JPH0520411Y2 - - Google Patents

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JPH0520411Y2
JPH0520411Y2 JP13608788U JP13608788U JPH0520411Y2 JP H0520411 Y2 JPH0520411 Y2 JP H0520411Y2 JP 13608788 U JP13608788 U JP 13608788U JP 13608788 U JP13608788 U JP 13608788U JP H0520411 Y2 JPH0520411 Y2 JP H0520411Y2
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air
casing
air cleaner
outer periphery
filter element
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、エアクリーナに関し、特に通常の
エアクリーナをヘルムホルツ形消音機能或いは吸
音機能を備えたエアクリーナに容易に変更できる
技術に関するものである。
《従来の技術》 吸気による騒音を低減させるための消音機能を
付加したエアクリーナでは、例えば実開昭59−
2976号公報に示すように、空気導入管の外周部を
包囲するごとくマフラーケーシングを設け、サイ
レンサー穴を通じて空気導入管とマフラーケーシ
ング内部の拡張室とを連通させ、これによつてヘ
ルムホルツ形の消音機能をもたらすようにしてい
る。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、この構造の消音機能付きエアク
リーナにあつては、第一に消音機能をもたらすた
めにマフラーケーシングを付加する分だけ全体の
直径が大きくなる欠点があつた。
また、消音機能のない通常形のエアクリーナを
消音機能付きエアクリーナに変更する場合には、
マフラーケーシングの溶接およびサイレンサー穴
等の加工を行う必要があり、変更作業が面倒であ
つた。
この考案は以上の問題を解決するものであつ
て、一般タイプのエアクリーナの形状を変更する
ことなしに消音機能を付加できるようにしたエア
クリーナを提供することを目的とする。
《課題を解決するための手段》 前記目的を達成するため、この考案は、外周に
空気導入管を設けた円筒形のエアクリーナケーシ
ングと、該ケーシングの内部に収装されたフイル
タエレメントとを備え、フイルタエレメントの外
周から内周側に空気を通過させることで空気中の
塵埃などを濾過するようにしたエアクリーナにお
いて、前記フイルタエレメントの少なくとも一端
外周部に、周縁にフランジ部を有するキヤツプ状
のエレメントカバーを嵌合し、該エレメントカバ
ーのフランジ部によつて前記ケーシングの内周部
を空気導入管側に連通する第1室と、閉鎖された
第2室とに区画し、かつ両室間を連通させる連通
孔を設けた。
《作用》 以上の構成によれば、ケーシングの内周に導入
された空気の一部は、連通孔を介して閉鎖された
第2室に取り入れられ、ヘルムホルツ形消音効果
を生ずる。
《実施例》 以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
第1図ないし第3図において、1は下部外周に
空気導入管2を設け、上部中央に空気出口管3を
突設した円筒形のエアクリーナケーシング、4は
ケーシング1の内部に装着されたフイルタエレメ
ントである。
フイルタエレメント4は通常形のものであり、
濾紙などの濾過部材をじぐざぐ状に折り畳み、こ
れを菊花状に展開し、円筒に形成したエレメント
本体5と、エレメント本体5の内周に嵌合された
円筒状の多孔板6と、エレメント本体5の上下に
嵌合された上部エンドプレート7および下部エン
ドプレート8とからなつている。
そして、前記下部エンドプレート8は前記空気
出口管3の内部に一体に垂設されたブラケツト9
に取付用のビス10を介して固定され、また上部
エンドプレート7はリング状パツキン11を介し
てケーシング1の内面に気密に固定されている。
また、前記フイルタエレメント4の上部外周に
はエレメントカバー12が嵌合されている。
このエレメントカバー12は上面開口したキヤ
ツプ状をなすもので、その周縁にはフランジ部1
4が一体に形成され、このフランジ部14によつ
てフイルタエレメント4の外周とケーシング内周
との間に形成される空間を二分割し、この空間を
前記空気導入管2側に連通する第1室Aと、閉鎖
された第2室Bとに区画している。
また、このフレンジ部14の一部には連通孔を
構成するパイプ15が突設され、第1および第2
室A,Bを連通させている。
したがつて、空気導入管2を通じてケーシング
1内に導入された空気はエレメント本体5を通過
し、その内周側から空気出口管3を通じて図示し
ないキヤブレター側に供給される。
また、導入された空気の一部はパイプ15を通
じて閉鎖された第2室B内に導入されて拡張さ
れ、ヘルムホルツ形の消音効果を生じて空気流に
よる騒音を低減する。
なお、上記エレメントカバー12で覆われたエ
レメント本体5の部分は、エレメントの濾紙が菊
花状に折畳まれているので間隙が形成され、この
部分の濾過機能が損われることはない。
また、第4図に示すように、前記パイプ15に
変えて単なる連通孔16を形成しても良い。この
例ではエレメントカバー12の外周にも他の連通
孔17を開けてあり、これによつても前記と同様
にヘルムホルツ形の消音効果を生ずる。
なお、第4図に示した例では、連通孔16,1
7を比較的小径とし、これを多数設ければ吸音機
能も得られる。
《考案の効果》 以上実施例によつて詳細に説明したように、こ
の考案によるエアクリーナにあつては、キヤツプ
状をしたエレメントカバーをフイルタエレメント
の外周に嵌合するだけでヘルムホルツ形消音効果
を生ずるので、既存の消音対策を施していないエ
アクリーナの寸法をまつたく変更することなく、
また面倒な加工を要することなく消音形エアクリ
ーナに変更できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るエアクリーナの全体構
成を示す断面図、第2図は要部拡大断面図、第3
図はエレメントカバーの斜視図、第4図はエレメ
ントカバーの他の形状例を示す部分拡大断面図で
ある。 1……エアクリーナケーシング、2……空気導
入管、4……フイルタエレメント、12……エレ
メントカバー、14……フランジ部、15,16
……連通孔(15……パイプ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周に空気導入管を設けた円筒形のエアクリー
    ナケーシングと、該ケーシングの内部に収装され
    たフイルタエレメントとを備え、フイルタエレメ
    ントの外周から内周側に空気を通過させることで
    空気中の塵埃などを濾過するようにしたエアクリ
    ーナにおいて、前記フイルタエレメントの少なく
    とも一端外周部に、周縁にフランジ部を有するキ
    ヤツプ状のエレメントカバーを嵌合し、該エレメ
    ントカバーのフランジ部によつて前記ケーシング
    の内周部を空気導入管側に連通する第1室と、閉
    鎖された第2室とに区画し、かつ両室間を連通さ
    せる連通孔を設けたことを特徴とするエアクリー
    ナ。
JP13608788U 1988-10-20 1988-10-20 Expired - Lifetime JPH0520411Y2 (ja)

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JP13608788U JPH0520411Y2 (ja) 1988-10-20 1988-10-20

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JPH0257128U JPH0257128U (ja) 1990-04-25
JPH0520411Y2 true JPH0520411Y2 (ja) 1993-05-27

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