JPH05192216A - ヘアドライヤー - Google Patents

ヘアドライヤー

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JPH05192216A
JPH05192216A JP4006995A JP699592A JPH05192216A JP H05192216 A JPH05192216 A JP H05192216A JP 4006995 A JP4006995 A JP 4006995A JP 699592 A JP699592 A JP 699592A JP H05192216 A JPH05192216 A JP H05192216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
hair
measuring means
temperature measuring
air
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4006995A
Other languages
English (en)
Inventor
Koshiro Mikami
甲子郎 三上
Masayuki Hayashi
正之 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP4006995A priority Critical patent/JPH05192216A/ja
Publication of JPH05192216A publication Critical patent/JPH05192216A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 毛髪温度を非接触で的確に測定することがで
きる。 【構成】 毛髪の温度を非接触で測定する温度測定手段
1と、この温度測定手段1で検出される毛髪温度の高低
に応じて風温あるいは風量を制御する制御手段とを備え
たヘアドライヤーにおいて、毛髪から出る放射エネルギ
ーをレンズ12で温度検出素子11に集光して温度測定
を行う温度測定手段1は、レンズ12として、レンズ通
過前の光軸と通過後の光軸とが所定角度をなすものを用
いている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヘアドライヤー、特に毛
髪温度を非接触で測定する温度測定手段を備えて、この
温度測定手段の出力に応じて、風温や風量の制御を行う
ヘアドライヤーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヘアドライヤーは、風温を監視する監視
手段を備えて風温が高くなりすぎることがないものとな
っているが、毛髪の同じ部分に温風を当て続けると、毛
髪の温度が必要以上に上昇して、毛髪を痛めてしまう。
このために、毛髪の温度を非接触で測定する温度測定手
段を設けて、この温度測定手段で検出される毛髪温度の
高低に応じて風温あるいは風量を制御するものが、特開
昭57−168605号公報に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に示
されたものでは、赤外線検出装置にて形成されて送風口
の外側に設置された温度測定手段における温度測定方向
が、送風方向と平行となっていることから、毛髪におけ
る温風送風によって最も加熱される部分と、温度が非接
触で測定される部分との間にずれがあり、このために毛
髪が高温になりすぎて痛んでしまうことがある。
【0004】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは毛髪温度を非接触で的
確に測定することができる温度測定手段を備えたヘアド
ライヤーを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、毛髪
の温度を非接触で測定する温度測定手段と、この温度測
定手段で検出される毛髪温度の高低に応じて風温あるい
は風量を制御する制御手段とを備えたヘアドライヤーに
おいて、毛髪から出る放射エネルギーをレンズで温度検
出素子に集光して温度測定を行う温度測定手段は、レン
ズとして、レンズ通過前の光軸と通過後の光軸とが所定
角度をなすものを用いていることに主たる特徴を有して
いる。
【0006】本発明によれば、温風送風によって最も加
熱されるところにある毛髪の温度を温度測定手段で測定
することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、このヘアドライヤーは、図1に示すように、モー
タ2で駆動されるファン3と、ファン3による送風を加
熱するヒータ4とを備えるほか、毛髪の出す放射エネル
ギーを検出して電気信号に変換することで毛髪温度を非
接触で測定する温度測定手段1を備えたものとなってい
る。図中5は送風口部分に着脱自在に取り付けられるノ
ズルである。また把手部分の前面には、電源スイッチ釦
61のほか、乾燥・セット切換スイッチ62,風温風量
切換スイッチ63、そして上記両スイッチ62,63を
選択的に操作可能な状態とするスライド板64が設けら
れている。
【0008】温度測定手段1は、風洞におけるヒータ4
を納めた部分の下方側に配設されている。ここにおける
温度測定手段1は、基板10と、基板10上に固定され
た焦電素子からなる温度検出素子11、基板10の一端
側に取り付けられて温度検出素子11上に焦点を結ぶレ
ンズ12、レンズ12と温度検出素子11との間を囲ん
でいる筒13、温度検出素子11の周囲温度を測定する
ためのサーミスタ14、そして温度検出素子11に入射
する放射エネルギーを周期的に遮断するチョッパー機構
15とからなるものとして形成されている。
【0009】チョッパー機構15は、薄い金属板からな
るとともに先端が折り曲げられて遮光片17とされた振
動板16と、基端が基板10に固定されている振動板1
6上に取り付けられたユニモルフ、あるいはバイボルフ
振動子(図示せず)からなるものとして形成されてい
る。上記振動板16における遮光片17は、常時はレン
ズ12にて集められた放射エネルギーが温度検出素子1
1に入ることを妨げないが、振動子に電圧が印加された
時、図4に破線で示すように、振動板16がたわんで遮
光片17が温度検出素子11の前面に被さり、放射エネ
ルギーが温度検出素子11に入射することを防ぐ。
【0010】ここにおいて、毛髪から出る放射エネルギ
ーを温度検出素子11に集めるレンズ12は、図5に示
すように、凸レンズにおける周縁部と同じく、通過前の
光軸と通過後の光軸とが角度θをなすものとなってお
り、温度測定手段1における温度測定エリアAを、送風
口からの送風方向側に向けている。なお、図示例におい
ては、送風軸と温度測定エリアAと交差するところが、
送風口の先端面よりほぼ10cm、ノズル5の先端から
3cmとなるところとしている。
【0011】このために、このヘアドライヤーにおいて
は、送風口から吐出される温風によって毛髪を加熱する
時、毛髪における温風でもっとも加熱される部分と、温
度測定手段1で温度を検出する部分とが一致しているた
めに、温度測定手段1による風温あるいは風量制御によ
り、毛髪の過熱による痛みを確実に防ぐことができるも
のである。図4中の66は温度検出素子11の出力に応
じて風温あるいは風量を制御するためのマイクロコンピ
ュータであり、温度測定手段1の近傍に配設されてい
る。
【0012】図6に他の実施例を示す。これは温度測定
手段1を軸8によって上下に首振り自在とするととも
に、ヘアドライヤーにおける把手部分に設けた乾燥・セ
ット切換スイッチ62と、温度測定手段1とをワイヤ8
1で連結したもので、乾燥・セット切換スイッチ62が
乾燥になっている時は、温度測定エリアAが送風口先端
からLの距離のところにあるものの、乾燥・セット切換
スイッチ62をセットに切り換えれば、温度測定手段1
の先端側がワイヤ81で押し上げられて取付角度が変更
され、温度測定エリアが図中A’で示すところに移動
し、送風口から温度測定エリアA’までの距離が上記乾
燥とした時の距離Lより短いL’となるようにしたもの
である。これは、毛髪を乾燥させる際には、ヘアドライ
ヤーを毛髪から比較的離した状態で使用するものの、毛
髪のセットに際しては、ヘアドライヤーを毛髪により近
づけた状態で使用することに鑑みたものである。図7に
示すように、乾燥・セット切換スイッチ62の切換に応
じて温度測定手段1が前後にスライド移動するようにし
てもよい。
【0013】図8に別の実施例を示す。これは送風口に
着脱自在に取り付けられるノズル5から突片51を一体
に突出して、ノズル5を装着した時には、突片51に押
されて温度測定手段1が軸8を中心に下向きに回動して
温度測定エリアAが遠くなり、ノズル5を取り外せば、
温度測定手段1が図中破線で示す状態に復帰して、温度
測定エリアAが近くなるように、ノズル5の着脱に応じ
て温度測定手段1の取付角度が変更されるようにしたも
のである。図9に示すものは、ノズル5を取り付ける
と、前後にスライド自在であるとともに後方に向けて付
勢されている温度測定手段1が、ワイヤ82を介して押
されて前方へと移動するようにしたものを示している。
【0014】図10に更に他の実施例を示す。これは軸
8で支持された温度測定手段1にバイモルフ素子85を
取り付けて、このバイモルフ素子85への通電に応じて
温度測定手段1が上下に首を振って温度測定エリアAが
移動するようにしたものを示している。バイモルフ素子
85への通電制御は、別途スイッチを設けることで行
う。このスイッチとして、上記毛髪・セット切換スイッ
チ62を使用したり、ノズル5の着脱に応じて入切され
るものを用いてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明においては、温風送
風によって最も加熱されるところにある毛髪の温度を温
度測定手段で測定することができるものであり、このた
めに温度測定手段があるにも拘わらず、毛髪が加熱して
痛んでしまうという事態が生ずるのを確実に防ぐことが
できる。
【0016】また第2及び第3の特徴とするところによ
れば、動作モードを乾燥モードとするかセットモードと
するかによって、温度測定エリアを実使用に即した位置
とすることができるものであり、動作モードによって適
切な温度測定ができなくなる事態が生ずるのを防ぐこと
ができる。更に第4及び第5の特徴とするところによれ
ば、ノズルを取り付けるか否かに応じて温度測定エリア
を適切な位置にすることができるものであり、ノズルの
有無で適切な温度測定ができなくなる事態が生ずるのを
防ぐことができる。
【0017】また第6の特徴とするところによれば、温
度測定エリアを変更することを簡単に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の縦断面図である。
【図2】(a)(b)は同上の把手部分の正面図である。
【図3】横断面図である。
【図4】温度測定手段の拡大断面図である。
【図5】レンズの説明図である。
【図6】他の実施例の縦断面図である。
【図7】更に他の実施例の縦断面図である。
【図8】別の実施例の縦断面図である。
【図9】更に別の実施例の縦断面図である。
【図10】他の実施例の縦断面図である。
【符号の説明】
1 温度測定手段 11 温度検出素子 12 レンズ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 毛髪の温度を非接触で測定する温度測定
    手段と、この温度測定手段で検出される毛髪温度の高低
    に応じて風温あるいは風量を制御する制御手段とを備え
    たヘアドライヤーにおいて、毛髪から出る放射エネルギ
    ーをレンズで温度検出素子に集光して温度測定を行う温
    度測定手段は、レンズとして、レンズ通過前の光軸と通
    過後の光軸とが所定角度をなすものを用いていることを
    特徴とするヘアドライヤー。
  2. 【請求項2】 毛髪の温度を非接触で測定する温度測定
    手段と、この温度測定手段で検出される毛髪温度の高低
    に応じて風温あるいは風量を制御する制御手段とを備え
    たヘアドライヤーにおいて、乾燥モードとセットモード
    とに動作モードを切り換える切換手段を備えるととも
    に、切換手段に応じて温度測定手段の取付角度を変更す
    る連動手段を備えていることを特徴とするヘアドライヤ
    ー。
  3. 【請求項3】 毛髪の温度を非接触で測定する温度測定
    手段と、この温度測定手段で検出される毛髪温度の高低
    に応じて風温あるいは風量を制御する制御手段とを備え
    たヘアドライヤーにおいて、乾燥モードとセットモード
    とに動作モードを切り換える切換手段を備えるととも
    に、切換手段に応じて温度測定手段の位置を変更する連
    動手段を備えていることを特徴とするヘアドライヤー。
  4. 【請求項4】 毛髪の温度を非接触で測定する温度測定
    手段と、この温度測定手段で検出される毛髪温度の高低
    に応じて風温あるいは風量を制御する制御手段とを備え
    たヘアドライヤーにおいて、送風口に着脱自在なノズル
    を備えるとともに、ノズルの着脱に応じて温度測定手段
    の取付角度を変更する連動手段を備えていることを特徴
    とするヘアドライヤー。
  5. 【請求項5】 毛髪の温度を非接触で測定する温度測定
    手段と、この温度測定手段で検出される毛髪温度の高低
    に応じて風温あるいは風量を制御する制御手段とを備え
    たヘアドライヤーにおいて、送風口に着脱自在なノズル
    を備えるとともに、ノズルの着脱に応じて温度測定手段
    の位置を変更する連動手段を備えていることを特徴とす
    るヘアドライヤー。
  6. 【請求項6】 毛髪の温度を非接触で測定する温度測定
    手段と、この温度測定手段で検出される毛髪温度の高低
    に応じて風温あるいは風量を制御する制御手段とを備え
    たヘアドライヤーにおいて、温度測定手段は電歪素子に
    て取付角度が可変とされていることを特徴とするヘアド
    ライヤー。
JP4006995A 1992-01-18 1992-01-18 ヘアドライヤー Withdrawn JPH05192216A (ja)

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JP4006995A Withdrawn JPH05192216A (ja) 1992-01-18 1992-01-18 ヘアドライヤー

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7261000B2 (en) 2004-04-26 2007-08-28 The Procter & Gamble Company Methods of assessing characteristics of fibrous substrates and treating fibrous substrates
US7928739B2 (en) 2006-06-30 2011-04-19 The Procter & Gamble Company Device for measuring moisture in substrate and health of hair
JP2016129116A (ja) * 2015-01-09 2016-07-14 有限会社フィンテック 熱風ヒータコントロールシステム
CN107655206A (zh) * 2017-08-21 2018-02-02 浙江普莱得电器有限公司 一种可检测温度的热风枪
CN108168094A (zh) * 2017-11-13 2018-06-15 浙江普莱得电器有限公司 一种测温准确的热风枪

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990408