JPH05179841A - 自動車用操作キーシステムおよびこのシステムに用いられる操作キー - Google Patents

自動車用操作キーシステムおよびこのシステムに用いられる操作キー

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JPH05179841A
JPH05179841A JP35940991A JP35940991A JPH05179841A JP H05179841 A JPH05179841 A JP H05179841A JP 35940991 A JP35940991 A JP 35940991A JP 35940991 A JP35940991 A JP 35940991A JP H05179841 A JPH05179841 A JP H05179841A
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JP
Japan
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charging
key
operation key
automobile
electrodes
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JP35940991A
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Masaru Tanabe
大 田辺
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Riken Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】自動車の始動用スイッチのキー穴に操作キーを
差し込んで始動用スイッチを操作するように構成され、
キーに設けた遠隔操作信号発生手段5、14により発生
された遠隔操作信号によって自動車における所定の動作
を行わせるように構成された自動車用操作キーシステム
において、自動車の内部電源に通じる第1の電気的接続
手段を上記スイッチに設けると共に遠隔操作信号発生手
段に給電するための充電部11とこの充電部に通じる第
2の電気的接続手段6a、6bとをキーに設け、キーが
キー穴に差し込まれたときに第1及び第2の電気的接続
手段とが互いに電気的に接続されて充電部が内部電源に
より充電され得るように構成されている。 【効果】操作キーに設けた電池などの充電部からなる電
源部が消耗したときに電源部の交換または充電のために
電源部を取り出す作業を必要とせず、自動車を運転して
いる間に独りでに電源部を充電することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動二輪車を含む各種
の自動車のエンジンスイッチなどの始動用スイッチのキ
ー穴に操作キーを差し込んでこの操作キーにより上記始
動用スイッチを操作するように構成され、上記操作キー
に設けた遠隔操作信号発生手段により発生された遠隔操
作信号によってドアの施錠および開錠などの自動車にお
ける所定の動作を行わせるように構成された自動車用操
作キーシステムに関し、さらに、この自動車用操作キー
システムに用いられる操作キーに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の始動用スイッチを操作する操作
キーを用いて、自動車のドアの施錠および開錠を遠隔操
作(リモコン操作)するようにした遠隔操作機能付きの
自動車用操作キーシステムが実用化されている。なお、
内燃機関を駆動源とする自動車の場合には、上記始動用
スイッチはエンジンスイッチであり、上記操作キーはエ
ンジンキー、インジェクションキーまたはマスターキー
と称されるものである。
【0003】以下、図7および図8を参照して、従来の
遠隔操作機能付き自動車用操作キーシステムについて説
明する。
【0004】図7は、従来の遠隔操作機能付き自動車用
操作キーシステムに用いられる操作キー1の外観を示す
ものであって、図8は、図7に示す操作キー1のつまみ
部2の内部に設けた回路の構成を示している。操作キー
1はつまみ部2と差し込み部3とを有し、差し込み部3
はつまみ部2の一側面から突設されている。つまみ部2
はその表面にスイッチ機構4の押圧部21と発光素子5
とを備えている。押圧部21はつまみ部2の上面に、ま
た、発光素子5はつまみ部2を構成する筐体の一側面で
あって差し込み部3が突設された側面にそれぞれ配置さ
れている。
【0005】本システムにおいて、自動車のドアの施錠
および開錠を行うときには、自動車のドアから一定の距
離以内にある操作キー1の差し込み部3を、自動車のド
アの外側に設けたドア用キーシリンダ(図示せず)に向
けてから、操作キー1のスイッチ機構4の押圧部21を
押圧する。すると、この押圧動作により図8に示すスイ
ッチ13が閉じるから、電池50から給電されるリモコ
ン信号送信回路14は発光素子5に発光を指示する信号
を供給する。このために、発光素子5は、ドア用キーシ
リンダの近傍に設けた受光部(図示せず)にドアの施錠
または開錠を指示する所定の光信号を送信するから、ド
アの施錠または開錠が行われる。
【0006】なお、図8において、リモコン信号送信回
路14は、電池50に常時接続されているから、スイッ
チ13の開閉とは無関係に電池50から常時給電されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の遠隔操作機能付き自動車用操作キーシステムにおいて
は、電池50が消耗したときには、この電池50が一次
電池である場合は電池の交換が必要であり、また、電池
50が2次電池である場合はこの電池の充電が必要であ
る。このために、電池50が消耗したときには、何れに
しても、電池50をつまみ部2内の電池収納部から取り
出して、電池50の交換または充電というきわめて手間
のかかる作業を行わなければならない。
【0008】一方、自動車のガラス窓の開閉やサンルー
フの開閉なども上記遠隔操作機能を利用して行いたいと
いう要望がある。このために、リモコン信号送信回路1
4により消費される電力が増加するから、将来的には電
池50の交換または充電のサイクルが短縮することが予
想される。よって、電池50をつまみ部2から取り出す
作業はより一層負担の重いものとなる。
【0009】以上に述べた理由から、リモコン信号送信
回路14に給電する電池50の交換または充電を不要に
することができる遠隔操作機能付きの自動車用操作キー
システムが望まれる。
【0010】さらに、図7および図8に示す従来例にお
いては、電池50がリモコン信号送信回路14に常時接
続されているから、発光素子5からリモコン信号が送信
されないときでも、リモコン信号送信回路14において
一定の電力が消費される。このために、電池50の交換
のサイクルがさらに短縮されると同時に、電池50に蓄
えられている電力が有効に利用されないという問題も生
じる。
【0011】本発明の目的は、リモコン信号発生手段に
給電する電池などの電源部を操作キーから取り出すとい
う手間のかかる作業を必要とせずに充電することがで
き、しかも、電池などの電源部に蓄えられた電力を有効
に利用することができる遠隔操作機能付きの自動車用操
作キーシステムを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、自動車の始動用スイッチのキー穴
に操作キーを差し込んでこの操作キーにより上記始動用
スイッチを操作するように構成され、上記操作キーに設
けた遠隔操作信号発生手段により発生された遠隔操作信
号によって自動車における所定の動作を行わせるように
構成された自動車用操作キーシステムにおいて、自動車
の内部電源に通じる第1の電気的接続手段を上記始動用
スイッチに設けると共に、上記遠隔操作信号発生手段に
給電するための充電部とこの充電部に通じる第2の電気
的接続手段とを上記操作キーに設け、上記操作キーが上
記キー穴に差し込まれたときに上記第1および第2の電
気的接続手段が互いに電気的に接続されて、上記充電部
が上記内部電源により充電され得るように構成されてい
る。
【0013】また、本発明によれば、自動車の始動用ス
イッチのキー穴に差し込まれて上記始動用スイッチを操
作するように構成され、自動車における所定の動作を行
わせるための遠隔操作信号を発生する遠隔操作信号発生
手段を設けた自動車用操作キーにおいて、上記遠隔操作
信号発生手段に給電するための充電部と、上記操作キー
が上記キー穴に差し込まれたときに自動車の内部電源を
上記充電部に電気的に接続するための電気的接続手段と
をさらに設けている。
【0014】従って、本発明による自動車用操作キーシ
ステムによれば、自動車の内部電源に蓄えられる電力の
一部を、操作キーに設けた充電部に充電することがで
き、この充電は、操作キーが自動車の始動用スイッチの
キー穴に差し込まれたときに行われる。上記充電部とし
ては、一般的には、2次電池、コンデンサなどを用いる
ことができるが、電力を蓄えられるものであれば、その
他のものでもかまわない。
【0015】以下、本発明の実施例について説明する。
【0016】
【実施例】図1〜図4は、本発明による遠隔操作機能付
きの自動車用操作キーシステムを、内燃機関を駆動源と
する普通自動車に適用した第1の実施例を示すものであ
って、図1は、その要部の外観を示している。図1に示
すように、本実施例の自動車用操作キーシステムにおい
ても、上述した従来の自動車用操作キーシステムと同様
に、操作キー1はつまみ部2と差し込み部3とを有し、
つまみ部2はその表面にスイッチ機構4の押圧部21と
発光素子5とを備え、押圧部21はつまみ部2の上面
に、また、発光素子5はつまみ部2を構成する筐体の一
側面であって差し込み部3が突設された側面にそれぞれ
配置されている。
【0017】本実施例においては、図1から明らかなよ
うに、操作キー1の差し込み部3の上下面には、電極6
aおよび6bがそれぞれ設けられている。これらの電極
6aおよび6bは、差し込み部3を絶縁体で構成する
か、或いは、差し込み部3と電極6aおよび6bとの間
に絶縁体を挿入することなどにより、電気的に互いに独
立している。また、電極6aおよび6bは、図2の
(a)に示すように、操作キー1の内部に設けた定電圧
回路9に接続されている。一方、図1の左側に示されて
いるエンジン始動用スイッチ(エンジンスイッチ)を構
成するメインキーシリンダ7の可動部分に設けられたキ
ー穴の内部には、一対の電極8aおよび8bが設けられ
ている。これらの電極8aおよび8bは、操作キー1の
差し込み部3をメインキーシリンダ7のキー穴に挿入し
たときに、電極8aが電極6aと、また、電極8bが電
極6bとそれぞれ接触するように配置されている。
【0018】さらに、一対の電極8aおよび8bは、操
作キー1の差し込み部3をメインキーシリンダ7のキー
穴に挿入して、操作キー1をLOCK、ACCまたはO
Nのうちのいずれかの1つまたは複数の位置に回転させ
たときに、自動車の内部電源に接続されるように構成さ
れている。つまり、操作キー1の差し込み部3をメイン
キーシリンダ7のキー穴に挿入して、操作キー1を所定
の位置まで回転させることにより、操作キー1の電極6
aおよび6bが電極8aおよび8bを介して自動車の内
部電源に電気的に接続される。
【0019】図2(A)は、操作キー1の内部に設けた
回路の構成を示すブロック図である。上述したように、
自動車の内部電源から電極8aおよび8bを介して電極
6aおよび6bに給電されるが、例えば、電極6aには
+12Vを、また、6bには0Vを供給することができ
る。なお、この場合、図2の(b)に示すように、電極
6aおよび6bと定電圧回路9との間にダイオード60
〜63から成るブリッジ回路を設けることによって、電
極6aおよび6bが電源の極性による制限を受けないよ
うにすることもできる。上述の電圧は、電極6aおよび
6bに接続された定電圧回路9において、充電回路10
に含まれる充電部11を充電するのに適した電圧に変換
される。定電圧回路9としては、従来から用いられてい
る電圧変換回路がいずれも使用可能である。この定電圧
回路9において変換された電圧は充電回路10に供給さ
れるから、充電部11において適当な充電が行われる。
【0020】図3は、充電回路10の回路構成の2つの
具体例を示している。図3の(a)においては、充電部
11としてコンデンサを使用している。このコンデンサ
11は定電圧回路9で適当な値に変換された電圧で充電
されるが、この充電電圧は、2つの分圧抵抗17aおよ
び17bの大きさの比で決定される充電基準電圧と、コ
ンパレータ18において比較される。コンデンサ11が
充電基準電圧以上に充電されると、コンパレータ18
は、自動車の内部電源からコンデンサ11への給電を停
止させるための信号を充電制御回路15に供給する。す
ると、充電制御回路15はコンデンサ11への給電を停
止して、充電が終了する。なお、16は逆流防止用ダイ
オード、19は保護抵抗である。
【0021】図3の(b)においては、充電部11とし
て2次電池を使用している。2次電池11は定電圧回路
9で適当な値に変換された電圧で充電されるが、この充
電電圧は、2つの分圧抵抗17aおよび17bの大きさ
の比で決定される充電基準電圧と、コンパレータ18に
おいて比較される。2次電池11が充電基準電圧以上に
充電されると、コンパレータ18は、自動車の内部電源
から2次電池11への給電を停止させるための信号を充
電制御回路15に供給する。すると、充電制御回路15
は2次電池11への給電を停止して、充電が終了する。
なお、16は逆流防止用ダイオード、20は充電電流を
制限するための定電流回路である。
【0022】また、本実施例では、図2の(a)から明
らかなように、従来の自動車用操作キーシステムにおい
ても設けたスイッチ13(図8参照)の他に、充電部1
1とリモコン信号送信回路14との間にスイッチ12を
設けている。これらのスイッチ12、13は、何れも、
図1に示すスイッチ機構4の押圧部21を押圧すること
により、閉じるように構成されている。従って、押圧部
21を押圧してスイッチ12および13の両方をオンに
したときのみ、発光素子5から施錠および開錠を指示す
る所定の光信号(リモコン信号)が送信される。つま
り、リモコン信号を送信していないときには、充電部1
1とリモコン信号送信回路14との接続がスイッチ12
のオフにより断たれているから、リモコン信号送信回路
14の非動作時にもこのリモコン信号送信回路14にお
いて一定の電力が常時消費されることがない。従って、
充電部11に蓄えられた電力が有効に利用される。ここ
で、もしも、リモコン信号により施錠および開錠のよう
な1種類の動作しかさせる必要がない場合には、スイッ
チ12がオンしたときに所望のリモコン信号が送信され
るようにすることにより、スイッチ13を省略すること
ができる。
【0023】図4は、図2の(a)に示すスイッチ12
および13を共に内蔵するスイッチ機構4の具体例を示
す図である。図4の(a)〜(c)はスイッチ機構4の
縦断面図であり、図4の(d)はスイッチ機構4の下部
にあるプリント基板24の上面に印刷された回路電極2
5、26、27、28の形状を示す平面図である。スイ
ッチ機構4は、樹脂またはゴムなどの柔軟性ある材料で
構成された押圧部21、プリント基板24、上記押圧部
21の下面に設けた電極22、23、及び、上記プリン
ト基板24の上面に印刷した回路電極25、26、2
7、28から構成されている。ここで、上記電極22は
円環状の電極、上記回路電極25、26は図4の(d)
に示すような同心円環状の電極であって、電極22、2
5、26により図2の(a)に示すスイッチ12が構成
されている。これらの電極22、25、26は、図4の
(a)に示すように、押圧部21を押圧していない状態
では、電極22と電極25、26とが互いに離れている
から、スイッチ12は開いている。しかし、図4の
(b)に示すように、押圧部21の半押圧状態では、電
極22が回路電極25、26の両方に接触するから、ス
イッチ12は閉じている。
【0024】一方、上記電極23および上記回路電極2
7、28はそれぞれ平板状であって、これらの電極2
3、27、28により図2の(a)に示すスイッチ13
が構成されている。これらの電極23、27、28は、
図4の(a)、(b)に示す状態では、電極23と電極
27、28とが互いに離れているから、スイッチ13は
開いている。しかし、図4の(c)に示すように、押圧
部21の完全押圧状態では、電極23が回路電極27、
28の両方に接触するから、スイッチ13は閉じてい
る。つまり、図4に示すスイッチ機構4においては、ス
イッチ13がスイッチ12よりも押圧部21の長いスト
ロークでのみオンになるように構成されているから、ス
イッチ12、13を順次確実にオンにすることができ、
このために、リモコン信号送信回路14の誤動作を防止
することができる。
【0025】以上述べたとおり、本実施例によると、コ
ンデンサまたは2次電池などからなる充電部11をつま
み部2を構成する筐体から取り出すことなく、充電部1
1を所定の電圧に充電することができる。さらに、リモ
コン信号送信回路14において不必要に電力が消費され
ることがないから、電池の電力を有効に利用することが
できる。
【0026】図5および図6は、本発明による自動車用
遠隔操作キーシステムを、内燃機関を駆動源とする普通
自動車に適用した第2の実施例の操作キーを示してい
る。本実施例では、自動車のドアの施錠および開錠の他
に自動車のガラス窓の開閉やサンルーフの開閉にも、本
発明による自動車用操作キーシステムを用いるようにし
ている。つまり、操作キー1の発光素子5から2種類以
上(本実施例においては5種類)のリモコン信号を選択
的に送信するようにしている。図5は、5つのスイッチ
機構4、30、31、32、33を備えた本実施例によ
る操作キー1の外観を示すものであって、5つのスイッ
チ機構にそれぞれ対応する5種類のリモコン信号を送信
するように構成されている。ここで、各スイッチ機構
4、30、31、32、33は図4に示すスイッチ機構
4とそれぞれ同様の構造であってよく、また、本実施例
におけるメインキーシリンダは、図1に示す第1の実施
例のものと同様の構造であってよいから、これらの図示
を省略する。
【0027】図6は、本実施例における操作キー1の内
部に設けた回路の構成を示すブロック図である。電極6
aおよび6b、定電圧回路9、充電回路10、並びに、
充電部11により行われる充電動作は、図1〜図3に示
す第1の実施例の場合と同様である。つまり、自動車の
内部電源から電極8a、8b(図1参照)を介して電極
6a、6bに供給される電圧は定電圧回路9で適当な大
きさの電圧に変換され、この変換された電圧が充電回路
10に供給されて充電部11への充電が行われる。そし
て、所定の大きさの電圧が充電されると、充電回路10
は自動車の内部電源からの給電を停止する。また、図5
のスイッチ機構4、30、31、32、33は、特定の
機能の動作をそれぞれ指示する信号を発光素子5に供給
するためのスイッチ13、40、41、42、43を備
えている。さらに、本実施例においては、スイッチ機構
4、30、31、32、33の何れか1つの押圧部21
(図4参照)を押圧すれば、充電部11とリモコン信号
送信回路14との間にあるスイッチ12が閉じるように
構成されている。
【0028】本実施例において、自動車のドアの施錠お
よび開錠などの動作を行わせるときには、自動車のドア
から一定の距離以内にある操作キー1の差し込み部3
を、自動車のドアの外側に設けたドア用キーシリンダ
(図示せず)に向けてから、所望の機能に対応する何れ
か1つのスイッチ機構の押圧部を押圧する。例えば、パ
ワーウインドウを開閉するための信号がスイッチ部30
に割り当てられている場合、パワーウインドウを開閉す
るためには、スイッチ機構30の押圧部を押圧する。す
ると、スイッチ12および40が閉じるから、パワーウ
インドウの開閉を指示する光信号のみが発光素子5から
送信されて、所望の機能を行うための動作が実現され
る。なお、本実施例では、所望の機能が5種類でスイッ
チ機構が5個であるが、本発明はこれに限定されること
なく、任意の個数のスイッチ機構を設けることが可能で
ある。また、スイッチ機構は、つまみ部2を構成する筐
体の片面だけでなく、両面に設けることもできる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、操作キーに設けた電池
などの充電部からなる電源部が消耗したときに、従来の
ように電源部の交換または充電のために操作キーから電
源部を取り出すという手間のかかる作業を必要とせず、
自動車を運転している間に独りでに、充電部からなる電
源部を充電することができる。
【0030】また、請求項4に記載の発明によれば、遠
隔操作信号発生手段において充電部の電力が不必要に消
費されることがないから、電力を有効に利用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車用操作キーシステムの第1
の実施例における要部の斜視図である。
【図2】図1に示す操作キーの回路構成を示すブロック
図である。
【図3】図2に示す充電回路の2つの具体例を示すブロ
ック図である。
【図4】図1に示す操作キーのスイッチ機構の縦断面図
およびその内部の平面図である。
【図5】本発明による自動車用操作キーシステムの第2
の実施例における操作キーの斜視図である。
【図6】図5に示す操作キーの回路構成を示すブロック
図である。
【図7】従来の自動車用操作キーシステムにおける操作
キーの斜視図である。
【図8】図7に示す操作キーの回路構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 操作キー 3 差し込み部 4 スイッチ機構 5 発光素子 6a 電極 6b 電極 7 メインキーシリンダ 8a 電極 8b 電極

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の始動用スイッチのキー穴に操作キ
    ーを差し込んでこの操作キーにより上記始動用スイッチ
    を操作するように構成され、 上記操作キーに設けた遠隔操作信号発生手段により発生
    された遠隔操作信号によって自動車における所定の動作
    を行わせるように構成された自動車用操作キーシステム
    において、 自動車の内部電源に通じる第1の電気的接続手段を上記
    始動用スイッチに設けると共に、 上記遠隔操作信号発生手段に給電するための充電部とこ
    の充電部に通じる第2の電気的接続手段とを上記操作キ
    ーに設け、 上記操作キーが上記キー穴に差し込まれたときに上記第
    1および第2の電気的接続手段が互いに電気的に接続さ
    れて、上記充電部が上記内部電源により充電され得るよ
    うに構成された自動車用操作キーシステム。
  2. 【請求項2】上記所定の動作が自動車のドアの施錠およ
    び開錠を含む請求項1に記載の自動車用操作キーシステ
    ム。
  3. 【請求項3】自動車の始動用スイッチのキー穴に差し込
    まれて上記始動用スイッチを操作するように構成され、
    自動車における所定の動作を行わせるための遠隔操作信
    号を発生する遠隔操作信号発生手段を設けた自動車用操
    作キーにおいて、 上記遠隔操作信号発生手段に給電するための充電部と、 上記操作キーが上記キー穴に差し込まれたときに自動車
    の内部電源を上記充電部に電気的に接続するための電気
    的接続手段とをさらに設けた自動車用操作キー。
  4. 【請求項4】上記充電部と上記遠隔操作信号発生手段と
    の間に接続されたスイッチをさらに設けた請求項3に記
    載の自動車用操作キー。
  5. 【請求項5】上記電気的接続手段と上記充電部との間に
    接続され、上記内部電源の電圧を所望の大きさの定電圧
    に変換する電圧変換手段をさらに設け、 この電圧変換手段により変換された定電圧を上記充電部
    に供給するように構成された請求項3または4に記載の
    自動車用操作キー。
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