JPH0520135U - マイクロコンピユータシステムの異常検出装置 - Google Patents

マイクロコンピユータシステムの異常検出装置

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JPH0520135U
JPH0520135U JP6865691U JP6865691U JPH0520135U JP H0520135 U JPH0520135 U JP H0520135U JP 6865691 U JP6865691 U JP 6865691U JP 6865691 U JP6865691 U JP 6865691U JP H0520135 U JPH0520135 U JP H0520135U
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JP
Japan
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rom
cpu
sum value
data
stored
Prior art date
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Pending
Application number
JP6865691U
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English (en)
Inventor
宏 戸谷
Original Assignee
日本電子機器株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本電子機器株式会社 filed Critical 日本電子機器株式会社
Priority to JP6865691U priority Critical patent/JPH0520135U/ja
Publication of JPH0520135U publication Critical patent/JPH0520135U/ja
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  • Hardware Redundancy (AREA)
  • Detection And Correction Of Errors (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ROMの組み違え等を検出する。 【構成】 第1CPU1と第1ROM2及び第2CPU
4と第2ROM5の2組備え、両ROM2,5のデータ
の相互交換を行うマイクロコンピュータシステムにおい
て、第2ROM5内に第1ROM2内データのサム値を
予め記憶しておき、電源投入時に、第1CPU1内に
て、これを読み出し、また、第1ROM2内データのサ
ム値を算出して、両サム値の比較を行い、相違したと
き、ROMが異常であると判定して、第1CPUは無限
ループに入る。第2CPUにても同様のルーチンを行
い、ROM異常時には無限ループに入る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、マイクロコンピュータシステムの異常検出装置に関し、特に、CP UとROMとの組を2組備え、各組間でROMデータの相互交換を行うマイクロ コンピュータシステムの異常検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車制御のマイクロコンピュータシステムとして、CPUとROM との組を2組備え、各組間でROMデータの相互交換を行うようにしたものがあ る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のマイクロコンピュータシステムでは、製造工 程での組み違えにより、どちらかのROMにバージョンの古いものが使用されて も、チェック機能がないので、誤ったデータでCPUが作動するという問題点が あった。
【0004】 また、ユーザーが自らROMを交換する等のチューニングを行ってしまうとい う不都合もあった。 本考案は、このような従来の問題点に鑑み、ROM内のデータが不適当である 場合に、これを検出することのできるマイクロコンピュータシステムの異常検出 装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案は、図1に示すように、CPUとROMと の組を2組備え、各組間でROMデータの相互交換を行うマイクロコンピュータ システムにおいて、各CPUのROM内に他方のCPUのROM内のデータのサ ム値を予め記憶させる一方、各CPUに、他方のCPUのROMに予め記憶され た自己のROM内データのサム値を読み込むサム値読み込み手段と、自己のRO M内データのサム値を算出するサム値算出手段と、前記読み込んだサム値と前記 算出したサム値とを比較して等しくないときに異常であると判定する比較判定手 段と、を設ける構成とする。
【0006】
【作用】
上記の構成によると、各CPUに設けられた、サム値読み込み手段により、他 方のCPUのROMに記憶された自己のROM内データのサム値を読み込み、サ ム値算出手段により、自己のROM内データのサム値を算出し、比較判定手段に より、前記読み込んだサム値と前記算出したサム値とを比較して等しくないとき に異常であると判定する。
【0007】
【実施例】
以下に、本考案の一実施例を図2及び図3に基づいて説明する。 図2を参照して、本実施例のシステムを説明する。マイクロコンピュータには 第1及び第2よりなる2組のCPUとROMが備えられている。 即ち、第1CPU1には第1ROM2が具備されている。また、第1CPU1 から出力されるプログラムラン信号(P−RUN)を監視して、その周期が乱れ たとき、リセット信号を第1CPU1に出力する第1暴走監視回路3が付設され ている。
【0008】 また、同様に、第2CPU4には第2ROM5が具備されており、第2暴走監 視回路6が付設されている。 更に、第1ROM2には、第2ROM5内データのサム値が予め記憶されてお り、同様に、第2ROM5には、第1ROM2内データのサム値が予め記憶され ている。
【0009】 尚、第1ROM2及び第2ROM5の間でデータの相互交換を行う。 そして、両ROM2,5の異常を検出するために、各CPU1,4にて、電源 投入時に、図3のフローチャートに示すルーチンを実行する。尚、図3にては、 第1CPU1におけるルーチンのみ示したが、第2CPU4においても同様であ る。
【0010】 ステップ1(図中、S1と記す。以下同様)では、第2ROM5に記憶されて いる第1ROM2内データのサム値を読み込む。 また、ステップ2では、第1ROM2内データのサム値を算出する。 そして、ステップ3にて、両サム値を比較し、等しいときは、異常がないので 、このままルーチンを終了する。
【0011】 一方、等しくないときは、第1ROM2或いは第2ROM5の少なくともどち らかが異常であるので、演算を停止すべく、無限ループに入る。 第1CPU1が、無限ループに入ると、プログラムラン信号が出力されなくな るので、第1暴走監視回路3からリセット信号が出力される。 ここで、ステップ1がサム値読み込み手段に相当し、ステップ2がサム値算出 手段に相当し、ステップ3が比較判定手段に相当する。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によると、ROMの組み込み違い(バージョン違 いを含む)或いはユーザーによるチューニングをROM異常として検出すること ができるので、誤ったデータのままマイクロコンピュータシステムが作動して、 不都合を生じることを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の機能ブロック図
【図2】 本考案の一実施例のシステム図
【図3】 制御内容を示すフローチャート
【符号の説明】
1 第1CPU 2 第1ROM 4 第2CPU 5 第2ROM

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPUとROMとの組を2組備え、各組間
    でROMデータの相互交換を行うマイクロコンピュータ
    システムにおいて、 各CPUのROM内に他方のCPUのROM内のデータ
    のサム値を予め記憶させる一方、 各CPUに、他方のCPUのROMに予め記憶された自
    己のROM内データのサム値を読み込むサム値読み込み
    手段と、 自己のROM内データのサム値を算出するサム値算出手
    段と、 前記読み込んだサム値と前記算出したサム値とを比較し
    て等しくないときに異常であると判定する比較判定手段
    と、 を設けたことを特徴とするマイクロコンピュータシステ
    ムの異常検出装置。
JP6865691U 1991-08-28 1991-08-28 マイクロコンピユータシステムの異常検出装置 Pending JPH0520135U (ja)

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JPH0520135U true JPH0520135U (ja) 1993-03-12

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001202129A (ja) * 2000-01-21 2001-07-27 Denso Corp 車載制御ユニットの検査方法
JP2017506499A (ja) * 2014-01-27 2017-03-02 エルジー・ケム・リミテッド 通信エラーによる間違った制御アルゴリズムの実行を防止するバッテリー管理装置
US11786809B2 (en) 2016-10-11 2023-10-17 Valve Corporation Electronic controller with finger sensing and an adjustable hand retainer
US11992751B2 (en) 2016-10-11 2024-05-28 Valve Corporation Virtual reality hand gesture generation
US12042718B2 (en) 2016-10-11 2024-07-23 Valve Corporation Holding and releasing virtual objects

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