JPH0519520Y2 - - Google Patents
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- JPH0519520Y2 JPH0519520Y2 JP1986051091U JP5109186U JPH0519520Y2 JP H0519520 Y2 JPH0519520 Y2 JP H0519520Y2 JP 1986051091 U JP1986051091 U JP 1986051091U JP 5109186 U JP5109186 U JP 5109186U JP H0519520 Y2 JPH0519520 Y2 JP H0519520Y2
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- Japan
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- winding drum
- rope
- door
- door curtain
- movable pulley
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、騒音の遮断、断熱等の目的で、フオ
ークリフトその他の作業車や、人の出入りに対し
て屋外と屋内とを仕切るためのドアを迅速に開閉
するためのドア装置に関するものである。より詳
しくは、従来のドア機構に比し迅速な開閉操作を
行うべく、可撓性の素材で製作されたドア幕を巻
取りドラムに巻回して迅速にドアの開閉操作を行
うようにした巻上式ドア装置に関するものであ
る。
ークリフトその他の作業車や、人の出入りに対し
て屋外と屋内とを仕切るためのドアを迅速に開閉
するためのドア装置に関するものである。より詳
しくは、従来のドア機構に比し迅速な開閉操作を
行うべく、可撓性の素材で製作されたドア幕を巻
取りドラムに巻回して迅速にドアの開閉操作を行
うようにした巻上式ドア装置に関するものであ
る。
(従来の技術)
この種の巻上式ドア装置の一例として、米国特
許第3878879号公報に記載の発明がある。該米国
特許の発明は、第10図及び第11図に示す如く
可撓性の素材で製作された巻取自在なドア幕1
と、左右一対の縦フレーム2,2と、該縦フレー
ムの上端に固定された横フレーム3と、該横フレ
ームに装備された巻取りドラム4と、ドラム回転
駆動用のモータ5と、一端がドア幕1の下端に固
定され、他端が巻取りドラム4と一体のプーリ8
に固定され、かつ可動滑車6と定滑車7に巻回さ
れたロープ9とを有するドア幕駆動機構10とを
具備する巻上式ドア装置である。つまり、巻回さ
れたロープ9はドア幕1およびプーリ8と共に閉
ループを形成するような構成となつている。
許第3878879号公報に記載の発明がある。該米国
特許の発明は、第10図及び第11図に示す如く
可撓性の素材で製作された巻取自在なドア幕1
と、左右一対の縦フレーム2,2と、該縦フレー
ムの上端に固定された横フレーム3と、該横フレ
ームに装備された巻取りドラム4と、ドラム回転
駆動用のモータ5と、一端がドア幕1の下端に固
定され、他端が巻取りドラム4と一体のプーリ8
に固定され、かつ可動滑車6と定滑車7に巻回さ
れたロープ9とを有するドア幕駆動機構10とを
具備する巻上式ドア装置である。つまり、巻回さ
れたロープ9はドア幕1およびプーリ8と共に閉
ループを形成するような構成となつている。
(考案が解決しようとする課題)
ドア幕の昇降速度は、フオークリフトの走行速
度を考慮して可能な限り迅速であることが望まし
いが、ドア幕の下端に併用するロープ張力の大き
さによつてはドア幕が上下方向に湾曲面となるこ
とがあるため昇降速度はロープ張力とバランズさ
せる必要がある。ことろが、上記の米国特許公報
に記載された装置は、可動滑車はおもりにより下
方へ付勢されており、ロープ張力は常に一定であ
るため、上記の要求に応えることはできないもの
である。
度を考慮して可能な限り迅速であることが望まし
いが、ドア幕の下端に併用するロープ張力の大き
さによつてはドア幕が上下方向に湾曲面となるこ
とがあるため昇降速度はロープ張力とバランズさ
せる必要がある。ことろが、上記の米国特許公報
に記載された装置は、可動滑車はおもりにより下
方へ付勢されており、ロープ張力は常に一定であ
るため、上記の要求に応えることはできないもの
である。
本考案は、この点に鑑みてなされたものであつ
て、ドア幕の昇降速度とロープ張力とをバランス
させることができる構成を得ることによつて従来
の欠点を解消することを目的とするものである。
て、ドア幕の昇降速度とロープ張力とをバランス
させることができる構成を得ることによつて従来
の欠点を解消することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
上記の目的を達成するために本考案は、ロープ
の張力を調整自在とするようにした。具体的に
は、第1図に示すように、ドア開口部の左右両側
に立設された一対の縦フレーム2,2と、ドア開
口部の上縁で前記縦フレーム2,2の上端部間に
架設された横フレーム3と、該横フレーム3に装
備された水平方向の回動軸を有する巻取りドラム
4と、該巻取りドラム4を回転駆動させるための
モータ5、一端縁が前記巻取りドラム4に取付け
られ、前記モータ5の駆動に伴う巻取りドラム4
の回転によつて該巻取りドラム4に巻取られて昇
降し前記ドア開口部を開閉するドア幕1と、一端
が前記ドア幕1の下端に固定され、他端が前記巻
取りドラム4と回転一体に配設されたプーリ8に
固定されていると共に可動滑車6及び定滑車7,
7に巻回されたッロープ9とを有する巻上式ドア
装置を前提としている。そして、前記ロープ9が
巻回された可動滑車6に係止金具11を取付け、
該係止金具11に、上下方向に間隔を存して複数
の係止ピン13a,13a,……を突設させる。
また、前記ドア開口部の床部12と前記複数の係
止ピン13a,13a,……のうちの1つの係止
ピン13aとの間に、前記可動滑車6に下方への
付勢力を与えて前記ロープ9に張力を与えるばね
体13bを掛け渡し、該ばね体13bが係止され
る係止ピン13aを選択することによつてロープ
9に与えられる張力を調節自在とすような構成と
している。
の張力を調整自在とするようにした。具体的に
は、第1図に示すように、ドア開口部の左右両側
に立設された一対の縦フレーム2,2と、ドア開
口部の上縁で前記縦フレーム2,2の上端部間に
架設された横フレーム3と、該横フレーム3に装
備された水平方向の回動軸を有する巻取りドラム
4と、該巻取りドラム4を回転駆動させるための
モータ5、一端縁が前記巻取りドラム4に取付け
られ、前記モータ5の駆動に伴う巻取りドラム4
の回転によつて該巻取りドラム4に巻取られて昇
降し前記ドア開口部を開閉するドア幕1と、一端
が前記ドア幕1の下端に固定され、他端が前記巻
取りドラム4と回転一体に配設されたプーリ8に
固定されていると共に可動滑車6及び定滑車7,
7に巻回されたッロープ9とを有する巻上式ドア
装置を前提としている。そして、前記ロープ9が
巻回された可動滑車6に係止金具11を取付け、
該係止金具11に、上下方向に間隔を存して複数
の係止ピン13a,13a,……を突設させる。
また、前記ドア開口部の床部12と前記複数の係
止ピン13a,13a,……のうちの1つの係止
ピン13aとの間に、前記可動滑車6に下方への
付勢力を与えて前記ロープ9に張力を与えるばね
体13bを掛け渡し、該ばね体13bが係止され
る係止ピン13aを選択することによつてロープ
9に与えられる張力を調節自在とすような構成と
している。
(作用)
上記の構成により本考案では、ドア幕1は、モ
ータ5の正転または逆転による巻取りドラム4の
正転駆動または逆転駆動及びロープ9の上下動に
伴つて上昇または下降するが、この際、ロープ9
が巻回されている可動滑車6が、ばね体13bの
弾力により下向きに付勢されるため、ドア幕1を
下方へ引き下げる張力が作用してドア幕1は伸長
状態に維持されて垂直平面となる。そして、この
ばね体13bの弾力は、係止ピン13aとばね体
13bの上端との係止位置の変更により調節され
て、ドア幕1を垂直平面に維持するような位置に
選択される。また、ドア幕1が昇降移動している
際には、ばね体13bが伸縮して常にドア幕1を
垂直面状態に維持するためのロープ9の張力が微
調整させる。
ータ5の正転または逆転による巻取りドラム4の
正転駆動または逆転駆動及びロープ9の上下動に
伴つて上昇または下降するが、この際、ロープ9
が巻回されている可動滑車6が、ばね体13bの
弾力により下向きに付勢されるため、ドア幕1を
下方へ引き下げる張力が作用してドア幕1は伸長
状態に維持されて垂直平面となる。そして、この
ばね体13bの弾力は、係止ピン13aとばね体
13bの上端との係止位置の変更により調節され
て、ドア幕1を垂直平面に維持するような位置に
選択される。また、ドア幕1が昇降移動している
際には、ばね体13bが伸縮して常にドア幕1を
垂直面状態に維持するためのロープ9の張力が微
調整させる。
(実施例)
本考案の巻上式ドア装置の実施例を第1図及び
第2図に基づいて以下に説明する。
第2図に基づいて以下に説明する。
この巻上式ドア装置は、ドア幕1、左右1対の
縦フレーム2,2、該縦フレーム2に橋架状に設
けた横フレーム3、巻取りドラム4、ドラム回転
駆動用のモータ5、及びドア幕駆動機構10等は
従来装置と同様であつて、可動滑車6及び定滑車
7,7に巻回されたロープ9の一端をドア幕1
に、他端をドラム4と回転一体のプーリ8に夫々
固定して、これらによつて閉ループを形成するよ
うな構成となつている。
縦フレーム2,2、該縦フレーム2に橋架状に設
けた横フレーム3、巻取りドラム4、ドラム回転
駆動用のモータ5、及びドア幕駆動機構10等は
従来装置と同様であつて、可動滑車6及び定滑車
7,7に巻回されたロープ9の一端をドア幕1
に、他端をドラム4と回転一体のプーリ8に夫々
固定して、これらによつて閉ループを形成するよ
うな構成となつている。
本考案はドア幕1の張力を調整する手段を、ド
ア幕駆動機構10に連設している。これを第1図
及び第2図によつて説明する。可動滑車6の支軸
6aと一体の係止金具11の下端に上下方向に間
隔をおいて複数個の係止ピン13aの群を設け
る。一方、床部12に固定した止め金14に、ば
ね体13bの下端を係止させ、ばね体13bの上
端のフツク13cを前記係止ピン13aの群の何
れかの係止ピンに係止し、ばね体13bの伸長量
(第2図の“”)を変更することによつて、弾力
を調整可能な構成とする。これにより、ドア幕1
の昇降速度に応じてドア幕1を垂直平面に維持す
るようなロープ9の張力が得られるような係止位
置に選択することができることになる。また、ド
ア幕1が昇降移動する際には、ばね体13bが伸
縮することになり、常にドア幕1を垂直面状態に
維持するためのロープ9の張力が微調整されるこ
とにもなる。
ア幕駆動機構10に連設している。これを第1図
及び第2図によつて説明する。可動滑車6の支軸
6aと一体の係止金具11の下端に上下方向に間
隔をおいて複数個の係止ピン13aの群を設け
る。一方、床部12に固定した止め金14に、ば
ね体13bの下端を係止させ、ばね体13bの上
端のフツク13cを前記係止ピン13aの群の何
れかの係止ピンに係止し、ばね体13bの伸長量
(第2図の“”)を変更することによつて、弾力
を調整可能な構成とする。これにより、ドア幕1
の昇降速度に応じてドア幕1を垂直平面に維持す
るようなロープ9の張力が得られるような係止位
置に選択することができることになる。また、ド
ア幕1が昇降移動する際には、ばね体13bが伸
縮することになり、常にドア幕1を垂直面状態に
維持するためのロープ9の張力が微調整されるこ
とにもなる。
なお、ドア幕駆動機構10は、上述の機構の他
は、従来装置と同様であり、可動滑車6の他に複
数個の定滑車7にロープ9を巻回し、ロープ9の
両端をドア幕1の下端と巻取りドラム4に固定し
ており、左右一対の縦フレーム2のそれぞれに内
装されている。
は、従来装置と同様であり、可動滑車6の他に複
数個の定滑車7にロープ9を巻回し、ロープ9の
両端をドア幕1の下端と巻取りドラム4に固定し
ており、左右一対の縦フレーム2のそれぞれに内
装されている。
ドア幕1の左端部の構造を第3図断面平面図及
び同図のC−C線断面の正面図である第4図を参
照して説明する。縦フレーム2の内側に、フレー
ムガイド部材2aとカバーガイド部材2bを設
け、両者の間に略U字形のガイド部材2cを設け
てガイド溝を形成し、ドア幕1の下端の両側に接
着したナイロン等からなる弾性部材1aを前記ガ
イド溝に挿入して、ドア幕1の上下動を案内すべ
く構成する。そして、ドア幕1の端部が挿通され
るフレームガイド部材2aの開口部であつて、該
フレームガイド部材2aとカバーガイド部材2b
の側壁には、防風用のブラシ2d,2dを上下方
向に装着して該ブラシのリツプ状の端部でドア幕
1面を弾力的に押圧し、外気の室内侵入を遮断し
ている、なお、1bは補強板である。
び同図のC−C線断面の正面図である第4図を参
照して説明する。縦フレーム2の内側に、フレー
ムガイド部材2aとカバーガイド部材2bを設
け、両者の間に略U字形のガイド部材2cを設け
てガイド溝を形成し、ドア幕1の下端の両側に接
着したナイロン等からなる弾性部材1aを前記ガ
イド溝に挿入して、ドア幕1の上下動を案内すべ
く構成する。そして、ドア幕1の端部が挿通され
るフレームガイド部材2aの開口部であつて、該
フレームガイド部材2aとカバーガイド部材2b
の側壁には、防風用のブラシ2d,2dを上下方
向に装着して該ブラシのリツプ状の端部でドア幕
1面を弾力的に押圧し、外気の室内侵入を遮断し
ている、なお、1bは補強板である。
なお、前記従来技術においては、第10図、第
11図に示すようにガイドローラとガイドレール
及びおもり21を含む案内機構22を設けてお
り、ドア幕1は縦フレーム2と常に確実に係合さ
れているので、ドア幕1にフオークリフト等が接
触した場合には、ドア幕1は逃げることができず
ドア幕1を破壊することとなるが、上記本考案の
実施例のごとく係止手段を設けた場合には、弾性
部材1aは第5図の矢印A方向からの衝撃を受け
たとき、ガイド溝から矢印B方向に向つて簡単に
抜け、ドア幕1を湾曲状態とすることができて、
フオークリフト等の接触によるドア幕1の破壊を
防ぐことができる。
11図に示すようにガイドローラとガイドレール
及びおもり21を含む案内機構22を設けてお
り、ドア幕1は縦フレーム2と常に確実に係合さ
れているので、ドア幕1にフオークリフト等が接
触した場合には、ドア幕1は逃げることができず
ドア幕1を破壊することとなるが、上記本考案の
実施例のごとく係止手段を設けた場合には、弾性
部材1aは第5図の矢印A方向からの衝撃を受け
たとき、ガイド溝から矢印B方向に向つて簡単に
抜け、ドア幕1を湾曲状態とすることができて、
フオークリフト等の接触によるドア幕1の破壊を
防ぐことができる。
ドア幕1は、可撓性の素材で製作して平板形状
で垂下させ、且つ巻取りドアム4に巻取るべく縦
方向に湾曲自在な構造とする。例えば、布地、ハ
イテンシヨン布(ナイロン、ケブラー繊維等使
用)にポリビニル塩化物、エポキシ樹脂を上塗り
してコーテイングした構造とし、また、たて糸は
よこ糸よりも細くし上下方向の湾曲を自在とする
繊維構造でその厚さを2〜4mm程度とする。
で垂下させ、且つ巻取りドアム4に巻取るべく縦
方向に湾曲自在な構造とする。例えば、布地、ハ
イテンシヨン布(ナイロン、ケブラー繊維等使
用)にポリビニル塩化物、エポキシ樹脂を上塗り
してコーテイングした構造とし、また、たて糸は
よこ糸よりも細くし上下方向の湾曲を自在とする
繊維構造でその厚さを2〜4mm程度とする。
またドア幕1の他の実施例として第6図a,b
に示すごとく、スポンジ層1cと布地1dとの複
合構造として断熱性を高めて防寒ドアとすること
もある。
に示すごとく、スポンジ層1cと布地1dとの複
合構造として断熱性を高めて防寒ドアとすること
もある。
ドア幕1の1箇所または複数箇所に透明窓の部
分を設けると、ドアの前後を見透かすとができる
ので、障害物や対向フオークリフトとの衝突を防
ぐことができて好都合である。
分を設けると、ドアの前後を見透かすとができる
ので、障害物や対向フオークリフトとの衝突を防
ぐことができて好都合である。
また、ドア幕1の前方及び後方の一定範囲にフ
オークリフトが位置する場合には、ドア幕1を自
動的にモータ5を回転させドア幕1を巻上げ“ド
ア開”とする制御装置を設ける。なお、上記の一
定範囲内に位置しても、弾性部材1aがガイド溝
から外れた状態、及びドア幕1の下端に設けた接
地検知バー15の作動時にはモータ5を自動停止
すべく制御装置にプログラムを設定する。
オークリフトが位置する場合には、ドア幕1を自
動的にモータ5を回転させドア幕1を巻上げ“ド
ア開”とする制御装置を設ける。なお、上記の一
定範囲内に位置しても、弾性部材1aがガイド溝
から外れた状態、及びドア幕1の下端に設けた接
地検知バー15の作動時にはモータ5を自動停止
すべく制御装置にプログラムを設定する。
第7図及び第8図は、ドア幕1にドア幕に接地
検知バー15を設けた場合の一例を示し、ドア幕
1の下端に一体的に固定した下端バー17を包囲
する可撓チユーブ18をドア幕1の縦方向に複数
個に分割して設け、複数個の可撓チユーブ18の
夫々におもり用の鉄片19を挿入し、鉄片19と
下端バー17との間にリミツトスイツチ20を介
装して、可撓チユーブ18が接地することによ
り、第9図に示すごとく、鉄片19が上昇してリ
ミツトスイツチ20と当接しスイツチ作動するこ
とにより、ドア幕1が接地または障害物と接触し
たことを検知するようになつている。なお、接地
検知バー15を設けない場合もある。
検知バー15を設けた場合の一例を示し、ドア幕
1の下端に一体的に固定した下端バー17を包囲
する可撓チユーブ18をドア幕1の縦方向に複数
個に分割して設け、複数個の可撓チユーブ18の
夫々におもり用の鉄片19を挿入し、鉄片19と
下端バー17との間にリミツトスイツチ20を介
装して、可撓チユーブ18が接地することによ
り、第9図に示すごとく、鉄片19が上昇してリ
ミツトスイツチ20と当接しスイツチ作動するこ
とにより、ドア幕1が接地または障害物と接触し
たことを検知するようになつている。なお、接地
検知バー15を設けない場合もある。
(考案の効果)
上述してきたように、本考案によれば、ロープ
が巻回された可動滑車に係止金具を取付け、該係
止金具に、上下方向に間隔を存して複数の係止ピ
ンを突設させ、ドア開口部の床部と前記複数の係
止ピンのうちの1つの係止ピンとの間に前記可動
滑車に下方への付勢力を与えて前記ロープに張力
を与えるばね体を掛け渡し、該ばね体が係止され
る係止ピンを選択することによつてロープに与え
られる張力を調節自在とするようにしたために、
ばね体の弾力は、係止ピンとばね体の上端との係
止位置の変更により調節されて、ドア幕を垂直平
面に維持するような位置に選択され、また、ドア
幕が昇降移動している際には、ばね体が伸縮して
常にドア幕を垂直面状態に維持するためのロープ
の張力が微調整されることになるので、ばね体が
可動滑車に及ぼす弾力を適宜変更することがで
き、モータによる巻取りドラムの巻上げ力とバラ
ンスしたロープ張力を選定し、ドア幕の迅速な昇
降作用とドア幕の湾曲の防止とを同時に達成する
ことができる。
が巻回された可動滑車に係止金具を取付け、該係
止金具に、上下方向に間隔を存して複数の係止ピ
ンを突設させ、ドア開口部の床部と前記複数の係
止ピンのうちの1つの係止ピンとの間に前記可動
滑車に下方への付勢力を与えて前記ロープに張力
を与えるばね体を掛け渡し、該ばね体が係止され
る係止ピンを選択することによつてロープに与え
られる張力を調節自在とするようにしたために、
ばね体の弾力は、係止ピンとばね体の上端との係
止位置の変更により調節されて、ドア幕を垂直平
面に維持するような位置に選択され、また、ドア
幕が昇降移動している際には、ばね体が伸縮して
常にドア幕を垂直面状態に維持するためのロープ
の張力が微調整されることになるので、ばね体が
可動滑車に及ぼす弾力を適宜変更することがで
き、モータによる巻取りドラムの巻上げ力とバラ
ンスしたロープ張力を選定し、ドア幕の迅速な昇
降作用とドア幕の湾曲の防止とを同時に達成する
ことができる。
第1図は本考案を実施した巻上式ドア装置の正
面図(縦フレームの前方部分を除去して示す)、
第2図は第1図−線における縦断面図、第3
図乃至第5図はドア幕と縦フレームとの係止状態
を部分的に示し、第3図は第1図−線におけ
る横断平面図、第4図は第1図の一点鎖線で囲つ
た部分のドア幕の下端部の部分を拡大した第3
図のC−C断面の正面図、第5図は作用を示す第
3図と同様の横断面図、第6図はドア幕の一部の
断面形状を示す略図、第7図は接地検知バーの概
略を示す正面図、第8図は同じく縦断面図、第9
図は同じく接地検知バーの作動状態を示す縦断面
図、第10図は従来技術の巻上式ドア装置を示す
正面図、第11図は同側面図である。 1……ドア幕、2……縦フレーム、3……横フ
レーム、4……巻取りドラム、5……モータ、6
……可動滑車、7……定滑車、8……プーリ、9
……ロープ、11……係止金具、13a……係止
ピン、13b……ばね体。
面図(縦フレームの前方部分を除去して示す)、
第2図は第1図−線における縦断面図、第3
図乃至第5図はドア幕と縦フレームとの係止状態
を部分的に示し、第3図は第1図−線におけ
る横断平面図、第4図は第1図の一点鎖線で囲つ
た部分のドア幕の下端部の部分を拡大した第3
図のC−C断面の正面図、第5図は作用を示す第
3図と同様の横断面図、第6図はドア幕の一部の
断面形状を示す略図、第7図は接地検知バーの概
略を示す正面図、第8図は同じく縦断面図、第9
図は同じく接地検知バーの作動状態を示す縦断面
図、第10図は従来技術の巻上式ドア装置を示す
正面図、第11図は同側面図である。 1……ドア幕、2……縦フレーム、3……横フ
レーム、4……巻取りドラム、5……モータ、6
……可動滑車、7……定滑車、8……プーリ、9
……ロープ、11……係止金具、13a……係止
ピン、13b……ばね体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ドア開口部の左右両側に立設された一対の縦フ
レームと、ドア開口部の上縁で前記縦フレームの
上端部間に架設された横フレームと、該横フレー
ムに装備された水平方向の回動軸を有する巻取り
ドラムと、該巻取りドラムを回転駆動させるため
のモータと、一端縁が前記巻取りドラムに取付け
られ、前記モータの駆動に伴う巻取りドラムの回
転によつて該巻取りドラムに巻取られて昇降し前
記ドア開口部を開閉するドア幕と、一端が前記ド
ア幕の下端に固定され、他端が前記巻取りドラム
と回転一体に配設されたプーリに固定されている
と共に可動滑車及び定滑車に巻回されたロープと
を有する巻上式ドア装置において、 前記ロープが巻回された可動滑車には係止金具
が取付けられており、該係止金具には上下方向に
間隔を存して複数の係止ピンが突設されていて、
前記ドア開口部の床部と前記複数の係止ピンのう
ちの1つの係止ピンとの間には前記可動滑車に下
方への付勢力を与えて前記ロープに張力を与える
ばね体が掛け渡されており、該ばね体が係止され
る係止ピンを選択することによつてロープに与え
られる張力が調節自在とされていることを特徴と
する巻上式ドア装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986051091U JPH0519520Y2 (ja) | 1986-04-05 | 1986-04-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986051091U JPH0519520Y2 (ja) | 1986-04-05 | 1986-04-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62163297U JPS62163297U (ja) | 1987-10-16 |
JPH0519520Y2 true JPH0519520Y2 (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=30875044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986051091U Expired - Lifetime JPH0519520Y2 (ja) | 1986-04-05 | 1986-04-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0519520Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH089354Y2 (ja) * | 1988-08-22 | 1996-03-21 | 立川ブラインド工業株式会社 | 二重ガラスサッシに内蔵したブラインドのスラット昇降装置 |
JP6435186B2 (ja) * | 2014-12-24 | 2018-12-05 | 株式会社京三製作所 | ホーム柵 |
JP6472654B2 (ja) * | 2014-12-24 | 2019-02-20 | 株式会社京三製作所 | ホーム柵 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59142394U (ja) * | 1983-03-16 | 1984-09-22 | 文化シヤツタ−株式会社 | シヤツタ−装置 |
-
1986
- 1986-04-05 JP JP1986051091U patent/JPH0519520Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62163297U (ja) | 1987-10-16 |
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