JPH05187822A - 干渉画像読取装置 - Google Patents

干渉画像読取装置

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JPH05187822A
JPH05187822A JP2072892A JP2072892A JPH05187822A JP H05187822 A JPH05187822 A JP H05187822A JP 2072892 A JP2072892 A JP 2072892A JP 2072892 A JP2072892 A JP 2072892A JP H05187822 A JPH05187822 A JP H05187822A
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JP
Japan
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subject
light source
interference
image sensor
light
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Withdrawn
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JP2072892A
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English (en)
Inventor
Haruo Shiratori
治男 白鳥
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えばシリコンウェハー等の半導体ウェハー
やディスプレイ用ガラス基板等の各種物品の表面の平坦
度、もしくは基板等に形成した薄膜等の膜厚を光の干渉
を利用して検査もしくは評価する場合などに用いる干渉
画像読取装置を、構造簡単かつ小型に構成することを目
的とする。 【構成】 被検体Wを照明する略線状の光源3と、被検
体Wからの反射光を受光する略線状の一次元イメージセ
ンサ4とを備え、その光源3と一次元イメージセンサ4
もしくは被検体Wを、上記光源3または一次元イメージ
センサ4の長手方向と直角方向に移動走査して前記被検
体Wからの反射干渉画像を順次読み取ることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばシリコンウェハ
ー等の半導体ウェハーやディスプレイ用ガラス基板等の
加工物や各種物品の表面の平坦度や、基板等に形成した
薄膜等の膜厚を光の干渉を利用して検査もしくは評価す
る場合などに用いる干渉画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような加工物表面の平坦度
や、薄膜等の膜厚分布を検査もしくは評価する場合に、
光の干渉を利用する方法が採られている。図3は上記の
ように光の干渉を利用して各種物品の表面の平坦度や膜
厚分布を検査もしくは評価する場合の従来の装置構成の
一例を示す説明図である。同図において、Wは加工物表
面の平坦度や薄膜等の膜厚分布を検査もしくは評価する
被検体であり、その被検体Wの上方には、光源L1や光
散乱板L2等を有する照明手段Lが配設されている。そ
の照明手段Lと被検体Wとの間にはハーフミラーMが設
けられ、そのハーフミラーMの側方にカメラCを配置し
た構成である。
【0003】上記の構成において、被検体Wとして例え
ば半導体ウェハー等の基板W1の表面の平坦度を検査も
しくは評価する場合には、その基板W1の検査もしくは
評価すべき面を上向きにして、その基板W1の上に、上
面に基準となる鏡面状の平面を有する透明板W2等を載
置固定する。そして、照明手段Lにより透明板W2を通
して基板W1の表面全面に単色光等を照射して、基板W
1の表面からの反射光と、透明板W2の基準平面からの
反射光との干渉画像を、ハーフミラーMを介してカメラ
Cで捉えることによって基板W1の表面の平坦度を検査
もしくは評価するものである。
【0004】即ち、上記のように透明板W2を通して基
板W1の表面に光を照射すると、基板W1の表面からの
反射光と、透明板W2の基準平面からの反射光とが互い
に干渉して縞状の像が現れる。その縞状の像は、基板W
1の表面と透明板W2の基準平面との間のギャップに応
じた濃淡を呈し、基板表面から透明板W2の基準平面ま
での高さを表す等高線と等価であり、その縞の発生状況
を見ることで、基板表面の平坦度を調べることができる
ものである。
【0005】また例えば基板W1等の表面に形成した薄
膜W2の膜厚分布を検査もしくは評価する場合にも、上
記の場合と同様に照明手段Lにより薄膜表面に単色光等
を照射し、現れる干渉画像をカメラで捉えればよい。即
ち、薄膜表面に照射した光は膜の表面と裏面側とで反射
し、その反射光が互いに干渉して膜厚に応じた干渉縞が
現れる。その干渉縞の発生状況を見ることで膜厚の変化
や均一性等を調べることができるものである。
【0006】
【発明が解決しょうとする課題】ところが、上記のよう
に干渉画像をカメラCで捉えるようとすると、カメラC
と被検体Wとの間にある程度の距離が必要である。また
照明手段Lは被検体Wの表面全面にわたって一様な輝度
で照明しなければならないから、被検体Wの表面積以上
の面積が必要で、大型になり勝ちである。しかも照明手
段LやカメラCの設置には、照明手段Lが被検体Wから
カメラCへの反射光を遮らないように、また逆にカメラ
Cが照明手段Lによる被検体への照明光を遮らないよう
に配慮する必要があり、レイアウト上の制約があるほ
か、被検体Wは通常鏡面なのでカメラ自体が干渉画像に
映り込まないようにカメラCを、図3のように暗箱B等
の中に設置しなければならない。そのため、装置の小型
化が困難で、従来は1つの独立した大型の装置として工
場等に設置しているが、広い設置スペースが必要となる
等の問題があった。この問題は被検体が大きくなるほど
深刻であった。
【0007】本発明は、上記の問題点に鑑みて提案され
たもので、各種物品表面の平坦度や薄膜の膜厚分布等を
検査もしくは評価する場合などに用いる干渉画像読取装
置を、構造簡単かつ小型に構成することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による干渉画像読取装置は、以下の構成とし
たものである。即ち、被検体を照明する略線状の光源
と、被検体からの反射光を受光する略線状の一次元イメ
ージセンサとを備え、その光源と一次元イメージセンサ
もしくは被検体を、上記光源または一次元イメージセン
サの長手方向と直角方向に移動走査して前記被検体から
の反射干渉画像を順次読み取ることを特徴とする。
【0009】
【作用】上記のように構成された干渉画像読取装置で被
検体の平坦度等を調べる場合には、略線状の光源と一次
元イメージセンサもしくは被検体を、上記光源または一
次元イメージセンサの長手方向と直角方向に移動走査し
て前記被検体からの反射干渉画像を順次読み取ることに
よって、被検体表面の平坦度を調べることができる。こ
の場合、上記の一次元イメージセンサで読み取る領域は
線状であるため、そのセンサと被検体の距離は僅かでよ
く、また光源は観測点のみ照らせばよいからセンサと略
同じ長さで、光軸のずれ(公差)等を許容するだけの幅
を有すればよい。そのため光源とセンサは近接させて設
置することができ、装置全体を小型に構成することが可
能となる。
【0010】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づいて本発明によ
る干渉画像読取装置を具体的に説明する。図1は本発明
による干渉画像読取装置の一実施例を示す概略斜視図で
ある。同図において、1は検査もしくは評価すべき被検
体Wを載置する架台で、案内レール2に沿って移動可能
に設けられている。その架台1の上方に略線状(帯状)
の光源3と一次元イメージセンサ4とを、上記架台1の
移動方向と直角方向に配置した構成である。その光源3
としては、本実施例においてはLEDアレイが用いら
れ、一次元イメージセンサ4としてはフォトダイオード
アレイが用いられている。
【0011】上記光源3の下面側には、その光源3から
の光を均一化させる光拡散板5が配置され、その光拡散
板5と架台1との間にはハーフミラー6が配設されてい
る。光源3からの光は、上記ハーフミラー6を透過して
架台1上の被検体Wに照射され、その被検体Wからの反
射干渉画像をハーフミラー6を介して一次元イメージセ
ンサ4で読み取る構成である。
【0012】なお上記光源3は、イメージセンサ4と略
同じ長さに形成され、またセンサ4との配置関係で多少
位置ずれ等が生じてもセンサ4による反射干渉画像読み
取り位置を照明できるだけの幅を持たせている。上記の
光源3としては、単色光源が好ましいが、用途によって
は白色光などを用いてもよい。また上記光源3の輝度
は、被検体Wの表面上で略均一になるようにするのが望
ましい。
【0013】上記の構成において、例えば半導体ウェハ
ー等の基板W1の平坦度を検査もしくは評価する場合に
は、被検体Wとして上記基板W1を、その検査もしくは
評価すべき面を上にして架台1上に載置し、その基板W
1の上に、上面に基準となる鏡面状の平面を有する透明
板W2等を配置固定する。その被検体Wを架台1と共に
図で左右いずれか一方に移動させておき、光源3を点灯
して、その光源3からの光をハーフミラー6を透過して
上記被検体Wの表面に照射すると、その光の一部は透明
板W2の表面で反射し、残りは透明体W2を通って基板
表面で反射する。その両反射光は互いに干渉して縞状の
画像が現れ、その干渉画像をハーフミラー6を介して一
次元イメージセンサ4で読み取ることによって線状の一
次元干渉画像が得られる。
【0014】その状態で架台1と共に被検体Wを上記と
反対方向に所定の速度で移動走査させて、被検体Wの移
動方向全長にわたって上記の読み取り操作を順次行う
と、被検体Wの表面全面の二次元的な干渉画像が得られ
る。その読み取った二次元的な干渉画像を、適宜の手段
で表示もしくはデータ処理することによって、被検体表
面の平坦度を調べることができるものである。
【0015】例えば架台1の移動をコンピュータ等で制
御し、上記一次元の画像情報をフォトダイオードアレイ
駆動回路等を介して逐次コンピュータに取り込み、その
コンピュータの内部で画像処理してCRT等で、二次元
的な干渉画像として表示すれば、被検体Wの表面状態を
容易に観察することができる。また上記の画像情報を適
宜自動処理して、被検体表面が所定の許容範囲内の平坦
度を有するか否かを自動的に判別表示させることも可能
である。
【0016】なお上記実施例は半導体ウェハーの平坦度
を検査もしくは評価する場合を例にして説明したが、他
の各種物品の平坦度を調べる場合などにも適用できる。
また物品表面の平坦度に限らず、基板W1等の表面に形
成した薄膜W2等の膜厚分布を検査もしくは評価する場
合などにも適用可能である。
【0017】図2は本発明による干渉画像読取装置の他
の実施例を示すもので、光源3からの光を、被検体Wに
直接照射し、その反射干渉画像を直接一次元イメージセ
ンサ4で読み取るようにしたものである。他の構成は前
記実施例と同様である。上記のように構成すると、ハー
フミラーを省略することができ、構成をより簡略化する
ことができる。なお上記図1および図2の実施例は、架
台1を移動して被検体W側を走査するようにしたが、光
源3およびイメージセンサ4等よりなる画像読取機構側
を被検体Wに対して相対移動させて走査するようにして
もよい。
【0018】〔実験例〕前記図1に示す干渉画像読取装
置を試作した。光源3としては、赤色LEDを直線状に
並べたものを用い、輝度を一様にするため光源3の下面
側に散乱板5を配置した。上記の光源3で被検体Wを法
線方向から照らし、その反射光をハーフミラー6を介し
てイメージセンサ4に導くようにした。そのイメージセ
ンサ4としてフォトダイオードアレイ(長さ64mm、
512画素)を使用した。架台1の移動は、図に省略し
たコンピュータで制御し、一次元の画像情報は不図示の
フォトダイオードアレイ駆動回路を介して逐次コンピュ
ータに取り込むようにした。画像の合成は上記コンピュ
ータの内部で行い、その画像情報を図に省略したCRT
に表示するようにした。
【0019】検査もしくは評価のための被検体Wとし
て、直径50mm、膜厚が5〜10ミクロンの膜厚分布
を有するシリコン膜を用意した。その被検体Wを0.1
mmピッチで移動させながら順次画像読み取りを行い、
二次元の画像情報として合成した結果、従来のカメラに
よる方法と同等の画像が得られた。
【0020】なお上記の試作した画像読取装置の外径寸
法は、およそ長さ100mm、幅50mm、高さ30m
mで移動機構を含めて要するスペースは、前記従来のカ
メラを用いる場合の5分の1以下とすることができた。
このスペース的な優位性は被検体が大きくなるほど顕著
になる。即ち、前記従来のようにカメラを用いる場合に
は、被検体の寸法の増大に伴って装置を三次元的に拡大
せざるを得ないから、要するスペースは被検体の寸法の
3乗に比例して増大するのに対し、本発明による場合
は、高さ方向に拡大させる必要がないため、要するスペ
ースは、最大でも被検体の寸法の2乗に比例して増大す
るだけである。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明による干渉画像
読取装置は、前記従来のものに比べて構造簡単かつ小型
に構成することができ、使い勝手のよい装置を提供でき
る。また上記のように小型に構成できるので、例えば加
工機器など他の装置に組み込むこともできる。その結
果、加工機器等の加工状態を迅速に把握して品質の向上
や歩留りを増大させて生産性を向上させることができる
等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による干渉画像読取装置の一実施例を示
す斜視図。
【図2】本発明による干渉画像読取装置の他の実施例を
示す斜視図。
【図3】従来の干渉画像読取装置の概略正面図。
【符号の説明】
1 架台 2 案内レール 3 光源 4 一次元イメージセンサ W 被検体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体を照明する略線状の光源と、被検
    体からの反射光を受光する略線状の一次元イメージセン
    サとを備え、その光源と一次元イメージセンサもしくは
    被検体を、上記光源または一次元イメージセンサの長手
    方向と直角方向に移動走査して前記被検体からの反射干
    渉画像を順次読み取ることを特徴とする干渉画像読取装
    置。
JP2072892A 1992-01-10 1992-01-10 干渉画像読取装置 Withdrawn JPH05187822A (ja)

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JP2072892A JPH05187822A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 干渉画像読取装置

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JP2072892A JPH05187822A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 干渉画像読取装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100783618B1 (ko) * 2006-10-31 2007-12-07 (주)오엘케이 매크로 검사장치
US7897922B2 (en) 2000-11-24 2011-03-01 Microfluid Ab Radiometric measuring of thin fluid films
US8049172B2 (en) 2000-11-24 2011-11-01 Microfluid Ab Radiometric measuring of thin fluid films
JP2017138249A (ja) * 2016-02-05 2017-08-10 スミックス株式会社 基板のたわみ検査用ラインカメラ、検査装置、検査方法

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990408