアドレス
変換部55に取り込まれ次のプログラムコード(オペラン
ドデータ)”B”が定数であると判定した後インストラ
クションポインタをインクリメントしてRAM43からプ
ログラムコード”B”をデータバス41上に読み出す。こ
の場合は、オペランドデータが定数であると判定したの
でオペランドデータがそのまゝデータバス31に伝達さ
れ、MPU25は特定アドレスのデータとしてオペランド
データを読み込む。MPU25は読み込んだ2つの数値A
とBの和を自己のファンクション処理機能によって演算
しその結果Cをデータバス31上に乗せ特定アドレスに対
しライトアクセスを行う。これによりインストラクショ
ンポインタのアドレスn+6がアドレスバス39に出力さ
れRAM43からプログラムコード(オペコード)”WO
PR”がアドレス変換部55にフェッチされる。アドレス
変換部55はこのオペコード”WOPR”から次のプログ
ラムコード(オペランドデータ)”C”がレジスタ論理
アドレスであると判定すると共にインデックスレジスタ
とレジスタ別オフセットを決定しインストラクションポ
インタをインクリメントしてアドレスn+7のオペラン
ドデータ”C”をRAM43からデータバス41上に読み出
す。アドレス変換部55はこのオペランドデータ”C”の
論理アドレスにインデックスレジスタとレジスタ別オフ
セットを加算して物理アドレスに変換する。この物理ア
ドレスがアドレスバス39に出力されRAM45の所定場所
が指示される。一方、MPU25からライトアクセスされ
たファンクション処理結果Cはこの時点でデータバス41
上に伝達されRAM45の物理アドレスにファンクション
処理結果Cが格納される。これらの一連のファンクショ
ン処理が終了すると、カスタムLSI33はインストラク
ションポインタをインクリメントして再びビット演算処
理を開始する。上述した一連のファンクション処理の概
要を図3に示す。
【0030】なお、以上の実施例ではデータバス31と41
のビット数が同じ場合について説明したがビット数が異
なる(例えば8ビットと16ビットの)場合、データバス
制御部47の内部レジスタ47cを利用して複数回(例えば
2回)に分けてデータの授受を行うことができる。ま
た、シーケンスプログラムコードとしてレジスタ種別デ
ータをオペランドデータに含めても同様に実施すること
ができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、MPUがファンクショ
ン処理を行うとき、アドレス変換の処理が不要となり負
担が軽減し実行時間を短縮して高速化を図り性能の向上
したプログラマブルコントローラを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプログラマブルコントローラの一実施
例を示すブロック図。
【図2】図1に示すカスタムLSIの要部詳細ブロック
図。
【図3】本発明におけるファンクション処理の概要を示
すフローチャート。
【図4】カスタムLSIがビット演算処理を行う従来の
プログラマブルコントローラのブロック図。
【図5】カスタムLSIがビット演算処理とファンクシ
ョン処理の両方を行う従来のプログラマブルコントロー
ラのブロック図。
【図6】ファンクション処理を必要とするシーケンスプ
ログラムの具体例を示す図。
【図7】論理アドレスを物理アドレスに変換する手順を
示すフローチャート。
【図8】図7の続きを示すフローチャート。
【符号の説明】
25…MPU 27…コントロールバス 29,39…アドレスバス 31,41…データバス 33…カスタムLSI 35…システムROM 37…システムRAM 43…シーケンスプログラムRAM 45…シーケンスデータRAM 47…データバス制御部 49…ゲートコントロール部 51…インストラクションポインタ発生回路 53…アドレスバス制御部 54…アドレスラッチ部 55…アドレス変換部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シーケンスプログラム実行時にシステム
    管理や数値演算を含むファンクション処理を行うマイク
    ロコンピュータと、シーケンスプログラムのビット演算
    処理を行うカスタムLSIと、シーケンスプログラムを
    格納するプログラムメモリと、データを格納するデータ
    メモリとを備えたプログラマブルコントローラにおい
    て、前記マイクロコンピュータがファンクション処理に
    よりデータのリード/ライトを行うとき、特定アドレス
    に対してリード/ライトのアクセスを行うことによりシ
    ーケンスプログラムで指定されるレジスタ論理アドレス
    を物理アドレスに変換して前記データメモリにアクセス
    し、前記特定アドレスのデータとしてリード/ライトす
    る手段を前記カスタムLSIに設けたことを特徴とする
    プログラマブルコントローラ。
JP1043892A 1992-01-24 1992-01-24 プログラマブルコントローラ Pending JPH05204416A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009223668A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Toshiba Mach Co Ltd ハードウェアロジック部を有するplc

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009223668A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Toshiba Mach Co Ltd ハードウェアロジック部を有するplc

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