JPH05198205A - 道路灯 - Google Patents

道路灯

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Publication number
JPH05198205A
JPH05198205A JP4242268A JP24226892A JPH05198205A JP H05198205 A JPH05198205 A JP H05198205A JP 4242268 A JP4242268 A JP 4242268A JP 24226892 A JP24226892 A JP 24226892A JP H05198205 A JPH05198205 A JP H05198205A
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JP
Japan
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road
light
street
lamp
width direction
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Pending
Application number
JP4242268A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Ishida
敏行 石田
Tatsuo Maruyama
辰雄 丸山
Mitsuharu Sato
光治 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP4242268A priority Critical patent/JPH05198205A/ja
Publication of JPH05198205A publication Critical patent/JPH05198205A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S8/00Lighting devices intended for fixed installation
    • F21S8/08Lighting devices intended for fixed installation with a standard
    • F21S8/085Lighting devices intended for fixed installation with a standard of high-built type, e.g. street light
    • F21S8/086Lighting devices intended for fixed installation with a standard of high-built type, e.g. street light with lighting device attached sideways of the standard, e.g. for roads and highways
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V7/00Reflectors for light sources
    • F21V7/04Optical design
    • F21V7/09Optical design with a combination of different curvatures
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21WINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO USES OR APPLICATIONS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS
    • F21W2131/00Use or application of lighting devices or systems not provided for in codes F21W2102/00-F21W2121/00
    • F21W2131/10Outdoor lighting
    • F21W2131/103Outdoor lighting of streets or roads

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】光源からの光の照射条件を各種道路条件に容易
に対応させることができ、道路条件に対する照明の自由
度が高く、融通性の大きな道路灯を提供することにあ
る。 【構成】この道路灯は、反射体7内に光源8を収容して
道路の路面に光を照射して照明する道路灯1において、
前記光源8から道路の幅方向に照射される光の照射角を
制御する制光体15を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車道等の道路を照明
する道路灯に係り、特に、光源から道路外に漏れる光を
抑制した道路灯に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の道路灯は道路の中央部や
路肩側等に立設されて道路の路面を幅方向から長手方向
まで放射状に照明するものであるが、道路の車線数等の
形態や住宅が隣接している等の環境等の種々の道路条件
にそれぞれ応じて、種々の規格を用意しており、これら
各規格品間の融通性は必ずしも良くない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の道
路灯では道路条件に適合した規格の道路灯を各種個別に
用意しなければならず、道路灯の種類が増大してコスト
増を招く上に、道路灯の保守・管理上の対応が必ずしも
容易でないという課題がある。
【0004】また、この種の従来の道路灯では、光源を
収容する反射体の頂部反射面の一次反射光は道路長手方
向遠方に飛ばすことが不可能なために、頂部反射面の直
下の路面照度が高い一方、その周辺の照度が低く、照度
の均斉度が悪いという課題がある。
【0005】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、光源からの光の照射条件を各種道路条件に容易
に対応させることができ、道路条件に対する照明の自由
度が高く、融通性の大きな道路灯を提供することを目的
とする。
【0006】本発明の他の目的は、道路の路面上の照度
均斉度および輝度が良好な道路灯を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る道路灯は、
上述した課題を解決するために、請求項1に記載したよ
うに、反射体内に光源を収容して道路の路面に光を照射
して照明する道路灯において、前記光源から道路の幅方
向に照射される光の照射角を制御する制光体を設けたも
のである。
【0008】また、上述した課題を解決するために、本
発明に係る道路灯は、請求項2に記載したように、制光
体は光源から道路の幅方向前方に照射される光の照射角
を制御する第1のルーバと、道路の幅方向後方へ照射さ
れる光の照射角を制御する第2のルーバとの少なくとも
一方で構成され、前記第1および第2のルーバは着脱自
在に設けられたり、さらに、請求項3に記載したよう
に、制光体は光源の下部に設けられたグローブのプリズ
ムで構成され、このプリズムは、光源から道路の幅方向
前方に照射される光の照射角を制御する第1のプリズム
と、道路の幅方向後方に照射される光の照射角を制御す
る第2のプリズムとの少なくとも一方を前記グローブに
形成したものである。
【0009】さらに、本発明に係る道路灯は、上述した
課題を解決するために、請求項4に記載したように、反
射体は、光源より上方の頂部反射面を、上記光源からの
光を側部反射面へ向けて反射させるように構成し、上記
側部反射面は頂部反射面で反射した一次反射光を道路の
長手方向へ照射させるように構成したものである。
【0010】
【作用】請求項1に記載の道路灯においては、制光体に
より光源から道路の幅方向に照射される光の照射角を制
御することができるので、光の照射条件を制光体により
種々の道路条件に容易に対応させることができ、道路照
明の自由度が向上し、融通性を持たせることができる。
【0011】請求項2に記載の道路灯においては、道路
の幅方向の前方と後方へ照射される光の照射角を第1お
よび第2のルーバにより選択制御できるので、道路の車
線数の多少により道路の幅方向寸法が種々相違する道路
に、道路灯の種類を変えることなくルーバの着脱のみで
対応させることができ、照明の自由度が向上し、融通性
が高い。したがって、種々の道路条件に適合する種々の
タイプの道路灯を個別に用意する必要がないので、コス
トの低減を図ることができる。
【0012】請求項3に記載の道路灯においても、グロ
ーブに形成されるプリズムを選択するだけで、請求項2
に記載の道路灯と同じ作用効果を奏することができる。
【0013】また、請求項4に記載の道路灯において
は、光源から反射体の頂部反射面に照射された光は、頂
部反射面から側部反射面に向けて一次反射光が反射さ
れ、さらに、頂部反射面で反射された二次反射光が道路
の長手方向に照射されるようにしたので、反射体の頂部
反射面直下の照度が低下する分、その周辺の照度を向上
させて照度の均斉度および輝度を高めることができる。
【0014】また、反射体からの光の一部を道路長手方
向へ照射するので、道路長手方向に所定のピッチで設置
される複数の道路灯の設置ピッチ数を長くすることによ
り、全体として道路灯の設置数を低減しコスト低減を図
ることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係るの一実施例を図面に基づ
いて説明する。
【0016】図1は本発明に係る道路灯を例示する斜視
図であり、この図において、道路灯1は道路2の例えば
片側(路肩側)に所定高さで立設されて道路2の幅方向
前方WFと後方WBの路面を照明すると共に、道路2の
長手方向(走行方向)前方LFと後方LBを照明するよ
うになっている。
【0017】道路灯1は道路灯本体3を支柱4により支
持することにより構成される。道路灯本体3は例えば有
蓋角筒(ボックス)状の灯体ハウジング5を有し、この
灯体ハウジング5の下面開口を、透光性を有するグロー
ブ6により閉塞している。灯体ハウジング5の内部に、
ほぼ半楕円球状の反射体7を内蔵している。反射体7内
には高圧ナトリウムランプ8等の光源を、道路2の幅方
向に沿って収容している。
【0018】反射体7は図2および図3に示すようにそ
のほぼ全内周面に、多数のファセット面である反射小面
9,9…を密に配列して1つの反射面10を構成してい
る。反射体7の内表面に形成される反射面10は図4
(A)および(B)に示すように構成される。図4
(A)は、反射材11の表面にアルミ蒸着(アルミ蒸着
層12)させたもので、反射面10は表面平滑度Rmax
=0.1μ以下の鏡面に仕上げられる。
【0019】図4(B)は、反射材11の表面に表面平
滑度Rmax =0.1μ以下でアルミ蒸着させて鏡面を形
成した後、アルミ蒸着層12をガラスコーティング等の
透明な保護皮膜13で被覆させて反射面10を構成した
ものである。
【0020】反射体7の反射面10のうち、頂部反射面
10aを図5の概略縦断面図にも示すように、道路2の
幅方向前方WFから見たときの軸横断面形状が例えばほ
ぼM字状をなすように形成している。
【0021】従来は頂部反射面を平坦面により構成して
いるために、光源8からの光を頂部反射面直下へ反射
し、この直下の照度をその周辺部の照度よりも上げて照
度の均斉度を低下させている。この道路灯1では頂部反
射面10aをほぼM字状に形成することにより、光源8
からの光を図4中、左右両側部、換言すれば道路2の長
手方向LF,LBで相互に対向する側面部の反射面10
b,10cに向けて反射させるように構成している。
【0022】したがって、頂部反射面10aに入射され
た光をその側方、つまり道路2の長手方向へ照射し、そ
の路面照度を高めることができる。
【0023】なお、頂部反射面10aはM字状でなくて
もよく、上端反射面10aへの入射光をその左右両側部
の反射面10b,10cに向けて反射する形状でもよ
く、その形状には限定されない。
【0024】そして、反射体7は光源8からの光を道路
幅方向では図1に示すように幅方向前方(道路側)F
と、幅方向後方B(住宅等側)へ共に例えば約55°程
度で照射するように構成されている。
【0025】この照射角はこの道路灯1を片側3車線の
道路2の中央部に所定高さ(例えば10m)で立設した
ときに、この道路2の幅方向ほぼ全幅を照明するように
なっている。
【0026】したがって、この道路灯1は片側3車線の
道路2より狭い道路に適用する場合には、道路灯1から
の照明光が道路沿いの住宅等の周囲環境に漏れて環境を
害することがある。そこで、この道路灯1は道路幅方向
の照射角を適宜調整するために、図1に示すように、反
射体7の下面開口端部内に、制光体15として一対のル
ーバA,Bを道路2の幅方向前後に並設して着脱自在に
装着している。光の照射角を調節する第1および第2の
ルーバA,Bは道路2の幅方向のいずれか一方に設けて
もよい。
【0027】前方ルーバAは道路幅方向前方WFへの光
の照射角を例えば45°に制光する角度に設定され、後
方ルーバBは道路幅方向後方WBへの光の照射角を例え
ば約20°に制光する角度に設定される。
【0028】したがって、道路2の車線数等幅方向寸法
に応じて、前後一対のルーバA,Bを適宜組み合せて装
着し、あるいは取り外すことにより、各種道路2の寸法
や環境等の道路条件に容易に対応させることができ、照
明に大きな自由度を持たせることができて融通性が広
い。そのために、各種道路2の条件に対応して種々タイ
プの道路灯1を各々用意する必要がなくコストの低減を
図ることができる。
【0029】例えば道路2の1車線の幅方向寸法が3.
5m、路肩の幅方向寸法が2mである場合には道路2の
幅方向寸法等に応じて次の表1に示すように両ルーバ
A,Bを組み合せることができる。
【0030】
【表1】
【0031】表1中、道路2が片側2車線の場合には図
6に示すように、その2車線の道路2の片側に、道路灯
1を高さ約10mで立設したときに、前後一対のルーバ
A,Bを装着する。
【0032】こうすれば、ルーバAの道路幅方向前方W
Fの光照射角が45°であるので、2車線の道路2の路
面をほぼ全幅に亘って照明できると共に、それより先方
の1車線分の光を遮光することにより、幅方向前方WF
にある道路沿い住宅等への光の漏れを防止することがで
きる。
【0033】また、後方ルーバBの道路幅方向後方WB
の光照射角が約20°であるので、道路灯1の後方の路
肩側を照明し、それより後方の道路沿いの住宅等への光
の漏れを防止することができる。
【0034】なお、道路灯1を片側3車線の道路2の中
央部(以下、中央3車線という。)で高さ約11mで立
設する場合には、前記したように前後一対のルーバA,
Bは不要である。また、片側3車線配列でかつ対向車線
が分離されている場合には前方ルーバAは不要となる。
【0035】つまり、本実施例によれば、前後一対のル
ーバA,Bを適宜組み合せることにより、道路2の幅方
向寸法や環境等道路条件に容易に対応することができ、
各道路条件に応じて種々の道路灯1を用意する必要がな
いので、それに伴うコストを低減することができる。
【0036】また、反射面10の頂部反射面10aをほ
ぼM字状に形成したので、この上端反射面10aに入射
する光を、その左右両側部の反射面10b,10cへ反
射させることができる。
【0037】このために、この両側部の反射面10b,
10cで反射した光を道路2の長手方向LF,LBの遠
方へ照射することができる。したがって、道路2の長手
方向LF,LBに所定のピッチで配設される道路灯1の
設置ピッチを延長することができ、その分、道路灯1の
設置数を全体として減少させ、コスト低減を図ることが
できる。
【0038】次に、本発明に係る道路灯の他の実施例を
説明する。
【0039】この実施例に示された道路灯1Aは、道路
灯本体3に備えられる制光体20の構成を一実施例で示
した道路灯1と基本的に異にしたものであり、他の構成
は実質的にほぼ等しいので、同一部材に同じ符号を付し
て説明する。
【0040】この道路灯1Aは図7および図8に示すよ
うに、道路灯本体3が支柱4に締付ボルトナット等の締
着手段にて取り付けられる。道路灯本体3は有蓋ボック
ス状の灯体ハウジング5を有し、この灯体ハウジング5
内に逆椀状あるいは半楕円球状の反射体7が内蔵され
る。反射体7内には高圧ナトリウムランプ8等の線状光
源が収容される。高圧ナトリウムランプ8はソケットホ
ルダ21が固定された耐圧・耐振形ソケット22に装着
される。ソケットホルダ21は灯体ハウジング5に取り
付けられる。
【0041】また、反射体7は内面に反射面10が形成
され、この反射面10のうち、頂部反射面10aは、図
9に示すように構成される。頂部反射面10aは光源か
らの光を側部反射面(道路の長手方向両側)10b,1
0cに向けて反射させ、側部反射面10b,10cは頂
部反射面10aからの一次反射光を道路の長手方向へ反
射させ、この二次反射光により道路の長手方向に放射状
に照射するようになっている。
【0042】一方、灯体ハウジング5の下面開口には、
透光性を有するグローブ6が照明カバーとして開閉自在
に覆設される。グローブ6は、一側がヒンジ24で灯体
ハウジング5に結合され、その他側はトランクラッチや
ワンタッチ継手等の取付手段で取り付けられ、この取付
手段の着脱操作によりグローブ6をヒンジ24廻りに回
動させ、開放できるようになっている。
【0043】グローブ6はアクリル樹脂などの透明樹脂
あるいは透明ガラス等で形成されたほぼ矩形の透明プレ
ート26を有し、この透明プレート26の全周に断面コ
字状のシリコンパッキン等の密封手段27が施される。
この密封手段27により、グローブ6は灯体ハウジング
5に液密に保持される。
【0044】グローブ6の透明プレート26は図10
(A),(B)および(C)のように形成されて制光体
20A,20B,20Cが構成される。図9(A)に示
された制光体20Aは透明プレート26の一側部にプリ
ズム30をプレス成形あるいはインジェクション成形で
一体成形したもので、このプリズム30により道路の幅
方向前方に飛ぶ照射光を偏光させたものである。
【0045】図10(B)の制光体20Bはグローブ6
を構成する透明プレート26の他側部にプリズム31を
プレス成形あるいはインジェクション成形で一体成形
し、このプリズム31で道路の幅方向後方に飛ぶ照射光
を偏光させるようになっている。
【0046】また、図10(C)に示す制光体20C
は、グローブ6を構成する透明プレート26の両側にプ
リズム30,31を一体成形し、この両ブリズム30,
31で道路の幅方向前方および後方に飛ぶ照射光を偏光
させるようになっている。
【0047】図10の(A)〜(C)に示された各制光
体20A,20B,20Cは同一形状および大きさに成
形され、灯体ハウジング5に着脱自在に取り付け可能
で、相互に互換性を有する。したがって、道路の車幅や
道路灯1Aの取付位置(路肩側か、中央側か)に応じて
所要の制光体20(20A,20B,20C)を選択
し、選択された制光体20を灯体ハウジング5に取り付
けるだけで、種々の道路条件に応じた道路灯1Aを構成
できる。種々の道路条件に応じた道路灯1Aを構成して
も、道路灯本体3の共通化を図ることができる。
【0048】制光体20を構成するグローブ6の透明プ
レート26は例えば350×375mmで厚さ6mmの矩形
平面あるいは曲面形状に形成される場合、図10および
図11に示すように、透明プレート26の一側部あるい
は他側部(道路灯1A設置状態で透明プレート26の道
路幅方向前方側あるいは後方側)に例えば100mm程度
の幅Lでプリズム30が形成される。プリズム30の光
学条件は、一例では山ピッチPが例えば4mm、プリズム
角45°、ライザ角16.2°に形成される。このプリ
ズム30(31)の形成により、入射光ILと反射光O
Lは図10(A),(B),(C)および図11に示す
ように屈折され、道路の幅方向外方への照射光を偏光さ
せることができる。
【0049】この場合にも、道路灯1Aは一実施例で示
したものとほぼ同様の作用効果を有する。この道路灯1
Aではグローブ6の一側あるいは他側にプリズム30,
31を一体成形することにより制光体20を形成したか
ら、グローブ6自体で制光体20を構成でき、制光体2
0を形成するために独立した部材を必要としない。
【0050】なお、本発明の実施例では灯体ハウジング
内に反射体を内蔵させたものを示したが、必ずしもこれ
に限定されず、反射体が灯体ハウジングを兼ねるように
してもよい。
【0051】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明において
は、請求項1に記載したように、光源から道路の幅方向
に照射される光の照射角を制御する制光体を設けたの
で、道路の幅方向寸法や道路環境等の種々の道路条件に
容易に対応させることができ、道路照明の自由度が向上
し、広い融通性を持たせることができる。このため、各
種道路条件に応じた制光体を選択するだけで道路灯の共
通化が図れ、コストの低減を図ることができる。
【0052】請求項2に記載の道路灯においては、道路
の幅方向の前方と後方へ照射される光の照射角を第1お
よび第2のルーバにより選択制御できるので、道路の車
線数の多少により道路の幅方向寸法が種々相違する道路
に、道路灯の種類を変えることなくルーバの着脱のみで
対応させることができ、照明の自由度が向上し、融通性
が高い。したがって、種々の道路条件に適合する道路灯
を種々のタイプ個別に用意する必要がなく、道路灯の共
通化が図れ、コストの低減を図ることができる。
【0053】請求項3に記載の道路灯においても、グロ
ーブに形成されるプリズムを選択するだけで、請求項2
に記載の道路灯と同じ作用効果を奏することができる。
【0054】また、請求項4に記載の道路灯において
は、光源から反射体の頂部反射面に照射された光は、頂
部反射面から側部反射面に向けて一次反射光が反射さ
れ、さらに、側部反射面で反射された二次反射光が道路
の長手方向に照射されるようにしたので、反射体の頂部
反射面直下の照度が低下する分、その周辺の照度を向上
させて照度の均斉度および輝度を高めることができる。
【0055】また、反射体からの光の一部を道路長手方
向へ照射するので、道路長手方向に所定のピッチで設置
される複数の道路灯の設置ピッチ数を長くすることによ
り、全体として道路灯の設置数を低減しコスト低減を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る道路灯の設置状態を示す斜視図。
【図2】本発明に係る道路灯の一実施例を示す一部切欠
側面図。
【図3】図2の一部切欠前面図。
【図4】(A)および(B)は反射体の反射面を部分的
に拡大して示す断面図。
【図5】図3の一部拡大して簡略的に示す概略図。
【図6】図1等で示す道路灯を3車線の道路の片側に設
置したときの概略図。
【図7】本発明に係る道路灯の他の実施例を示す側断面
図。
【図8】図7に示す道路灯を下方から見上げた図。
【図9】図7に示す道路灯を一部破断して示す図。
【図10】(A),(B)および(C)は図7に示す道
路灯に備えられる制光体をそれぞれ示す図。
【図11】制光体に形成されるプリズムの断面図。
【図12】図11に示すプリズムの平面図。
【符号の説明】
1 道路灯 2 道路 3 道路灯本体 7 反射器 8 光源 9 反射小面 10 反射面 10a 頂部反射面 10b,10c 左右側部反射面 15,20,20A,20B,20C 制光体 26 透明プレート 30,31 プリズム A,B 前後一対のルーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F21V 13/10 2113−3K

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射体内に光源を収容して道路の路面に
    光を照射して照明する道路灯において、前記光源から道
    路の幅方向に照射される光の照射角を制御する制光体を
    設けたことを特徴とする道路灯。
  2. 【請求項2】 制光体は光源から道路の幅方向前方に照
    射される光の照射角を制御する第1のルーバと、道路の
    幅方向後方へ照射される光の照射角を制御する第2のル
    ーバとの少なくとも一方で構成され、前記第1および第
    2のルーバは着脱自在に設けられた請求項1記載の道路
    灯。
  3. 【請求項3】 制光体は光源の下部に設けられたグロー
    ブのプリズムで構成され、このプリズムは、光源から道
    路の幅方向前方に照射される光の照射角を制御する第1
    のプリズムと、道路の幅方向後方に照射される光の照射
    角を制御する第2のプリズムとの少なくとも一方を前記
    グローブに形成した請求項1記載の道路灯。
  4. 【請求項4】 反射体は、光源より上方の頂部反射面
    を、上記光源からの光を側部反射面へ向けて反射させる
    ように構成し、上記側部反射面は頂部反射面で反射した
    一次反射光を道路の長手方向へ照射させるように構成し
    た請求項1記載の道路灯。
JP4242268A 1991-09-30 1992-09-10 道路灯 Pending JPH05198205A (ja)

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JP4242268A JPH05198205A (ja) 1991-09-30 1992-09-10 道路灯

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25204491 1991-09-30
JP3-252044 1991-09-30
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