JPH05180353A - 逆流防止装置 - Google Patents
逆流防止装置Info
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- JPH05180353A JPH05180353A JP3322725A JP32272591A JPH05180353A JP H05180353 A JPH05180353 A JP H05180353A JP 3322725 A JP3322725 A JP 3322725A JP 32272591 A JP32272591 A JP 32272591A JP H05180353 A JPH05180353 A JP H05180353A
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- JP
- Japan
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- closure
- valve seat
- backflow prevention
- prevention device
- outer casing
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- Pending
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- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03C—DOMESTIC PLUMBING INSTALLATIONS FOR FRESH WATER OR WASTE WATER; SINKS
- E03C1/00—Domestic plumbing installations for fresh water or waste water; Sinks
- E03C1/02—Plumbing installations for fresh water
- E03C1/10—Devices for preventing contamination of drinking-water pipes, e.g. means for aerating self-closing flushing valves
- E03C1/104—Devices for preventing contamination of drinking-water pipes, e.g. means for aerating self-closing flushing valves using a single check valve
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K15/00—Check valves
- F16K15/02—Check valves with guided rigid valve members
- F16K15/04—Check valves with guided rigid valve members shaped as balls
- F16K15/044—Check valves with guided rigid valve members shaped as balls spring-loaded
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
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- F16K15/02—Check valves with guided rigid valve members
- F16K15/06—Check valves with guided rigid valve members with guided stems
- F16K15/063—Check valves with guided rigid valve members with guided stems the valve being loaded by a spring
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- Y10T137/7722—Line condition change responsive valves
- Y10T137/7837—Direct response valves [i.e., check valve type]
- Y10T137/7904—Reciprocating valves
- Y10T137/7908—Weight biased
- Y10T137/7909—Valve body is the weight
- Y10T137/791—Ball valves
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- Public Health (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Check Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製作費が安価で、在庫管理が容易で、コンパ
クトな構造を有しているにもかかわらず開放位置におけ
る大きな貫流量が可能であり、しかも種々様々な使用範
囲に容易に適合することのできる逆流防止装置を提供す
る。 【構成】 液体案内路に挿入される逆流防止装置におい
て、その外側ケーシング内に、貫流方向とは逆向きに弁
座に向かってシフト可能にケージ状の弁案内部分におい
て案内される閉鎖体が配置され、弁案内部分が外側ケー
シング内に挿入可能であり、該外側ケーシングと切離し
可能に結合可能であり、一端に弁受けを有し、弁座が、
閉鎖体として作用する球のために構成され、外側ケーシ
ング２と弁案内部分３とがほぼ変えられることなしに、
球形の閉鎖体４か又は閉鎖方向にばね負荷された閉鎖体
を選択的に受容できるように、構成されている。
クトな構造を有しているにもかかわらず開放位置におけ
る大きな貫流量が可能であり、しかも種々様々な使用範
囲に容易に適合することのできる逆流防止装置を提供す
る。 【構成】 液体案内路に挿入される逆流防止装置におい
て、その外側ケーシング内に、貫流方向とは逆向きに弁
座に向かってシフト可能にケージ状の弁案内部分におい
て案内される閉鎖体が配置され、弁案内部分が外側ケー
シング内に挿入可能であり、該外側ケーシングと切離し
可能に結合可能であり、一端に弁受けを有し、弁座が、
閉鎖体として作用する球のために構成され、外側ケーシ
ング２と弁案内部分３とがほぼ変えられることなしに、
球形の閉鎖体４か又は閉鎖方向にばね負荷された閉鎖体
を選択的に受容できるように、構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、液体案内路に挿入され
る逆流防止装置であって、外側ケーシング内に、貫流方
向とは逆向きに弁座に向かってシフト可能にケージ状の
弁案内部分において案内される閉鎖体が配置されてお
り、この場合弁案内部分が外側ケーシング内に挿入可能
であり、該外側ケーシングと切離し可能に結合可能であ
り、一端に弁受けを有しており、しかもこの場合弁座
が、閉鎖体として作用する球のために構成されている形
式のものに関する。
る逆流防止装置であって、外側ケーシング内に、貫流方
向とは逆向きに弁座に向かってシフト可能にケージ状の
弁案内部分において案内される閉鎖体が配置されてお
り、この場合弁案内部分が外側ケーシング内に挿入可能
であり、該外側ケーシングと切離し可能に結合可能であ
り、一端に弁受けを有しており、しかもこの場合弁座
が、閉鎖体として作用する球のために構成されている形
式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】このような逆流防止装置は、種々様々な
使用範囲に応じて種々異なった構成を有している。例え
ば既に知られているある逆流防止装置は、開放位置と閉
鎖位置との間において自由に案内される球体を用いて作
動し、この場合球体はその使用に応じてフロート体、浮
遊体又は沈降体として構成されている。
使用範囲に応じて種々異なった構成を有している。例え
ば既に知られているある逆流防止装置は、開放位置と閉
鎖位置との間において自由に案内される球体を用いて作
動し、この場合球体はその使用に応じてフロート体、浮
遊体又は沈降体として構成されている。
【０００３】また別の公知の逆流防止装置は、閉鎖方向
にばね負荷された閉鎖体を備えており、この場合閉鎖体
に作用する媒体圧と閉鎖ばねの力とが開放及び閉鎖のた
めに働くようになっている。種々様々な使用範囲のため
には、逆流防止装置も相応に種々異なった構成を有する
必要があり、これによって製作費が高騰するのみなら
ず、在庫管理に関しても著しい費用がかかる。
にばね負荷された閉鎖体を備えており、この場合閉鎖体
に作用する媒体圧と閉鎖ばねの力とが開放及び閉鎖のた
めに働くようになっている。種々様々な使用範囲のため
には、逆流防止装置も相応に種々異なった構成を有する
必要があり、これによって製作費が高騰するのみなら
ず、在庫管理に関しても著しい費用がかかる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題
は、冒頭に述べた形式の逆流防止装置を改良して、種々
様々な使用範囲に容易に適合することのできる逆流防止
装置を提供することである。この場合また製作費を全体
として著しく減じることができ、かつ在庫管理を簡単化
できることが望ましい。さらにまた、小さな構造形式に
おいて、開放位置における大きな貫流量が可能であるこ
とも望まれている。
は、冒頭に述べた形式の逆流防止装置を改良して、種々
様々な使用範囲に容易に適合することのできる逆流防止
装置を提供することである。この場合また製作費を全体
として著しく減じることができ、かつ在庫管理を簡単化
できることが望ましい。さらにまた、小さな構造形式に
おいて、開放位置における大きな貫流量が可能であるこ
とも望まれている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、外側ケーシングと弁案内部分とが
ほぼ変えられることなしに、球形の閉鎖体か又は閉鎖方
向にばね負荷された閉鎖体を選択的に受容できるよう
に、構成されている。
に本発明の構成では、外側ケーシングと弁案内部分とが
ほぼ変えられることなしに、球形の閉鎖体か又は閉鎖方
向にばね負荷された閉鎖体を選択的に受容できるよう
に、構成されている。
【０００６】
【発明の効果】本発明のように構成されていると、選択
的に種々異なった閉鎖体を挿入することができる弁案内
部分を備えた内部の等しい外側ケーシングを、事実上す
べての使用範囲のために使用することが可能になる。ま
た外側ケーシングと弁案内部分とを切り離すことによっ
て、後で閉鎖体を交換することも可能である。
的に種々異なった閉鎖体を挿入することができる弁案内
部分を備えた内部の等しい外側ケーシングを、事実上す
べての使用範囲のために使用することが可能になる。ま
た外側ケーシングと弁案内部分とを切り離すことによっ
て、後で閉鎖体を交換することも可能である。
【０００７】本発明の有利な構成では、設けられている
閉鎖体が、その外周面の範囲において弁座における接触
区域と弁受けにおける接触区域との間でほぼ等しく構成
されている。このように構成されていると、種々異なっ
た閉鎖体においても、逆流防止装置の開放位置において
ほぼ等しい貫流特性を得ることができ、この結果付加的
な適合が不要になる。
閉鎖体が、その外周面の範囲において弁座における接触
区域と弁受けにおける接触区域との間でほぼ等しく構成
されている。このように構成されていると、種々異なっ
た閉鎖体においても、逆流防止装置の開放位置において
ほぼ等しい貫流特性を得ることができ、この結果付加的
な適合が不要になる。
【０００８】本発明の別の構成では、弁受けが、開放位
置もしくはストッパ位置を占めている閉鎖体の外輪郭に
ほぼ移行する外側面を有しており、該外側面が、ほぼ接
線方向で閉鎖体の外側面に接続している。この構成によ
って、流れの沈静化ひいては騒音を減少させるのに役立
つ、流れにとって有効な移行部を流出側において得るこ
とができる。本発明の別の有利な構成では、弁案内部分
が、閉鎖体のシフト運動に沿って延びたフィンガ状のガ
イドウェブを有しており、該ガイドウェブがその弁座側
の端部において安定化リングと結合されていて、該安定
化リングが内側に、弁座を起点として延びた移行傾斜部
を有しており、該移行傾斜部が、外側ケーシング内壁に
まで延びている。この構成もまた同様に、騒音の発生を
減じるのに役立つ。
置もしくはストッパ位置を占めている閉鎖体の外輪郭に
ほぼ移行する外側面を有しており、該外側面が、ほぼ接
線方向で閉鎖体の外側面に接続している。この構成によ
って、流れの沈静化ひいては騒音を減少させるのに役立
つ、流れにとって有効な移行部を流出側において得るこ
とができる。本発明の別の有利な構成では、弁案内部分
が、閉鎖体のシフト運動に沿って延びたフィンガ状のガ
イドウェブを有しており、該ガイドウェブがその弁座側
の端部において安定化リングと結合されていて、該安定
化リングが内側に、弁座を起点として延びた移行傾斜部
を有しており、該移行傾斜部が、外側ケーシング内壁に
まで延びている。この構成もまた同様に、騒音の発生を
減じるのに役立つ。
【０００９】本発明の別の構成では、移行傾斜部が安定
化リングのところに、外側ケーシング内壁に向かって突
出した段状の剥離エッジを有している。実験によれば、
このような構成が閉鎖体を開放位置に保つ力に有利に作
用することが判明しており、しかもこの場合、騒音の発
生又は貫流量に関する欠点が生じることもない。
化リングのところに、外側ケーシング内壁に向かって突
出した段状の剥離エッジを有している。実験によれば、
このような構成が閉鎖体を開放位置に保つ力に有利に作
用することが判明しており、しかもこの場合、騒音の発
生又は貫流量に関する欠点が生じることもない。
【００１０】本発明の別の有利な構成では、開放位置を
占めている閉鎖体の外側面と、対向して位置しているケ
ーシング壁及びこれに類したものとの間に、ほぼ妨げら
れない環状間隙通路が、貫流方向において幾分減少する
貫流横断面をもって形成されている。
占めている閉鎖体の外側面と、対向して位置しているケ
ーシング壁及びこれに類したものとの間に、ほぼ妨げら
れない環状間隙通路が、貫流方向において幾分減少する
貫流横断面をもって形成されている。
【００１１】これによって全体として、所望のように貫
流媒体に比較的小さな抵抗しか作用しない、流れに有利
な貫流環状通路が得られる。そして幾分減少する貫流横
断面は、閉鎖体のコントロールされない運動又は振動を
回避することができる圧力特性を、貫流範囲において生
ぜしめる。
流媒体に比較的小さな抵抗しか作用しない、流れに有利
な貫流環状通路が得られる。そして幾分減少する貫流横
断面は、閉鎖体のコントロールされない運動又は振動を
回避することができる圧力特性を、貫流範囲において生
ぜしめる。
【００１２】本発明の有利な構成では、環状間隙通路が
狭隘部を有しており、該狭隘部が貫流方向で見て下流側
に、閉鎖位置を占めている閉鎖体の最大半径方向長さに
対して間隔をおいて配置されている。この狭隘部の範囲
においては、圧力が減じられ、かつ相応に閉鎖体に対す
る吸引作用は生じ、この結果、閉鎖体は開放位置におい
て弁受けに強く押し付けられることになる。これによっ
て、閉鎖体のばたつき傾向を抑制することができる。
狭隘部を有しており、該狭隘部が貫流方向で見て下流側
に、閉鎖位置を占めている閉鎖体の最大半径方向長さに
対して間隔をおいて配置されている。この狭隘部の範囲
においては、圧力が減じられ、かつ相応に閉鎖体に対す
る吸引作用は生じ、この結果、閉鎖体は開放位置におい
て弁受けに強く押し付けられることになる。これによっ
て、閉鎖体のばたつき傾向を抑制することができる。
【００１３】本発明の別の有利な構成では、ばね負荷さ
れた閉鎖体が流入側に面取り部を有していて、閉鎖位置
において弁座にほぼ隣接する扁平面を備えている。この
ように構成されていると、小さな差圧しか生じない場合
にも、閉鎖体は敏感に応働して規定の終端位置を占める
ことができる。
れた閉鎖体が流入側に面取り部を有していて、閉鎖位置
において弁座にほぼ隣接する扁平面を備えている。この
ように構成されていると、小さな差圧しか生じない場合
にも、閉鎖体は敏感に応働して規定の終端位置を占める
ことができる。
【００１４】本発明のさらに別の有利な構成では、ばね
負荷された閉鎖体が流出側に空洞を有していて、該空洞
から閉鎖体シャフトが中央において突出しており、空洞
内に突入する閉鎖体シャフトの範囲と空洞壁との間に、
閉鎖ばねを受容するための環状溝が設けられている。
負荷された閉鎖体が流出側に空洞を有していて、該空洞
から閉鎖体シャフトが中央において突出しており、空洞
内に突入する閉鎖体シャフトの範囲と空洞壁との間に、
閉鎖ばねを受容するための環状溝が設けられている。
【００１５】これによって、一方では閉鎖ばねのための
良好な案内が達成され、かつ他方では、閉鎖ばねが開放
位置を占めている場合に閉鎖ばねを受容するためのスペ
ースを得ることができ、この場合閉鎖ばねは弁受けの上
に位置している。閉鎖ばねはここにおいて開放位置にお
ける支持機能を引き受ける必要がないので、この場合極
めて弱い閉鎖ばねを使用することができ、このような弱
い閉鎖ばねを用いても、小さな差圧が生じた場合に、弁
受けにおける閉鎖ばねの接触を伴う完全な開放が達成さ
れる。従って、閉鎖ばねの中間位置及び振動を回避する
ことができる。
良好な案内が達成され、かつ他方では、閉鎖ばねが開放
位置を占めている場合に閉鎖ばねを受容するためのスペ
ースを得ることができ、この場合閉鎖ばねは弁受けの上
に位置している。閉鎖ばねはここにおいて開放位置にお
ける支持機能を引き受ける必要がないので、この場合極
めて弱い閉鎖ばねを使用することができ、このような弱
い閉鎖ばねを用いても、小さな差圧が生じた場合に、弁
受けにおける閉鎖ばねの接触を伴う完全な開放が達成さ
れる。従って、閉鎖ばねの中間位置及び振動を回避する
ことができる。
【００１６】
【実施例】次に図面につき本発明の実施例を説明する。
【００１７】図面に示された逆流防止装置１は、外側ケ
ーシング２，２ａを有しており、この外側ケーシングに
は弁案内部分３の内部に閉鎖体４，４ａが位置してい
る。弁案内部分３には、流出側に配置された保持外側リ
ング５が配属されており、この保持外側リングは、ほぼ
半径方向で内方に向かって延びた結合ウェブ６を介して
弁受け７と結合されている。弁案内部分３はさらに、閉
鎖体４，４ａの閉鎖路に沿って延びているフィンガ状の
ガイドウェブ８を有しており、これらのガイドウェブは
一方では支持外側リング５と、かつ他方では安定化リン
グ９を結合されている。
ーシング２，２ａを有しており、この外側ケーシングに
は弁案内部分３の内部に閉鎖体４，４ａが位置してい
る。弁案内部分３には、流出側に配置された保持外側リ
ング５が配属されており、この保持外側リングは、ほぼ
半径方向で内方に向かって延びた結合ウェブ６を介して
弁受け７と結合されている。弁案内部分３はさらに、閉
鎖体４，４ａの閉鎖路に沿って延びているフィンガ状の
ガイドウェブ８を有しており、これらのガイドウェブは
一方では支持外側リング５と、かつ他方では安定化リン
グ９を結合されている。
【００１８】逆流防止装置の貫流方向は矢印Ｐｆ１によ
って示されている。
って示されている。
【００１９】弁案内部分３は、流出側から外側ケーシン
グ２；２ａに挿入可能であり、この場合安定化リング９
は外側ケーシング２，２ａの環状溝１０に係合する。こ
の環状溝１０及び安定化リング９は内側に傾斜面を有し
ており、これらの傾斜面によって安定化リング９は、環
状溝１０への軸方向における挿入時に幾分拡開され、外
側ケーシング内壁１１に押し付けられて支持される。保
持外側リング５の範囲には該保持外側リングと外側ケー
シングとの間に、スナップ結合部が設けられており、こ
のスナップ結合部は弁案内部分３の押込み時に係止し、
これによって両部分を相互に十分に固定する。またこの
両部分は再び良好に互いに切り離すことができる。
グ２；２ａに挿入可能であり、この場合安定化リング９
は外側ケーシング２，２ａの環状溝１０に係合する。こ
の環状溝１０及び安定化リング９は内側に傾斜面を有し
ており、これらの傾斜面によって安定化リング９は、環
状溝１０への軸方向における挿入時に幾分拡開され、外
側ケーシング内壁１１に押し付けられて支持される。保
持外側リング５の範囲には該保持外側リングと外側ケー
シングとの間に、スナップ結合部が設けられており、こ
のスナップ結合部は弁案内部分３の押込み時に係止し、
これによって両部分を相互に十分に固定する。またこの
両部分は再び良好に互いに切り離すことができる。
【００２０】閉鎖体４，４ａは貫流方向とは逆向きに外
側ケーシング２，２ａの弁座１２に向かってシフト可能
である。この弁座にはリップシール１３が配置されてい
る。閉鎖位置において球形の閉鎖体４又はばね負荷され
た閉鎖体４ａは、弁座１２もしくはそのリップシール１
３に接触し、この結果、矢印Ｐｆ１の方向における貫流
方向とは逆向きの貫流は不可能である（図２参照）。
側ケーシング２，２ａの弁座１２に向かってシフト可能
である。この弁座にはリップシール１３が配置されてい
る。閉鎖位置において球形の閉鎖体４又はばね負荷され
た閉鎖体４ａは、弁座１２もしくはそのリップシール１
３に接触し、この結果、矢印Ｐｆ１の方向における貫流
方向とは逆向きの貫流は不可能である（図２参照）。
【００２１】外側ケーシング２；２ａ及びその中に位置
している弁案内部分は、種々異なった閉鎖体を使用でき
るように構成されている。図１には、開放位置と閉鎖位
置との間において自由に可動の球形の閉鎖体４が示され
ているのに対して、図２及び図３にはばね負荷された閉
鎖体４ａが設けられている。外側ケーシング及び弁案内
部分はこの場合、図１及び図２からよく分かるように、
完全に等しく構成されている。これによって製造技術的
に特に有利な形式で、外側ケーシングと弁案内部分とを
連続的に大量生産することが可能になり、その都度の使
用時に合わせられた閉鎖体を挿入することによって、極
めて種々様々な使用例のための逆流防止装置を組み立て
ることができる。
している弁案内部分は、種々異なった閉鎖体を使用でき
るように構成されている。図１には、開放位置と閉鎖位
置との間において自由に可動の球形の閉鎖体４が示され
ているのに対して、図２及び図３にはばね負荷された閉
鎖体４ａが設けられている。外側ケーシング及び弁案内
部分はこの場合、図１及び図２からよく分かるように、
完全に等しく構成されている。これによって製造技術的
に特に有利な形式で、外側ケーシングと弁案内部分とを
連続的に大量生産することが可能になり、その都度の使
用時に合わせられた閉鎖体を挿入することによって、極
めて種々様々な使用例のための逆流防止装置を組み立て
ることができる。
【００２２】この場合重要なことはまた、大きな貫流量
を可能ならしめることが望まれているにもかかわらず、
液体案内路に挿入される逆流防止装置は可能な限り小さ
な構造形式を有しているということである。このため
に、開放位置を占めている閉鎖体４，４ａの外側と、こ
れに対向して位置しているケーシング壁との間において
形成された環状間隙通路１４は、流れに有利に構成され
ている。閉鎖体の湾曲された外壁は、環状間隙通路１４
の経過をもほぼ規定している。この環状間隙のケーシン
グ側の外側範囲においても球面にほぼ合わせられた壁経
過を得るために、一方では弁座１２の範囲においてかつ
流出側では弁受け７の範囲において、場合によっては保
持外側リング５のところにも、適当な流れ案内部が設け
られている。弁座１２の範囲においてこのような流れ案
内部は、安定化リング９のところで内側に位置している
移行傾斜部１５によって形成されている。この移行傾斜
部は、弁座１２から外側ケーシング内壁１１に達するま
で延びていて、湾曲した経過を有しており、この場合曲
率半径はほぼ、球形の閉鎖体４の中心点を通って延びて
いる。移行傾斜部１５を備えた安定化リング９は、リッ
プシール１３に下から係合するように構成されている。
これによって一方では、弁座との直接的な接続部におい
て連続的に続く流れ案内部が形成され、かつ他方では、
溝１６に挿入されたリップシール１３が弁案内部分３の
挿入後に固定されることになる。
を可能ならしめることが望まれているにもかかわらず、
液体案内路に挿入される逆流防止装置は可能な限り小さ
な構造形式を有しているということである。このため
に、開放位置を占めている閉鎖体４，４ａの外側と、こ
れに対向して位置しているケーシング壁との間において
形成された環状間隙通路１４は、流れに有利に構成され
ている。閉鎖体の湾曲された外壁は、環状間隙通路１４
の経過をもほぼ規定している。この環状間隙のケーシン
グ側の外側範囲においても球面にほぼ合わせられた壁経
過を得るために、一方では弁座１２の範囲においてかつ
流出側では弁受け７の範囲において、場合によっては保
持外側リング５のところにも、適当な流れ案内部が設け
られている。弁座１２の範囲においてこのような流れ案
内部は、安定化リング９のところで内側に位置している
移行傾斜部１５によって形成されている。この移行傾斜
部は、弁座１２から外側ケーシング内壁１１に達するま
で延びていて、湾曲した経過を有しており、この場合曲
率半径はほぼ、球形の閉鎖体４の中心点を通って延びて
いる。移行傾斜部１５を備えた安定化リング９は、リッ
プシール１３に下から係合するように構成されている。
これによって一方では、弁座との直接的な接続部におい
て連続的に続く流れ案内部が形成され、かつ他方では、
溝１６に挿入されたリップシール１３が弁案内部分３の
挿入後に固定されることになる。
【００２３】閉鎖体４，４ａの構成が種々異なっている
場合においてもほぼ等しい貫流特性を得るために、閉鎖
体は、弁座におけるその接触区域と弁受けにおけるその
接触区域との間の外周壁範囲においてほぼ等しく構成さ
れている。ばね負荷された閉鎖体４ａは従って前記両接
触区域の間において、閉鎖体４と等しい球形の経過を有
している。
場合においてもほぼ等しい貫流特性を得るために、閉鎖
体は、弁座におけるその接触区域と弁受けにおけるその
接触区域との間の外周壁範囲においてほぼ等しく構成さ
れている。ばね負荷された閉鎖体４ａは従って前記両接
触区域の間において、閉鎖体４と等しい球形の経過を有
している。
【００２４】流出側において環状間隙通路１４は同様に
流れ案内部を有している。
流れ案内部を有している。
【００２５】このために弁受け７においては、図１及び
図３からよく分かるように、開放位置を占めている閉鎖
体４，４ａの外輪郭にほぼ移行する外側面１７が設けら
れている。そしてこれは、閉鎖体の外側面にほぼ接線方
向で接続している。
図３からよく分かるように、開放位置を占めている閉鎖
体４，４ａの外輪郭にほぼ移行する外側面１７が設けら
れている。そしてこれは、閉鎖体の外側面にほぼ接線方
向で接続している。
【００２６】また対向して位置している側において環状
間隙通路１４は、図１及び図３に破線で示されているよ
うに、保持外側リング５のところに移行傾斜部１８を有
していてもよい。
間隙通路１４は、図１及び図３に破線で示されているよ
うに、保持外側リング５のところに移行傾斜部１８を有
していてもよい。
【００２７】保持外側リング５の流入側の内端部と開放
位置を占めている閉鎖体４，４ａとの間には（図１及び
図３）、環状間隙通路１４の狭隘部１９が設けられてい
る。この狭隘部１９は、貫流方向で見て流出側に、閉鎖
位置における閉鎖体の最大半径部（つまり閉鎖体がガイ
ドウェブ８に接触することができるところ）に対して間
隔をおいて位置している。狭隘部１９は、この範囲にお
ける流速度を増大させてそこにおいて圧力を低減させ
る。これによって、閉鎖体４，４ａに作用する吸込み力
を生ぜしめ、この吸込み力によって閉鎖体は付加的な力
成分により弁受け７に押し付けられる。開放位置におけ
る閉鎖体のこの高められた保持力によって、閉鎖体の振
動又はばたつきの原因となる、弁受け７からの閉鎖体の
上昇が回避される。このような振動は、一方では大きな
騒音を生ぜしめる原因となり、かつ他方ではこれによっ
て貫流量を著しく減じることにもなる。そしてこのよう
な振動はまた大きな摩耗を生ぜしめることにもなる。
位置を占めている閉鎖体４，４ａとの間には（図１及び
図３）、環状間隙通路１４の狭隘部１９が設けられてい
る。この狭隘部１９は、貫流方向で見て流出側に、閉鎖
位置における閉鎖体の最大半径部（つまり閉鎖体がガイ
ドウェブ８に接触することができるところ）に対して間
隔をおいて位置している。狭隘部１９は、この範囲にお
ける流速度を増大させてそこにおいて圧力を低減させ
る。これによって、閉鎖体４，４ａに作用する吸込み力
を生ぜしめ、この吸込み力によって閉鎖体は付加的な力
成分により弁受け７に押し付けられる。開放位置におけ
る閉鎖体のこの高められた保持力によって、閉鎖体の振
動又はばたつきの原因となる、弁受け７からの閉鎖体の
上昇が回避される。このような振動は、一方では大きな
騒音を生ぜしめる原因となり、かつ他方ではこれによっ
て貫流量を著しく減じることにもなる。そしてこのよう
な振動はまた大きな摩耗を生ぜしめることにもなる。
【００２８】実験によれば、安定化リング９の移行傾斜
部１５においては、この移行傾斜部が外側ケーシング内
壁１１に向かって突出している剥離エッジ２０を有して
いると有利であることが判明している。このような剥離
エッジは同様にまた次のことのために、すなわち、開放
位置を占めている閉鎖体４，４ａをより強く弁受け７に
押し付けてばたつき又は振動の傾向を抑制するために役
立つことが判明している。全体として、剥離エッジ２０
を備えたこのような手段は、最大可能な貫流量に対して
有利な作用を及ぼす。また、流れはこの範囲においても
著しく沈静されており、騒音発生及びこれに類したもの
に関する欠点は発生しない。
部１５においては、この移行傾斜部が外側ケーシング内
壁１１に向かって突出している剥離エッジ２０を有して
いると有利であることが判明している。このような剥離
エッジは同様にまた次のことのために、すなわち、開放
位置を占めている閉鎖体４，４ａをより強く弁受け７に
押し付けてばたつき又は振動の傾向を抑制するために役
立つことが判明している。全体として、剥離エッジ２０
を備えたこのような手段は、最大可能な貫流量に対して
有利な作用を及ぼす。また、流れはこの範囲においても
著しく沈静されており、騒音発生及びこれに類したもの
に関する欠点は発生しない。
【００２９】挿入された球形の閉鎖体４は、使用例及び
組込み位置に応じてフロート体として、浮遊体として又
は沈降体として構成することができる。このために閉鎖
体は、中実体又は中空体として構成することができ、か
つ種々様々な材料から製造することができる。
組込み位置に応じてフロート体として、浮遊体として又
は沈降体として構成することができる。このために閉鎖
体は、中実体又は中空体として構成することができ、か
つ種々様々な材料から製造することができる。
【００３０】図２及び図３に示された閉鎖体４ａは、閉
鎖ばね２１によって図２に示された閉鎖位置に保たれ
る。この閉鎖ばね２１はその流出側端部で弁受け７に支
持されており、この弁受けはこのばね端部を受容するた
めに、閉鎖ばね４，４ａの球形に合わせられたストッパ
面２２に環状溝３０を有している。
鎖ばね２１によって図２に示された閉鎖位置に保たれ
る。この閉鎖ばね２１はその流出側端部で弁受け７に支
持されており、この弁受けはこのばね端部を受容するた
めに、閉鎖ばね４，４ａの球形に合わせられたストッパ
面２２に環状溝３０を有している。
【００３１】閉鎖体４ａは流出側にシャフト２３を有し
ており、このシャフトは弁受け７の中央に設けられた案
内開口２４において案内されている。
ており、このシャフトは弁受け７の中央に設けられた案
内開口２４において案内されている。
【００３２】閉鎖体４ａは流出側に空洞２５を有してお
り、この空洞からシャフト２３が中央において突出して
いる。このシャフト２３と空洞２５の壁との間には、一
方の閉鎖ばね端部を受容するための環状溝２６が設けら
れている。空洞２５及び環状溝２６を備えた閉鎖ばね４
ａの構成には次のような利点がある。すなわちこの構成
によって、閉鎖体４ａが開放位置を占めている場合に閉
鎖ばねを受容するためのスペースが生ぜしめられる。閉
鎖体４ａはこれによって所望のように、開放位置におい
て弁受け７に支持されることができる。
り、この空洞からシャフト２３が中央において突出して
いる。このシャフト２３と空洞２５の壁との間には、一
方の閉鎖ばね端部を受容するための環状溝２６が設けら
れている。空洞２５及び環状溝２６を備えた閉鎖ばね４
ａの構成には次のような利点がある。すなわちこの構成
によって、閉鎖体４ａが開放位置を占めている場合に閉
鎖ばねを受容するためのスペースが生ぜしめられる。閉
鎖体４ａはこれによって所望のように、開放位置におい
て弁受け７に支持されることができる。
【００３３】図２及び図３からよく分かるように、閉鎖
体４ａ及び閉鎖体４は、弁受けにおける接触区域(図３)
と弁座における接触区域(図２)との間において球形に構
成されている。図２に破線で示されているように、閉鎖
体４ａの球形の側壁は上部において延長されていてもよ
く、このように構成されていると、流出側の空洞２５を
除いて、閉鎖体４と同様に閉鎖体４ａは完全に球形をし
ていることになる。
体４ａ及び閉鎖体４は、弁受けにおける接触区域(図３)
と弁座における接触区域(図２)との間において球形に構
成されている。図２に破線で示されているように、閉鎖
体４ａの球形の側壁は上部において延長されていてもよ
く、このように構成されていると、流出側の空洞２５を
除いて、閉鎖体４と同様に閉鎖体４ａは完全に球形をし
ていることになる。
【００３４】しかしながら図示の実施例では閉鎖体４ａ
は流入側に、閉鎖位置(図２)において弁座１２にほぼ隣
接する扁平面２７の形の面取り部を有している。この扁
平面２７の代わりに、この端面が成形されていても又は
凹面状の成形部が設けられていてもよい。閉鎖体４ａの
この流入側の面取り部又はこれに類した形状によって、
低い流速度もしくは小さな差圧においても、逆流防止装
置の良好な応働が可能になり、この場合閉鎖体４ａはこ
の構成によって、開放位置におけるその規定された終端
位置を迅速に占めることができる。このことはまた、比
較的高い振動傾向又はばたつき傾向をもつ閉鎖体の中間
位置を回避するためにも極めて役立つ。
は流入側に、閉鎖位置(図２)において弁座１２にほぼ隣
接する扁平面２７の形の面取り部を有している。この扁
平面２７の代わりに、この端面が成形されていても又は
凹面状の成形部が設けられていてもよい。閉鎖体４ａの
この流入側の面取り部又はこれに類した形状によって、
低い流速度もしくは小さな差圧においても、逆流防止装
置の良好な応働が可能になり、この場合閉鎖体４ａはこ
の構成によって、開放位置におけるその規定された終端
位置を迅速に占めることができる。このことはまた、比
較的高い振動傾向又はばたつき傾向をもつ閉鎖体の中間
位置を回避するためにも極めて役立つ。
【００３５】全体として、逆流防止装置１は極めて種々
様々な使用例のために著しく普遍的に使用可能であり、
この場合極めて小さな構造寸法にもかかわらず、大きな
貫流量を開放位置において実現可能である。
様々な使用例のために著しく普遍的に使用可能であり、
この場合極めて小さな構造寸法にもかかわらず、大きな
貫流量を開放位置において実現可能である。
【００３６】図１及び図２に示されたケーシング形状
は、管路における組込みのために設けられており、シー
ルのためにシールリング２８を有している。図３には、
「ウォータカウンタ・パトローネン構造形式」の外側ケ
ーシング２ａを備えた逆流防止装置が示されており、こ
の場合ケーシングは付加部２９を備えている。
は、管路における組込みのために設けられており、シー
ルのためにシールリング２８を有している。図３には、
「ウォータカウンタ・パトローネン構造形式」の外側ケ
ーシング２ａを備えた逆流防止装置が示されており、こ
の場合ケーシングは付加部２９を備えている。
【００３７】さらに付け加えると、弁案内部分３のガイ
ドウェブ８は流出側端部において結合ウェブ６に移行し
ており、このことはまたさらに、環状間隙通路１４に流
れに対して有利な構成を与えるために役立つ。
ドウェブ８は流出側端部において結合ウェブ６に移行し
ており、このことはまたさらに、環状間隙通路１４に流
れに対して有利な構成を与えるために役立つ。
【図１】閉鎖位置における球として構成された閉鎖体を
備えた本発明による逆流防止装置の実施例を示す図であ
る。
備えた本発明による逆流防止装置の実施例を示す図であ
る。
【図２】閉鎖位置におけるばね負荷された閉鎖体を備え
た本発明による逆流防止装置の実施例を示す図である。
た本発明による逆流防止装置の実施例を示す図である。
【図３】開放位置におけるばね負荷された閉鎖体を備え
た本発明による逆流防止装置の実施例を示す図である。
た本発明による逆流防止装置の実施例を示す図である。
１ 逆流防止装置、 ２，２ａ 外側ケーシング、 ３
弁案内部分、 ４，４ａ 閉鎖体、 ５ 保持外側リ
ング、 ６ 結合ウェブ、 ７ 弁受け、 ８ガイドウ
ェブ、 ９ 安定化リング、 １０ 環状溝、 １１
外側ケーシング内壁、 １２ 弁座、 １３ リップシ
ール、 １４ 環状間隙通路、 １５移行傾斜部、 １
６ 溝、 １７ 外側面、 １８ 移行傾斜部、 １９
狭隘部、 ２０ 剥離エッジ、 ２１ 閉鎖ばね、
２２ ストッパ面、 ２３閉鎖体シャフト、 ２４ 案
内開口、 ２５ 空洞、 ２６ 環状溝、 ２７扁平
面、 ２８ シールリング、 ２９ 付加部
弁案内部分、 ４，４ａ 閉鎖体、 ５ 保持外側リ
ング、 ６ 結合ウェブ、 ７ 弁受け、 ８ガイドウ
ェブ、 ９ 安定化リング、 １０ 環状溝、 １１
外側ケーシング内壁、 １２ 弁座、 １３ リップシ
ール、 １４ 環状間隙通路、 １５移行傾斜部、 １
６ 溝、 １７ 外側面、 １８ 移行傾斜部、 １９
狭隘部、 ２０ 剥離エッジ、 ２１ 閉鎖ばね、
２２ ストッパ面、 ２３閉鎖体シャフト、 ２４ 案
内開口、 ２５ 空洞、 ２６ 環状溝、 ２７扁平
面、 ２８ シールリング、 ２９ 付加部
Claims (18)
- 【請求項１】 液体案内路に挿入される逆流防止装置で
あって、外側ケーシング内に、貫流方向とは逆向きに弁
座に向かってシフト可能にケージ状の弁案内部分におい
て案内される閉鎖体が配置されており、この場合弁案内
部分が外側ケーシング内に挿入可能であり、該外側ケー
シングと切離し可能に結合可能であり、一端に弁受けを
有しており、しかもこの場合弁座が、閉鎖体として作用
する球のために構成されている形式のものにおいて、外
側ケーシング（２，２ａ）と弁案内部分（３）とがほぼ
変えられることなしに、球形の閉鎖体（４）か又は閉鎖
方向にばね負荷された閉鎖体（４ａ）を選択的に受容で
きるように、構成されていることを特徴とする逆流防止
装置。 - 【請求項２】 設けられている閉鎖体（４，４ａ）が、
その外周面の範囲において弁座（１２）における接触区
域と弁受け（７）における接触区域との間でほぼ等しく
構成されている、請求項１記載の逆流防止装置。 - 【請求項３】 弁受け（７）が、開放位置もしくはスト
ッパ位置を占めている閉鎖体（４，４ａ）の外輪郭にほ
ぼ移行する外側面（１７）を有しており、該外側面が、
ほぼ接線方向で閉鎖体の外側面に接続している、請求項
１又は２記載の逆流防止装置。 - 【請求項４】 弁案内部分（３）が、閉鎖体のシフト運
動に沿って延びたフィンガ状のガイドウェブ（８）を有
しており、該ガイドウェブがその弁座側の端部において
安定化リング（９）と結合されていて、該安定化リング
が内側に、弁座（１２）を起点として延びた移行傾斜部
（１５）を有しており、該移行傾斜部が、外側ケーシン
グ内壁（１１）にまで延びている、請求項１から３まで
のいずれか１項記載の逆流防止装置。 - 【請求項５】 移行傾斜部（１５）が安定化リング
（９）のところに、外側ケーシング内壁（１１）に向か
って突出した段状の剥離エッジ（２０）を有している、
請求項４記載の逆流防止装置。 - 【請求項６】 安定化リング（９）の移行傾斜部（１
５）が、開放されたストッパ位置を占めている閉鎖体
の、該移行傾斜部に対向して位置している外壁に対して
ほぼ平行に延びている、請求項４又は５記載の逆流防止
装置。 - 【請求項７】 開放位置を占めている閉鎖体の外側面
と、対向して位置しているケーシング壁及びこれに類し
たものとの間に、ほぼ妨げられない環状間隙通路（１
４）が、貫流方向において幾分減少する貫流横断面をも
って形成されている、請求項１から６までのいずれか１
項記載の逆流防止装置。 - 【請求項８】 環状間隙通路（１４）が狭隘部（１９）
を有しており、該狭隘部が貫流方向で見て下流側に、開
放位置を占めている閉鎖体（４，４ａ）の最大半径方向
長さに対して間隔をおいて配置されている、請求項７記
載の逆流防止装置。 - 【請求項９】 弁受け（７）がほぼ半径方向の結合ウェ
ブ（６）を介して保持外側リング（５）と結合されてい
て、閉鎖体シャフト（２３）のための中央の案内開口
（２４）を有している、請求項１から８までのいずれか
１項記載の逆流防止装置。 - 【請求項１０】 保持外側リング(５)が流入側に、外側
ケーシング内壁（１１）への移行傾斜部(１８)を有して
いる、請求項９記載の逆流防止装置。 - 【請求項１１】 弁受け（７）の、閉鎖体に向けられた
ストッパ面が、球形の閉鎖体（４）の形状に合わせられ
ている、請求項１から１０までのいずれか１項記載の逆
流防止装置。 - 【請求項１２】 弁受け（７）のストッパ面（２２）
に、圧縮ばねの端部を受容するための環状溝（３０）が
設けられている、請求項１から１１までのいずれか１項
記載の逆流防止装置。 - 【請求項１３】 ばね負荷された閉鎖体（４ａ）が弁受
け（７）における接触区域と弁座（１２）における接触
区域との間において、球形に構成されている、請求項１
から１２までのいずれか１項記載の逆流防止装置。 - 【請求項１４】 ばね負荷された閉鎖体（４ａ）が流入
側に面取り部を有していて、閉鎖位置において弁座（１
２）にほぼ隣接する扁平面（２７）を備えている、請求
項１から１３までのいずれか１項記載の逆流防止装置。 - 【請求項１５】 ばね負荷された閉鎖体（４ａ）が流出
側に空洞（２５）を有していて、該空洞から閉鎖体シャ
フト（２３）が中央において突出しており、空洞内に突
入する閉鎖体シャフトの範囲と空洞壁との間に、閉鎖ば
ね（２１）を受容するための環状溝（２６）が設けられ
ている、請求項１から１４までのいずれか１項記載の逆
流防止装置。 - 【請求項１６】 弁案内部分（３）の安定化リング
（９）が、外側ケーシング（２，２ａ）の環状溝（１
０）に係合しており、安定化リング及び／又は環状溝の
ところに、安定化リングの拡開運動のための斜めのセン
タリング面が設けられている、請求項１から１５までの
いずれか１項記載の逆流防止装置。 - 【請求項１７】 安定化リング（９）が、弁座（１２）
のところで流出側に開放した受容環状溝（１６）に挿入
されたシール（１３）を、流出側から支持している、請
求項１から１６までのいずれか１項記載の逆流防止装
置。 - 【請求項１８】 球形の閉鎖体（４）が、中実体又は中
空体として構成され、種々異なった材料からフロート
体、浮遊体又は沈降体として構成されている、請求項１
から１７までのいずれか１項記載の逆流防止装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4039280A DE4039280A1 (de) | 1990-12-08 | 1990-12-08 | Rueckflussverhinderer |
| DE4039280.5 | 1990-12-08 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05180353A true JPH05180353A (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=6419927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3322725A Pending JPH05180353A (ja) | 1990-12-08 | 1991-12-06 | 逆流防止装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5195552A (ja) |
| JP (1) | JPH05180353A (ja) |
| DE (1) | DE4039280A1 (ja) |
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| US7647941B2 (en) | 2006-04-03 | 2010-01-19 | Masao Onoe | Air pulser |
| JP2019173671A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 内燃機関のバルブタイミング制御装置及び内燃機関のバルブタイミング制御装置に用いられる制御弁 |
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| US5462082A (en) * | 1994-10-07 | 1995-10-31 | Lauria; Thomas J. | Backflow preventer with failure indicator |
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