JPH05188457A - 防水ケース - Google Patents
防水ケースInfo
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- JPH05188457A JPH05188457A JP4002451A JP245192A JPH05188457A JP H05188457 A JPH05188457 A JP H05188457A JP 4002451 A JP4002451 A JP 4002451A JP 245192 A JP245192 A JP 245192A JP H05188457 A JPH05188457 A JP H05188457A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- water
- case body
- waterproof case
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/02—Bodies
- G03B17/08—Waterproof bodies or housings
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コストをかけずに簡単な構造で、防水ケース
の内部の圧力を調節する。 【構成】 ケース本体９の一部に開口部１６を形成し、
この開口部１６を覆うようにケース本体９に通気非通水
性フイルム１８を設けた。 【効果】 通気非通水性フイルム１８は空気を通過させ
るから、ケース本体９の内部の圧力は変化せず一定に保
たれる。また通気非通水性フイルム１８は水を通さない
から、ケース本体９の内部に水がしみこむことがない。
の内部の圧力を調節する。 【構成】 ケース本体９の一部に開口部１６を形成し、
この開口部１６を覆うようにケース本体９に通気非通水
性フイルム１８を設けた。 【効果】 通気非通水性フイルム１８は空気を通過させ
るから、ケース本体９の内部の圧力は変化せず一定に保
たれる。また通気非通水性フイルム１８は水を通さない
から、ケース本体９の内部に水がしみこむことがない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は温度変化による変形を防
止した防水ケースに関するものである。
止した防水ケースに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】防水ケースは内部に水が進入しないよう
に完全密封構造になっている。また防水ケースには、内
部に収納した機器例えばカメラを外側から操作できるよ
うに、前記カメラの操作部に対応して、これにメカ的に
連結された操作部が設けられている。ところで、このよ
うな防水ケースは周囲の温度が変化すると、内部の空気
が膨張したり、縮小したりして、内圧が変化する。この
内圧が変化すると、防水ケース内に収納した機器が故障
したり、また防水ケース自体が変形し、メカ的な連結が
外れ操作できないという問題が生じる。このような問題
を解決するために、防水ケースには内圧を調節する調圧
弁が設けられている。
に完全密封構造になっている。また防水ケースには、内
部に収納した機器例えばカメラを外側から操作できるよ
うに、前記カメラの操作部に対応して、これにメカ的に
連結された操作部が設けられている。ところで、このよ
うな防水ケースは周囲の温度が変化すると、内部の空気
が膨張したり、縮小したりして、内圧が変化する。この
内圧が変化すると、防水ケース内に収納した機器が故障
したり、また防水ケース自体が変形し、メカ的な連結が
外れ操作できないという問題が生じる。このような問題
を解決するために、防水ケースには内圧を調節する調圧
弁が設けられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記調
圧弁は高価であり、また取り付けスペースを必要とする
ため、防水ケースが小さなもやその構造が簡単なもの、
更には安価なものには不向きであるという問題があり、
例えば本出願人からローコストで提供されている防水型
レンズ付きフイルムユニットの防水ケース等には用いる
ことができなかった。
圧弁は高価であり、また取り付けスペースを必要とする
ため、防水ケースが小さなもやその構造が簡単なもの、
更には安価なものには不向きであるという問題があり、
例えば本出願人からローコストで提供されている防水型
レンズ付きフイルムユニットの防水ケース等には用いる
ことができなかった。
【０００４】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、構造が簡単で、コストをかけずにケース内の圧力を
調節できるようにした防水ケースを提供することを目的
とする。
で、構造が簡単で、コストをかけずにケース内の圧力を
調節できるようにした防水ケースを提供することを目的
とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するにあ
たり、本発明の防水ケースは完全密封構造のケース本体
に開口を形成し、この開口を通気非通水性のシートで覆
ったものである。また請求項２の発明では通気非通水性
のシートをポリマーからなる薄膜で形成した。そして請
求項３の発明では、メッシュ構造の支持体に前記薄膜を
支持させたものである。また請求項４の発明では、前記
支持体に不織布を用いている。更にまた請求項５の発明
では前記ポリマーにアクリレート系樹脂を用いたもので
ある。
たり、本発明の防水ケースは完全密封構造のケース本体
に開口を形成し、この開口を通気非通水性のシートで覆
ったものである。また請求項２の発明では通気非通水性
のシートをポリマーからなる薄膜で形成した。そして請
求項３の発明では、メッシュ構造の支持体に前記薄膜を
支持させたものである。また請求項４の発明では、前記
支持体に不織布を用いている。更にまた請求項５の発明
では前記ポリマーにアクリレート系樹脂を用いたもので
ある。
【０００６】
【実施例】以下、本発明をレンズ付きフイルムユニット
（以下、単にフイルムユニットという）に適用した実施
例について説明する。この実施例の要部断面並びに分解
した状態を示す図２及び図３において、フイルムユニッ
ト２には予めパトローネ付き３５ミリフイルムが装填さ
れており、撮影はシャッタボタン３の押圧により撮影レ
ンズ４を通してが行われ、フイルムの巻上げは巻上げダ
イヤル５を矢印Ｘ方向に回すことによって行われる。こ
の巻上げ操作時の指掛かりを良好にするために、巻上げ
ダイヤル５の外周面にはギヤ状の凹凸が形成されてい
る。また、フイルムユニット２は所要部に開口を形成し
た紙箱２ａで被覆されている。なお、このフイルムユニ
ット２の基本的な構造は、本出願人による特公平２−３
２６１５号及び実開平１−１２８２４０号〜同１２８２
４１号各公報等に詳述されている。
（以下、単にフイルムユニットという）に適用した実施
例について説明する。この実施例の要部断面並びに分解
した状態を示す図２及び図３において、フイルムユニッ
ト２には予めパトローネ付き３５ミリフイルムが装填さ
れており、撮影はシャッタボタン３の押圧により撮影レ
ンズ４を通してが行われ、フイルムの巻上げは巻上げダ
イヤル５を矢印Ｘ方向に回すことによって行われる。こ
の巻上げ操作時の指掛かりを良好にするために、巻上げ
ダイヤル５の外周面にはギヤ状の凹凸が形成されてい
る。また、フイルムユニット２は所要部に開口を形成し
た紙箱２ａで被覆されている。なお、このフイルムユニ
ット２の基本的な構造は、本出願人による特公平２−３
２６１５号及び実開平１−１２８２４０号〜同１２８２
４１号各公報等に詳述されている。
【０００７】防水ケース７は、前記フイルムユニット２
を挿入する開口８を底面に形成したプラスチック製の透
明なケース本体９と、開口８に嵌め込まれるプラスチッ
ク製の枠体１０と、シート状プラスチックフイルムから
なる防水，防湿性を有する防水シート１１、さらに発泡
性のプラスチックシートからなるスペーサシート１２及
びケース本体９と同材質のプラスチック製の底蓋１３と
からなる。開口８からフイルムユニット２をケース本体
９に挿入した後、この開口８に枠体１０を嵌めこむと、
フイルムユニット２は底部を枠体１０により保持され位
置決めされる。また、フイルムユニット２の上部はケー
ス本体９の内側上部に形成されたリブ９ａにより位置決
めされる。この後、ケース本体９の開口端部に前記防水
シート１３が熱シールされると、ケース本体９の内部が
密封される。
を挿入する開口８を底面に形成したプラスチック製の透
明なケース本体９と、開口８に嵌め込まれるプラスチッ
ク製の枠体１０と、シート状プラスチックフイルムから
なる防水，防湿性を有する防水シート１１、さらに発泡
性のプラスチックシートからなるスペーサシート１２及
びケース本体９と同材質のプラスチック製の底蓋１３と
からなる。開口８からフイルムユニット２をケース本体
９に挿入した後、この開口８に枠体１０を嵌めこむと、
フイルムユニット２は底部を枠体１０により保持され位
置決めされる。また、フイルムユニット２の上部はケー
ス本体９の内側上部に形成されたリブ９ａにより位置決
めされる。この後、ケース本体９の開口端部に前記防水
シート１３が熱シールされると、ケース本体９の内部が
密封される。
【０００８】前記防水シート１１の具体例としてはポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビ
ニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリロニトリル、ポ
リ酢酸ビニル、ウレタン樹脂、尿素樹脂、メラミン樹
脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、テトラフルオロエ
チレン、ポリフッ化ビニリデン等のフッ素系樹脂、ブタ
ジエンゴム、クロロプレンゴム、天然ゴムのゴム類、ポ
リメチルメタクリレート、ポリエチルアクリレート等の
アクリル酸又はメタクリル酸エステル、ポリエチレンテ
レフタレート等のポリエステル樹脂、ナイロン６、ナイ
ロン６６等のポリアミド樹脂、セルローストリアセテー
ト等のセルロース樹脂、シリコーン樹脂等の水不溶性ポ
リマー又は、これら誘導体を挙げることができる。
エチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビ
ニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリロニトリル、ポ
リ酢酸ビニル、ウレタン樹脂、尿素樹脂、メラミン樹
脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、テトラフルオロエ
チレン、ポリフッ化ビニリデン等のフッ素系樹脂、ブタ
ジエンゴム、クロロプレンゴム、天然ゴムのゴム類、ポ
リメチルメタクリレート、ポリエチルアクリレート等の
アクリル酸又はメタクリル酸エステル、ポリエチレンテ
レフタレート等のポリエステル樹脂、ナイロン６、ナイ
ロン６６等のポリアミド樹脂、セルローストリアセテー
ト等のセルロース樹脂、シリコーン樹脂等の水不溶性ポ
リマー又は、これら誘導体を挙げることができる。
【０００９】また前記防水シート１１は、１種類のモノ
マーからなるホモポリマーでも、２種類以上のモノマー
からなるコポリマーでもよい。なお、特に好ましい防水
シート１１としては、アルキルアクリレート又はアルキ
ルメタクレートとアクリル酸又はメタクリル酸のコポリ
マー（アクリル酸又はメタクリル酸は５モル％以下が好
ましい）、スチレン−ブタジエンコポリマー、スチレン
−ブタジエン−アクリル酸コポリマー（アクリル酸は５
モル％以下が好ましい）、スチレン−ブタジエン−ジビ
ニルベンゼン−メタクリル酸コポリマー（メタクリル酸
は５モル％以下が好ましい）、酢酸ビニル−エチレン−
アクリル酸コポリマー（アクリル酸は５モル％以下）、
塩化ビニリデン−アクリロニトリル−メチルメタクリレ
ート−エチルアクリレート−アクリル酸コポリマー（ア
クリル酸は５モル％以下）、エチルアクリレート−グリ
シジルメタクリレート−アクリル酸コポリマー等が挙げ
られる。
マーからなるホモポリマーでも、２種類以上のモノマー
からなるコポリマーでもよい。なお、特に好ましい防水
シート１１としては、アルキルアクリレート又はアルキ
ルメタクレートとアクリル酸又はメタクリル酸のコポリ
マー（アクリル酸又はメタクリル酸は５モル％以下が好
ましい）、スチレン−ブタジエンコポリマー、スチレン
−ブタジエン−アクリル酸コポリマー（アクリル酸は５
モル％以下が好ましい）、スチレン−ブタジエン−ジビ
ニルベンゼン−メタクリル酸コポリマー（メタクリル酸
は５モル％以下が好ましい）、酢酸ビニル−エチレン−
アクリル酸コポリマー（アクリル酸は５モル％以下）、
塩化ビニリデン−アクリロニトリル−メチルメタクリレ
ート−エチルアクリレート−アクリル酸コポリマー（ア
クリル酸は５モル％以下）、エチルアクリレート−グリ
シジルメタクリレート−アクリル酸コポリマー等が挙げ
られる。
【００１０】前記ケース本体９の背面には、図４に示す
ように、複数の菱形の穴１５を配した開口部１６が形成
されている。なお、この実施例では開口部１６に菱形の
穴１５を配したが、穴の形状は例えば丸、三角，四角等
であってもよい。前記開口部１６には図１に示すように
支持体例えばメッシュ構造をした不織布１７に塗布又は
張り合わされた通気非通水性フイルム１８が内側から貼
着されている。この通気非通水性フイルム１８はアクリ
ル樹脂の水分散物を乾燥して薄膜にしたものである。な
お、この薄膜はアクリル樹脂を溶媒に溶解した後、これ
を乾燥しても製造することができる。また、前記水分散
物としてはプライマルＡＣ６１、ＬＣ４０、ジヤクリル
Ｃ２１，ＮＣ２３５〔日本アクリル化学（株）製〕、ビ
ニブラン２５９８、〔日信化学工業（株）製〕、ボンコ
ート４２８０、Ｒ３３７０、ＡＣ５０３、ＦＳ１４１
〔大日本インキ化学工業（株）製〕、セビアン４７２
２、５５１２５、４７１９、４７２４、４６３５、４５
１２５、４６７２８〔ダイセル化学工業（株）製〕、ジ
ュリマーＡＴ６１３、ＳＥＫ３０１、ＥＴ−４１０、Ｓ
ＥＫ３１０ＥＡ〔日本純薬（株）製〕Ｔ３７１、ＡＥ３
６２、６２１、９３２、９３４〔日本合成ゴム（株）
製〕、ポリゾールＡＴ２０００、ＡＰ３０００、ＡＰ６
７２０、ＡＰ６７３０〔昭和高分子（株）製〕等を挙げ
ることができる。
ように、複数の菱形の穴１５を配した開口部１６が形成
されている。なお、この実施例では開口部１６に菱形の
穴１５を配したが、穴の形状は例えば丸、三角，四角等
であってもよい。前記開口部１６には図１に示すように
支持体例えばメッシュ構造をした不織布１７に塗布又は
張り合わされた通気非通水性フイルム１８が内側から貼
着されている。この通気非通水性フイルム１８はアクリ
ル樹脂の水分散物を乾燥して薄膜にしたものである。な
お、この薄膜はアクリル樹脂を溶媒に溶解した後、これ
を乾燥しても製造することができる。また、前記水分散
物としてはプライマルＡＣ６１、ＬＣ４０、ジヤクリル
Ｃ２１，ＮＣ２３５〔日本アクリル化学（株）製〕、ビ
ニブラン２５９８、〔日信化学工業（株）製〕、ボンコ
ート４２８０、Ｒ３３７０、ＡＣ５０３、ＦＳ１４１
〔大日本インキ化学工業（株）製〕、セビアン４７２
２、５５１２５、４７１９、４７２４、４６３５、４５
１２５、４６７２８〔ダイセル化学工業（株）製〕、ジ
ュリマーＡＴ６１３、ＳＥＫ３０１、ＥＴ−４１０、Ｓ
ＥＫ３１０ＥＡ〔日本純薬（株）製〕Ｔ３７１、ＡＥ３
６２、６２１、９３２、９３４〔日本合成ゴム（株）
製〕、ポリゾールＡＴ２０００、ＡＰ３０００、ＡＰ６
７２０、ＡＰ６７３０〔昭和高分子（株）製〕等を挙げ
ることができる。
【００１１】前記アクリル樹脂は１種又は２種以上のビ
ニルモノマーを共重合したものであるが、必要に応じて
例えばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコ
ン酸、シトラコン酸、クロトン酸、フマル酸、無水マレ
イン酸のような酸成分を共重合させたものでもよい。な
お、アクリル酸又はメタクリル酸のエステルからなるア
クリル樹脂は最も好ましい通気非通水性フイルム１８と
なる。
ニルモノマーを共重合したものであるが、必要に応じて
例えばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコ
ン酸、シトラコン酸、クロトン酸、フマル酸、無水マレ
イン酸のような酸成分を共重合させたものでもよい。な
お、アクリル酸又はメタクリル酸のエステルからなるア
クリル樹脂は最も好ましい通気非通水性フイルム１８と
なる。
【００１２】なお、前記ビニルモノマーの具体例として
は、エチレン、プロピレン、１−ブテン、イソブテン、
塩化ビニル、塩化ビニリデン、スチレン、α−メチルス
チレン、クロロメチルスチレン、ビニルケトン、脂肪族
酸のモノエチレン性不飽和エステル（例えは、酢酸ビニ
ル，酢酸アリル）、エチレン性不飽和のモノカルボン酸
もしくはジカルボン酸の置換アルキル基エステル（例え
ば、２−ヒドロキシメチルアクリレート、２−ヒドロキ
シエチルメタクリレート、３−ヒドロキシプロピルアク
リレート、３−ヒドロキシプロピルメタクリレート、２
−Ｎ，Ｎ−ジメチルアミノエチルメタクリレート、グリ
シジルメタクリレート、エチレン性不飽和のモノカルボ
ン酸もしくはジカルボン酸のアミド（例えば、Ｎ，Ｎ−
ジメチルアクリルアミド、Ｎ−メチロールアクリルアミ
ド、Ｎ−メトキシメチルアクリルアミド、Ｎ，Ｎ−ジエ
チルアクリルアミド等）、モノエチレン性不飽和化合物
（例えば、アクリロニトリル、メタクリロニトリル）又
はジエン類（例えば、ブタジエン、イソプレン）等があ
る。
は、エチレン、プロピレン、１−ブテン、イソブテン、
塩化ビニル、塩化ビニリデン、スチレン、α−メチルス
チレン、クロロメチルスチレン、ビニルケトン、脂肪族
酸のモノエチレン性不飽和エステル（例えは、酢酸ビニ
ル，酢酸アリル）、エチレン性不飽和のモノカルボン酸
もしくはジカルボン酸の置換アルキル基エステル（例え
ば、２−ヒドロキシメチルアクリレート、２−ヒドロキ
シエチルメタクリレート、３−ヒドロキシプロピルアク
リレート、３−ヒドロキシプロピルメタクリレート、２
−Ｎ，Ｎ−ジメチルアミノエチルメタクリレート、グリ
シジルメタクリレート、エチレン性不飽和のモノカルボ
ン酸もしくはジカルボン酸のアミド（例えば、Ｎ，Ｎ−
ジメチルアクリルアミド、Ｎ−メチロールアクリルアミ
ド、Ｎ−メトキシメチルアクリルアミド、Ｎ，Ｎ−ジエ
チルアクリルアミド等）、モノエチレン性不飽和化合物
（例えば、アクリロニトリル、メタクリロニトリル）又
はジエン類（例えば、ブタジエン、イソプレン）等があ
る。
【００１３】薄膜のバインダーにはアクリル樹脂からな
るポリマーが用いられる。このポリマーは分子内に繰り
返し単位として少なくとも１種の化１を有する高分子化
合物をいう。
るポリマーが用いられる。このポリマーは分子内に繰り
返し単位として少なくとも１種の化１を有する高分子化
合物をいう。
【化１】 ただし、ここでＲ1 は炭素数１〜５のアルキル基、Ｒ2
は炭素数１〜１２のアルキル基をそれぞれ表す。
は炭素数１〜１２のアルキル基をそれぞれ表す。
【００１４】これらポリマーの具体例としては例えばア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸イソプ
ロピル、アクリル酸ｎ−ブチル、アクリル酸イソブチ
ル、アクリル酸アミル、アクリル酸ｎ−ヘキシル、アク
リル酸２−エチルヘキシル、アクリル酸ラウリル、メタ
クリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸イ
ソプロピル、メタクリル酸ｎ−ブチル、メタクリル酸イ
ソブチル、メタクリル酸アミル、メタクリル酸ｎ−ヘキ
シル、メタクリル酸２−エチルヘキシル、メタクリル酸
ラウリル等が挙げられる。
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸イソプ
ロピル、アクリル酸ｎ−ブチル、アクリル酸イソブチ
ル、アクリル酸アミル、アクリル酸ｎ−ヘキシル、アク
リル酸２−エチルヘキシル、アクリル酸ラウリル、メタ
クリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸イ
ソプロピル、メタクリル酸ｎ−ブチル、メタクリル酸イ
ソブチル、メタクリル酸アミル、メタクリル酸ｎ−ヘキ
シル、メタクリル酸２−エチルヘキシル、メタクリル酸
ラウリル等が挙げられる。
【００１５】またケース本体９の上面に操作ダイヤル２
０が回動自在に軸着されている。この操作ダイヤル２０
の回動はギヤ２１，２２を介して連動ギヤ２３に伝達さ
れる。この連動ギヤ２３は前記巻上げダイヤル５に噛合
している。また、ケース本体９の前面には、レリーズ操
作レバー２５が回動自在に設けられている。このレリー
ズ操作レバー２５にはケース本体９を貫通した軸部材２
６を介して、クランク状の押圧片２７が一体に形成され
ている。この押圧片２７は前記レリーズ操作レバー２５
が図２において反時計方向に回動されると、シャッタボ
タン３を押下する。
０が回動自在に軸着されている。この操作ダイヤル２０
の回動はギヤ２１，２２を介して連動ギヤ２３に伝達さ
れる。この連動ギヤ２３は前記巻上げダイヤル５に噛合
している。また、ケース本体９の前面には、レリーズ操
作レバー２５が回動自在に設けられている。このレリー
ズ操作レバー２５にはケース本体９を貫通した軸部材２
６を介して、クランク状の押圧片２７が一体に形成され
ている。この押圧片２７は前記レリーズ操作レバー２５
が図２において反時計方向に回動されると、シャッタボ
タン３を押下する。
【００１６】このように構成された防水ケースの作用に
ついて説明する。防水ケース７の周囲の温度が上昇する
と、内部に密封された空気が膨張する。この空気は不織
布１７，通気非通水性フイルム１８を通過し、開口部１
６の穴１５からケース本体９外に排出されるから、ケー
ス本体９の内圧は上昇せずに一定に保たれる。また水中
撮影時に、防水ケース７は水中に沈められるが、通気非
通水性フイルム１８は水を通さないので、ケース本体９
の内部に水が進入することはない。なお、この防水ケー
ス７の周囲の温度が下降したときには、ケース本体９の
外部から内部に空気が入り込むので、ケース本体９の内
圧は下降せずに一定に保たれる。
ついて説明する。防水ケース７の周囲の温度が上昇する
と、内部に密封された空気が膨張する。この空気は不織
布１７，通気非通水性フイルム１８を通過し、開口部１
６の穴１５からケース本体９外に排出されるから、ケー
ス本体９の内圧は上昇せずに一定に保たれる。また水中
撮影時に、防水ケース７は水中に沈められるが、通気非
通水性フイルム１８は水を通さないので、ケース本体９
の内部に水が進入することはない。なお、この防水ケー
ス７の周囲の温度が下降したときには、ケース本体９の
外部から内部に空気が入り込むので、ケース本体９の内
圧は下降せずに一定に保たれる。
【００１７】なお、上述した実施例では防水ケース７の
背面に開口部１６を形成したが、前記防水シート１１に
通気非通水性フイルム１８を用いた場合には、開口部１
６を省略することができる。また上記実施例では内部に
フイルムユニット２を収納させ、本発明の防水ケースに
ついて説明したが、本発明の防水ケースは他の機器例え
ば照明器具等を収納しても同様な効果を得ることができ
る。
背面に開口部１６を形成したが、前記防水シート１１に
通気非通水性フイルム１８を用いた場合には、開口部１
６を省略することができる。また上記実施例では内部に
フイルムユニット２を収納させ、本発明の防水ケースに
ついて説明したが、本発明の防水ケースは他の機器例え
ば照明器具等を収納しても同様な効果を得ることができ
る。
【００１８】
【発明の効果】上述したように本発明の防水ケースは、
完全密封構造のケース本体に開口を形成し、この開口を
通気非通水性のシートで覆った簡単な構造なので、防水
ケースを大型化することなく、しかもコストをかけずに
内圧を調節することができる。
完全密封構造のケース本体に開口を形成し、この開口を
通気非通水性のシートで覆った簡単な構造なので、防水
ケースを大型化することなく、しかもコストをかけずに
内圧を調節することができる。
【図１】本発明の防水ケースの要部を拡大して示す断面
図である。
図である。
【図２】本発明の防水型レンズ付きフイルムユニットの
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図３】図２に示す防水型レンズ付きフイルムユニット
の横断面図である。
の横断面図である。
【図４】図２の示すケース本体を背後から観た図であ
る。
る。
２ フイルムユニット ７ 防水ケース ９ ケース本体 １５ 穴 １６ 開口部 １８ 通気非通水性フイルム
Claims (5)
- 【請求項１】 防水ケース本体に開口を形成し、この開
口を通気非通水性のシートで覆ったことを特徴とする防
水ケース。 - 【請求項２】 前記シートはポリマーからなる薄膜であ
ることを特徴とする請求項１記載の防水ケース。 - 【請求項３】 前記ポリマーからなる薄膜はメッシュ構
造の支持体に支持されていることを特徴とする請求項２
記載の防水ケース。 - 【請求項４】 前記支持体は不織布であること特徴とす
る請求項３記載の防水ケース。 - 【請求項５】 前記ポリマーはアクリレート系樹脂であ
ることを特徴とする請求項２又は請求項３記載の防水ケ
ース。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4002451A JPH05188457A (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | 防水ケース |
| US08/005,973 US5285894A (en) | 1992-01-09 | 1993-01-11 | Waterproof casing |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4002451A JPH05188457A (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | 防水ケース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05188457A true JPH05188457A (ja) | 1993-07-30 |
Family
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