JPH0517822B2 - - Google Patents

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JPH0517822B2
JPH0517822B2 JP60242522A JP24252285A JPH0517822B2 JP H0517822 B2 JPH0517822 B2 JP H0517822B2 JP 60242522 A JP60242522 A JP 60242522A JP 24252285 A JP24252285 A JP 24252285A JP H0517822 B2 JPH0517822 B2 JP H0517822B2
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JP
Japan
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conveyor belt
food materials
energized
series
conductive parts
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JP60242522A
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JPS62104556A (ja
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Kingo Myahara
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Dowa KK
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Dowa KK
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Publication date
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  • Commercial Cooking Devices (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Fish Paste Products (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、畜産あるいは水産動物からなる通電
加工食品を搬送中における単なる通電作用のみに
より、簡単迅速に、しかも連続して量産すること
ができる通電加工食品の連続製造方法およびその
装置に関する。
[従来の技術] さきに本出願人は、特公昭60〜10705号公報に
記載されたように、複数の電極板を等間隔をお
き、同心状に敷設した水平回転円盤を基台に対
し、電極板の数だけ停止位置で停止されるよう回
転自在に軸架し、該それぞれの電極板上には食品
材料を収納した絶縁容器を取外し自在に載置し、
上記停止位置により停止された一個の絶縁容器の
上部には、通電加工時に食品材料の熟熱温度を検
出する温度検出体を備えた押圧電極板を絶縁容器
内に嵌入できるよう昇降自在に配設せしめると共
に、前記電極板および押圧電極板は水平回転円盤
の周面に絶縁容器と同数付設された接電片の一つ
が停止装置付近に配設された接電板と当接した際
に食品材料を通して通電が行われるようにし、た
とえ、如何なる状態のもとに充填された数多くの
食品材料といえども、食品材料を充填した絶縁容
器の連続供給操作と水平回転円盤の間欠回転作動
と押圧電極板の下降押圧作動とにより均等に熟熱
殺菌された通電加工食品を連続して能率的に製造
することができる通電加工食品製造技術を開発し
て、これが実施化により相当な効果を発揮せしめ
ている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上述公知の製造技術においても、通
電加工食品の製造に際しては、食品材料が充填さ
れた絶縁容器を連続的に供給せしめた操作の後に
必ず水平回転円盤を間欠回転させる操作と押圧電
極板を下降押圧作動せしめる操作を行わなければ
ならないため、多くの労力を要し、量産化を省力
のもとに達成できない許りか、生の食品材料中に
含まれた水分の漏出によつて操作中、漏電事故を
起こし、作業全体の安全化を図ることができない
という問題点があつた。
本発明は、食品材料が充填された多数の絶縁性
容器を、一方に向け回転する搬送ベルトへ順次供
給しさえすれば、以後は、搬送ベルトにより一方
に向け搬送される間に多数の食品材料に対し順次
通電が自動的に行われるようにして、省力化のも
とに通電加工食品の量産化を容易に達成させるこ
とができる許りか、漏電による障害事故の発生を
極力防止し、作業の安全性を高めながら能率的に
製造することができる通電加工食品の連続製造方
法およびその装置を提供することを目的としてい
る。
[課題を解決するための手段] したがつて、本発明の技術的課題は、多数から
なる生の食品材料に対しその搬送過程において順
次直列状態のもとに通電が自動的に行われるよう
にして省力化のもとであつても作業の安全性を高
めながら能率的に通電加工食品を量産させること
にある。
したがつて、本発明にあつては、上記技術的果
題を解決するために、その方法を、内部に食品材
料を充填し、かつ対向する前後の外表面に食品材
料へ通電を施す一対の前後導電部を備えた多数の
絶縁性容器を搬送ベルトにより略等間隔をおき一
方に向け搬送せしめると共に、前記搬送された複
数個の絶縁性容器が搬送ベルトの一定区間に設け
られた直列通電区域を通過する際に、それぞれの
前後導電部を間隔をおき配設した複数の接電片へ
順次摺接せしめて、複数の食品材料に対し通電を
施し、複数の食品材料を順次熟熱殺菌処理したこ
とを特徴とする通電加工食品の連続製造方法とな
し、又、前記方法を実施させるための構成を、内
部に食品材料を充填し、かつ対向する前後の外表
面に食品材料へ通電を施す一対の前後導電部を備
えた多数の絶縁性容器を、一方に向け移動する搬
送ベルト上へ略等間隔をおき搭載せしめると共
に、前記搬送ベルトの一定区間の前後位置には、
搬送される複数個の絶縁性容器の前後導電部が順
次直列状態のもとに摺接する複数の接電片からな
る直列通電区域を設けたことを特徴とする通電加
工食品の連続製造装置としたものである。
[作用] 今、対向する前後の外表面に一対の前後導電部
20,21を配設した多数の絶縁性容器3…内に
生の食品材料Aをそれぞれ充填する。次いで、生
の食品材料Aを充填した多数の絶縁性容器3…を
一方に向け回転移行する搬送ベルト1上へ略等間
隔をおき順次供給せしめる。
さすれば、多数の絶縁性容器…は搬送ベルト1
により順次一方に向け搬送されるうちに、複数個
の絶縁性容器3…が搬送ベルト1の一定区間に亘
り配設された直列通電区域4を順次通過する。す
ると、それぞれの絶縁性容器3…の前後外表面に
対向して配設された複数の前後導電部20…,2
1…は、その通過時に直列通電区域4内の前後位
置に等間隔をおき配設された複数の接電片5…と
順次摺接したり、あるいは離反しながら搬送せら
れる。
したがつて、上記のように複数個の前後導電部
20…,21…と複数個の接電片5…とが間欠的
に順次摺接されている間は、それぞれの絶縁性容
器…内に充填された食品材料A…に対し電流が直
列に通電され、発生したジユール熱により速やか
に熟熱殺菌処理され、風味および食味良好な通電
加工食品となつて順次搬出側へ搬送される。
それ故、多数の絶縁性容器3…を単に搬送ベル
ト1上へ供給するだけで熟熱殺菌処理された通電
加工食品を量産できるため、作業者の省力化は勿
論のこと漏電によつて障害事故も起こさず、作業
のより安全性を高めることができる。
[実施例] 本発明に係る通電加工食品の連続製造方法を実
施するための装置の構成を添付図面に示された実
施例に基づき説明する。
第1図ないし第3図において、1は、一方に向
け回転移動されるように懸回された絶縁性材料か
らなる無端状の搬送ベルトであつて、該搬送ベル
ト1の表面には、多数の絶縁性容器3…を略等間
隔をおき載置せしめるための仕切壁2…が略等間
隔をおき立設されている。そして、前記搬送ベル
トの一定区間には直列通電区域4が設けられてい
る。上記の直列通電区域4は、搬送ベルト1の前
後両側対称位置に略等間隔をおいて複数の接電片
5…を弾発的に固設し、しかも、これら前後対称
位置に配設されたそれぞれの接電片5…は最初と
最後の接電片5,5を残して他を2個ずつ交互に
リード線6…を介して接続せしめると共に、最初
の接電片5および最後の接電片5に接続したリー
ド線7,7の他端を電源8に接続せしめて構成し
てある。
なお、電源接続回路中には電圧メータ9、電流
メータ10および変流器11が設けられている。
3は、畜産あるいは水産動物からなる生の食品
材料Aを充填収容して、通電作用により発生した
ジユール熱で前記食品材料Aを熟熱殺菌処理して
通電加工食品とすることができる絶縁性容器であ
つて、該絶縁性容器3は、第3図に示されたよう
に上面を開放した箱状に形成され、しかも、その
内底部12には、下部電極13、下部含塩水接電
体14および生の食品材料Aを順次収容した絶縁
性容器からなる上面開放状の食品容器15を互い
に密接するように重合した状態のもとに収納して
ある。そして、食品容器15の底部平坦面には広
い面積の通電窓16を開口して充填された生の食
品材料Aが通電窓16を介して下部含塩水接電体
14と密接するようならしめる。絶縁性容器3の
上面開放側には開閉自在の蓋板17が被蓋され、
又、食品容器15内に充填された生の食品材料A
上には上部含塩水接電体18を密接状に載置せし
めてある。そして、蓋板17の内側には上部電極
19をビス等により一体に装着せしめて蓋体17
を被蓋したときに上部電極19、上部含塩水接電
体18および生の食品材料Aが互いに密接できる
ようにならしめる。
20および21は、絶縁性容器3の前後対向側
外表面に配設された前後一対からなる前部導電部
と後部導電部であつて、上記前部導電部20およ
び後部導電部21は共に導電性に富んだ薄板材に
より形成されており、しかも、前部導電部20の
基端側は絶縁性容器3の低位側前部に設けた挿入
孔22より絶縁性容器3の底壁12と下部電極1
3との間に挿入して前部導電部20と下部電極1
3とを導電状態となし、又、後部導電部21の基
端側は蓋板17と上部電極19との間に介装して
後部導電部21と上部電極19とを導通状態にし
てある。
したがつて、前述したように生の食品材料Aを
充填した絶縁性容器3の前後対向側外表面には一
対の前部導電部20と後部導電部21とがそれぞ
れ配設されているので、複数個の絶縁性容器3…
が搬送ベルト1により一方に向け順次搬送され、
直列通電区域4に至れば、前部導電部20と接電
片5および後部導電部21と接電片5との摺接時
に、電流がそれぞれ生の食品材料A…を介して直
列に通電され、発生したジユール熱で複数個を同
時に、しかも自動的に熟熱殺菌処理できるもので
ある。
第4図および第5図に示されたものは、絶縁性
容器3′の外形を円筒状に形成した場合における
他例を示すものであつて、該実施例においては、
両側を開放した絶縁性容器3′の前後両側端部に、
それぞれ筒状の前部導電部20′および後部導電
部21′を嵌脱自在に嵌装せしめると共に、絶縁
性容器3′の前後両側内部には、前部電極23と
前部含塩水接電体25および後部電極24と後部
含塩水接電体26を収納して、前部含塩水接電体
25と後部含塩水接電体26との間に両側を開放
した剥離用筒状フイルム27内に収容された生の
食品材料Aを密接状に充填収容せしめて、第1実
施例と同様の操作で生の食品材料Aを通電により
熟熱殺菌処理して通電加工食品を量産することが
できる。
なお、前述した搬送ベルト1の懸回姿勢は、水
平状態、波形状態、斜め上向き状態、斜め下向き
状態およびその他任意の懸回姿勢のもとに懸回さ
せることができる。
[発明の効果] 本発明は、以上説明したように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。
食品材料Aを充填収容した多数の絶縁性容器3
…を一方に向け回転移動する搬送ベルト1上に略
等間隔をおき順次供給しさえすれば、以後は、複
数個の絶縁性容器3…が搬送ベルト1の一定区間
に設けられた直列通電区域4を通過する際に、絶
縁性容器3の前後外表面に対向して設けた前部導
電部20をよび後部導電部21と搬送ベルト1の
前後位置に略等間隔をおき配設された複数の接電
片5…とを順次摺接せしめて複数からなる食品材
料A…に対し、電流を直列に通電させ、発生した
ジユール熱により複数の食品材料Aを次々に熟熱
殺菌処理し、風味および食味良好な通電加工食品
を省力化のもとに量産することができる許りか、
通電加工中に絶縁性容器3からたとえ漏水が発生
しても、作業者が漏電により障害事故を起こすこ
となく作業の安全性を高めながら能率的に製造す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明方法を実施するための通電加工
食品の連続製造装置の実施例を示すものであつ
て、第1図は、一部を切欠した平面図、第2図
は、絶縁性容器の一部を破断した要部の正面図、
第3図は、絶縁性容器の縦断側面図、第4図は、
絶縁性容器の他例を示す一部を破断した斜視図、
第5図は、第4図の縦断側面図、第6図は、第4
図に示された他例の絶縁性容器を搬送ベルトによ
り搬送せしめた状態を示す一部切欠した正面図で
ある。 1……搬送ベルト、3,3′……絶縁性容器、
4……直列通電区域、5……接電片、20,2
0′……前部導電部、21,21′……後部導電
部、A……食品材料。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内部に食品材料を充填し、かつ対向する前後
    の外表面に食品材料へ通電を施す一対の前後導電
    部を備えた多数の絶縁性容器を搬送ベルトにより
    略等間隔をおき一方に向け搬送せしめると共に、
    前記搬送された複数個の絶縁性容器が搬送ベルト
    の一定区間に設けられた直列通電区域を通過する
    際に、それぞれの前後導電部を間隔をおき配設し
    た複数の接電片へ順次摺接せしめて、複数の食品
    材料に対し通電を施し、複数の食品材料を順次熟
    熱殺菌処理したことを特徴とする通電加工食品の
    連続製造方法。 2 内部に食品材料を充填し、かつ対向する前後
    の外表面に食品材料へ通電を施す一対の前後導電
    部を配設した多数の絶縁性容器を、一方に向け回
    転移動する搬送ベルト上へ略等間隔をおき搭載せ
    しめると共に、前記搬送ベルトの一定区間の前後
    位置には、搬送される複数個の絶縁性容器の前後
    導電部が順次直列状態のもとに摺接する複数の接
    電片からなる直列通電区域を設けたことを特徴と
    する通電加工食品の連続製造装置。
JP60242522A 1985-10-29 1985-10-29 通電加工食品の連続製造方法およびその装置 Granted JPS62104556A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03103161A (ja) * 1989-09-13 1991-04-30 Furonteia Eng:Kk 食品用加熱装置
JPH0728875Y2 (ja) * 1990-11-15 1995-07-05 明星食品株式会社 食品材料の連続通電加熱装置

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JPH076002U (ja) * 1993-06-22 1995-01-27 エムケー精工株式会社 有料式スプレー洗車装置
JPH076525U (ja) * 1993-06-30 1995-01-31 エヌティエヌ株式会社 玉軸受のシールド装置

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