JPH05184347A - 藻類の培養装置及び培養方法 - Google Patents

藻類の培養装置及び培養方法

Info

Publication number
JPH05184347A
JPH05184347A JP4003840A JP384092A JPH05184347A JP H05184347 A JPH05184347 A JP H05184347A JP 4003840 A JP4003840 A JP 4003840A JP 384092 A JP384092 A JP 384092A JP H05184347 A JPH05184347 A JP H05184347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
algae
culture
air
film
culture device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4003840A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Tarouda
博之 太郎田
Tadatomo Kuritani
忠知 栗谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP4003840A priority Critical patent/JPH05184347A/ja
Publication of JPH05184347A publication Critical patent/JPH05184347A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M41/00Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation
    • C12M41/40Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of pressure
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M21/00Bioreactors or fermenters specially adapted for specific uses
    • C12M21/02Photobioreactors
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M23/00Constructional details, e.g. recesses, hinges
    • C12M23/02Form or structure of the vessel
    • C12M23/18Open ponds; Greenhouse type or underground installations
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M29/00Means for introduction, extraction or recirculation of materials, e.g. pumps
    • C12M29/04Filters; Permeable or porous membranes or plates, e.g. dialysis
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M41/00Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation
    • C12M41/06Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of illumination
    • C12M41/10Filtering the incident radiation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Clinical Laboratory Science (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】温度並びに照射光量の管理が容易で、藻体の生
産速度を損なうことなく、また異物や異生物の混入を効
率的に防止しうる、藻類の培養装置および培養方法を提
供する。 【構成】太陽光を透過するフィルムで覆われ、送風機で
空気を取り入れて内部を陽圧に保つエアドーム型温室内
に藻類の培養池を設置し、光透過性の低いフィルム又は
遮光シートにより照射光量の調整並びに換気、加温等に
より温度管理を行ない、またエアドームの空気取り入れ
口に空気濾過フィルターを設置することにより、培養装
置内部を清浄な空気で陽圧に保ち、藻体の生産速度を損
なうことなく、異物あるいは異生物の混入を防止でき
る、藻類の培養装置および培養方法。 【効果】本発明によれば、温度並びに照射光量の管理が
容易で、また異物や異生物の混入を効率的に防止しうる
高品質の藻類の培養装置並びに培養方法を提供でき、夾
雑生物の影響が大きく培養が困難であった藻類も大量培
養することを可能とし、また藻類の培養が困難であった
地域においても、藻類の商業生産を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、藻類の培養池と、当該
培養池を覆うエアドーム型温室とからなる藻類の培養装
置および当該培養装置を用いる藻類の培養方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】藻類を商業的に生産する場合に最も重要
なことは、いかに安価に、しかも効率良く光を照射する
かという点であり、従来の藻類の培養装置の殆どは太陽
光を光源とし、また屋外に設置されるものであった。し
かし屋外で微細藻類を培養する場合、培養温度をその藻
類が増殖するのに至適な範囲に保ち、またその藻類を補
食する動物、特に微小動物や光合成を競合的に阻害する
他の藻類の夾雑を防ぐことが非常に困難であった。従っ
て、これまでに商業生産に成功した微細藻類は、微生物
の夾雑に対して強いクロレラ、スピルリナ、ドナリエラ
のみで、しかも屋外培養池の水温を増殖至適範囲に保つ
ため、一年中温暖な場所でしか生産できなかった。
【0003】一方、屋外で藻類を培養生産する場合に
は、時々異物の混入が発生するが、これを防止する有効
な手段はなく、従来、後処理工程で多大な時間労力をか
けて、検査、除去してきた。しかしながら、生産される
藻類の用途は、食品添加物、飼料添加物、化粧品、医薬
品の原料、あるいは機能性食品等であり、生産藻類に対
する品質要求は年々厳しいものとなって来ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの問題を解決す
るために、これまでチューブラー型やタンク型等の様々
な藻類培養装置が考案されてきたが、いまだに実用化さ
れた例はない。その理由は、装置が複雑でコストが高
い、光を十分に培養液に照射することができない、
微生物の夾雑を十分に防ぐことができない等である。更
に、これらの培養装置はいずれも密閉型であり、酸素や
二酸化炭素のガス交換速度が遅く、藻類の光合成速度あ
るいは呼吸速度が低下するという欠点を有していた。
【0005】本発明の目的は、構造が単純で製造コスト
が安く、かつ温度管理が容易で、藻体の生産速度を損な
うことなく、異物や異生物の混入を効率的に防止しう
る、藻類の培養装置および培養方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意研究
の結果、太陽光を透過するフィルムでできたエアドーム
型温室(以下エアドームという)で藻類の培養池を覆う
ことにより、ガラスフレーム温室等に比べ、製造コスト
が安価で、照射光量を調節でき、かつ温度管理を行なう
ことが容易で、これまで気温が低くて藻類の培養が困難
であった地域においても商業生産が可能となることを見
いだした。
【0007】またエアドームの空気取り入れ口に空気濾
過フィルターを設置することにより、培養装置内部を清
浄な空気で陽圧に保ち、他の方法よりも安価でかつ効率
的に、しかも藻体の生産速度を損なうことなく微生物あ
るいは異物の混入を防止できることを見いだして、本発
明を完成した。
【0008】
【構成】即ち、本発明は、藻類の培養池と、当該培養池
を覆うエアドーム型温室とからなる藻類の培養装置およ
び当該培養装置を用いる藻類の培養方法に関する。
【0009】詳しくは、本発明は、藻類を培養するため
の培養池と、太陽光を透過するフィルムで当該培養池を
覆い、且つ空気取り入れ口と排気口を設けたエアドーム
型温室とからなることを特徴とする藻類の培養装置で、
太陽光を透過するフィルムに適当な光透過率を有するも
のを選ぶか、または光透過率の低いフィルム又は遮光シ
ートを既設フィルムに重ねることにより、光量を調節す
る培養装置である。
【0010】またエアドームの換気率を調節する方法、
エアドーム内部に霧状の水を噴霧し、気化熱によりドー
ム内の温度を調節する方法、培養池または培養装置内部
を加温または冷却する方法のいずれかにより、培養池ま
たは培養装置内部の温度を調節するか、又はそれらを組
み合わせて培養装置内部または培養池の温度を調節する
藻類の培養装置である。更にこれらの培養装置の空気取
り入れ口に空気濾過フィルターを設けることを特徴とす
る藻類の培養装置であり、並びに該藻類の培養装置を用
いる藻類の培養方法、特に藻類がクロレラ、スピルリ
ナ、ドナリエラ、フォルフィリディウム、ヘマトコッカ
ス等の微細藻類である藻類の培養方法である。
【0011】次に、本発明に係る培養装置および当該培
養装置を用いた藻類の培養方法に関し、図面に従って、
詳細に説明する。本発明に用いられる藻類の培養池
(2)は、目的とする藻類の生産に好ましい形であれば
良く、いかなる形を有する培養池でも本発明に用いるこ
とができる。例えばクロレラ等の培養に用いられている
円形培養池、スピルリナ等の培養に用いられているレー
スウェイ型培養池、あるいはドナリエラ等の培養に用い
られているラグーン型培養池等が挙げられる。
【0012】本発明に用いられるエアドーム(3)は、
送風機(4)で空気を取り入れて内部を陽圧に保つこと
により、太陽光を透過するフィルム(5)を膨らませて
構造を保持するもので、上記の培養池(2)を完全に覆
うことができるものであれば、どの様な構造であっても
良い。例えばエアテントハウス(特公平1-54006)等が
挙げられる。
【0013】エアドーム(3)は、他のいかなる形の温
室、例えばガラスフレーム温室あるいはビニルハウス等
に比べても次の点で優れており、本発明で用いるのに最
も適している。即ち、 構造が単純なため装置費および維持費が安価であり、
設置およびメンテナンスが容易であるばかりか、既存の
培養池にも簡単に設置することができる。 ガラスフレーム温室あるいはビニルハウス等で必要な
ガラス又はフィルム等を保持する支柱が不要な為、光透
過率が高く、高い光合成速度が得られ、また光量が多過
ぎて培養に不適当な場合には、フィルム(5)に遮光シ
ート等を重ねるか、あるいは用いるフィルム(5)に適
当な光透過率を有するものを選ぶことにより、光量を簡
単に調節することができる。本発明で言う遮光シートと
は、光透過率の低い材質で作られたシート、もしくは網
目状等のシートで、光の透過性を制限するために、通常
用いられるものを言う。
【0014】通常の温室に比べて、エアドームは換気
率が高く、従って酸素や二酸化炭素のガス交換速度が高
く、光合成あるいは呼吸を阻害することなく、高い生産
速度が得られる。藻類を培養する場合は、陸上植物とは
異なり、ガス交換が水面を介しておこなわれるため交換
速度が遅く、これが藻体の生産速度を制限する。例え
ば、本発明者等の研究によれば、スピルリナを屋外池で
培養した場合、日中の培養液中の溶存酸素量は、該大気
圧、該温度での液中の飽和溶存酸素濃度の2ないし3倍
に達した。これはスピルリナから光合成作用によって産
生される酸素により、液中の溶存酸素濃度が極めて高く
なっていることを示しているが、液中の溶存酸素濃度が
高くなり過ぎると、藻類の生育に阻害を及ぼすことが知
られている。そのため換気率を上げて、水面におけるガ
ス交換速度を上げることが重要であり、この要求を満た
すことのできる温室にはエアドーム(3)が最適であ
る。
【0015】培養装置(1)内部に一定の空気流が生
じるため、ドーム内の温度あるいはガス濃度を均一に保
つことができ、制御が容易で、安定した藻類の生産が可
能である。 本発明に用いられるエアドーム(3)のフィルム(5)
は、上記で述べたように、太陽光を透過し、該培養藻
の性質に適した光量が得られる光透過率を有するものを
選択する。かつ、できるだけ高い機械的強度と耐候性を
有し、表面が汚れにくい材質のものが望ましい。例え
ば、ナイロン糸のメッシュを塩ビフィルムでサンドイッ
チし、表面をアクリルコーティングしたフィルム等が好
ましく用いられる。
【0016】培養池(2)とエアドーム(3)からなる
藻類の培養装置(1)の温度調節は、次のようにしてお
こなう。即ち、エアドーム(3)は温室であるから、通
常、内部温度は外気温よりも高くなるが、その気温差は
換気率を高くすれば小さく、逆に低くすれば大きくなる
から、換気率を調節することにより、培養装置(1)内
部の温度は容易に調節できる。また必要があればボイラ
ー、ヒーター等の各種の加温装置を組み合わせ、ドーム
内の温度を上げることも可能であり、また媒体を循環
し、培養装置内部または培養池を加温することにより、
培養装置内部または培養池の温度を調節することもでき
る。
【0017】この様にして容易に温度調節が可能なた
め、これまで気温が低くて培養が困難であった地域でも
藻類の商業生産が可能となることは明かであるが、実際
には気温は1年を通じて大きく変動し、季節によっては
至適温度を超えてしまうことも考えられる。その場合に
は、換気率を高める方法の他に、エアドーム(3)のフ
ィルム(5)に適当な遮光シートを重ねて遮光する方
法、チラー等を用いて冷却水を循環し、培養池(2)ま
たは培養装置(1)内部を冷却する方法等で培養池
(2)の水温を下げることができる。しかし安価でかつ
簡便な操作で温度調節できる方法が望ましく、例えばエ
アドーム内部に霧状の水を噴霧し、気化熱によりドーム
内の温度を下げる方法が好ましい。この場合も本発明に
よれば、エアドームに吹き込む風中に水を噴射すること
により、容易に行なうことができる。
【0018】エアドームの空気取り入れ口(6)に設け
る空気濾過フィルター(7)は、対象である異物、異生
物を効率よく除去し、しかも空気濾過での圧力損失が送
風機(4)に過大な負荷をかけないよう十分な濾過容量
を有する必要がある。この条件を満たすフィルターであ
れば材質はどの様なものでも良く、例えば昆虫や大きな
異物を除去するには、金網、防虫ネット等が挙げられ
る。また例えば対象が微小生物や塵の場合には、スポン
ジや不織布フィルター、更に内部を無菌的に保ちたけれ
ばHEPAフィルター等の更に高度な濾過フィルターを用い
ることができ、必要に応じて、これらを組み合わせて使
用することが好ましい。
【0019】更に、この培養装置(1)の内部を清浄に
保つためには、排気口(8)にも空気濾過フィルターを
設けることが望ましく、またコンクリート製の培養池以
外の床もコンクリート土間(9)等で完全に覆われてい
ることが望ましい。さらには土間(9)に排水溝(1
0)が設置されていることが望ましく、更には、土間が
排水溝に向かって下る勾配を有し、容易に排水できるこ
とが望ましく、かつ排水溝の途中に培養装置外部へ通じ
る排水管(11)を持つことが望ましい。コンクリート
等でできた土間(9)および培養池(2)は、殺菌剤例
えば次亜塩素酸ナトリウム水溶液等を液状あるいは霧状
で散布することにより容易に洗浄・殺菌できる。
【0020】以上の様にして内部が清浄に保たれ、照射
光量並びに温度が管理された藻類の培養装置(1)は、
あらゆる藻類の培養に用いることができるが、特にクロ
レラ、スピルリナ、ドナリエラ、フォルフィリディウ
ム、ヘマトコッカス等の微細藻類の培養に好適である。
【0021】現在クロレラは台湾および日本で生産され
ている。培養に用いられている藻株は、クロレラ・ピレ
ノイドーサ(Chlorella pyrenoidosa)、クロレラ・エ
ィプソイデア(C.ellipsoidea)、クロレラ・ブルガリ
ス(C.vulgaris)、またはセネデスムス属(Scenedesmu
s)等で、培養至適温度は種や株間で大きく異なり、そ
れぞれの生産地の気象条件に適した株を選択し、生産し
ている。例えば、日本では生育の適温が25℃であるクロ
レラ・ピレノイドーサ(C.pyrenoidosa)等が、また台
湾では適温が35〜40℃のクロレラ・エィプソイデア(C.
ellipsoidea)等が用いられている。しかし、いずれの
生産地においても冬期に水温を適温に保つことは困難
で、冬期の生産効率は低い。そこで本発明による藻類の
培養装置を用いることにより、冬期の生産効率を大幅に
向上させることができる。
【0022】スピルリナは、タイ、アメリカ(カリフォ
ルニア、ハワイ)、メキシコおよび日本で生産されてい
る。培養に用いられているスピルリナ属(Spirulina)
藻株の適温は35℃なので、年間を通じて高い生産性を維
持できるのは、タイのように年間を通じて平均気温が30
℃を超える地域のみである。そこで本発明による藻類の
培養装置を用いることにより、該地での冬期の生産効率
を大幅に向上させることができる。
【0023】ドナリエラは、オーストラリアとイスラエ
ルで生産されている。培養に用いられているドナリエラ
・サリーナ(Dunaliella salina)あるいはドナリエラ
・バルダビル(D.bardawil)等はいずれも耐塩性を有し
ており、商業生産ではアメーバ等の補食性微生物の夾雑
を防ぐため、20%以上の高い塩濃度で培養している。そ
こで本発明による空気濾過フィルター付藻類培養装置を
用いれば、微生物を夾雑させることなく塩濃度を低減す
ることができ、培地用薬品を大幅に節約でき、得られた
製品からの脱塩工程も簡略化できる。また、上記以外の
地域でも生産が容易になることは、クロレラやスピルリ
ナと同様である。
【0024】フォルフィリディウムは単細胞の紅藻類
で、色調の良好な赤色天然色素フィコエリスリン生産藻
類として期待されているが、いまだ商業生産には至って
いない。その理由のひとつは生育の適温が25℃と低いか
らである。年間を通じて水温を25℃付近に保つことがで
きる商業的生産に適した生産地を探すことは困難である
が、本発明による藻類培養装置を用いれば、例えば日本
等の温帯地域でさえ、年間を通じて生産することが可能
である。
【0025】ヘマトコッカスは、付加価値の高いカロテ
ノイド色素・アスタキサンチン生産藻類として期待され
ているが、いまだ商業生産には至っていない。その理由
は第一に本藻類が夾雑微生物に補食され易いことであ
り、そして第二にフォルフィリディウムと同じく生育の
適温が低いことにある。そこで本発明による空気濾過フ
ィルター付藻類培養装置を用いれば、温度を適温である
25〜30℃に管理し、藻体の生産速度を損なうことなく微
生物の夾雑を効率的に防止し、安定して培養することが
できる。
【0026】いずれの藻類の場合にも、空気濾過フィル
ターをエアドームの空気取り入れ口に設けることによ
り、異物混入がない高品質な藻体を得ることができる。
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例により説
明するが、もとより本発明はこれに限定されるものでは
ない。
【0027】(実施例1)これまで、夏期にのみスピル
リナを生産していたレースウェイ型培養池P1(1000m2)
に、エアドームを設置した。まず池の周囲に溝を掘り、
次に太陽光を透過するフィルムを池の上に広げ、その上
にフィルムをおさえるメッシュを広げた。そして空気取
り入れ用の送風機をフィルムの空気取り入れ口に縛り付
け、台座を地面に固定した。フィルムとメッシュの裾部
分は、あらかじめ掘った溝に埋め込んで固定した。最後
に送風機を作動して、フィルムを膨張させた。
【0028】この培養装置P1Aの冬期における温度特
性を調べたところ、培養池の水温はP1に比べて平均10
℃、プロパンガスを燃焼させ加温することにより更に平
均4℃高くなった。 (実施例2)実施例1で建設したエアドーム付き培養池
P1Aを用いて、11月から3月までの冬期の間スピル
リナの生産をおこなった。培地にはスピルリナ用のSO
T培地(表1)を用い、PHを9.0に調節して培養した
ところ、藻体生産速度は表3の通りであった。
【0029】 表1.SOT培地の組成 ───────────────── NaHCO3 16.8 g/l K2HPO4 0.5 g/l NaNO3 2.5 g/l K2SO4 1.0 g/l NaCl 1.0 g/l MgSO4・7H2O 0.2 g/l CaCl2・2H2O 0.04 g/l FeSO4・7H2O 0.01 g/l Na2EDTA 0.08 g/l A5 solution 1.0 ml/l ─────────────────
【0030】 表2.A5 solution の組成 ───────────────── H3BO3 2.86 g/l MnSO4・7H2O 2.5 g/l ZnSO4・7H2O 222 mg/l CuSO4・5H2O 79 mg/l Na2MoO4・2H2O 21 mg/l ─────────────────
【0031】(比較例1)エアドームのない培養池P1
での冬期におけるスピルリナの生産速度は、実施例2と
おなじ培地/PHを用いても、表3の通り明らかにP1
Aに劣った。
【0032】
【0033】(実施例3)30m2のコンクリート製レース
ウェイ型培養池P2の周囲にコンクリートの土間を設け
た。土間の外側にはエアドームのフィルムを固定するた
めのアンカーを埋め込み、その内側に深さ10cmの排水溝
を設けた。土間は水はけが良くなるように排水溝に向け
て若干の勾配をつけた。また排水溝の一端には外部に通
じる排水管を設置した。エアドームおよび送風機をアン
カーに固定し、フィルムを膨張させた。空気取り入れ口
に不織布フィルターPS300(日本バイリーン(株)製)
を取り付けた。以上の様にして本発明に係る培養装置P
2Aを設置した。
【0034】(比較例2)これまで、緑藻ヘマトコッカ
スをP2で培養しようと試みたが、培養開始2〜3日目
でアメーバや繊毛虫等の微小動物あるいはアカムシ等の
昆虫により補食されてしまい、藻体を増殖させることが
できなかった。
【0035】(実施例4)P2Aを用いてヘマトコッカ
スを生産した。表4に示す改変C培地を用い、PHは7.
0に調節して培養した。P2A内部の池と土間は、あら
かじめ次亜塩素酸ナトリウム水溶液により殺菌した。培
養にはヘマトコッカス・プルビアリスN4株(Haematoc
occus pluvialis N4)を用い、室内培養で他の真核微生
物が夾雑していないきれいな種藻株を得て、これをP2
Aに接種した。培養期間中の水温は25-29℃に保たれ
た。
【0036】その結果ヘマトコッカスは順調に増殖し、
培養7日目で藻濃度は720mg/lに達した。アメーバや繊
毛虫等の微小動物あるいはアカムシ等の昆虫の夾雑は観
察されなかった。7日間の平均藻体生産速度は 9.4g/m
2・day であった。
【0037】 表4.改変C培地の組成 ──────────────────── Ca(NO3)2・4H2O 0.3 g/l KNO3 0.2 g/l β-Na2 glycerophosphate 0.1 g/l MgSO4・7H2O 80 mg/l Vitamine B12 0.2 μg/l Biotin 0.2 μg/l Thiamine HCl 20 μg/l P IV metals 3 ml/l Tris(hydroxymethyl) aminomethane 0.5 g/l ────────────────────
【0038】 表5.P IV metals の組成 ──────────────────── FeCl3・6H2O 196 mg/l MnCl2・4H2O 36 mg/l ZnSO4・7H2O 22 mg/l CoCl2・6H2O 4 mg/l Na2MoO4・2H2O 2.5 mg/l Na2EDTA・2H20 1 g/l ────────────────────
【0039】
【発明の効果】本発明に係る藻類の培養装置によれば、
培養池をエアドームで覆うことにより照射光量の調整並
びに容易な温度管理が可能となり、また空気取り入れ口
に空気濾過フィルターを設けることにより、異物、異生
物の含まれない高品質な藻体を、安定かつ効率的に培養
でき、特にフォルフィリディウムやヘマトコッカスとい
ったこれまで商業生産ができなかった微細藻類の生産を
可能にする。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る藻類の培養装置の例として、レー
スウェイ型培養池とエアドーム型温室とからなる培養装
置の正面図を示した。
【図2】第1図の培養装置の平面図。
【図3】第1図のIV−IV線に沿ってみた部分拡大縦
断面図。
【0041】
【符号の説明】
1・・・・藻類の培養装置、2・・・・藻類の培養池、3・・・・エ
アドーム型温室、4・・・・送風機、5・・・・太陽光を透過す
るフィルム、6・・・・空気取り入れ口、7・・・・空気濾過フ
ィルター、8・・・・排気口、9・・・コンクリート等ででき
た土間、10・・・・排水溝、11・・・・排水管、12・・・・出
入口、13・・・・攪拌用水車。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 藻類を培養するための培養池と、太陽光
    を透過するフィルムで当該培養池を覆い、且つ空気取り
    入れ口と排気口を設けたエアドーム型温室とからなるこ
    とを特徴とする藻類の培養装置。
  2. 【請求項2】 太陽光を透過するフィルムに適当な光透
    過率を有するものを選ぶか、または光透過率の低いフィ
    ルム又は遮光シートを既設フィルムに重ねることによ
    り、光量を調節する請求項1記載の藻類の培養装置。
  3. 【請求項3】 エアドームの換気率を調節することによ
    り、培養装置内部の温度を調節する請求項1記載の藻類
    の培養装置。
  4. 【請求項4】 エアドーム内部に霧状の水を噴霧し、気
    化熱によりドーム内の温度を調節し、培養装置内部の温
    度を調節する請求項1記載の藻類の培養装置。
  5. 【請求項5】 培養装置内部を加温または冷却すること
    により、培養装置内部または培養池の温度を調節する請
    求項1記載の藻類の培養装置。
  6. 【請求項6】 太陽光を透過するフィルムに適当な光透
    過率を有するものを選ぶか、または光透過率の低いフィ
    ルム又は遮光シートを既設フィルムに重ねることによ
    り、光量を調節し、かつエアドームの換気率を調節する
    方法、エアドーム内部に霧状の水を噴霧し、気化熱によ
    りドーム内の温度を下げる方法、培養装置内部または培
    養池を加温または冷却する方法等を組み合わせることに
    より、培養装置内部または培養池の温度を調節する請求
    項1記載の藻類の培養装置。
  7. 【請求項7】 エアドーム型温室の空気取り入れ口に空
    気濾過フィルターを設ける請求項1、2、3、4、5ま
    たは6のいずれか一項記載の藻類の培養装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6または7
    のいずれか一項記載の藻類の培養装置を用いる藻類の培
    養方法。
  9. 【請求項9】 藻類がクロレラ、スピルリナ、ドナリエ
    ラ、フォルフィリディウム、ヘマトコッカス等の微細藻
    類である請求項8記載の藻類の培養方法。
JP4003840A 1992-01-13 1992-01-13 藻類の培養装置及び培養方法 Pending JPH05184347A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4003840A JPH05184347A (ja) 1992-01-13 1992-01-13 藻類の培養装置及び培養方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4003840A JPH05184347A (ja) 1992-01-13 1992-01-13 藻類の培養装置及び培養方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05184347A true JPH05184347A (ja) 1993-07-27

Family

ID=11568386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4003840A Pending JPH05184347A (ja) 1992-01-13 1992-01-13 藻類の培養装置及び培養方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05184347A (ja)

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0889118A1 (en) * 1997-07-04 1999-01-07 Ingredients Technology Corporation A bioreactor for the growth of photosynthetic microorganisms
WO1999001537A1 (en) * 1997-07-04 1999-01-14 Ingredient Technology Corporation International A bioreactor for the growth of photosynthetic microorganisms
JP2002262858A (ja) * 2001-03-06 2002-09-17 Tokai Sangyo Kk 藍藻類の培養方法
WO2003066799A1 (en) * 2001-11-22 2003-08-14 Vaktek As Device for production of algae
WO2005019406A1 (ja) * 2003-08-22 2005-03-03 Astec Co., Ltd. インキュベータ用収容容器及びインキュベータ
WO2008153202A1 (ja) * 2007-06-14 2008-12-18 Waseda University 水面上に浮遊させた光合成用リアクターを用いた光合成微生物の培養方法及び光合成微生物により水素ガスを製造するための光合成用リアクタ一
JP2010514446A (ja) * 2006-12-28 2010-05-06 ソリックス バイオフューエルズ, インコーポレイテッド 優れた拡散光大表面積水支持式フォトバイオリアクタ
DE102009022754A1 (de) * 2009-05-26 2010-12-02 Christian-Albrechts-Universität Zu Kiel Photobioreaktor
KR101110068B1 (ko) * 2011-05-27 2012-02-15 한국해양연구원 미세조류 바이오연료 제조 방법
JP2012175964A (ja) * 2011-02-01 2012-09-13 Ihi Corp 微細藻類培養装置及び方法
EP2524962A1 (en) * 2011-05-17 2012-11-21 Aeon Biogroup Spa Algae culture system
JP2013027378A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Ihi Corp 微細藻類の分離方法及び分離システム
JP2014515931A (ja) * 2011-05-25 2014-07-07 コリア インスティチュート オブ オーシャン サイエンス アンド テクノロジー 微細藻類バイオ燃料製造用プラント、バイオ燃料製造用培養槽、及び微細藻類バイオ燃料製造方法
US8859262B2 (en) 2007-04-27 2014-10-14 Algae Systems, LLC Photobioreactor systems positioned on bodies of water
CN104110010A (zh) * 2014-07-01 2014-10-22 胡盼成 缺水地区水域保水方法和结构
US8877488B2 (en) 2006-07-10 2014-11-04 Algae Systems, LLC Photobioreactor systems and methods for treating CO2-enriched gas and producing biomass
JPWO2013015422A1 (ja) * 2011-07-27 2015-02-23 株式会社Ihi 培養装置
CN104726321A (zh) * 2015-04-15 2015-06-24 中国海洋大学 一种适用于阳光工厂化的跑道式生物反应器
JP2015171327A (ja) * 2014-03-11 2015-10-01 公立大学法人福井県立大学 ラン藻の培養のための方法及び装置
ITUB20150681A1 (it) * 2015-05-21 2016-11-21 Micoperi Blue Growth S R L Impianto e procedimento per la produzione di microrganismi in acquacoltura
JP2017000124A (ja) * 2015-06-16 2017-01-05 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 藻類の培養方法
JP2024005278A (ja) * 2022-06-30 2024-01-17 三菱化工機株式会社 藻類培養装置の冷却機構及びこれを用いた冷却方法

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0889118A1 (en) * 1997-07-04 1999-01-07 Ingredients Technology Corporation A bioreactor for the growth of photosynthetic microorganisms
WO1999001537A1 (en) * 1997-07-04 1999-01-14 Ingredient Technology Corporation International A bioreactor for the growth of photosynthetic microorganisms
JP2002262858A (ja) * 2001-03-06 2002-09-17 Tokai Sangyo Kk 藍藻類の培養方法
WO2003066799A1 (en) * 2001-11-22 2003-08-14 Vaktek As Device for production of algae
WO2005019406A1 (ja) * 2003-08-22 2005-03-03 Astec Co., Ltd. インキュベータ用収容容器及びインキュベータ
US8877488B2 (en) 2006-07-10 2014-11-04 Algae Systems, LLC Photobioreactor systems and methods for treating CO2-enriched gas and producing biomass
JP2010514446A (ja) * 2006-12-28 2010-05-06 ソリックス バイオフューエルズ, インコーポレイテッド 優れた拡散光大表面積水支持式フォトバイオリアクタ
US8859262B2 (en) 2007-04-27 2014-10-14 Algae Systems, LLC Photobioreactor systems positioned on bodies of water
WO2008153202A1 (ja) * 2007-06-14 2008-12-18 Waseda University 水面上に浮遊させた光合成用リアクターを用いた光合成微生物の培養方法及び光合成微生物により水素ガスを製造するための光合成用リアクタ一
DE102009022754A1 (de) * 2009-05-26 2010-12-02 Christian-Albrechts-Universität Zu Kiel Photobioreaktor
JP2012175964A (ja) * 2011-02-01 2012-09-13 Ihi Corp 微細藻類培養装置及び方法
EP2524962A1 (en) * 2011-05-17 2012-11-21 Aeon Biogroup Spa Algae culture system
JP2014515931A (ja) * 2011-05-25 2014-07-07 コリア インスティチュート オブ オーシャン サイエンス アンド テクノロジー 微細藻類バイオ燃料製造用プラント、バイオ燃料製造用培養槽、及び微細藻類バイオ燃料製造方法
KR101110068B1 (ko) * 2011-05-27 2012-02-15 한국해양연구원 미세조류 바이오연료 제조 방법
JPWO2013015422A1 (ja) * 2011-07-27 2015-02-23 株式会社Ihi 培養装置
US9476023B2 (en) 2011-07-27 2016-10-25 Ihi Corporation Culture device
JP2013027378A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Ihi Corp 微細藻類の分離方法及び分離システム
JP2015171327A (ja) * 2014-03-11 2015-10-01 公立大学法人福井県立大学 ラン藻の培養のための方法及び装置
CN104110010A (zh) * 2014-07-01 2014-10-22 胡盼成 缺水地区水域保水方法和结构
CN104726321A (zh) * 2015-04-15 2015-06-24 中国海洋大学 一种适用于阳光工厂化的跑道式生物反应器
CN104726321B (zh) * 2015-04-15 2017-06-06 中国海洋大学 一种适用于阳光工厂化的跑道式生物反应器
ITUB20150681A1 (it) * 2015-05-21 2016-11-21 Micoperi Blue Growth S R L Impianto e procedimento per la produzione di microrganismi in acquacoltura
WO2016185438A1 (en) * 2015-05-21 2016-11-24 Micoperi Blue Growth S.R.L. Plant and method for producing microorganisms in aquaculture
JP2017000124A (ja) * 2015-06-16 2017-01-05 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 藻類の培養方法
JP2024005278A (ja) * 2022-06-30 2024-01-17 三菱化工機株式会社 藻類培養装置の冷却機構及びこれを用いた冷却方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05184347A (ja) 藻類の培養装置及び培養方法
US6233870B1 (en) Method and device for aquatic greening in a space of a structure
CN110249991B (zh) 一种日光温室网棚沙床无土种植苔藓方法
JP7091342B2 (ja) 植物栽培方法、及び植物栽培装置
CN102047835A (zh) 常态环境植物水培技术
CN1654596A (zh) 土壤藻类对荒漠半荒漠土壤的改良方法
CN103828558A (zh) 一种川贝母的设施育苗方法
CN105104001B (zh) 一种有机蔬菜栽培***
JP2000069858A (ja) 植物の温室栽培方法とその装置
CN107155896B (zh) 一种促进非洲菊组培移栽苗生根的方法
CN202509653U (zh) 立体水田墙
CN108157180A (zh) 一种马铃薯脱毒苗开放式工厂化快繁的方法
CN109089882A (zh) 一种通过孢子直接诱导的苔藓组培及成苗培养方法
CN102524038A (zh) 立体组合式温控光控育种床
CN110106094A (zh) 耐高温大球盖菇菌株及其应用
CN104542281A (zh) 地中海荚蒾的组培繁殖方法
KR101710301B1 (ko) 제주도 용암 해수로부터 분리된 부착성 규조류를 이용한 해삼양식방법
CN202396257U (zh) 立体组合式温控光控育种床
CN205040377U (zh) 高架栽培装置
KR20100048672A (ko) 버섯재배사
CN106212367B (zh) 一种用于林蛙养殖的棚舍及其养殖方法
CN112425503B (zh) 一种用于龙须菜全人工采苗的装置
JP3878968B2 (ja) 高架栽培方法及びその高架栽培用ベッド
CN1171190A (zh) 生态温室
KR101810782B1 (ko) 제주도 용암 해수로부터 부착성 규조류의 분리 및 대량배양방법