JPH05188011A - 鋼板の表面検査方法 - Google Patents
鋼板の表面検査方法Info
- Publication number
- JPH05188011A JPH05188011A JP510092A JP510092A JPH05188011A JP H05188011 A JPH05188011 A JP H05188011A JP 510092 A JP510092 A JP 510092A JP 510092 A JP510092 A JP 510092A JP H05188011 A JPH05188011 A JP H05188011A
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- Japan
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- steel plate
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鋼板表面検査方法に関するものであり、鋼板
表面での乱反射光による誤検出を防止すること。 【構成】 ライン走行中の帯状検査物の表面を幅方向に
光走査し、その反射光を受光して被検査物の表面の欠陥
を検査する表面検査方法において、光電変換器より出力
された信号の内、無疵部分の出力の変動周波数を測定
し、その周波数成分を除去する事により、疵部分の出力
を際立たせる事を特徴とする鋼板の表面検査方法。
表面での乱反射光による誤検出を防止すること。 【構成】 ライン走行中の帯状検査物の表面を幅方向に
光走査し、その反射光を受光して被検査物の表面の欠陥
を検査する表面検査方法において、光電変換器より出力
された信号の内、無疵部分の出力の変動周波数を測定
し、その周波数成分を除去する事により、疵部分の出力
を際立たせる事を特徴とする鋼板の表面検査方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は薄鋼板の表面検査方法に
関するものである。
関するものである。
【０００２】
【従来技術及び従来技術の課題】鉄鋼製造ラインにおい
ては鋼板の表面に光を照射し、その反射光に対応する電
気信号に所定の信号処理を施して鋼板表面における疵の
有無を検査する表面検査装置が用いられている。すなわ
ち鋼板からの反射光に対応する電気信号には欠陥情報が
電圧の変化として含まれており、この電気信号を所定の
しきい値で弁別することにより欠陥情報を抽出して表示
するものとなっている。
ては鋼板の表面に光を照射し、その反射光に対応する電
気信号に所定の信号処理を施して鋼板表面における疵の
有無を検査する表面検査装置が用いられている。すなわ
ち鋼板からの反射光に対応する電気信号には欠陥情報が
電圧の変化として含まれており、この電気信号を所定の
しきい値で弁別することにより欠陥情報を抽出して表示
するものとなっている。
【０００３】一般に光電変換器により変換された出力電
圧のレベルは拡散反射率によるところが大きいので、粗
度の高い鋼板表面の出力は無疵であっても高くなる傾向
にある。そのため、電圧レベルの低い微小な欠陥は検出
が困難となる場合がある。
圧のレベルは拡散反射率によるところが大きいので、粗
度の高い鋼板表面の出力は無疵であっても高くなる傾向
にある。そのため、電圧レベルの低い微小な欠陥は検出
が困難となる場合がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は従来技術の課題
を有利に解決するものであって、ライン走行中の鋼板表
面の幅方向に光走査し、その反射光を受光して、鋼板表
面の欠陥を検査する表面検査方法において、光電変換器
より出力された信号の内、無疵部分の出力の変動周波数
を測定し、その周波数成分を除去することにより、疵部
分の出力を際立たせることを特徴とする鋼板の表面検査
方法である。
を有利に解決するものであって、ライン走行中の鋼板表
面の幅方向に光走査し、その反射光を受光して、鋼板表
面の欠陥を検査する表面検査方法において、光電変換器
より出力された信号の内、無疵部分の出力の変動周波数
を測定し、その周波数成分を除去することにより、疵部
分の出力を際立たせることを特徴とする鋼板の表面検査
方法である。
【０００５】
【実施例】以下図面に基づいて本発明を説明する。図１
は本発明の実施例を示す図である。同図において１は所
定のライン上を図示矢印イの方向にそって搬送される被
検査物であって、この被検査物１の上側には光走査手段
２が配置されている。この光走査手段２は例えばレーザ
ー光を出力するレーザースキャナーであって、被検査物
１の幅方向に光走査するものである。
は本発明の実施例を示す図である。同図において１は所
定のライン上を図示矢印イの方向にそって搬送される被
検査物であって、この被検査物１の上側には光走査手段
２が配置されている。この光走査手段２は例えばレーザ
ー光を出力するレーザースキャナーであって、被検査物
１の幅方向に光走査するものである。
【０００６】３は、光電変換器であり、被検査物表面か
ら反射される反射光を受光して電気信号に変換するもの
である。この光電変換器３から出力される反射光に対応
する電気信号はその出力を信号処理する制御盤４に与え
られ、欠陥部分が通過した場合には警報表示するもので
ある。
ら反射される反射光を受光して電気信号に変換するもの
である。この光電変換器３から出力される反射光に対応
する電気信号はその出力を信号処理する制御盤４に与え
られ、欠陥部分が通過した場合には警報表示するもので
ある。
【０００７】図２は本発明の疵検出方法を示す信号処理
図である。本発明に係る疵検出方法は原理上、鋼板表面
の拡散反射率に影響されることから、鋼板表面の粗度の
違いにより、無疵部分における反射光の主要周波数が異
なる（図２（ｂ）参照）。そのため、反射光の周波数特
性を測定し、その周波数に応じてフィルターの除去周波
数を変化させることにより、鋼板の表面粗度に応じて無
疵部分の出力を低減し、疵部分の信号を際立たせること
ができる。
図である。本発明に係る疵検出方法は原理上、鋼板表面
の拡散反射率に影響されることから、鋼板表面の粗度の
違いにより、無疵部分における反射光の主要周波数が異
なる（図２（ｂ）参照）。そのため、反射光の周波数特
性を測定し、その周波数に応じてフィルターの除去周波
数を変化させることにより、鋼板の表面粗度に応じて無
疵部分の出力を低減し、疵部分の信号を際立たせること
ができる。
【０００８】具体的にその方法を説明する。図中５の疵
検出装置にて鋼板の反射光を検出し、測定器６にて無疵
部分の周波数特性を測定し、７のＢＰＦの透過周波数帯
域を変更する。その信号を微分器８にて微分し、９にて
しきい値を越えたものに関し、アラームを鳴らし、疵検
出を知らせる。
検出装置にて鋼板の反射光を検出し、測定器６にて無疵
部分の周波数特性を測定し、７のＢＰＦの透過周波数帯
域を変更する。その信号を微分器８にて微分し、９にて
しきい値を越えたものに関し、アラームを鳴らし、疵検
出を知らせる。
【０００９】
【発明の効果】本発明方法により、鋼板からの反射光に
対応する電気信号には欠陥情報が電圧の変化として確実
に現れるから、電圧レベルの低い微小な欠陥の検出が可
能となる。
対応する電気信号には欠陥情報が電圧の変化として確実
に現れるから、電圧レベルの低い微小な欠陥の検出が可
能となる。
【図１】本発明方法を実施するための装置例を示す概略
説明図。
説明図。
【図２】本発明による疵検出方法を示す信号処理図。
１ 被検査物 ２ 光走査手段 ３ 光電変換器 ４ 制御盤
Claims (1)
- 【請求項１】 ライン走行中の帯状検査物の表面を幅方
向に光走査し、その反射光を受光して鋼板表面の欠陥を
検査する鋼板の表面検査方法において、光電変換器より
出力された信号の内、無疵部分の出力の変動周波数を測
定し、その周波数成分を除去することにより、疵部分の
出力を際立たせることを特徴とする鋼板の表面検査方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP510092A JPH05188011A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 鋼板の表面検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP510092A JPH05188011A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 鋼板の表面検査方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05188011A true JPH05188011A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=11601956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP510092A Withdrawn JPH05188011A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 鋼板の表面検査方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05188011A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014181625A1 (ja) * | 2013-05-10 | 2014-11-13 | 株式会社 豊田自動織機 | 表面検査方法及び表面検査装置 |
-
1992
- 1992-01-14 JP JP510092A patent/JPH05188011A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014181625A1 (ja) * | 2013-05-10 | 2014-11-13 | 株式会社 豊田自動織機 | 表面検査方法及び表面検査装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990408 |