JPH05198123A - 窓開閉用移動部材駆動機構 - Google Patents

窓開閉用移動部材駆動機構

Info

Publication number
JPH05198123A
JPH05198123A JP29184792A JP29184792A JPH05198123A JP H05198123 A JPH05198123 A JP H05198123A JP 29184792 A JP29184792 A JP 29184792A JP 29184792 A JP29184792 A JP 29184792A JP H05198123 A JPH05198123 A JP H05198123A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moving member
window
opening
moving
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29184792A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Wakabayashi
学 若林
Toru Sanpei
徹 三瓶
Kazutoshi Konno
一俊 紺野
Kihachiro Minami
喜八郎 南
Hidefumi Goto
英文 後藤
Isao Utsugi
勲 宇都木
Yoshio Ouchi
義男 大内
Katsuhiro Shiobara
克宏 塩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP29184792A priority Critical patent/JPH05198123A/ja
Publication of JPH05198123A publication Critical patent/JPH05198123A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】小形かつ薄形で、シャッター部材を大ストロー
クで滑らかに移動できる移動部材駆動機構を備えたディ
スクカセット等の装置を実現する。 【構成】記録媒体を格納し窓部を有するケースに係合さ
れた移動部材が弾性部材の曲げ変形による復元力で駆動
され上記窓部を閉じるようにした窓開閉用移動部材駆動
機構において、上記弾性部材の一端を上記ケース側に他
端を上記移動部材の直線動部分に係止し両端間の中間部
を上記直線動部分の直線的移動に付随して移動可能な構
成とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はディスクカセット等の装
置に関するもので、特にそのケースに設けられたヘッド
ウインドウ等窓部を開閉する機構に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のディスクカセット等においては、
磁気ディスク等記録媒体がヘッドウィンドウ等の開口
(窓部)を有するケースに入っている。このため、該開
口からほこりがケース内に侵入してディスク等記録媒体
に付着し易いし、また、該開口を通しディスクを指で保
持した際には、ディスク等記録媒体に指紋が付着し易
い。このようにしてほこりや指紋がディスク等記録媒体
に付着すると、再生される信号にドロップアウトが生じ
易い。このため、これらのケースの取扱いには細心の注
意が必要である。 【0003】ケース内へのほこりの侵入やディスク等記
録媒体への指紋の付着を防止するために、従来、記録ま
たは再生動作を行わない場合、すなわち開口を使用しな
い場合には、該開口をシャッター部材等の移動部材で閉
鎖しておく構成が公知であり、一例として、(a)実公
昭45−10063号公報に記載の構成や(b)実開昭
51−27112号公報に記載の構成がある。(a)の
構成は、引張りコイルばねの圧縮復元力で平行移動式シ
ャッター部材を移動させ、ケース(容器)の窓を自動的
に閉鎖させる構成であり、(b)の構成は、回転式シャ
ッター部材と同軸にそのコイル部が支持されたねじりコ
イルばねのコイル部を支点とした両端部の回転方向復元
力で該シャッター部材を回転させ、ケースの窓部を自動
的に閉鎖させるようにした構成である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、ディスクカセット等装置全体の厚さ寸法及び平面寸
法を縮小しにくいし、また、シャッター部材の大ストロ
ーク化も図りにくいという欠点がある。 【0005】本発明の目的は、上記従来技術の欠点を改
善し、小形のばね等弾性部材を用いて、小形かつ薄形
で、シャッター部材を大ストロークで滑らかに移動させ
ケースの窓部を自動的に閉じることのできる移動部材駆
動機構を備えたディスクカセット等の装置を実現するこ
とである。 【0006】 【課題を解決するための手段】 (イ)記録媒体を格納し窓部を有するケースに係合され
た移動部材が弾性部材の曲げ変形による復元力で駆動さ
れ上記窓部を閉じる窓開閉用移動部材駆動機構におい
て、(ロ)上記移動部材は、直線動部分を有し、(ハ)
上記弾性部材は、一端が上記ケース側に他端が上記移動
部材の上記直線動部分に係止され、両端間の中間部が上
記直線動部分の直線的移動に付随して移動可能な構成と
する。 【0007】 【作用】弾性部材は、その曲げ変形の復元力で移動部材
の直線動部分を付勢して直線的に移動させ該移動部材を
してケースの窓部を自動的に閉じさせる。 【0008】 【実施例】本発明の移動部材駆動機構の一実施例を図1
に示す。本実施例は、磁気ディスクを記録媒体としてケ
ース内に包含したディスクカセットの場合の構成例であ
リ、弾性部材としてのねじりコイルばねを、そのコイル
部を非拘束状態としてケースの隅部領域部に配置し、そ
の復元力でシャッターを移動させケースの窓部としての
ヘッドウインドウを確実に閉じさせるようにしてある。 【0009】このディスクカセットは、ケース1,6、
ディスク4、移動部材としてのシャッター3,8及びシ
ャッター開閉用部材9、弾性部材としてのねじりコイル
ばね11、を備えて構成される。シャッター3及び8
は、ケース1及び6の内側に回転可能に取り付けられ、
ディスクカセットの非使用時はヘッドウィンドウ2及び
7を覆う。ディスク4は、その中央にハブ5を有し、デ
ィスク4の回転駆動時、駆動力をハブ5で受けると同時
にディスク4の中心位置出しを精度良く行う働きをす
る。ねじりコイルばね11は、ケース6の隅部領域(ケ
ースの隅部を形成する2つのケース外縁とディスク4の
外縁との間に形成される領域)15に配されている。移
動部材の一部としてのシャッター開閉用部材9は、その
一端が、移動部材の一部としてのシャッター3,8の外
周部に係り、該シャッター3,8の開閉を行う。シャッ
ター開閉用部材9の他端には、外力を受ける部分として
の凸部10がある。該凸部10は、ケース1,6の外方
向に向かって突出し少なくともその先端面はケース外に
対し露出されている。この凸部10の裏側には凹部13
があり、ばね11の一端が該凹部13に挿入され、ばね
11の他端はケース6の内隅部に押し付けられている。 【0010】図2は、図1におけるねじりコイルばね1
1の組み込み部の一実施例の拡大断面を示す図であり、
凹部13にねじりコイルばね11の一端が挿入され、そ
の復元力でシャッター開閉用部材9が図の上方に押し上
げられている状態を示す。該ねじりコイルばね11の両
端間のコイル部は非拘束の状態にあり上記凹部13に挿
入された上記一端の直線的移動動作に付随してケースの
上記隅部領域内を移動する。このディスクカセットがデ
ィスク駆動装置(図示せず)に装填される時、ディスク
駆動装置側に設けられた爪部14が、ディスクカセット
の挿入等の移動につれディスクカセットの側面に設けた
案内面12を案内手段として凸部10を図の下方に直線
的に押し下げる。これによって、シャッター開閉用部材
9がスライドしてシャッター3,8を回転させ、ヘッド
ウィンドウ2,7を開ける。反対に、ディスクカセット
をディスク駆動装置から抜き取る時には、爪部14によ
る外力が凸部10から解除されるため、ねじりコイルば
ね11が復元力で伸びてシャッター開閉用部材9を図の
上方に直線的に押し上げ、シャッター3,8を回転させ
てヘッドウィンドウ2,7を閉じさせる。 【0011】図2に示す構成では、弾性部材としてのね
じりコイルばね11の一端が係止される凹部13と、外
力を受ける部分としての凸部10とは、移動部材として
のシャッター開閉用部材9のスライド方向に対して同一
の位置に設けられている。 【0012】図3は本発明の移動部材駆動機構の他の実
施例を示す部分斜視図である。本図3に図示されないデ
ィスクカセットの他の部分については、既に図1及び図
2で述べた構造と同一とする。図3は、ケース6、シャ
ッター開閉用部材9、及びねじりコイルばね11を備え
るシャッター3,8の駆動機構の構成であって、シャッ
ター開閉用部材9の端部には、ケース6の内側に向かっ
てシャッター開閉用部材9とは直角に突起部19が形成
されている。該突起部19には小孔20とスリット22
とが設けられ、ねじりコイルばね11の一端11bは、
コの字状あるいはロの字状に折れ曲げられ、小孔20に
はめられ、突起部19をゆるやかにはさみ込むようにさ
れている。該ねじりコイルばね11の該一端11bと該
小孔20とは、ねじりコイルばね11が小孔20を中心
として回転する滑らかな節であると同時にねじりコイル
ばね11をしてシャッター開閉用部材9と確実に連結せ
しめ振動等によってはずれることのないようにする部分
である。本実施例の場合、スリット22の幅は小孔20
の幅よりも小さい。突起部19は、ねじりコイルばね1
1の端部11bとともに、シャッタ−3,8を移動させ
てヘッドウインドウ2,7を開閉すべくケ−ス外縁に沿
って直線移動する。 【0013】また、ねじりコイルばね11の他端11a
は、ケース6の内部の隅部16に設けられ、ねじりコイ
ルばね11側に開口を有する窪部21に挿入されてい
る。該端部11aは、ばね11の復元力によって窪部2
1内に挿入状態で押し付けられ該窪部21の内側壁にお
いてもその動きを規制されるので、振動等によっても該
窪部21からはずれることがないし、また、シャッター
開閉用部材9には常にねじりコイルばね11の復元力が
与えられ、ディスクカセットの非使用時、ウィンドウ
2,7はシャッター3,8により常に確実に閉じられ
る。ケース6に設けられた溝30にはシャッター開閉用
部材9の被案内部40が係合され、該シャッター開閉用
部材9の往復動を案内する。ねじりコイルばね11の両
端部11a,11b間の中間部、特にコイル部11c
は、端部11bの直線移動動作に従ってディスク4の外
縁の外側を非拘束状態で移動される。 【0014】図4及び図5は、本発明の移動部材駆動機
構におけるさらに他の実施例を示し、特に移動部材の構
成例を示す。これらの構成では、外力を受ける部分とし
ての凸部10と突起部19とを、シャッター開閉用部材
9の端部においてその移動方向に対し互いにくい違った
離れた位置に設けている。弾性部材としてのねじりコイ
ルばね11は、その第2の端部11bが、突起部19に
設けられたスリット22の奥の小孔20にはまってそこ
で滑らかに回転可能であり、かつ、該第2の端部11b
はロの字に曲げられてあるため突起部19よりはずれに
くくなっている。図4は、スリット22をシャッター開
閉用部材9の移動方向に平行に設けた構成、また、図5
は、スリット22をシャッター開閉用部材9の移動方向
に対し直角方向に設けた構成である。 【0015】ねじりコイルばね11の復元力は、その分
力が、同図でシャッター開閉用部材9の長手上方向の成
分、及びそれと直角の凸部10方向の成分とに分けられ
る方向に作用するから、スリット22は、その開口の方
向が、突起部19の下方(シャッター開閉用部材9の長
手下方向)からその直角方向(突起部19の突出方向)
を結ぶ範囲にあれば、第2の端部11bが小孔20より
抜けてしまうことはない。本実施例により、ねじりコイ
ルばね11とシャッター開閉用部材9との組立性も飛躍
的に良くなるし、設計上及び製造上の自由度も大きくな
る。 【0016】さらに、上記各実施例構成においては、小
形のねじりコイルばね11を用いても、シャッター開閉
用部材9を大ストロークで滑らかに確実に移動できケー
スのヘッドウインドウ2,7を確実に開閉できるディス
クカセットを容易に実現できる。これによって、ほこり
の侵入や指紋の付着もなくすことができる。 【0017】 【発明の効果】本発明の移動部材駆動機構によれば、小
形の弾性部材を用いて、小形かつ薄形で、移動部材を大
ストロークで滑らかに確実に移動できケースの窓部を確
実に開閉できるディスクカセット等の装置を容易に実現
できる。これによって、ほこりの侵入や指紋の付着もな
くすことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す図である。 【図2】図1の部分拡大断面図である。 【図3】本発明の移動部材駆動機構の他の一実施例を示
す図である。 【図4】本発明の移動部材駆動機構のさらに他の一実施
例における移動部材の一部の構成を示す図である。 【図5】本発明の移動部材駆動機構のさらに他の一実施
例における移動部材の一部の構成を示す図である。 【符号の説明】 1、6…ケース、 2、7…ヘッドウィンドウ(窓部)、 3、8…シャッタ−(移動部材)、 4…ディスク、 9…シャッター開閉用部材(移動部材)、 10…凸部、 11…ねじりコイルばね(弾性部材)、 19…突起部、 20…小孔、 21…窪部、 22…スリット、 30…溝(案内溝)、 40…被案内部。
フロントページの続き (72)発明者 南 喜八郎 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所家電研究所内 (72)発明者 後藤 英文 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所家電研究所内 (72)発明者 宇都木 勲 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所多賀工場内 (72)発明者 大内 義男 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所多賀工場内 (72)発明者 塩原 克宏 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所多賀工場内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.記録媒体を格納し窓部を有するケースに係合された
    移動部材が弾性部材の曲げ変形による復元力で駆動され
    上記窓部を閉じるようにした窓開閉用移動部材駆動機構
    において、 上記移動部材は、直線動部分を有し、 上記弾性部材は、一端が上記ケース側に他端が上記移動
    部材の上記直線動部分に係止され、両端間の中間部が上
    記直線動部分の直線的移動に付随して移動可能にされて
    いることを特徴とする窓開閉用移動部材駆動機構。
JP29184792A 1992-10-30 1992-10-30 窓開閉用移動部材駆動機構 Pending JPH05198123A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29184792A JPH05198123A (ja) 1992-10-30 1992-10-30 窓開閉用移動部材駆動機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29184792A JPH05198123A (ja) 1992-10-30 1992-10-30 窓開閉用移動部材駆動機構

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56205344A Division JPS58203680A (ja) 1981-12-21 1981-12-21 ディスクカセット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05198123A true JPH05198123A (ja) 1993-08-06

Family

ID=17774191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29184792A Pending JPH05198123A (ja) 1992-10-30 1992-10-30 窓開閉用移動部材駆動機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05198123A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4510063Y1 (ja) * 1967-05-31 1970-05-09
JPS58169379A (ja) * 1982-03-31 1983-10-05 Hitachi Ltd デイスクハ−フ
JPS5945780B2 (ja) * 1978-08-02 1984-11-08 コンパツクス・コ−ポレ−シヨン 布帛の機械的圧縮収縮装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4510063Y1 (ja) * 1967-05-31 1970-05-09
JPS5945780B2 (ja) * 1978-08-02 1984-11-08 コンパツクス・コ−ポレ−シヨン 布帛の機械的圧縮収縮装置
JPS58169379A (ja) * 1982-03-31 1983-10-05 Hitachi Ltd デイスクハ−フ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR880000866B1 (ko) 디스크 카셋트
US4794479A (en) Shuttering mechanism for a cassette with a shutter moving arm
JPH05198123A (ja) 窓開閉用移動部材駆動機構
JPH0379795B2 (ja)
US4670809A (en) Door hinge for a videocassette
JP3750142B2 (ja) 蓋体のクリック機構及び電子機器
JPS6330709B2 (ja)
JPH05198124A (ja) ディスクカセット
JPS5817573A (ja) 磁気シ−トカセツト
GB2163129A (en) Improvements in magnetic tape cassettes
JPH0755723Y2 (ja) ディスク収納ケース
JPH05144223A (ja) デイスクカセツト
JPH0713098Y2 (ja) ディスクカートリッジ
JPS5956680U (ja) 磁気シ−トジヤケツト
US4630751A (en) Closure mechanism
JPH06267226A (ja) ディスクカートリッジおよびその組立方法
JPS58130475A (ja) デイスクカセツト
JPH0834056B2 (ja) ドア装置
JPH02260168A (ja) フロッピーディスク装置のシャッタオープン機構
JPS629586Y2 (ja)
JPH0210628Y2 (ja)
JPS6349911Y2 (ja)
JPH0311030B2 (ja)
JPH10106212A (ja) ディスクカートリッジ
JPH0510282Y2 (ja)