JPH05186063A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH05186063A
JPH05186063A JP3107463A JP10746391A JPH05186063A JP H05186063 A JPH05186063 A JP H05186063A JP 3107463 A JP3107463 A JP 3107463A JP 10746391 A JP10746391 A JP 10746391A JP H05186063 A JPH05186063 A JP H05186063A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
sheet feeding
paper feed
paper sheet
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP3107463A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Niro
雅一 丹路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP3107463A priority Critical patent/JPH05186063A/ja
Publication of JPH05186063A publication Critical patent/JPH05186063A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙の種類に応じた適切な給紙を可能にす
る。 【構成】 マイクロプロセッサユニット30は、給紙台が
所定の高さに達したことを高さ検知センサ24からの出力
で知ると、予め可変抵抗33で用紙の種類によって設定さ
れている上昇停止時間に応じて、給紙台の上昇を停止さ
せる。このことにより、給紙コロに対する給紙台の位置
が変り、同時に給紙コロの用紙に対する圧力も変化する
ので、用紙の種類に合った給紙コロの加圧力で給紙され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置等に適用
されて各種シート状の用紙を給紙するための給紙装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的に用紙を給紙するには、給
紙コロを回転させると共に、用紙を送り出すために給紙
コロが用紙に圧力を加えており、さらに用紙を送り出し
た後には重送を避けるために、給紙コロと用紙の圧力を
解除していた。
【0003】上述した用紙と給紙コロとの加圧および加
圧解除を行う方法の一つとして、給紙を行うたびに用紙
が積載されている給紙台を上下動させる方法が提案され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の方法で
は、給紙台の高さが所定位置に達すると、直ちに給紙台
の上昇が停止し、加圧時の用紙と給紙コロ間の圧力を一
定に保つようにしている。
【0005】このため、本来、用紙と給紙コロ間の前記
圧力は、用紙の材質や厚さ等の種類の違いによって適切
な値にする必要があるのに、上記の手段では対応できな
いという問題があった。
【0006】本発明の目的は、用紙の種類に応じた適切
な給紙が行える給紙装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、給紙台から用紙を給紙するたびに、前記
給紙台を上下動させて給紙コロの用紙に対する加圧およ
び加圧解除を行う給紙装置において、前記給紙台が所定
の高さに達した時に信号を発生する信号発生手段と、こ
の信号発生手段からの信号発生後、所定時間経過した時
に給紙台の上昇を停止させる制御手段と、前記所定時間
を設定するための手段を備えたことを特徴とする。
【0008】また前記所定時間を設定するための操作表
示部を備えたことを特徴とする。
【0009】さらに用紙搬送路に用紙の到達を検知する
検知手段を設け、用紙の給紙開始から前記検知手段に用
紙が到達するまでの時間が、予め定められた時間と比較
して短い場合には、前記所定時間を短かく設定し、また
長い場合には所定時間を長く設定する手段を備えたこと
を特徴とする。
【0010】
【作用】上記の手段によれば、給紙コロの用紙に対する
圧力は、給紙コロに対する給紙台の位置の変化に対して
増減するので、給紙台が所定の高さから上昇して停止す
るまでの設定時間を、用紙の材質や厚さによって変える
ことで、用紙の種類に適した給紙圧が得られ、適正な給
紙がなされる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図2は本発明の給紙装置の一実施例を適用
した複写機の全体構成図であり、1はドラム状の感光
体、2は感光体1の表面を帯電する帯電器、3は画像情
報に基づいてレーザ光によって、感光体1を露光して潜
像を形成するための光学系、4は前記潜像をトナー現像
する現像器、5は後述する給紙部6から給紙される用紙
に対してトナー像を転写するための転写部、7は転写後
の感光体1の表面をクリーニングするためのクリーニン
グ部、8は用紙上の転写像を定着させるための定着部で
あって、電子写真プロセスは公知のものであるので、よ
り詳しい説明は省略する。
【0013】図3は図2の給紙部の要部を示す構成図で
あり、10はカセットケース、11は用紙Pが積載される給
紙台、12は給紙台11の下部を上圧する回転可能な昇降ア
ーム、13は最上層の用紙Pと当接する給紙コロ、14は用
紙を1枚ずつ分離搬送するための搬送ローラ対、15は用
紙Pが搬送されてきたことを検知する検知手段である送
り検知センサ、16は用紙搬送路である。
【0014】図4は図3の給紙コロ部分を示す斜視図で
あり、20は給紙コロ13を支承している支持軸、21a,21b
は支持軸20の両端に設けられた一対の支持アーム、22は
支持アーム21a,21bの一端に連結された回転軸、23は一
方の支持アーム21bに端部が固定されて、給紙コロ13を
下方に付勢している加圧スプリング、24は、前記一方の
支持アーム21bの延出部21cを検知して、給紙コロ13の高
さから前記給紙台11の高さを検知する高さ検知センサか
らなり、後述するMPUへ検知信号を出力する信号発生
手段である。
【0015】図5は制御系の要部を示す構成図であり、
30は制御手段であるマイクロプロセッサユニット(MP
U)、31は32はメモリ手段であるROMとRAMであっ
て、MPU30は、上記のセンサ15,24の出力を受けて、
ROM31内に格納されたプログラムによって各部を制御
する。また、33は給紙台11が所定の高さに達した後、さ
らに上昇して停止するまでの時間を設定するための設定
手段である可変抵抗、34は可変抵抗33の設定値をデジタ
ル値としてMPU30へ入力するためのA/D(アナログ
/デジタル)変換器、35はMPU30からの信号を受ける
ドライバ36を介して作動して、昇降アーム12を上下回動
させるモータ、37は給紙コロ13を動作させるための給紙
クラッチ、38は搬送ローラ対14を動作させるための搬送
クラッチである。
【0016】次に、給紙動作について説明する。
【0017】給紙時には、まずMPU30は、給紙台上昇
信号をドライバ36へ出してモータ35を回転させる。この
回転によって、昇降アーム12を図3の反時計方向に回動
させて給紙台11を上昇させ、給紙コロ13で用紙Pを加圧
する。次に給紙開始信号を給紙クラッチ37へ出して給紙
コロ13を回転させて、給紙台11の最上層の用紙Pを搬送
ローラ対14方向へ送り出す。用紙Pが搬送ローラ対14に
達すると、給紙コロ13による用紙Pの送り出しは不要で
あるので、給紙クラッチ37をオフにして給紙コロ13の回
転を停止する。
【0018】搬送ローラ対14は、搬送開始信号を受けて
オンする搬送クラッチ38の動作によって回転し、下側の
ローラが、一定以上のトルクで正転し、かつ、それ以下
では逆転する構成である。この構成により、2枚以上の
用紙Pが送られた場合に用紙間にすべりが生じて、下側
のローラは、トルクが減少するため、下側の用紙Pを給
紙台11へ押し戻すように逆転することになる。
【0019】上記の用紙に対する押し戻しが確実に行わ
れるためには、給紙コロ13と用紙Pの加圧が解除されて
いなければならない。このため搬送ローラ対14に用紙P
が達した適宜のタイミングで給紙台下降信号がドライバ
36へ出され、モータ35を逆転して昇降アーム12を時計方
向に回動させ、給紙台11を下降させることによって給紙
コロ13の用紙Pに対する加圧を解除する。
【0020】給紙台11の上昇は、高さ検知センサ24で検
知され、この高さ検知センサ24の検知によって上昇高さ
が制御されており、この制御によって給紙コロ13の圧力
の一定化を図っている。また給紙コロ13は、加圧スプリ
ング23によって下方に引かれているため給紙台11が高い
位置にあるほど、給紙コロ13の用紙Pに対する加圧力が
大きくなる。
【0021】一般に、厚く、重い用紙や、摩擦係数が大
きな用紙の場合には、大きな用紙送出力が必要であるの
で給紙コロ13での加圧力を大きくし、また薄く、軽い用
紙や、摩擦係数が小さな用紙の場合には、前記加圧力が
大きいとしわが生じるので加圧力を小さくした方がよ
い。
【0022】上記の実施例では、給紙台11の上昇位置
(=上昇時間)を可変抵抗33の値を変化することで変えら
れるので、用紙の種類に対応した適切な給紙が行え、用
紙の給紙における不送りや重送を防止でき、信頼性が向
上する。
【0023】図1は給紙台の高さを決定する動作のフロ
ーチャートであり、給紙台11が上昇を開始した後(S1
1)、高さ検知センサ24によって給紙台11が所定の高さ
に達したことが検知されると(S1−2のY)、MPU30
内のタイマのカウントがスタートする(S1−3)。タイ
マが可変抵抗33で設定された所定値に達した時点で(S1
−4)、ドライバ36へモータ停止信号を出して、給紙台1
1の上昇を停止し(S1−5)、給紙を開始する(S1
6)。
【0024】従って、厚く、重い用紙の給紙の場合に
は、前記タイマの値が大きくなり、また薄く、軽い用紙
の給紙の場合には、タイマの値が小さくなるように可変
抵抗33で設定する。
【0025】尚、タイマの時間設定は、可変抵抗33を
用いて行ったが、他の方法として、設定スイッチを使用
したり、外部装置と通信を行って設定することも考えら
れ、また前記可変抵抗33や設定スイッチを、装置本体の
外部に設けられる操作表示部に備えるようにしてもよ
い。
【0026】上記の実施例では可変抵抗33やスイッチ等
を用いて手動で給紙台11の上昇時間を設定したが、自動
的に時間設定してもよい。
【0027】図6は自動時間設定における制御系の動作
例を示すフローチャートであり、給紙が開始すると(S2
−1)、MPU30は、給紙コロ13の回転開始時点から用
紙Pが送り検知センサ15に到達するまでの時間をタイマ
でカウントし(S2−2)、送り検知センサ15に用紙Pが
達した時点(S2−3のY)で、タイマの値を読み(S2
4)、予め定められた基準値と比較する(S2−5)。
【0028】一般に給紙コロ13での加圧力が小さいと用
紙が送り検知センサ15に達するまでの時間が長くなり、
逆に加圧力が大きいと時間が短かくなるので、前記ステ
ップ(S2−5)の比較結果に基づいて、前記時間が長い
場合には、給紙台11の上昇時間を長くして(S2−6)、
給紙コロ13の加圧力を大きくし、また前記時間が短かい
場合には、給紙台11の上昇時間を短かくして(S2
7)、給紙コロ13の加圧力を小さくする。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
給紙コロに対する給紙台の上昇位置を、上昇時間の設定
を変えることで変化させることができるため、用紙の種
類によって給紙コロの加圧力を適宜に変えることがで
き、用紙の不送りや重送が防止されて、信頼性の高い給
紙装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給紙装置の一実施例の給紙台高さを決
定する動作のフローチャートである。
【図2】複写機の全体構成図である。
【図3】本実施例の要部を示す構成図である。
【図4】図3の給紙コロ部分を示す斜視図である。
【図5】本実施例の制御系の要部を示す構成図である。
【図6】給紙台の上昇時間の自動設定の場合のフローチ
ャートである。
【符号の説明】
6…給紙部、 11…給紙台、 12…昇降アーム、 13…
給紙コロ、 14…搬送ローラ対、 15…送り検知センサ
(検知手段)、 23…加圧スプリング、 24…高さ検知セ
ンサ(信号発生手段)、 30…MPU(制御手段)、 33…
可変抵抗(所定時間を設定する手段)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙台から用紙を給紙するたびに、前記
    給紙台を上下動させて給紙コロの用紙に対する加圧およ
    び加圧解除を行う給紙装置において、前記給紙台が所定
    の高さに達した時に信号を発生する信号発生手段と、こ
    の信号発生手段からの信号発生後、所定時間経過した時
    に給紙台の上昇を停止させる制御手段と、前記所定時間
    を設定するための手段を備えたことを特徴とする給紙装
    置。
  2. 【請求項2】 前記所定時間を設定するための操作表示
    部を備えたことを特徴とする請求項1の給紙装置。
  3. 【請求項3】 用紙搬送路に用紙の到達を検知する検知
    手段を設け、用紙の給紙開始から前記検知手段に用紙が
    到達するまでの時間が、予め定められた時間と比較して
    短い場合には、前記所定時間を短かく設定し、また長い
    場合には所定時間を長く設定する手段を備えたことを特
    徴とする請求項1の給紙装置。
JP3107463A 1991-05-13 1991-05-13 給紙装置 Pending JPH05186063A (ja)

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JP3107463A JPH05186063A (ja) 1991-05-13 1991-05-13 給紙装置

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JP3107463A JPH05186063A (ja) 1991-05-13 1991-05-13 給紙装置

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Family

ID=14459824

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JP3107463A Pending JPH05186063A (ja) 1991-05-13 1991-05-13 給紙装置

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JP (1) JPH05186063A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1630113A2 (en) 2004-08-24 2006-03-01 Seiko Epson Corporation Paper feeding method and paper feeder
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US10175626B2 (en) 2016-08-31 2019-01-08 Canon Kabushiki Kaisha Feeding device

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