JPH05196567A - 複素反射率測定方法及び装置 - Google Patents

複素反射率測定方法及び装置

Info

Publication number
JPH05196567A
JPH05196567A JP774792A JP774792A JPH05196567A JP H05196567 A JPH05196567 A JP H05196567A JP 774792 A JP774792 A JP 774792A JP 774792 A JP774792 A JP 774792A JP H05196567 A JPH05196567 A JP H05196567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
measured
complex reflectance
reflected
interference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP774792A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3195018B2 (ja
Inventor
Yasuhiko Nakayama
保彦 中山
Masataka Shiba
正孝 芝
Yoshihiko Aiba
良彦 相場
Susumu Komoriya
進 小森谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP774792A priority Critical patent/JP3195018B2/ja
Publication of JPH05196567A publication Critical patent/JPH05196567A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3195018B2 publication Critical patent/JP3195018B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多層構造の下地層の複素反射率を容易に測定
できるようにする。 【構成】 回折光マスク1の回折格子2、3間のB位置
で可干渉性、高指向性の平行光C2が反射されて参照光
0となる。回折格子2で同様の平行光C1 の回折光が
生じ、ウエハ6にほぼ水平に照射されて全反射し、s偏
光の反射光A2 となる。回折格子3で同様の平行光C3
の回折光が生じ、ウエハ6に垂直照射して反射し、反射
光A1として平行光C2である参照光A0と合成される。
参照光A0は偏光ビームスプリッタ9でp、s偏光に分
離され、このp偏光と反射光A2 とがビームスプリッタ
15で合成されてセンサ18でヘテロダイン干渉する。
また、これらp、s偏光はビームスプリッタ14で合成
されてセンサ19でヘテロダイン干渉する。反射光A1
と参照光A0の合成光はセンサ20、21でヘテロダイ
ン干渉する。これらの干渉結果から複素反射率の位相の
項が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウエハ表面に回路パタ
ーンを生成する際等に用いる複素反射率測定方法及び装
置に係り、特に、半導体の生成もしくは処理された薄膜
の測定に好適な複素反射率測定方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、半導体集積回路の製造において、
回路パターンの生成には、縮小投影法を用いたフォトリ
ソグラフィ技術が広く用いられている。この技術は、ウ
エハ表面上にレジストを塗布して塗膜を作り、紫外線を
用いて、これにマスクパターンの像を投影露光すること
により、レジストを部分的に感光させ、さらに、現像処
理を経ることにより、エッチング等の加工対象部分を露
出させ、加工を限定した領域で行わせることにより、微
細パターンを形成するものである。
【0003】ところで、近年、半導体の高集積化は著し
く、パターン寸法はますます微細化し、また、素子構造
も立体化して製造行程がますます複雑化してきている。
このため、フォトリソグラフィでは、パターン解像力を
高めることが不可欠であり、これを実現するために、レ
ンズのNA(開口数)を増大化し、露光光を短波長化し
ていた。
【0004】一方、露光光としては、比較的波長バンド
で狭い単一波長のものが用いられており、このため、図
9に示すように、レジスト膜50や光透過性を有する下
地層形成膜51が存在する場合、露光光52がこれらの
膜中で多重反射し、これら反射光の相互干渉が起こっ
て、図10のように、レジスト膜50内の深さ方向で光
の強度が変化する。このため、この深さ方向で露光エネ
ルギーに差が生じ、現象すると、レジスト膜50の断面
は深さ方向で凸凹になる。
【0005】また、成膜装置等の各種製造装置にプロセ
ス変動があると、レジスト膜厚tや光透過性を有する下
地層の形成状態がウエハ内やウエハ毎に異なる。このた
め、同じ露光エネルギーでレジストを露光した場合、レ
ジスト膜厚tや図13の式(1)で表される複素反射率
A(=aexp(iθ);a:振幅、a2=反射率強
度、θ:位相)を有する下地層の形成状態が異なると、
深さ方向の凸凹の形状が変化するため、下地層の最上層
に接するレジストの幅Wが図11に示すように変化し、
所望とするパターン寸法に比べて形成されるパターン寸
法が異なる。従って、このパターン寸法を安定化するた
めには、これらプロセス変動に対応した最適露光エネル
ギーの設定が不可欠であり、レジスト膜厚tや下地層の
形成状態変動に応じた複素反射率Aを測定する必要があ
る。
【0006】ここで、下地層の複素反射率測定におい
て、振幅aはウエハの反射率強度から容易に求めること
ができるが、位相θは容易には求められない。
【0007】このための1つの方法として例えば偏光解
析法がある。偏光解析法は、図12に示すように、偏光
子60によって方位角61が特定の角度に設定された光
62を試料63に照射し、この試料63の表面で反射さ
れることによって楕円偏光になる反射光の偏光状態(楕
円偏光の方位角64や楕円角65)の変化を検光子66
を用いて測定することにより、試料63の表面の層の光
学定数である複素反射率A(図13)を決定する方法で
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では、偏光解析法の性能上、1層ないし2層という限ら
れた層数の光透過性を有する薄膜上に形成される薄膜に
対してのみ、膜厚及び光学特性を測定することが可能で
あった。つまり、下地層が多層構造になると、上記従来
の偏光解析法を用いた方式では、各層の薄膜や光学特性
を遂次測定し、その結果をもとに計算して複素反射率を
求めなければならないが、この方式で多層構造上の薄膜
の膜厚や光学特性を測定することができないため、複素
反射率を測定することができない。
【0009】本発明の目的は、かかる問題を解消し、多
層構造の下地層に対して複素反射率を簡易に測定するこ
とができるようにした複素反射率測定方法及び装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、可干渉性かつ高指向性の平行光を、基準
高さ位置に設定された被測定物の表面に、垂直及びほぼ
水平に近い斜方から照射し、該被測定物の表面からの垂
直照射光の反射光と参照光との干渉による2つの干渉光
の位相差と、該被測定物の表面にほぼ水平に近い斜方か
らの照射光の反射光と参照光との干渉による干渉光と該
参照光自体の干渉による干渉光との位相差とから該被測
定物の複素反射率の位相項を検出し、垂直照射光の反射
光の強度から被測定物の複素反射率の振幅を検出して複
素反射率を求める。
【0011】
【作用】被測定物の複素反射率は、図13に示したよう
に、振幅aの項と位相θの項とを有しており、振幅aの
項は該被測定物への垂直照射光の反射光の強度から得ら
れる。
【0012】上記参照光には被測定物の複素反射率の位
相の項が含まれないが、上記垂直照射光の反射光には被
測定物の複素反射率の位相の項が含まれており、これら
の干渉による2つの干渉光の位相差にこの位相の項が含
まれる。これに対し、被測定物の表面にほぼ水平に近い
斜方からの照射光の反射光にも、また、参照光にも複素
反射率の位相の項が含まれておらず、これらの干渉によ
る干渉光と該参照光自体の干渉による干渉光との位相差
には、この位相の項が含まれない。従って、これら位相
差から複素反射率の位相の項が算出できる。
【0013】
【実施例】まず、本発明の原理について説明する。図2
において、平行平面のガラス板1の上面(基準面)68
と下地層のみもしくは下地層に薄膜が形成されたウエハ
6の上面が平行となるように、これらを所定の間隔(基
準高さ)Hで配置する。この場合、ウエハ6の上面の状
態に応じて基準高さHに変位ΔZが生じ、従って、ガラ
ス板1とウエハ6との間隔はH+ΔZとなる。
【0014】この原理は、図13に示す複素反射率Aの
位相θを測定するために、ヘテロダイン干渉を用いる場
合を例とするものである。
【0015】即ち、レーザ光等の可干渉性でかつ指向性
の高い平行光を上方からガラス板1に照射するすると、
その一部はガラス板1の基準面68で反射して反射光
(以下、参照光という)(A0)となり、他はガラス1
を透過し、ウエハ6で反射して反射光(A1)となる。
ここでウエハ6の下地層が光透過性の多層構造をなして
いると、反射光(A1)は、ウエハ6の上面からの反射
光ばかりでなく、各層からの反射光を含んでいる。ま
た、入射角θ0を大きくして水平に近い方向からレーザ
光等の可干渉性でかつ指向性の高い平行光をウエア6に
照射し、その反射光(A2) とする。
【0016】参照光(A0)と反射光(A1)との干渉ビ
ート信号は、基準高さH,変位ΔZの成分や複素反射率
Aの位相θの成分を含んでおり、また、参照光(A0
と反射光(A1) との干渉ビート信号は基準高さH、変
位ΔZの成分のみを含んでいる。従って、これら干渉ビ
ート信号から位相θを求めることができる。
【0017】即ち、いま、参照光(A0),反射光
(A1)は周波数f1,f2(f1>f2)がわずかに異な
る2つの平行光F1,F2からなり、また、反射光
(A2) が周波数f1,f2 の平行光F1,F2のうちのい
ずれか一方からなるものとすると、参照光(A0)と反
射光(A2)とを干渉させたときの干渉縞の強度I
1(t) は次の式(1.1)で表わされる。
【0018】 I1(t)=a+bcos(2π(f1−f2)t+4πf2cosθ0ΔZ/c +φ01) ……(1.1) ここで、tは時間、cは光の速度、φ01は初期位相であ
る。
【0019】また、参照光(A0) の光F1,F2どうし
で干渉させると、干渉縞の強度I2(t)は次の式
(1.2)で表わされる。
【0020】 I2(t)=a+bcos(2π(f1−f2)t+φ02) ……(1.2) ここで、φ02は初期位相である。
【0021】従って、強度I1(t)の干渉ビート信号
と強度I2(t)の干渉ビート信号との位相差φは、 φ=4πf2cosθ0ΔZ/c+φ01−φ02 ……(1.3) となり、変位ΔZの関数として与えられる。この式
(1.3)から、変位ΔZは次の式(1.4)で表わさ
れる。
【0022】 ΔZ=c(φ−φ01+φ02)/4πf2cosθ0 ……(1.4) 一方、ウエハ6からの反射光(A1)と参照光(A0)を
干渉させると、一方の光F1と他方の光F2との干渉ビー
ト信号の干渉縞の強度I3(t)、一方の光F2と他方の
光F1との干渉ビット信号の干渉縞の強度I4(t)は夫
々、φ03,φ04を初期位相とすると、次の式(1.
5),(1.6)で表わされる。
【0023】 I3(t)=a+bcos(2π(f1−f2)t+4πf1ΔZ/c+θ+φ03 ) ……(1.5) I4(t)=a+bcos(2π(f1−f2)t+4πf2ΔZ/c−θ+φ04 ) ……(1.6) そして、強度I3(t)の干渉ビート信号と強度I
4(t)の干渉ビート信号の位相差ψは、次の式(1.
7)に示すように、ウエハ6複素反射率Aの位相θと変
位ΔZとの関数で表すことができる。
【0024】 ψ=4π(f1+f2)ΔZc+2θ+φ03−φ04 ……(1.7) 従って、式(1.4)と式(1.7)とより、ウエハ6
の複素反射率Aの位相θは θ=(ψ−(f1+f2)(φ−φ01+φ02)/f2cosθ0−φ03+φ04) /2 ……(1.8) となる。
【0025】図3(a)は上記式(1.1),(1.
2)で表わされる干渉縞の強度I1(t),I2(t)の
時間的な変化と上記式(1.3)で表わされるこれらの
位相差φを示しており、図3(b)は上記式(1.
5),(1.6)で表わされる干渉縞の強度I
3(t),I4(t)の時間的な変化と上記式(1.7)
で表わされるこれらの位相差ψを示している。これら干
渉縞の強度I1(t),I2(t),I3(t),I
4(t) を夫々センサで検出し、検出された強度I
1(t),I2(t)から位相差φを、検出された強度I
3(t),I4(t)から位相差ψを夫々求めることがで
き、従って、図13で示したウエハ6の複素反射率Aの
位相θを求めることができる。
【0026】以上説明した原理に基づく本発明の実施例
を、以下、図面によって説明する。
【0027】図1は本発明による複素反射率測定方法及
び装置の一実施例を示す図であって、1はガラス板から
なる回折光マスク,2,3は回折格子,4はλ/4波長
板,5はオートフォーカス系,6はウエハ,7はプリズ
ム,8,9,10は偏光ビームスプリッタ,11はミラ
ー,12はλ/2波長板,13,14,15はビームス
プリッタ,16,17はレンズ,18,19,20,2
1はセンサである。
【0028】同図において、下地層のみもしくは薄膜が
形成されたウエハ6の上方に所定の間隔でもって回折光
マスク1が設けられている。オートフォーカス系5によ
り、回折光マスク1とウエア6との間隔が基準高さHに
あるときの検出信号に対し、位相が2πずれない範囲と
なるように、この回折光マスク1とウエア6との間隔が
設定されている。
【0029】回折光マスク1はガラス板の上面に、回折
格子2,3が設けられたA位置,C位置を除いて、前面
にクロム層が形成されて反射面をなしている。そして、
回折格子2に可干渉性、高指向性の平行光C1が、回折
格子2に同じく平行光C3が、A位置とC位置間のB位
置に同じく平行光C2 が夫々斜方から照射される。これ
ら平行光C1,C2,C3は、偏光方向が互いに直交する
周波数f1pの平行光F1p(p偏光)と周波数F2sの
平行光F2s(s偏光)とからなり、これら周波数f
1p,f2sはわずかに異なっている(f1p>f2s)。
【0030】平行光C1は回折格子2で回折されて−1
次回折光を発生し、この−1次回折光がウエハ6上に入
射角θ0で入射する。この入射角θ0は、平行光C1の波
長と回折光2のピッチとにより、充分大きくなるように
設定されており、このため、この−1次回折光はウエハ
6の表面でほぼ全反射し、プリズム7を通って偏光ビー
ムスプリッタ8に送られる。この偏光ビームスプリッタ
8は、入射された光のうちの反射率が高いs偏光F2
のみを通過させる。このs偏光F2sが図2での反射光
2 である。
【0031】入射平行光C2は回折光マスク1上A,C
位置間のB位置で反射され、図2における参照光
(A0)となる。
【0032】また、入射平行光C3は回折光マスク1上
C位置の回折格子3に照射され、ウエハ6の表面に垂直
な方向の1次回折光が生ずる。この1次回折光はλ/4
波長板4を通ってウエハ6に垂直に照射されて反射し、
再度λ/4波長板4,回折格子3を通る。この回折格子
3を通った光が図2での反射光(A1)であり、回折格
子3で反射した光(図2の参照光(A0)に相当)と合
成される。この反射光(A1)は、λ/4波長板4を2
度通るので、元の入射平行光C3に対して偏光角がπ/
2だけずれている。即ち、反射光(A1)においては、
入射平行光C3のp偏光F1pがs偏光F1sに、s偏光
2sがp偏光F2pとなっている。
【0033】以上のようにして、図2に示した参照光
(A0)及び反射光(A1),(A2)が得られる。参照
光(A0)は偏光ビームスプリッタ9に送られ、この参
照光(A0)のp偏光F1pが透過し、s偏光F2sが反
射することにより、これら偏光成分に分離される。p偏
光F1pはミラー11で反射し、λ/2波長板12でs
偏光F1sに変化し、ビームスプリッタ13で2分され
る。ビームスプリッタ13からの一方のs偏光F1sは
ビームスプリッタ15に送られ、偏光ビームスプリッタ
8からの反射光(A2)であるs偏光F2sと合成される。
この合成光がレンズ17によってウエハ6の位置と共役
の位置にあるセンサ18上でヘテロダイン干渉し、上記
式(1.1)で表わされる干渉縞強度I1(t) の干渉
ビート信号が得られる。
【0034】また、ビームスプリッタ13からの他方の
s偏光F1s はビームスプリッタ14に送られ、偏光ビ
ームスプリッタ9からのs偏光F2s と合成される。こ
の合成光はセンサ19上でヘテロダイン干渉し、上記式
(1.2)で表わされる干渉縞強度I2(t) の干渉ビ
ート信号が得られる。
【0035】回折光マスク1上のC位置からの参照光
(A0)はp偏光F1p、s偏光F2sからなり、反射光
(A1)はp偏光F2p,s偏光F1sからなっている。
これら参照光(A0)と反射光(A1)との合成光はレン
ズ16を通り、偏光ビームスプリッタ10により、p偏
光F1p,F2pの合成光とs偏光F1s,F2sの合成光
とに分離され、前者はレンズ16によってウエハ6と共
役位置にあるセンサ21上で、また、後者は同じくレン
ズ16によってウエハ6と共役位置のあるセンサ20上
で夫々ヘテロダイン干渉する。これにより、センサ20
で上記式(1.5)で表わされる干渉縞強度I3(t)
の干渉ビート信号が得られ、センサ21で上記式(1.
6)で表わされる干渉縞強度I4(t)の干渉ビート信
号が得られる。
【0036】従って、これら干渉ビート信号により、上
記のようにして、複素反射率Aの位相θを求めることが
でき、また、従来と同様、垂直照射光に対するウエア6
の反射率強度から複素反射率Aの振幅a(a2 =反射率
強度)が容易に求められるから、図13に示した式によ
り、ウエハ6の複素反射率Aを求めることができる。
【0037】図4は本発明による複素反射率測定方法及
び装置の他の実施例を示す図であって、22,23,2
4,25はビームスプリッタ,26,27,28,29
はミラー,30は入/2波長板であり、図1に対応する
部分には同一符号をつけている。
【0038】図1に示した実施例では、回折格子やプリ
ズムを用いてウエハ6への斜方、垂直照射を行なうよう
にしたが、図4に示した実施例では、これとは異なる手
段で同様の照射を行なうようにしたものである。
【0039】図4において、入射平行光Fはビームスプ
リッタ22で2分され、これから出力される一方の平行
光F1は、ミラー26により、ウエハ6の表面にほぼ水
平に斜方照射されてほぼ全反射され、この反射光のs偏
光F2sのみが偏光ビームスプリッタ8で抽出されて反
射光(A2) となる。
【0040】また、ビームスプリッタ22から出力され
る他方の平行光F2は、ビームスプリッタ23で一部が
反射されて参照光(A0)となり、残りは通過し、その
一部がさらにビームスプリッタ24を通過して参照光
(A0)となる。この参照光(A0)と反射光A2との処
理は図1に示した実施例と同様であり、センサ18で上
記式(1.1)で表わされる干渉縞強度I1(t)の干
渉ビート信号が、センサ19で上記式(1.2)で表わ
される干渉縞強度I2(t)の干渉ビート信号が夫々検
出される。なお、ミラー28は。偏光ビームスプリッタ
9で分離されたs偏光F2sを、ビームスプリッタ25
からのs偏光F1sと合成するために、反射してビーム
スプリッタ14に供給するためのものである。
【0041】ビームスプリッタ24で反射される平行光
はビームスプリッタ25を通ってウエハ6に垂直に照射
され、その反射光はビームスプリッタ25,24を通っ
て反射光(A1)となる。この反射光(A1)はλ/2波
長板30を通り(図1でλ/4波長板4を2度通過する
のに相当する),レンズ6を介して偏光ビームスプリッ
タ10に供給され、ビームスプリッタ23からミラー2
9を介して送られてくる参照光(A0)と合成される。
図1の実施例では、参照光(A0) と反射光(A1)と
を回折光マスク1のC位置で合成したが、図4では、偏
光ビームスプリッタ10で合成するようにしている。従
って、センサ20で上記式(1.5)で表わされる干渉
縞強度I3(t)の干渉ビート信号が、センサ21で上
記式(1.6)で表わされる干渉縞強度I4(t)の干
渉ビート信号が夫々検出される。なお、ビームスプリッ
タ25は、オートフォーカス系5で使用するビームの光
路を垂直照射のための平行光の光路に重ねるためのもの
である。
【0042】このようにして、この実施例においても、
図13で示した複数反射率Aの位相θを求めることがで
きる。
【0043】図5は本発明による複素反射率測定方法及
び装置のさらに他の実施例を示す図であって、1’は回
折光マスク,3’は回折格子,7a,7bはプリズム,
9’は偏光ビームスプリッタ,11a,11bはミラ
ー,12a,12bはλ/2波長板,16a,16bは
レンズ,31はビームスプリッタ,32はプリズム,3
3は偏光ビームスプリッタ,34はレーザ出力ユニッ
ト,35はAOMユニット,36は導光ユニット,37
は測定ユニット,38はレーザ光源,39はレーザパワ
ーコントローラ,40はハーフミラー,41はλ/2波
長板,42,43はミラー,44,45は音響光学素
子,46,47はピンホール,48は偏光ビームスプリ
ッタ,49〜52はレンズ,53,54はピンホール,
55はミラーであり、前出図面に対応する部分には同一
符号をつけている。
【0044】図5において、この実施例は、レーザ出力
を安定化させるレーザ出力ユニット34と、この出力レ
ーザ光を2つに分岐して偏光方向が異なるp偏光とs偏
光にし、音響光学素子によってこれらの周波数が若干異
ならせて再び光軸を一致させて合成するAOMユニット
35と、測定点での照射光の視野限定とレーザビームの
迷光除去を行ない、測定ユニット37へ合成光を導く導
光ユニット36と、この導光ユニット36から導かれる
合成光により複素反射率を測定する複数の干渉計からな
る測定ユニット37と、測定点のフォーカス合わせを行
なうオートフォーカスユニット5とからなっている。
【0045】レーザ出力ユニット34においては、露光
光にg線(436nm)を用い、そのときの複素反射率
を測定するならば、レーザ光源38としては、例えば波
長の近い直線偏光のHe−Cdレーザ(441.6n
m)を採用する。レーザパワーコントローラ39は、レ
ーザの出力を安定化させるものである。
【0046】AOMユニット35においては、ハーフミ
ラー40によってレーザ出力ユニット34からのレーザ
光が2つに分岐される。分岐された一方のレーザはλ/
2波長板41によって偏光方向が逆転し、ミラー42で
反射された後音響光学素子45に供給される。分岐され
た他方のレーザ光は音響光学素子44に供給される。こ
れにより、これらレーザ光は各々1次回折光の周波数が
若干異なる光λ1p,λ2sになる。これら2のつ光λ1
p,λ2sはピンホール47,46を通り、光λ2s は
ミラーで反射されて偏光ビームスプリッタ48で合成さ
れ、光軸の一致した1つのレーザ光となる。これらピン
ホール47,46は、音響光学素子45,46からの0
次回折光を遮光するためのものである。
【0047】導光ユニット36においては、AOMユニ
ット35からのレーザ光が対物レンズ49の焦点位置に
あるピンホール53により、迷光が除去され、レンズ5
0により平行光となる。この平行光はミラー55で光路
が変更され、レンズ51,52間のウエハ6との共役位
置のピンホール54により、測定領域が限定される。
【0048】測定ユニット37においては、プリズム3
2が導光ユニット36からの平行光を3つの平行光
1,C2,C3に分岐する。プリズム32からの平行光
2は、回折格子マスク1’のクロム面で正反射され、
反射光(A0) として偏光ビームスプリッタ9’に送ら
れてs偏光とp偏光とに分離される。偏光ビームスプリ
ッタ9’で反射したs偏光は、プリズム11aで反射
し、λ/2波長板12bで偏光方向が逆転してp偏光と
なる。偏光ビームスプリッタ9’を透過するp偏光は、
ビームスプリッタ31で2分された後、その一方がプリ
ズム11bで反射し、ビームスプリッタ14でλ/2波
長板12bからのs偏光と合成され、センサ19に導か
れて光λ1p,λ2sのヘテロダイン干渉による干渉ビー
ト信号が得られる。これが上記式(1.2)で示した干
渉縞強度の基準ビート信号となる。
【0049】また、プリズム32からの平行光C3 は、
回折格子マスク1’に設けられた回折格子3’に入射角
Θで入射する。これによって1次回折光が生ずるが、こ
の回折光がウエハ6に垂直に照射するように、回折格子
3’のピッチpと入射角Θを、回折格子3’の入射平行
光C3 の波長をλとすると、以下の関係を満たすように
設定する。 sinΘ=λ/p 回折格子マスク1’の回折格子3’とは反対側に面にλ
/4波長板4が設けられており、回折格子3’で発生し
た直線偏光の一次回折光は、このλ/4波長板4によ
り、円偏光になってウエハ6に垂直方向から照射する。
ウエハ6からのその反射光は再びλ/4波長板4を通
り、平行光C3に対して偏光方向が逆転した光λ1s,λ
2pとなって回折格子3’で再び回折し、入射平行光C3
と合成されて参照光(A0)と反射光(A1)との合成
光として同じ方向に進む。この合成光は、偏光ビームス
プリッタ10により、p偏光とs偏光に分けられ、前者
がレンズ16bによってウエハ6と共役位置にあるセン
サ21に、後者がレンズ16aによってウエハ6と共役
位置にあるセンサ20に夫々達し、ヘテロダイン干渉し
て上記式(1.5),(1.6)の干渉縞強度の干渉ビ
ート信号が得られる。
【0050】さらに、プリズム32からの平行光C1
は、偏光ビームスプリッタ33でウエハ6での表面反射
率が高い偏光のλ2sのみが選択され、プリズム7aに
よってほぼ水平に近い入射角でウエハ6の表面に照射さ
れてほぼ全反射する。この反射光は、プリズム7bを介
し、反射光A2としてビームスプリッタ15に導かれ
る。このビームスプリッタ15には、また、ビームスプ
リッタ31で分離されたp偏光がλ/2波長板12aで
偏光方向が逆転されてs偏光λ1sとなって導かれ、反
射光(A1)と合成されて、レンズ17によってウエハ
6と共役位置にあるセンサ18に導かれる。このセンサ
18では、合成光がヘテロダイン干渉し、上記式(1.
1)の干渉縞強度の干渉ビート信号が得られる。
【0051】以上の4つのセンサ18〜21で測定され
る干渉ビート信号を上記のようにフーリエ変換すること
により、複素反射率Aの位相θを求めることができ、従
って、複素反射率Aを求めることができる。
【0052】薄膜を生成する前の下地層の複素反射率及
び屈折率が既知ならば、図13に示した式をもとに複素
反射率Aを測定することにより、多層薄膜上に生成、処
理された薄膜の膜厚を求めることができる。
【0053】図6は本発明を用いた膜厚測定装置の一具
体例を示すブロック図である。同図において、薄膜を生
成、処理したウエハが以上の実施例として説明した複素
反射率測定部56に搬入されると、任意の位置で測定さ
れた上記の干渉ビート信号が得られる。これら干渉ビー
ト信号は位相検出部57に転送されてその複素反射率A
が求められる。位相検出部57で求めた複素反射率Aの
測定結果とデータ部59に格納されている屈折率及び薄
膜を生成、処理する前に下地層に対して予め測定した複
素反射率の測定結果とにより、膜厚測定部58で薄膜の
膜厚が算出される。
【0054】図7は、本発明を用いた薄膜生成、処理装
置の制御システムの一具体例を示すブロック図である。
同図において、薄膜を生成、処理したウエハは図6で示
した構成をなす複素反射率測定装置56で複素反射率が
測定される。プロセス制御系62では、この結果と、デ
ータ部63の薄膜を生成、処理する前のウエハの複素反
射率の測定結果と、生成、処理される薄膜の屈折率等の
情報とを用いて生成、処理された薄膜の膜厚を求め、こ
の膜厚データからプロセス変動量を算出して薄膜生成、
処理装置60にフィードバックし、プロセス条件を制御
することにより、薄膜生成、処理装置60の安定化が図
られる。
【0055】図8は本発明を用い、ステッパの露光量を
制御するようにしたシステムの一具体例を示すブロック
図である。
【0056】なお、以上の実施例では、半導体の下地層
に多層の薄膜上に形成された薄膜の膜厚を測定するもの
であったが、半導体に限らず、レンズ、ガラス等の物質
上に生成された薄膜の膜厚の測定にも応用できる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多層構造の下地層に対しても、その複素反射率を簡単に
測定することができ、かかる下地層に生成、処理された
薄膜の膜厚を正確に測定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による複素反射率測定方法及び装置の一
実施例を示す図である。
【図2】本発明の原理図である。
【図3】図2での干渉ビート信号の干渉縞の強度を示す
図である。
【図4】本発明による複素反射率測定方法及び装置の他
の実施例を示す図である。
【図5】本発明による複素反射率測定方法及び装置のさ
らに他の実施例を示す図である。
【図6】本発明による本発明による複素反射率測定方法
を用いた膜厚測定装置の一具体例を示すブロック図であ
る。
【図7】本発明による複素反射率測定方法を用いた薄膜
生成・処理装置の制御システムの一具体例を示すブロッ
ク図である。
【図8】本発明による複素反射率測定方法を用いたステ
ッパ露光量制御システムの一具体例を示すブロック図で
ある。
【図9】レジスト及び光透過性の下地層形成膜内の多重
反射の影響を示す図である。
【図10】図9におけるレジスト膜内での光強度の変化
を示す図である。
【図11】形成されたレジスト膜の凹凸によるレジスト
膜の幅の定在波効果を示す図である。
【図12】偏光解析法の原理図である。
【図13】複素反射率の式を示す図である。
【符号の説明】
1、1´ 回折光マスク 2、3、3´ 回折格子 4 λ/4波長板 5 オートフォーカス系 6 ウエハ 7 プリズム 8、9、9´、10 偏光ビームスプリッタ 12、12a、12b λ/2波長板 13、14、15 ビームスプリッタ 18、19、20、21 センサ 22、23、24 ビームスプリッタ 30 λ/2波長板 31 ビームスプリッタ 32 プリズム 33 λ/2波長板 34 レーザ出力ユニット 35 AOMユニット 36 導光ユニット 37 測定ユニット 56 ウエハ複素反射率測定部 57 位相検出部 58 膜厚測定部 59 データ部 60 薄膜生成・処理装置 61 複素反射率測定装置 62 プロセス制御系 63 データ部 64 レジスト塗布装置 65 ステッパ 66 プロセス制御系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小森谷 進 東京都小平市上水本町五丁目22番1号 株 式会社日立製作所武蔵工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可干渉性かつ高指向性の平行光を、基準
    高さ位置に設定された被測定物の表面に、垂直及びほぼ
    水平に近い斜方から照射し、該被測定物の表面からの垂
    直照射光の反射光と参照光との干渉光と、該被測定物の
    表面にほぼ水平に近い斜方からの照射光の反射光と参照
    光との干渉光との位相差から該被測定物の複素反射率の
    位相項を検出し、垂直照射光の反射光の強度から被測定
    物の複素反射率の振幅を検出することを特徴とする複素
    反射率測定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記被測定物が多層物体で形成したことを特徴とする複
    素反射率測定方法。
  3. 【請求項3】 被測定物の屈折率と、該被測定物の薄膜
    生成、処理前での第1の複素反射率と、該被測定物の薄
    膜生成、処理後での第2の複素反射率とから該薄膜の膜
    厚を検出するようにした膜厚測定方法において、 可干渉性かつ高指向性の平行光を、基準高さ位置に設定
    された被測定物の表面に、垂直及びほぼ水平に近い斜方
    から照射し、該被測定物の表面からの垂直照射光の反射
    光と参照光との干渉光と、該被測定物の表面にほぼ水平
    に近い斜方からの照射光の反射光と参照光との干渉光と
    の位相差から該被測定物の複素反射率の位相項を検出
    し、垂直照射光の反射光の強度から被測定物の複素反射
    率の振幅を検出して、該第1、第2の複素反射率を得る
    ことを特徴とする複素反射率測定方法。
  4. 【請求項4】 被測定物の屈折率などの光学特性の情報
    と、該被測定物の複素反射率とにより、該被測定物での
    薄膜生成、処理装置のプロセス条件を制御するようにし
    た薄膜生成、処理システムにおいて、 可干渉性かつ高指向性の平行光を、基準高さ位置に設定
    された被測定物の表面に、垂直及びほぼ水平に近い斜方
    から照射し、該被測定物の表面からの垂直照射光の反射
    光と参照光との干渉光と、該被測定物の表面にほぼ水平
    に近い斜方からの照射光の反射光と参照光との干渉光と
    の位相差から該被測定物の複素反射率の位相項を検出
    し、垂直照射光の反射光の強度から被測定物の複素反射
    率の振幅を検出して、該複素反射率を得ることを特徴と
    する複素反射率測定方法。
  5. 【請求項5】 被測定物を基準高さ位置に設定する手段
    と、 可干渉性かつ高指向性の平行光を、該被測定物の表面
    に、垂直及びほぼ水平に近い斜方から照射する手段と、 該被測定物の表面からの垂直照射光の反射光と参照光と
    の干渉光と、該被測定物の表面にほぼ水平に近い斜方か
    ら照射した該平行光の反射光と参照光との干渉光との位
    相差から該被測定物の複素反射率の位相項を検出する手
    段と、 該被測定物の表面からの該垂直照射光の反射光の強度か
    ら該被測定物の複素反射率の振幅を検出する手段とを備
    え、 検出された該位相項と該振幅とから該被測定物の複素反
    射率を得ることを特徴とする複素反射率測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記被測定物が多層物体で形成したことを特徴とする複
    素反射率測定装置。
JP774792A 1992-01-20 1992-01-20 複素反射率測定方法及び装置 Expired - Fee Related JP3195018B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP774792A JP3195018B2 (ja) 1992-01-20 1992-01-20 複素反射率測定方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP774792A JP3195018B2 (ja) 1992-01-20 1992-01-20 複素反射率測定方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05196567A true JPH05196567A (ja) 1993-08-06
JP3195018B2 JP3195018B2 (ja) 2001-08-06

Family

ID=11674296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP774792A Expired - Fee Related JP3195018B2 (ja) 1992-01-20 1992-01-20 複素反射率測定方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3195018B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0829343A (ja) * 1994-07-12 1996-02-02 Takuwa:Kk 路面状況の測定方法およびその装置
JP2006258739A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Fujinon Corp 光束分岐出力装置および複数光束出力型の測定装置
US7317528B2 (en) 2004-07-19 2008-01-08 Asml Netherlands B.V. Ellipsometer, measurement device and method, and lithographic apparatus and method

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0829343A (ja) * 1994-07-12 1996-02-02 Takuwa:Kk 路面状況の測定方法およびその装置
US7317528B2 (en) 2004-07-19 2008-01-08 Asml Netherlands B.V. Ellipsometer, measurement device and method, and lithographic apparatus and method
JP2006258739A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Fujinon Corp 光束分岐出力装置および複数光束出力型の測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3195018B2 (ja) 2001-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI360653B (en) Inspection method and apparatus, lithographic appa
JP4691594B2 (ja) パッシブレチクルツール、リソグラフィ装置およびリソグラフィツール内のデバイスをパターニングする方法
US6757066B2 (en) Multiple degree of freedom interferometer
JPH0712535A (ja) 干渉計
JPH03272406A (ja) 位置合わせ方法及び装置
US5477309A (en) Alignment apparatus
JPH07239212A (ja) 位置検出装置
JPH0752088B2 (ja) アラインメント方法
US6947148B2 (en) Interferometric apparatus and method with phase shift compensation
US5053628A (en) Position signal producing apparatus for water alignment
US5585923A (en) Method and apparatus for measuring positional deviation while correcting an error on the basis of the error detection by an error detecting means
US5231467A (en) Reflective alignment position signal producing apparatus
US4221486A (en) Interferometric measurement with λ/4 resolution
US7009711B2 (en) Retroreflector coating for an interferometer
US4626103A (en) Focus tracking system
US5448357A (en) Position detecting system for detecting a position of an object by detecting beat signals produced through interference of diffraction light
JP3195018B2 (ja) 複素反射率測定方法及び装置
JPH07161611A (ja) 位置検出装置
JP2796347B2 (ja) 投影露光方法及びその装置
US5164789A (en) Method and apparatus for measuring minute displacement by subject light diffracted and reflected from a grating to heterodyne interference
JPH0719811A (ja) 位置ズレ及びギャップ検出方法
JP2694045B2 (ja) 回折格子を用いた位置合せ装置
JPH0828319B2 (ja) 投影露光装置
JP2837532B2 (ja) 微小変位測定方法およびその装置
JPH07123105B2 (ja) 位置合わせ装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080601

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees