JPH05203741A - 車両の障害物検出装置 - Google Patents

車両の障害物検出装置

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JPH05203741A
JPH05203741A JP4013985A JP1398592A JPH05203741A JP H05203741 A JPH05203741 A JP H05203741A JP 4013985 A JP4013985 A JP 4013985A JP 1398592 A JP1398592 A JP 1398592A JP H05203741 A JPH05203741 A JP H05203741A
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vehicle
obstacle
area
obstacle detection
angle
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JP4013985A
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English (en)
Inventor
Toru Yoshioka
透 吉岡
Ayumi Doi
歩 土井
Satoshi Morioka
里志 森岡
Satoru Matsuoka
悟 松岡
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の走行状態を不安定にしている要因に応
じて障害物検出領域を制御する。 【構成】 不安定要因に応じて障害物検出領域の広がり
角を変化させる。あるいは、障害物検出領域を複数の小
領域に分割して各々の領域において危険度をランク付け
し、それらの危険度を総合的に判定して障害物検出領域
の制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は車両の走行中に進行方向前方の障
害物を検出する車両の障害物検出装置に関する。
【0002】
【背景技術】一般的に、車両の進行方向前方の障害物を
検出する車両の障害物検出装置は車両に取り付けられた
発光源からビーム光を進行方向前方の所定の広がり角を
有する扇型領域に発射し、障害物に反射して戻ってきた
ビーム光を検知することにより障害物の存在を検出して
いる。
【0003】このような障害物検出装置において、ビー
ム光の広がり角を可変に構成することは、例えば、実開
平3−14477号公報に開示されている。同公報に示
された障害物検出装置によれば、車両の高速走行時には
ビーム光の広がり角を小さくし、ビーム光を遠方に到達
させて遠方の狭い範囲での検出性能を向上させ、低速走
行時にはビーム光の広がり角を大きくし、ビーム光を車
両前方近方に照射させて近方の広い範囲での検出性能を
向上させている。
【0004】
【発明の目的】しかしながら、同公報に示されているよ
うに、速度に応じてビーム光の広がり角の大小を制御す
るだけでは、前方の障害物を十分に検出できないおそれ
がある。特に、車両の走行状態が不安定である場合に
は、車両の走行状態を不安定にしている要因に応じて障
害物の存在を集中的に検知すべき範囲が異なってくるの
でその要因を考慮してビーム光の広がり角を制御しない
と、速度のみによる制御では十分ではない。
【0005】本発明はこの問題点に鑑みてなされたもの
であり、車両の走行状態が不安定であるときに障害物の
見落としを防止することができる障害物検出装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【発明の構成】この目的を達成するため、本発明に係る
障害物検出装置は、車両の進行方向前方の所定の領域に
おいてその領域内に位置する障害物を検知する障害物検
出装置において、車両の走行状態が不安定であるときに
は前記領域を広げることを特徴とする。
【0007】また、本発明に係る障害物検出装置は、車
両の進行方向前方の所定の領域においてその領域内に位
置する障害物を検知する障害物検出装置において、車両
の進行方向に応じて前記領域を危険度の程度により複数
の小領域に区分し、車両の走行状態が不安定であるとき
には前記小領域のうち危険度の高い小領域を広げること
を特徴とする。
【0008】車両の走行状態が不安定であるとは、
(1)摩擦係数の小さい道路を走行している場合、
(2)車両のヨー方向の挙動がある場合、(3)車両が
減速中である場合、(4)車両が横風を受けている場
合、(5)車両の操舵時、(6)車両の操舵角増大時、
である。
【0009】
【発明の作用】車両の走行状態が不安定である場合に
は、ドライバーは車両の挙動に気をとられがちであり、
進行方向前方の近隣領域内の障害物であっても見落とす
おそれが大きくなる。このため、車両の走行状態が不安
定である場合には、障害物検出領域を拡張し、進行方向
前方の近隣領域における検出精度を高くすることにより
ドライバーの注意不足を補うことができる。
【0010】本発明の一実施例においては、低摩擦係数
路においては、障害物検出領域を拡張する。低摩擦係数
路では、加速、減速、操舵等により車両の姿勢が不意に
大きく変化するおそれが大きいので、高摩擦係数路の場
合よりも障害物検出領域を広くとすることにより前方の
障害物をより確実に検出することができる。また、本発
明の一実施例においては、車両のヨー方向の挙動がある
とき、減速中であるとき、横風があるときは障害物検出
領域を広げる。これらの場合は何れも車両の動きが不安
定になりやすい典型的な場合だからである。
【0011】また、本発明の一実施例においては、車両
の操舵中には障害物検出領域を広げる。車両の操舵角が
一定値以上になると、車両の挙動は非線形性が強くな
り、進行方向の推定値のずれが大きくなりやすい。そこ
で、障害物検出領域を広げることにより、障害物の検知
を確実にすることができる。すなわち、車両の非線形特
性による、大操舵角時の進行方向推定誤差を補うことが
可能になる。
【0012】また、本発明の一実施例においては、車両
の操舵角増大時には、すなわち、操舵角が増加を始めて
から増加率がゼロになるまでの間においては、障害物検
出領域を拡張する。これにより、車両の過度運動中にお
ける障害物の検知の見落としを防止することができる。
さらに、本発明によれば、障害物検出領域を複数の小領
域に分割して、各々の小領域をランク付けする。例え
ば、推定した車両の進行方向にある小領域は、危険度合
いが高く、進行方向からそれるほど、あるいは、車両か
ら遠ざかるほど、危険度合いが低くなるようにランク付
けする。また、小領域に存在する障害物についても、ラ
ンク付けする。車両に近いもの、車両に向かって近づく
ものはランクが高く、車両から遠いもの、車両から遠ざ
かるものはランクを低くする。
【0013】このようにすることによって、障害物検出
領域にある障害物が複数存在する場合の危険度の評価順
位を与えることができ、障害物対策の制御を系統だてて
行うことが可能になる。
【0014】
【実施例】図1に本発明に係る車両の障害物検出装置の
一実施例を示す。障害物検出装置10は車両11のバン
パ12の上方に取り付けられたビーム光を前方に発射す
る発光装置13を備えている。発光装置13は、車幅方
向において一定の幅tを有し、鉛直方向において一定の
広がり角αを有する扇型のビーム光14を発する。この
ビーム光14を所定の広がり角δの範囲内においてスキ
ャンすることにより障害物検出領域15を形成する。
【0015】ビーム光14が到達し得る最大距離Lxは
走行中の車両11が障害物を発見した後、停止するのに
必要な距離に等しく設定する。すなわち、最大距離Lx
は次式で与えられる。 Lx=v2 /2μg v:車速 μ:路面摩擦係数 g:重力加速度 広がり角δは、一般的な車線幅をb(bがほぼ3.5m
である道路が多い)とすると次式で与えられる。
【0016】δ=b/Lx〔rad〕 すなわち、最大検出距離Lx前方で一つの車線幅分を検
知することができるように決められる。図2に障害物検
出装置10の構成を示す。障害物検出装置10は前述し
た発光装置13の他に、該発光装置13からの反射光を
受ける受光装置16を有する。この発光装置13及び受
光装置16はこれらを制御するコントローラ17に接続
されている。コントローラ17は、車両11の操舵角
θ、車速v等を検出するセンサ18と接続しており、セ
ンサ18から車両11の操舵角、車速等に応じた信号を
受信する。
【0017】コントローラ17はマイクロプロセッサを
備え、所定のプログラムを実行することによって所定の
役割を果たすものであり、センサ18からの信号を受け
車両の進行方向を算出する算出部19と、該算出部19
からの信号を受け、車両11の走行状態に応じて障害物
検出領域15の方向及び広がり角δを変更する検出領域
変更部20と、この検出領域変更部20からの信号を入
力して障害物の存在を判定し、判定結果に基づいて自動
制動装置21または警報装置22に信号を発生する障害
物検出部23を備えている。
【0018】発光装置13は扇型のビーム光14をスキ
ャンするスキャン式レーザーによって構成されており、
受光装置16は、発光装置13によって照射されたビー
ム光の障害物からの反射光を受けるスキャン式センサに
よって構成される。障害物検出部23は、発光装置13
から受光装置16への光の伝播時間及び反射光の方向か
ら障害物の位置を検出する。
【0019】算出部19はセンサ18からの信号に基づ
いて車両11の車体横すべり角βと車両旋回半径Rを求
める。車体横すべり角βと車両旋回半径Rは次式にした
がって求められる。 β=(−1+(m/2s)(sf /sr r )v2 )(sr /s)(θ/ N)/(1+Av2 ) ・・・・・(1) R=(1+Av2 )s(N/θ) ・・・・・(2) A :スタビリティファクタ 〔s2 /m2 〕 s :ホイールベース 〔m〕 N :ステアリングギヤ比 m :車両質量 〔kg〕 sf :車両重心から前輪までの距離 〔m〕 sr :車両重心から後輪までの距離 〔m〕 Kr :後輪タイヤのコーナリングパワー 〔N/rad〕 Kf :前輪タイヤのコーナリングパワー 〔N/rad〕 なお、スタビリティファクタAは次式で表される。
【0020】 A=(m/2s2 )(sr r −sf f )/Kf r また、s、sf 、sr の間の関係は次式で表される。 s=sf +sr 以上のような構成からなる障害物検出装置10を用いて
障害物を検出する例を次に示す。
【0021】図3は、走行している道路の摩擦係数が低
いときに、障害物検出領域15を拡大する例を示す。図
3(A)に示すように、車両11が走行している道路の
摩擦係数μが所定値μ0 よりも小さい場合には発光装置
13はその摩擦係数μに応じた広がり角δを有する障害
物検出領域15を車両11の前方に形成し、障害物検出
領域15の中にある障害物を検出する。これに対して、
道路の摩擦係数μが所定値μ0 以上である場合には発光
装置13は広がり角δ0 (δ0 >δ)を有する障害物検
出領域15を形成する。
【0022】広がり角δの設定の仕方を次に示す。ま
ず、路面摩擦係数μと広がり角δとの関係を予め設定し
ておく。図4はその一例である。摩擦係数μが所定値μ
0 以下の場合では、広がり角δは摩擦係数μが小さくな
るにつれて一次直線的に大きくなるが、摩擦係数μが所
定値μ0 を超えると広がり角δは一定値δ0 をとる。す
なわち、 μ>μ0 では δ=δ0 (3) μ≦μ0 では δ=α(μ−μ0 )+δ0 (4) ここで、αは図4のμ<μ0 の範囲における直線部分の
傾きである。
【0023】このように、路面摩擦係数μが所定値μ0
より低い場合には、摩擦係数μに応じて障害物検出領域
を広げることにより、必要十分な検出領域を得ることが
できる。図5に路面摩擦係数μに応じて障害物検出領域
15の広がり角δを制御する手順を示す。コントローラ
17は、まず、イグニッションスイッチがオンになって
いるかどうかを判定し(ステップS1)、その判定結果
がYESの場合には、コントローラ17は、センサ18
から操舵角θ、車速vなどの車両11の走行状態を示す
信号を入力する(ステップS2)。
【0024】次いで、コントローラ17は、これらの信
号に基づいて車体横すべり角β、車両旋回半径R及び最
大検出距離Lxを算出する(ステップS3、S4)。さ
らに、センサ18により路面摩擦係数μを検出し(ステ
ップS5)、その摩擦係数μが所定値μ0 より大きいか
否かを判定する(ステップS6)。判定結果がYESで
ある場合には、車速、操舵角等に基づいて適当な広がり
角δ0 を設定し(ステップS7)、その角度δ0 を障害
物検出領域15の広がり角とする(ステップS8)。
【0025】判定結果がNOである場合には、適当な広
がり角δ0 を設定した後(ステップS9)、式(4)に
基づいて障害物検出領域15の広がり角δを設定する
(ステップS10)。このようにして求められた広がり
角δと最大検出距離Lx とにより障害物検出領域15が
決定される(ステップS11)。
【0026】障害物検出領域15が形成されると、コン
トローラ17はこの障害物検出領域15の中に存在する
障害物を検出する。この場合、まず障害物検出領域15
内にあるものかどうかにかかわらず、例えば、ビーム光
14の到達し得る範囲内において車両11の前方の全て
の障害物の方向φi 及び障害物までの距離ni を検出し
(ステップS12)、それぞれの障害物のうち、障害物
検出領域15内にある障害物の方向φj 及び距離nj
選択する(ステップS13)。
【0027】次いで、コントローラ17は、障害物検出
範囲にあるこれらの障害物のうち最も近い距離にある障
害物の方向φ、及び距離nを求める(ステップS1
4)。次いで、コントローラ17は、危険判断ルーチン
を実行して、障害物の危険度を判定する(ステップS1
5)。図6には危険判断ルーチンのフローチャートが示
されている。コントローラ17はまず、障害物の距離n
j の変化から車両11と障害物との間の相対速度Vj
求める(ステップS1)。
【0028】次に、路面摩擦係数μ、相対速度Vj 、車
速vから危険度を判定するためのしきい値l1、l2、l
3(l1<l2<l3)を設定する(ステップS2)。次に、
コントローラ17は、相対速度Vj が正か否かを判定す
る(ステップS3)。相対速度Vj が正であれば、車両
11は障害物に対して近づいており、相対速度Vj が負
であれば、車両11は障害物に対して遠ざかっている。
【0029】この判定がYESの場合には、さらに障害
物までの距離nがしきい値l2より小さいか否かを判定す
る(ステップS4)。この判定結果がNO、すなわち、
障害物までの距離nがしきい値l2より大きい場合には、
コントローラ17は車両11は安全領域にあると判定し
て、危険度を判定するためのフラグJを0に設定する
(ステップS5)。フラグJ=0は車両11が安全領
域、すなわち、危険度がない領域内にあることを示す。
【0030】また、ステップS4の判断がYES、すな
わち、障害物までの距離nがしきい値l2より小さい場合
には、車両11が障害物と比較的近距離にあり、かつ、
障害物に近づいている場合であるので、コントローラ1
7は、フラグJを1に設定する(ステップS6)。フラ
グJ=1は車両11が警報領域、すなわち、危険領域ほ
ど危険度は高くないが、安全領域よりは危険度が高く注
意を促すために警報を発するべき領域内にあることを示
す。
【0031】さらに、コントローラ17は、障害物まで
の距離nがしきい値l1よりも小さいか否かを判断する
(ステップS7)。この判定結果がNO、すなわち、障
害物までの距離nがしきい値l1より大きい場合には、車
両11は障害物に近づいてはいるが、少なくとも距離l1
だけは離れており、さらに、既に警報領域内であること
が示されているのでそれ以上の動作は行われない。
【0032】ステップS7における判定結果がYESの
場合、すなわち、障害物までの距離nがしきい値l1より
小さい場合には、車両11がその障害物に極めて近距離
にあり、かつ、その障害物に近づいている場合であるの
で、コントローラ17はフラグJを2に設定する(ステ
ップS8)。フラグJ=2は、車両11が危険領域すな
わち、危険度が極めて高く、自動制動などの操作が必要
となる領域内にあることを示している。
【0033】また、ステップS3における判定結果がN
Oの場合、すなわち、相対速度Vj が負である場合に
は、コントローラ17はさらに、障害物までの距離nが
しきい値l3より小さいか否かを判断する(ステップS
9)。この判定結果がNOである場合には、コントロー
ラ17は、車両11は安全領域にあると判定してフラグ
Jを0に設定する(ステップS10)。
【0034】判定結果がYESである場合には、障害物
が遠ざかっている場合ではあるが、一応運転者に注意を
促すために、警報領域と判定してフラグJを1に設定す
る(ステップS11)。コントローラ17はフラグJの
値を判定し、その値に応じた制御信号を出力する。例え
ば、J=2(危険領域)の場合には自動制動装置21を
作動させ、J=1(警報領域)の場合には警報装置22
を作動させる。J=0(安全領域)の場合には何れの装
置にも制御信号を出力しない。
【0035】図7に第二の実施例を示す。本実施例で
は、車両が減速中である場合や横風等により車両がヨー
運動を行っている場合等に障害物検出領域15の広がり
角δを拡張するものである。図7は制御の手順を示す。
第一の実施例と同様にステップS1〜4を経た後、コン
トローラ17は前後方向の加速度αを検出する(ステッ
プS5)。次いで、この前後方向加速度αが負の所定値
であるα0 より小さいか否かを判定する(ステップS
6)。
【0036】この判定結果がYESである場合は、障害
物検出領域15の広がり角δを30%拡大する(ステッ
プS7)。なお、広がり角δの増加分は30%以外の定
数を用いても良く、あるいは、車速vや操舵角θその他
の変数の関数値として設定することも可能である。この
後のステップS8〜11は第一の実施例のステップS1
2〜15と同じである。
【0037】なお、車両が減速中であるか否かは前後方
向加速度αを測定する代わりに、ブレーキペダルの踏み
込み量を検出することにより判定することもできる。図
8及び図9に第三の実施例を示す。本実施例において
は、操舵角θが所定値よりも大きくなったときには、そ
の操舵角θに応じて障害物検出領域15の広がり角δを
大きくするものである。
【0038】図8にその制御の手順を示す。第一の実施
例と同様のステップS1〜4を経た後、コントローラ1
7は操舵角θの絶対値がθ0 より大きいか否かを判定す
る(ステップS5)。この判定結果がYESの場合に
は、障害物検出領域15の広がり角δを操舵角θの関数
として拡大させる(ステップS6)。例えば、図9に示
すように、操舵角θが所定値θ0 を超えると直線的ある
いは放物線状に広がり角δを大きくし、操舵角θが所定
値θ1 を超えると広がり角δは一定値δ1 とする。
【0039】判定結果がNOの場合には、広がり角δは
δ=δ0 の一定値とする(ステップS7)。この後のス
テップS8〜11は第一の実施例のステップS12〜1
5と同じである。図10乃至図12に第四の実施例を示
す。本実施例においては、操舵角が設定値を越えた場合
には、操舵速度がゼロになるまで障害物検出領域を操舵
方向に拡大する。図10は操舵角θ、検知方向(障害物
検出領域15を向ける方向。車両の前後方向からの角度
で表す。)、障害物検出領域15の広がり角δの関係を
示す。操舵角θが時間tとともに増加を続ける区間Aに
おいては、操舵角θとともに検知方向も変化し、障害物
検出領域15が車両の進行方向を向くようにされる。区
間Aにおいて、操舵角θが設定値θ1 を超えると、障害
物検出領域15の広がり角δがδ=δ1 からδ=δ2
増大し、以後区間Aにおいてその値δ2 を維持する。
【0040】操舵角θの増加が終了し、操舵角θが一定
値θ2 を維持する区間Bにおいては、検知方向は区間A
の終了時における値を維持し続ける。すなわち、この状
態では、車両は一定の操舵角θ2 を維持したまま進行
し、障害物検出領域15は車両の前後方向から一定の角
度をなした方向を向いている。この区間Bにおいては、
広がり角δはδ=δ1 に戻る。すなわち、この区間Bに
おいては広がり角δの拡大は行われず、障害物検出領域
15の方向が車両の進行方向にシフトされるのみとな
る。
【0041】なお、設定値θ1 は図11に示すように車
速vが大きくなるほど小さくなるように設定する。図1
2にはその制御の手順を示す。コントローラ17はセン
サ8により操舵角θと車速vを検出した後(ステップS
1)、操舵角θがしきい値θ1 より大きいか否かの判定
を行う(ステップS2)。
【0042】この判定結果がYESである場合には、さ
らに、操舵速度θV がゼロか否かの判定を行う(ステッ
プS3)。この判定結果がNOである場合、すなわち操
舵角θがまだ増加を続けている場合には広がり角δをδ
1 からδ2 に拡大する。ステップS3における判定結果
がYESである場合、すなわち、操舵角θが一定値θ2
を維持している場合には、広がり角δの拡大は行われな
い。
【0043】以後は第一の実施例のステップS3、4及
びステップS11〜15と同様な制御が行われる。次い
で、障害物検出領域を複数の小領域に分割して各々をラ
ンク付けする実施例について説明する。図13は本実施
例の制御のフローチャートである。コントローラ4は、
まず舵角センサ5及び車速センサ6により、舵角θと車
速vを検出する(ステップS1)。そして、車体すべり
角β及び旋回半径Rを推定し(ステップS2)、これに
基づいて車両の進路を推定する。つぎに、コントローラ
4は、スキャン式レーザーの走査範囲内において検出領
域を設定するとともに、検出領域において、範囲を特定
して危険度合をランク付する(ステップS3)。本例で
は、車両がこのまま進行すると障害物に衝突する可能性
が高いと考えられる領域(衝突領域S1)、車両が推定
進路を進行した場合において、衝突する可能性はすくな
いが極めて接近する可能性が高い領域(ニアミス領域S
2)及び車両がこのまま推定進路を進行した場合には、
衝突あるいは極めて接近する可能性は、少ないが、一応
警戒する必要があると考えられる領域(警戒領域S3)
にランク付している。この領域の特定は、たとえば、車
両の進行方向の中心軸からの偏角φを中心軸としてその
両側に一定の拡がり角δを有する車両から一定の距離L
の領域として設定される。
【0044】このランク付けされた領域の概略図が図1
4に示されている。同図に示すように衝突領域S1、ニ
アミス領域S2及び警戒領域S3に順に偏角φが増大す
る。すなわち、進路からのずれが大きくなる。つぎに、
コントローラ4は、検出領域をn個の小領域に分割する
(ステップS4)。この手順は、上記の検出領域をラン
ク付する手順と同じである。すなわち、各小領域につい
て車両の進行方向の中心からの偏角φと、その両側に所
定の拡がり角δを設定することによって行われる。
【0045】この拡がり角δは運転状態に応じて変化さ
せることができる。また、分割小領域の拡がり角δを全
て同じにすることも可能であるが、特定の小領域を大き
くまたは小さく設定することができる。さらに、隣合う
小領域が互いに重なり合う部分を有するようにしてもよ
く、その重なり部分の大きさを運転状態に応じて変化さ
せるようにすると、障害物検出の適正化を促進すること
が可能となる。
【0046】つぎに、コントローラ4は、この障害物検
出範囲において障害物を検出する。この場合、まず障害
物検出範囲にあるものかどうかにかかわらず、障害物の
方向φj 、及び距離lj を検出する。そして、それぞれ
の障害物のうち、小領域iにある障害物の方向φij、及
び距離lijのうち最も近い障害物を選択する(ステップ
S5)。いま、全体としてN個の障害物が存在する場合
のそれぞれの小領域iにおける最短の障害物を選択する
手順(ステップS5)について図15を参照して説明す
る。
【0047】図15において、先ずコントローラ4は、
小領域を示すパラメータiに1を設定し、最初の小領域
を指定する(ステップS1)。つぎに、当該小領域にお
ける障害物の最短のものの距離Li の初期値を設定す
る。この値は、比較的大きな値(本例では、1000
0)に設定する(ステップS2)。つぎに、コントロー
ラ4は、検出された障害物を指定するパラメータjの初
期値を設定する(ステップS3)。そして、その障害物
の角度位置φj が、当該小領域iの2つの協会線の内側
にあるかどうかを判断することによって、その方向が、
当該小領域iに属するかどうかを検討する(ステップS
4、S5)。障害物jが当該小領域i内にある場合に
は、距離lj が所定値Li より小さいかどうかを判定
し、小さい場合にはLi を更新する(ステップS6)。
そしてパラメータjを更新してつぎの障害物のデータに
ついて検討する(ステップS7、S8)。そしてすべて
のデータを小領域iについて検討し終わると、小領域の
パラメータiを更新して、上記同様の手順でつぎの小領
域についてさらに、最も近い障害物を選択する(ステッ
プS9、S10)。このような手順を繰り返してn個の
小領域についてそれぞれ最も近い障害物(φi 、Li
を選択する(ステップS11)。
【0048】つぎに、図13のステップS6の手順にお
いてコントローラ4は、図16に示すサブルーチンを実
行して、障害物が属する小領域が上記衝突領域S1、ニ
アミス領域S2及び警戒領域S3のいずれの領域に該当
するかを判定する。まず、障害物の方向φi が図14に
おいて、ニアミス領域S2の左側の境界線より外側にあ
るかどうかを判断する(ステップS1)。外側にある場
合には、当該障害物は警戒領域S3にある。また、ニア
ミス領域S2の左側の境界線より内側にある場合にはさ
らに衝突領域S1の左側の境界線によりも外側かどうか
を判断する(ステップS2)。衝突領域S1の左側の境
界線よりも外側である場合には、障害物はニアミス領域
S2に存在する。さらに衝突領域S1の左側の境界線よ
りも内側にある場合には、さらに衝突領域S1の右側の
境界線よりも内側かどうかを判定する(ステップS
3)。衝突領域S1の右側の境界線よりも内側であれ
ば、障害物は、衝突領域S1にある。また、外側にある
場合には、さらに、ニアミス領域S2の境界線の内側か
どうかを判断する(ステップS4)。そうであれば、障
害物は、ニアミス領域S2にある。外側であれば、警戒
領域S3にあると判定する。
【0049】つぎに、図13の手順においてコントロー
ラ4は、危険判断ルーチン(図6に示すもの)を実行し
て、対象物の危険度を判定する(ステップS7)。つぎ
に、コントローラ4は、図17に示すようなチャートに
基づいて危険回避の総合的な判断すなわち、障害物の距
離及び挙動(h1、h2及びh3)とそれが属する領域
(S1、S2及びS3)に照らして総合的に危険度を判
定してその制御を決定する。たとえば、障害物の属する
領域が衝突領域S1で、かつその距離、挙動が危険領域
h1にある場合には危険度が極めて高いと考えられるの
で、コントローラ4は、急制動を命令する。また、障害
物が属する領域が、衝突領域S1にある場合でもその挙
動、距離からみて安全領域h1にある場合には、危険度
は高くないと判断されるので、コントローラ4は特に危
険回避の為の制御を行わない。このような制御を行うこ
とにより、障害物の危険度を適正に判定することがで
き、精度の高い障害物対策を行うことが可能となる。
【0050】なお、小領域の幅を運転条件によって変え
ると、より適正な障害物検出を行うことができ、その対
策の適正化を更に進めることができる。つぎに、運転状
態に応じて、小領域の重なり幅を変更する手順について
説明する。重なり幅をδo 、全体検索拡がり角を
δmax 、及び分割数をnとすると、小領域の拡がり角δ
i は、 δi =(δmax /n)+δo である。
【0051】図18を参照すると、コントローラ4は、
車速v、操舵角θからヨーレイトを算出して(ステップ
S1、S2)、ヨーレイトΔφが所定値φ0 より大きい
場合には、コントローラ4は、車両の運転状態が不安定
であると判定して重なり幅δ o を大きい値δw に設定し
(ステップS3、S4)、そうでない場合には通常の値
δn を設定して、小領域の拡がり角δi を与える(ステ
ップS3、S5、S6)。
【0052】これによって、図19の(a)、(b)の
斜線部で示すように、車両の運転状態が不安定なヨーレ
イトΔφが大きい場合には、重なり幅を大きくし、障害
物の小領域間の移動を容易に監視するができ、制御の敏
速な対応が可能となる。なお、ヨーレイトに限らず、他
の例では、図20に示すように、路面μを推定して(ス
テップS2)、この値が所定値より小さい場合には(ス
テップS3)、重なり幅を大きくするように制御する
(ステップS4)。さらに、他の例では、車両に働く横
加速度、タイヤスリップ角、タイヤスリップ比、前後加
速度、操舵角等に着目し、これらの値が設定値を越えた
とき、重なり幅を大きくする。
【0053】次に、運転条件に応じて、衝突領域S1、
ニアミス領域S2、警戒領域S3からなるランク付領域
の幅を変更する手順について説明する。図21に示すよ
うに、コントローラ4は車速v、及び操舵角θを入力す
る(ステップS1)。つぎに、障害物検出領域の基準線
を設定する。この場合、車輪の方向と車輪の中心線の延
長線からのずれをΦ、車輪の滑り角をβとすると、障害
物検出領域の方向の基準線と車両の中心軸延長線との偏
角φは、Φ−βである(ステップS2、S3)。
【0054】つぎに、コントローラ4は、操舵角θが所
定値θ0 より大きいかかどうかを判断し(ステップS
4)、大きくない場合には、さらに、車速が所定値v0
より小さいかどうかを判断し(ステップS5)、小さく
ない場合には、さらに横加速度αが所定値α0 より大き
いかどうかを判断し(ステップS6)、大きくない場合
には、さらに操舵角変化速度dθが所定値dθ0 より小
さいかどうか(ステップS7)かつ、横加速度αと推定
横加速度αe の比が所定値γより小さいかどうかを判断
する(ステップS8)。なお、推定横加速度αe は以下
のように表すことができる。
【0055】 αe =v2 /R ここで、 R=(1+Av2 )s(N/θ)……(2) A :スタビリティファクタ (m/2s2 )(sr
r −sf f )/Kf r 2 /m2 s :ホイールベース m N :ステアリングギヤ比 − m :車両質量 kg sf :車両重心から前輪までの距離 m sr :車両重心から後輪までの距離 m Kr :後輪タイヤのコーナリングパワー N/rad Kf :前輪タイヤのコーナリングパワー N/rad 上記の判断の何れかがYESの場合には、すなわち、操
舵角θが所定値θ0 より大きい場合、車速が所定値v0
より小さい場合、横加速度αが所定値α0 より大きい場
合、さらに操舵角変化速度dθが所定値dθ0 より小さ
く、かつ、横加速度αと推定横加速度αe の比が所定値
γたとえば0.3より小さい場合には、コントローラ4
は、衝突領域S1の拡がり角δS1、及びニアミス領域S
2の拡がり角δS2に大きい値δS1w 、δS2w をそれぞれ
設定する(ステップS9)。そうでない場合、通常の値
δS1N 、δS2N を設定する(ステップS10)。このば
あい、操舵角変化速度dθが所定値dθ0 より小さく、
かつ、横加速度αと推定横加速度αe の比が所定値γた
とえば0.3より小さい場合は、路面摩擦係数μが小さい
と考えられるので、μが所定値より小さい場合には、衝
突領域S1及びニアミス領域S2を拡大するようにして
もよい。
【0056】したがって、設定後の領域は、図22に概
略的に示すように通常の領域設定(a)では、S1、S
2、及びS3は略均等になっているのに対し、(b)で
は、S1およびS2が大きく、S3は相対的に小さくな
っている。この場合、障害物検出範囲の基準線は、車両
の方向よりφだけずれているのでこれを考慮してそれぞ
れの領域の境界線を設定する(ステップS11)。
【0057】つぎにコントローラ4は、ウインカの信号
が入力されたかどうかを判断する(ステップS12)。
ウインカ信号が入力された場合には、さらに左右どちら
の信号であるかを判断し(ステップS13)、右のウイ
ンカ信号が入力された場合には、車両は右の旋回するこ
とが予想されるので、コントローラ4は、ニアミス領域
S2の右のニアミス領域S2の拡がり角δS2を所定値Δ
δだけ拡大する(ステップS14)。
【0058】したがって、右ウインカ信号が入力された
場合には、図23に示すように(a)から(b)で示す
ように右側のニアミス領域S2が拡大した障害物検出領
域となる。このように、車両の進行方向を見込んで検出
領域を適宜変更するようにしているので、障害物を的確
に検出することができる。左ウインカの信号が入力され
た場合にも同様の処理を行う(ステップS15)。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、車両の走行状態を不安
定にしている要因を考慮して障害物検出領域の広がり角
を制御するので、車両の走行状態が不安定であるときで
もその不安定要因に応じて障害物検出領域が設定され、
障害物の見落としを防止することができる。
【0060】さらに、本発明によれば、障害物検出領域
を複数の小領域に分割して、それぞれの小領域及び障害
物の位置及び挙動をランク付するので、検出領域にある
障害物が複数存在する場合の危険度の評価順位を与える
ことができ、障害物対策の制御を系統だてて行うことが
可能になる。また、隣合う小領域に重なり部分を設ける
ことによって、重なり部分では、同一障害物を別々の小
領域で監視することになる。これによって、たとえば、
移動する障害物の評価を適正に行うことができる。すな
わち、突然、危険度合の高い障害物が検出領域に現れ
て、急激な障害物対策制御を採らざるを得なくなるとい
った問題は生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両の障害物検出領域を概念的に示す斜視図で
ある。
【図2】本発明の一実施例にかかる障害物検出装置の概
略構成図である。
【図3】車両の障害物検出領域の拡大を概念的に示す平
面図である。
【図4】広がり角δと路面摩擦係数μとの関係を示すグ
ラフである。
【図5】一実施例の制御の手順を示すフローチャートで
ある。
【図6】危険度の判定を行うルーチンのフローチャート
である。
【図7】他の実施例の制御の手順を示すフローチャート
である。
【図8】さらに他の実施例の制御の手順を示すフローチ
ャートである。
【図9】広がり角δと操舵角θとの関係を示すグラフで
ある。
【図10】第四の実施例における各パラメータの関係を
示すグラフである。
【図11】操舵角のしきい値θ1 と車速vとの関係を示
すグラフである。
【図12】第五の実施例の制御の手順を示すフローチャ
ートである。
【図13】障害物の検出制御の1例を示すフローチャー
トである。
【図14】障害物の危険度に応じて区分された領域を示
す概念図である。
【図15】各小領域の最短障害物を検出するルーチンの
フローチャートである。
【図16】障害物の属する領域の危険度を評価するルー
チンのフローチャートである。
【図17】障害物の危険度を総合的に評価するチャート
である。
【図18】ヨーレイトに応じて小領域の重なり幅を変え
るルーチンのフローチャートである。
【図19】小領域の幅の変化を示す概念図である。
【図20】路面摩擦係数に応じて小領域の重なり幅を変
えるルーチンのフローチャートである。
【図21】運転状態に応じて、特定の小領域の幅を変え
るルーチンのフローチャートである。
【図22】運転状態に応じて、特定の小領域の幅を変え
る一例を示す概念図である。
【図23】運転状態に応じて、特定の小領域の幅を変え
る他の例を示す概念図である。
【符号の説明】
11 車両 13 発光装置 14 ビーム光 15 障害物検出領域 16 受光装置 17 コントローラ 18 センサ 19 算出部 20 検出領域変更部 21 自動制動装置 22 警報装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松岡 悟 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の進行方向前方の所定の領域におい
    てその領域内に位置する障害物を検知する障害物検出装
    置において、車両の走行状態が不安定であるときには前
    記領域を広げることを特徴とする車両の障害物検出装
    置。
  2. 【請求項2】 摩擦係数の小さい道路を走行していると
    きには前記領域を広げることを特徴とする請求項1に記
    載の車両の障害物検出装置。
  3. 【請求項3】 車両のヨー方向の挙動があるときには前
    記領域を広げることを特徴とする請求項1に記載の車両
    の障害物検出装置。
  4. 【請求項4】 車両が減速中であるときには前記領域を
    広げることを特徴とする請求項1に記載の車両の障害物
    検出装置。
  5. 【請求項5】 車両が横風を受けているときには前記領
    域を広げることを特徴とする請求項1に記載の車両の障
    害物検出装置。
  6. 【請求項6】 車両の操舵時には前記領域を広げること
    を特徴とする請求項1に記載の車両の障害物検出装置。
  7. 【請求項7】 車両の操舵角増大時には前記領域を広げ
    ることを特徴とする請求項1に記載の車両の障害物検出
    装置。
  8. 【請求項8】 車両の進行方向前方の所定の領域におい
    てその領域内に位置する障害物を検知する障害物検出装
    置において、車両の進行方向に応じて前記領域を危険度
    の程度により複数の小領域に区分し、車両の走行状態が
    不安定であるときには前記小領域のうち危険度の高い小
    領域を広げることを特徴とする車両の障害物検出装置。
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