JPH05181430A - コンピュータシステムの電源制御装置及び電源制御方法 - Google Patents

コンピュータシステムの電源制御装置及び電源制御方法

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Publication number
JPH05181430A
JPH05181430A JP4158014A JP15801492A JPH05181430A JP H05181430 A JPH05181430 A JP H05181430A JP 4158014 A JP4158014 A JP 4158014A JP 15801492 A JP15801492 A JP 15801492A JP H05181430 A JPH05181430 A JP H05181430A
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JP
Japan
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battery
temperature
power
power supply
value
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Application number
JP4158014A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Minamino
伸之 南野
Mayumi Maeda
真弓 前田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、PDPに供給される電力が基準値を
越えたとき、PDPの表示輝度を高輝度から通常輝度に
切り替えることにより、PDPの表示率が増大しても、
PDPに供給される電力を一定に制御できるすることを
最も主要な特徴とする。 【構成】パワーコントロールCPU306は、プラズマ
ディスプレイユニット37に供給される電力が基準値を
越えたとき、プラズマディスプレイユニット37の表示
輝度を高輝度から通常輝度に切り替えて、プラズマディ
スプレイユニット37の表示率が増大しても、プラズマ
ディスプレイユニット37に供給される電力を一定に制
御し、更に表示輝度を高輝度から通常輝度に切り替える
ことにより得られる余剰電力をバッテリのチャージに使
用することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にシステム電源とし
て交流電源以外に、充電可能なバッテリを備えたコンピ
ュータシステムの電源制御装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小型(ラップトップ等)のパーソ
ナルコンピュータには、充電可能なバッテリを搭載し、
このバッテリ電源により駆動する方式がある。この方式
のコンピュータでは、システム電源として交流電源を使
用している場合に、システムに供給する電力量以外の電
力がバッテリの充電として使用されている。
【0003】ところで、コンピュータにはデータ表示を
行なうディスプレイ(例えばプラズマディスプレイ;P
DP)が搭載されているが、高輝度表示モード(図9参
照)による表示が可能なものが開発されている。この高
輝度表示モードは、通常輝度表示モードに対して表示性
能が高めるられるが、大量の電力が必要である。
【0004】このため、高輝度表示モードによる表示動
作が実行されていると、バッテリの充電として使用でき
る電力量が著しく減少することがある。実際には、高輝
度表示モードによりディスプレイにデータが表示されて
いるときに、ディスプレイの画面上の表示率(すなわち
表示画面を構成する総ピクセル数(例えば640×48
0ピクセル)に対する点灯しているピクセル数の割合)
が増大すると、表示のために余計に電力が消費され、バ
ッテリを充電するための電力が得られなくなり、バッテ
リの充電は不可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】システム電源の使用電
力量の中で、例えばディスプレイの表示動作に使用され
ている電力量以外の電力量が、自動的にバッテリの充電
として使用される方式がある。しかしながら、ディスプ
レイの表示状態が高輝度表示モードの場合には、バッテ
リの充電として使用できる電力量が著しく減少し、実質
的に充電が不可能となることがある。
【0006】このような場合に、実際には有効な充電動
作がなされていないにも拘らず、システムは自動的にバ
ッテリの充電動作を実行し、ユーザに対してその旨を通
知することになる。
【0007】このため、見掛け上、バッテリの充電時間
が長時間となる。更に、ユーザはロウバッテリのLED
ランプが赤(ロウバッテリ)から緑(満充電)に変わら
ず、システムに故障が発生していると誤認識するような
不都合がある。また、バッテリを満充電にするために、
長時間の充電時間が必要となり、バッテリが過度に加熱
されて、システムを損傷する虞がある。
【0008】この発明の目的は、プラズマディスプレイ
に供給される電力が基準値を越えたとき、プラズマディ
スプレイの表示輝度を高輝度から通常輝度に切り替える
ことにより、プラズマディスプレイの表示率が増大して
も、プラズマディスプレイに供給される電力を一定に制
御可能なコンピュータシステムの電源制御装置および方
法を提供することである。
【0009】この発明の他の目的は、リチャージャブル
バッテリおよびプラズマディスプレイを有したコンピュ
ータシステムにおいて、プラズマディスプレイの表示輝
度を高輝度から通常輝度に切り替えることにより得られ
る余剰電力をバッテリのチャージに使用することのでき
る、コンピュータシステムの電源制御装置および方法を
提供することである。
【0010】この発明の他の目的は、セットアップメニ
ュー画面において、充電モード(通常輝度表示でバッテ
リチャージ)または非充電モード(高輝度表示でバッテ
リチャージ行なわない)を選択できる手段を設け、充電
モードが指定された場合、高輝度表示に必要な電力から
バッテリチャージに必要な電力を引いた値を基準値とし
て、高輝度表示から通常輝度表示への切り替えを行な
う、コンピュータシステムの電源制御装置および方法を
提供することである。
【0011】この発明のさらに他の目的は、リチャージ
ャブルバッテリを有したコンピュータシステムにおい
て、バッテリパック内の温度を検出する第1温度センサ
と外気温度を検出する第2温度センサを設け、バッテリ
パック内の温度と外気温度との温度差、ある時刻のバッ
テリパックの温度と所定時間経過後の温度、さらには、
ある時刻の外気温度と所定時間経過後の温度とからバッ
テリの満充電を検出する、コンピュータシステムの電源
制御装置および方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、電源を供給す
るためのACアダプタと、再充電可能なバッテリと、こ
のバッテリを充電するための充電回路とを有してなるポ
ータブルコンピュータの電源制御装置であって、上記A
Cアダプタからの電源供給にもとずき上記バッテリに充
電を行なうか否かを選択する選択手段と、上記選択手段
に接続され上記選択内容を記憶する記憶手段と、上記ポ
ータブルコンピュータの電源投入時、上記記憶手段に格
納された選択内容を読出し、読出された内容を指示する
コマンドを作成し送信する手段と、上記送信コマンドの
内容にもとずき上記充電回路を制御する制御手段とを具
備してなることを第1の特徴とする。
【0013】更に本発明は、電源を供給するためのAC
アダプタと、再充電可能なバッテリと、上記ACアダプ
タと上記バッテリから供給される電源から放電電圧を生
成し、画素毎に設けられたセルに上記放電電圧を印加
し、文字やグラフィックスの輝度表示を行なうフラット
パネルディスプレイユニットとを備えたポータブルコン
ピュータの電源制御装置であって、上記ACアダプタか
らの電源供給にもとずき上記バッテリに充電を行なうか
否かを指定する指定手段と、上記指定手段の指定内容を
判断し、上記バッテリに充電を行なう指定の場合、上記
ディスプレイに供給される電圧値と電流値を検出する検
出手段と、基準値を格納する格納手段と、上記検出手段
と格納手段に接続され、検出された値と基準値とを比較
する比較手段と、上記比較手段の比較結果にもとずき上
記検出値が上記基準値より大きい場合、上記放電電圧を
減少する輝度制御情報を生成する手段と、上記輝度制御
情報にもとずき上記画素の輝度を制御する為に上記セル
に印加される放電電圧を制御する手段とを具備してなる
ことを第2の特徴とする。
【0014】更に本発明は、電源を供給する為のACア
ダプタと、上記ACアダプタに接続される再充電可能な
バッテリパックとを備えたポータブルコンピュータの電
源制御装置であって、上記バッテリパック内に設けられ
た第1温度センサと、上記第1温度センサにより上記バ
ッテリ内の温度状態を検出する第1温度検出手段と、上
記バッテリパック外に設けられた第2温度センサと、上
記第2温度センサにより上記バッテリパック外の周辺温
度状態を検出する第2温度検出手段と、上記第1温度検
出手段から得られた第1温度値と上記第2温度検出手段
から得られた第2温度値を比較し、上記第1温度値が上
記第2温度値より設定基準値ほど大きい場合に上記バッ
テリパックが満充電であると判断する判断手段とを具備
してなることを第3の特徴とする。
【0015】更に本発明は、電源を供給するためのAC
アダプタと、再充電可能なバッテリと、上記バッテリを
充電するための充電回路と、上記充電回路を制御する電
源コントローラとを有してなるポータブルコンピュータ
の電源制御方法であって、上記ACアダプタからの電源
供給にもとずき、上記バッテリに充電を行なうか否かを
選択するステップaと、上記ステップaで選択された内
容を記憶するステップbと、上記ポータブルコンピュー
タの電源投入時、上記記憶された選択内容を読み出し、
読み出された内容を指示するコマンドを作成するステッ
プcと、上記コマンドを上記電源回路に送信するステッ
プdと、上記送信コマンドの内容にもとずき、上記充電
回路を制御するステップeとを有してなることを第4の
特徴とする。
【0016】更に本発明は、電源を供給するためのAC
アダプタと、再充電可能なバッテリとを備えたポータブ
ルコンピュータの電源制御方法であって、上記ACアダ
プタからの電源供給にもとずき、上記バッテリに充電を
行なうか否かを指定するステップaと、上記ACアダプ
タと上記バッテリから供給される電源から放電電圧を生
成し、画素毎に設けられたセルに上記放電電圧を印加
し、文字やグラフィックスの輝度表示をフラットパネル
ディスプレイユニットに行なうステップbと、上記ステ
ップaにおける指定内容を判断し、上記バッテリに充電
を行なう指定の場合、上記フラットパネルディスプレイ
ユニットに供給される電圧値と電流値を検出するステッ
プcと、上記ステップcにおいて検出された値と設定さ
れた基準値とを比較するステップdと、上記ステップd
の比較結果にもとずき、上記検出値が上記基準値より大
きい場合、上記放電電圧を減少する輝度制御情報を生成
するステップeと、上記輝度制御情報にもとずき、上記
画素の輝度を制御する為に、上記セルに印加される放電
電圧を制御するステップfとを有してなることを第5の
特徴とする。
【0017】更に本発明は、電源を供給する為のACア
ダプタと、上記ACアダプタに接続される再充電可能な
バッテリパックとを備えたポータブルコンピュータの電
源制御方法であって、上記バッテリパック内に設けられ
た第1温度センサにより上記バッテリ内の温度状態を検
出するステップaと、上記バッテリパック外に設けられ
た第2温度センサにより上記バッテリパック外の周辺温
度状態を検出するステップbと、上記ステップaで得ら
れた第1温度値とステップbで得られた第2温度値を比
較し、上記第1温度値が上記第2温度値より第1基準値
ほど大きい場合、上記バッテリパックが満充電であると
判断するステップcとを有してなることを第6の特徴と
する。
【0018】
【作用】この発明によれば、ポータブルコンピュータの
電源投入時に、ACアダプタからの電源供給にもとずき
バッテリに充電を行なうか否かを選択する選択手段の選
択内容を読出し、その読出された内容を指示するコマン
ドを電源コントローラに送信して、そのコマンドの内容
にもとずき充電回路を制御する。
【0019】これによりセットアップメニュー画面にお
いて、充電モード(通常輝度表示でバッテリチャージ)
または非充電モード(高輝度表示でバッテリチャージ行
なわない)を選択できる手段を設けることにより、その
選択された内容に従う充電制御が実現でき、充電モード
が指定された場合に、高輝度表示に必要な電力からバッ
テリチャージに必要な電力を引いた値を基準値として、
高輝度表示から通常輝度表示への切り替えを行なうこと
ができる。
【0020】又、プラズマディスプレイに供給される電
力が基準値を越えたとき、プラズマディスプレイの表示
輝度を高輝度から通常輝度に切り替えることにより、プ
ラズマディスプレイの表示率が増大しても、プラズマデ
ィスプレイに供給される電力を一定に制御可能なコンピ
ュータシステムが実現できる。又、プラズマディスプレ
イの表示輝度を高輝度から通常輝度に切り替えることに
より得られる余剰電力をバッテリのチャージに使用する
ことができる。
【0021】上記したように、この発明によれば、プラ
ズマディスプレイの表示率が、プラズマディスプレイの
定格最大電力を越えるような表示率になると、プラズマ
ディスプレイの表示を高輝度表示から通常輝度表示に切
り替えることができる。また、セットアップメニュー画
面にバッテリのリチャージをイネーブルにするかどうか
の項目を設けることにより、ユーザは充電モード(通常
輝度表示でバッテリーチャージを行なう)または非充電
モード(高輝度表示でバッテリチャージを行なわない)
を任意に選択することができ、充電モードが選択された
場合に、プラズマディスプレイの定格最大電力から、バ
ッテリのリチャージに必要な電力を差し引いた電力値を
基準値として設定し、この基準値を越えるような電力を
必要とする表示率になると、高輝度表示から通常輝度表
示に切り替えることができる。
【0022】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1は本発明の一実施例の構成を示すブロック図
である。
【0023】図1に於いて、10はシステムバスであ
り、11乃至28はそれぞれシステムバス10に接続さ
れる構成要素(コンポーネント)である。これら、コン
ポーネントのうち、11はシステム全体の制御を司るC
PU(メインCPU)であり、ここでは、電源オン時に
於いて、BIOS−ROM12をアクセスし、図6、及
び図7に示すようなIRTルーチンおよびセットアップ
ルーチンを実行する。12は固定プログラムが格納され
るBIOS−ROMであり、ここでは、図6及び図7に
示す、IRTルーチン及びセットアップルーチンを格納
している。
【0024】13は処理対象となるプログラム、データ
等が格納される主メモリを構成するRAMであり、14
はダイレクトメモリアクセス制御を行なうDMAコント
ローラ(DMAC;Direct Memory Access Controller
)である。15はプログラムにより設定可能な割り込
みコントローラ(PIC;Programmable Interrupt Con
troller )、16はプログラムにより設定可能なインタ
ーバルタイマ(PIT;Programmable Interval Timer
)である。
【0025】17は独自の動作用電池をもつ時計モジュ
ール(RTC;Real-time Clock )であり、日付、時間
情報の他に、後述するセットアップメニューにより選択
された、充電モードをイネーブルにするかどうかの選択
情報を記憶している。
【0026】18は本体の専用カードスロットに挿抜可
能な大容量の増設RAMであり、ここでは、1MB、2
MBの既存のメモリカードに、4MB、8MBの新規な
メモリカードを加えた、任意の4種のメモリカードを実
装可能にしている。
【0027】19はリジューム機能を実現するためのデ
ータ保存域となるバックアップRAMであり、バックア
ップ電源(VBK)が供給される。このバックアップR
AM19には、リジュームモード下に於いて、電源がオ
フされたときのメモリやレジスタの内容等が格納され
る。
【0028】20はフロッピーディスクコントローラ
(FDC)であり、この実施例では、2台のフロッピー
ディスクドラブ32A,32Bを制御対象としている
が、1台のフロッピーディスクドライブ(例えば32
B)に代えて、2.5インチハードディスクを実装可能
とし、システムアップが容易に図れる構成としている。
【0029】21はプリンタコントローラ(PRT−C
ONT)であり、例えば5インチの外部フロッピーディ
スクドライブ33、又はプリンタ34等がコネクタを介
して選択的に接続される。
【0030】22は入出力インターフェース(UAR
T;Universal Asynchronous Receiver/Transmitter )
であり、必要に応じてRSー232Cインターフェース
機器35等が接続される。23はキーボードコントロー
ラ(KBC)であり、ここでは、CPUボードを実装し
た装置本体に一体に設けられるキーボード36の入力を
制御する。
【0031】24は表示コントローラ(DISP−CO
NT)であり、ここでは、プラズマディスプレイユニッ
ト(PDP)37のみを表示対象としているが、外部デ
ィスプレイとしてCRT表示部を表示ドライブ制御する
こともに可能である。
【0032】27はバックアップ電源(VBK)が供給
されたビデオRAM(VRAM)であり、プラズマディ
スプレイユニット(PDP)37等の表示装置への表示
ドライブの際に表示コントローラ(DISP−CON
T)24の制御の下にアクセスされる。
【0033】28は後述する電源回路(インテリジェン
トパワーサプライ)30をシステムバス10を介してメ
インCPU11に接続するための電源制御インターフェ
ース(PS−IF)であり、ここでは、電源回路30の
パワーコントロールCPU(PC−CPU)306との
間で、シリアルインターフェースによりデータ転送を行
なうためのシリアルーパラレル変換機能を持つ。
【0034】29は商用交流電源(AC)を整流・平滑
して所定電位の直流動作用電源を得る電源アダプタ(以
下ACアダプタと称す)であり、ポータブルコンピュー
タ本体にプラグイン接続される。
【0035】30はパワーコントロールCPU(PC−
CPU)を備えた電源回路(インテリジェントパワーサ
プライ)である。33はポータブルコンピュータ本体
(PC本体)の電源をオン/オフする電源スイッチであ
る。
【0036】31L、31Rはそれぞれ充電可能な電池
により構成された、装置本体(PC本体)に着脱可能な
パック形式のメインバッテリ(M−BATA、B−BA
TB)であり、ここでは、駆動時において、電源回路3
0の制御の下に、いずれか一方のバッテリが使用対象
(電源供給対象)として選択され、そのバッテリが使用
限界まで放電すると、使用対象バッテリが切り替えられ
て、他方のバッテリが使用対象となる。31Sは同じく
充電可能な電池により構成された本体内蔵形のサブバッ
テリ(S−BAT)であり、RAM13、増設RAM1
8、ビデオRAM27等のバックアップが必要なメモリ
にバックアップ電源(VBK)を供給する。
【0037】40は機能拡張のための拡張バスコネクタ
(EBC)であり、例えば外部ハードディスク(外部H
DD)等が必要に応じて選択的に接続され、または機能
拡張のための各種コンポーネント(例えばキーボード、
CRTディスプレイ、大容量メモリ、パーソナルコンピ
ュータ装着機構等)を備えた拡張ユニットに選択的に装
着され回路結合される。
【0038】41はHDD実装タイプ(HDD、FDD
を各1台実装)にシステムアップする際に、内蔵HDD
(HDC付き)をインターフェース接続するための内蔵
HDDインターフェース(HDD−IF)であり、シス
テムアップを図る際に、フロッピーディスクドライブ
(FDD)32Bに代わり、コネクタ42を介して内蔵
HDDがインターフェース接続される。
【0039】50は上記電源回路30のパワーコントロ
ールCPU306の制御の下に表示ドライブ制御される
複数個の状態表示LED(L1乃至L9)でなる状態表
示部である。図2は上記図1に示す電源回路30の構成
を示すブロック図である。
【0040】図2に於いて、306は装置全体の電源を
集中管理するパワーコントロールCPU(PC−CP
U)であり、内部バス51を介して電源回路30の各部
の情報、及びメインCPU11の指示情報等を入力し、
メインCPU11の指示、内部の状態、外部の操作状態
等により装置内各部の電源供給をコントロールするもの
で、ここでは、上記左右の各バッテリ(M−BATA、
M−BATB)31L、31Rを対象とした充電設定デ
ータ(充電制御パラメータ)に従う充電制御、及びバッ
テリ駆動制御を含む電源制御処理機能を持つ。又、この
パワーコントロールCPU306には、プラズマディス
プレイユニット(PDP)37の輝度設定値を格納する
ためのレジスタ306aが設けられる。
【0041】53はパワーコントロールCPU306の
制御に従うIOドライバの出力でオン/オフ制御され
る、左メインバッテリ(M−BATA)31Lの電流供
給路に介在されたメインバッテリスイッチ(SL1)で
ある。
【0042】55a,55bは同じくIOドライバの出
力でオン/オフ制御される、メインバッテリ(M−BA
TB)31Rの電流供給回路および電流出力路に介在さ
れたメインバッテリスイッチ(SRI,SRO)であ
る。
【0043】57はパワーコントロールCPU306の
制御の下にメインバッテリ(M−BATA,M−BAT
B)31L,31Rをチャージするチャージユニット
(充電回路)である。59はメインバッテリ(M−BA
TA、M−BATB)31L,31Rの出力電流を検出
する電流検出器である。61、63はそれぞれメインバ
ッテリ(MーBATA、M−BATB)31L,31R
の電流出力路に介在された逆流防止用のダイオードであ
る。
【0044】65はメインバッテリスイッチ53を経た
左メインバッテリ(M−BATA)31Lの電源、また
はメインバッテリスイッチ55a,55bを経た右メイ
ンバッテリ(M−BATB)31Rの電源から装置内の
各部動作電源を得るDC−DCコンバータである。
【0045】67はサブバッテリ(S−BAT)31S
をチャージするチャージユニット、69はサブバッテリ
(S−BAT)31Sの電源からバックアップ電源(V
BK)を得るDC−DCコンーバータである。
【0046】71は電流検出器59の検出電流値、メイ
ンバッテリ(M−BATA、M−BATB)31L,3
1Rの出力電圧、DC−DCコンバータ65,69の出
力電圧等をディジタルデータとしてパワーコントロール
CPU306に供給するためのアナログ/デジタル変換
を行なうA/D変換器である。
【0047】73はパワーコントロールCPU306と
メインCPU11との間で情報を送受するためのシリア
ルI/Oであり、パワーコントロールCPU306から
受けたデータをシリアルデータに変換して電源制御イン
ターフェース(PS−IF)28に送出し、このシリア
ルデータを電源制御インターフェース(PS−IF)2
8でパラレルデータに復元してメインCPU11に送出
する。プラズマディスプレイ(PDP)37はDC−D
Cコンバータ65からの電源により表示動作を実行す
る。
【0048】PDP輝度コントローラ75は、D/Aコ
ンバータ77からのブライトネス制御信号により、プラ
ズマディスプレイユニット(PDP)37の輝度制御を
実行する。
【0049】D/Aコンバータ77は、パワーコントロ
ールCPU(PC−CPU)306のレジスタ306a
に格納された輝度設定値をアナログのブライトネス制御
信号に変換する。
【0050】電流計79はプラズマディスプレイユニッ
ト(PDP)37に供給される電流を検出し、A/Dコ
ンバータ71を介してパワーコントロールCPU(PC
−CPU)306に出力する。
【0051】図3は、上記パワーコントロールCPU
(PC−CPU)306のバッテリ満充電を検出するた
めの回路の一例を示すブロック図である。尚、図2と同
一部には同符号を付してその説明を省略する。
【0052】図3に於いて、バッテリパック31L(3
1R)はパワーコントロールCPU(PC−CPU)3
06、及びDC/DCコンバータ65と接続され、DC
/DCコンバータ65へ直流電源を供給する。
【0053】パワーコントロールCPU(PC−CP
U)306は、図1に示す電源制御インターフェース
(PS−IF)28、及びシステムバス10を介してメ
インCPU11と接続され、バッテリパック31L(3
1R)の電源、電流と温度によりバッテリパック31L
(31R)の過充電状態とローバッテリ状態の検出を行
ない、バッテリパック31L(31R)の電圧容量状態
をメインCPU11へ通知する。
【0054】パワーコントロールCPU(PC−CP
U)306は、4ビットCPU321を内蔵し、RAM
323、及びROM325も含めて、図1に示すパワー
コントロールCPU(PC−CPU)306を構成して
いる。
【0055】DC−DCコンバータ65はバッテリパッ
ク31L(31R)より供給された直流電源から装置本
体を動作させるために必要な定電圧の直流電源(システ
ム電源)を生成する。
【0056】さらに交流充電器(ACアダプタ)29
は、家庭用交流電源(AC100V)に接続され、充電
回路(チャージユニット)57に定格直流電圧を供給す
る。このACアダプタ29はパーソナルコンピュータ本
体の外部に配置される。
【0057】充電回路57は、+18Vの電源電圧をD
C/DCコンバータ65へ供給する。充電回路57の+
18V出力端子に並列に電圧検出回路83aが接続され
る。この電圧検出回路83aは、一定周期で充電回路5
7の出力電圧を検出する。電圧検出回路83により検出
された電圧値は、パワーコントロールCPU(PC−C
PU)306のA/Dコンバータ71に供給される。
【0058】充電回路57はパワーコントロールCPU
(PC−CPU)306からの充電制御信号56に基ず
き、バッテリパック31L(31R)への充電電流を制
御する。
【0059】85はpチャンネル電界効果トランジスタ
(FET)であり、バッテリパック31L(31R)へ
の充電を強制的に中止させる保護回路である。バッテリ
パック31L(31R)はポータブルコンピュータをバ
ッテリ駆動するためのNi−H電池89とバッテリパッ
ク31L(31R)内の温度を検出するための第1温度
センサ87aとを内蔵する。
【0060】ACアダプタ29が装置本体に未接続のと
き(プラグイン接続されていないとき)、直流電圧がバ
ッテリパック31L(31R)からDC/DCコンバー
タ65へ供給される。
【0061】89はNi−H電池であり、バッテリパッ
ク31L(31R)内に12個のセルを内蔵する。バッ
テリパック31L(31R)の電池の負(−)端子と直
列に電流検出回路59が接続されるとともに、上記電池
の正(+)端子に並列に電圧検出回路83bが接続され
る。電圧検出回路83bは、一定周期でバッテリパック
31L(31R)の充電/放電電流を検出する。
【0062】又、電流検出回路59は一定周期でバッテ
リパック31L(31R)の充電/放電電流を検出す
る。電流検出回路59と電圧検出回路83bで検出され
た電圧値と電流値はそれぞれパワーコントロールCPU
(PC−CPU)306のA/Dコンバータ71に供給
される。バッテリパック31L(31R)の正(+)端
子と直列に逆電流防止トランジスタ91bが接続され
る。
【0063】第1温度センサ87aは電池89の温度を
検出し、バッテリパック31L(31R)の満充電状態
とローバッテリ状態の判断要素となる。第1温度センサ
87aで検出された温度値は、パワーコントロールCP
U(PC−CPU)306のA/Dコンバータ71に供
給される。この第1温度センサ87aの負(ー)端子は
グラウンド(GND)にアース(接地)される。87b
は第2温度センサであり、周辺温度に依存する第1温度
センサ87aの抵抗値を正確に決定するために用いられ
る。パワーコントロールCPU(PC−CPU)306
のバッテリ温度認識方法は、第1温度センサ87aから
出力される電圧値で行なわれる。
【0064】第1温度センサ87aの抵抗値はバッテリ
パック外の周辺機器から発生する温度状態にも依存す
る。例えば、第1温度センサ87aの抵抗温度が0度の
時、パワーコントロールCPU(PC−CPU)306
のA/Dコンバータ71に供給される電圧値は3.65
Vである。また、抵抗温度が40度の時、パワーコント
ロールCPU(PC−CPU)306のA/Dコンバー
タ71に供給される電圧値は0.78Vである。出力電
圧値の周辺温度による変動を考慮した時、第2温度セン
サ87bで検出された温度により第1温度センサ87a
の電圧降下値を補正することにより、パワーコントロー
ルCPU(PC−CPU)306は正確なバッテリパッ
ク31L(31R)内の温度を認識できる。
【0065】補正値は、パワーコントロールCPU(P
C−CPU)306のROM325に記憶されている。
第2温度センサ87bは、第1温度センサ87aが検出
した温度の補正値を与えると共に各ユニットが使用温度
範囲値に存在するか否かを検出する。ここでの各ユニッ
トとは、高密度実装基板(PCB)、FDD、HDD等
である。
【0066】パワーコントロールCPU(PC−CP
U)306は、第2温度センサ87bから検出された温
度値をリードし、ROM325に格納された各ユニット
の使用温度範囲値と比較する。
【0067】もし、各ユニットが使用温度範囲値を越え
たとき、パワーコントロールCPU(PC−CPU)3
06はその状態を警告音でユーザに知らせ、リジューム
実行後に本体への電源供給を自動的に停止する。上記各
温度センサ87a,87bの信号を入力するA/Dコン
バータ71は内部バス304を介してCPU321に接
続されている。
【0068】上記内部バス304には、更にパラレルI
/Oインターフェース(PIO)333、及びプログラ
マブルインタラプトタイマ(PIT)331等が接続さ
れている。
【0069】RAM323内のソフトウエアカウンタ3
23aはPIT331から割り込み信号が発生する際
に、1秒ずつ時間を計測する。ソフトウエアカウンタ3
23aのデフォルト値は「0」である。
【0070】ROM325はローバッテリの基準電圧を
検出するためのテーブル325aとその基準電圧を補正
するためのテーブル325bを格納している。さらに、
ROM325は第1温度センサ87aから出力される電
圧値を温度補正するためのテーブルも記憶している。
【0071】CPU321は電流検出回路59からのア
ナログ値をA/Dコンバータ71によりデジタル値に変
換して取り込み、ROM325の変換テーブル325a
を参照して検出した電流値に対応するローバッテリ基準
電圧を得る。
【0072】又、CPU321は以下の方法で着脱自在
なバッテリパック31L(31R)の接続/非接続を認
識する。即ち、バッテリパック31L(31R)が本体
に未接続のとき、プルアップ抵抗93により+5Vにプ
ルアップされた電圧値がパワーコントロールCPU(P
C−CPU)306に入力される。このとき、CPU3
21はバッテリパック31L(31R)が本体に未接続
と判断する。バッテリパック31L(31R)が本体に
接続のとき、正(+)端子から第1温度センサ87aを
介して電流が流れる。第1温度センサ87aが有する抵
抗分だけ、電圧降下(アナログ値)が発生する。このア
ナログ値がA/Dコンバータ71に入力されてデジタル
値に変換される。
【0073】この変換されたデジタル値にもとずき、C
PU321はROM325内のテーブルを参照し、バッ
テリパック31L(31R)が本体に接続されたこと及
びバッテリパック31L(31R)内の温度値を検出す
る。CPU321は1秒間隔おきに割り込みが発生する
ようにPIT331をプログラムし、PIT331から
の割り込みに応答する。
【0074】CPU321はRAM323内にソフトウ
エアカウンタ323aを設け、割り込み信号が発生する
度にソフトウエアカウンタ323aに1秒ずつ加算す
る。CPU321は、電圧検出回路83a,83b、電
流検出回路59,79、温度センサ87a,87bから
の情報にもとずき、充電回路57とDC/DCコンバー
タ65とを制御する。
【0075】更にCPU321は、現在、バッテリパッ
ク31L(31R)が充電中であると判断したとき、P
IO333を介してDC/DCコンバータ65を制御し
本体への電源供給を停止する。
【0076】また、充電回路57への充電制御信号線が
断線等により、充電電流をオフできないとき、CPU3
21は論理レベル”1”の信号をD/Aコンンバータ3
29を介してFET85へ出力し、充電電流を強制的に
停止する。
【0077】ローバッテリ補正テーブル325bは充電
時間の相違、及びA/Dコンバータ71の分解能(1d
igit =98mv)を考慮して、あらかじめ計算さ
れた値を記憶する。CPU321は電池温度をリード
し、ROM325のローバッテリ補正テーブル325b
を参照する。
【0078】このような構成とすることにより、電池セ
ル89のいくつかが故障したとき、バッテリーパック3
1L(31R)内に内蔵される第1温度センサ87aが
電池セル89の故障セルから発生する熱を検出し、電源
コントローラが充電を中止する。その結果、バッテリパ
ック31L(31R)が過充電によって引き起こされる
事故を未然に防止できる。
【0079】さらに、この発明では、図3に示すように
外気温度検出するための第2温度センサ87bが設けら
れている。この第2温度センサ87bは、バッテリ内温
度とバッテリパック31L(R)外の周辺温度との差、
ならびにバッテリ内温度上昇が満充電によるものではな
く、バッテリパッック31L(R)外の周辺温度上昇に
よるものかどうかの判断を行なうのに使用される。
【0080】なお、図3はバッテリが1個の場合を示し
たものでり、2個の場合には、第1温度センサ87aに
相当する第3温度センサが2個目のバッテリパックに内
蔵され、第1温度センサ87a同様にA/Dコンバータ
71に接続されている。なお、図2と図3は根本的に異
なる装置を構成している。
【0081】即ち、図2の電圧および電流検出回路はプ
ラズマディスプレイユニット(PDP)に入力する前に
設置される。この場合、ACアダプタからの電源供給か
バッテリからの電源供給か判別できない。これに対し
て、図3では、ACアダプタからの電源供給ならば電圧
検出回路83aで検出する。バッテリからの電源供給な
らば、電圧検出回路83bで検出する。図3の装置構成
なら、パワーコントロールCPU(PC−CPU)は充
電回路またはバッテリからの電源供給か否か認識でき
る。次に、図4を参照して本発明の第1の特徴であるバ
ッテリパック31L(31R)の満充電の検出方法につ
いて説明する。
【0082】パワーコントロールCPU(PC−CP
U)306は、ステップS31に於いて、バッテリパッ
ック31L(31R)内の第1(バッテリ内)温度セン
サ87aからの温度を検出する。
【0083】更に、ステップS33に於いて、パワーコ
ントロールCPU(PC−CPU)306は、第2(外
部)温度センサ87bからバッテリパック外の周辺温度
値を検出する。そして、ステップS35に於いて、バッ
テリパック31L(31R)内の温度と外部温度との間
に15度以上の温度差があるかどうか判断する。この
際、15度以上の温度差がある場合には、ステップ45
に進み、バッテリパック31L(31R)が満充電であ
ると判断して充電動作を停止する。
【0084】一方、ステップS35に於いて、15度以
上の温度差が無い場合、パワーコントロールCPU(P
C−CPU)306は、ステップS37に進み、温度値
(a)を検出した時点に対して4分前のバッテリパック
内の温度値(c)を読み出す。そして、ステップS39
に於いて、パワーコントロールCPU(PC−CPU)
306はバッテリ内の温度が2度以上上昇しているかど
うか判断する。このステップS39の判断に於いて、2
度以上上昇していないと判断すると、パワーコントロー
ルCPU(PC−CPU)306はステップS31に戻
る。
【0085】他方、ステップS39に於いて、バッテリ
パック内の温度が2度以上上昇していると判断すると、
パワーコントロールCPU(PC−CPU)306はス
テップS41に於いて、4分前のバッテリパッック外の
周辺温度(d)を読み出す。
【0086】そして、ステップS43に於いて、4分間
の間に2度以上外部温度が上昇したとすると、バッテリ
パック内の温度が2度以上上昇したのは、外部温度の上
昇によるものと判断し、パワーコントロールCPU(P
C−CPU)306はステップS31に戻る。
【0087】一方、ステップS43に於いて、4分間の
間に外部温度が2度以上上昇していないと判断すると、
パワーコントロールCPU(PC−CPU)306は、
バッテリ内の温度上昇はバッテリが満充電になったこと
によるものと判断する。従って、パワーコントロールC
PU(PC−CPU)306はステップS45に於いて
満充電と判断し、チャージ動作を停止する。なお、上述
した15度、2度、4分という値は、発明者の実験値に
もとずくものである。
【0088】次に、本願発明の第2の特徴であるチャー
ジモードが設定された場合の、パワーコントロールCP
U(PC−CPU)306の動作について、図5を参照
して説明する。
【0089】パワーコントロールCPU(PC−CP
U)306は、ステップS1に於いて、バッテリパック
の残容量のチェックやACアダプタの本体接続有無チェ
ックを行ない、バッテリをチャージする必要があるかど
うか判断する。
【0090】ここで、もし、バッテリをチャージする必
要がなければ、パワーコントロールCPU(PC−CP
U)306はステップS17に於いて、ステップ電圧
(1ステップ=5V/128)を最大にする。
【0091】従って、パワーコントロールCPU(PC
−CPU)306は最大ステップ値をD/Aコンバータ
77に出力する。この結果、D/Aコンバータ77は最
大輝度電圧のブライトネス制御信号をPDP輝度コント
ローラ75に出力する。従って、プラズマディスプレイ
ユニット(PDP)37は高輝度でデータが表示され
る。
【0092】一方、ステップS1に於いて、バッテリを
チャージする必要があるときは、ステップS5に進み、
充電モードを示すコマンド(通常輝度表示モード)の受
取有無を判断する。メインCPU11から送られくる充
電モード設定コマンドは、”BFH(充電モードにしな
い)と”BCH(充電モードにする)の2種類がある。
この実施例に於ける充電モードとは、消費電力が一定以
上になったら表示輝度を落として充電を優先させるモー
ドである。充電モードでなければ、即ち高輝度表示モー
ドであれば、ステップS17に進み、上述した制御を行
なう。他方、通常輝度表示モードであればステップS7
に進み、電流値および電圧値をそれぞれ電流計79及び
電圧計83bにより検出する。次に、ステップS9に於
いて、ステップS7で検出した電流値および電圧値から
消費電力を計算する。次に、パワーコントロールCPU
(PC−CPU)306は、ステップS11において計
算された消費電力が基準電力以上かどうかを判断する。
【0093】消費電力が基準値以上であると判断する
と、パワーコントロールCPU(PC−CPU)306
は、ステップ電圧を1ステップ下げる。すなわち、レジ
スタ306aの輝度設定値を1ステップ下げる。
【0094】他方、消費電力が基準値未満であれば、パ
ワーコントロールCPU(PC−CPU)306は、ス
テップ電圧を1ステップ上げる。ステップS13または
S15の処理の後、パワーコントロールCPU(PC−
CPU)306はステップS1に戻り、再び、ステップ
S1乃至S17の処理を繰り返す。
【0095】このように、この発明では、消費電力を基
準値とを比較し、その比較結果に応じて、消費電力を1
ステップずつインクリメントあるいはデクリメントして
いる。 これは、次の理由による。
【0096】すなわち、プラズマ表示装置(PDP)で
は、入力される電力量が予め決められてる。決められた
値以上の電力が供給されると、プラズマ表示装置内のイ
ンバータが破壊されてしまう。一方、図9に示すよう
に、表示率が増加するにつれ、消費電力は比例して増加
する。ところが、表示率がどんどん増加し続けると、あ
る時点で消費電力が規定の電力を越えてしまう。
【0097】そこで、この発明では、消費電力が所定の
電力値になると、それ以上増やさないように制御してい
る。表示率を増やしつつ、電力値を一定にするために、
輝度電圧を下げる。すなわち、高輝度表示から通常輝度
表示に切り替える。
【0098】さらに、充電モードが指定されているとき
には、バッテリの電流を確保するために、ステップS1
1のW1の値を定格最大電力(例えば8W)からバッテ
リの充電に必要な電力を引いた値(例えば6W)に設定
している。
【0099】次に、本発明の第3の特徴である充電モー
ド選択方式すなわち、消費電力が一定以上になったら、
表示輝度を落として充電を優先させるモードをユーザが
任意に選択できるように構成した実施例について説明す
る。
【0100】表示輝度を落として充電を優先させるモー
ドをユーザが任意に選択できるように構成したのは、ユ
ーザの中には、例え、バッテリ充電ができなくても、高
輝度でデータを表示させることを望む人もいるからであ
る。コンピュータシステムの電源がオンすると、ROM
12に記憶されているBIOSの中のIRTルーチンが
実行される。
【0101】すなわち、図6に示すように、ステップS
51に於いて、RTC17の中のCMOSメモリに記憶
されている充電モードが設定される所定ビットをリード
する。
【0102】ステップ53に於いて、前記ビットが設定
されていれば、メインCPU11はステップ55に於い
て、パワーコントロールCPU(PC−CPU)306
に対して充電モード設定コマンド”BCH”を送信す
る。
【0103】他方、ステップ53に於いて、チャージモ
ードが設定されていないときは、メインCPU11は、
ステップ57に於いて、充電モードにしないコマンド”
BFH”をパワーコントロールCPU(PC−CPU)
306に出力する。このコマンドに応答して、パワーコ
ントロールCPU(PC−CPU)306は上述したよ
うな充電制御を行なう。この充電モードの設定はセット
アップ処理ルーチンにより行なわれる。図7はセットア
ップ処理ルーチンの一部を示すフローチャートである。
【0104】初めにメインCPU11はステップS61
に於いて、図8に示すようなセットアップメニュー画面
をプラズマディスプレイユニット(PDP)37に表示
する。
【0105】ステップS63に於いて、ユーザはセット
アップメニュー画面に表示された各種設定項目のうち、
縦方向の矢印キーを用いて”Recharge Battery”101
にカーソルを合わせる。充電モードにする場合には、”
Enable”を選択し、充電モードにしない場合は、”Disa
ble ”を選択する。”Enable”、”Disable ”は横方向
の矢印キーを用いて選択される。メインCPU11は、
ステップ65に於いて、設定された充電モード情報をR
TC17のCMOSメモリに格納する。
【0106】上記したように、この発明の実施例によれ
ば、プラズマディスプレイユニット(PDP)37に供
給される電力が基準値を越えたとき、プラズマディスプ
レイユニット(PDP)37の表示輝度を高輝度から通
常輝度に切り替えることにより、プラズマディスプレイ
ユニット(PDP)37の表示率が増大しても、プラズ
マディスプレイユニット(PDP)37に供給される電
力を一定に制御できる。又、プラズマディスプレイユニ
ット(PDP)37の表示輝度を高輝度から通常輝度に
切り替えることにより得られる余剰電力をバッテリのチ
ャージに使用することができる。又、セットアップメニ
ュー画面において、充電モード(通常輝度表示でバッテ
リチャージ)または非充電モード(高輝度表示でバッテ
リチャージ行なわない)を選択できる手段を設けること
によって、充電モードが指定された場合に、高輝度表示
に必要な電力からバッテリチャージに必要な電力を引い
た値を基準値として、高輝度表示から通常輝度表示への
切り替えを行なうことが可能となる。
【0107】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、プ
ラズマディスプレイの表示率が、プラズマディスプレイ
の定格最大電力を越えるような表示率になると、プラズ
マディスプレイの表示を高輝度表示から通常輝度表示に
切り替えることができ、これによりプラズマディスプレ
イの表示率が増大しても、プラズマディスプレイに供給
される電力を一定に制御できる。又、プラズマディスプ
レイの表示輝度を高輝度から通常輝度に切り替えること
により得られる余剰電力をバッテリのチャージに使用す
ることができる。
【0108】又、セットアップメニュー画面において、
充電モード(通常輝度表示でバッテリチャージ)または
非充電モード(高輝度表示でバッテリチャージ行なわな
い)をを任意に選択することができ、充電モードが指定
された場合、高輝度表示に必要な電力からバッテリチャ
ージに必要な電力を引いた値を基準値として、高輝度表
示から通常輝度表示への切り替えを行なうことができ
る。
【0109】又、バッテリパック内の温度を検出する第
1温度センサと外気温度を検出する第2温度センサを設
けて、バッテリパック内の温度と外気温度との温度差、
ある時刻のバッテリパックの温度と所定時間経過後の温
度、さらには、ある時刻の外気温度と所定時間経過後の
温度とからバッテリの満充電を検出することができ、信
頼性の高いバッテリの充電制御が効率よく行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に於けるシステム全体の構成を
示すブロック図。
【図2】図1に示す実施例の電源制御装置の構成を示す
ブロック図。
【図3】図2に示す電源制御装置内におけるバッテリの
満充電を検出するための回路の一例を示すブロック図。
【図4】上記実施例に於けるバッテリの満充電を検出す
るためのフローチャート。
【図5】上記実施例に於ける電源制御装置内のPC−C
PU306の制御を示すフローチャート。
【図6】図1に示すROM12内のBIOSに含まれる
IRTルーチンの処理を示すフローチャート。
【図7】図1に示すROM12内のBIOSに含まれる
セットアップルーチンの処理を示すフローチャート。
【図8】上記実施例のセットアップ処理において、PD
P37に表示されるセットアップメニュー画面の一例を
示す図。
【図9】プラズマディスプレイユニットに於ける電力と
表示率との関係を示す特性図。
【符号の説明】
10…システムバス、11…メインCPU、12…BI
OS−ROM、13…RAM、14…DMAコントロー
ラ(DMAC;Direct Memory Access Controller )、
15…割り込みコントローラ(PIC;Programmable I
nterrupt Controller )、16…インターバルタイマ
(PIT;Programmable Interval Timer)、17…時
計モジュール(RTC;Real-time Clock )、18…増
設RAM、19…バックアップRAM、20…フロッピ
ーディスクコントローラ(FDC)、21…プリンタコ
ントローラ(PRT−CONT)、22は入出力インタ
ーフェース(UART;Universal Asynchronous Recei
ver/Transmitter )、23…キーボードコントローラ
(KBC)、24…表示コントローラ(DISP−CO
NT)、27…ビデオRAM(VRAM)、28…電源
制御インターフェース(PS−IF)、29…電源アダ
プタ(以下ACアダプタと称す)、30…電源回路(イ
ンテリジェントパワーサプライ)、33…電源スイッ
チ、31L、31R…メインバッテリ(M−BATA、
B−BATB)、31S…サブバッテリ(S−BA
T)、37…プラズマディスプレイユニット(PD
P)、40…拡張バスコネクタ(EBC)、41…内蔵
HDDインターフェース(HDD−IF)、50…状態
表示部、53…メインバッテリスイッチ(SL1)、5
4…交流充電器(ACアダプタ)、55a、55b…メ
インバッテリスイッチ(SRI、SRO)、57…チャ
ージユニット(充電回路)、59…電流検出器、61,
63…逆流防止用のダイオード、65…DC−DCコン
バータ、67…チャージユニット、69…DC−DCコ
ンーバータ、71…A/D変換器、73…シリアルI/
O、75…PDP輝度コントローラ、77…D/Aコン
バータ、79…電流計、83a,83b…電圧検出回
路、85…pチャンネル電界効果トランジスタ(FE
T)、87a…第1温度センサ、87b…第2温度セン
サ、89…Ni−H電池、91b…逆電流防止トランジ
スタ、93…プルアップ抵抗、304…内部バス、30
6…パワーコントロールCPU(PC−CPU)、30
6a…輝度設定値を格納するためのレジスタ、321…
4ビットCPU、323…RAM、323a…RAM3
23内のソフトウエアカウンタ、325…ROM、32
5a…ローバッテリの基準電圧を検出するための変換テ
ーブル、325b…基準電圧を補正するための変換テー
ブル、329…D/Aコンンバータ、331…プログラ
マブルインタラプトタイマ(PIT)、333…パラレ
ルI/Oインターフェース(PIO)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02J 7/00 302 A 9060−5G

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源を供給するためのACアダプタと、
    再充電可能なバッテリと、このバッテリを充電するため
    の充電回路とを有してなるポータブルコンピュータの電
    源制御装置であって、 上記ACアダプタからの電源供給にもとずき上記バッテ
    リに充電を行なうか否かを選択する選択手段と、 上記選択手段に接続され、上記選択内容を記憶する記憶
    手段と、 上記ポータブルコンピュータの電源投入時、上記記憶手
    段に格納された選択内容を読出し、読出された内容を指
    示するコマンドを作成し送信する手段と、 上記送信コマンドの内容にもとずき、上記充電回路を制
    御する制御手段とを具備してなることを特徴とするコン
    ピュータシステムの電源制御装置。
  2. 【請求項2】 電源を供給するためのACアダプタと、
    再充電可能なバッテリと、上記ACアダプタと上記バッ
    テリから供給される電源から放電電圧を生成し、画素毎
    に設けられたセルに上記放電電圧を印加し、文字やグラ
    フィックスの輝度表示を行なうフラットパネルディスプ
    レイユニットとを備えたポータブルコンピュータの電源
    制御装置であって、 上記ACアダプタからの電源供給にもとずき上記バッテ
    リに充電を行なうか否かを指定する指定手段と、 上記指定手段の指定内容を判断し、上記バッテリに充電
    を行なう指定の場合、上記ディスプレイに供給される電
    圧値と電流値を検出する検出手段と、 基準値を格納する格納手段と、 上記検出手段と格納手段に接続され、検出された値と基
    準値とを比較する比較手段と、 上記比較手段の比較結果にもとずき、上記検出値が上記
    基準値より大きい場合、上記放電電圧を減少する輝度制
    御情報を生成する手段と、 上記輝度制御情報にもとずき、上記画素の輝度を制御す
    る為に、上記セルに印加される放電電圧を制御する手段
    とを具備してなることを特徴とするコンピュータシステ
    ムの電源制御装置。
  3. 【請求項3】 電源を供給する為のACアダプタと、上
    記ACアダプタに接続される再充電可能なバッテリパッ
    クとを備えたポータブルコンピュータの電源制御装置で
    あって、 上記バッテリパック内に設けられた第1温度センサと、 上記第1温度センサにより上記バッテリ内の温度状態を
    検出する第1温度検出手段と、 上記バッテリパック外に設けられた第2温度センサと、 上記第2温度センサにより上記バッテリパック外の周辺
    温度状態を検出する第2温度検出手段と、 上記第1温度検出手段から得られた第1温度値と上記第
    2温度検出手段から得られた第2温度値を比較し、上記
    第1温度値が上記第2温度値より設定基準値ほど大きい
    場合に上記バッテリパックが満充電であると判断する判
    断手段とを具備してなることを特徴とするコンピュータ
    システムの電源制御装置。
  4. 【請求項4】 電源を供給するためのACアダプタと、
    再充電可能なバッテリと、上記バッテリを充電するため
    の充電回路と、上記充電回路を制御する電源コントロー
    ラとを有してなるポータブルコンピュータの電源制御方
    法であって、 上記ACアダプタからの電源供給にもとずき、上記バッ
    テリに充電を行なうか否かを選択するステップaと、 上記ステップaで選択された内容を記憶するステップb
    と、 上記ポータブルコンピュータの電源投入時、上記記憶さ
    れた選択内容を読み出し、読み出された内容を指示する
    コマンドを作成するステップcと、 上記コマンドを上記電源回路に送信するステップdと、 上記送信コマンドの内容にもとずき、上記充電回路を制
    御するステップeとを有してなるポータブルコンピュー
    タの電源制御方法。
  5. 【請求項5】 電源を供給するためのACアダプタと、
    再充電可能なバッテリとを備えたポータブルコンピュー
    タの電源制御方法であって、 上記ACアダプタからの電源供給にもとずき、上記バッ
    テリに充電を行なうか否かを指定するステップaと、 上記ACアダプタと上記バッテリから供給される電源か
    ら放電電圧を生成し、画素毎に設けられたセルに上記放
    電電圧を印加し、文字やグラフィックスの輝度表示をフ
    ラットパネルディスプレイユニットに行なうステップb
    と、 上記ステップaにおける指定内容を判断し、上記バッテ
    リに充電を行なう指定の場合、上記フラットパネルディ
    スプレイユニットに供給される電圧値と電流値を検出す
    るステップcと、 上記ステップcにおいて検出された値と設定された基準
    値とを比較するステップdと、 上記ステップdの比較結果にもとずき、上記検出値が上
    記基準値より大きい場合、上記放電電圧を減少する輝度
    制御情報を生成するステップeと、 上記輝度制御情報にもとずき、上記画素の輝度を制御す
    る為に、上記セルに印加される放電電圧を制御するステ
    ップfとを有してなるポータブルコンピュータの電源制
    御方法。
  6. 【請求項6】 電源を供給する為のACアダプタと、上
    記ACアダプタに接続される再充電可能なバッテリパッ
    クとを備えたポータブルコンピュータの電源制御方法で
    あって、 上記バッテリパック内に設けられた第1温度センサによ
    り上記バッテリ内の温度状態を検出するステップaと、 上記バッテリパック外に設けられた第2温度センサによ
    り上記バッテリパック外の周辺温度状態を検出するステ
    ップbと、 上記ステップaで得られた第1温度値とステップbで得
    られた第2温度値を比較し、上記第1温度値が上記第2
    温度値より第1基準値ほど大きい場合、上記バッテリパ
    ックが満充電であると判断するステップcとを有してな
    るポータブルコンピュータの電源制御方法。
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