JPH05197752A - 機械翻訳装置 - Google Patents

機械翻訳装置

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JPH05197752A
JPH05197752A JP4031628A JP3162892A JPH05197752A JP H05197752 A JPH05197752 A JP H05197752A JP 4031628 A JP4031628 A JP 4031628A JP 3162892 A JP3162892 A JP 3162892A JP H05197752 A JPH05197752 A JP H05197752A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率敵により正しい訳文を得ることを可能と
した機械翻訳装置を提供すること。 【構成】 日本語から他の言語に翻訳する時に語切り指
定を受け入れると共に原文を修正した後で再翻訳する機
能を備えた機械翻訳システムにおいて、原文を入力する
入力部11,21と、辞書を参照して翻訳処理を行う翻
訳処理部13,23とを備え、未翻訳の時には原文を,
また翻訳処理の後にはその語切り情報を含んだ原文をそ
れぞれ画面に表示し,原文中のひらがな表記の形態素に
対し利用者の指定により、辞書にある見出し語とそのひ
らがな表記との対応テーブルを参照して適切な漢字表記
に変換させるとともに,語切りを指定することができる
原文形態素変換部14,24を装備すると共に、翻訳処
理部13によって得られる訳文を出力する出力部15,
25とを備えたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械翻訳装置に係り、
特に原文中の形態素を修正し,その修正された原文を再
翻訳することができるシステム,または原文中の形態素
を分割する(すなわち語切りを指定する)ことができる
機械翻訳装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】機械翻訳においては、システムが語切り
を間違えたり、利用者の意図したものと異なる語切りを
したりする場合がある。これは、特にひらがな表記の多
い原文の翻訳の時に起こりやすい。そこで、翻訳処理で
語切りを間違えた場合や翻訳する前に、利用者が語切り
を指定することができるような機械翻訳装置が提案され
ている。この機械翻訳装置では、その語切り情報を含ん
だ原文が画面に表示され、利用者が意識的に語切りをし
たい部分を指定した後で、再翻訳することにより正しい
訳文を得ることが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来例においては、語切りをしてもその形態素がひらがな
表記の場合には、辞書にひらがな表記の見出しで登録さ
れていないことが多く、もし登録されていてもあいまい
であるため、語切りの指定の他に、そのひらがな表記を
漢字表記に改めるか、又は辞書にそのひらがな表記の見
出しで登録することが必要であった。つまり、ひらがな
表記の多い原文に対して、利用者が語切りの指定をする
ことが比較的多いのに、語切りだけではなかなか正しい
訳文が得られないという非効率的操作となっていた。
【0004】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例に有する不都合
を改善し、とくに、効率敵により正しい訳文を得ること
を可能とした機械翻訳装置を提供することを、その目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、日本語から
他の言語に翻訳する時に語切り指定を受け入れると共に
原文を修正した後で再翻訳する機能を備えた機械翻訳シ
ステムにおいて、原文を入力する入力部と、辞書を参照
して翻訳処理を行う翻訳処理部とを備え、未翻訳の時に
は原文を,また翻訳処理の後にはその語切り情報を含ん
だ原文をそれぞれ画面に表示し,原文中のひらがな表記
の形態素に対し利用者の指定により、辞書にある見出し
語とそのひらがな表記との対応テーブルを参照して適切
な漢字表記に変換させるとともに,語切りを指定するこ
とができる原文形態素変換部を装備すると共に、翻訳処
理部によって得られる訳文を出力する出力部とを備え
る、という構成を採っている。これによって前述した目
的を達成しようとするものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して実施例
に従って説明する。図1は本発明の構成、図2は本発明
の一実施例の具体例を示す構成図、図3は本発明の一実
施例において参照される辞書にある「見出し語とそのひ
らがな表記との対応テーブル」の一部分を示す説明図で
ある。図中、符号11は入力部、符号12は制御部、符
号13は翻訳処理部、符号14は原文形態素変換部、符
号15は出力部、符号21は入力部、符号22は制御
部、符号23は翻訳処理部、符号24は原文形態素変換
部、符号25は出力部を各々示す。
【0007】入力部11は、例えばキーボードからの原
文の入力の処理を行うものである。制御部12は、以下
の五つの機能を持つ。入力部11から原文を読み込
み、翻訳処理部13へ渡す。翻訳処理部13から語切
り情報を含んだ原文を読み込み、原文形態素変換部14
へ渡す。未翻訳の時には、入力部11から原文を読み
込み、原文形態素変換部14へ渡す。原文形態素変換
部14から原文中の形態素を変換した修正済原文を読み
込み、翻訳処理部13へ渡す。翻訳処理部13で翻訳
処理終了後、訳文を取り出し、出力部15へ渡す。
【0008】翻訳処理部13は、入力部11から与えら
れる原文や、原文形態素変換部14から与えられる修正
済原文を翻訳し、語切り指定を考慮して訳文を生成する
ものである。原文形態素変換部14は、未翻訳の時には
原文を、翻訳処理の後にはその語切り情報を含んだ原文
をそれぞれ画面に表示して、利用者の指定によりひらが
な表記の原文形態素を適切な漢字表記に変換する処理を
行うとともに、その原文形態素に語切り指定の情報を与
えるものである。また出力部15は、翻訳処理部13の
翻訳結果である訳文を、例えば画面に表示するものであ
る。
【0009】次に、図2および図3を用いて本実施例の
動作を示す。ここで、図2は一度原文を翻訳してから、
その語切り情報を含む原文を原文形態素変換部において
修正する動作を示している。利用者の指定による修正
は、例えば以下のようにして行う。まず、制御部22
は、入力部21から原文「彼がくるまで待つ。」を読み
込み、翻訳処理部23へ渡す。さらに、翻訳処理が終了
後、制御部22は翻訳処理部23から語切り情報を含む
原文を取り出し、原文形態素変換部24へ送る。原文形
態素変換部24は語切り情報を含む原文を画面に表示
し、利用者の指定を受け付ける。語切り情報を含んだ原
文は、語切りを明確にするために、語切りされた形態素
の間に空白を挿入して表示される。したがって、翻訳処
理により、「彼」「が」「くるま」「で」「待つ」のよ
うに語切りが行われたとすると、図2のように「彼 が
くるま で 待つ。」と表示される。
【0010】さて、原文「彼がくるまで待つ。」は、
「彼が来るまで待つ。」と「彼が車で待つ。」の二通
りの解釈が考えられる。ここでは、「彼が来るまで待
つ。」を採用することにして、ひらがな表記の形態素
「くる」を漢字表記の形態素「来る」に変換する操作を
示す。利用者が画面上で、原文中のひらがな表記の形態
素「くる」をマウス等で指示すると、辞書中にひらがな
読みで「くる」となる見出し語が検索され、その条件に
合う語が変換候補として表示される。
【0011】ここで、見出し語を検索する方法として、
図3に示した、辞書にある見出し語とそのひらがな表記
との対応テーブルを参照することにより、容易に候補を
検索できる。図3のテーブルより、「来る」、「繰
る」、「刳る」の三種類が候補として表示される。利用
者が、その候補の中から適切な見出し語(「来る」)を
何等かの操作によって選択することにより、その形態素
は自動的に漢字表記に変換され、原文の修正結果は「彼
が来るまで待つ。」となる。さらに、マウス等で指示さ
れた形態素「来る」が語切り指定されたことになる。続
いて、制御部22は原文形態素変換部24から修正済原
文を取り出し、語切り指定を受け入れる翻訳処理部23
へ渡す。翻訳処理部23は原文形態素変換部24におい
て変換された形態素とその語切り指定を反映するように
訳文を生成する。最後に、制御部22は翻訳処理部23
から訳文を取り出し、出力部25へ渡す。
【0012】また、「彼が車で待つ。」を採用する場
合には、利用者は画面上で原文中のひらがな表記の形態
素「くるま」を指示する。すると、図3のテーブルによ
り、辞書中にひらがな読みで「くるま」となる見出し語
が検索され、その条件に合う語「車」が変換候補として
表示される。それ以降の操作は、を採用する場合と同
様である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、日
本語から他の言語に翻訳する時に語切り指定を受け入れ
ることができ、原文を修正した後で再翻訳することがで
きる機械翻訳システムにおいて、原文中のひらがな表記
の形態素に対して、検索方法の一例として、辞書にある
見出し語とそのひらがな表記との対応テーブルを参照す
ることにより、対応する漢字表記の形態素の候補の中か
ら利用者によって選択された適切な漢字表記に変換し、
さらにその形態素が語切り指定されたとして再翻訳する
ことにより、効率的に正しい訳文を得ることができると
いう従来にない優れた機械翻訳装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例の構成及び動作を示す説明図
である。
【図3】本発明の一実施例において参照される辞書にあ
る見出し語とそのひらがな表記との対応テーブルの一部
分を示す説明図である。
【符号の説明】
11,21 入力部 12,22 制御部 13,23 翻訳処理部 14,24 原文形態素変換部 15,25 出力部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 日本語から他の言語に翻訳する時に語切
    り指定を受け入れると共に原文を修正した後で再翻訳す
    る機能を備えた機械翻訳システムにおいて、原文を入力
    する入力部と、辞書を参照して翻訳処理を行う翻訳処理
    部とを備え、未翻訳の時には原文を,また翻訳処理の後
    にはその語切り情報を含んだ原文をそれぞれ画面に表示
    し,原文中のひらがな表記の形態素に対し利用者の指定
    により、辞書にある見出し語とそのひらがな表記との対
    応テーブルを参照して適切な漢字表記に変換させるとと
    もに,語切りを指定することができる原文形態素変換部
    を装備すると共に、前記翻訳処理部によって得られる訳
    文を出力する出力部とを備えたことを特徴とする機械翻
    訳装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108563645A (zh) * 2018-04-24 2018-09-21 成都智信电子技术有限公司 His***的元数据翻译方法和装置
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