JPH0518222Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0518222Y2
JPH0518222Y2 JP1987045781U JP4578187U JPH0518222Y2 JP H0518222 Y2 JPH0518222 Y2 JP H0518222Y2 JP 1987045781 U JP1987045781 U JP 1987045781U JP 4578187 U JP4578187 U JP 4578187U JP H0518222 Y2 JPH0518222 Y2 JP H0518222Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washer
space
back door
tank
supply port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987045781U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63152761U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987045781U priority Critical patent/JPH0518222Y2/ja
Publication of JPS63152761U publication Critical patent/JPS63152761U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0518222Y2 publication Critical patent/JPH0518222Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、自動車のリヤワイパ用ウオツシヤ装
置に関する。
従来技術 リヤワイパによつて自動車のリヤウインドガラ
ス面を払拭する際、ウオツシヤタンクからのウオ
ツシヤ液をガラス面に吹き付けてその洗浄効果を
高めるウオツシヤ装置は従来より周知である。従
来、この種の装置のウオツシヤタンクは車室内や
車体側部又は車体後部の空間等に収納されている
が、タンクをこのような個所に収納すると、該タ
ンクにウオツシヤ液を補給する作業がやりずらい
だけでなく、液がこぼれた場合には車内が液で汚
れてしまう欠点を免れない。
目 的 本考案の目的は、上記従来の欠点を除去した自
動車のリヤワイパ用ウオツシヤ装置、特にそのウ
オツシヤタンクの収納位置に関連する構成を提供
することにある。
構 成 本考案は、上記目的を達成するため、下部に設
けられたヒンジを中心として開閉するように車体
後部に枢着されたバツクドアのインナパネルとア
ウタパネルの間の空間に、ウオツシヤ液を貯留す
るウオツシヤタンクを配置し、バツクドアをほぼ
水平な状態の開位置にもたらしたとき、着脱可能
なキヤツプによつて開鎖されたウオツシヤタンク
の給液口が上を向くように、かつバツクドアを閉
じたときは給液口がウオツシヤタンクの上部にく
るように、該給液口の位置を設定し、バツクドア
が前記開位置に存するときに、給液口よりも上方
にその上端が位置するエア溜め空間と、給液口の
下方に位置する入口空間とをウオツシヤタンク内
に区画形成した構成を提案する。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図及び第2図は自動車の後部を示す外観斜
視図であり、その車体1の後端開口部にはバツク
ドア2が設けられている。ここに示したバツクド
ア2は、その下部に設けられた図示していないヒ
ンジを中心にして開閉するように車体後部に枢着
され、第1図に示した開位置と第2図に示した閉
位置との間を矢印A方向に回動することができ
る。ドア2が開位置に存するとき、該ドアはほぼ
水平な姿勢をとり、閉位置にもたらされるとほぼ
垂直な状態に立上る。
第3図及び第5図にも示すようにバツクドア2
は、これが閉位置に存するとき車外側に位置する
アウタパネル3と、車内側に位置するインナパネ
ル4とを有し、これらパネル3,4の間に空間S
が区画されている。
第2図のようにバツクドア2を閉じて、これに
支持されたリヤウインドガラス5を持ち上げ、車
体後端部の上部に支持されたリヤワイパ6を矢印
B方向に回動させることにより、ガラス面を払拭
することができる。その際、ワイパ近傍の車体部
分に付設されたウオツシヤ装置の噴射ノズル7か
らガラス面にウオツシヤ液を噴出させ、ガラス面
を効果的に洗浄することができる。
噴射ノズル7には第1図乃至第6図に示したウ
オツシヤタンク8からウオツシヤ液が供給され
る。このようにウオツシヤ液10を貯留するウオ
ツシヤタンク8は、バツクドア2のインナパネル
4とアウタパネル3の間の空間Sに収容されてい
る。
従来のバツクドアにもその両パネル間に空間S
が存在していたが、従来はこの空間を特に有効に
利用することなく放置していたのに対し、本考案
ではこの空間Sを積極的に利用し、ここにウオツ
シヤタンク8を固定配置したのである。
第1図に示すようにウオツシヤタンク8には可
撓性を有する導管9の一端が接続され、該導管9
はバツクドア2を出た後、車体1の板金パネル間
の空間内を上方に延び、その他端が噴射ノズル7
に接続されている。タンク8内のウオツシヤ液1
0(第3図及び第5図)は図示していないポンプ
によつて導管9内を圧送され、噴射ノズル7から
噴出する。
ウオツシヤタンク8にはウオツシヤ液補給用の
給液口11が設けられ、通常この口は着脱可能な
キヤツプ12によつて閉鎖されている。バツクド
ア2をほぼ水平な開位置にもたらしたとき、第3
図から判るように、給液口11は上を向く。この
状態でキヤツプ12を外し、ウオツシヤ液をタン
ク内に補給する(第4図)。
このようにウオツシヤタンク8がバツクドア2
に付設され、しかもこれを開いた状態でウオツシ
ヤ液を補給できるので、作業者は車外にて楽な姿
勢で液の補給作業を行うことができ、液のこぼれ
を防止できる。またたとえウオツシヤ液をこぼし
たとしても、車内が汚れることはなく、単にドア
に付いた液を拭き取るだけでよい。
ウオツシヤタンク8の給液口11はバツクドア
2の回動中心側から離れた側のタンク部分に設け
られており、したがつてバツクドア2を閉じ、ウ
オツシヤタンク8を立上がらせると、給液口11
はタンク8の上部にくる(第5図)。このとき給
液口11はキヤツプ12で閉鎖されているが、通
常、キヤツプ12にはエア抜き用の小孔13が形
成されているので、この小孔13の部位にまでウ
オツシヤ液10の液面がくると、小孔13を通し
て液が漏れ出る恐れがある。またタンク8とキヤ
ツプ12の間の隙間からウオツシヤ液が漏れ出る
ことも考えられる。
上述のように、バツクドア2をほぼ水平な状態
の開位置にもたらしたとき、着脱可能なキヤツプ
12によつて閉鎖されたウオツシヤタンク8の給
液口11が上を向くように、またバツクドア2を
閉じたときはこの給液口11がウオツシヤタンク
8の上部にくるように、給液口11の位置を設定
すると、バツクドア2を開いた状態で、ウオツシ
ヤ液を楽に補給できるのであるが、バツクドア2
を閉じたとき、ウオツシヤ液が漏れ出るおそれが
ある。そこで本例では次のような対策を講じてあ
る。
即ち、ウオツシヤタンク8には第4図に二重の
ハツチングを付して示したようにエア溜め空間1
4と入口部空間15とが区画形成されている。バ
ツクドア2がほぼ水平な開位置に存するとき、第
3図及び第4図のように入口部空間15は給液口
11の下方に位置し、またエア溜め空間14の上
端16は、給液口11よりも上方に位置し、給液
口11よりも高さが高くなつている。また図示し
た例では入口部空間15とエア溜め空間14の容
積は互いに等しい。
第4図に示すように給液口11からキヤツプ1
2を外し、ここからウオツシヤ液を補給するが、
その際タンク8内のウオツシヤ液レベルが給液口
11のところまで達したとき(第3図)、作業者
はタンク8がウオツシヤ液10でいつぱいとなつ
たと判断して補給をやめる。このとき、エア溜め
空間14は給液口11よりも上方に突出している
ので、この空間14には第3図のようにウオツシ
ヤ液は存在しない。
この状態で給液口11をキヤツプ12が閉鎖
し、バツクドア2を閉位置に立てると、給液口1
1とエア溜め空間14の容積が丁度等しいので、
第5図に示すように入口部空間15にはタンク8
内のウオツシヤ液10が浸入しない。第3図の状
態のとき入口部空間15を占めていた分のウオツ
シヤ液10が、この空間15と等容積のエア溜め
空間14に流れ込むためである。このようにドア
2を閉じると、液10がキヤツプ12のところに
は達しないので、キヤツプまわりの隙間やその小
孔13からウオツシヤ液が漏れ出ることはない。
エア溜め空間14の容積を入口部空間15の容
積より大きく設定しても同様の効果が得られる
が、大きくした分だけ、タンク8内に液を貯留で
きない空間が大きくなり、タンク内に無駄なスペ
ースができるため、前述の実施例のように両空間
の容積を互いに等しくすることが特に有利であ
る。
効 果 本考案によれば、従来デツトスペースとなつて
いたバツクドア内の空間を有効に利用でき、しか
もウオツシヤタンクへのウオツシヤ液の補給作業
を楽に行え、たとえ液をこぼしても車室内を汚す
ことはない。しかも、バツクドアを閉じたとき
も、ウオツシヤタンク内のウオツシヤ液が給液口
から漏れ出ることを阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はバツクドアを開いた状態での自動車後
部を示す斜視図、第2図はバツクドアを閉じたと
きの、第1図と同様な斜視図、第3図は第1図の
−線断面図であつて、リヤウインドガラス等
を省略して示した図、第4図はウオツシヤタンク
にウオツシヤ液を補給する際の断面図、第5図は
第2図の−線に沿う、第3図と同様な断面
図、第6図はウオツシヤタンク単体の平面図であ
る。 1……車体、2……バツクドア、3……アウタ
パネル、4……インナパネル、6……リヤワイ
パ、8……ウオツシヤタンク、10……ウオツシ
ヤ液、11……給液口、12……キヤツプ、14
……エア溜め空間、15……入口部空間、16…
…上端、S……空間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 下部に設けられたヒンジを中心として開閉す
    るように車体後部に枢着されたバツクドアのイ
    ンナパネルとアウタパネルの間の空間に、ウオ
    ツシヤ液を貯留するウオツシヤタンクを配置
    し、バツクドアをほぼ水平な状態の開位置にも
    たらしたとき、着脱可能なキヤツプによつて開
    鎖されたウオツシヤタンクの給液口が上を向く
    ように、かつバツクドアを閉じたときは給液口
    がウオツシヤタンクの上部にくるように、該給
    液口の位置を設定し、バツクドアが前記開位置
    に存するときに、給液口よりも上方にその上端
    が位置するエア溜め空間と、給液口の下方に位
    置する入口部空間とをウオツシヤタンク内に区
    画形成したことを特徴とする自動車のリヤワイ
    パ用ウオツシヤ装置。 (2) 前記エア溜め空間の容積が、前記入口部空間
    の容積に等しいか、又はこれよりも大きく設定
    されている実用新案登録請求の範囲第1項に記
    載のウオツシヤ装置。
JP1987045781U 1987-03-30 1987-03-30 Expired - Lifetime JPH0518222Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987045781U JPH0518222Y2 (ja) 1987-03-30 1987-03-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987045781U JPH0518222Y2 (ja) 1987-03-30 1987-03-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63152761U JPS63152761U (ja) 1988-10-06
JPH0518222Y2 true JPH0518222Y2 (ja) 1993-05-14

Family

ID=30864831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987045781U Expired - Lifetime JPH0518222Y2 (ja) 1987-03-30 1987-03-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0518222Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101291586B1 (ko) * 2012-06-26 2013-08-01 현대합성공업 주식회사 워셔액 누출 방지기능을 가지는 워셔액 탱크

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6016551A (ja) * 1983-07-08 1985-01-28 Harada Chiya Seizo Kk 茶葉合組機

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54178327U (ja) * 1978-06-05 1979-12-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6016551A (ja) * 1983-07-08 1985-01-28 Harada Chiya Seizo Kk 茶葉合組機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63152761U (ja) 1988-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN206285036U (zh) 清洁机器人
US4888847A (en) Scrubbing pail device
JPH0518222Y2 (ja)
JP3655537B2 (ja) 建設機械
JPH027095Y2 (ja)
JPS6233650Y2 (ja)
KR0181242B1 (ko) 승용차 간이 세차장치
JPS597164Y2 (ja) 自動車後部窓のウオツシヤ−装置
JP3681037B2 (ja) 洗浄液用タンク
JPH0524620Y2 (ja)
KR100328983B1 (ko) 차량용 와셔액 탱크
CN209955947U (zh) 清洗剂加注组件、洗涤液罐组件及车辆
JPS5851649Y2 (ja) 車輛用スクリ−ンウオツシヤタンク
JPH0554124U (ja) 自動車のウィンドウォッシャノズル装置
CN217945134U (zh) 一种车辆风窗玻璃清洗装置、储液容器及车辆
JPH06127341A (ja) ウォッシャタンク
JPH09188226A (ja) 液垂・劣化防止ワイパーブレード
KR19980053744A (ko) 자동차의 와셔 세정액 탱크
JP2563931Y2 (ja) ウィンドウオッシャ装置
JP2523194Y2 (ja) 自動車用ドアの窓ガラス洗浄装置
KR200150980Y1 (ko) 탈장착이 가능한 워셔탱크
JPS6335020Y2 (ja)
JPS5941888Y2 (ja) 自動車用リキツドタンクの格納構造
JPS5851648Y2 (ja) 鉄道車両用窓ふき器の給水装置
JPS6324042Y2 (ja)