JPH05179568A - 紫外線防止用繊維処理剤および紫外線防止処理した織布 - Google Patents

紫外線防止用繊維処理剤および紫外線防止処理した織布

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JPH05179568A
JPH05179568A JP3360252A JP36025291A JPH05179568A JP H05179568 A JPH05179568 A JP H05179568A JP 3360252 A JP3360252 A JP 3360252A JP 36025291 A JP36025291 A JP 36025291A JP H05179568 A JPH05179568 A JP H05179568A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 繊維に対する紫外線防止処理が容易で、かつ
紫外線防止効果が優れ、しかもその持続性が優れている
とともに、蛍光染料の蛍光励起現象に悪影響を及ぼさな
い紫外線防止用繊維処理剤を提供する。 【構成】 アクリル系、グリオキザール系、シリコーン
系、ウレタン系、メラミン系、フッ素系などの繊維加工
用の水溶性樹脂またはエマルジョン樹脂の固形分100
重量部に対して平均粒子径0.01〜0.1μmの微粒
子状金属酸化物(たとえば、微粒子状二酸化チタンな
ど)を3〜65重量部配合して、紫外線防止用繊維処理
剤とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、繊維に対して紫外線防
止機能を付与する紫外線防止用繊維処理剤に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽光線中の紫外線(一般に1〜380
nmの波長範囲の電磁波をいう)のうち、近紫外領域
(300nm以上)に属するUV−A波は、皮膚を黒ず
ませ、シミ、ソバカスの原因になるなど、皮膚の老化を
促進し、また、UV−B波は、皮膚を赤くはれさせた
り、火照らせたり、水泡を生じさせるなど、皮膚に悪影
響を及ぼすことが知られている。
【0003】そのため、化粧品においては、従来から紫
外線を防止するための種々の商品が開発されているが、
最近では衣服などの繊維製品にも紫外線を防止する機能
を保持させることが要望され、紫外線防止用の商品が開
発されはじめている。
【0004】このような繊維製品に紫外線防止機能を付
与する手段としては、光反射セラミックスや紫外線吸収
剤を紡糸の段階で練り込んだり、紫外線吸収剤を繊維表
面に吸着させたり、あるいは紫外線吸収剤を樹脂に分散
させ、それを繊維表面にコーティングする方法などが採
用されている〔たとえば、「加工技術」、Vol.2
6,No.10(1991)、p649〕。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
で使用されてきた紫外線吸収剤は、ベンゾトリアゾール
系、サリチル酸系、ベンゾフェノン系などの有機系紫外
線吸収剤であり、これらは、劣化しやすく、早期にその
効果を失ったり、あるいは劣化による着色を引き起こす
という問題があった。
【0006】また、光反射セラミックスを紡糸の段階で
練り込む場合は、光反射セラミックスの分散性が悪いた
め、分散性を向上させるための特殊なマスター・バッチ
を必要としたり、糸切れを引き起こすなどの問題があっ
た。
【0007】本発明は、上記従来技術における問題点を
解消し、繊維に対する紫外線防止処理を容易に行うこと
ができ、かつ紫外線防止効果が優れ、しかもその持続性
が優れた紫外線防止用繊維処理剤を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、繊維の樹脂加
工に通常に用いられている水溶性樹脂またはエマルジョ
ン樹脂の固形分100重量部に対して平均粒子径0.0
1〜0.1μmの微粒子状金属酸化物を3〜65重量部
配合して、紫外線防止用繊維処理剤とすることにより、
上記目的を達成したものである。
【0009】すなわち、本発明の紫外線防止用繊維処理
剤は、後に詳述するように適度の濃度に希釈した処理液
を調製し、その処理液にたとえば織布などを浸漬するこ
とによって、織布などの紫外線防止処理をすることがで
きるので、光反射セラミックスを練り込む場合のような
特殊なマスター・バッチを必要とせず、紫外線防止処理
を容易に行うことができ、しかも微粒子状金属酸化物の
紫外線遮蔽作用が優れているので、優れた紫外線防止効
果が得られ、かつ微粒子状金属酸化物が無機質であっ
て、有機系の紫外線吸収剤に比べて劣化に対する耐性が
はるかに優れているので、紫外線防止効果の持続性が優
れている。
【0010】本発明の紫外線防止用繊維処理剤の調製に
あたって使用するエマルジョン樹脂としては、たとえ
ば、アクリル系樹脂(たとえば、商品名:プライマルT
R−49、日本アクリル化学社製)、グリオキザール系
樹脂(たとえば、商品名:ユーラミンT−TS−10、
三井東圧化学社製)、シリコーン系樹脂(たとえば、商
品名:ライトシリコンR−550N、共栄社油脂化学工
業社製)、ウレタン系樹脂(たとえば、商品名:エラス
トロンMF−9 、第一工業製薬社製)、メラミン系樹脂
(たとえば、商品名:スミテックスレジンM−6、住友
化学工業社製)、フッ素系樹脂(たとえば、商品名:エ
ラスガード200、第一工業製薬社製)などが好適なも
のとして挙げられる。
【0011】本発明において使用する平均粒子径0.0
1〜0.1μmの微粒子金属酸化物としては、たとえ
ば、二酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、酸化
アルミニウム、酸化珪素、酸化アンチモンなどの白色系
金属酸化物の微粒子が好適に用いられる。特に二酸化チ
タンや酸化亜鉛の微粒子が好ましい。
【0012】また、分散性、耐光性などを改善するため
に、上記微粒子状金属酸化物の表面にアルミナ、シリ
カ、チタニヤ、ジルコニウムなどをコーティングしたも
のも好適に用いることができる。
【0013】本発明において、上記微粒子状金属酸化物
は平均粒子径が0.01〜0.1μmであることが必要
である。これは、微粒子状金属酸化物が波長の長い可視
光線を透過させ、着色せずかつ隠蔽力もなく透明である
ことが必要である上に、波長の短い紫外線を反射吸収し
て、紫外線を遮蔽する作用を有していることが必要であ
るからである。
【0014】すなわち、微粒子状金属酸化物の平均粒子
径が0.01μmより小さい場合は紫外線遮蔽効果が小
さくなり、また微粒子状金属酸化物の平均粒子径が0.
1μmより大きくなると可視光線も反射しはじめるため
不透明になる。
【0015】本発明の紫外線防止用繊維処理剤において
は、繊維加工用の水溶性樹脂またはエマルジョン樹脂の
固形分100重量部に対して上記平均粒子径0.01〜
0.1μmの微粒子状金属酸化物を3〜65重量部配合
することが必要であり、特に8〜45重量部配合するこ
とが好ましい。
【0016】上記微粒子状金属酸化物の配合量が樹脂固
形分100重量部に対して3重量部より少ない場合は、
繊維に対して紫外線防止機能を付与する効果が少なく、
また、上記微粒子状金属酸化物の配合量が樹脂固形分1
00重量部に対して65重量部より多くなると、その紫
外線防止用繊維処理剤で処理した繊維の風合いが悪くな
り、また繊維に対する微粒子状金属酸化物の付着状態も
悪くなる。
【0017】本発明の紫外線防止用繊維処理剤は、天然
繊維、人造繊維のいずれに対しても適用することができ
る。天然繊維としては、たとえば、木綿、絹、麻、羊毛
などが挙げられる。また、人造繊維としては、たとえ
ば、ナイロン、ポリエステル、アクリル、ビニロン、ポ
リプロピレンなどの合成繊維、ビスコース・レーヨンな
どの再生繊維、アセテートなどの半合成繊維などを挙げ
られる。
【0018】処理する際の繊維の形態としては、繊維そ
のもの自身、繊維製品、たとえば、フィラメント、糸、
織布、不織布、編物、さらには、ブラウス、スポーツウ
ェア、ストッキング、日傘の布地などの繊維完製品のい
ずれであってもよい。ただし、通常は、処理時の作業性
などの関係から、フィラメント、糸、織布などに対して
処理が行われ、処理後に必要に応じて所望の完製品に仕
上げられる。
【0019】本発明の紫外線防止用繊維処理剤は、前述
したように繊維に対する紫外線防止処理が容易に行える
とともに、紫外線防止効果が優れ、しかもその持続性が
優れているが、従来の有機系の紫外線吸収剤に対して特
に優れている点は、蛍光染料の蛍光励起現象を消失させ
ないことである。
【0020】これを詳しく説明すると、通常、織布の白
度を向上させるために蛍光染料が用いられている。特に
紫外線の遮蔽が最も必要となる夏物衣料においては、蛍
光白色が最も好まれる。
【0021】蛍光白色染料を用いて蛍光処理した場合、
従来の有機系の紫外線吸収剤を使用すると、たとえば
「加工技術」、Vol.20,No.10(199
1)、第651頁に記載されているように、蛍光励起現
象が完全に消失されてしまい、所望の白度が得られなく
なる。
【0022】しかし、本発明の紫外線防止用繊維処理剤
による場合は、微粒子状金属酸化物が蛍光染料に対して
悪影響を与えず、上記のような蛍光励起現象の消失が生
じない。それ故、蛍光白色染料で処理された織布などを
本発明の紫外線防止用繊維処理剤で後加工することによ
って、紫外線防止作用と白度の向上を併せて達成するこ
とができる。織布は白色系ばかりでなく、たとえば赤、
青、黄などで染色されたり、模様がデザインされたりし
ているが、本発明の紫外線防止用繊維処理剤は、その使
用する微粒子状金属酸化物の粒子径が可視光線の波長よ
り短いので、可視光線に対して透明であり、織布の色や
模様が白っぽくなるという、いわゆるカブリ現象を引き
起こさない。
【0023】本発明の紫外線防止用繊維処理剤は、上述
した水溶性樹脂またはエマルジョン樹脂の固形分100
重量部に平均粒子径0.01〜0.1μmの微粒子金属
酸化物を3〜65重量部添加し分散させることによって
調製される。その際、必要に応じて、分散安定性の向上
をはかるため、分散剤としてアニオン活性剤、カチオン
活性剤、非イオン活性剤などを添加してよい。ただし、
活性剤を添加する場合は、樹脂の液性を考慮して凝固な
どが生じないように配慮することが望ましく、また、繊
維に蛍光処理を施さない場合は、紫外線吸収剤を併用す
ることもできる。
【0024】本発明の紫外線防止用繊維処理剤を用いて
繊維を処理する際の具体的手段を、繊維として織布を用
いた場合を例に挙げて示すと、次の通りである。
【0025】まず、本発明の紫外線防止用繊維処理剤を
水で30〜200g/l程度の濃度に希釈して処理液を
調製し、通常、その処理液中に織布を1〜60秒間程度
浸漬し、絞り率60〜90%程度とした後、乾燥し、キ
ュア(焼付)する。そして、上記処理にあたっては、水
で希釈した場合に微粒子状金属酸化物が1〜20g/l
程度の濃度になるようにすることが好ましい。
【0026】
【実施例】つぎに、実施例および比較例を挙げて本発明
をより具体的に説明する。
【0027】実施例1〜5および比較例1〜3 下記に示す樹脂および微粒子状金属酸化物を表1に示す
組成で配合して実施例1〜5の紫外線防止用繊維処理剤
を調製し、試験布(綿ブロード40番)に紫外線防止処
理をした。なお、表1に示す配合量はいずれも重量部で
あり、樹脂量は固形分量で示す。
【0028】樹脂:プライマルTR49(商品名、アク
リル系樹脂、樹脂濃度50重量%、日本アクリル化学社
製)
【0029】微粒子状金属酸化物:MT−500B(商
品名、二酸化チタン、平均粒子径0.035μm、テイ
カ社製)
【0030】比較例1としては紫外線防止処理をしない
場合を選び、比較例2は樹脂だけで処理をし、比較例3
は水に従来の有機系の紫外線吸収剤を加えた処理液で処
理する場合を選んだ。紫外線吸収剤はサンガードT40
(商品名、ベンゾトリアゾール系、センカ社製)を用
い、また、この紫外線吸収剤は実施例5の処理液にも添
加している。なお、表1の処理液濃度は試験布を浸漬す
る処理液中の紫外線防止用繊維処理剤の濃度を示してい
る。
【0031】
【表1】
【0032】処理および試験方法 試験布として綿ブロード40番を使用し、この試験布を
表1に記載の各処理液に25℃で10秒間浸漬し、浸漬
後、マングル(ゴム・ローラー)で絞り率約70%と
し、100℃で3分間乾燥した後、130℃で1分間キ
ュアした。
【0033】上記処理後の試験布の透過率を日立製作所
の自記分光光度計U−3410型で測定した。紫外線お
よび可視光線の一部を含む波長290〜420nmの範
囲の透過率を表2に示す。
【0034】
【表2】
【0035】表2に示すように、本発明の実施例1〜5
は、比較例1〜3に比べて、紫外領域の波長380nm
以下の透過率が小さく、紫外線防止効果が優れていた。
【0036】なお、実施例5では従来使用の有機系紫外
線吸収剤を併用しているが、格別の相乗効果は認められ
なかった。
【0037】実施例6〜7および比較例4〜6 蛍光白色染料で蛍光処理した綿ブロード40を紫外線防
止用繊維処理剤で処理して、その紫外線防止効果および
蛍光白度を調べた。
【0038】蛍光処理、紫外線防止用繊維処理剤の組
成、紫外線防止処理、試験方法およびその結果は、次に
示す通りである。
【0039】蛍光処理 試験布:綿ブロード40 蛍光白色染料:MiKephor BSconc. (商品名、三井東圧染料社製)
【0040】MiKephor BSconc.の濃度
1重量%水溶液を調製し、その中に綿ブロード40を浴
比1:30にし、40℃で30分間浸漬することによ
り、蛍光処理を行った。
【0041】紫外線防止用繊維処理剤の組成 表3に組成を示す。使用した樹脂、微粒子状金属酸化物
および紫外線吸収剤は前記実施例1などの場合と同じも
のである。
【0042】なお、比較例4は蛍光処理した綿ブロード
40に紫外線防止処理をまったく施さなかった場合を示
し、比較例5は水に従来の有機系の紫外線吸収剤(サン
ガードT40、前出)を加えた処理液で処理した場合を
示し、比較例6は蛍光処理前の綿ブロード40に紫外線
防止処理をまったく施さなかった場合を示す。
【0043】
【表3】
【0044】紫外線防止処理および試験方法 上記で蛍光処理した綿ブロード40を表3の実施例6
〜7および比較例5に記載の処理液に25℃で10秒間
浸漬し、浸漬後、マングル(ゴムローラー)で絞り率約
70%とし、100℃で3分間乾燥した後、130℃で
1分間キュアすることによって、紫外線防止処理をし
た。
【0045】上記のようにして紫外線防止処理をした綿
ブロード40の反射率を日立製作所社製607形カラー
アナライザで波長380〜780nmの範囲にわたって
測定した。波長380〜580nmの範囲の反射率を図
1に示す。
【0046】図1において、実施例6〜7と比較例4
は、同一の曲線で示されているが、これはそれらがほぼ
同じ反射特性を示したため、別の曲線で示すことが不可
能であったからである。
【0047】図1に示すように、本発明の実施例6〜7
は、蛍光処理しただけで紫外線防止処理をしていない比
較例4とほぼ同じ反射特性を示し、有機系の紫外線吸収
剤で紫外線防止処理をした比較例5や綿ブロード40そ
のものである比較例6に比べて、可視部の420〜44
0nm付近の反射率が高く、紫外線防止処理を行ってい
るにもかかわらず、蛍光白度が高く保持されていた。
【0048】つぎに、上記実施例6〜7および比較例4
〜6の綿ブロード40について、前記実施例1などと同
様に透過率を測定した。波長290〜420nmの透過
率を表4に示す。
【0049】
【表4】
【0050】表4に示すように、本発明の実施例6〜7
は、比較例4〜6に比べて、紫外領域の波長380nm
以下の透過率が低く、紫外線防止効果が優れていた。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、繊維
に対する紫外線防止処理が容易で、かつ紫外線防止効果
が優れ、しかもその持続性が優れた紫外線防止用繊維処
理剤を提供することができた。
【0052】また、本発明の紫外線防止用繊維処理剤
は、蛍光染料の蛍光励起現象に悪影響を及ぼさないの
で、蛍光白色染料で蛍光処理された織布などに本発明の
紫外線防止用繊維処理剤で紫外線防止処理を行うことに
より、紫外線防止機能の付与と蛍光白度の向上とを併せ
て達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例6〜7と比較例4〜6の可視光
線反射特性を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06P 5/00 DBA 9160−4H 104 9160−4H (72)発明者 熊谷 安昭 岡山県岡山市西幸西1072 テイカ株式会社 岡山研究所内 (72)発明者 丹野 則幸 大阪市大正区船町1丁目3番47号 テイカ 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクリル系、グリオキザール系、シリコ
    ーン系、ウレタン系、メラミン系、フッ素系などの繊維
    加工用の水溶性樹脂またはエマルジョン樹脂の固形分1
    00重量部に対して平均粒子径0.01〜0.1μmの
    微粒子状金属酸化物を3〜65重量部配合してなること
    を特徴とする紫外線防止用繊維処理剤。
  2. 【請求項2】 金属酸化物が二酸化チタンおよび/また
    は酸化亜鉛であることを特徴とする請求項1記載の紫外
    線防止用繊維処理剤。
  3. 【請求項3】 蛍光染料で処理した繊布を請求項1記載
    の紫外線防止用繊維処理剤で処理したことを特徴とする
    紫外線防止機能を有する繊布。
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