JPH052010U - 測定装置 - Google Patents

測定装置

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JPH052010U
JPH052010U JP5662991U JP5662991U JPH052010U JP H052010 U JPH052010 U JP H052010U JP 5662991 U JP5662991 U JP 5662991U JP 5662991 U JP5662991 U JP 5662991U JP H052010 U JPH052010 U JP H052010U
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JP
Japan
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light
eccentricity
light emitting
axis
measuring table
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Pending
Application number
JP5662991U
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English (en)
Inventor
藤 嘉 博 末
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Eagle Industry Co Ltd
Original Assignee
Eagle Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Eagle Industry Co Ltd filed Critical Eagle Industry Co Ltd
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Publication of JPH052010U publication Critical patent/JPH052010U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取扱い及び測定作業が簡単で、しかも弾性を
有する物体の振れ,偏心をも測定することのできる測定
装置を提供する。 【構成】 軸心Aを中心として回転する測定台20を設
け、測定台20に載せた物体40にレーザ光Lを照射す
る発光部28と、該レーザ光Lを受光する受光部29と
を結ぶ中心線13が前記軸心Aと直交する位置に該発光
部28と受光部29とを対向して配置するとともに、前
記受光部29の電圧をアナログ・ディジタル変換して出
力するAD変換手段と、該AD変換手段の出力信号に基
づいて前記物体40の振れまたは偏心を算出するパソコ
ンとを設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、物体の振れまたは偏心を測定する測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の測定装置としては次のようなものがある。
【0003】 三次元測定器。XYZテーブルによりプルーブを三次元移動させ、該プル ーブを測定台上の物体に接触させて測定する。
【0004】 投影器。光源からの光を反射鏡を介して物体へ照射し、その影をスクリー ンに投影して形状を測定する。反射鏡はXYテーブルで移動させる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例では次の如き問題があった。
【0006】 (a) 三次元測定器ではプルーブを複雑に移動させなければならず、多大な測定 時間と多大なコストが要求される。また、物体が弾性を有するもの、例えばベロ ーズ等であると、プルーブの押付け荷重で弾性変形してしまい、測定が困難とな る。
【0007】 (b) 投影器では物体の形状を数値で読み取るため、多大な測定時間がかかるし 、偏心等を測定しようとした場合には、別途物体を回転させる治具を用意しなけ ればならず測定能率が悪い。
【0008】 この考案は上記課題を解決するためのもので、取扱い及び測定作業が簡単で、 しかも弾性を有する物体であっても振れ,偏心を測定することのできる測定装置 を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、軸心を中心として回転する測定台を設け、 測定台に載せた物体にレーザ光を照射する発光部と、該レーザ光を受光する受光 部とをその中心線が前記軸心と直交する位置に対向して配置するとともに、前記 受光部の電圧をアナログ・ディジタル変換して出力するAD変換手段と、該AD 変換手段の出力信号に基づいて前記物体の振れまたは偏心を算出する処理手段と を設けた。
【0010】
【作用】
上記構成に基づくこの考案は、発光部から発せられたレーザ光は回転する物体 によって一部が遮断される。受光部ではこの遮断によって電圧が変動し、この変 動はAD変換手段によりディジタル信号に変換して出力される。処理手段はこの 信号を基に物体の振れまたは偏心を算出する。
【0011】
【実施例】
次に、本考案を図示実施例に基づいて説明する。図1は本考案の第一実施例を 示す正面断面図である。中空のフレーム1のモータ収納室2内にはステッピング モータ3を収納してあり、固定ボルト4によりフレーム1へと固定してある。
【0012】 ステッピングモータ3はモータシャフト5を有しており、モータシャフト5は フレーム1の円筒部6内へと垂直に配置してある。モータシャフト5の上方には 同一軸心A上にシャフト7を設けてある。このモータシャフト5とシャフト7と はベローズカップリング8により連結してある。
【0013】 ベローズカップリング8は、止めねじ9によりシャフト7及びモータシャフト 5にそれぞれ固定した環状のプレート10と、プレート10同士を接合したベロ ーズ11とを有する。
【0014】 また、前記シャフト7は円筒部6の軸孔12内に挿入されており、軸孔12に 組付けた一対のベアリング13により保持されている。更に、止めねじ15を用 いて環状のベアリングホルダ14をベアリング13と同心状に固定してあり、ベ アリング13が軸孔12から脱落しない構成としてある。
【0015】 なお、シャフト7にはスリーブ16を嵌合してあり、その上下端面はベアリン グ13の内輪の端面に当接している。またシャフト7に設けた大径部17は、下 方のベアリング13の内輪及び上方のプレート10に当接している。
【0016】 一方、シャフト7の上端には円板状の回転フランジ18を取り付けてあり、ナ ット19で締付け固定してある。そして、回転フランジ18上には測定台20を 搭載してある。前記回転フランジ18にはピン21を設けてあり、ピン21を測 定台20の孔22に挿入して回転フランジ18と測定台20とが一体回転するよ うにしてある。
【0017】 フレーム1の円筒部6の上端には、外向きフランジ形状の載置台23を水平に 設けてある。この載置台23は測定台20の上端と略同じ高さか若干上方に位置 している。
【0018】 載置台23上には、軸心Aを隔てて非接触式レーザセンサ24,25を対向し て設けてある。非接触式レーザセンサ24,25は止めねじ43で固定してある 。この非接触式レーザセンサ24,25の対向する端面26,27には、発光部 28と受光部29とを別個に設けてある。発光部28と受光部29とを結ぶ中心 線Bは、前記軸心Aと直交している。
【0019】 図3(A)は非接触式レーザセンサ24の端面26を示しており、発光部28 は縦長で線状に配置してある。従って、受光部29も同様に縦長の形状であるこ とは勿論である。
【0020】 図2は本考案の主要回路構成を示すブロック図である。
【0021】 30は処理手段としてのパソコンであり、ステッピングモータ制御部31,A D変換手段33を内蔵している。ステッピングモータ制御部31はステッピング モータ3に接続してある。また、ステッピングモータ制御部31にはステッピン グモータ用電源32を接続してある。前記レーザ発光部26,受光部27をAD 変換手段33に接続してある。そして、AD変換手段33にはレーザ用電源34 を接続してある。
【0022】 次に、上記実施例の作用を説明する。まず、測定台20上に円柱状の物品40 を固定した後、ステッピングモータ用電源32,レーザ用電源34をONすると ともに、パソコン30を操作し、ステッピングモータ制御部31を介してステッ ピングモータ3を駆動させる。また、発光部26は平面状のレーザ光(縦長)L を発する。
【0023】 ステッピングモータ3の駆動はモータシャフト5、ベローズカップリング8、 シャフト7、回転フランジ18を介して測定台20に伝達され、測定台20が所 定方向に回転する。ステッピングモータ3の振動はベローズカップリング8で吸 収される。
【0024】 本実施例ではステッピングモータ3は18度毎に瞬間的に停止する構成となっ ている。従って、物品40は一回転する間に20回停止する。ここで、レーザ光 Lは物品40によってその一部が遮断されるため、受光部27における測定値、 即ち、電圧は停止位置毎に変動することとなる。
【0025】 そして、電圧変化量(mm単位)はAD変換手段33によってアナログ・ディジ タル変換した後、CPU41に転送される。上記測定は誤差を避けるため、物体 40を2〜3回転させてその平均値をCPU41で計算し、傾斜面42の振れを 求める。上記測定値はパソコン30の図示しないモニタに表示される。
【0026】 図4は第二実施例を示している。この実施例では発光部28が図3(B)のよ うに横長に設けられている。勿論受光部29も同様に横長に設けてある。その他 は第一実施例と同様である。測定台20上に載せる物品40は大径部43、中径 部44、小径部45を有する。
【0027】 このように構成した第二実施例ではレーザ光Lは水平に発光され、物品40に よって遮られる電圧変動(最大−最小)で同心度を求める。大径部43と中径部 44、または中径部44と小径部45とを同時に測定したい場合、載置台23と 非接触式センサ24,25との間にスペーサを挿入して高さを調節し、レーザ光 Lが二箇所に照射されるようにすればよい。
【0028】 図5は第三実施例を示している。第三実施例では発光部28が図3(C)に示 すように、縦長の発光部28aと横長の発光部28bとからなる。受光部29も 同様に構成してある。このように構成してあれば、物体40の偏心と振れとを同 時に測定できる。
【0029】 このように、本考案ではレーザ光に依る光学的測定であるため、物体に固体接 触することがない。従って、弾性を有する物体であってもその偏心,振れを測定 できる。また、装置自体がステッピングモータ3を備えているため、別途治具を 用意する必要もないから、取扱いが容易でコストも低くなる。
【0030】
【考案の効果】
このように、本考案ではレーザ光に依る光学的測定であるため、物体に固体接 触することがない。従って、弾性を有する物体であってもその偏心,振れを測定 できる。また、測定台が回転するため別途治具を用意する必要もなく、取扱いが 容易でコストも低くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例の構成を示す正面断面図。
【図2】本考案の第一実施例の主要回路溝を示すブロッ
ク図。
【図3】(A),(B),(C)は本考案の発光部の構成例
を示す側面図。
【図4】本考案の第二実施例を示す部分正面断面図。
【図5】本考案の第三実施例を示す部分正面断面図。
【符号の説明】
20 測定台 28 発光部 29 受光部 40 物品 L レーザ光 A 軸心 B 中心線

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 軸心を中心として回転する測定台を設
    け、測定台に載せた物体にレーザ光を照射する発光部
    と、該レーザ光を受光する受光部とを結ぶ中心線が前記
    軸心と直交する位置に該発光部と受光部とを対向して配
    置するとともに、前記受光部の電圧をアナログ・ディジ
    タル変換して出力するAD変換手段と、該AD変換手段
    の出力信号に基づいて前記物体の振れまたは偏心を算出
    する処理手段とを設けた測定装置。
JP5662991U 1991-06-25 1991-06-25 測定装置 Pending JPH052010U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5662991U JPH052010U (ja) 1991-06-25 1991-06-25 測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5662991U JPH052010U (ja) 1991-06-25 1991-06-25 測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH052010U true JPH052010U (ja) 1993-01-14

Family

ID=13032602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5662991U Pending JPH052010U (ja) 1991-06-25 1991-06-25 測定装置

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JP (1) JPH052010U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011123040A (ja) * 2009-12-10 2011-06-23 Washino Kiko Kk 工具検査方法とその装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS639804A (ja) * 1986-06-30 1988-01-16 Yamamura Glass Kk びん形状の検査方法およびその装置

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS639804A (ja) * 1986-06-30 1988-01-16 Yamamura Glass Kk びん形状の検査方法およびその装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970128