JPH05188938A - 環境音楽作成装置 - Google Patents
環境音楽作成装置Info
- Publication number
- JPH05188938A JPH05188938A JP4005090A JP509092A JPH05188938A JP H05188938 A JPH05188938 A JP H05188938A JP 4005090 A JP4005090 A JP 4005090A JP 509092 A JP509092 A JP 509092A JP H05188938 A JPH05188938 A JP H05188938A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- music
- sound
- voice
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、個人の好みの環境音楽（音楽と音
楽、音楽と音、音と音を組み合わせ）をより簡単に作成
できることを最も主要な目的としている。 【構成】外部からの音楽・各種の音を入力し、デジタル
データに変換する音声入力手段と、この音楽・音の各デ
ータを、属性データと共に登録する音声登録手段と、所
望の環境音楽の状況を文章で表現した文章データを入力
し、また所定の指示を与える入力手段と、音声発生手段
に音声を出力する音声出力手段と、入力文章データを基
に音声登録手段内の属性データを検索し、該当する音楽
・音のデータを読出す中央処理手段と、読出された音楽
・音のデータを保持する保持手段と、入力指示に基づい
て保持手段に保持された音楽・音のデータを抽出し、ア
ナログデータに変換する複数のデジタル／アナログ変換
手段と、この各アナログデータを合成し、音声出力手段
に出力する音声合成手段とを備えたことを特徴としてい
る。
楽、音楽と音、音と音を組み合わせ）をより簡単に作成
できることを最も主要な目的としている。 【構成】外部からの音楽・各種の音を入力し、デジタル
データに変換する音声入力手段と、この音楽・音の各デ
ータを、属性データと共に登録する音声登録手段と、所
望の環境音楽の状況を文章で表現した文章データを入力
し、また所定の指示を与える入力手段と、音声発生手段
に音声を出力する音声出力手段と、入力文章データを基
に音声登録手段内の属性データを検索し、該当する音楽
・音のデータを読出す中央処理手段と、読出された音楽
・音のデータを保持する保持手段と、入力指示に基づい
て保持手段に保持された音楽・音のデータを抽出し、ア
ナログデータに変換する複数のデジタル／アナログ変換
手段と、この各アナログデータを合成し、音声出力手段
に出力する音声合成手段とを備えたことを特徴としてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコンパクトディ
スク（ＣＤ）やレコード、カセットテープ、ラジオ等の
外部からの音楽、および各種の音を取り込み、個人の好
みの環境音楽をより簡単に作成し得るようにした環境音
楽作成装置に関するものである。
スク（ＣＤ）やレコード、カセットテープ、ラジオ等の
外部からの音楽、および各種の音を取り込み、個人の好
みの環境音楽をより簡単に作成し得るようにした環境音
楽作成装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】最近、パソコン（ＰＣ）やエンジニアリ
ングワークステーション（ＷＳ）の機能の向上に伴な
い、パソコンやエンジニアリングワークステーションが
知的活動の道具として使用されるようになってきてい
る。現状では、その作業は事務所等で行なわれており、
人の話声や電話のベル音等があり、考える環境としては
不十分である。また、会社によっては、ＢＧＭ等を流し
ている所もあるが、人によって好みが異なるため、解決
とはなっていない。
ングワークステーション（ＷＳ）の機能の向上に伴な
い、パソコンやエンジニアリングワークステーションが
知的活動の道具として使用されるようになってきてい
る。現状では、その作業は事務所等で行なわれており、
人の話声や電話のベル音等があり、考える環境としては
不十分である。また、会社によっては、ＢＧＭ等を流し
ている所もあるが、人によって好みが異なるため、解決
とはなっていない。
【０００３】一方、最近では、例えばコンパクトディス
ク（ＣＤ）やカセットテープ等によって、音楽の編集が
比較的簡単にできるようになってきているが、音楽と音
楽、音楽と音、音と音を組み合わせるには、大きな設備
が必要となり、個人では簡単に行なうことができない。
ク（ＣＤ）やカセットテープ等によって、音楽の編集が
比較的簡単にできるようになってきているが、音楽と音
楽、音楽と音、音と音を組み合わせるには、大きな設備
が必要となり、個人では簡単に行なうことができない。
【０００４】
【発明が解決しょうとする問題点】以上のように、従来
においては、個人が好みの環境音楽を簡単に作成するこ
とができないという問題があった。
においては、個人が好みの環境音楽を簡単に作成するこ
とができないという問題があった。
【０００５】本発明の目的は、個人の好みの環境音楽
（音楽と音楽、音楽と音、音と音を組み合わせ）をより
簡単に作成することが可能な極めて信頼性の高い環境音
楽作成装置を提供することにある。
（音楽と音楽、音楽と音、音と音を組み合わせ）をより
簡単に作成することが可能な極めて信頼性の高い環境音
楽作成装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の環境音楽作成装置は、外部からの音楽およ
び各種の音を入力し、それぞれデジタルデータに変換す
る音声入力手段と、音声入力手段により入力された音楽
および音の各データを、属性データと共にそれぞれ登録
する音声登録手段と、所望の環境音楽の状況を文章で表
現した文章データを入力すると共に、所定の指示を与え
るための入力手段と、スピーカ，イヤホーン等の音声発
生手段に音声を出力するための音声出力手段と、入力手
段により入力された文章データに基づいて音声登録手段
内の属性データを検索し、該当する音楽および音のデー
タを読み出す中央処理手段と、中央処理手段により読み
出された音楽および音のデータを一時的に保持する保持
手段と、入力手段により入力される指示に基づいて保持
手段に保持された音楽および音のデータを抽出し、それ
ぞれアナログデータに変換する複数のデジタル／アナロ
グ変換手段と、各デジタル／アナログ変換手段により変
換された各アナログデータを合成し、音声出力手段に対
して出力する音声合成手段とを備えて構成している。
めに本発明の環境音楽作成装置は、外部からの音楽およ
び各種の音を入力し、それぞれデジタルデータに変換す
る音声入力手段と、音声入力手段により入力された音楽
および音の各データを、属性データと共にそれぞれ登録
する音声登録手段と、所望の環境音楽の状況を文章で表
現した文章データを入力すると共に、所定の指示を与え
るための入力手段と、スピーカ，イヤホーン等の音声発
生手段に音声を出力するための音声出力手段と、入力手
段により入力された文章データに基づいて音声登録手段
内の属性データを検索し、該当する音楽および音のデー
タを読み出す中央処理手段と、中央処理手段により読み
出された音楽および音のデータを一時的に保持する保持
手段と、入力手段により入力される指示に基づいて保持
手段に保持された音楽および音のデータを抽出し、それ
ぞれアナログデータに変換する複数のデジタル／アナロ
グ変換手段と、各デジタル／アナログ変換手段により変
換された各アナログデータを合成し、音声出力手段に対
して出力する音声合成手段とを備えて構成している。
【０００７】ここで、特に入力手段により入力される文
章データ、および中央処理手段により読み出された音楽
および音のデータを表示するための表示手段を、必要に
応じて付加している。
章データ、および中央処理手段により読み出された音楽
および音のデータを表示するための表示手段を、必要に
応じて付加している。
【０００８】また、音声登録手段に登録される音楽とし
ては、曲名の他に、種類、作曲者、演奏者、速さ、曲の
感じ等の情報を属性データとして登録している。
ては、曲名の他に、種類、作曲者、演奏者、速さ、曲の
感じ等の情報を属性データとして登録している。
【０００９】さらに、音声登録手段に登録される音とし
ては、風の音、虫の音、波の音、動物の鳴き声という分
類で属性データとして登録している。
ては、風の音、虫の音、波の音、動物の鳴き声という分
類で属性データとして登録している。
【００１０】
【作用】従って、本発明の環境音楽作成装置において
は、まず最初に、音声の登録を行なう。すなわち、音声
入力手段にて外部からの音楽および各種の音をそれぞれ
デジタルデータに変換し、音声のライブラリ（データベ
ース）となる音声登録手段に、この音楽および音の各デ
ータを属性データと共にそれぞれ登録する。
は、まず最初に、音声の登録を行なう。すなわち、音声
入力手段にて外部からの音楽および各種の音をそれぞれ
デジタルデータに変換し、音声のライブラリ（データベ
ース）となる音声登録手段に、この音楽および音の各デ
ータを属性データと共にそれぞれ登録する。
【００１１】次に、環境音楽の作成を行なう。すなわ
ち、入力手段から、所望の環境音楽の状況を文章で表現
した文章データを入力する。すると、中央処理手段で
は、音声登録手段内の音楽の曲の中の属性データを検索
し、該当する音楽のデータを読み出して保持手段へ保持
する。次に、同様に、音声登録手段内の音の属性データ
を検索し、該当する音のデータを読み出して保持手段へ
保持する。
ち、入力手段から、所望の環境音楽の状況を文章で表現
した文章データを入力する。すると、中央処理手段で
は、音声登録手段内の音楽の曲の中の属性データを検索
し、該当する音楽のデータを読み出して保持手段へ保持
する。次に、同様に、音声登録手段内の音の属性データ
を検索し、該当する音のデータを読み出して保持手段へ
保持する。
【００１２】最後に、環境音楽の出力を行なう。すなわ
ち、入力手段からの指示により、保持手段から音楽のデ
ータを抽出し、デジタル／アナログ変換手段に送出して
アナログデータに変換する。また、同様に、保持手段か
ら音のデータを抽出し、別のデジタル／アナログ変換手
段に送出してアナログデータに変換する。そして、この
各デジタル／アナログ変換手段からの各アナログデータ
を音声合成手段により合成し、音声出力手段を通して音
声を、スピーカ，イヤホーン等の音声発生手段に送出す
る。
ち、入力手段からの指示により、保持手段から音楽のデ
ータを抽出し、デジタル／アナログ変換手段に送出して
アナログデータに変換する。また、同様に、保持手段か
ら音のデータを抽出し、別のデジタル／アナログ変換手
段に送出してアナログデータに変換する。そして、この
各デジタル／アナログ変換手段からの各アナログデータ
を音声合成手段により合成し、音声出力手段を通して音
声を、スピーカ，イヤホーン等の音声発生手段に送出す
る。
【００１３】作成者は、音声発生手段からの環境音楽を
聞いて、気に入らなければ次候補の音楽に入れ換えるこ
とができる。また、音の設定も変えることができる。
聞いて、気に入らなければ次候補の音楽に入れ換えるこ
とができる。また、音の設定も変えることができる。
【００１４】
【実施例】本発明は、個人の好みの環境音楽（音楽と音
楽、音楽と音、音と音を組み合わせ）を、状況表現の文
章から簡単に作成するものである。
楽、音楽と音、音と音を組み合わせ）を、状況表現の文
章から簡単に作成するものである。
【００１５】以下、本発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。
照して詳細に説明する。
【００１６】図１は、本発明による環境音楽作成装置の
構成例を示すブロック図である。すなわち、図１に示す
ように、本実施例の環境音楽作成装置は、音声入力回路
１と、音声登録手段である磁気ディスク２と、入力手段
であるキーボードおよびマウス３と、音声出力回路４
と、パソコン／エンジニアリングワークステーション本
体（以下、ＷＳ／ＰＣ本体と称する）５と、表示手段で
あるＣＲＴ表示装置６とから構成している。また、ＷＳ
／ＰＣ本体５は、中央処理回路（ＣＰＵ）５１と、保持
手段であるバッファ５２と、複数（本例では２個）のデ
ジタル／アナログ（Ｄ／Ａ）変換回路５３，５４と、音
声合成回路５５とからなっている。
構成例を示すブロック図である。すなわち、図１に示す
ように、本実施例の環境音楽作成装置は、音声入力回路
１と、音声登録手段である磁気ディスク２と、入力手段
であるキーボードおよびマウス３と、音声出力回路４
と、パソコン／エンジニアリングワークステーション本
体（以下、ＷＳ／ＰＣ本体と称する）５と、表示手段で
あるＣＲＴ表示装置６とから構成している。また、ＷＳ
／ＰＣ本体５は、中央処理回路（ＣＰＵ）５１と、保持
手段であるバッファ５２と、複数（本例では２個）のデ
ジタル／アナログ（Ｄ／Ａ）変換回路５３，５４と、音
声合成回路５５とからなっている。
【００１７】ここで、音声入力回路１は、例えばコンパ
クトディスク（ＣＤ）やレコード、カセットテープ、ラ
ジオ等の外部からの音楽および各種の音を入力し、それ
ぞれデジタルデータに変換するものである。
クトディスク（ＣＤ）やレコード、カセットテープ、ラ
ジオ等の外部からの音楽および各種の音を入力し、それ
ぞれデジタルデータに変換するものである。
【００１８】また、磁気ディスク２は、音声入力回路１
により入力された音楽および音の各データを、属性デー
タと共にそれぞれ登録するものである。
により入力された音楽および音の各データを、属性デー
タと共にそれぞれ登録するものである。
【００１９】さらに、キーボード（マウス）３は、所望
の環境音楽の状況を文章で表現した文章データを入力す
ると共に、所定の指示を与えるためのものである。
の環境音楽の状況を文章で表現した文章データを入力す
ると共に、所定の指示を与えるためのものである。
【００２０】さらにまた、音声出力回路４は、スピー
カ，イヤホーン等の音声発生手段に音声を出力するため
のものである。
カ，イヤホーン等の音声発生手段に音声を出力するため
のものである。
【００２１】一方、ＷＳ／ＰＣ本体５において、中央処
理回路５１は、キーボード（マウス）３により入力され
た文章データに基づいて磁気ディスク２内の属性データ
を検索し、該当する音楽および音のデータを読み出すも
のである。
理回路５１は、キーボード（マウス）３により入力され
た文章データに基づいて磁気ディスク２内の属性データ
を検索し、該当する音楽および音のデータを読み出すも
のである。
【００２２】また、バッファ５２は、中央処理回路５１
により読み出された音楽および音のデータを一時的に保
持するものである。
により読み出された音楽および音のデータを一時的に保
持するものである。
【００２３】さらに、デジタル／アナログ変換回路５３
は、キーボード（マウス）３により入力される指示に基
づいてバッファ５２に保持された音楽のデータを抽出
し、アナログデータに変換するものであり、またデジタ
ル／アナログ変換回路５４は、同じくキーボード（マウ
ス）３により入力される指示に基づいてバッファ５２に
保持された音のデータを抽出し、アナログデータに変換
するものである。
は、キーボード（マウス）３により入力される指示に基
づいてバッファ５２に保持された音楽のデータを抽出
し、アナログデータに変換するものであり、またデジタ
ル／アナログ変換回路５４は、同じくキーボード（マウ
ス）３により入力される指示に基づいてバッファ５２に
保持された音のデータを抽出し、アナログデータに変換
するものである。
【００２４】さらにまた、音声合成回路５５は、各デジ
タル／アナログ変換回路５３，５４により変換された各
アナログデータを合成し、音声出力回路４に対して出力
するものである。
タル／アナログ変換回路５３，５４により変換された各
アナログデータを合成し、音声出力回路４に対して出力
するものである。
【００２５】一方、ＣＲＴ表示装置６は、キーボード
（マウス）３により入力される文章データ、および中央
処理回路５１により読み出された音楽および音のデータ
を表示するためのものである。
（マウス）３により入力される文章データ、および中央
処理回路５１により読み出された音楽および音のデータ
を表示するためのものである。
【００２６】次に、以上のように構成した本実施例の環
境音楽作成装置の作用について説明する。
境音楽作成装置の作用について説明する。
【００２７】図１において、外部からの音声信号は、音
声入力回路１でデジタルデータに変換され、磁気ディス
ク２に登録される。また、キーボード（マウス）３から
の指示で読み出した音声データは、ＷＳ／ＰＣ本体５の
バッファ５２に保持される。また、バッファ５２からの
音声データは、デジタル／アナログ変換回路５３，５４
でアナログデータに変換される。さらに、この各デジタ
ル／アナログ変換回路５３，５４からの出力は、音声合
成回路５５により重ね合わされる。そして、音声出力回
路４から、スピーカ，イヤホーン等を経由して音として
出力される。
声入力回路１でデジタルデータに変換され、磁気ディス
ク２に登録される。また、キーボード（マウス）３から
の指示で読み出した音声データは、ＷＳ／ＰＣ本体５の
バッファ５２に保持される。また、バッファ５２からの
音声データは、デジタル／アナログ変換回路５３，５４
でアナログデータに変換される。さらに、この各デジタ
ル／アナログ変換回路５３，５４からの出力は、音声合
成回路５５により重ね合わされる。そして、音声出力回
路４から、スピーカ，イヤホーン等を経由して音として
出力される。
【００２８】以下、かかる作用についてより具体的に説
明する。
明する。
【００２９】まず最初に、音声の登録が行なわれる。
【００３０】すなわち、音声入力回路１にて外部からの
音楽および各種の音がそれぞれデジタルデータに変換さ
れ、音声のライブラリ（データベース）となる磁気ディ
スク２に、この音楽および音の各データが属性データと
共にそれぞれ登録される。
音楽および各種の音がそれぞれデジタルデータに変換さ
れ、音声のライブラリ（データベース）となる磁気ディ
スク２に、この音楽および音の各データが属性データと
共にそれぞれ登録される。
【００３１】この場合、音楽の曲であれば、曲名の他
に、種類、作曲者、演奏者、速さ、曲の感じ（例えば、
楽しいとか、にぎやかとか、寂しいといった）等の情報
が属性データとして、キ―ワードにより登録される。ま
た、音であれば、例えば、風の音、虫の音、波の音、動
物の鳴き声という分類でもいいし、もっと細かく状況ま
で説明して属性データとして、キ―ワードにより登録さ
れる。図２は、磁気ディスク２に登録されるデータフォ
ーマットの一例を示す図である。
に、種類、作曲者、演奏者、速さ、曲の感じ（例えば、
楽しいとか、にぎやかとか、寂しいといった）等の情報
が属性データとして、キ―ワードにより登録される。ま
た、音であれば、例えば、風の音、虫の音、波の音、動
物の鳴き声という分類でもいいし、もっと細かく状況ま
で説明して属性データとして、キ―ワードにより登録さ
れる。図２は、磁気ディスク２に登録されるデータフォ
ーマットの一例を示す図である。
【００３２】次に、環境音楽の作成が行なわれる。
【００３３】すなわち、キーボード（マウス）３から、
所望の環境音楽の状況を文章で表現した文章データを入
力する。例えば、「静かなクラシック音楽の中で、時々
小鳥のさえずりが聞こえる」と入力したとする。する
と、中央処理回路５１では、磁気ディスク２内の音楽の
曲の中の属性データを検索して、クラシックで静かな曲
が選び出され、バッファ５２へ読み出される。次に、同
様に、磁気ディスク２内の音の属性データを検索して、
小鳥の鳴き声が選び出され、バッファ５２へ読み出され
る。なお、この場合、キーボード（マウス）３から入力
された文章データ「静かなクラシック音楽の中で、時々
小鳥のさえずりが聞こえる」、および中央処理回路５１
により読み出された音楽および音のデータは、ＣＲＴ表
示装置６の表示画面上に表示される。
所望の環境音楽の状況を文章で表現した文章データを入
力する。例えば、「静かなクラシック音楽の中で、時々
小鳥のさえずりが聞こえる」と入力したとする。する
と、中央処理回路５１では、磁気ディスク２内の音楽の
曲の中の属性データを検索して、クラシックで静かな曲
が選び出され、バッファ５２へ読み出される。次に、同
様に、磁気ディスク２内の音の属性データを検索して、
小鳥の鳴き声が選び出され、バッファ５２へ読み出され
る。なお、この場合、キーボード（マウス）３から入力
された文章データ「静かなクラシック音楽の中で、時々
小鳥のさえずりが聞こえる」、および中央処理回路５１
により読み出された音楽および音のデータは、ＣＲＴ表
示装置６の表示画面上に表示される。
【００３４】最後に、環境音楽の出力が行なわれる。
【００３５】すなわち、キーボード（マウス）３からの
指示により、バッファ５２からクラシック音楽のデータ
が抽出され、デジタル／アナログ変換回路５３に送出し
てアナログデータに変換される。また、同様に、バッフ
ァ５２から小鳥の鳴き声のデータが抽出され、デジタル
／アナログ変換回路５４に送出してアナログデータに変
換される。そして、この各デジタル／アナログ変換回路
５３，５４からの各アナログデータは音声合成回路５５
で重ね合わされ、音声出力回路４を通してスピーカ，イ
ヤホーン等に送出される。この場合、小鳥の鳴き声のデ
ータは、バッファ５２から繰り返してデジタル／アナロ
グ変換回路５４に送られる。
指示により、バッファ５２からクラシック音楽のデータ
が抽出され、デジタル／アナログ変換回路５３に送出し
てアナログデータに変換される。また、同様に、バッフ
ァ５２から小鳥の鳴き声のデータが抽出され、デジタル
／アナログ変換回路５４に送出してアナログデータに変
換される。そして、この各デジタル／アナログ変換回路
５３，５４からの各アナログデータは音声合成回路５５
で重ね合わされ、音声出力回路４を通してスピーカ，イ
ヤホーン等に送出される。この場合、小鳥の鳴き声のデ
ータは、バッファ５２から繰り返してデジタル／アナロ
グ変換回路５４に送られる。
【００３６】なお、作成者は、スピーカ，イヤホーン等
からの環境音楽を聞いて、気に入らなければ次候補の音
楽に入れ換えることができる。また、小鳥の鳴き声の間
隔の設定も変えることができる。
からの環境音楽を聞いて、気に入らなければ次候補の音
楽に入れ換えることができる。また、小鳥の鳴き声の間
隔の設定も変えることができる。
【００３７】上述したように、本実施例の環境音楽作成
装置は、コンパクトディスク（ＣＤ）やレコード、カセ
ットテープ、ラジオ等の外部からの音楽および各種の音
を入力し、それぞれデジタルデータに変換する音声入力
回路１と、音声入力回路１により入力された音楽および
音の各データを、属性データと共にそれぞれ登録する磁
気ディスク２と、所望の環境音楽の状況を文章で表現し
た文章データを入力すると共に、所定の指示を与えるた
めのキーボード（マウス）３と、スピーカ，イヤホーン
等の音声発生手段に音声を出力するための音声出力回路
４と、キーボード（マウス）３により入力された文章デ
ータに基づいて磁気ディスク２内の属性データを検索
し、該当する音楽および音のデータを読み出す中央処理
回路５１、中央処理回路５１により読み出された音楽お
よび音のデータを一時的に保持するバッファ５２、キー
ボード（マウス）３により入力される指示に基づいてバ
ッファ５２に保持された音楽のデータを抽出し、アナロ
グデータに変換するデジタル／アナログ変換回路５３、
キーボード（マウス）３により入力される指示に基づい
てバッファ５２に保持された音のデータを抽出し、アナ
ログデータに変換するデジタル／アナログ変換回路５
４、および各デジタル／アナログ変換回路５３，５４に
より変換された各アナログデータを合成し、音声出力回
路４に対して出力する音声合成回路５５を備えたＷＳ／
ＰＣ本体５と、キーボード（マウス）３により入力され
る文章データ、および中央処理回路５１により読み出さ
れた音楽および音のデータを表示するためのＣＲＴ表示
装置６とから構成したものである。
装置は、コンパクトディスク（ＣＤ）やレコード、カセ
ットテープ、ラジオ等の外部からの音楽および各種の音
を入力し、それぞれデジタルデータに変換する音声入力
回路１と、音声入力回路１により入力された音楽および
音の各データを、属性データと共にそれぞれ登録する磁
気ディスク２と、所望の環境音楽の状況を文章で表現し
た文章データを入力すると共に、所定の指示を与えるた
めのキーボード（マウス）３と、スピーカ，イヤホーン
等の音声発生手段に音声を出力するための音声出力回路
４と、キーボード（マウス）３により入力された文章デ
ータに基づいて磁気ディスク２内の属性データを検索
し、該当する音楽および音のデータを読み出す中央処理
回路５１、中央処理回路５１により読み出された音楽お
よび音のデータを一時的に保持するバッファ５２、キー
ボード（マウス）３により入力される指示に基づいてバ
ッファ５２に保持された音楽のデータを抽出し、アナロ
グデータに変換するデジタル／アナログ変換回路５３、
キーボード（マウス）３により入力される指示に基づい
てバッファ５２に保持された音のデータを抽出し、アナ
ログデータに変換するデジタル／アナログ変換回路５
４、および各デジタル／アナログ変換回路５３，５４に
より変換された各アナログデータを合成し、音声出力回
路４に対して出力する音声合成回路５５を備えたＷＳ／
ＰＣ本体５と、キーボード（マウス）３により入力され
る文章データ、および中央処理回路５１により読み出さ
れた音楽および音のデータを表示するためのＣＲＴ表示
装置６とから構成したものである。
【００３８】従って、個人の好みの環境音楽（音楽と音
楽、音楽と音、音と音を組み合わせ）を、状況表現の文
章からより簡単に作成することが可能となる。また、そ
の中でＷＳ／ＰＣを操作できるようになり、よりパーソ
ナルな環境を実現することが可能となる。
楽、音楽と音、音と音を組み合わせ）を、状況表現の文
章からより簡単に作成することが可能となる。また、そ
の中でＷＳ／ＰＣを操作できるようになり、よりパーソ
ナルな環境を実現することが可能となる。
【００３９】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、次のようにしても同様に実施できるものであ
る。
ではなく、次のようにしても同様に実施できるものであ
る。
【００４０】（ａ）上記実施例では、キーボード（マウ
ス）３により入力される文章データ、および中央処理回
路５１により読み出された音楽および音のデータを表示
するためのＣＲＴ表示装置６を備える場合について説明
したが、これは本発明に必要不可欠な要素ではない。
ス）３により入力される文章データ、および中央処理回
路５１により読み出された音楽および音のデータを表示
するためのＣＲＴ表示装置６を備える場合について説明
したが、これは本発明に必要不可欠な要素ではない。
【００４１】（ｂ）上記実施例では、音楽および音のデ
ータを属性データと共にキ―ワードにより登録する場合
について説明したが、何んらこれに限られるものではな
い。 （ｃ）上記実施例では、デジタル／アナログ変換回路を
２個備える場合について説明したが、何んらこれに限ら
れるものではなく、デジタル／アナログ変換回路を３個
以上備えるようにしてもよいものである。
ータを属性データと共にキ―ワードにより登録する場合
について説明したが、何んらこれに限られるものではな
い。 （ｃ）上記実施例では、デジタル／アナログ変換回路を
２個備える場合について説明したが、何んらこれに限ら
れるものではなく、デジタル／アナログ変換回路を３個
以上備えるようにしてもよいものである。
【００４２】（ｄ）上記実施例では、音声登録手段とし
て磁気ディスクを備える場合について説明したが、何ん
らこれに限られるものではなく、音声登録手段として他
の記憶媒体を備えるようにしてもよいものである。
て磁気ディスクを備える場合について説明したが、何ん
らこれに限られるものではなく、音声登録手段として他
の記憶媒体を備えるようにしてもよいものである。
【００４３】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
部からの音楽および各種の音を入力し、それぞれデジタ
ルデータに変換する音声入力手段と、音声入力手段によ
り入力された音楽および音の各データを、属性データと
共にそれぞれ登録する音声登録手段と、所望の環境音楽
の状況を文章で表現した文章データを入力すると共に、
所定の指示を与えるための入力手段と、スピーカ，イヤ
ホーン等の音声発生手段に音声を出力するための音声出
力手段と、入力手段により入力された文章データに基づ
いて音声登録手段内の属性データを検索し、該当する音
楽および音のデータを読み出す中央処理手段と、中央処
理手段により読み出された音楽および音のデータを一時
的に保持する保持手段と、入力手段により入力される指
示に基づいて保持手段に保持された音楽および音のデー
タを抽出し、それぞれアナログデータに変換する複数の
デジタル／アナログ変換手段と、各デジタル／アナログ
変換手段により変換された各アナログデータを合成し、
音声出力手段に対して出力する音声合成手段とを備え、
さらに入力手段により入力される文章データ、および中
央処理手段により読み出された音楽および音のデータを
表示するための表示手段を必要に応じて付加して構成し
たので、個人の好みの環境音楽（音楽と音楽、音楽と
音、音と音を組み合わせ）をより簡単に作成することが
可能な極めて信頼性の高い環境音楽作成装置が提供でき
る。
部からの音楽および各種の音を入力し、それぞれデジタ
ルデータに変換する音声入力手段と、音声入力手段によ
り入力された音楽および音の各データを、属性データと
共にそれぞれ登録する音声登録手段と、所望の環境音楽
の状況を文章で表現した文章データを入力すると共に、
所定の指示を与えるための入力手段と、スピーカ，イヤ
ホーン等の音声発生手段に音声を出力するための音声出
力手段と、入力手段により入力された文章データに基づ
いて音声登録手段内の属性データを検索し、該当する音
楽および音のデータを読み出す中央処理手段と、中央処
理手段により読み出された音楽および音のデータを一時
的に保持する保持手段と、入力手段により入力される指
示に基づいて保持手段に保持された音楽および音のデー
タを抽出し、それぞれアナログデータに変換する複数の
デジタル／アナログ変換手段と、各デジタル／アナログ
変換手段により変換された各アナログデータを合成し、
音声出力手段に対して出力する音声合成手段とを備え、
さらに入力手段により入力される文章データ、および中
央処理手段により読み出された音楽および音のデータを
表示するための表示手段を必要に応じて付加して構成し
たので、個人の好みの環境音楽（音楽と音楽、音楽と
音、音と音を組み合わせ）をより簡単に作成することが
可能な極めて信頼性の高い環境音楽作成装置が提供でき
る。
【図１】本発明による環境音楽作成装置の一実施例を示
すブロック図。
すブロック図。
【図２】同実施例における音声登録手段に登録されるデ
ータフォーマットの一例を示す図。
ータフォーマットの一例を示す図。
１…音声入力回路、２…磁気ディスク、３…キーボード
およびマウス、４…音声出力回路、５…ＷＳ／ＰＣ本
体、５１…中央処理回路、５２…バッファ、５３，５４
…デジタル／アナログ変換回路、５５…音声合成回路、
６…ＣＲＴ表示装置。
およびマウス、４…音声出力回路、５…ＷＳ／ＰＣ本
体、５１…中央処理回路、５２…バッファ、５３，５４
…デジタル／アナログ変換回路、５５…音声合成回路、
６…ＣＲＴ表示装置。
Claims (4)
- 【請求項１】 外部からの音楽および各種の音を入力
し、それぞれデジタルデータに変換する音声入力手段
と、 前記音声入力手段により入力された音楽および音の各デ
ータを、属性データと共にそれぞれ登録する音声登録手
段と、 所望の環境音楽の状況を文章で表現した文章データを入
力すると共に、所定の指示を与えるための入力手段と、 スピーカ，イヤホーン等の音声発生手段に音声を出力す
るための音声出力手段と、 前記入力手段により入力された文章データに基づいて前
記音声登録手段内の属性データを検索し、該当する音楽
および音のデータを読み出す中央処理手段と、 前記中央処理手段により読み出された音楽および音のデ
ータを一時的に保持する保持手段と、 前記入力手段により入力される指示に基づいて前記保持
手段に保持された音楽および音のデータを抽出し、それ
ぞれアナログデータに変換する複数のデジタル／アナロ
グ変換手段と、 前記各デジタル／アナログ変換手段により変換された各
アナログデータを合成し、前記音声出力手段に対して出
力する音声合成手段と、 を備えて成ることを特徴とする環境音楽作成装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の環境音楽作成装置にお
いて、前記入力手段により入力される文章データ、およ
び前記中央処理手段により読み出された音楽および音の
データを表示するための表示手段を付加して成ることを
特徴とする環境音楽作成装置。 - 【請求項３】 前記音声登録手段に登録される音楽とし
ては、曲名の他に、種類、作曲者、演奏者、速さ、曲の
感じ等の情報を属性データとして登録することを特徴と
する請求項１に記載の環境音楽作成装置。 - 【請求項４】 前記音声登録手段に登録される音として
は、風の音、虫の音、波の音、動物の鳴き声という分類
で属性データとして登録することを特徴とする請求項１
に記載の環境音楽作成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4005090A JPH05188938A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 環境音楽作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4005090A JPH05188938A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 環境音楽作成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05188938A true JPH05188938A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=11601699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4005090A Pending JPH05188938A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 環境音楽作成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05188938A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07325591A (ja) * | 1994-05-31 | 1995-12-12 | Nec Corp | 疑似音楽演奏環境生成方法および装置 |
-
1992
- 1992-01-14 JP JP4005090A patent/JPH05188938A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07325591A (ja) * | 1994-05-31 | 1995-12-12 | Nec Corp | 疑似音楽演奏環境生成方法および装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US10229669B2 (en) | Apparatus, process, and program for combining speech and audio data | |
| US5561736A (en) | Three dimensional speech synthesis | |
| US6385581B1 (en) | System and method of providing emotive background sound to text | |
| Wishart | Sound symbols and landscapes | |
| US20090125309A1 (en) | Methods, Systems, and Products for Synthesizing Speech | |
| JP2000081892A (ja) | 効果音付加装置および効果音付加方法 | |
| JP2013072957A (ja) | 文書読み上げ支援装置、方法及びプログラム | |
| JP2014501941A (ja) | クライアント端末機を用いた音楽コンテンツ製作システム | |
| Sallis et al. | Live-Electronic Music | |
| JPH06161704A (ja) | 音声インタフェース・ビルダ・システム | |
| Latartara | Laptop Composition at the Turn of the Millennium: Repetition and Noise in the Music of Oval, Merzbow, and Kid606 | |
| US20060248105A1 (en) | Interactive system for building and sharing databank | |
| JPH05188938A (ja) | 環境音楽作成装置 | |
| Birkenmaier | Sound Studies and Literature in Latin America | |
| Forrest | “The mind/is listening”: Aurality and Noise Poetics in the Poetry of William Carlos Williams | |
| Vogt et al. | What gives musical instruments their sound? | |
| KR20230099934A (ko) | 복수의 화자음성을 이용한 음성 변환 장치 및 그 방법 | |
| JPS61267099A (ja) | 音声フアイル装置 | |
| JP2005106844A (ja) | 音声出力装置、サーバ及びプログラム | |
| Puckette et al. | Between the Tracks: Musicians on Selected Electronic Music | |
| Sari et al. | An Analysis of Person and Spatial Deixis Song Lyric of Adele’s Songs | |
| JPH0413200A (ja) | 発声機能付きカラオケ装置 | |
| Ferrete-Vázquez | Auto, hyphen, open parenthesis, veu | |
| JPH08328575A (ja) | 音声合成装置 | |
| Rice | The History of Listening to Music: Displaying Data |