JPH05188747A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH05188747A
JPH05188747A JP542792A JP542792A JPH05188747A JP H05188747 A JPH05188747 A JP H05188747A JP 542792 A JP542792 A JP 542792A JP 542792 A JP542792 A JP 542792A JP H05188747 A JPH05188747 A JP H05188747A
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JP
Japan
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developer
doctor
resistance
toner concentration
toner
Prior art date
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Pending
Application number
JP542792A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Ohashi
邦夫 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像剤の抵抗変化による画像劣化を防ぐ。 【構成】 マグネツトローラ2とドクター3を対向電極
とし、電源としてマグネツトローラ2へのバイアス電圧
を用い、現像剤を介して両者間に流れる電流を測定回路
6で検出する。現像剤が劣化して、その抵抗が増加する
のに応じてトナー濃度の基準値を増加させる。これによ
つて、画質の劣化をトナー濃度を変化させることによつ
て補う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体等に形成された
潜像を現像剤により可視化を行なう現像装置に関し、そ
の現像剤の抵抗に基づいて行うトナー濃度制御に関す
る。
【0002】
【従来の技術】トナーとキヤリアからなる二成分現像剤
を用いた現像装置では、現像剤のトナー濃度による画質
への影響が大きい。すなわち、トナー濃度が低ければ、
画像濃度の低下となり、トナー濃度が高ければ非画像部
へのかぶりが生じやすくなる。
【0003】そこで、現像剤のトナー濃度を制御するた
めに、従来では現像剤の透磁率を測定したり、あるいは
体積変化を測定することによりトナー濃度を検出して、
これに基づいてトナー補給等の制御を行なつている。と
ころが、現像剤の物性を測定して、これに基づいたトナ
ー濃度の制御は行われていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現像剤のトナー濃度が
一定になるように制御が行われていても、現像剤の抵抗
値が変化すると、現像性能に変化が生じ、画像濃度の変
化を引き起こしていた。
【0005】すなわち、複写枚数の増加に伴つて、現像
剤中のキヤリアのコート材が機械的ストレスによつては
がれてしまつたり、あるいは温度ストレスによつてトナ
ーがキヤリア表面にこびりつくことにより、現像剤の抵
抗値を変化させたり、正常な摩擦帯電を阻害するように
なるためである。このため、画像濃度の低下や背景かぶ
りなどの画質劣化を引き起こしていた。
【0006】本発明は、上記に鑑み、現像剤の抵抗変化
に基づいてトナー濃度を制御することにより画像濃度を
安定させる現像装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、図1の如く、現像槽1に、マグネツトローラ2
と、該マグネツトローラ2上の現像剤の穂立ちを規制す
るドクター3と、現像剤のトナー濃度を検出するトナー
濃度検出器4とが内装され、前記マグネツトローラ2に
バイアス電圧を印加する電源回路5と、マグネツトロー
ラ2とドクター3とを対向電極として、現像剤を介して
この間に流れる電流によつて現像剤の抵抗を測定する測
定回路6と、該測定回路6からの検出信号に基づいてト
ナー濃度基準値を変更する制御部7とが設けられたもの
である。
【0008】
【作用】上記課題解決手段において、マグネツトローラ
2にバイアス電圧を印加すると、現像剤を介してドクタ
ー3に電流が流れる。この電流を測定することにより、
現像剤の抵抗変化を検知する。そして、現像剤の劣化に
よつて現像剤の抵抗が増加した場合、トナー濃度の基準
値を増加させ、トナー濃度を上昇させて画像濃度が低下
するのを防止する。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す現像装置の構
成図であり、現像槽1に、マグネツトローラ2と、該マ
グネツトローラ2上の現像剤の穂立ちを規制するドクタ
ー3と、現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検出
器4とが内装され、前記マグネツトローラ2にバイアス
電圧を印加する電源回路5と、マグネツトローラ2とド
クター3とを対向電極として、現像剤を介してこの間に
流れる電流によつて現像剤の抵抗を測定する測定回路6
と、該測定回路6からの検出信号に基づいてトナー濃度
基準値を変更する制御部7とが設けられている。
【0010】前記マグネツトローラ2は、感光体8に対
向して配され、円筒状の導電性非磁性体金属からなるス
リーブと、その内部に固定配置された複数個の磁石とか
らなり、スリーブはモータにより回転可能とされてい
る。
【0011】前記ドクター3は、導電性非磁性体、例え
ばアルミニウムの押し出し成型品、SUS304ステン
レス鋼からなり、マグネツトローラ2の上方に、マグネ
ツトローラ2と0.5mmの間隔を有して現像槽1に固
定されている。
【0012】また、現像槽1にはトナーホツパー9が装
着され、トナー補給口10にトナー補給ローラ11が回
転自在に配されている。トナー補給ローラ11は、トナ
ー補給モータ12により回転駆動される。
【0013】トナー補給口10の下方に、トナーを撹拌
して安定した摩擦帯電を行なう撹拌ローラ13が配さ
れ、該撹拌ローラ13とマグネツトローラ2との間に、
現像剤をマグネツトローラ2に搬送する搬送ローラ14
が配され、各ローラ13,14は回転自在に現像槽1に
支持されている。
【0014】前記電源回路5は、感光体8の非画像部へ
のトナー付着を防止するために、マグネツトローラ2の
スリーブに200V程度のバイアス電圧を印加するため
の電源を備え、定電圧制御がなされている。
【0015】前記測定回路6は、マグネツトローラ2に
接続された電源回路5とドクター3とを接続した回路
で、現像剤通過電流検出用の抵抗15および電流制限用
の抵抗16が介装されており、検出値を増幅器17によ
り増幅してCPU7のアナログポートへ出力している。
【0016】CPU7を有した制御部は、現像剤の抵抗
が増加するにつれてトナー濃度の基準値を増加させる機
能を備えており、増幅器17からの検出信号が入力され
ると、トナー濃度が変更された基準値になるようにトナ
ー補給モータ12を駆動するためのトナー補給モータ制
御回路18に駆動信号を出力する。。
【0017】上記の如く構成された現像装置において、
マグネツトローラ2にバイアス電圧を印加して、現像剤
を介してドクター3から測定回路6に流れる電流を検出
することにより、現像剤の抵抗測定を行つた結果が図2
である。
【0018】図からわかるように印加電圧が100V以
上において再現性が失われ、かつ電流電圧の直線関係と
なる領域を外れていることが分かる。なお、ここで使用
した現像剤はフエライトにシリコン樹脂をコーテイング
した平均粒径80μmのキヤリアと、スチレンアクリル
樹脂からなる平均粒径10.5μmのトナーを重量%で
4%となるように撹拌混合した2成分現像剤である。
【0019】この現像装置を用いて、通常の電子写真式
複写機に装着し寿命テストを行い、画像濃度と共に、現
像剤抵抗値の変化を示したのが図3である。図からコピ
ー枚数の増加とともに現像剤抵抗が増加し、これに伴つ
て画像濃度が低下しているのが分かる。これは、現像剤
中のキヤリアのコート材が剥がれることに伴つて、トナ
ーの摩擦帯電電荷が増加し画像濃度低下につながってい
るものと推測される。なお、このテストでは、トナー濃
度を4%となるように自動制御した。
【0020】そこで、現像剤抵抗値を検出して、その出
力値にしたがつてトナー濃度の基準値を図4に示すよう
な関係で変化させる。すなわち、現像剤の抵抗が増加す
ると、トナー濃度の基準値を高く設定する。
【0021】これに基づいて、トナー補給ローラ11を
駆動して、現像槽1へのトナーの補給量を調整する。こ
のように、現像剤の抵抗に応じてトナー濃度を変化させ
ながら寿命テストを行つた結果が図5である。この場
合、現像剤の劣化による画質の劣化を、トナー濃度によ
つて補うことができ、常時安定した画質を得ることがで
きる。
【0022】このように、現像剤抵抗測定に当たり印加
すべき電圧は、対向電極の位置関係やマグネツトローラ
2の磁力配置パターン、現像剤の物性(キヤリア粒径、
飽和磁化)等によつて適宜決定されるものであるが、略
100V以下とすることによつて安定した抵抗測定が行
えるようになつた。これによつて現像剤の繰り返し使用
に伴う劣化や環境条件の変化による抵抗変化を精度よく
検出し、この情報にしたがつて適切なトナー濃度制御を
行うことによつて、画質の変化を押さえ常に安定した複
写画像を提供することができる。
【0023】しかも、この方法によれば、新たな電極を
設ける必要も無く、既存のマグネツトローラ2とドクタ
ー3を用いることが可能であり、更には電源も既存の現
像バイアス電圧を利用することが可能である。ただし、
既存の現像バイアス電圧を使用する場合は、対向電極間
の電位差を100V程度とするために、電流制限用抵抗
6は、抵抗値106〜107Ωとすることが望ましい。
【0024】また、マグネツトローラ2のスリーブ上の
現像剤は、ドクターにより均一な厚さに保たれているの
で、常に一定した測定を行えるという効果がある。
【0025】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、マグネツトローラとドクターとを対向電極とし
て、現像剤を介してこの間に流れる電流によつて現像剤
の抵抗を測定する測定回路を設け、測定回路からの検出
信号に基づいてトナー濃度基準値を変更するので、現像
剤の抵抗変化を画像の変化防止のための情報として利用
することができ、現像剤の劣化による画質の劣化をトナ
ー濃度によつて補うことができ、常時安定した画質を得
ることができる。
【0027】しかも、現像剤の抵抗測定のために、新た
な電極を設ける必要も無く、既存のマグネツトローラと
ドクターを用いることが可能であり、更には電源も既存
の現像バイアス電圧を利用することが可能であるので、
部品数を増加させずに安価に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す現像装置の構成図
【図2】マグネツトローラへの印加電圧に対する現像剤
の抵抗測定値の関係を示す図
【図3】寿命テストによる現像剤の抵抗および画像濃度
の変化を示す図
【図4】現像剤の抵抗変化に対するトナー濃度の基準値
の変化を示す図
【図5】トナー濃度基準値を変化させたときの寿命テス
トによる画像濃度の変化を示す図
【符号の説明】
1 現像槽 2 マグネツトローラ 3 ドクター 4 トナー濃度検出器 5 電源回路 6 測定回路 7 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像槽に、マグネツトローラと、該マグ
    ネツトローラ上の現像剤の穂立ちを規制するドクター
    と、現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検出器と
    が内装され、前記マグネツトローラにバイアス電圧を印
    加する電源回路を備えた現像装置において、マグネツト
    ローラとドクターとを対向電極として、現像剤を介して
    この間に流れる電流によつて現像剤の抵抗を測定する測
    定回路と、該測定回路からの検出信号に基づいてトナー
    濃度基準値を変更する制御部とが設けられたことを特徴
    とする現像装置。
JP542792A 1992-01-16 1992-01-16 現像装置 Pending JPH05188747A (ja)

Priority Applications (1)

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JP542792A JPH05188747A (ja) 1992-01-16 1992-01-16 現像装置

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JP542792A JPH05188747A (ja) 1992-01-16 1992-01-16 現像装置

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JPH05188747A true JPH05188747A (ja) 1993-07-30

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ID=11610880

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JP542792A Pending JPH05188747A (ja) 1992-01-16 1992-01-16 現像装置

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JP (1) JPH05188747A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6118953A (en) * 1998-09-18 2000-09-12 Eastman Kodak Company Electrostatographic apparatus and method with programmable toner concentration decline with the developer life
JP2010060999A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Canon Inc 画像形成装置
JP2013214105A (ja) * 2013-07-16 2013-10-17 Canon Inc 画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2010060999A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Canon Inc 画像形成装置
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