JPH05196006A - 油圧制御装置 - Google Patents

油圧制御装置

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JPH05196006A
JPH05196006A JP4033286A JP3328692A JPH05196006A JP H05196006 A JPH05196006 A JP H05196006A JP 4033286 A JP4033286 A JP 4033286A JP 3328692 A JP3328692 A JP 3328692A JP H05196006 A JPH05196006 A JP H05196006A
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JP
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pressure
conduit
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hydraulic control
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Rudolf Brunner
ブルンナー ルドルフ
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Heilmeier and Weinlein Fabrik fuer Oel Hydraulik GmbH and Co KG
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Heilmeier and Weinlein Fabrik fuer Oel Hydraulik GmbH and Co KG
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常の作動のための減衰作用にもかかわらず
油圧消費装置の望ましくないあと動き(after−r
un)が荷重下で防止される油圧制御装置を提供する。 【構成】 2本の作用導管4,5を通じて圧力によって
作動され、油圧によって開閉される荷重保持弁Hによっ
て少なくとも一作用方向に確保される複動油圧消費装置
Vと、荷重保持弁Hに接続されて選択的に作動され得る
制御圧力導管12と、該制御圧力導管に位置する減衰ス
ロットル13とを含む油圧制御装置Sにおいて、制御圧
力導管12が減衰スロットル13と並列する弁15,1
5′,15″,15″′,15IVを配置され、前記弁が
荷重保持弁Hの被制御閉鎖間、圧力に応答して、遮断位
置bから通し位置aへ、減衰スロットル13における予
決定された粘度に依存する及び/または調整に依存する
第1の圧力差で自動的に逆転可能であるように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は請求項1の前文に記載さ
れるタイプの油圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】800
0ミュンヘン80、ハイルマイヤー及びワインラインに
よって編集され1986年6月出版された文献7100
号第1頁及び第2頁から知られるごとく油圧制御装置に
おいては、減衰スロットルは装置の圧力変動、従って荷
重の振動、を減衰させるために荷重保持弁の被制御閉鎖
運動もしくは被制御開閉運動を減衰させなくてはならな
い。荷重保持弁の機能は、油圧消費装置が停止された後
における荷重下での油圧消費装置の望ましくないまたは
容認され得ないあと動き(after−runnin
g)を防止することにある。減衰スロットルを装備され
たこのタイプの制御装置は、例えばクレーン特に車両ク
レーンの持上または延伸シリンダにおいて、回転ピスト
ンシリンダまたはラック/ピニオンピボットシリンダに
おいて、荷重方向の表示の変更を伴うすべての種類の持
上及び枢動手段において、ケーブル−ウィンチまたはピ
ボット機構駆動手段などにおいて、油圧消費装置の振動
運動が予期されなくてはならないとき使用されることが
好ましい。減衰スロットルは、作動的に暖かい圧力媒質
の場合において、荷重保持弁が開かれて油圧消費装置が
荷重下で運動されるとき、それが圧力変動を最適に減衰
させるように設定される。荷重保持弁内には制御圧力導
管内の比較的小さい圧力媒質体積の運動をそれと関係づ
けた作動遊隙が存在する。これら体積は減衰スロットル
を通過しそして装置内において減衰効果を生じさせる。
減衰スロットルは、最適の減衰を達成するための選択的
にきつい減衰スロットルの設定の故に、及び/または低
温の圧力媒質の場合に、荷重の停止または位置決めのた
めの荷重保持弁の望ましい急速閉鎖運動を遅延させる可
能性がある。その結果として、油圧消費装置は荷重下で
の停止後に有害なまたは危険なあと動き(after−
run)を生じる。
【0003】DE3733740A1から知られるごと
く、このタイプの油圧制御装置においては、荷重下降弁
は、層流の助けによって、荷重下降弁の制御圧力導管の
内部に平行して配列された2個のスロットルギャップを
介して制御される。2個のスロットルギャップはそれら
の加算特性が作動範囲内で所望の特性線に実質的に従う
ようにそれらの直線特性に関して互いに調和される。2
個のスロットルギャップは温度に反応してそれらのギャ
ップ高さを変える。圧力媒質の温度から独立した振動減
衰作用がこのようにして目的とされる。この原理はまた
荷重保持弁にも適する。低温圧力媒質の場合における最
適減衰のために設計される2個のスロットルギャップの
ギャップ高さは、荷重保持弁が存在するときは油圧消費
装置のあと動き(after−running)を排除
し得ない。
【0004】このタイプの油圧制御装置は安全遮断機能
を有する油圧系統内にしばしば一体化される。これは油
圧消費装置、またはそれによって運動される構成要素、
が荷重限度、荷重モーメント限度または越えられてはな
らない運動限度に関して監視されることを意味する。限
度圧力または限度位置センサーは制御回路内の電磁弁を
開く電気信号を発生する。この弁は油圧消費装置の制御
弁の制御手段または油圧系統の主制御手段のための開放
圧力を減じる。この臨界限度を超える油圧消費装置のさ
らなる運動は、この運動方向への有効圧力をもはや給送
しないことによってまたは有効圧力媒質の量を制限する
ことによって阻止さるべきである。しかし、センサーは
この安全限度に正確な態様でのみ、または、せいぜい比
較的狭い予決定された公差範囲内でのみ応答することが
しばしば起きる。もし油圧消費装置が、例えば荷重下で
の油圧消費装置のあと動きの故に、センサーからの応答
にもかかわらず公差範囲を超えるならば、センサーはも
はや応答せず、そして油圧消費装置は臨界範囲内におい
てもいかなる制限も受けることなしに制御され得る。例
えば、クレーンにおいて、これはベントシリンダまたは
水平ピボットシリンダにとって特に危険であり、そして
なかんずく、実際上判明しているように、低温圧力媒質
の場合または標準的に設置されている減衰装置による強
い減衰作用下で認められ得る。
【0005】本発明の目的は、以上言及された種類の油
圧制御装置であって、通常の作動のための減衰作用にも
かかわらず油圧消費装置の望ましくないあと動きが荷重
下で排除されるものを提供し、または不利な条件下にお
いてすらその安全機能の信頼性に関し安全遮断手段によ
って油圧制御装置を改良することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前記目
的は特許請求項1の特徴記述部分に明細に示される特長
によって達成される。
【0007】もし油圧消費装置、またはむしろ荷重、が
荷重保持弁を含む作用導管から圧力媒質を解放すること
によって下降さるべきであるならば、開放圧力が制御圧
力導管内に給送されそして荷重保持弁が制御された方式
で開かれる。導管ループに配置される弁はその遮断位置
を維持する;圧力媒質は減衰スロットルを通過しそして
減衰される。油圧消費装置が停止さるべきときはいつ
も、制御圧力導管は荷重保持弁が制御された方式で閉鎖
しそして荷重を保持するまで減圧される。低温従って粘
性の圧力媒質の場合に荷重保持弁の申し分なく急速な閉
鎖を保証するため、弁は結果として生じる圧力差に応答
しそしてその通し位置を取る。圧力媒質は減衰スロット
ルをバイパスする。同様に、所望の減衰作用を達成する
ため選択的にきつく設定された減衰スロットルの場合で
且つ作動的に暖かい圧力媒質が存在する場合、弁は油圧
消費装置が停止されなくてはならず、そして荷重が保持
されなくてならず、そして減衰スロットルがそのような
作用を阻止するであろうときはいつも応答する。弁の応
答性は、不利な作動条件下において油圧消費装置のいか
なるあと動き(after−running)も阻止さ
れそして減衰スロットルがそれにもかかわらず減衰作用
が必要とされるとき、例えば荷重が下降されるとき、は
いつもそのような作用を遂行するように調整される。油
圧制御装置は弁と一緒に油圧消費装置のあと動きに関し
て重大である作動状態が存在するときはいつも減衰スロ
ットルを自動的に無効にし得る。これは減衰のため最適
に調整され得る減衰スロットルの利益及び減衰スロット
ルが荷重保持弁の被制御閉鎖に干渉する作動状態におけ
る荷重保持弁の迅速な応答及び荷重保持の利益を提供す
る。油圧制御装置を含む油圧系統において安全遮断が保
証される場合は、油圧消費装置は不利な条件下において
すら安全限度を超えるまたは安全公差範囲を通過するこ
とはできない。
【0008】請求項2による実施例においては、弁にお
ける第2の圧力差は、荷重保持弁がその荷重保持位置に
ほとんど到達しそして単に有効圧力媒質の少量が荷重保
持弁を通過するとき、それが圧力スロットルがその最大
効果を再び発揮することを許すように調整される。荷重
保持弁の残存閉鎖リフト(lift)は圧力振動が発生
する場合に独立した減衰作用を遂行し得る減衰スロット
ルによって再び監視され得る。
【0009】請求項3の実施例においては、制御圧力導
管内の圧力は荷重保持弁が開いているとき弁を最初に遮
断位置に維持する。この圧力は弁に永久的に作用する力
に打ち勝つからである。極端でない圧力変動によってす
ら、弁要素は遮断位置に止どまり、従って減衰スロット
ルは荷重保持弁の遊び及び油圧系統における圧力振動を
減衰させる。もし圧力制御導管内の圧力が、永久的に作
用する力が弁を制御された方式で通し位置に動かすよう
な程度まで減衰スロットルによって減じられるならば、
荷重保持弁の正確な制御された閉鎖運動を許す圧力減少
は、弁を通じて流れ去る圧力媒質によって保証される。
任意の流量で減衰スロットルを通って流れ去る圧力媒質
によって、弁は、油圧消費装置のあと動きが少しでも懸
念されなくてはならない場合、通常の作動下で通し位置
にのみ運動する。対照的に、過度の圧力変動が存在する
ときは、弁は短時間通し位置へ制御された方式でやはり
運動さされ得、かくして圧力ピークを縮小することによ
って減衰スロットルの減衰作用を支持する。しかし、永
久的な力は直ちにそれを遮断位置へ戻すであろう。
【0010】請求項4による実施例は簡単な構造であ
る。開放圧力と弁要素に働く弾性の力との間の圧力差は
任意の流量で減衰スロットルを通される。弁の応答性は
この圧力差の選択によって調整され、それにより減衰ス
ロットルは主として系統内の極端でない圧力変動で作動
するようにされ、一方減衰スロットルは、油圧消費装置
の信頼される停止が荷重下でそして低温圧力媒質の存在
下で必要になるとき、必要な限度まで自動的に無視され
る。
【0011】請求項5の実施例の特長は、また、摺動弁
がいかなる大きな構造的作業をも必要とすることなしに
油漏れを生じないそして比較的温度から独立した方式で
働くから重要である。
【0012】請求項6の実施例においては、偏圧された
閉鎖逆止め弁は、やはり荷重下で、油圧消費装置の運動
間上昇圧力窓において働く、即ち減衰スロットルにおけ
る圧力差が逆止め弁に作用する永久力より大きくなると
同時に、圧力媒質は永久力が閉鎖逆止め弁を再び閉鎖し
そして残留する圧力媒質が減衰スロットルを通って荷重
保持弁の開放側から流れなくてはならないような程度に
圧力差が減少するまで減衰スロットルを通って流れ去
る。ここでの望ましい効果は、荷重保持弁が力強い運動
で急速に閉じそして荷重保持弁が爾後の減衰された残存
リフト運動でその閉鎖端位置に移動する前に油圧消費装
置を実質的に停止させ、作用導管内の通路が既に作用導
管内で多少絞られていることである。従って、圧力変動
が抑止または減衰されるのみならず、荷重保持弁は、制
御された方式で(特に安全遮断作動の場合において)極
めて高い信頼性を以てそして作動条件(低温圧力媒質を
も含む)から独立してそして安全限度を超えるまたは安
全公差範囲を通じる油圧消費装置のあと動きが生じない
くらい急速に閉じる。
【0013】請求項7の実施例は実用上役立つことが判
明した。そのような調整によって、荷重下の油圧消費装
置のあと動きは、低温圧力媒質及び減衰スロットルのき
つい設定の場合においてすら防止される。
【0014】請求項8の実施例においては、比較的強く
偏圧された閉鎖逆止め弁は減衰スロットルの実質的に妨
害されない作用を可能にする。何故ならば、それは油圧
消費装置の容認できないあと動きの危険が発生する場合
にのみ有効になり、そしてそれはこの危険が荷重保持弁
の強力な制御された閉鎖運動の後に除かれたとき直ちに
再び遮断するからである。
【0015】別の有利な一実施例が請求項9から明らか
になる。特に車両クレーンにおいては、荷重の強い振動
が実際上認められ得る。これら振動は油圧系統内におい
て永く続く圧力変動を生じさせそしてクレーンの運転を
より困難にする。従って、運動減衰スロットルの減衰効
果はもはや満足されない。バイパス導管及びその内部に
配置された妨害スロットル通路と、制御圧力導管内でそ
れと協働するスロットル通路とによって、付加的油圧減
衰装置が極めて効果的に且つ迅速に圧力変動を減衰させ
るために荷重保持弁の制御回路内に組込まれ、バイパス
導管を通じて流れ去る圧力媒質の量が圧力変動が間もな
く減衰するような程度に圧力振動の振幅に干渉する。永
久力を及ぼされる弁の予備制御手段内への異なる圧力
(荷重保持弁の制御回路にそのとき優勢に存在する圧
力)の包含は、臨界作動条件(低温圧力媒質及び/また
はきつく設定された運動減衰スロットル)下においてす
ら直ちに閉じられた荷重保持弁の利益を提供する。
【0016】永久的に作用する力は請求項10の実施例
においてはそれがバイパス導管内の圧力によって支持さ
れるから比較的小さくてよい。これは弁の応答特性を改
善する。弁は圧力変動の減衰に参加するから、これはス
ロットル通路と妨害スロットル通路との間の寸法差が極
めて小さくされ得る付加的利益を有し、それにより、バ
イパス導管を通じて流れ去る圧力媒質の量は、望ましい
ほどに小さく保たれ得る。
【0017】請求項11における特長もまた重要であ
る。弁の減衰及び予備制御のために必要な体積流量は、
実際上、減衰作用に寄与するためにバイパス導管を通じ
て流れ去ることが可能でなくてはならないからである。
もしタンクと2本の作用導管との接続またはタンクと荷
重保持弁を有する作用導管との接続をゼロ位置において
確立する制御弁が、油圧制御装置内に一体化されるなら
ば、バイパス導管は好ましくは前記導管に接続される。
代替的に、バイパス導管はまたタンクに直接接続され得
る。そのような場合、また、ブロックされたゼロ位置を
有する方向制御弁も使用され得る。かつまた、流入コン
トローラを有する方向制御弁も効果的な減衰作用の故に
使用され得るが、該弁は通常どちらかと言えば長い過渡
応答を有するから、振動しがちな制御装置にとってはそ
れ自体冒険的である。
【0018】さらにまた、請求項12の実施例は、制御
された開放のためのバイパス逆止め弁は、ある適用のた
めに望まれる荷重保持弁の即時的被制御開放を、減衰ス
ロットルをバイパスすることによって可能にするから好
都合である。油圧消費装置の運動間における圧力振動の
場合には、この逆止め弁は任意の流量における制御圧力
導管内の圧力によって閉鎖状態に保たれ、従って制御圧
力媒質は減衰スロットルを通って流れなくてはならな
い。
【0019】構造的に簡単な一実施例が請求項13に記
載される。逆止め弁は弁内に一体化されそして遅延を生
じることなしに荷重保持弁の制御された開放を保証す
る。
【0020】請求項14の実施例は油圧系統内における
圧力変動の特に効果的な減衰によって特徴づけられる。
閉鎖逆止め弁の作動は蓄圧器によって有利に影響され
る。
【0021】さらにまた、請求項15の実施例は好都合
である。この点において設けられた逆止め弁は制御圧力
媒質が他方の作用導管へ流れ去るのを防止し、または、
制御圧力回路における圧力変動が他方の作用導管内に伝
播するのを防止する。さらにまた、逆止め弁は蓄圧器か
らの圧力媒質が効果的な減衰作用のためにバイパス導管
を通じて流れ去るように強制する。
【0022】請求項16の実施例は、簡単な安全遮断装
置が低温圧力媒質またはきつく設定された減衰スロット
ルによる強力な減衰作用のごとき不利な作動条件下にお
いてすら騙され得ず、荷重保持弁がいかなる認識され得
るあと動きをも伴うことなしに望まれる通りに閉じるか
ら、独立した特別の重要性を有する。安全遮断点におい
て、閉鎖逆止め弁はより強くなく偏圧され、一方、安全
遮断公差範囲内ではより大きい程度に偏圧され得る。安
全遮断作用の信頼性は、また、安全遮断作用には特に不
利であるが常規作動のためには全く正当な条件下で保証
される。
【0023】請求項17の実施例は、各センサーが、リ
リーフ弁と全く同様に、容易に収容され得る電力供給手
段を必要とするに過ぎないから、安全遮断装置の簡単な
構造を用意する。リリーフ弁は小さい寸法を有しそして
方向制御弁または制御手段内にいかなる問題も無く一体
化され得る。
【0024】以上説明された実施例の全てにおいて、弁
は付加的構成要素と同様に荷重保持弁のブロック内に直
接に据え付けられ得る。しかし、いわば改装ユニットと
して荷重保持弁上にユニットを取付け、または、それを
荷重保持弁の制御回路内の他の場所に配置しそして既に
作動していたまたは以前に設計された制御装置を修正ま
たは改装することも可能である。
【0025】以下において、本発明の主題事項の諸実施
例は添付図面を参照して説明されるであろう。
【0026】
【実施例】荷重Fを担持する荷重アーム、例えば車両ク
レーンのベントシリンダ(bent cylinde
r)、を運動させるための油圧消費装置V、例えば複動
油圧シリンダ、は図1において示されるごとき油圧制御
装置Sにおいて見られ得る。ピストンによって分離され
ている2個の室2,3を有する複動油圧シリンダは、タ
ンクTからの圧力給源Pから圧力媒質を供給される。油
圧消費装置Vを制御するために制御弁Cが設置される。
図示実施例においては、これは減圧ゼロ位置(reli
eved zero position)を有する4/
3方制御スライドである。油圧消費装置Vの室2,3は
作用導管4,5を通じて制御弁Cと接続されている。圧
力が作用導管4に働くとき、荷重Fは持上げられそして
圧力媒質は他方の作用導管5を通じて排出される。圧力
が他方の作用導管5に働くときは、油圧消費装置Vは荷
重F下で運動(下降)され、圧力媒質は作用導管4を通
じて排出される。一方の作用導管4はその内部に荷重保
持弁Hを配置しており、荷重保持弁Hは荷重Fを例えば
制御弁Cのゼロ位置に保持するのに役立つ。荷重保持弁
Hは従来の方式に従って制御弁Cに関する通し位置と遮
断位置との間で連続的に調節可能である弁6を設けられ
そして開放位置(図示せず)を有する弁部材7を有す
る。弁部材7は閉鎖位置(図示せず)においてばね7′
によって負荷される。さらにまた、制御導管9を介して
伝達される予備制御圧力が制御弁Cの側において閉鎖方
向へ作用する。対照的に、開放位置においては、予備制
御圧力は弁6と油圧消費装置Vとの間において作用導管
4から分岐した制御導管8内において作用する。さらに
また、制御圧力導管12が設けられる。該制御圧力導管
の圧力は開放方向に弁部材7に作用する。制御圧力導管
12は本実施例においては作用導管5から分岐する。し
かし、独立した圧力給源または圧力制御装置から制御圧
力導管12に圧力を供給することもまた可能である。
【0027】荷重保持弁Hは油圧消費装置Vの方向に開
く逆止め弁11を有するバイパス管路10によって(持
上げ目的のため)バイパスされる。
【0028】荷重Fの下降運動間において圧力変動そし
て、本実施例においては、弁6の制御された開閉運動を
減衰させる調整可能の減衰スロットル13が制御圧力導
管12に含まれる。導管ループ14は制御圧力導管12
に設けられた減衰スロットル13をバイパスする。導管
ループ14は図1から図5において弁要素16を有する
弁、通し位置aと遮断位置bとの間において可逆性を有
する2/2方スライド弁を配列されている。弁要素16
は通し位置aへ向かって自在に調整され得るばね18の
永久的な力fによって作用される。対照的に、弁要素1
6は遮断位置bに向かって予備制御導管17内の圧力に
よって作用される。予備制御導管17は弁15と他方の
作用導管5との間で導管ループ14から分岐する。
【0029】力fは予備制御導管17内の(開放)圧力
を通じて弁要素16に作用する力より少し小さい。
【0030】荷重Fを下降させるため、作用導管5は制
御弁Cによる圧力によって作用される。逆止め弁11は
遮断するから、弁6は制御された方式で開放されなくて
はならない。これは制御圧力導管12及び減衰スロット
ル13を通じて達成される。制御圧力導管12内の圧力
は予備制御導管17を通じて弁15を遮断位置に保持
し、従って圧力媒質は制御された開放作動間減衰スロッ
トル13を横切って通過する。もし後に圧力変動が下降
運動間に油圧系統において観察されるとしても、少なく
とも極端でない圧力変動の場合は、弁15はその遮断位
置に止どまる。弁6の有効遊隙(例えば、数1/10m
m)の範囲間、圧力媒質は減衰スロットル13によって
減衰される。
【0031】もし荷重Fが停止さるべきであるならば、
他方の作用導管5、従って制御圧力導管12、内の圧力
は逃がされる。もし弁部材7における圧力が減衰スロッ
トル13を介する前記弁部材の被制御閉鎖のために十分
なほど急速に逃がされ得ないならば、ばね18が導管ル
ープ14を介して減衰スロットル13がバイパスされる
通し位置aに弁要素16を押し込み、従って弁は急速に
閉じる。それにより油圧消費装置Vのいかなるあと動き
(after−running)も防止される。弁15
は減衰スロットル13が低温圧力媒質の粘度の故に被制
御閉鎖運動を遅延させるときは常に、または減衰スロッ
トル13が十分な減衰作用のために非常にきつく設定さ
れているときは常に、前述の方法で有効になる。さら
に、制御圧力導管12内に過度の圧力変動が存在すると
きは、弁15は減衰作用に参加しそして圧力ピークを通
過させるように短時間通路へ切り換えられ得る。制御圧
力導管12内の圧力が完全に逃がされる以前ですら、ば
ね18は弁15を遮断位置へ動かす。残留圧力は減衰ス
ロットル13を通じて逃がされる。弁15は上昇圧力窓
による場合と同じ方法で前記補助閉鎖機能を遂行する。
【0032】図2に示される油圧制御装置Sは、制御圧
力導管12の追加導管ループ19であって制御された方
式で弁6に向かって開く逆止め弁20が弁6の被制御開
放間のいかなる遅延をも防止するように配列されている
ものを有することによって図1に示される実施例と異な
る。下降運動間の圧力変動の場合、逆止め弁20は遮断
位置に保持され、従って制御圧力媒質の運動量は減衰ス
ロットル13を通過する。図2に示される油圧制御装置
のその他の機能は、図1に示されたそれと同等である。
【0033】図3に示される実施例において、逆止め弁
20は弁15′及びその弁要素16′と構造的に一体化
される。機能は図2に示された実施例におけるそれと同
じである。
【0034】図4に基づく油圧制御装置Sは、システム
における圧力変動に対する追加減衰装置Xを有すること
によって図2の実施例から異なる。減衰装置Xは制御圧
力導管12内のスロットル通路D1 と、制御圧力導管1
2から21において分岐しそして妨害スロットル通路D
2 を有するバイパス導管22とによって構成される。妨
害スロットル通路D2 はスロットル通路D1 より大き
い。バイパス導管22は(23において)作用導管4と
接続されるか、または、破線24によって略示されるご
とく、タンクTと直結され、その結果、作用導管5従っ
て制御圧力導管12が圧力下に在るとき、圧力媒質はバ
イパス導管22を通じて安定的に流れ去る。直列に接続
された通路D1 及びD2 は、制御圧力媒質が流れ去ると
き圧力変動に対し付加的減衰効果を及ぼす。
【0035】開放方向において、減衰スロットル13は
逆止め弁20によってバイパスされる。導管ループ14
は不利な作動条件(低温圧力媒質及び/または減衰スロ
ットル13のきつい調整)下において弁6の急速閉鎖を
保証する弁15″をその弁要素16″と共に配列され
る。弁要素16″は永久的な力を有するばね18と予備
制御導管26内の圧力とによって通し位置aに向かって
荷重を掛けられる。妨害スロットル通路D2 の下流にお
いて、予備制御導管26はバイパス導管22から分岐さ
れる。弁要素16″は、バイパス導管22の接続点と減
衰スロットル13との間に優勢に存在する圧力によっ
て、制御圧力導管12からの予備制御導管17を通じて
遮断位置bに向かって押圧される。ばね18によって調
整される力fは、ばね18が予備制御導管26内の圧力
によって支持されるからこの実施例においては比較的小
さくてよい。弁6において必要とされる20バールの開
放圧力において、15バールの圧力値へのばね18の設
定は、低温圧力媒質及び/または過度にきつく調整され
た運動減衰スロットル13の場合にいかなるあと動き
(after−running)をも生じさせることな
しに弁6の急速閉鎖を保証するのに十分である。弁1
5″は圧力変動の減衰を支持するから、妨害スロットル
通路D2 はスロットル通路D1 より僅かに大きいことを
必要とするに過ぎず、それによりバイパス導管22を通
じて流れ去る圧力媒質の量は望ましい方式で小さく保た
れる。
【0036】図4に基く油圧制御装置Sの機能は図2に
おけるそれと実質的に同等である。
【0037】図5に示される修正実施例においては、図
4に示されたごとき逆止め弁20は弁15″′の弁要素
16″′に構造的に一体化されている。弁15″′の圧
力予備制御は図4におけるそれと同じ方式で遂行され
る。
【0038】弁15,15′,15″,15″′は必ず
しも摺動弁であることを要しないが、摺動弁は事実上無
漏油作動の利点を有する。所望の機能は、また、シート
弁もしくはバイアス付きの開放可能逆止め弁によって達
成され得る。
【0039】さらにまた、圧力媒質が例えば低温であ
る、または遅延した減圧の故に、または、圧力が十分に
迅速に減じられないため弁6の開放側に優勢に存在する
圧力が過度に上昇するときはいつでも、磁石によって作
動され得そしてサーモスタットまたは圧力制御装置を介
する遠隔制御によって操作されるように弁15,1
5′,15″,15″′を構成することも可能である。
【0040】図6に示される実施例においては、油圧制
御装置Sは弁6から流れ去る方向に減衰スロットル13
をバイパスする弁15IVとして閉鎖逆止め弁を有する。
前記逆止め弁の阻止要素16IVは座28に向かってバイ
アス調整自在のばね18によって偏圧される。前記閉鎖
逆止め弁は弁6から流れ去る方向にばね18の永久力f
に抗して開く。ばね18は阻止要素16IVに開放圧力を
通じて作用する力の値より僅かに小さいバイアス値に設
定される。約40バールの開放圧力において、ばね18
の力は少なくとも15バールに相当しそして好ましくは
約25バールである。油圧制御装置Sの機能は図4に示
された実施例の機能と同等である。しかし、また、第2
の導管ループ19における逆止め弁20を省除すること
も可能である。図6に基く油圧制御装置Sの機能は、従
って、減衰装置Xが図6において追加的に設けられた特
長を除いて、図1に示された実施例の機能と同等であ
る。
【0041】図4に示された実施例と異なって、減衰装
置Xのバイパス導管22はタンクTに直結する戻り導管
24に接続される。一方の作用導管4はここではリリー
フ弁27を通じてやはり戻り導管24に接続される。さ
らにまた、フィルタ29が制御圧力導管2に配置され
る。さらに、他方の作用導管5に向かって遮断する逆止
め弁32が、他方の作用導管5(図示せず)に面する制
御圧力導管12の側に配置される。さらにまた、蓄圧器
31が導管32を通じて接続点21において付加的に結
合される。蓄圧器31を含む減衰装置Xはまた省除され
得る。さらに、蓄圧器31を有しない減衰装置Xを設け
ることも可能である。
【0042】もし荷重保持弁Hを閉鎖するための制御圧
力導管12が圧力によって作用されないならば、逆止め
弁32は遮断する。制御圧力導管12内の圧力はバイパ
ス導管22を通じて戻し導管24内に解放される。もし
圧力差が例えば低温圧力媒質又は減衰スロットル13の
きつい調整の故に弁6の被制御閉鎖運動が遅延される程
度にまで減衰スロットル13において増すならば、ばね
18の力fは打ち勝たれそして被制御閉鎖のための逆止
め弁は開放される。荷重保持弁Hの弁6の弁要素7は、
それが殆ど閉鎖端位置に位置するまで、閉鎖方向に強力
なリフト(lift)を遂行する。荷重及び油圧消費装
置は停止する。たとえあるにしても、無視可能の量の作
用圧力媒質が、今や、弁6を流れ去るに過ぎない。ばね
18は阻止要素16IVを、圧力差が減衰スロットル13
において対応的に減じた後、再び座28と接触させる。
制御圧力媒質は弁要素7の残っているリフト(lif
t)を通じて減衰スロットル13を通って推進される。
弁6の被制御閉鎖運動は調和した様式で互いに連続する
2段階で生じ、第1のより長い段階は閉鎖する逆止め弁
によって生じ、そして第2のより短い段階は減衰スロッ
トル13によって生じる。油圧消費装置のいかなる著明
なあと動き(after−running)もこの場合
認められない。荷重保持弁Hの応答特性は、減衰のため
に要求されそして最適減衰のために調整される減衰スロ
ットルが恐らくあと動きを生じさせる不利な作動条件下
で無効にされないように閉鎖逆止め弁による閉鎖間多か
れ少なかれ調整され得る。これはたとえば安全回路にお
いて油圧消費装置またはそれによって作動される構成要
素のあと動きが阻止さるべきときまたは精密に決定され
た限度まで単に許容さるべきとき、特に有利である。
【0043】図7は安全遮断装置Aを有する油圧系統
K、例えばクレーン、における油圧制御装置Sの組込み
を図示する。安全遮断装置Aは荷重限度、荷重モーメン
ト限度またはそのような限度に到達した方向における運
動限度における油圧消費装置Vのさらなる運動を阻止す
る。図7における油圧消費装置Vは例えばクレーンのベ
ントシリンダである。油圧消費装置Vにおいて輪郭を示
される基準点33は線影区域34によって示される限度
を越えて通過してはならない。運動限度に代えて、圧力
またはモーメント限度も監視され得る。センサー43は
基準点33を感知しそして基準点33が線影区域34に
達すると同時に信号を発生する。もし線影区域34が一
方向または他方向に再び基準点33によって離去された
ならば、もはや信号は発生されない。
【0044】作用導管4及び5は、方向制御弁として構
成されそしてポンプPによって圧力媒質を供給されそし
て同時にタンクTに接続される制御弁Cに接続される。
荷重圧力に反応して制御弁Cに油圧消費装置Vを完全に
制御するため要求される圧力媒質量を供給する例えば吸
込コントローラZの形式にされた制御手段が制御弁Cの
吸込側に配置される。この目的のため、制御手段Zは予
備制御導管41を通じて制御弁Cの上流における圧力に
よって閉鎖方向に作用され、一方、それは制御導管37
を通じて作用導管5内の荷重圧力によってそして制御ば
ね42によって開放方向へ作用される。これは従来の圧
力平衡原理である。
【0045】吸込コントローラに代えて、制御手段Z
は、また、同一のポンプPによって供給される複数の油
圧消費装置が存在するとき選択された油圧消費装置の最
大の要求または優先順位に応じて共通供給導管における
吸込圧力または流量を調整する主コントローラによって
も構成され得る。
【0046】ソレノイド38及び弁要素40のための遮
断位置ばね39を有する電磁弁として構成されることが
好ましいリリーフ弁36が制御導管37に配置される。
ソレノイド38はセンサー43から導管35内に信号を
受け取りそして基準点33が線影区域34に入ると同時
に制御導管37を減圧する。制御手段Zは制御弁Cへの
さらなる供給を中断する。作用導管5内の圧力はもはや
増加されない。安全遮断装置Aが応答するとき、図6の
左側に示される荷重保持弁Hは従って油圧消費装置Vが
その基準点33が線影区域34を通過する間いかなるあ
と動きをも生じさせられないほど急速に閉鎖されなくて
はならない。左荷重保持弁Hの弁15IVはそれが線影区
域34に調和される荷重保持弁Hの急速な閉鎖を保証す
るようにそのばね18によって調整される。
【0047】図7の右側に示される荷重保持弁Hは、油
圧消費装置Vの他の運動方向において荷重保持目的に役
立つ。これは図7には示されていないが、油圧消費装置
Vの前記運動方向もまた安全遮断装置Aによって監視さ
れ得る。この場合、一方の作用導管4もまた制御手段Z
に対し圧力制御連通状態にされなくてはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】荷重保持位置における油圧制御装置を示す線
図。
【図2】荷重保持位置における油圧制御装置の修正され
た実施例を示す線図。
【図3】図2に関する細部の一変形を示す線図。
【図4】油圧制御装置の別の一実施例を示す線図。
【図5】図4に関する細部の一変形を示す線図。
【図6】油圧制御装置のさらに別の一実施例を示す線
図。
【図7】安全遮断装置を有する油圧制御装置を示す線
図。
【符号の説明】
S 油圧制御装置 V 油圧消費装置 H 荷重保持弁 C 制御弁 X 減衰装置 4 作用導管 5 作用導管 12 制御圧力導管 13 減衰スロットル 14 導管ループ 15 弁 16 弁要素 17 予備制御導管 18 ばね 19 導管ループ 20 逆止め弁 22 バイパス導管 31 蓄圧器 32 逆止め弁 36 リリーフ弁 43 センサー

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複動式の油圧消費装置(V)であって、
    2本の作用導管(4,5)を通じて圧力によって作動さ
    れ得そして制御された方式で油圧によって開閉され得る
    荷重保持弁(H,H1 )によって少なくとも一作用方向
    に確保される油圧消費装置(V)と、前記荷重保持弁
    (H)の制御接続部に接続されそして選択的に作動され
    得る制御圧力導管(12)と、前記制御圧力導管(1
    2)に位置する減衰スロットル(13)とを有する油圧
    制御装置(S)において、前記制御圧力導管(12)が
    前記減衰スロットル(13)と並列して弁(15,1
    5′,15″,15″′,15IV)をそれに配置され、
    前記弁が前記荷重保持弁(H)の被制御閉鎖間、圧力に
    応答して、遮断位置(b)から通し位置(a)へ、前記
    減衰スロットル(13)における予決定された粘度依存
    及び/または調整依存の第1圧力差で自動的に逆転可能
    であることを特徴とする油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1による油圧制御装置において、
    前記弁(15,15′,15″,15″′,15IV
    が、圧力に応答して、前記通し位置(a)から前記遮断
    位置(b)へ、前記第1圧力差より小さい予決定された
    第2圧力差で自動的に逆転可能であることを特徴とする
    油圧制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2のいずれかによ
    る油圧制御装置において、前記制御圧力導管(12)が
    前記減衰スロットル(13)をバイパスする導管ループ
    (14)をそれに配置されそして前記通し位置(a)と
    前記遮断位置(b)との間で動かされるようにされた弁
    要素(16,16′,16″,16″′)を有する前記
    弁(15,15′,15″,15″′)をそれに配列さ
    れていることと、前記弁要素(16,16′,16″,
    16″′)が前記荷重保持弁(H)から遠くへ面する前
    記減衰スロットルの側において前記制御圧力導管(1
    2)内に優勢に存在する開放圧力によってその遮断位置
    (b)へ向かって作用されそして前記弁要素に作用する
    前記荷重保持弁(H)の開放圧力の力の値より小さい値
    に調整される永久力(f)によってその通し位置(a)
    に向かって作用されることとを特徴とする油圧制御装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3による油圧制御装置において、
    前記弁要素(16,16′,16″,16″′)がばね
    (18)によって荷重を掛けられることと、前記ばね
    (18)が前記弁要素における約15バールに対応する
    力の値に対して例えば20バールの開放圧力で調整され
    ることとを特徴とする油圧制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれかの
    1項による油圧制御装置において、前記弁(15,1
    5′,15″,15″′)が前記弁要素(16,1
    6′,16″,16″′)を形成するピストンスライド
    を有する摺動弁であることを特徴とする油圧制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2のいずれかによ
    る油圧制御装置において、前記制御圧力導管(12)が
    前記減衰スロットル(13)をバイパスする導管ループ
    (14)をそれに配置されそして閉鎖逆止め弁として構
    成される弁(15IV)であって前記荷重保持弁(H)か
    ら遠ざかる流れ方向を有する前記通し位置と前記遮断位
    置との間で運動されるようにされた阻止要素(16IV
    を有するものをそれに配列されることと、前記阻止要素
    (16IV)が永久力(f)、例えば調整可能のばね(1
    8)であって前記阻止要素(16IV)に作用する前記荷
    重保持弁(H)の開放圧力の力の値より小さい値に設定
    されるもの、によってその遮断位置に向かって弾力的に
    偏圧されることとを特徴とする油圧制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項3または請求項6のいずれかによ
    る油圧制御装置において、前記永久力(f)が前記荷重
    保持弁を開くため前記減衰スロットル(13)と前記荷
    重保持弁(H)との間で前記制御圧力導管(12)にお
    いて要求される開放圧力の力の値より10%から50%
    小さい値に制限されることを特徴とする油圧制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項6による油圧制御装置において、
    35から40バールの開放圧力を以て前記ばね(18)
    が前記阻止要素(16IV)における約25バールに対応
    する力の値に設定されることを特徴とする油圧制御装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8までのいずれかの
    1項による油圧制御装置において、スロットル通路(D
    1 )が前記荷重保持弁(H)から遠くへ面する前記減衰
    スロットル(13)の側において前記制御圧力導管(1
    2)内に配置されることと、バイパス導管(22)が前
    記スロットル通路(D1 )と前記減衰スロットル(1
    3)との間において前記制御圧力導管(12)から分岐
    しそして前記スロットル通路(D1 )より大きい妨害ス
    ロットル通路(D2 )を有することとを特徴とする油圧
    制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項5まで及び請求項
    9のいずれかの1項による油圧制御装置において、前記
    弁(15″,15″′)の前記弁要素(16″,1
    6″′)が前記減衰スロットル(13)と前記スロット
    ル通路(D1 )との間において前記制御圧力導管(1
    2)内に優勢に存在する圧力によってその遮断位置
    (b)に向かって作用されそして前記永久力(f)によ
    ってそして前記妨害スロットル通路(D2 )の下流にお
    いて前記バイパス導管(22)内に優勢に存在する圧力
    によってその通し位置(a)に向かって作用されること
    を特徴とする油圧制御装置。
  11. 【請求項11】 請求項9による油圧制御装置におい
    て、前記バイパス導管(22)が前記荷重保持弁(H)
    を含む前記一方の作用導管(4)に、または直接にタン
    ク(T)に接続されることを特徴とする油圧制御装置。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項11までのいずれ
    かの1項による油圧制御装置において、前記荷重保持弁
    (H)に向かう流れ方向に前記減衰スロットル(13)
    をバイパスする開放逆止め弁(20)が設けられること
    を特徴とする油圧制御装置。
  13. 【請求項13】 請求項1から請求項5まで及び請求項
    12のいずれかの1項による油圧制御装置において、前
    記開放逆止め弁(20)が前記弁(15′,15″′)
    内に、好ましくはその弁要素(16′,16″′)内
    に、構造的に一体化されることを特徴とする油圧制御装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項1、請求項6から請求項9ま
    で、請求項11または請求項12のいずれかの1項によ
    る油圧制御装置において、蓄圧器(31)が前記スロッ
    トル通路(D1 )と前記減衰スロットル(13)との間
    において前記制御圧力導管(12)に接続されることを
    特徴とする油圧制御装置。
  15. 【請求項15】 請求項14による油圧制御装置におい
    て、前記他方の作用導管(5)に相対する流れ方向に遮
    断する逆止め弁(32)が前記スロットル通路(D1
    と前記他方の作用通路(5)との間において前記制御圧
    力導管(12)内に設けられることを特徴とする油圧制
    御装置。
  16. 【請求項16】 請求項1から請求項15までの少なく
    とも一つの項による油圧制御装置において、前記作用導
    管(4,5)が制御弁(C)、好ましくは方向制御弁で
    あって入口側において、好ましくはそれぞれのデマンド
    に応答して、制御手段(Z)を介して作用圧力媒質によ
    って作動可能であるもの、に接続されることと、安全遮
    断装置(A)が少なくとも一つのリフト、荷重モーメン
    トまたは荷重圧力センサー(43)及び制御手段(Z)
    のための少なくとも一つのリリーフ弁(36)を設けら
    れることと、前記弁要素(16,16′,16″,1
    6″′)及び前記阻止要素(16IV)に働く前記永久力
    (f)が、前記荷重保持弁(H)の前記開放制御圧力、
    前記減衰スロットル(13)の設定及び安全遮断装置
    (A)の応答特性に対し、前記荷重保持弁(H)が、前
    記安全遮断装置(A)の応答時に、その荷重保持位置内
    に運動し得るように調和されることとを特徴とする油圧
    制御装置。
  17. 【請求項17】 請求項16による油圧制御装置におい
    て、前記センサー(43)が電気または電子センサーと
    して構成され、そして前記リリーフ弁(36)が前記セ
    ンサー(43)によって作動され得る電磁弁として構成
    されることを特徴とする油圧制御装置。
JP4033286A 1991-02-21 1992-02-20 油圧制御装置 Expired - Lifetime JPH086723B2 (ja)

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