JPH0518090Y2 - - Google Patents

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JPH0518090Y2
JPH0518090Y2 JP1986124916U JP12491686U JPH0518090Y2 JP H0518090 Y2 JPH0518090 Y2 JP H0518090Y2 JP 1986124916 U JP1986124916 U JP 1986124916U JP 12491686 U JP12491686 U JP 12491686U JP H0518090 Y2 JPH0518090 Y2 JP H0518090Y2
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JP
Japan
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guide plate
chain
mounting
chain saw
saw
Prior art date
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JP1986124916U
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JPS6331901U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は木材の伐採、切断等に使用されるチエ
ンソーのソーチエーンを案内する案内板に関し、
特にソーチエンのテンシヨン調整を自動的に行う
ことができることを特徴とするものである。
〔従来の技術〕
チエンソーを長期間使用すると、ソーチエンの
連結部等が摩耗等して長くなり、ソーチエンに緩
みが生ずる。
そこで、従来、ソーチエンのテンシヨン調整の
ために次のような構成が採用されていた。
まず、ソーチエンの案内板の後部側には、その
案内板の長手方向に沿つた取付用長孔が設けられ
ている。一方、チエンソー本体には取付支柱が突
設されている。そして、案内板は、その取付用長
孔に前記取付支柱を挿通するとともに、その外周
に、前記チエンソー本体に設けられた駆動スプロ
ケツトに巻き掛けられたチエンを巻き掛けた後、
案内板を前記チエンソー本体側へ押圧固定する案
内板カバーを介して前記取付支柱の突出端部に案
内板固定ナツトを緊定することによつてチエンソ
ー本体に対して取り付けられる。
前記チエンソー本体の案内板取付面には、チエ
ンソー本体の前面部と連通しソーチエン案内板の
長手方向と一致する方向に延びる溝が設けられて
いる。一方、前記案内板には、前記溝内に位置す
るようにテンシヨン調整用ナツトが取り付けられ
ている。そして、チエンソー本体の前面部側から
前記溝内に前記テンシヨン調整用ナツトと螺合す
るテンシヨン調整ねじが挿入され前記テンシヨン
調整用ナツトにねじ込まれている。
前記テンシヨン調整ねじは、これをドライバー
で回しても位置を変えないように、そのヘツドが
前記チエンソー本体の前面部に引つ掛けられてい
る。
そして、ソーチエンに緩みが生じた場合には、
まず前記案内板固定ナツトを緩める。次に、前記
ボルトをドライバーでねじ込み方向に回すと、前
記テンシヨン調整用ナツトが前記ボルトのヘツド
の方向に強制的に移動させられる。ここで、前記
テンシヨン調整用ナツトは前記案内板に取り付け
られているため、該ナツトの移動に伴い案内板も
前方へスライドさせられる。そして、ソーチエン
が適正なテンシヨンとなつた時点で前記案内板固
定ナツトを締めつければテンシヨン調整が完了す
るものであつた(例えば、米国特許第2933112号
等参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記従来構成のものでは、前記テンシ
ヨン調整ねじは必然的に前記案内板に近接して位
置している。したがつて、これを回転させるには
ドライバーを斜め方向から挿入しなければなら
ず、前記テンシヨン調整ねじを回転させにくかつ
た。すなわち、前記チエンのテンシヨン調整が煩
雑であり手間を要するという欠点があつた。
本考案の案内板によれば、テンシヨン調整を自
動的かつ迅速に行うことができ、しかも本体側に
特別のテンシヨン調整装置を設ける必要がなく、
構造が簡単となり、小型軽量化を図ることができ
るとともに安価に提供できるものである。
〔問題点を解決するための手段〕
その後端部に長手方向に沿つて設けられた取付
用長孔にチエンソー本体側の取付支柱を挿通し、
該取付支柱の突出端部にナツトが緊定されてチエ
ンソー本体に長手方向へ位置可変に固定されるチ
エンソー用案内板において、前記取付支柱と前記
案内板を互いに前記長手方向において離間せしめ
るスプリング部材を前記取付用長孔内に収容して
構成したものである。
〔作用〕
本考案によれば、前記案内板は、前記スプリン
グ部材によつて、その長手方向においてチエンソ
ー本体の取付支柱から離れる方向に常に付勢され
ている。そして、通常のチエンソー使用状態で
は、その付勢力が、取付支柱の突出端部へのナツ
トの緊定により抑えられている。
したがつて、ソーチエンに緩みが生じた場合に
は、前記ナツトを緩めれば、前記スプリング部材
の付勢力によつて自動的に前記案内板が前記取付
支柱から離れる方向にスライドさせられる。
〔実施例〕
チエンソー用案内板aは一般に第1図示すのご
とく、中板1とそれより少し大きく構成された両
外板2及び必要に応じてその先端部に設けたスプ
ロケツト3で構成される。
そして、その後端部がチエンソー本体4に取付
けられ、ソーチエン5がその外周端面及びチエン
ソー本体4側の駆動スプロケツト6に懸架されて
駆動させられる。
本考案は上記案内板aのチエンソー本体4への
取付部を改良したものである。図面実施例では、
本考案は案内板aの後端部に長手方向に沿つて設
けられた取付用長孔7の内部に、チエンソー本体
4側の取付支柱8と適合する取付孔9を有しスプ
リング10で後方に押圧されるスライドブロツク
11を設けた構成のものが示されている。
なお、上記取付支柱8は雄ネジを有し、安定且
つ確実取付けのため複数設けられている。そし
て、図面実施例の場合、機種によつて取付支柱8
の間隔が異る場合にも利用できるようにスライド
ブロツク11を前後に分割して構成している。も
つとも、取付支柱8の間隔に合せて一体としても
よいものである。
該スライドブロツク11は金属、強化プラスチ
ツクス等で構成され、側面に上記取付孔9が設け
られ、上下中央部に突出部11aが設けられ、そ
の両側に一段低い段部11bが構成される。
そして、上記スライドブロツク11が両外板2
で挾持され取付用長孔7内をスライドするように
構成される。
すなわち、両外板2に設ける取付用長孔7は先
端部にスライドブロツク11の上下の突出部11
aを受け入れる広巾部7aが構成され、その後端
方向がスライドブロツク11の段差11bが適合
する巾に構成される。
これに対して、中板1に設ける取付長孔7はそ
の全体がスライドブロツク11の上下の突出部1
1aを受け入れる巾に構成され、その先端方向に
前記スプリング10を案内するガイド棒12を保
持する細孔7bが設けられている。
つぎに上記先端方向に設けるスライドブロツク
11の先端面に上記ガイド棒12が差し込み等に
より固定され、複数のスライドブロツク11、ス
プリング10、ガイド棒12が中板1の取付用長
孔7及び細孔7b部に配置され、両側から両外板
2で挾持され、中板1及び両外板2がスポツト溶
接、リベツト、その他の方法で一体に構成され
る。
図中13は上記スプリング10によるスライド
ロツク11のスライドを一時的に止め置くピンで
あり、両外板2に設けた穴14とスライドブロツ
ク11の上下の突出部11aに設けた穴15を適
合させて差し込むものであり、案内板aをチエン
ソー本体4に取付ける作業を容易とし、さらに取
付前にスライドブロツク11が後方へ必要以上に
スライドしてスプリング10、ガイド棒12が抜
脱等しないように作用するものである。また、図
中17は潤滑油供給孔である。
上記構成の本考案の案内板aは第5図示のごと
く、チエンソー本体4の駆動スプロケツト6の前
方に予め設けられた取付支柱8に取付けられる。
すなわち、それぞれのスライドブロツク11に
設けられた取付孔9に上記取付支柱8が挿通させ
られ、ソーチエン5が案内板aの外周端面及び駆
動スプロケツト6に懸架される。つぎに、ピン1
3が抜き取られる その結果、スライドブロツク11と案内板a、
具体的には外板2との係止が解除され、スプリン
グ10の力で案内板aがソーチエン5の充分な緊
張まで前方へ移動させられる。
つぎに、案内板aの外側に取付支柱8が適合す
る孔を有する案内板カバー(図示せず)が装着さ
れ、その外側に突出した取付支柱8にナツト16
が緊締されて固定される。
その後長期間使用すると、ソーチエンの連結部
等が摩耗等して長くなり、緩みが生ずる。
その場合、本考案ではナツト16を緩めるだけ
でよいものである。すなわち、上記ナツト16を
緩めるとスプリング10の力で案内板aがソーチ
エン5の十分な緊張まで前方へ自動的に移動させ
られ、その後、ナツト16を螺合して緊締固定す
ればよいものである。
〔考案の効果〕
本考案の案内板によればソーチエンのテンシヨ
ン調整を自動的かつ迅速に行うことができ、本体
側に特別のテンシヨン調整装置を設ける必要がな
く、構造が簡単となり、小型軽量化を図ることが
できるとともに安価に提供できる効果が得られる
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は一部切欠斜視図、第2図はその要部正面図、第
3図は第2図A−A線一部断面図、第4図は要部
の分解斜視図、第5図は取付状態を示す斜視図で
ある。 1……中板、2……両外板、4……チエンソー
本体、7……取付用長孔、8……取付支柱、9…
…取付孔、10……スプリング、11……スライ
ドブロツク、12……ガイド棒、a……案内板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 その後端部に長手方向に沿つて設けられた取付
    長孔にチエンソー本体側の取付支柱を挿通し、該
    取付支柱の突出端部にナツトが緊定されてチエン
    ソー本体に長手方向へ位置可変に固定されるチエ
    ンソー用案内板において、 前記取付支柱と前記案内板を互いに前記長手方
    向において離間せしめるスプリング部材を前記取
    付用長孔内に収容せしめたことを特徴とするチエ
    ンソー用案内板。
JP1986124916U 1986-08-14 1986-08-14 Expired - Lifetime JPH0518090Y2 (ja)

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JP1986124916U JPH0518090Y2 (ja) 1986-08-14 1986-08-14

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JP1986124916U JPH0518090Y2 (ja) 1986-08-14 1986-08-14

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Publication Number Publication Date
JPS6331901U JPS6331901U (ja) 1988-03-01
JPH0518090Y2 true JPH0518090Y2 (ja) 1993-05-14

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ID=31017354

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Families Citing this family (2)

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CN100418713C (zh) * 2003-05-20 2008-09-17 富世华智诺株式会社 自动链式拉紧器
FR2912949B1 (fr) * 2007-02-26 2009-04-24 Pellenc Sa Scie a chaine munie d'un dispositif de reglage de la tension de la chaine de coupe

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JPS6039201U (ja) * 1983-08-24 1985-03-19 カルソニックカンセイ株式会社 タ−ミナルの固定装置

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