JPH0518662Y2 - - Google Patents

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JPH0518662Y2
JPH0518662Y2 JP2823788U JP2823788U JPH0518662Y2 JP H0518662 Y2 JPH0518662 Y2 JP H0518662Y2 JP 2823788 U JP2823788 U JP 2823788U JP 2823788 U JP2823788 U JP 2823788U JP H0518662 Y2 JPH0518662 Y2 JP H0518662Y2
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JP
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shielding plate
carriage
adjusted
chassis
screw
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JP2823788U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、アナログ波形記録等を行なう記録計
に係り、特に記録手段を保持し記録紙幅に対し所
定範囲往復移動するキヤリツジの位置を、フオト
センサによる遮蔽板の被検出部の検出により検出
し、この遮蔽板の位置を調整してキヤリツジのホ
ームポジシヨンを調整するキヤリツジ位置調整機
構に関する。
(従来の技術) 従来のキヤリツジ位置調整機構を第5図a,b
に示す。シヤーシ3に取付ねじ7で固定されたサ
ポート6の上に遮蔽板1がスライド可能に乗つて
おり、シヤーシ3に軸方向移動を係止されて回転
可能に取付けられた調整ねじ4に遮蔽板1の一端
部が螺合されている。調整ねじ4を回転すること
により遮蔽板1を移動させ、往復移動を行なうキ
ヤリツジ(図示せず)に搭載されているフオトセ
ンサ2による遮蔽板の被検出部1a検出位置を調
整するようになつている。遮蔽板1の位置の調整
によりキヤリツジのホームポジシヨンを調整でき
る。なお、5は遮蔽板固定用ねじである。
(考案が解決しようとする課題) 記録計の小形化に伴い、当然各部品の単純化、
小形化が要求される。上記の従来機構では、部品
点数がフオトセンサとシヤーシを除いて5点あ
り、そのまま小形化を図ると各部品の精度を上げ
る必要があり、部品の製造上問題が出てくるとと
もに、コストも高くなる。そこで本考案は、機構
が簡単で部品点数も少なく調整の容易なキヤリツ
ジ位置調整機構を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案のキヤリツジ位置調整機構は、遮蔽板に
板ばね材料を用いて片持梁に構成し、調整ねじに
より片持梁を弾性変位させることによつて遮蔽板
の位置を調整するように構成される。
(作用) 本考案のキヤリツジ位置調整機構においては、
遮蔽板自体の弾性変位によりその被検出部の位置
を調整する機構にしたので、機構が簡単で部品点
数も少なく、低コストで作れる上に調整も容易で
ある。
(実施例) 以下、図面に示した実施例に基いて本考案を詳
細に説明する。
第1図a,bおよび第2図に本考案一実施例の
キヤリツジ位置調整機構を示す。第1図a,bに
示すように、板ばね材料を用いて作られた遮蔽板
11は、幅広の基部が取付ねじ13によりシヤー
シ3に固定され、シヤーシ3の端末に沿うように
折れ曲げられたうえ、シヤーシの近傍から先は幅
を減じた一様な幅となり、シヤーシ3とほぼ平行
に折り曲げられて所定長さ延在し、更に直角にシ
ヤーシ3から離間する方向へ折り曲げられ所定長
さの被検出部11aを形成している。このよう
に、遮蔽板11は片持梁として機能する構造であ
る。シヤーシ3に軸方向の移動を係止されて回転
自在に取付けられた調整ねじ12は、遮蔽板11
に設けられたねじ穴に螺合している。遮蔽板11
は、自由状態では第2図に示す形状をしており、
第1図aに実線で示す位置を中心として調整ねじ
12の正逆転により2点鎖線で示すように弾性変
位し、その被検出部11aはほぼ水平方向に変位
する。
フオトセンサ2は、記録手段を保持しているキ
ヤリツジ(図示せず)に取付けられており、記録
紙幅に対する所定範囲のキヤリツジの往復移動に
より矢印のように移動し、2点鎖線で示す位置に
来たとき遮蔽板11の被検出部11aを検出す
る。
上記のように構成された本考案一実施例のキヤ
リツジ位置調整機構においては、調整ねじを回転
させることにより遮蔽板11が弾性変位し、被検
出部11aが移動するので、被検出部11aの位
置を容易に調整できる。したがつて、記録計の組
立および試験時に、被検出部11aの位置を調整
することにより、フオトセンサ2による検出位置
すなわちキヤリツジの移動範囲の端の位置を調整
でき、キヤリツジのホームポジシヨンを所望位置
に調整できる。また、本考案実施例のキヤリツジ
位置調整機構は、遮蔽板11自体の弾性変位によ
りその被検出部11aの位置を調整する機構にし
たので、機構が簡単で、部品点数も遮蔽板11、
調整ねじ12、取付ねじ13の3点と少なく、低
コストで作れる。
なお、本考案は、上述した実施例に限らず、次
のように変形して実施できる。第3図に示すよう
に、調整ねじ12をシヤーシ3に設けたねじ穴に
螺合させて設け、シヤーシ3に片持固定された遮
蔽板11を調整ねじ12のねじ込み量によつて変
位させ、被検出部11aの位置を調整するように
してもよい。また、第4図に示すように、キヤリ
ツジ20に遮蔽板11が片持固定されており、さ
らに、この遮蔽板11に対向しているキヤリツジ
20の部材20aにねじ穴を設け、遮蔽板11の
穴に通した調整ねじ12を前記ねじ穴に螺合す
る。一方、フオトセンサ2は、遮蔽板11の被検
出部11aの移動経路に位置合わせされてシヤー
シ3に固定されている。このように、遮蔽板とフ
オトセンサの位置関係を逆にしてもよい。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案によれば、遮蔽板に
板ばね材料を用いて片持梁に構成し、調整ねじに
よりこの片持梁を弾性変位させることによつて遮
蔽板の位置を調整するようにしたキヤリツジ位置
調整機構を実現したことにより、フオトセンサに
よる遮蔽板の被検出部の検出位置すなわちキヤリ
ツジの移動範囲の端の位置を調整でき、キヤリツ
ジのホームポジシヨンを所望位置に調整できる。
また、遮蔽板自体の弾性変位によりその被検出部
の位置を調整する機構にしたので、機構が簡単
で、部品点数も3点と少なく、低コストで作るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案一実施例のキヤリツジ位
置調整機構を示し、第1図aは上面図、第1図b
は立面図、第2図は第1図a,bの遮蔽板の自由
状態を示す側面図、第3図および第4図はそれぞ
れ本考案のキヤリツジ位置調整機構の異なる変形
例を示す立面図、第5図a,bは従来のキヤリツ
ジ位置調整機構を示し、第5図aは立面図、第5
図bは第5図aのAA矢視図である。 2……フオトセンサ、3……シヤーシ、11…
…遮蔽板、11a……被検出部、12……調整ね
じ、13……取付ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 記録手段を保持し記録紙幅に対し所定範囲往復
    移動するキヤリツジの位置を、フオトセンサによ
    る遮蔽版の被検出部の検出により検出し、この遮
    蔽板の位置を調整してキヤリツジのホームポジシ
    ヨン調整するものにおいて、前記遮蔽板に板ばね
    材料を用いて片持梁に構成し、調整ねじによりこ
    の片持梁を弾性変位させることによつて遮蔽板の
    位置を調整するようにしたキヤリツジ位置調整機
    構。
JP2823788U 1988-03-04 1988-03-04 Expired - Lifetime JPH0518662Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2823788U JPH0518662Y2 (ja) 1988-03-04 1988-03-04

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JP2823788U JPH0518662Y2 (ja) 1988-03-04 1988-03-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01135316U JPH01135316U (ja) 1989-09-18
JPH0518662Y2 true JPH0518662Y2 (ja) 1993-05-18

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JP2823788U Expired - Lifetime JPH0518662Y2 (ja) 1988-03-04 1988-03-04

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JPH01135316U (ja) 1989-09-18

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