JPH0519094Y2 - - Google Patents

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JPH0519094Y2
JPH0519094Y2 JP1987048425U JP4842587U JPH0519094Y2 JP H0519094 Y2 JPH0519094 Y2 JP H0519094Y2 JP 1987048425 U JP1987048425 U JP 1987048425U JP 4842587 U JP4842587 U JP 4842587U JP H0519094 Y2 JPH0519094 Y2 JP H0519094Y2
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lid
cartridge
wire drawing
powder
container
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  • Road Repair (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は線引き装置用カートリツジに関し、更
に詳しくは、線引き具本体と把手に装着するだけ
で使用可能であり、従つて手や周囲を汚染するこ
とがなく、しかもコンパクトで運搬や保管の容易
な線引き装置用のカートリツジに関するものであ
る。
「従来技術と問題点」 従来、競技場等に線を引く為の線引き具は、車
輪上部に設けられた把手を備えた中空体を消石灰
や炭酸カルシウム等の粉体を手やシヤベルで充填
して使用に供されている。この場合、消石灰や炭
酸カルシウムは微細な粉末であり、充填時に大気
中に舞い散り、充填作業者の目や気管に入るばか
りでなく、周囲を白く汚染し、又、手足等の肌に
直接触れると消石灰は皮膚が荒れる等種々の弊害
を生じる。更に、従来の線引き具は一応蓋はある
ものの、密閉式ではなく、横倒すると粉が出る虞
があるので運搬に不便であり、例えば車のトラン
ク内に入れて運搬するにも、トランク内が汚れ、
かかる汚染なしに運搬することは極めて困難であ
る。このことは予備用の粉体を運搬する場合にも
同様である。更に又、消石灰は吸湿性に優れ、吸
湿すると塊状となり線引き作業に支障を来す結果
となるが、従来の線引き具は気密的でないため、
残りの粉体は使用後に他の気密性の容器に移しか
える必要があり、甚だ厄介である。
また、従来の線引き具は線引き具本体と把手が
不離一体に構成されているため、取り扱い、収納
等において種々の不都合を包蔵している。例えば
カートリツジを線引き具本体に取り付ける場合、
カートリツジの蓋を開け、この開口部に線引き具
本体を上下逆向けにして装着した後、元の状態に
戻す方法が、粉体の舞い上り、周囲への逸散・汚
染を防止する上で好ましいが、線引き具本体と把
手が不離一体であると、重量が大きく、且つ把手
が邪魔になり、上記作業をスムースに行うことが
極めて困難である。また、線引き作業終了後に、
線引き具本体内に残つた粉体をカートリツジに収
納する場合は、上記と逆の操作を行うが、この場
合にも同様の問題を孕んでいる。
更にまた、例えば白、黄、赤と3種の粉体を使
つて色分け線引きを行う場合、線引き具本体へ粉
体を入れ替えようとすると、入れ替え直後に色が
混ざり合い、この間の混合粉体は捨てざるを得な
い。
この煩を避けようとする3台の装置を準備する
ことになるが、従来の線引き具は線引き具本体と
把手が不離一体となつているため、いきおい高価
となるばかりでなく、運搬や保管する場合にも広
く空間を必要とする。
「問題点を解決するための手段」 本考案は上記問題点に鑑み、上記の如き欠点を
解消するべく鋭意研究の結果、考案されたもので
ある。
即ち、本考案は両端部に開口部と蓋体とを備え
た容器内に粉体を充填するとともに、該容器側壁
の外側に把手取付け部を設けてなる線引き装置用
カートリツジを内容とするものである。
本考案の容器に使用される材料としては特に制
限はなく、プラスチツク、紙、木、金属、ガラス
等が用いられるが、就中、成形性、価格の点でプ
ラスチツク又は紙とプラスチツクの組み合わせ
(ラミネート)が有利である。又、カートリツジ
の形としては特に制限はなく、円筒状、角筒状等
が挙げられるが、粉体の排出性やカートリツジの
安定性の点で円筒状のものが好適である。
本考案において、開口部は容器の両端部に設け
られるが、一方の開口部は線引き具本体に取り付
けるためのものであり、他方の開口部は線引操作
の際の空気抜き孔として機能させるためのもので
ある。従つて、後者の開口部は直径もしくは一辺
が数mm〜数cm程度の小さ目のもので良い。しか
し、やや大き目としておけば、本考案の必ずしも
意図するところではないが、例えば取り換え用の
カートリツジを準備していない場合等において、
該開口部を通じて粉体を追加充填できる利点があ
る。開口部とは別に、開口部の近辺、例えばネツ
ク部に空気抜き孔を穿設しても良い。
蓋体は螺着、凹凸嵌合、圧着等により開口部に
着脱自在に被冠される。
一方の開口部は、上記の通り主として空気抜き
孔として機能させるものであるが、該開口部が容
器に突設された雄ネジもしくは雌ネジを刻設した
蓋体装着部を有し、該蓋体装着部は透孔を備えて
なり、蓋体は前記蓋体装着部に螺合する雌ネジも
しくは雄ネジと透孔を備えてなり、前記蓋体の緊
締時には両透孔は連通せず、緩締時には両透孔が
重なり合つて連通して空気抜き孔を形成する構造
とすれば、蓋体を容器から取り外すことなく空気
抜き孔を形成することができるので蓋体を失うと
いうトラブルもなくなり、また線引操作が終われ
ば蓋体を緊締するだけで残りの粉体を密封保存で
きる利点がある。
本考案において、容器側壁の外側に把手取付部
が設けられる。
「実施例」 次に本考案の実施態様を示す図面に基づいて本
考案を説明する。
第1図A,Bは本考案のカートリツジの実施態
様を示し、第1図Aは分解図、第1図Bは組み立
て図である。同図において、本考案カートリツジ
は上下両端部に開口部1,1′と蓋体2,2′を備
えた容器3内に粉体(図示せず)を収容してな
る。該開口部1,1′は突設された蓋体装着部4,
4′を備え、該蓋体装着部は雄ネジが刻設され、
また一方の蓋体装着部4′には透孔5が穿設され
ている。上記蓋体2,2′はそれぞれ蓋体装着部
4,4′と螺着するように雌ネジが刻設され、一
方の蓋体2′には透孔6が穿設されている。蓋体
2′の透孔6と蓋体装着部4′の透孔5との関係
は、蓋体2′を蓋体装着部4′上に緊締した際に両
透孔5,6は適度にズレて連通せず、蓋体2′を
適度に弛緩させた際には両透孔5,6が重なり合
つて連通して空気孔を形成するような位置関係に
ある。従つて、両透孔5,6の重なり合いを容易
にするために、水平に細長い形状、楕円形の透孔
とすることは好ましい態様である。
カートリツジの容器3の側壁外側に把手取付け
部7,7′を設けてある。把手取付け部7,7′は
容器3と同じ素材で一体成形しても良く、また容
器と同一又は異なる素材のものも接着、溶着によ
り、又はボルト、ナツト等の機械的取付け手段に
より取り付けてもよい。
第1図Bは、蓋体2,2′を緊締した状態で、
粉体は該容器3内に密封されている。
第2図は、一方の開口部1′が小さく、蓋体
2′は紐状部8により蓋体装着部4′に接続されて
おり、蓋体装着部4′に圧着するように構成され
ている。7,7′は把手取付け部である。
第3図は第1図A,Bに示したカートリツジの
使用態様を示し、カートリツジCに線引き具本体
11と把手21が装着されている。線引き具本体
11は下方に粉体排出口12を備えた粉体排出部
13内を軸14が回転自在に貫挿し、両端部に車
輪15,15′が取り付けられている。軸14に
は粉体のブリツジ現象や局在、偏在を防止するた
めの攪拌翼等が設けられるが図示していない。上
記粉体排出部13の上部にはカートリツジ取付け
部16が設けられ、その内面には雌ネジが刻設さ
れている。
把手21は下部にピン23,23′を介して受
け部22,22′を回転自在に取り付けてなり、
該把手下部には固定具24,24′が遊挿されて
いる。
本考案カートリツジCは蓋体2を上面にして蓋
体2を螺離し、線引き具本体11のカートリツジ
取付部16に螺着する。次ぎに、把手21の受け
部22,22′を把手取付け部7,7′に挿入し、
ピン23,23′の部分に固定具24,24′を移
動させると、把手21は折れ曲がることなく、該
把手を持つて線引きが可能な線引き装置となる。
最後に、蓋体2′の方を上にして該蓋体2′を少し
緩めて透孔5,6を重ね合わせ空気抜き孔として
線引きに供する。
本考案の特徴は従来、把手と粉体収容部と線引
き具本体とが一体化されているのをそれぞれ分離
し、粉体収容部をカートリツジ方式とし、両端部
に開口部と蓋体とを具備した容器内に粉体を充填
せしめ、更にカートリツジに把手取付け部を設け
た点にある。かくして、上記した構造の他に種々
のバリエーシヨンが可能である。
「作用・効果」 叙上の通り、本考案のカートリツジを使用すれ
ば、線引き具に粉体を手作業で入れる必要がない
ので、粉体が目や気管に入ることがない、周
囲を白く汚すことがない、消石灰の場合、皮膚
が荒れる心配がない、等種々の利点が有り、又、
粉体を密封できるので、粉体が湿つて塊状にあ
るのを防ぎ、線引き作業がスムースに行える、
予備の粉体の運搬や保管が簡単である、線引き
具を横倒しても粉体がこぼれない、更に又、簡単
にカートリツジを取り替えできるので、カート
リツジごとに色の異なつた粉体を充填し、色の異
なつたカラフルな線を引くことが可能となる。
また、線引き具本体と把手とを分離したので、
例えば色の異なる粉体を充填した複数の線引き
具本体を1個の把手で操作できるとともに、カ
ートリツジの線引き具本体への装着又は取り外し
作業が容易で、また運搬や保管の際に場所をとら
ない、等多くの利点を有し、その有用性は頗る大
である。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは本考案のカートリツジの実施態
様を示し、第1図Aは分解図、第1図Bは組み立
て図、第2図は本考案カートリツジの別の実施態
様を示す概略図、第3図は本考案カートリツジの
使用態様を示す概略図である。 1,1′……開口部、2,2′……蓋体、3……
容器、4,4′……蓋体装着部、5,6……透孔、
7,7′……把手取付け部、8……紐状部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 両端部に開口部と蓋体とを備えた容器内に粉
    体を充填するとともに、該容器側壁の外側に把
    手取付け部を設けてなる線引き装置用カートリ
    ツジ。 2 一方の開口部近辺に空気抜き孔を設けた実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の線引き装置用
    カートリツジ。 3 一方の開口部が容器に突設された雄ネジもし
    くは雌ネジを刻設した蓋体装着部を有し、該蓋
    体装着部は透孔を備えてなり、蓋体は前記蓋体
    装着部に螺合する雌ネジもしくは雄ネジと透孔
    を備えてなり、前記蓋体の緊締時には両透孔は
    連通せず、緩締時には両透孔が連通して空気抜
    き孔を形成する実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の線引き装置用カートリツジ。
JP1987048425U 1987-03-30 1987-03-30 Expired - Lifetime JPH0519094Y2 (ja)

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JPS63154072U JPS63154072U (ja) 1988-10-11
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JPS60192863U (ja) * 1984-05-30 1985-12-21 株式会社 サンラツキ− ライン引き具

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